JPH09111572A - 織機のための開口装置 - Google Patents
織機のための開口装置Info
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- JPH09111572A JPH09111572A JP8228876A JP22887696A JPH09111572A JP H09111572 A JPH09111572 A JP H09111572A JP 8228876 A JP8228876 A JP 8228876A JP 22887696 A JP22887696 A JP 22887696A JP H09111572 A JPH09111572 A JP H09111572A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C3/00—Jacquards
- D03C3/24—Features common to jacquards of different types
- D03C3/44—Lingoes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C3/00—Jacquards
- D03C3/22—Fluid-operated jacquards
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- Textile Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 織機のための開口装置を提供すること
【手段】 各々のヘルド7に空圧或いは液圧のピストン
−シリンダ−システム10が設けられている
−シリンダ−システム10が設けられている
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘルド内に打込ま
れたたて糸を上開口位置と下開口位置間で上下運動させ
る織機のための開口装置に関する。
れたたて糸を上開口位置と下開口位置間で上下運動させ
る織機のための開口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主な開口装置としては、他に色々あげれ
るられるが、最も重要なのはいわゆるジャカード機であ
る。このジャカード機にあってはヘルドはナイフを介し
て運動するフックと作用結合されており、この場合ナイ
フとフック間の係合は解離され、再び係合が形成される
ことにより、所望のジャカード意匠が織られる。従来、
この織成のためには針機構が必要であり、この針機構の
構成は、意匠図−繰返し−制御カードによりフックと所
属するナイフとが係合・係脱を行い、その際フックが運
動してナイフの運動路から脱出した際、ナイフが次に運
動した際ナイフはこのように制御されたフックの傍らを
通り、フックを携行しないようになされている。この工
程は意匠図の読取り或いは意匠図に従った制御を意味す
る。現代の機械にあっては、この読取りもはや機械的に
行なわれず、電子的な方法で電磁石を使用してフックを
係合・係脱させて行なわれる。
るられるが、最も重要なのはいわゆるジャカード機であ
る。このジャカード機にあってはヘルドはナイフを介し
て運動するフックと作用結合されており、この場合ナイ
フとフック間の係合は解離され、再び係合が形成される
ことにより、所望のジャカード意匠が織られる。従来、
この織成のためには針機構が必要であり、この針機構の
構成は、意匠図−繰返し−制御カードによりフックと所
属するナイフとが係合・係脱を行い、その際フックが運
動してナイフの運動路から脱出した際、ナイフが次に運
動した際ナイフはこのように制御されたフックの傍らを
通り、フックを携行しないようになされている。この工
程は意匠図の読取り或いは意匠図に従った制御を意味す
る。現代の機械にあっては、この読取りもはや機械的に
行なわれず、電子的な方法で電磁石を使用してフックを
係合・係脱させて行なわれる。
【0003】意匠図の電子的な読取りもしくはこのよう
な機械にあって普通に行なわれている電子的な処理によ
り、既に機械における運動する部材の数が著しく減少さ
れ、従って電子的なジャカード機の著しく高い作業周期
が達せられる。しかし、この場合、磁石手段、フック、
ナイフ、たて糸と係わるヘルド等並びに復帰装置のばね
或いは重錘のような多くの部材がなお運動しなければな
らない。ヘルドをそれに設けられていてかつ作用する上
記のような調整手段と共に−一般に−下開口位置へ復帰
させるための機械的な復帰装置こそは機械の作業サイク
ルのより以上の増幅に反作用するものである。
な機械にあって普通に行なわれている電子的な処理によ
り、既に機械における運動する部材の数が著しく減少さ
れ、従って電子的なジャカード機の著しく高い作業周期
が達せられる。しかし、この場合、磁石手段、フック、
ナイフ、たて糸と係わるヘルド等並びに復帰装置のばね
或いは重錘のような多くの部材がなお運動しなければな
らない。ヘルドをそれに設けられていてかつ作用する上
記のような調整手段と共に−一般に−下開口位置へ復帰
させるための機械的な復帰装置こそは機械の作業サイク
ルのより以上の増幅に反作用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、随意の高い作業サイクルを可能にする下開口位置
への復帰を達しようとする上記のような要件を満足させ
ること、並びに本発明による他の構成にあってフックの
制御を全く必要としない電子的な意匠図読取りが行なわ
れる開口装置を提供することである。
題は、随意の高い作業サイクルを可能にする下開口位置
への復帰を達しようとする上記のような要件を満足させ
ること、並びに本発明による他の構成にあってフックの
制御を全く必要としない電子的な意匠図読取りが行なわ
れる開口装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、各々のヘルドに空圧或いは液圧のピストン−シリン
ダ−システムが設けられていることによって解決され
る。開口装置のこのような復帰装置は機械の多様な作業
態様を許容し、実際の作業にあって故障もなく、摩耗も
発生することがなく、騒音もなく、またあらゆる様式の
開口装置に容易に後装備することが可能である。
り、各々のヘルドに空圧或いは液圧のピストン−シリン
ダ−システムが設けられていることによって解決され
る。開口装置のこのような復帰装置は機械の多様な作業
態様を許容し、実際の作業にあって故障もなく、摩耗も
発生することがなく、騒音もなく、またあらゆる様式の
開口装置に容易に後装備することが可能である。
【0006】このような復帰装置の優れた構成にあって
は、ピストン−シリンダ−システムが各々のヘルドの自
由端において作動するピストンを備えており、これらの
ピストンがそれぞれ一つのシリンダ内を上下動可能であ
り、その際これらのピストンがそれぞれヘルドの自由端
上に固く取付けられているか、或いはヘルドとピストン
ロッドを中間に介在させることにより結合されている。
この構成にあって、シリンダは鋳造されてブロック体内
にまとめられた円筒形小管体であるか、或いはセラミッ
ク−ブロック体内に形成された平行な孔等である。
は、ピストン−シリンダ−システムが各々のヘルドの自
由端において作動するピストンを備えており、これらの
ピストンがそれぞれ一つのシリンダ内を上下動可能であ
り、その際これらのピストンがそれぞれヘルドの自由端
上に固く取付けられているか、或いはヘルドとピストン
ロッドを中間に介在させることにより結合されている。
この構成にあって、シリンダは鋳造されてブロック体内
にまとめられた円筒形小管体であるか、或いはセラミッ
ク−ブロック体内に形成された平行な孔等である。
【0007】更に、本発明にあっては、上記のシリンダ
は供給導管を介して圧力媒体源、特に圧縮空気源に接続
されており、該当するヘルドを上開口位置に運動させる
ためのピストンに復帰力が与えられるように上記圧縮空
気がこのピストンを負荷するように構成されている。更
に、本発明は、全体としてフック制御を必要としない本
発明による復帰装置を基とした、電子的な意匠図読取り
機構を備えた開口装置にも関する。
は供給導管を介して圧力媒体源、特に圧縮空気源に接続
されており、該当するヘルドを上開口位置に運動させる
ためのピストンに復帰力が与えられるように上記圧縮空
気がこのピストンを負荷するように構成されている。更
に、本発明は、全体としてフック制御を必要としない本
発明による復帰装置を基とした、電子的な意匠図読取り
機構を備えた開口装置にも関する。
【0008】この開口装置の特徴とするところは、各々
のヘルドのピストン或いはピストン対が加圧媒体の調節
圧力の作用の下に交互にこのヘルドの上開口位置と下開
口位置方向に運動し、その際各々のヘルドがピストン−
シリンダ−システムから吐出するピストンロッドとして
形成されているか、或いは各々のヘルドがピストンロッ
ド様の手段を介してピストンと結合されており、その際
このヘルドの自由端がシステム−ブロックから間隔をお
いて設けられたヘルド案内ブロック或いはピストンロッ
ド案内ブロック内の案内孔を案内されるように構成され
てことである。
のヘルドのピストン或いはピストン対が加圧媒体の調節
圧力の作用の下に交互にこのヘルドの上開口位置と下開
口位置方向に運動し、その際各々のヘルドがピストン−
シリンダ−システムから吐出するピストンロッドとして
形成されているか、或いは各々のヘルドがピストンロッ
ド様の手段を介してピストンと結合されており、その際
このヘルドの自由端がシステム−ブロックから間隔をお
いて設けられたヘルド案内ブロック或いはピストンロッ
ド案内ブロック内の案内孔を案内されるように構成され
てことである。
【0009】このような開口装置の構成にあっては、案
内孔が共通の供給導管と弁手段とを介して加圧媒体のた
めの圧力媒体源と媒体流れが形成されるように結合され
ており、これにより周期的にヘルド案内部の圧縮空気の
清浄化が可能である。更に、本発明による構成にあって
は、復帰力を形成するために、シリンダがピストンの上
方で供給導管と弁手段とを介して圧力媒体源と媒体流れ
が形成されるように結合されている。
内孔が共通の供給導管と弁手段とを介して加圧媒体のた
めの圧力媒体源と媒体流れが形成されるように結合され
ており、これにより周期的にヘルド案内部の圧縮空気の
清浄化が可能である。更に、本発明による構成にあって
は、復帰力を形成するために、シリンダがピストンの上
方で供給導管と弁手段とを介して圧力媒体源と媒体流れ
が形成されるように結合されている。
【0010】また、本発明にあっては、 シリンダが下
側で制御導管と多路弁制御機構等を介して圧力媒体源と
媒体流れが形成されるように結合されており、これによ
りピストンおよびたて糸を備えたヘルドが選択されて上
開口位置に押上げられる。更に、本発明による構成にあ
っては、意匠図による制御が制御機構を介して中央計算
システムにより行なわれ、この中央計算システムが弁手
段と多路弁制御機構とを入力された意匠図データに即応
して制御し、その際意匠図データはコンピュータにより
形成され、フロッピーデイスクにより、或いはネットワ
ークにより制御機構に伝達されるように構成されてい
る。
側で制御導管と多路弁制御機構等を介して圧力媒体源と
媒体流れが形成されるように結合されており、これによ
りピストンおよびたて糸を備えたヘルドが選択されて上
開口位置に押上げられる。更に、本発明による構成にあ
っては、意匠図による制御が制御機構を介して中央計算
システムにより行なわれ、この中央計算システムが弁手
段と多路弁制御機構とを入力された意匠図データに即応
して制御し、その際意匠図データはコンピュータにより
形成され、フロッピーデイスクにより、或いはネットワ
ークにより制御機構に伝達されるように構成されてい
る。
【0011】以下に添付した図面に図示した実施の形態
につき本発明を詳細に説明する。
につき本発明を詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示した織機のための開口装
置はいわゆる全開口ジャカード機であり、二つのフック
1,2が共通のプーリ3を介して下端部において互いに
結合されている。この場合これらのフックは制御に応じ
て磁石手段4を介して二つの常時互いに相反する方向に
運動するナイフ5,6と係合可能であり、これによりプ
ーリ3に掛止めされたヘルド7が、従ってまた該当する
たて糸8が上開口位置(図1の左側参照)と下開口位置
(図1の右側参照)間で制御に従ってストローク運動さ
せられる。
置はいわゆる全開口ジャカード機であり、二つのフック
1,2が共通のプーリ3を介して下端部において互いに
結合されている。この場合これらのフックは制御に応じ
て磁石手段4を介して二つの常時互いに相反する方向に
運動するナイフ5,6と係合可能であり、これによりプ
ーリ3に掛止めされたヘルド7が、従ってまた該当する
たて糸8が上開口位置(図1の左側参照)と下開口位置
(図1の右側参照)間で制御に従ってストローク運動さ
せられる。
【0013】このような構造点で、織機のためのこのよ
うな開口装置は公知であり、これらの開口装置はヘルド
がたて糸と共に開口形成のための上下運動するのに他の
多数の色々なシステムを備えている。これらの公知の開
口装置にとって共通していることは、ヘルドの下開口位
置へのその都度の復帰のためにヘルドの各々に(図示し
ていない)引張ばねが取付けられている。
うな開口装置は公知であり、これらの開口装置はヘルド
がたて糸と共に開口形成のための上下運動するのに他の
多数の色々なシステムを備えている。これらの公知の開
口装置にとって共通していることは、ヘルドの下開口位
置へのその都度の復帰のためにヘルドの各々に(図示し
ていない)引張ばねが取付けられている。
【0014】本発明にとって本質的なことは、織機のヘ
ルドの数と一致する多数の引張ばねから成る公知の機械
的な復帰装置がピストン−シリンダ−システム10によ
って置き換えられていることである。このピストン−シ
リンダ−システム10は各々のヘルドの自由端において
働くピストン11を備えており、これらのピストンはそ
れぞれ一つのシリンダ12内で上下方向に運動可能であ
る。この際、これらのピストン11はそれぞれヘルドの
自由端に固定されているか、或いはピストンロッドが中
間に介在されてヘルドと結合されている。シリンダ12
は、鋳造されて一つのブロックにまとめられた、例えば
2,8〜3,5mmの内径を有する円筒形小管体である
か、或いはセラミック−ブロック体内に形成された平行
な孔である。材料および構造様式の選択は随意可能であ
る。
ルドの数と一致する多数の引張ばねから成る公知の機械
的な復帰装置がピストン−シリンダ−システム10によ
って置き換えられていることである。このピストン−シ
リンダ−システム10は各々のヘルドの自由端において
働くピストン11を備えており、これらのピストンはそ
れぞれ一つのシリンダ12内で上下方向に運動可能であ
る。この際、これらのピストン11はそれぞれヘルドの
自由端に固定されているか、或いはピストンロッドが中
間に介在されてヘルドと結合されている。シリンダ12
は、鋳造されて一つのブロックにまとめられた、例えば
2,8〜3,5mmの内径を有する円筒形小管体である
か、或いはセラミック−ブロック体内に形成された平行
な孔である。材料および構造様式の選択は随意可能であ
る。
【0015】シリンダ12は、図面において上方で供給
導管13を介して、詳しく図示していない圧力媒体源、
特に圧縮空気源に接続されており、この圧力媒体源は圧
縮空気を例えば4バール以下の圧力でピストン11に作
用され、これによりこのピストンに例えば250g以下
の復帰力を与え、これにより該当するヘルドが確実に下
開口位置もたらされる。その際、圧縮空気によりピスト
ン11に作用する復帰力を克服するための持上げ力は約
280〜560gであり、フックを制御することにより
容易に形成することが可能である。
導管13を介して、詳しく図示していない圧力媒体源、
特に圧縮空気源に接続されており、この圧力媒体源は圧
縮空気を例えば4バール以下の圧力でピストン11に作
用され、これによりこのピストンに例えば250g以下
の復帰力を与え、これにより該当するヘルドが確実に下
開口位置もたらされる。その際、圧縮空気によりピスト
ン11に作用する復帰力を克服するための持上げ力は約
280〜560gであり、フックを制御することにより
容易に形成することが可能である。
【0016】この場合、漏洩した流体を均衡するため
に、漏洩感知装置(図示していない)が監視および圧力
再調整のために設けられているか、或いは供給される加
圧媒体が連続して同じ圧力水準に維持される。開口装置
における上記の復帰装置は、機械のどのような作業態様
をも許容し、実地にあって故障なく、摩耗を伴うことな
く、騒音を発生させることなく、あらゆる様式の開口装
置に容易に後装備可能である。
に、漏洩感知装置(図示していない)が監視および圧力
再調整のために設けられているか、或いは供給される加
圧媒体が連続して同じ圧力水準に維持される。開口装置
における上記の復帰装置は、機械のどのような作業態様
をも許容し、実地にあって故障なく、摩耗を伴うことな
く、騒音を発生させることなく、あらゆる様式の開口装
置に容易に後装備可能である。
【0017】上記の復帰装置を基礎として、その外に設
けられている運動する部材、例えば磁石手段、フックお
よびナイフを、更にプーリ、フック支承部、ハーネス等
を設ける必要がない開口装置、即ち電子的な意匠図読取
り機構を備えた開口装置を容易に構成することが可能で
あり、この開口装置にあってはフックによる制御を全く
必要としない。
けられている運動する部材、例えば磁石手段、フックお
よびナイフを、更にプーリ、フック支承部、ハーネス等
を設ける必要がない開口装置、即ち電子的な意匠図読取
り機構を備えた開口装置を容易に構成することが可能で
あり、この開口装置にあってはフックによる制御を全く
必要としない。
【0018】このような開口装置は、本発明により、各
々のヘルド7のピストン11を、圧力媒体の調整圧力の
作用の下で、交互に当該ヘルドの上開口位置および下開
口位置方向に移動させることが可能であるように構成
し、その際各々ヘルド7をピストン−シリンダ−システ
ム10から吐出するピストンロッドとして形成し、その
自由端7′をピストン−シリンダ−システム10から離
間して設けられているヘルド案内ブロック15内の案内
孔14内で旋回不能に案内されるように設けることによ
って構成される。
々のヘルド7のピストン11を、圧力媒体の調整圧力の
作用の下で、交互に当該ヘルドの上開口位置および下開
口位置方向に移動させることが可能であるように構成
し、その際各々ヘルド7をピストン−シリンダ−システ
ム10から吐出するピストンロッドとして形成し、その
自由端7′をピストン−シリンダ−システム10から離
間して設けられているヘルド案内ブロック15内の案内
孔14内で旋回不能に案内されるように設けることによ
って構成される。
【0019】しかしまた、一つの実施の形態の変形とし
て、ヘルドを補助的なピストンロッド様の手段を介して
ピストンと結合することも可能である。案内孔14は共
通の供給導管14′と弁手段15とを介して圧力媒体−
一般に圧縮空気−のための圧力媒体源16と、この圧力
媒体の流れが形成されるように結合されており、これに
よりヘルド案内部の圧縮空気による周期的な清掃が可能
となる。
て、ヘルドを補助的なピストンロッド様の手段を介して
ピストンと結合することも可能である。案内孔14は共
通の供給導管14′と弁手段15とを介して圧力媒体−
一般に圧縮空気−のための圧力媒体源16と、この圧力
媒体の流れが形成されるように結合されており、これに
よりヘルド案内部の圧縮空気による周期的な清掃が可能
となる。
【0020】更に、シリンダ12はピストン11の上方
で供給導管13と弁手段17とを介して圧力媒体源16
と圧力媒体の流れが形成されるように結合されており、
これにより上記の復帰力が形成される。更に、シリンダ
12は、図面に示したように下側で、それぞれ制御導管
18と多路弁−制御機構19或いは液圧制御機構或いは
流れ制御機構等を介して、圧力媒体源16と、この圧力
媒体の流れが形成されるように結合されており、これに
よりピストン11とたて糸8が貫通しているヘルド7と
が、例えば4〜8バールの圧力で上開口位置に押上げら
れる。
で供給導管13と弁手段17とを介して圧力媒体源16
と圧力媒体の流れが形成されるように結合されており、
これにより上記の復帰力が形成される。更に、シリンダ
12は、図面に示したように下側で、それぞれ制御導管
18と多路弁−制御機構19或いは液圧制御機構或いは
流れ制御機構等を介して、圧力媒体源16と、この圧力
媒体の流れが形成されるように結合されており、これに
よりピストン11とたて糸8が貫通しているヘルド7と
が、例えば4〜8バールの圧力で上開口位置に押上げら
れる。
【0021】場合によっては、制御導管18を介して、
交互に負圧を形成して復帰力を形成することも可能であ
る。意匠図−制御は制御機構20を介して中央の計算シ
ステムにより行なわれる。この中央の計算システムは弁
手段15,17と多路弁−制御機構19とを、相応する
信号導線21を介して、入力された意匠図に従って制御
装置する。
交互に負圧を形成して復帰力を形成することも可能であ
る。意匠図−制御は制御機構20を介して中央の計算シ
ステムにより行なわれる。この中央の計算システムは弁
手段15,17と多路弁−制御機構19とを、相応する
信号導線21を介して、入力された意匠図に従って制御
装置する。
【0022】このような液圧制御機構は自体公知であ
り、高速でピストン−シリンダ−システムを作動させる
のに適している。もちろん、上記のような制御は供給導
管13を介して、上記とは逆の手段順で行なうことが可
能である。更に、この制御を複動ピストンシステムを使
用して交番作動様式で行なうこともも可能であり、この
構成も本発明の枠内に入る。
り、高速でピストン−シリンダ−システムを作動させる
のに適している。もちろん、上記のような制御は供給導
管13を介して、上記とは逆の手段順で行なうことが可
能である。更に、この制御を複動ピストンシステムを使
用して交番作動様式で行なうこともも可能であり、この
構成も本発明の枠内に入る。
【0023】意匠図データは例えばコンュータシステム
22に入力され、フロッピーデイスク23により制御機
構20に伝達される。或いは、例えば完全な意匠図を多
数の機械のネットワークの枠内でも、中央のコンュータ
から制御機構に伝達し、その後各々の機械の制御機構2
0が作業記憶装置からの意匠図のデータを処理するよう
にすることも可能である。
22に入力され、フロッピーデイスク23により制御機
構20に伝達される。或いは、例えば完全な意匠図を多
数の機械のネットワークの枠内でも、中央のコンュータ
から制御機構に伝達し、その後各々の機械の制御機構2
0が作業記憶装置からの意匠図のデータを処理するよう
にすることも可能である。
【0024】このような電子的な意匠図読取りのための
機構も同様に自体公知であり、従ってここでは詳細な説
明は省略する。ヘルドおよびたて糸の制御を直接ピスト
ン−シリンダ−システムを介して行う、およびその際完
全に従来のフックによる制御を行う必要がないことは重
要なことである。このような開口装置は織機のどんな作
業態様にとっても適しており、実際に故障なく、また摩
耗を生じることなく作業が行なわれる。
機構も同様に自体公知であり、従ってここでは詳細な説
明は省略する。ヘルドおよびたて糸の制御を直接ピスト
ン−シリンダ−システムを介して行う、およびその際完
全に従来のフックによる制御を行う必要がないことは重
要なことである。このような開口装置は織機のどんな作
業態様にとっても適しており、実際に故障なく、また摩
耗を生じることなく作業が行なわれる。
【0025】
【発明の効果】本発明による開口装置により、フックの
制御を全く必要としない電子的な意匠図読取りが行なわ
れる。
制御を全く必要としない電子的な意匠図読取りが行なわ
れる。
【図1】織機のための開口装置の本発明による第一の発
明の実施の形態の、図面を見やすくするために一部破断
して示した図である。
明の実施の形態の、図面を見やすくするために一部破断
して示した図である。
【図2】織機のための開口装置の本発明による他の発明
の実施の形態の、図面を見やすくするために一部破断し
て示した図である。
の実施の形態の、図面を見やすくするために一部破断し
て示した図である。
1,2 フック 3 プーリ 4 磁石手段 5,6 ナイフ 7 ヘルド 8 たて糸 10 ピストン−シリンダ−システム 11 ピストン 12 シリンダ 13 供給導管 14 案内孔 14′ 供給導管 15 ヘルド−案内ブロック 16 圧力媒体源 17 弁手段 19 多路弁−制御機構 20 制御装置 21 信号導線 22 コンピュータ 23 フロッピーデイスク
Claims (9)
- 【請求項1】 ヘルド内に打込まれたたて糸を上開口位
置と下開口位置間で上下運動させる、織機のための開口
装置において、各々のヘルド(7)に空圧或いは液圧の
ピストン−シリンダ−システム(10)が設けられてい
ることを特徴とする織機のための開口装置。 - 【請求項2】 ピストン−シリンダ−システム(10)
が各々のヘルド(7)の自由端において作動するピスト
ン(11)を備えており、これらのピストンがそれぞれ
一つのシリンダ(12)内を上下動可能であり、その際
これらのピストン(11)がそれぞれヘルド(7)の自
由端に固く取付けられているか、或いはヘルドとピスト
ンロッドを中間に介在させて結合されていることを特徴
とする請求項1に記載の開口装置。 - 【請求項3】 シリンダ(12)が鋳造されてブロック
体内にまとめられた円筒形小管体であるか、或いはセラ
ミック−ブロック体内に形成された平行な孔等であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の開口装置。 - 【請求項4】 シリンダ(12)が供給導管(13)を
介して圧力媒体源、特に圧縮空気源に接続されており、
該当するヘルド(7)を上開口位置に運動させるための
ピストン(11)に復帰力が与えられるように上記圧縮
空気がこのピストン(11)を負荷するように構成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の開口装置。 - 【請求項5】 各々のヘルド(7)のピストン(11)
或いはピストン対が加圧媒体の調節圧力の作用の下に交
互にこのヘルドの上開口位置と下開口位置方向に運動
し、その際各々のヘルド(7)がピストン−シリンダ−
システム(10)から吐出するピストンロッドとして形
成されているか、或いは各々のヘルド(7)がピストン
ロッド様の手段を介してピストンと結合されており、そ
の際このヘルドの自由端(7′)がシステム−ブロック
(10)から間隔をおいて設けられたヘルド案内ブロッ
ク或いはピストンロッド案内ブロック(5)内の案内孔
(14)を案内されるように構成されてことを特徴とす
る請求項1から3までのいずれか一つに記載の電子的な
パターン読取り機構を備えた開口装置。 - 【請求項6】 案内孔(14)が共通の供給導管(1
4′)と弁手段(15)とを介して加圧媒体のための圧
力媒体源(16)と媒体流れが形成されるように結合さ
れており、これにより周期的にヘルド案内部の圧縮空気
の清浄化が可能であるように構成されていることを特徴
とする請求項5に記載の開口装置。 - 【請求項7】 復帰力を形成するために、シリンダ(1
2)がピストン(11)の上方で供給導管(13)と弁
手段(17)とを介して圧力媒体源(16)と媒体流れ
が形成されるように結合されていることを特徴とする請
求項5或いは6に記載の開口装置。 - 【請求項8】 シリンダ(12)が下側で制御導管(1
8)と多路弁制御機構(19)等を介して圧力媒体源
(16)と媒体流れが形成されるように結合されてお
り、これによりピストン(11)およびたて糸(8)を
備えたヘルド(7)が選択されて上開口位置に押上げら
れるように構成されていることを特徴とする請求項5或
いは6に記載の開口装置。 - 【請求項9】 意匠図による制御が制御機構(20)を
介して中央計算システムにより行なわれ、この中央計算
システムが弁手段(15,17)と多路弁制御機構(1
9)とを入力された意匠図データに即応して制御し、そ
の際意匠図データはコンピュータシステム(22)によ
り形成され、フロッピーデイスク(23)により、或い
はネットワークにより制御機構(20)に伝達されるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項5から8ま
でのいずれか一つに記載の開口装置。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
CH02461/95-0 | 1995-08-30 | ||
CH02461/95A CH690037A5 (de) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | Fachbildeeinrichtung für Webmaschinen. |
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Publication Number | Publication Date |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |