JPH09110465A - 赤外線透過性ハライドガラス材 - Google Patents

赤外線透過性ハライドガラス材

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JPH09110465A
JPH09110465A JP28444395A JP28444395A JPH09110465A JP H09110465 A JPH09110465 A JP H09110465A JP 28444395 A JP28444395 A JP 28444395A JP 28444395 A JP28444395 A JP 28444395A JP H09110465 A JPH09110465 A JP H09110465A
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JP
Japan
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ions
mol
glass
halide
ion
Prior art date
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JP28444395A
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English (en)
Inventor
Akira Okubo
晶 大久保
Masaharu Ishiwatari
正治 石渡
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視光から遠赤外線に至る幅広い波長域の光
に対して優れた透過性を有し、潮解性がなく、耐湿性に
優れ、ガラスの安定性が高く、しかも製造の容易なハラ
イドガラスの提供。 【解決手段】 ガラスを構成する陽イオンとして50〜
90モル%のガドリニウムイオンと10〜50モル%の
バリウムイオンを含み、陰イオンとして塩化物イオンと
共に他のハロゲン化物イオンを含むことを特徴とする赤
外線透過性ハライドガラス材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幅広い波長領域に
亘って透明なハライドガラス材に関する。より詳しく
は、可視光、近赤外(可視光よりも長波長で 2.5μm 以
下)、中赤外から遠赤外領域端部に及ぶ幅広い波長域の
光に対して優れた透過性を有し、湿度および熱に対する
安定性に優れたハライドガラス材に関する。
【0002】
【従来技術】比較的広い波長域に亘って赤外線透過性に
優れた材料としては、ハライド結晶やカルコゲナイドガ
ラス等が知られている。しかし、通常のハライド結晶は
ファイバーとして用いられているものもあるが(例え
ば、TlBr-TlI系)、結晶粒界や格子欠陥による散乱等に
よる損失が大きくなり、透過性に優れたファイバーを製
造するのは難しい。一方、カルコゲナイドガラスは構造
欠陥や含有不純物による吸収が大きく、低損失化が困難
である。
【0003】ハライド結晶に代えてハライドガラスも検
討されている。例えば、近赤外領域ではZrF4 系等の
フッ化物ガラスも検討されているが、格子振動に基づく
光の吸収が7μm 付近に生じるため遠赤外線は透過せ
ず、使用可能な波長域が可視光から近赤外光領域に限ら
れる。熱的安定性の点では塩化カドミ( CdCl2 ) 系ガラ
スが他のハライドガラスに比べて比較的高いガラス転移
点を有しているものの十分な高温とは言えず、しかもガ
ラス転移点(Tx)と結晶化温度(Tg)との差が小さいため高
エネルギー伝達中に軟化しまたは結晶化し易い問題があ
る。またCdCl2 -CdF2 系ガラスの中にはTx-Tg差が比較
的大きいものもあるが、このガラスは赤外透過域が10
μm 以下に止まる。さらに塩化物系ガラスは一般に耐湿
性が低い問題があり、例えばZnCl2 系ガラスは著しい潮
解性があり実用化が難しい。一方、臭化物系ガラスにも
同様の問題があり、またヨウ化物系ガラスは長波長吸収
端が最も大きくなるが(30μm 程度)、結晶化温度がほ
とんどが100℃以下と低く、耐湿性も悪い。
【0004】
【発明の解決課題】本発明は、従来のガラス材における
上記問題を解決し、可視光から遠赤外線に至る幅広い波
長域の光に対して優れた透過性を有し、潮解性がなく、
耐湿性に優れ、ガラスの安定性が高く、しかも製造の容
易なハライドガラス材を提供することを目的とする。
【0005】本発明者らは、かかる目的を達成するた
め、ファイバー化が可能な程度に安定で潮解性がなく、
高エネルギーを伝達する際にも安定なガラス転移点の高
い、塩化ガドリニウム(GdCl3 )をガラス母材とする光
透過用ガラス材を先に提案した(特開平6-95477 号公
報)。このガラス材は陰イオン成分として塩素イオンを
含む塩化物ガラスであるが、従来の塩化物ガラスに比べ
て格段に高いガラス転移点を有しており、光エネルギー
用光透過材に適する利点を有している。本発明は、この
塩化ガドリニウムを主成分とするガラス母材について、
塩素イオンの一部を他のハロゲンイオンに置換すること
により、さらにその耐湿性などを向上させたものであ
る。
【0006】本発明によれば以下の構成を有する赤外線
透過性ハライドガラス材が提供される。 (1) ガラスを構成する陽イオンとして50〜90モ
ル%のガドリニウムイオンと10〜50モル%のバリウ
ムイオンを含み、陰イオンとして塩化物イオンと共に他
のハロゲン化物イオンを含むことを特徴とする赤外線透
過性ハライドガラス材。 (2) バリウムイオンの10モル%を超える部分が陽
イオン量の40モル%以下のカルシウムイオンおよび/
またはストロンチウムイオンによって置換されている上
記(1) に記載のハライドガラス材。 (3) ガラスを構成する陰イオンとして、46〜98
モル%の塩化物イオンとその残余量のハロゲン化物イオ
ンを含む上記(1) または(2) に記載のハライドガラス
材。 (4) ガラスを構成する陰イオンとして、塩化物イオ
ンと共に54モル%以下のフッ化物イオン、51モル%
以下の臭化物イオン、および48モル%以下のヨウ化物
イオンを含み、フッ化物イオン、臭化物イオンおよびヨ
ウ化物イオンの合計量が2〜54モル%である上記(1)
〜(3) のいずれかに記載のハライドガラス材。 (5) 近赤外ないし遠赤外に至る波長域の赤外光透過
用ガラス材として用いられる上記(1) 〜(4) のいずれか
に記載のハライドガラス材。
【0007】
【発明の実施形態】本発明のガラス材は、陽イオンとし
てガドリニウム(Gd)イオンを主成分とし、陰イオン成分
としては塩化物イオン(Clイオン)と共に他のハロゲン
化物イオンを含むハライドガラス材である。陽イオン成
分としては、Gdイオンの他にバリウム(Ba)イオンを必
須構成成分として含む。また、ストロンチウム(Sr)もし
くはカルシウム(Ca)イオンを含んでもよい。なお、本発
明において各イオンの含有量は陽イオンまたは陰イオン
ごとのモル%を表す。
【0008】Gdイオンはガラス母材の主成分であり、
その量は陽イオン全体の50〜90モル%である。この
量が50モル%未満ではガラス転移点が低下するので十
分な熱的安定性が実現されず、または結晶化温度とガラ
ス転移点の差(Tx-Tg) が小さくなり微結晶が析出する。
Gdイオン量が90モル%を超えると急激に結晶化速度
が早くなり、ガラス化せず、あるいは原料溶融物を急冷
してガラス体とする際に微小な結晶が生じて失透する等
の問題が生じる。
【0009】Gdイオンと共にBaイオンを含む。Ba
イオンは少なくとも10モル%以上必要であり、10モ
ル%未満では結晶化速度が早くなるため、微結晶が析出
しやすい。Baイオンは最大50モル%まで含有でき
る。Baイオンが50モル%を超えると相対的にGdイ
オン量が減少してその下限量を下回るようになるので適
当ではない。Baイオンは10モル%を超える範囲で、
その一部はこれと同族のCaイオンおよびSrイオンに
よって置換しても良い。CaおよびSrイオンの併用に
よりガラス化範囲(Tx-Tg) を広げる効果がある。
【0010】Gdイオン、Baイオンの上記含有量の範
囲内で、これら以外のガラス形成能を有する陽イオンを
含有させることもできる。例えば、アルカリ金属イオ
ン、マグネシウムイオン、鉛イオン、タリウムイオン、
銀イオン、亜鉛イオン、カドミウムイオン、ジルコニウ
ムイオン、ハフニウムイオン、アルミニウムイオンおよ
びインジウムイオン等が挙げられる。これらは単独でも
複数の種類を組み合わせて用いてもよい。含有量はイオ
ン種やその組み合わせによっても異なるが、アルカリ金
属イオンとマグネシウムイオンは陽イオン全体の40モ
ル%以下、鉛イオン、タリウムイオン、銀イオン、亜鉛
イオン、カドミウムイオン、ジルコニウムイオン、ハフ
ニウムイオン、アルミニウムイオンおよびインジウムイ
オン等については陽イオン全体の10モル%以下が適当
である。
【0011】アルカリ金属イオンを含むことによりガラ
ス化範囲(Tx-Tg) が広がりガラスが安定化する効果があ
る。但し、結晶化温度(Tg)が低下する結果、耐湿性が著
しく劣化する。また、マグネシウム、亜鉛、カドミウ
ム、ジルコン、ハウニウム、アルミニウム、インジウム
の各イオンもガラスを安定化するが、溶融範囲が限られ
る。一方、鉛、タリウム、銀の各イオンはガラスの耐湿
性を高めるが、結晶化速度が速くなりガラスが不安定に
なる。従って、各イオン含有量はこの兼合いによって定
めるのが好ましい。
【0012】以上述べた陽イオンの必須量比および好適
な量比を以下に纏めて示す。 Gd:50〜90モル%、好ましくは55〜80モル% Ba:10〜50モル%、好ましくは10〜40モル% ここで、Baの10モル%を超える部分は25モル%以
下のCa,Srで置換しても良い。また、Gd50モル
%およびBa10モル%を超える部分は40モル%以下
のアルカリ金属イオンなど、あるいは10モル%以下の
鉛イオンなどにより置換しても良い。
【0013】ガラスを形成する陰イオンとしては、塩化
物イオンと共に他のハロゲン化物イオンが含まれる。具
体的には、塩化物イオンと共にフッ化物イオン(Fイオ
ン) 、臭化物イオン(Brイオン)およびヨウ化物イオン
(Iイオン) が挙げられる。これらは単独でも複数種類を
組み合わせて用いてもよい。塩化物イオンと共にこれら
のイオンを含むことにより赤外吸収端を12〜22μm
程度の範囲で制御することができる。
【0014】ここで、Clイオン量は陰イオン全体の4
6〜98モル%、好ましくは58〜97モル%が適当で
ある。上記範囲を越えるとTx-Tg の値が小さくなるため
ガラス作製時に微結晶が析出しやすい問題がある。
【0015】Fイオンはガラス転移点(Tg)を下げること
なく、ガラス化範囲(Tx-Tg) を広げる効果があり、耐湿
性改善効果もあるが、含有量が多くなるとガラス系のフ
ォノンエネルギーが大きくなり赤外吸収端が短波長側に
シフトし赤外透過域が狭くなるため、陰イオン全体の5
4モル%以下、好ましくは42モル%以下の範囲が適当
である。一方、BrイオンとIイオンは吸収端を長波長
側にシフトする効果があるが耐湿性が悪化するため、B
rイオンは51モル%以下、好ましくは40モル%以下
が適当であり、ヨウ化物イオンは48モル%以下、好ま
しくは39モル%以下の範囲が適当である。
【0016】本発明のハライドガラス材は、精製乾燥し
た原料のハロゲン化物粉末を所定量調合した混合粉末を
アルゴン雰囲気または真空下で加熱溶融し、急冷して得
られる。得られた急冷体のX線回折曲線は、図1に例示
するように、結晶体に見られるような鋭いピークが認め
られず、ガラス質であることが確認できる。また、図2
の示差熱分析曲線に例示されるように、ガラス転移点が
認められ、これによってもガラス質であることが分か
る。また、このガラス材の透過率は、図3に例示するよ
うに、波長2.5〜約20μm の範囲に亘って高い透過
性を有する。さらに、このガラス材は大気中に長期間放
置しても表面が僅かに曇る程度であり、潮解性は認めら
れない。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例および比較例を示す。
なお、これらの製造例において、ガラス母材のGd
3 、GdCl3 、GdBr3 およびGdI3 粉末は、
純度99.95 %以上の市販Gd2 3 から常法により合成
したものであり、合成後に加熱溶融して対応するハロゲ
ンガス雰囲気下で完全に脱水精製したものを用いた。ま
た、Ba、SrおよびCaのハロゲン化物類は市販の高
純度品を320℃の乾燥容器中で2日間乾燥した無水結
晶を用いた。
【0018】実施例1 表1に示す量比の原料粉末をグラッシーカーボン坩堝に
入れて乾燥アルゴン雰囲気下、600℃2時間で完全に
溶融した。得られた融液を240℃に余熱された、約1
mmの並行間隔をもったグラファイト板の間に流し込み、
板状(5×5×1mm)の急冷体を得た。この急冷体を直
ちに240℃に余熱されたアルゴン雰囲気の炉に入れて
2時間アニールした後、1K/min の速度で室温まで徐冷
して透明体を得た。
【0019】この透明体をX線回折により測定したとこ
ろ、その散乱強度の曲線は図1に示すように、結晶体に
見られるような鋭いピークが認められず、ガラス質であ
ることが確認された。また、この透明体の示差熱分析曲
線は、図2に示すように、230℃付近でガラス転移点
(Tg)が認められ、この測定からもガラス質であることが
確認された。更に、このガラス材について赤外光の透過
率を測定したところ、図3に示すように、2.5〜14
μm の波長域で赤外光の吸収ピークを全く有さず、85
%以上の透過率であった。また、このガラス材を1日、
大気中に放置しておいても潮解性は認められなかった。
なお、透過率は境界面への入射光のエネルギー(Io ) に
対する透過光のエネルギー(Ip ) の比(Ip /Io ) によっ
て表わされる。この値が高いほど透過性に優れるが、通
常は反射による損失があるので100%未満の値であ
る。
【0020】実施例2〜10 原料粉末を表1〜2に示すモル比に調合した他は実施例
1と全く同様にして透明なガラス材を得た。各ガラス材
について実施例1と同様に示差熱分析によりガラス転移
点を求めた。この値を表1に纏めて示した。何れのガラ
ス材も200℃以上の高いガラス転移点を有している。
また各ガラス材について実施例1と同様に赤外光の透過
率を測定したところ、何れのガラス材も同表に記載の吸
収端の波長域で赤外光の吸収ピークを全く有しなかっ
た。また、このガラス材を1日、大気中に放置しておい
ても潮解性は認められなかった。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】比較例1〜5 原料粉末を表3に示すモル比に調合し、実施例1と全く
同一の方法で急冷体を得た。比較例1、2はGdの含有
量が50%未満ないし90%以上の例であり、この組成
範囲では透明体が得られなかった。比較例3はBaの含
有量が10%未満の例であり、Fイオンを導入している
にもかかわらずガラス化範囲(Tx-Tg) の値が小さく、透
明体は得られるものの微結晶析出のためガラスの透過率
は低下する。比較例4はClの含有量が45%未満の例
であって、比較例3と同様に微結晶のためにガラスの透
過率が低下し、しかもFイオンが過剰なため、長波長側
の吸収端が短波長側に偏ってしまう。比較例5はClの
含有量が98%以上の例である。この場合には微結晶析
出を伴わずガラス体は得られるもののガラス化範囲(Tx-
Tg) の値が小さいので製造が難しい。
【0024】
【表3】
【0025】耐湿性試験 実施例1〜3、7、13および14の試料を30℃、飽
和水蒸気雰囲気下において5時間静置した後、直ちに水
分腐食による赤外線透過性の低下を測定した。この結果
を図4に示した。図示するように3000cm-1、1600cm-1
よび2200cm-1、900 cm-1付近に吸収域(前者は水による
吸収、後者は炭酸ガスによる吸収)が存在するが、この
吸収域を除く範囲で、本実施例の試料は全体に約60%
以上の高い透過率を有するが、比較例の透過率は50%
以下であり大幅に低い。また比較例では上記吸収域の広
い範囲で透過率が大幅に低下するが、本実施例の試料で
は吸収域の範囲が狭く優れた耐湿性を示している。
【0026】
【発明の効果】本発明のハライドガラス材は、可視光か
ら遠赤外線に至る幅広い波長域の光に対して優れた透過
性を有し、潮解性がなく、かつガラス転移点が200℃
以上であり、従来のハライドガラスの転移点が175℃
程度であるのに比べて格段に高いガラス転移点を有して
いる。従って、波長10.6μm のCO2 レーザ光線あ
るいは波長5.2μm のCOレーザ光線などの高エネル
ギー伝送用光ファイバー用ガラス材として利用できるだ
けでなく、低温部での赤外線温度計用の光導波路など幅
広い用途に用いることができる。また本発明のガラス材
は製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のX線回折測定結果のグラフ
【図2】実施例1の示差熱分析曲線を示すグラフ
【図3】実施例1の赤外線透過率を示すグラフ
【図4】各試料について吸湿後の透過率を示すグラフ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスを構成する陽イオンとして50〜
    90モル%のガドリニウムイオンと10〜50モル%の
    バリウムイオンを含み、陰イオンとして塩化物イオンと
    共に他のハロゲン化物イオンを含むことを特徴とする赤
    外線透過性ハライドガラス材。
  2. 【請求項2】 バリウムイオンの10モル%を超える部
    分が陽イオン量の40モル%以下のカルシウムイオンお
    よび/またはストロンチウムイオンによって置換されて
    いる請求項1に記載のハライドガラス材。
  3. 【請求項3】 ガラスを構成する陰イオンとして、46
    〜98モル%の塩化物イオンとその残余量のハロゲン化
    物イオンを含む請求項1または2に記載のハライドガラ
    ス材。
  4. 【請求項4】 ガラスを構成する陰イオンとして、塩化
    物イオンと共に54モル%以下のフッ化物イオン、51
    モル%以下の臭化物イオン、および48モル%以下のヨ
    ウ化物イオンを含み、フッ化物イオン、臭化物イオンお
    よびヨウ化物イオンの合計量が2〜54モル%である請
    求項1〜3のいずれかに記載のハライドガラス材。
  5. 【請求項5】 近赤外ないし遠赤外に至る波長域の赤外
    光透過用ガラス材として用いられる請求項1〜4のいず
    れかに記載のハライドガラス材。
JP28444395A 1995-10-06 1995-10-06 赤外線透過性ハライドガラス材 Withdrawn JPH09110465A (ja)

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