JPH09108547A - 回転式膜分離装置 - Google Patents

回転式膜分離装置

Info

Publication number
JPH09108547A
JPH09108547A JP7296275A JP29627595A JPH09108547A JP H09108547 A JPH09108547 A JP H09108547A JP 7296275 A JP7296275 A JP 7296275A JP 29627595 A JP29627595 A JP 29627595A JP H09108547 A JPH09108547 A JP H09108547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
membrane
shaped
membranes
platelike
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7296275A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Masuda
等 増田
Takekazu Tomizawa
剛和 富沢
Naoki Kondo
直樹 近藤
Kenji Yokoi
健治 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7296275A priority Critical patent/JPH09108547A/ja
Publication of JPH09108547A publication Critical patent/JPH09108547A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/15Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary plane filtering surfaces
    • B01D33/21Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary plane filtering surfaces with hollow filtering discs transversely mounted on a hollow rotary shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/29Filters with filtering elements which move during the filtering operation the movement of the filter elements being a combination of movements
    • B01D33/31Planetary movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/35Filters with filtering elements which move during the filtering operation with multiple filtering elements characterised by their mutual disposition
    • B01D33/37Filters with filtering elements which move during the filtering operation with multiple filtering elements characterised by their mutual disposition in parallel connection

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状膜の構造を簡略化し得て、その取り扱い
が容易になると共に、大型サイズの装置の製作が可能に
なり、かつ濃度分極を極めて効率的に抑制し得る、回転
式膜分離装置を提供する。 【解決手段】 被処理原液を収容する処理容器の内部に
突出した中空回転軸の端部に,濾液を排出するための流
路を備えた複数の支柱を設け、この支柱に複数の板状膜
を所定間隔で配設する。板状膜は、例えば支柱の長手方
向に交互にずらして固定したり、あるいは支柱に対して
所定角度傾斜させて固定する。また、必要に応じ、処理
容器の内壁にその長手方向に沿って邪魔板を配設して、
被処理原液の流路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密濾過、限外濾
過、ナノフィルトレーション(低圧逆浸透法)、膜蒸
留、パーベーパレーション(浸透気化法)等によって、
被処理原液を濾過、蒸発等の処理をする分離装置に係わ
り、特に回転式の板状膜を使用した回転式膜分離装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な回転式膜分離装置では、
処理容器内に被処理原液を略完全に満たした状態で板状
膜を回転させるため、隣り合った板状膜間の流体が板状
膜の回転に伴ってつれ回りすることがあり、濃度分極を
充分に抑制することができなかった。
【0003】そこで、この濃度分極を抑制するために、
特開昭61−200808号公報及び実開平3−707
29号公報に開示されているように、回転する板状膜の
間に固定板状膜または固定板を取り付けたり、あるい
は、特開平1−139114号公報及び特公平7−41
148号公報に開示されているように、回転中心部分に
開口部を設けて被処理原液の循環流を生成させる構成が
採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
膜分離装置にあっては、板状膜間に固定板状膜または固
定板を挿入し、その相対運動による剪断流を利用したも
のであるが、板状膜の組立方法等が複雑になるという問
題点があり、後者の膜分離装置にあっては、取付孔を含
めて板状膜に多数の孔があるため、その構造が複雑にな
るという問題点があった。また、これら両者の膜分離装
置とも、大型サイズの装置を製作する場合に、板状膜自
体も大型なものを製作する必要があるが、大型サイズの
板状膜はその製作が困難な上、装置への取り付け及び取
り外し時に、例えばクレーンが必要になる等、取り扱い
が不便であるという問題点があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、板状膜の構造を簡略化し得て、そ
の取り扱いが容易になると共に、大型サイズの装置の製
作が可能になり、かつ濃度分極を極めて効率的に抑制し
得る、回転式膜分離装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1記載の回転式膜分離装置は、被処理原液を
収容する処理容器の内部に突出した中空回転軸の端部
に、下流に濾液を排出するための流路を備えた複数の支
柱を設け、支柱に複数の板状膜を所定間隔で配設したこ
とを特徴とする。
【0007】この回転式膜分離装置によれば、複数の支
柱に所定間隔で配設された板状膜は、中空回転軸の回転
に伴って支柱と共に処理容器内を回転し、処理容器内に
収容されている被処理原液を攪拌する。板状膜によって
攪拌される被処理原液は、処理容器の回転中心部分に板
状膜が存在しないため、回転軸方向への循環流が生成さ
れ、濃度分極が抑制されると共に、板状膜が1枚の円板
状膜ではなく分割された板状膜となっているため、板状
膜間の被処理原液のつれ回りが弱くなる。また、支柱を
複数設けることにより、各支柱に配設される板状膜の大
きさを小型サイズとし得る等、板状膜自体の構造が簡略
化され、その取り扱いも容易になる。
【0008】また、請求項2記載の膜分離装置は、板状
膜が、隣り合う支柱の長手方向に交互にずれて配設され
ていることを特徴とし、板状膜が完全に分割された状態
となって、板状膜間の被処理原液のつれ回りが一層弱く
なる。
【0009】また、請求項3記載の膜分離装置は、処理
容器の内壁に、その長手方向に沿って邪魔板を配設した
ことを特徴とし、邪魔板によって循環流路が形成され、
処理容器内の軸方向に被処理原液の循環流が生成され
る。
【0010】また、請求項4記載の膜分離装置は、板状
膜が、支柱に対して所定角度傾斜して配設されているこ
とを特徴とし、板状膜がより完全に分割された状態とな
り、板状膜間の被処理原液のつれ回りがより一層弱くな
ると共に、板状膜によって、被処理原液が処理容器の軸
方向に送られて、循環流の生成が一層促進される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に
係わる回転式膜分離装置の第1実施例を示し、図1がそ
の概略断面図、図2が図1のA−A線矢視図である。図
において、膜分離装置1は、処理容器2と、膜分離手段
3を有し、処理容器2は一方の端面が閉塞された略円筒
形状に形成されて、その他方の端面の中心部分には孔4
が穿設されている。この孔4には、例えばメカニカルシ
ール等からなる軸封部材5が装着され、この軸封部材5
に、膜分離手段3の回転軸6が回転自在に挿通されてい
る。
【0012】膜分離手段3は、上記回転軸6と、この回
転軸6の軸端に連設された4本の支柱7と、この支柱7
に取り付けられたカートリッジ状の板状膜ユニット8を
有している。回転軸6は、中空状に形成されてその内部
に流路6aが形成されると共に、処理容器2内に突出し
た軸部には、L字状に屈曲された4本の上記支柱7の一
端が、例えば溶接等によって固着されている。
【0013】この支柱7も中空状に形成されて、その内
部に流路7aが形成され、回転軸6の流路6aにそれぞ
れ連通している。支柱7の反回転軸6側の端部には、ネ
ジ7bが形成されており、このネジ7bには、取付板9
を介して、板状膜ユニット8を支柱7に固定するための
ナット10(例えばダブルナット)が螺合している。ま
た、支柱7の回転軸6側には、板状膜ユニット8が当接
される取付板11がそれぞれ固定されている。
【0014】板状膜ユニット8は複数の板状膜13を有
し、この各板状膜13は、例えば、円板状の支持基板
と、この支持基板の両側面を覆う濾過膜と、支持基板上
に設けられた濾液流路(いずれも図示せず)等で構成さ
れ、濾液流路は各支柱7の流路7aにそれぞれ連通して
いる。そして、板状膜ユニット8(すなわち板状膜1
3)の中心部分に設けた取付孔14を、支柱7に挿通さ
せて、端部シール部材15a、15b及び中間スペーサ
15cを介して所定位置に固定することによって、板状
膜13が各支柱7に所定間隔で取り付けられている。
【0015】なお、4本の支柱7にそれぞれ取り付けら
れる4個の板状膜ユニット8は、4枚づつからなる各支
柱7の各板状膜13が同一平面上に位置する如く設定さ
れている。また、4本の支柱7は十字状になる如く回転
軸6に固定され、各支柱7に取り付けられた円周方向に
隣合う板状膜ユニット8間には、所定の間隙が設定され
ると共に、4つの板状膜ユニット8が対向する部分、す
なわち処理容器2の軸方向の中心部分には、板状膜13
が存在しない中心空間部16が形成されている。
【0016】一方、処理容器2の内壁には、90度づつ
離れた位置に、4枚の邪魔板17が、処理容器2の長手
方向、すなわち軸方向に沿って固定されている。この邪
魔板17は、側面視略コ字状に形成されて、長手方向の
両端部に、処理容器2の中心方向に突出する突出部17
a、17bがそれぞれ形成されている。この各邪魔板1
7間によって、後述する如く被処理原液の循環流路が形
成される。
【0017】ところで、この膜分離手段3は次のように
して組み立てられる。すなわち、図3に示すように、ま
ず、回転軸6に4本の支柱7を固定し、各支柱7の回転
軸6側に取付板11を固定すると共に、板状膜ユニット
8を別途製作する。板状膜ユニット8は、複数枚の板状
膜13を中間スペーサ15c(図1参照、図3では図示
せず)を介して積層し、所定の圧力で圧着することによ
って製作される。
【0018】そして、この板状膜ユニット8の中心部の
取付孔14を支柱7に挿通させ、その下端を端部シール
部材15aを介して取付板11上に載置当接させると共
に、板状膜ユニット8の上面から突出した支柱7のネジ
7bに、端部シール部材15b及び取付板9を介してナ
ット10を螺合させる。これにより、板状膜ユニット8
が支柱7に取り付けられ、4本の各支柱7にそれぞれ板
状膜ユニット8を取り付けることにより、膜分離手段3
が組み立てられる。
【0019】この膜分離装置1によれば、処理容器2内
に被処理原液を略完全に満たした状態で、回転軸6に連
結された図示しないモータを回転させて、回転軸6を回
転させると、この回転軸6と一体となって4本の支柱7
が板状膜ユニット8と共に、処理容器2内を例えば図2
の矢印イ方向に回転する。この時、板状膜ユニット8の
各板状膜13は、支柱7に対して固定的に取り付けられ
ており、板状膜13自体は回転しない。この板状膜ユニ
ット8の回転によって、処理容器2内の被処理原液が撹
拌される。
【0020】この被処理原液の撹拌時に、各板状膜ユニ
ット8の板状膜13間に介在する被処理原液に、板状膜
13と共につれ回りするような力が作用するが、この力
は、処理容器2内に配置される板状膜13が、平面上4
枚に分割されているため、1枚の板状膜13の場合に比
較して弱まることになる。また、板状膜ユニット8の回
転による遠心力等によって、各板状膜13間の被処理原
液が中心空間部16側から処理容器2の内壁に向かう流
れが生成される。
【0021】この流れは、邪魔板17で形成される循環
流路に沿って流れ、4個の板状膜ユニット8が対向する
中心部分に形成された中心空間部16内に流入する。こ
れにより、処理容器2内の軸方向に流れる被処理原液の
循環流が生成される。この循環流により角運動量の小さ
い流体が板状膜間に持ち込まれるため、濃度分極が低減
されて安定した濾過操作が行える。
【0022】そして、板状膜13の濾過膜を通過するこ
とによって、被処理原液が濾過され、その濾液が、支持
基板上に設けられた濾液流路から支柱7の流路7aに流
入し、流路7aから回転軸6の流路6aを介して、外部
の濾液タンク(図示せず)に排出される。
【0023】このように、上記実施例の膜分離装置1に
よれば、比較的小径の板状膜13からなる板状膜ユニッ
ト8を4本の支柱7にそれぞれ取り付け、各支柱7が連
結された回転軸6を回転させるため、各板状膜13が分
割された状態で支柱7と共に処理容器2内を回転し、板
状膜13の回転に伴う被処理原液のつれ回りが弱くな
る。
【0024】また、処理容器2の中心部分に板状膜13
がない中心空間部16が形成されて、被処理原液の軸方
向への循環流路が形成されると共に、処理容器2の内壁
に邪魔板17を立設しているため、この邪魔板17によ
って循環流路が形成される。
【0025】これらによって、処理容器2内に被処理原
液の循環流が生成され、この循環流により、各板状膜1
3間を流れる被処理原液の流量が増加し、各板状膜13
間でつれ回りしていた被処理原液の角運動量を減少させ
ることができる。その結果、各板状膜13と板状膜13
間の被処理原液との相対速度が高まって剪断力が強くな
り、処理容器2内の被処理原液の濃度分極を充分に抑制
することができる。
【0026】また、処理容器2内に4枚の板状膜13を
平面上に分割した状態で配置しているため、処理容器2
の内径に対して、各板状膜13の外径を少なくとも1/
2以下に設定することができ、板状膜13自体を小型に
形成することができて、製作が難しい大きな板状膜13
を使用する必要もなくなり、製造コストの低減を図るこ
とが可能になる。また、板状膜が破損したときでも、小
型の板状膜のみを交換すれば足りるので経済的である。
【0027】さらに、板状膜13を板状膜ユニット8と
してユニット化することができるため、例えば板状膜ユ
ニット8の平面上での個数を増加することにより、膜分
離装置1の大型化に容易に対応することができると共
に、板状膜13自体が小型化され組み立てや取り外しの
ためのクレーン等が不要になって、その作業が簡単とな
り、例えば板状膜13のメンテナンス作業を極めて簡単
に行うことができる等、取り扱いの容易な膜分離装置1
が得られる。
【0028】なお、上記第1実施例においては、板状膜
13を平面上に4枚配置するように構成したが、例えば
図4に示すように、平面上に6枚配置するようにしても
良く、板状膜13自体の大きさや処理容器2の大きさ等
に応じて、その枚数を増減させることができる。この場
合、平面上に配置される板状膜13の枚数に応じて、回
転軸6に固定される支柱7の数も増減されることにな
る。
【0029】図5及び図6は、本発明に係わる回転式膜
分離装置の第2実施例を示し、図5がその概略平面図、
図6が図5のB−B線矢視図である。なお、上記第1実
施例と同一箇所には、同一符号を付しその詳細な説明は
省略する(以下の各実施例においても同様である)。こ
の膜分離装置21の特徴は、4本の支柱22a〜22d
に取り付けられる板状膜ユニット8の位置を、支柱22
a〜22dの長手方向にずらした点にある。
【0030】すなわち、支柱22aと支柱22cの板状
膜ユニット8を低い位置に取り付け、支柱22bと支柱
22dの板状膜ユニット8を高い位置に取り付ける。こ
れにより、隣り合う支柱22a〜22dの各板状膜ユニ
ット8の板状膜13の位置が、支柱22a〜22dの長
手方向に交互にずれ、支柱22a、22cの板状膜13
間に支柱22b、22dの板状膜13が位置することに
なる。
【0031】この膜分離装置21においても、上記第1
実施例と同様の作用効果が得られる他に、最も遠い距離
で中心空間部16によって隔てられた2枚の板状膜13
(例えば支柱22aの板状膜13と支柱22cの板状膜
13)が同一平面上に位置するのみで、4枚の板状膜1
3が同一平面上に位置しなくなるため、各板状膜13が
平面上で確実に分割された状態となり、板状膜ユニット
8の回転に伴う被処理原液のつれ回りが一層弱まること
になって、濃度分極の抑制がより抑えられるという作用
効果が得られる。
【0032】図7及び図8は、本発明に係わる回転式膜
分離装置の第3実施例を示し、図7がその概略平面図、
図8が膜分離手段3の側面図である。この膜分離装置3
1の特徴は、板状膜32を各支柱7に対して傾斜させて
取り付けた点にある。すなわち、図8に示すように、回
転軸6に固定された4本の支柱7に、板状膜32の直径
方向の例えば右側が左側より低くなるように、傾斜させ
て各板状膜32を支柱7にそれぞれ個別に取り付ける。
この時、各支柱7に対する板状膜32の傾斜方向は、処
理容器2の内壁側から見て同一方向になる如く設定す
る。
【0033】これにより、回転軸6が例えば図8の矢印
ロ方向に回転すると、傾斜した板状膜32が螺旋状に回
転して被処理原液が矢印ハ方向に送られることになる。
この第3実施例においても、上記各実施例と同様の作用
効果が得られる他に、板状膜32によって、被処理原液
を軸方向に送ることができて循環流の生成が一層促進さ
れ、濃度分極がより一層抑制されるという作用効果が得
られる。
【0034】なお、本発明は上記各実施例のそれぞれに
限定されるものではなく、各実施例を適宜に組み合わせ
ることもできる。さらに、上記各実施例における板状膜
ユニット及び板状膜自体の構成、邪魔板の形状、枚数等
も一例であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々変更可能であることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の回転式膜
分離装置によれば、板状膜自体を小型にし得てその構造
を簡略化することができ、取り付けや取り外し等の取り
扱いを容易に行うことができると共に、板状膜の例えば
平面上での枚数を増やすことによって装置の大型化を図
ることができ、大型サイズの膜分離装置の製作が容易に
なる。また、板状膜の処理容器内での回転に伴う被処理
原液のつれ回りを弱めることができると共に、板状膜の
回転軸方向に循環流を生成させることができて、濃度分
極を極めて効率果的に抑制させることができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる回転式膜分離装置の第1実施例
を示す概略断面図
【図2】同図1のA−A線矢視図
【図3】同膜分離手段の組立方法を示す分解斜視図
【図4】同第1実施例の変形例を示す図2と同様の矢視
【図5】本発明に係わる回転式膜分離装置の第2実施例
を示す概略平面図
【図6】同図5のB−B線矢視図
【図7】本発明に係わる回転式膜分離装置の第3実施例
を示す概略平面図
【図8】同その膜分離手段の側面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・膜分離装置 2・・・・・・・・・処理容器 3・・・・・・・・・膜分離手段 6・・・・・・・・・回転軸 6a・・・・・・・・流路 7・・・・・・・・・支柱 7a・・・・・・・・流路 8・・・・・・・・・板状膜ユニット 13・・・・・・・・板状膜 16・・・・・・・・中心空間部 17・・・・・・・・邪魔板 21・・・・・・・・膜分離装置 22a〜22d・・・支柱 31・・・・・・・・膜分離装置 32・・・・・・・・板状膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理原液を収容する処理容器の内部に突
    出した中空回転軸の端部に、下流に濾液を排出するため
    の流路を備えた複数の支柱を設け、該支柱に複数の板状
    膜を所定間隔で配設したことを特徴とする回転式膜分離
    装置。
  2. 【請求項2】前記板状膜が、隣り合う支柱の長手方向に
    交互にずれて配設されていることを特徴とする、請求項
    1記載の回転式膜分離装置。
  3. 【請求項3】前記処理容器の内壁に、その長手方向に沿
    って邪魔板が配設されていることを特徴とする、請求項
    1または請求項2記載の回転式膜分離装置。
  4. 【請求項4】前記板状膜が、支柱に対して所定角度傾斜
    して配設されていることを特徴とする、請求項1、請求
    項2または請求項3記載の回転式膜分離装置。
JP7296275A 1995-10-18 1995-10-18 回転式膜分離装置 Withdrawn JPH09108547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7296275A JPH09108547A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 回転式膜分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7296275A JPH09108547A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 回転式膜分離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09108547A true JPH09108547A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17831466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7296275A Withdrawn JPH09108547A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 回転式膜分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09108547A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001066236A3 (en) * 2000-03-07 2001-11-29 Fielding Chemical Technologies Pervaporation apparatus and method
JP2002136844A (ja) * 2000-04-20 2002-05-14 Rochem Ro Wasserbehandlung Gmbh 流動媒体のための濾過分離装置
WO2011050825A1 (de) * 2009-11-02 2011-05-05 Kmpt Ag Vorrichtung zum trennen von fluiden
EP2726168A1 (de) * 2011-06-29 2014-05-07 Pantreon GmbH Vorrichtung zum filtrieren von flüssigkeiten
EP2758148A4 (en) * 2011-09-19 2015-07-15 3M Innovative Properties Co INDEXING FILTER APPARATUS AND METHOD OF USE
CN108043094A (zh) * 2018-01-22 2018-05-18 武汉正天成生物科技有限公司 膜过滤设备
WO2022103713A1 (en) * 2020-11-10 2022-05-19 Saudi Arabian Oil Company Air gap membrane distillation
WO2022103711A1 (en) * 2020-11-10 2022-05-19 Saudi Arabian Oil Company Permeate gap membrane distillation

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001066236A3 (en) * 2000-03-07 2001-11-29 Fielding Chemical Technologies Pervaporation apparatus and method
JP2002136844A (ja) * 2000-04-20 2002-05-14 Rochem Ro Wasserbehandlung Gmbh 流動媒体のための濾過分離装置
WO2011050825A1 (de) * 2009-11-02 2011-05-05 Kmpt Ag Vorrichtung zum trennen von fluiden
EP2726168A1 (de) * 2011-06-29 2014-05-07 Pantreon GmbH Vorrichtung zum filtrieren von flüssigkeiten
JP2014522719A (ja) * 2011-06-29 2014-09-08 パントレオン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 液体を濾過する装置
EP2758148A4 (en) * 2011-09-19 2015-07-15 3M Innovative Properties Co INDEXING FILTER APPARATUS AND METHOD OF USE
US9616365B2 (en) 2011-09-19 2017-04-11 3M Innovative Properties Company Indexing filter apparatus and method of use
CN108043094A (zh) * 2018-01-22 2018-05-18 武汉正天成生物科技有限公司 膜过滤设备
WO2022103713A1 (en) * 2020-11-10 2022-05-19 Saudi Arabian Oil Company Air gap membrane distillation
WO2022103711A1 (en) * 2020-11-10 2022-05-19 Saudi Arabian Oil Company Permeate gap membrane distillation
US11666862B2 (en) 2020-11-10 2023-06-06 King Fahd University of Petroleum & Minerals, Saudi Arabian Oil Company Air gap membrane distillation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3207202B2 (ja) 電気脱イオン装置用のモジュール
US4876013A (en) Small volume rotary filter
JP4686657B2 (ja) 渦流発生用ローター及びこれを用いた濾過装置
US5415781A (en) Dynamic filter separator and separation process
JPH09108547A (ja) 回転式膜分離装置
JPH06503033A (ja) 回転型濾過装置
Ding et al. Investigation of performances of a multishaft disk (MSD) system with overlapping ceramic membranes in microfiltration of mineral suspensions
KR20140035450A (ko) 액체 필터링 기구
EP0880392A1 (en) Dynamic swirl filter assemblies and methods
ZA200502098B (en) Rotary filter device for filtering liquids
JP3555547B2 (ja) 回転平膜分離装置
JPS5876184A (ja) 廃水浄化装置
JPH0534747Y2 (ja)
JP2526398Y2 (ja) 回転式平膜分離装置
KR101760674B1 (ko) 세라믹 분리막 모듈 및 이를 구비한 여과농축장치
JPH09108546A (ja) 回転式膜分離装置
WO1998009720A1 (en) Shear localized filtration system
JPH11300175A (ja) 少くとも1つの透過物の排出口を有する流動媒体の濾過分離装置
JPS61200808A (ja) 溶液濾過装置
JPS6125607A (ja) 膜使用の分離装置
KR20000035975A (ko) 전단이 있는 여과 장치
JPH0699040A (ja) 液体膜分離装置
JPS62160101A (ja) 膜分離装置
CA2181618C (en) Dynamic swirl filter assemblies and methods
JPH05228349A (ja) 液体膜分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107