JPH09108432A - 遊技場情報提供システム - Google Patents

遊技場情報提供システム

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JPH09108432A
JPH09108432A JP26319295A JP26319295A JPH09108432A JP H09108432 A JPH09108432 A JP H09108432A JP 26319295 A JP26319295 A JP 26319295A JP 26319295 A JP26319295 A JP 26319295A JP H09108432 A JPH09108432 A JP H09108432A
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JP26319295A
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浩一 ▲はい▼
Koichi Hai
Yukio Aoyama
幸男 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用客がパチンコ店まで出向かなくても、遊
技場に関する各種情報を入手できる遊技場情報提供シス
テムを提供すること。 【解決手段】 遊技場情報提供システムは、遊技場側に
配置された情報管理装置1と、利用者側に配置された電
話機2、ファクシミリ装置3、又は携帯電話機4と、こ
れらを接続する通信路となる公衆回線網5とで構成さ
れ、更に、情報管理装置1には、遊技場内に設置された
多数のパチンコ機6が接続されている。情報管理装置1
は、音声メッセージ又はファクシミリ画像により、電話
機2、ファクシミリ装置3、又は携帯電話機4に遊技場
に関する各種情報を送信する。また、電話機2、ファク
シミリ装置3、又は携帯電話機4は、プッシュボタンを
プッシュして送信されるDTMF信号により、特定の情
報の送信を要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機が設置される遊技場側から、利用者に対して各種情
報を提供する遊技場情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ店では、各種イベントや
新台入替等といった情報を店舗の内外に掲示している。
また、店内では、パチンコ機毎に出玉状況等の情報を掲
示することにより、利用客がパチンコ機を選ぶ際に、大
当たりの可能性が高そうなパチンコ機を一目で判断でき
るようにしている。また、多種多様な景品を展示して、
より多くの利用客が楽しく景品を選べる様にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、各種イベント、新台入替、又は出玉状況等
の掲示、あるいは景品の展示などは、いずれも利用客が
パチンコ店まで出向いて初めて見ることのできるもので
あり、利用客が来店しない限り、この種の情報を入手す
ることはできなかった。
【0004】そこで、本発明は、利用客がパチンコ店ま
で出向かなくても、遊技場に関する各種情報を入手でき
る遊技場情報提供システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めになされた本発明は、請求項1記載の通り、遊技場側
から利用者に対して各種情報を提供する遊技場情報提供
システムであって、遊技場側に配置され、記憶装置に予
め記憶されたデータ、遊技機等から随時入力されるデー
タ、又は入力装置を介して適宜入力されるデータ等に基
づいて構成される所定の情報を、通信路を介して利用者
側へと送信可能な情報管理手段と、利用者側に配置さ
れ、前記情報管理手段から送信された情報を受信可能
で、該受信した情報を出力する情報出力手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の遊技場情報提供シス
テムは、上記構成に加えて、利用者側に配置され、所定
の要求信号を通信路を介して前記情報管理手段へと送信
可能で、該要求信号により前記情報管理手段に対して各
種情報の送信を要求する情報要求手段を備え、前記情報
管理手段が、前記情報要求手段から送信された要求信号
を受信した時に、該要求信号に応じた所定の情報を利用
者側へと送信することを特徴とする。
【0007】更に、請求項3記載の遊技場情報提供シス
テムは、前記情報管理手段が、遊技機の稼動率や大当た
り発生回数等といった遊技機の稼動に伴って変動する数
値データを入力して統計的に管理すると共に、前記情報
要求手段からの要求信号によって指定された数値データ
に関する情報を、前記情報出力手段に対して送信するこ
とを特徴とする。
【0008】また更に、請求項4記載の遊技場情報提供
システムは、前記情報管理手段が、前記情報要求手段か
らの要求信号により指定された遊技機が稼動中であるか
否かを検出し、当該遊技機が稼動中である場合には、前
記情報出力手段に対して予約不能を示す情報を送信する
一方、当該遊技機が稼動中でない場合には、遊技機の予
約要求が送信されてきた旨を報知し、該予約要求を了承
する旨の操作がなされると、前記情報出力手段に対して
予約完了を示す情報を送信することを特徴とする。
【0009】そして更に、請求項5記載の遊技場情報提
供システムは、前記情報管理手段が、種々の景品につい
てその交換に必要な交換賞球数を記憶すると共に、利用
者が獲得した獲得賞球数を記憶しており、前記情報要求
手段からの要求信号により指定された景品について、前
記交換賞球数と前記獲得賞球数とを比較して、交換可能
である場合には、交換要求の内容を記憶して、前記情報
出力手段に対して交換受付完了を示す情報を送信する一
方、交換不能である場合には、前記情報出力手段に対し
て交換不能を示す情報を送信することを特徴とする。
【0010】更に加えて、請求項6記載の遊技場情報提
供システムは、前記情報管理手段が、送信すべき情報、
送信先、及び送信日時を記憶可能で、該記憶された送信
日時になると、前記情報出力手段に対して自動的に前記
情報を送信することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】上記請求項1記載の遊技場情報提
供システムによれば、遊技場側に配置された情報管理手
段から、利用者側に配置された情報出力手段に対して、
通信路を介して所定の情報が送信される。
【0012】ここでいう所定の情報とは、遊技場側から
利用者に対して提供される情報で、具体例については後
で詳述するが、例えば、特定の遊技機が稼動中か否か、
入賞状況が良好かどうか、遊技機の利用を予約できるか
否か、景品交換が可能か否か、新機種の紹介、イベント
の紹介等であり、この他にも多種多様な情報を考えるこ
とができる。
【0013】これらの情報は、利用者が利用可能な形態
であれば、音声情報であっても画像情報であってもよい
が、いずれにするかは、利用者側に配置される情報出力
手段に応じて予め決めておく必要がある。具体的には、
情報出力手段が、スピーカを備えている場合には、音声
を送信すればよい。また、CRT、LCD等の表示装
置、あるいは、印刷装置を備えている場合には、画像を
送信すればよい。
【0014】また、上記通信路は、有線又は無線のいず
れであってもよく、また、公衆回線又は専用回線のいず
れであっても構わないが、比較的容易に利用できる既設
の通信路としては、公衆電話回線の利用が可能である。
例えば、公衆電話回線を介して音声情報を送信する場合
には、情報出力手段として電話機を利用でき、情報管理
手段側から送信された音声情報を受話器で聴くことがで
きる。この場合、携帯電話であれば、利用者は場所を選
ばず情報提供を受けることができる。また、公衆電話回
線を介して画像情報を送信する場合には、情報出力手段
としてファクシミリ装置やパーソナルコンピュータ等を
利用でき、情報管理手段側から送信された画像情報を記
録紙に出力したり、表示装置に表示したりすることがで
きる。
【0015】こうした音声情報又は画像情報は、情報管
理手段側で作成される。音声情報を作成する場合であれ
ば、テープレコーダ等の磁気記録装置によってアナログ
信号として記録されている音声を再生するか、ディジタ
ル信号化してメモリ等に記憶されている音声を再生すれ
ばよいが、前者は、長時間の定形情報には適しているも
のの、情報内容に可変部分が含まれている場合には、必
要な音節を組み合わせて音声を再生する必要があるた
め、後者の方が望ましい。また、画像情報を作成する場
合であれば、イメージスキャナ、ビデオカメラ等の画像
入力装置により読み取られた画像や、内部的にデータ処
理して作成されるグラフを、ファクシミリ信号化した
り、情報管理手段側では特定の文字コードで情報を作成
し、情報出力手段側でフォントメモリから書体を読み出
して画像情報を完成させればよい。
【0016】この様な音声情報又は画像情報を編集・作
成するため、情報管理手段は、コンピュータを中心に、
必要な周辺機器を配して構成される。周辺機器として
は、通信路への送信を行うための伝送装置、情報を記憶
・蓄積するための補助記憶装置等が必須であり、また、
通常は、種々のオペレーションを行うために、キー入力
装置や表示装置が必要である。更に、音声情報を扱う場
合には、音声を記録するための録音・再生機器、又は音
声合成装置等が必要であり、画像情報を扱う場合には、
イメージスキャナ、ビデオカメラ等も有用である。ま
た、遊技機からの稼動情報を取得するために、従来より
各遊技機に設けられている各種スイッチやセンサからの
信号も、情報管理手段を構成するコンピュータに入力さ
れる。
【0017】また、利用者側に提供する情報の情報源と
しては、上記の通り、記憶装置に予め記憶されたデー
タ、遊技機等から随時入力されるデータ、又は入力装置
を介して適宜入力されるデータ等が考えられる。この
内、記憶装置に予め記憶されたデータは、情報中の定形
部分を構成するものであり、可変情報であっても、基本
的には小単位の定形情報の組合せにて構成されている。
【0018】具体例を挙げて説明すれば、特定の遊技機
の大当たり発生回数を音声情報で送信する場合には、記
憶装置に予め記憶された音声データから、出だしの定形
文、数値を示す音節、続きの定形文といった具合いに、
音声による文章を組み立てて、大当たり発生回数を示す
音声を送信する。この中で、数値を示す音節の部分だけ
が可変であるが、これはあらゆる大当たり発生回数が音
声で表現できる様に、予め種々の数値を読み上げる音声
データが記憶され、その中から、遊技機等から随時入力
されるデータに基づいて、適切な音声データが選ばれ
る。つまり、送信する情報自体は、全て記憶装置に予め
記憶されたデータで構成されるが、これを組み立てるに
当たって、遊技機等から随時入力されるデータ、入力装
置を介して適宜入力されるデータ等が参照されるのであ
る。なお、例えば、新機種の紹介など、可変情報が全く
含まれていない場合には、先にも述べた通り、記憶装置
としてテープレコーダ等を使い、定形文からなる音声情
報を提供することもできる。
【0019】この様に構成された遊技場情報提供システ
ムによれば、従来は、遊技場まで出向かなければ入手で
きなかった各種情報を、情報出力手段がある場所で受け
取ることができる。したがって、例えば、情報出力手段
として、電話機、ファクシミリ装置、パーソナルコンピ
ュータ等を使うことにより、自宅でも遊技場からの有用
情報が得られる。また、情報出力手段として、携帯電
話、携帯情報端末装置等を使うことにより、任意の場所
で遊技場からの有用情報が得られる。
【0020】ところで、上記遊技場情報提供システムに
より、利用者側へ情報を提供するタイミングは種々設定
可能であり、例えば毎日あるいは毎週定時に提供した
り、遊技場側の判断で随時提供したりできるが、情報提
供を受けるタイミングを利用者側で指定できると、利用
者にとっては便利である。
【0021】その点、請求項2記載の遊技場情報提供シ
ステムの様に、情報要求手段から送信された要求信号を
受信した時に、情報管理手段が要求信号に応じた所定の
情報を利用者側へと送信する構成であれば、情報提供を
受けるタイミングを利用者側で指定できる。
【0022】ここでいう要求信号は、情報管理手段側で
識別可能な予め取り決められた信号である。信号の種類
について特に制限はないが、情報出力手段として電話機
を利用している場合には、DTMF信号(いわゆるプッ
シュホンから出力されるトーン信号)を利用できる。ま
た、情報管理手段側により高度な音声認識装置を設けれ
ば、利用者の声による特定の単語(番号やYES/NO
等)を要求信号として識別することも可能であり、この
場合、電話機の備える送話器が情報要求手段として機能
する。
【0023】また、要求信号の送信に当たっては、情報
要求手段からの呼び出しにより、情報管理手段との接続
ができた時点で、まず、情報管理手段側から情報要求手
段に対して要求受付が可能な旨を報知する。これは、予
め取り決めてある特定の信号音等でもよいが、情報要求
手段及び情報出力手段として電話機を利用している場合
には、利用者が認識できる様な音声による案内があると
便利である。そして、利用者側では、要求受付可能であ
る旨が報知されたことを確認した上で、所定の要求信号
を情報管理手段に対して送信する。これを受けて、情報
管理手段は、種々提供可能な情報の中から、指定された
情報を選んで利用者側へと送信することになる。
【0024】なお、情報提供を受けることのできる利用
者が限られている場合(例えば、特定の会員のみの場合
等)は、通常、情報要求手段からの要求を受け付けるべ
きか否かを判断する必要がある。具体的な手法として
は、情報提供を要求する信号を受け付ける前に、暗唱番
号やパスワードの送信を要求し、適切な暗唱番号やパス
ワードが送信されてきた場合にだけ、情報提供を要求す
る信号を受け付け可能とすればよい。
【0025】この様に、請求項2記載の遊技場情報提供
システムによれば、特に、情報提供を受けるタイミング
を利用者側で指定できるので、利用者にとってきわめて
便利である。次に、本遊技場情報提供システムにより実
現される情報提供サービスについてより具体的に説明す
る。
【0026】まず、請求項3記載の遊技場情報提供シス
テムでは、情報管理手段が、遊技機の稼動率や大当たり
発生回数等といった遊技機の稼動に伴って変動する数値
データを入力して統計的に管理している。そして、情報
要求手段からの要求信号によって指定された数値データ
に関する情報を情報出力手段に対して送信する。
【0027】具体例を交えて説明すると、情報出力手段
及び情報要求手段として電話機を使って、パチンコ機の
出玉状況の情報提供を要求する場合、まず、例えば暗唱
番号の入力やその他必要な手続を済ませて、情報提供が
受けられる状態となったら、パチンコ機の出玉状況の情
報提供を要求する旨を示すDTMF信号を送信する。こ
れが受け付けられたら、情報を希望するパチンコ機の機
種、台番号等を、同じくDTMF信号で指示する。
【0028】情報管理手段側では、数値データが統計的
に管理されており、例えば、昨日の出玉状況、午前中の
出玉状況等、必要な期間分の出玉状況が、指定されたパ
チンコ機について即座に集計される。そして、集計され
た数値データに基づいて音声情報が作成され、情報出力
手段側へ送信される。この音声情報は、大当たり発生回
数や打止発生回数を具体的な数字で示すものでもよい
が、事前に取り決められた数値範囲に対応させて「絶好
調」、「やや好調」、「やや不調」等、抽象的な表現で
出玉状況を知らせてもよい。なお、情報出力手段がファ
クシミリ装置であれば、数値データをグラフ化して提供
することもできる。
【0029】また、遊技機の稼動に伴って変動する数値
データとしては、遊技機の稼動率、遊技球の排出数/投
入数の比率等も提供できる。但し、これらは、通常、一
般の利用者には提供できないため、主に遊技場のオーナ
ー等、限られた利用者にのみ提供できる様に、非公開の
特定の要求信号を受け付けた時にだけ送信することが望
ましい。
【0030】この様に、請求項3記載の遊技場情報提供
システムによれば、遊技機の稼動状況を知ることができ
るので、一般客であれば、遊技場へ到着する前に大当た
りの可能性が高そうな遊技機を探したり、遊技中に例え
ば携帯電話を使って、他の気になる遊技機の入賞状況を
調べたりすることができる。また、遊技場のオーナーで
あれば、遊技場まで出向かなくても、遊技機の稼動率を
チェックしたりできる。
【0031】次に、請求項4記載の遊技場情報提供シス
テムでは、情報管理手段が、情報要求手段からの要求信
号により指定された遊技機が稼動中であるか否かを検出
する。そして、当該遊技機が稼動中である場合には、情
報出力手段に対して予約不能を示す情報を送信する。一
方、当該遊技機が稼動中でない場合には、遊技機の予約
要求が送信されてきた旨を報知する。したがって、遊技
場側では、予約の要求が寄せられていることを察知でき
る。そして、遊技場側で、予約要求を了承する旨の操作
がなされると、情報管理手段は、情報出力手段に対して
予約完了を示す情報を送信する。
【0032】具体例を交えて説明すると、情報出力手段
及び情報要求手段として電話機を使って、パチンコ機の
予約を要求する場合、まず、例えば暗唱番号の入力やそ
の他必要な手続を済ませて、情報提供が受けられる状態
となったら、パチンコ機の予約を要求する旨を示すDT
MF信号を送信する。これが受け付けられたら、予約を
希望するパチンコ機の機種、台番号等を、同じくDTM
F信号で指示する。
【0033】情報管理手段側では、各パチンコ機に設け
られたセンサにより、パチンコ機が稼動中であるか否か
を瞬時に判断する。そして、稼動中であれば、情報出力
手段に対して予約不能を示す音声情報を送信する。一
方、指定されたパチンコ機が稼動中でない場合には、遊
技機の予約要求が送信されてきた旨を報知する。この報
知については、どの様な方法で行われてもよく、例え
ば、特定の予約要求ランプが点灯したり、予約要求ブザ
ーが鳴ったり、予約要求票がプリンタから印刷出力され
るといったものが考えられるが、少なくとも、予約希望
のパチンコ機がどれであるのかについて判別できなけれ
ばならない。これにより、遊技場側では、利用者からの
予約要求が寄せられていることを察知できる。
【0034】そして、例えば、店員が予約要求のあった
パチンコ機を確認し、利用客がいないと判断されたら、
パチンコ機には予約札等が設置され、予約要求を了承す
る旨の操作がなされる。この操作がなされると、情報管
理手段は、情報出力手段に対して予約完了を示す音声情
報を送信する。
【0035】なお、店員が予約要求のあったパチンコ機
を確認し、利用客がいた場合には、予約不能の操作がな
され、情報管理手段は、情報出力手段に対して予約不能
を示す音声情報を送信することになる。ちなみに、単に
パチンコ機の稼動状況をチェックし、稼動していなけれ
ば当該パチンコ機を自動的に予約状態にし、他の利用客
が使用不能となる様にもできるが、利用客がまさに使お
うとした瞬間に自動予約状態になるといったことを回避
するためには、人手による確認を行う方が望ましい。
【0036】この様に、請求項4記載の遊技場情報提供
システムによれば、遊技機の予約ができるので、遊技場
へ到着する前に遊技機を予約しておけば、満員で遊技が
できないといった問題が起きない。特に、請求項3記載
のシステムにより、入賞状況が良好な遊技機を見つけた
場合等は、引き続いてその遊技機を予約できるので、利
用客に取ってはきわめて便利である。
【0037】次に、請求項5記載の遊技場情報提供シス
テムでは、情報管理手段が、種々の景品についてその交
換に必要な交換賞球数を記憶している。また、利用者が
遊技機で遊技を行った結果獲得した賞球は、遊技場内の
計数機で計数され、その数が獲得賞球数として情報管理
手段に記憶される。そして、情報管理手段は、情報要求
手段からの要求信号により景品が指定されると、その景
品について交換賞球数と獲得賞球数とを比較し、交換可
能である場合には、交換要求の内容(即ち、交換を希望
する景品の番号、数量、交換希望者の識別番号等)を記
憶する。そして、情報出力手段に対して交換受付完了を
示す情報を送信する。一方、交換不能である場合には、
情報出力手段に対して交換不能を示す情報を送信する。
【0038】具体例を交えて説明すると、情報出力手段
及び情報要求手段として電話機を使って、獲得した賞球
と景品との交換を要求する場合、まず、例えば暗唱番号
の入力やその他必要な手続を済ませて、情報提供が受け
られる状態となったら、景品交換を要求する旨を示すD
TMF信号を送信する。これが受け付けられたら、交換
を希望する景品の番号、数量等を、同じくDTMF信号
で指示する。なお、景品の番号等は、景品カタログとい
った形態で利用者が遊技場側から事前に入手している。
【0039】情報管理手段側では、指定された景品の交
換賞球数と、利用者の獲得賞球数とを比較し、交換可能
か否かを瞬時に判断する。そして、交換可能であれば、
交換を希望する景品の番号、数量、交換希望者のID等
を記憶し、情報出力手段に対して交換受付を示す音声情
報を送信する。
【0040】こうして受け付けられた景品交換要求は、
例えば後でまとめて印刷出力することができるので、そ
のリストに基づいて景品を利用者の自宅へ配送すること
ができる。一方、交換賞球数と獲得賞球数との比較の結
果、交換不能であれば、情報管理手段は、情報出力手段
に対して交換不能を示す音声情報を送信する。
【0041】この様に請求項5記載の遊技場情報提供シ
ステムによれば、遊技場で景品を選ばなくても、例えば
自宅等で景品カタログを見ながら景品を選ぶといったこ
とができるので、遊技場からの帰宅後に、家族と相談し
ながら景品を選ぶこともできるようになる。
【0042】次に、請求項6記載の遊技場情報提供シス
テムでは、情報管理手段が、送信すべき情報、送信先、
及び送信日時を記憶しており、この記憶された送信日時
になると、情報出力手段に対して自動的に情報を送信す
る。この様に送信される情報としては、新機種の紹介、
イベントの紹介、プレゼントサービスの紹介などがあ
る。より具体的には、利用者の誕生日、クリスマス、バ
レンタインデーなどといった特定の日時と、その特定日
時に送るべき情報と、情報の送り先とを、情報管理手段
に登録しておく。情報管理手段は、毎日定刻になると登
録データをチェックし、その日に送信すべき情報があれ
ば、自動的に送信を行う。なお、情報出力手段が電話機
であれば、上記の情報は音声によるメッセージで送信す
ればよい。また、ファクシミリ装置等であれば、上記の
情報は文字や絵からなる画像により送信すればよい。
【0043】この様に、請求項6記載の遊技場情報提供
システムによれば、従来は店内に掲示する程度であった
各種情報を、自動的に利用者に通知できるので、利用者
は、来店する機会がなくてもこれらの情報を入手でき
る。以上、本発明の実施の形態について説明したが、本
発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々なる変形が可能である。
【0044】
【実施例】次に、本発明の実施の形態をより一層明確に
するため、本発明を適用した遊技場情報提供システムの
一実施例について、図面に基づいて説明する。なお、以
下に説明する実施例は、本発明の実施の形態の一例に過
ぎず、本発明の実施の形態を、以下に例示する具体的な
装置等に制限するものではない。
【0045】実施例の遊技場情報提供システムは、図1
に示す通り、遊技場側に配置された情報管理装置1と、
利用者側に配置された電話機2、ファクシミリ装置3、
又は携帯電話機4と、これらを接続する通信路となる公
衆回線網5とで構成され、更に、情報管理装置1には、
遊技場内に設置された多数のパチンコ機6が接続されて
いる。
【0046】情報管理装置1は、周知のコンピュータ1
1を中心に、表示装置12、キー入力装置13、印刷装
置14、画像入力装置15、音声入力装置16、補助記
憶装置17、及び通信装置18を配して構成され、これ
らの周辺機器がコンピュータ11によって制御されてい
る。
【0047】これらの内、画像入力装置15は、ファク
シミリ装置3に対して送信する画像を黒白の2値画像と
して読み込むもので、読み込まれた2値画像データは、
ファイル化して補助記憶装置17に記憶しておくことが
できる。また、音声入力装置16は、電話機2又は携帯
電話機4に対して送信する音声を入力し、所定の波形符
号化方式(例えば、PCM、ADPCM等)により符号
化するもので、符号化された音声データは、同じくファ
イル化して補助記憶装置17に記憶しておくことができ
る。
【0048】また、通信装置18は、情報管理装置1側
からの音声又はファクシミリ画像を利用者側へ送信する
と共に、利用者側から送信されてきた音声又はファクシ
ミリ画像を受信するものである。更に、コンピュータ1
1は、パチンコ機6の稼動状態について、各パチンコ機
6毎に、稼動中か否か、打止発生、大当たり発生等を常
に監視し、打止発生回数、大当たり発生回数、アウト球
数、セーフ球数、賞球排出数等を計数している。また、
計数された数値データに基づいて、セーフ球数/アウト
球数の比率、大当たり発生回数/アウト球数の比率等も
算出される。これらの数値データは、常にコンピュータ
のメモリ上で統計的に管理され、随時、表示装置12で
見たり、印刷装置14に印刷出力したりすることができ
る。また、遊技場の閉店時には、その日1日分の数値デ
ータが、補助記憶装置17に記憶され、後日、1カ月
間、1年間といった単位で、パチンコ機6の稼動率や、
売上、その他の統計的なデータを算出するために使うこ
とができる様になっている。
【0049】また更に、補助記憶装置17には、既に説
明した画像データ、音声データ、パチンコ機6の稼動デ
ータの他に、本システムの利用者が登録されている利用
者リスト、後述する景品交換機能で利用される景品リス
ト、後述する自動情報提供機能で利用される自動送信リ
スト等が記憶されている。
【0050】利用者リストは、事前に会員として登録さ
れた利用者の名前、住所、電話番号、生年月日、性別、
会員番号、暗唱番号、利用者側端末の種別(電話機又は
ファクシミリ装置)といった固定情報の他、前回までの
遊技で獲得して遊技場に預けてある賞球の数(獲得賞球
数)、本システムの利用回数等といった可変情報、更
に、遊技場のオーナーや従業員等、特別な立場にある利
用者であることを示すID等からなる。
【0051】また、景品リストは、景品番号とその景品
との交換に必要な遊技球の数(交換賞球数)との対応表
である。景品番号は、景品個々に割り振られた番号で、
利用客には、景品の写真とその景品の景品番号とが載せ
られたカタログが、事前に配布されている。
【0052】更に、自動送信リストは、「データファイ
ル名」、「送信先」、「送信日時」のリストで、送信先
は、利用者の名前や会員番号で指定できる他、全員、電
話機端末の利用者のみ、女性のみ、特定の誕生日の利用
者のみといった指定が可能である。送信先で指定されて
いる利用者には、データファイル名で指定されている音
声情報又は画像情報が、送信日時で指定されている日時
に自動的に送信される。
【0053】なお、この他にも、コンピュータ11の動
作に必要な制御プログラム等も、補助記憶装置17に記
憶されている。次に、本遊技場情報提供システムにより
実現される各種情報提供機能について、操作手順にした
がって説明する。なお、以下の説明では、利用者側が電
話機2を使っていることを前提に説明するが、利用者側
が携帯電話機4を使っていても全く同様である。また、
利用者側がファクシミリ装置3を使っている場合には、
情報管理装置1から最終的な情報として、音声メッセー
ジではなくファクシミリ画像が送信されるが、途中の操
作案内等が必要な場合は、電話機2の場合と同様に音声
が送信される。
【0054】(1)利用者側から情報管理装置側にコー
ルして利用するサービス まず、図2に示す様に、利用者は、電話機2から情報管
理装置1をコールし、情報管理装置1と電話機2との接
続を行う(S110)。そして、情報管理装置1と電話
機2とが接続されたら、情報管理装置1は、会員番号及
び暗唱番号の入力を促す音声メッセージを送信し、これ
を受けて、利用者は電話機2のプッシュボタンを使って
会員番号及び暗唱番号を入力する(S120)。
【0055】この会員番号は、主に会員個々の識別のた
めに使われ、暗唱番号は、会員本人以外が本システムを
利用できないようにするために採用されている。また、
音声メッセージは、予め音声入力装置16を介して遊技
場側のスタッフにより事前に記録され、補助記憶装置1
7内に保存されているもので、使用頻度の高い音声メッ
セージは、いちいち補助記憶装置17から読み出す手間
を省くため、コンピュータ11のメモリに読み込まれて
いる。
【0056】次に、情報管理装置1は、電話機2から送
信されるDTMF信号により、会員番号及び暗唱番号を
識別し、それらの番号を利用者リストと照合する(S1
30)。その結果、適当な番号が入力されていれば、以
下の処理を続けるが、不適当な番号が入力された場合に
は、会員番号及び暗唱番号の再入力を促す音声メッセー
ジを送信する。なお、3回続けて不適当な番号が入力さ
れた場合には、情報管理装置1側で回線を切断する。
【0057】次に、情報管理装置1は、情報提供機能の
メニューを紹介する音声メッセージを送信し、これを受
けて、利用者は電話機2のプッシュボタンを使って、利
用する情報提供サービスの項目を選択する(S14
0)。本実施例では、主な情報提供機能として、出玉情
報提供機能(「1」+「#」をプッシュ)、パチンコ機
予約機能(「2」+「#」をプッシュ)、景品交換機能
(「3」+「#」をプッシュ)が選択でき、また、補助
的な機能として、本システムの利用方法などの案内も選
択できる(「0」+「#」をプッシュ)。なお、本説明
中、「1」+「#」をプッシュするとは、「1」のボタ
ンを押し、その次に「#」のボタンを押すことを意味
し、以下の説明中でも同様である。
【0058】次に、情報管理装置1は、DTMF信号に
より、利用者が指定した番号を識別し、それに応じて音
声メッセージによる情報提供を行う(S150)。な
お、1つの情報提供サービスを終えたら、S140に戻
り、次の情報提供サービスが行われる。この時、あるい
は、情報提供サービスの最中に、利用者側で電話が切ら
れると、本処理は終了する。
【0059】次に、S150にて行われる情報提供サー
ビスの具体的な機能について、機能毎に詳細に説明す
る。 (1−1)出玉情報提供機能 図2の処理のS150において、「1」+「#」をプッ
シュして出玉情報提供機能を選択すると、情報管理装置
1は、図3に示す様に、まず、情報を希望するパチンコ
機の機種又は台番号の入力を促すメッセージを送信し、
利用者側では、電話機2のプッシュボタンで機種又は台
番号を入力する(S210)。
【0060】ここで、機種の場合は「1」+「#」+機
種番号(数字)+「#」、台番号の場合は「2」+
「#」+台番号(数字)+「#」をプッシュする。な
お、機種の名前と番号との対応がわからなければ、
「3」+「#」をプッシュすると音声メッセージで紹介
される。また、入力の途中で入力内容を訂正したい場合
には、「*」をプッシュすると最初から入力をやり直す
ことができ、「*」を2度続けてプッシュすると、図2
のS140まで戻ることができる。ちなみに、本システ
ムでは、原則として、「#」は数値入力の区切り(又は
完了)を意味するキーとして機能し、「*」は入力全体
の取消を意味するキーとして機能する。
【0061】さて、情報管理装置1は、機種又は台番号
を示すDTMF信号を受信すると、その機種又は台番号
のパチンコ機の出玉状況をチェックする(S220)。
具体的には、通常、大当たり回数、打止回数等が多いほ
ど、出玉状況が良好であると言えるので、これらの値を
参照して、所定の基準値と比較することにより、出玉状
況を判断することができる。
【0062】そして、情報管理装置1は、利用者側へ出
玉状況を知らせる音声メッセージを送信する(S23
0)。このメッセージは、上記の判断に応じて、「本日
は既に3回目の大当たりが発生しています。本日の出玉
は絶好調です。」、「大当たりが発生しています。本日
の出玉は好調です。」、あるいは「本日はまだ大当たり
が発生していません。今後の出玉が期待されます。」な
どといった内容となる。
【0063】上記メッセージ中、「3回目の」という部
分は可変情報であり、指定されたパチンコ機6の大当た
り回数に応じて変更される。より具体的には、情報管理
装置1では、音声メッセージとして「本日は既に」、
「大当たりが発生しています。本日の出玉は絶好調で
す。」という定形部分用メッセージと、「2回目の」、
「3回目の」、「4回目の」、…、「10回目の」とい
う可変部分用メッセージとを記憶しており、パチンコ機
6の大当たり回数に基づいて適切な可変部分用メッセー
ジを選択して、メモリ上で音声波形データを組合せ、そ
の音声波形データを復号化して音声を再生する。なお、
以下の可変部分を含む音声メッセージも同様である。
【0064】なお、図3の処理を終えると、図2のS1
40に戻る。 (1−2)パチンコ機予約機能 図2の処理のS150において、「2」+「#」をプッ
シュしてパチンコ機予約機能を選択すると、情報管理装
置1は、図4に示す様に、まず、予約を希望するパチン
コ機6の台番号の入力を促すメッセージを送信し、利用
者側では、電話機2のプッシュボタンで台番号を入力す
る(S310)。
【0065】ここで、台番号の指定には、「1」+
「#」+台番号(数字)+「#」をプッシュする。ま
た、台番号として「0」を指定すると、遊技場側で適当
に選ばれるパチンコ機6が予約される。なお、「2」+
「#」をプッシュすると、予約可能な台番号が、若い番
号から順に音声メッセージで紹介される。また、入力の
途中で入力内容を訂正したい場合には、「*」を押すと
最初から入力をやり直すことができる。
【0066】さて、情報管理装置1は、台番号を示すD
TMF信号を受信すると、そのパチンコ機6の稼動状況
をチェックする(S320)。そして、稼動中であれば
(S320:YES)、「既にご利用のお客様がいらっ
しゃいますので、ご予約をお受けすることはできませ
ん。」といった音声メッセージを利用者側へ送信する
(S330)。
【0067】一方、指定されたパチンコ機6が稼動中で
ない場合には、情報管理装置1は、パチンコ機の予約要
求が送信されてきた旨を、遊技場の店員に報知する(S
340)。具体的には、表示装置12に予約希望の台番
号が表示され、同時に店内に「予約確認をお願いしま
す。」という音声メッセージが流される。これにより、
店員は、表示装置12の台番号を見て当該パチンコ機の
ところまで行き、予約プレートをかけることができる。
【0068】なお、予約プレートをかけるまでにパチン
コ機6が利用されれば、予約は断念せざるを得ない。こ
れを回避するには、S340で店員に報知する代わり
に、自動的にパチンコ機を予約状態にし、他の者が利用
不能とする方法もあるが、たまたま席を外している客
や、これからまさに利用しようとしている客がいること
を正確に判別するのは容易ではなく、こうした客との無
用のトラブルを避けるには、実施例の如く構成する方が
望ましい。
【0069】さて、予約完了か予約不能の確認がなされ
ると、キー入力装置13の予約完了キー又は予約不能キ
ーが押される(S350)。予約完了キーが押される場
合は、併せて予約した台番号もキー入力される。これ
は、台番号「0」を指定して遊技場側に台番号を任せた
場合に、実際に予約した台番号を利用者に通知するため
である。
【0070】そして、予約不能キーが押された場合は
(S360:NO)、S330へ移行して、利用者側へ
予約不能を示す音声メッセージを送信する。一方、予約
完了キーが押された場合は(S360:YES)、情報
管理装置1は、利用者側へ予約完了を知らせる音声メッ
セージを送信する(S370)。この音声メッセージ
は、「ご予約ありがとうございます。101番台のご予
約をお受けいたしました。ご来店は30分以内にお願い
します。」といった内容となる。このメッセージ中、
「101番台の」という部分が可変である。また、時間
に関する部分は店毎に予め決めておけるので固定情報で
構わないが、可変情報として適宜変更できる様にしても
よい。
【0071】なお、図4の処理を終えると、図1のS1
40に戻る。 (1−3)景品交換機能 図2の処理のS150において、「3」+「#」をプッ
シュして景品交換機能を選択すると、情報管理装置1
は、図5に示す様に、まず、交換を希望する景品の景品
番号の入力を促すメッセージを送信し、利用者側では、
電話機2のプッシュボタンで景品番号とその数量とを入
力する(S410)。
【0072】ここで、景品番号とその数量の指定には、
「1」+「#」+景品番号(数字)+「#」+数量(数
字)+「#」をプッシュする。また、「2」+「#」を
プッシュすると、現在の獲得賞球数が音声メッセージで
紹介される。情報管理装置1は、景品番号及び数量を示
すDTMF信号を受信すると、景品リストから当該景品
の交換賞球数を読み出し(S415)、利用者リストか
ら獲得賞球数を読み出す(S420)。そして、交換賞
球数×希望数量と獲得賞球数とを比較し(S425)、
交換可能(即ち、獲得賞球数≧交換賞球数×希望数量)
である場合には(S425:YES)、景品番号、希望
数量、交換希望者の会員番号を、補助記憶装置17内の
交換希望ファイルに追加登録する(S430)。そし
て、「ご指定頂いた景品を手配させて頂きました。1週
間以内にお手元にお届け致します。なお、残りの賞球数
は[1000個]となっております。」(但し、[]内
は可変部分)という音声メッセージを利用者側に送信す
る(S435)。一方、希望の交換ができない場合には
(S425:NO)、希望数量を減らして交換可能かど
うかをチェックする(S440)。具体的には、獲得賞
球数≧交換賞球数であれば、希望数量を減らして交換可
能であり、この場合(S440:YES)、獲得賞球数
÷交換賞球数の値から小数点以下を切捨てて交換可能数
量を算出し(S445)、「残りの賞球数は[5000
個]となっておりますので、ご指定頂いた景品は[1
個]までしか交換できません。」(但し、[]内は可変
部分)という音声メッセージを利用者側に送信する(S
450)。
【0073】更に、希望数量を減らしても交換不能(即
ち、獲得賞球数<交換賞球数)である場合(S440:
NO)、「残りの賞球数は[5000個]となっており
ますので、ご指定頂いた景品とは交換できません。」
(但し、[]内は可変部分)という音声メッセージを利
用者側に送信する(S455)。
【0074】なお、図5の処理を終えると、図1のS1
40に戻る。こうして受け付けられた景品交換要求は、
補助記憶装置17内の交換希望ファイルにまとめて登録
されることになる。したがって、例えば、印刷装置14
により前日分の交換希望リストを印刷出力し、そのリス
トに基づいて景品を利用者の自宅へ配送することができ
る。
【0075】ところで、利用者の現在の獲得賞球数は、
先に説明した通り、景品交換機能を選択した際に、
「2」+「#」をプッシュすれば音声メッセージで紹介
されるが、これ以外に、印刷装置14にて所定の形式で
印刷出力することもできる。本実施例の情報管理装置1
では、住所、氏名、現在の獲得賞球数、及びその他の案
内を、葉書サイズの記録紙に対して利用者毎に印刷出力
できる様に構成されている。したがって、例えば、数カ
月に一度程度のタイミングで獲得賞球数を印刷出力すれ
ば、この書面を郵便物として利用者に送ることにより、
獲得賞球数を通知することができる。
【0076】(1−4)補助機能 図2の処理のS150において、「0」+「#」をプッ
シュすると、情報管理装置1は、プッシュ番号と提供す
る機能の説明、操作手順の説明等を、音声メッセージに
て送信する。
【0077】(2)情報管理装置側から利用者側にコー
ルするサービス (2−1)自動情報提供機能 情報管理装置1は、毎日、予め決められた時刻になる
と、自動情報提供処理を実行する様にタイマがセットさ
れている。この時刻は、遊技場側で任意に設定される。
【0078】自動情報提供処理が実行されると、図6に
示す様に、まず、情報管理装置1は、補助記憶装置17
から自動送信リストを読み出し(S510)、本日、自
動送信を行うべき情報が登録されているかどうかをチェ
ックする(S520)。登録されている場合には(S5
20:YES)、データファイル名で指定されている音
声データを読み出して、送信先で指定されている利用者
に送信する(S530)。
【0079】この様にして、新機種の紹介、イベントの
紹介、プレゼントサービスの紹介などを、適当な日時
に、あるいは、利用者の誕生日、クリスマス、バレンタ
インデーなどといった特定の日時に、音声メッセージで
利用者に伝えることができる。以上、本発明の一実施例
について説明したが、本発明の具体的な構成について
は、上記実施例以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内の種々なる態様を採用することができる。
【0080】例えば、実施例では、各種情報を音声メッ
セージで利用者側に送信する例を示したが、画像により
ファクシミリ装置に情報を出力する場合には、更に複雑
な内容を送信することもできる。より具体的には、多数
のパチンコ機の大当たり回数のリストや、1カ月分のイ
ベント情報等、より多量の情報をまとめて送信できる。
なお、利用者側で電話機を使っているか、ファクシミリ
装置を使っているかは、利用者リストに登録してあるの
で、情報管理装置側で容易に判断できる。
【0081】また、実施例では、電話機やファクシミリ
装置を利用者側の情報出力手段としたが、操作キーの配
列を最適化した専用の送受信装置を使ってもよい。即
ち、情報管理手段側と情報出力手段側とで、データの送
受信に必要な手続が統一されていれば、如何なる情報出
力手段であっても利用可能となるのである。
【0082】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、従来は、遊
技場まで出向かなければ入手できなかった各種情報を、
情報出力手段がある場所で受け取ることができる。した
がって、例えば、情報出力手段として、電話機、ファク
シミリ装置、パーソナルコンピュータ等を使うことによ
り、自宅でも遊技場からの有用情報が得られる。また、
情報出力手段として、携帯電話、携帯情報端末装置等を
使うことにより、任意の場所で遊技場からの有用情報が
得られる。
【0083】また、請求項2記載の遊技場情報提供シス
テムによれば、上記効果の他、情報提供を受けるタイミ
ングを利用者側で指定できるので、利用者にとってきわ
めて便利である。更に、請求項3記載の遊技場情報提供
システムによれば、遊技機の稼動状況を知ることができ
るので、一般客であれば、遊技場へ到着する前に大当た
りの可能性が高そうな遊技機を探したり、遊技中に例え
ば携帯電話を使って、他の気になる遊技機の入賞状況を
調べたりすることができる。また、遊技場のオーナーで
あれば、遊技場まで出向かなくても、遊技機の稼動率を
チェックしたりできる。
【0084】更にまた、請求項4記載の遊技場情報提供
システムによれば、遊技機の予約ができるので、遊技場
へ到着する前に遊技機を予約しておけば、満員で遊技が
できないといった問題が起きない。更に加えて、請求項
5記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技場で景
品を選ばなくても、例えば自宅等で景品カタログを見な
がら景品を選ぶといったことができるので、遊技場から
の帰宅後に、家族と相談しながら景品を選ぶこともでき
るようになる。
【0085】また更に、請求項6記載の遊技場情報提供
システムによれば、従来は店内に掲示する程度であった
各種情報を、自動的に利用者に通知できるので、利用者
は、来店する機会がなくてもこれらの情報を入手でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の遊技場情報提供システムの概略構成
図である。
【図2】 利用者側から要求して利用する情報提供処理
のフローチャートである。
【図3】 出玉情報提供機能のフローチャートである。
【図4】 パチンコ機予約機能のフローチャートであ
る。
【図5】 景品交換機能のフローチャートである。
【図6】 自動情報提供機能のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・情報管理装置、2・・・電話機、3・・・ファ
クシミリ装置、4・・・携帯電話機、5・・・公衆回線
網、6・・・パチンコ機、11・・・コンピュータ、1
2・・・表示装置、13・・・キー入力装置、14・・
・印刷装置、15・・・画像入力装置、16・・・音声
入力装置、17・・・補助記憶装置、18・・・通信装
置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場側から利用者に対して各種情報を
    提供する遊技場情報提供システムであって、 遊技場側に配置され、記憶装置に予め記憶されたデー
    タ、遊技機等から随時入力されるデータ、又は入力装置
    を介して適宜入力されるデータ等に基づいて構成される
    所定の情報を、通信路を介して利用者側へと送信可能な
    情報管理手段と、 利用者側に配置され、前記情報管理手段から送信された
    情報を受信可能で、該受信した情報を出力する情報出力
    手段とを備えたことを特徴とする遊技場情報提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技場情報提供システム
    において、 利用者側に配置され、所定の要求信号を通信路を介して
    前記情報管理手段へと送信可能で、該要求信号により前
    記情報管理手段に対して各種情報の送信を要求する情報
    要求手段を備え、 前記情報管理手段が、前記情報要求手段から送信された
    要求信号を受信した時に、該要求信号に応じた所定の情
    報を利用者側へと送信することを特徴とする遊技場情報
    提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遊技場情報提供システム
    において、 前記情報管理手段が、 遊技機の稼動率や大当たり発生回数等といった遊技機の
    稼動に伴って変動する数値データを入力して統計的に管
    理すると共に、前記情報要求手段からの要求信号によっ
    て指定された数値データに関する情報を、前記情報出力
    手段に対して送信することを特徴とする遊技場情報提供
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の遊技場情報
    提供システムにおいて、 前記情報管理手段が、 前記情報要求手段からの要求信号により指定された遊技
    機が稼動中であるか否かを検出し、当該遊技機が稼動中
    である場合には、前記情報出力手段に対して予約不能を
    示す情報を送信する一方、当該遊技機が稼動中でない場
    合には、遊技機の予約要求が送信されてきた旨を報知
    し、該予約要求を了承する旨の操作がなされると、前記
    情報出力手段に対して予約完了を示す情報を送信するこ
    とを特徴とする遊技場情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の
    遊技場情報提供システムにおいて、 前記情報管理手段が、 種々の景品についてその交換に必要な交換賞球数を記憶
    すると共に、利用者が獲得した獲得賞球数を記憶してお
    り、前記情報要求手段からの要求信号により指定された
    景品について、前記交換賞球数と前記獲得賞球数とを比
    較して、交換可能である場合には、交換要求の内容を記
    憶して、前記情報出力手段に対して交換受付完了を示す
    情報を送信する一方、交換不能である場合には、前記情
    報出力手段に対して交換不能を示す情報を送信すること
    を特徴とする遊技場情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    遊技場情報提供システムにおいて、 前記情報管理手段が、 送信すべき情報、送信先、及び送信日時を記憶可能で、
    該記憶された送信日時になると、前記情報出力手段に対
    して自動的に前記情報を送信することを特徴とする遊技
    場情報提供システム。
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Cited By (6)

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