JP3026134U - 遊技場情報提供システム - Google Patents

遊技場情報提供システム

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JP3026134U JP1995010799U JP1079995U JP3026134U JP 3026134 U JP3026134 U JP 3026134U JP 1995010799 U JP1995010799 U JP 1995010799U JP 1079995 U JP1079995 U JP 1079995U JP 3026134 U JP3026134 U JP 3026134U
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浩一 ▲はい▼
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浩一 ▲はい▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用客がパチンコ店まで出向かなくても、遊
技場に関する各種情報を入手できる遊技場情報提供シス
テムを提供すること。 【解決手段】 遊技場情報提供システムは、遊技場側に
配置された情報管理装置1と、利用者側に配置された電
話機2、ファクシミリ装置3、又は携帯電話機4と、こ
れらを接続する通信路となる公衆回線網5とで構成さ
れ、更に、情報管理装置1には、遊技場内に設置された
多数のパチンコ機6が接続されている。情報管理装置1
は、音声メッセージにより、電話機2、ファクシミリ装
置3、又は携帯電話機4に遊技場に関する各種情報を送
信する。また、電話機2、ファクシミリ装置3、又は携
帯電話機4は、プッシュボタンをプッシュして送信され
るDTMF信号により、特定の情報の送信を要求する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコ機等の遊技機が設置される遊技場側から、利用者に対して 各種情報を音声で提供する遊技場情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ店では、各種イベントや新台入替等といった情報を店舗の内外 に掲示している。また、店内では、パチンコ機毎に出玉状況等の情報を掲示する ことにより、利用客がパチンコ機を選ぶ際に、大当たりの可能性が高そうなパチ ンコ機を一目で判断できるようにしている。また、多種多様な景品を展示して、 より多くの利用客が楽しく景品を選べる様にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術によれば、各種イベント、新台入替、又は出玉状況等 の掲示、あるいは景品の展示などは、いずれも利用客がパチンコ店まで出向いて 初めて見ることのできるものであり、利用客が来店しない限り、この種の情報を 入手することはできなかった。
【0004】 そこで、本考案は、利用客がパチンコ店まで出向かなくても、遊技場に関する 各種情報を入手できる遊技場情報提供システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するためになされた本考案は、請求項1記載の通り、 遊技場側から利用者に対して各種情報を提供する遊技場情報提供システムであ って、 遊技場側に配置され、記憶装置に予め記憶されたデータ、遊技機等から随時入 力されるデータ、又は入力装置を介して適宜入力されるデータ等に基づいて構成 される所定の音声情報を、公衆電話回線を介して利用者側へと送信可能な情報管 理装置と、 利用者側に配置され、前記情報管理装置から送信された音声情報を受信する電 話機と を備えたことを特徴とする。
【0006】 また、請求項2記載の遊技場情報提供システムは、上記構成に加えて、 前記情報管理装置が、前記電話機から送信された所定の要求信号を受信した時 に、該要求信号に応じた所定の音声情報を利用者側へと送信する ことを特徴とする。
【0007】 更に、請求項3記載の遊技場情報提供システムは、 前記情報管理装置が、 遊技機の稼動率や大当たり発生回数等といった遊技機の稼動に伴って変動する 数値データを入力して統計的に管理すると共に、前記電話機からの要求信号によ って指定された数値データに関する音声情報を、前記電話機に対して送信する ことを特徴とする。
【0008】 また更に、請求項4記載の遊技場情報提供システムは、 前記情報管理装置が、 前記電話機からの要求信号により指定された遊技機が稼動中であるか否かを検 出し、当該遊技機が稼動中である場合には、前記電話機に対して予約不能を示す 音声情報を送信する一方、当該遊技機が稼動中でない場合には、遊技機の予約要 求が送信されてきた旨を報知し、該予約要求を了承する旨の操作がなされると、 前記電話機に対して予約完了を示す音声情報を送信する ことを特徴とする。
【0009】 そして更に、請求項5記載の遊技場情報提供システムは、 前記情報管理装置が、 種々の景品についてその交換に必要な交換賞球数を記憶すると共に、利用者が 獲得した獲得賞球数を記憶しており、前記電話機からの要求信号により指定され た景品について、前記交換賞球数と前記獲得賞球数とを比較して、交換可能であ る場合には、交換要求の内容を記憶して、前記電話機に対して交換受付完了を示 す音声情報を送信する一方、交換不能である場合には、前記電話機に対して交換 不能を示す音声情報を送信する ことを特徴とする。
【0010】 更に加えて、請求項6記載の遊技場情報提供システムは、 前記情報管理装置が、 送信すべき音声情報、送信先、及び送信日時を記憶可能で、該記憶された送信 日時になると、前記電話機に対して自動的に前記音声情報を送信する ことを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
上記請求項1記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技場側に配置された 情報管理装置から、利用者側に配置された電話機に対して、公衆電話回線を介し て所定の音声情報が送信される。
【0012】 ここでいう所定の音声情報とは、遊技場側から利用者に対して提供される情報 で、少なくとも利用者が電話機を使って聴くことができるものである。具体例に ついては後で詳述するが、例えば、特定の遊技機が稼動中か否か、入賞状況が良 好かどうか、遊技機の利用を予約できるか否か、景品交換が可能か否か、新機種 の紹介、イベントの紹介等であり、この他にも多種多様な音声情報を考えること ができる。
【0013】 また、上記公衆電話回線は、有線又は無線のいずれであってもよい。例えば、 携帯電話であれば、利用者は場所を選ばず情報提供を受けることができる。 こうした音声情報は、情報管理装置側で作成される。音声情報を作成するに当 たっては、テープレコーダ等の磁気記録装置によってアナログ信号として記録さ れている音声を再生するか、ディジタル信号化してメモリ等に記憶されている音 声を再生すればよいが、前者は、長時間の定形情報には適しているものの、情報 内容に可変部分が含まれている場合には、必要な音節を組み合わせて音声を再生 する必要があるため、後者の方が望ましい。
【0014】 この様な音声情報を編集・作成するため、情報管理装置は、コンピュータを中 心に、必要な周辺機器を配して構成される。周辺機器としては、公衆電話回線を 介して音声情報の送受信を行うための伝送装置、情報を記憶・蓄積するための補 助記憶装置等が必須であり、また、通常は、種々のオペレーションを行うために 、キー入力装置や表示装置が必要である。更に、情報として送信する音声を記録 するための録音・再生機器、又は音声合成装置等が必要である。また、遊技機か らの稼動情報を取得するために、従来より各遊技機に設けられている各種スイッ チやセンサからの信号も、情報管理装置を構成するコンピュータに入力される。
【0015】 また、利用者側に提供する情報の情報源としては、上記の通り、記憶装置に予 め記憶されたデータ、遊技機等から随時入力されるデータ、又は入力装置を介し て適宜入力されるデータ等が考えられる。この内、記憶装置に予め記憶されたデ ータは、情報中の定形部分を構成するものであり、可変情報であっても、基本的 には小単位の定形情報の組合せにて構成されている。
【0016】 具体例を挙げて説明すれば、特定の遊技機の大当たり発生回数を音声情報で送 信する場合には、記憶装置に予め記憶された音声データから、出だしの定形文、 数値を示す音節、続きの定形文といった具合いに、音声による文章を組み立てて 、大当たり発生回数を示す音声を送信する。この中で、数値を示す音節の部分だ けが可変であるが、これはあらゆる大当たり発生回数が音声で表現できる様に、 予め種々の数値を読み上げる音声データが記憶され、その中から、遊技機等から 随時入力されるデータに基づいて、適切な音声データが選ばれる。つまり、送信 する情報自体は、全て記憶装置に予め記憶されたデータで構成されるが、これを 組み立てるに当たって、遊技機等から随時入力されるデータ、入力装置を介して 適宜入力されるデータ等が参照されるのである。なお、例えば、新機種の紹介な ど、可変情報が全く含まれていない場合には、先にも述べた通り、記憶装置とし てテープレコーダ等を使い、定形文からなる音声情報を提供することもできる。
【0017】 この様に構成された遊技場情報提供システムによれば、従来は、遊技場まで出 向かなければ入手できなかった各種情報を、電話機がある場所において音声で受 け取ることができる。したがって、例えば、自宅でも遊技場からの有用情報が得 られる。また、携帯電話を使うことにより、任意の場所で遊技場からの有用情報 が得られる。
【0018】 ところで、上記遊技場情報提供システムにより、利用者側へ音声情報を提供す るタイミングは種々設定可能であり、例えば毎日あるいは毎週定時に提供したり 、遊技場側の判断で随時提供したりできるが、情報提供を受けるタイミングを利 用者側で指定できると、利用者にとっては便利である。
【0019】 その点、請求項2記載の遊技場情報提供システムの様に、電話機から送信され た要求信号を受信した時に、情報管理装置が要求信号に応じた所定の音声情報を 利用者側へと送信する構成であれば、情報提供を受けるタイミングを利用者側で 指定できる。
【0020】 ここでいう要求信号は、情報管理装置側で識別可能な予め取り決められた信号 である。信号の種類について特に制限はないが、一例を挙げれば、多くの電話機 から発信可能なDTMF信号(いわゆるプッシュホンから出力されるトーン信号 )を利用できる。また、情報管理装置側により高度な音声認識装置を設ければ、 利用者の声による特定の単語(番号やYES/NO等)を要求信号として識別す ることも可能であり、この場合、電話機から送信される利用者の声が要求信号と なる。
【0021】 また、要求信号の送信に当たっては、電話機側からの呼び出しにより、情報管 理装置との接続ができた時点で、まず、情報管理装置側から電話機に対して要求 受付が可能な旨を報知する。これは、予め取り決めてある特定の信号音等でもよ いが、利用者が認識できる様な音声による案内があると便利である。そして、利 用者側では、要求受付可能である旨が報知されたことを確認した上で、所定の要 求信号を情報管理装置に対して送信する。これを受けて、情報管理装置は、種々 提供可能な音声情報の中から、指定された情報を選んで利用者側へと送信するこ とになる。
【0022】 なお、情報提供を受けることのできる利用者が限られている場合(例えば、特 定の会員のみの場合等)は、通常、電話機からの要求を受け付けるべきか否かを 判断する必要がある。具体的な手法としては、情報提供を要求する信号を受け付 ける前に、暗唱番号やパスワードの送信を要求し、適切な暗唱番号やパスワード が送信されてきた場合にだけ、情報提供を要求する信号を受け付け可能とすれば よい。
【0023】 この様に、請求項2記載の遊技場情報提供システムによれば、特に、情報提供 を受けるタイミングを利用者側で指定できるので、利用者にとってきわめて便利 である。 次に、本遊技場情報提供システムにより実現される情報提供サービスについて より具体的に説明する。
【0024】 まず、請求項3記載の遊技場情報提供システムでは、情報管理装置が、遊技機 の稼動率や大当たり発生回数等といった遊技機の稼動に伴って変動する数値デー タを入力して統計的に管理している。そして、電話機からの要求信号によって指 定された数値データに関する音声情報を電話機に対して送信する。
【0025】 具体例を交えて説明すると、パチンコ機の出玉状況の情報提供を要求する場合 、まず、例えば暗唱番号の入力やその他必要な手続を済ませて、情報提供が受け られる状態となったら、パチンコ機の出玉状況の情報提供を要求する旨を示すD TMF信号を送信する。これが受け付けられたら、情報を希望するパチンコ機の 機種、台番号等を、同じくDTMF信号で指示する。
【0026】 情報管理装置側では、数値データが統計的に管理されており、例えば、昨日の 出玉状況、午前中の出玉状況等、必要な期間分の出玉状況等が、指定されたパチ ンコ機について即座に集計される。そして、集計された数値データに基づいて音 声情報が作成され、電話機側へ送信される。この音声情報は、大当たり発生回数 や打止発生回数を具体的な数字で示すものでもよいが、事前に取り決められた数 値範囲に対応させて「絶好調」、「やや好調」、「やや不調」等、抽象的な表現 で出玉状況を知らせてもよい。
【0027】 また、遊技機の稼動に伴って変動する数値データとしては、遊技機の稼動率、 遊技球の排出数/投入数の比率等も提供できる。但し、これらは、通常、一般の 利用者には提供できないため、主に遊技場のオーナー等、限られた利用者にのみ 提供できる様に、非公開の特定の要求信号を受け付けた時にだけ送信することが 望ましい。
【0028】 この様に、請求項3記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技機の稼動状 況を知ることができるので、一般客であれば、遊技場へ到着する前に大当たりの 可能性が高そうな遊技機を探したり、遊技中に例えば携帯電話を使って、他の気 になる遊技機の入賞状況を調べたりすることができる。また、遊技場のオーナー であれば、遊技場まで出向かなくても、遊技機の稼動率をチェックしたりできる 。
【0029】 次に、請求項4記載の遊技場情報提供システムでは、情報管理装置が、電話機 からの要求信号により指定された遊技機が稼動中であるか否かを検出する。そし て、当該遊技機が稼動中である場合には、電話機に対して予約不能を示す音声情 報を送信する。一方、当該遊技機が稼動中でない場合には、遊技機の予約要求が 送信されてきた旨を報知する。したがって、遊技場側では、予約の要求が寄せら れていることを察知できる。そして、遊技場側で、予約要求を了承する旨の操作 がなされると、情報管理装置は、電話機に対して予約完了を示す音声情報を送信 する。
【0030】 具体例を交えて説明すると、パチンコ機の予約を要求する場合、まず、例えば 暗唱番号の入力やその他必要な手続を済ませて、情報提供が受けられる状態とな ったら、パチンコ機の予約を要求する旨を示すDTMF信号を送信する。これが 受け付けられたら、予約を希望するパチンコ機の機種、台番号等を、同じくDT MF信号で指示する。
【0031】 情報管理装置側では、各パチンコ機に設けられたセンサにより、パチンコ機が 稼動中であるか否かを瞬時に判断する。そして、稼動中であれば、電話機に対し て予約不能を示す音声情報を送信する。 一方、指定されたパチンコ機が稼動中でない場合には、遊技機の予約要求が送 信されてきた旨を報知する。この報知については、どの様な方法で行われてもよ く、例えば、特定の予約要求ランプが点灯したり、予約要求ブザーが鳴ったり、 予約要求票がプリンタから印刷出力されるといったものが考えられるが、少なく とも、予約希望のパチンコ機がどれであるのかについて判別できなければならな い。これにより、遊技場側では、利用者からの予約要求が寄せられていることを 察知できる。
【0032】 そして、例えば、店員が予約要求のあったパチンコ機を確認し、利用客がいな いと判断されたら、パチンコ機には予約札等が設置され、予約要求を了承する旨 の操作がなされる。この操作がなされると、情報管理装置は、電話機に対して予 約完了を示す音声情報を送信する。
【0033】 なお、店員が予約要求のあったパチンコ機を確認し、利用客がいた場合には、 予約不能の操作がなされ、情報管理装置は、電話機に対して予約不能を示す音声 情報を送信することになる。 ちなみに、単にパチンコ機の稼動状況をチェックし、稼動していなければ当該 パチンコ機を自動的に予約状態にし、他の利用客が使用不能となる様にもできる が、利用客がまさに使おうとした瞬間に自動予約状態になるといったことを回避 するためには、人手による確認を行う方が望ましい。
【0034】 この様に、請求項4記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技機の予約が できるので、遊技場へ到着する前に遊技機を予約しておけば、満員で遊技ができ ないといった問題が起きない。特に、請求項3記載のシステムにより、入賞状況 が良好な遊技機を見つけた場合等は、引き続いてその遊技機を予約できるので、 利用客に取ってはきわめて便利である。
【0035】 次に、請求項5記載の遊技場情報提供システムでは、情報管理装置が、種々の 景品についてその交換に必要な交換賞球数を記憶している。また、利用者が遊技 機で遊技を行った結果獲得した賞球は、遊技場内の計数機で計数され、その数が 獲得賞球数として情報管理装置に記憶される。そして、情報管理装置は、電話機 からの要求信号により景品が指定されると、その景品について交換賞球数と獲得 賞球数とを比較し、交換可能である場合には、交換要求の内容(即ち、交換を希 望する景品の番号、数量、交換希望者の識別番号等)を記憶する。そして、電話 機に対して交換受付完了を示す音声情報を送信する。一方、交換不能である場合 には、電話機に対して交換不能を示す音声情報を送信する。
【0036】 具体例を交えて説明すると、獲得した賞球と景品との交換を要求する場合、ま ず、例えば暗唱番号の入力やその他必要な手続を済ませて、情報提供が受けられ る状態となったら、景品交換を要求する旨を示すDTMF信号を送信する。これ が受け付けられたら、交換を希望する景品の番号、数量等を、同じくDTMF信 号で指示する。なお、景品の番号等は、景品カタログといった形態で利用者が遊 技場側から事前に入手している。
【0037】 情報管理装置側では、指定された景品の交換賞球数と、利用者の獲得賞球数と を比較し、交換可能か否かを瞬時に判断する。そして、交換可能であれば、交換 を希望する景品の番号、数量、交換希望者のID等を記憶し、電話機に対して交 換受付を示す音声情報を送信する。
【0038】 こうして受け付けられた景品交換要求は、例えば後でまとめて印刷出力するこ とができるので、そのリストに基づいて景品を利用者の自宅へ配送することがで きる。 一方、交換賞球数と獲得賞球数との比較の結果、交換不能であれば、情報管理 装置は、電話機に対して交換不能を示す音声情報を送信する。
【0039】 この様に請求項5記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技場で景品を選 ばなくても、例えば自宅等で景品カタログを見ながら景品を選ぶといったことが できるので、遊技場からの帰宅後に、家族と相談しながら景品を選ぶこともでき るようになる。
【0040】 次に、請求項6記載の遊技場情報提供システムでは、情報管理装置が、送信す べき音声情報、送信先、及び送信日時を記憶しており、この記憶された送信日時 になると、電話機に対して自動的に音声情報を送信する。 この様に送信される音声情報としては、新機種の紹介、イベントの紹介、プレ ゼントサービスの紹介などがある。より具体的には、利用者の誕生日、クリスマ ス、バレンタインデーなどといった特定の日時と、その特定日時に送るべき音声 情報と、情報の送り先とを、情報管理装置に登録しておく。情報管理装置は、毎 日定刻になると登録データをチェックし、その日に送信すべき音声情報があれば 、自動的に送信を行う。
【0041】 この様に、請求項6記載の遊技場情報提供システムによれば、従来は店内に掲 示する程度であった各種情報を、自動的に利用者に通知できるので、利用者は、 来店する機会がなくてもこれらの情報を入手できる。 以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案はこれに限定されず、 本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる変形が可能である。
【0042】
【実施例】
次に、本考案の実施の形態をより一層明確にするため、本考案を適用した遊技 場情報提供システムの一実施例について、図面に基づいて説明する。なお、以下 に説明する実施例は、本考案の実施の形態の一例に過ぎず、本考案の実施の形態 を、以下に例示する具体的な装置等に制限するものではない。
【0043】 実施例の遊技場情報提供システムは、図1に示す通り、遊技場側に配置された 情報管理装置1と、利用者側に配置された電話機2、ファクシミリ装置3、又は 携帯電話機4と、これらを接続する通信路となる公衆回線網5とで構成され、更 に、情報管理装置1には、遊技場内に設置された多数のパチンコ機6が接続され ている。
【0044】 情報管理装置1は、周知のコンピュータ11を中心に、表示装置12、キー入 力装置13、印刷装置14、画像入力装置15、音声入力装置16、補助記憶装 置17、及び通信装置18を配して構成され、これらの周辺機器がコンピュータ 11によって制御されている。
【0045】 これらの内、画像入力装置15は、ファクシミリ装置3に対して送信する画像 を黒白の2値画像として読み込むもので、読み込まれた2値画像データは、ファ イル化して補助記憶装置17に記憶しておくことができる。 また、音声入力装置16は、電話機2又は携帯電話機4に対して送信する音声 を入力し、所定の波形符号化方式(例えば、PCM、ADPCM等)により符号 化するもので、符号化された音声データは、同じくファイル化して補助記憶装置 17に記憶しておくことができる。
【0046】 また、通信装置18は、情報管理装置1側からの音声又はファクシミリ画像を 利用者側へ送信すると共に、利用者側から送信されてきた音声又はファクシミリ 画像を受信するものである。 更に、コンピュータ11は、パチンコ機6の稼動状態について、各パチンコ機 6毎に、稼動中か否か、打止発生、大当たり発生等を常に監視し、打止発生回数 、大当たり発生回数、アウト球数、セーフ球数、賞球排出数等を計数している。 また、計数された数値データに基づいて、セーフ球数/アウト球数の比率、大当 たり発生回数/アウト球数の比率等も算出される。これらの数値データは、常に コンピュータのメモリ上で統計的に管理され、随時、表示装置12で見たり、印 刷装置14に印刷出力したりすることができる。また、遊技場の閉店時には、そ の日1日分の数値データが、補助記憶装置17に記憶され、後日、1カ月間、1 年間といった単位で、パチンコ機6の稼動率や、売上、その他の統計的なデータ を算出するために使うことができる様になっている。
【0047】 また更に、補助記憶装置17には、既に説明した画像データ、音声データ、パ チンコ機6の稼動データの他に、本システムの利用者が登録されている利用者リ スト、後述する景品交換機能で利用される景品リスト、後述する自動情報提供機 能で利用される自動送信リスト等が記憶されている。
【0048】 利用者リストは、事前に会員として登録された利用者の名前、住所、電話番号 、生年月日、性別、会員番号、暗唱番号、利用者側端末の種別(電話機又はファ クシミリ装置)といった固定情報の他、前回までの遊技で獲得して遊技場に預け てある賞球の数(獲得賞球数)、本システムの利用回数等といった可変情報、更 に、遊技場のオーナーや従業員等、特別な立場にある利用者であることを示すI D等からなる。
【0049】 また、景品リストは、景品番号とその景品との交換に必要な遊技球の数(交換 賞球数)との対応表である。景品番号は、景品個々に割り振られた番号で、利用 客には、景品の写真とその景品の景品番号とが載せられたカタログが、事前に配 布されている。
【0050】 更に、自動送信リストは、「データファイル名」、「送信先」、「送信日時」 のリストで、送信先は、利用者の名前や会員番号で指定できる他、全員、電話機 端末の利用者のみ、女性のみ、特定の誕生日の利用者のみといった指定が可能で ある。送信先で指定されている利用者には、データファイル名で指定されている 音声情報又は画像情報が、送信日時で指定されている日時に自動的に送信される 。
【0051】 なお、この他にも、コンピュータ11の動作に必要な制御プログラム等も、補 助記憶装置17に記憶されている。 次に、本遊技場情報提供システムにより実現される各種情報提供機能について 、操作手順にしたがって説明する。なお、以下の説明では、利用者側が電話機2 を使っていることを前提に説明するが、利用者側がファクシミリ装置3又は携帯 電話機4を使っていても全く同様である。
【0052】 (1)利用者側から情報管理装置側にコールして利用するサービス まず、図2に示す様に、利用者は、電話機2から情報管理装置1をコールし、 情報管理装置1と電話機2との接続を行う(S110)。そして、情報管理装置 1と電話機2とが接続されたら、情報管理装置1は、会員番号及び暗唱番号の入 力を促す音声メッセージを送信し、これを受けて、利用者は電話機2のプッシュ ボタンを使って会員番号及び暗唱番号を入力する(S120)。
【0053】 この会員番号は、主に会員個々の識別のために使われ、暗唱番号は、会員本人 以外が本システムを利用できないようにするために採用されている。また、音声 メッセージは、予め音声入力装置16を介して遊技場側のスタッフにより事前に 記録され、補助記憶装置17内に保存されているもので、使用頻度の高い音声メ ッセージは、いちいち補助記憶装置17から読み出す手間を省くため、コンピュ ータ11のメモリに読み込まれている。
【0054】 次に、情報管理装置1は、電話機2から送信されるDTMF信号により、会員 番号及び暗唱番号を識別し、それらの番号を利用者リストと照合する(S130 )。その結果、適当な番号が入力されていれば、以下の処理を続けるが、不適当 な番号が入力された場合には、会員番号及び暗唱番号の再入力を促す音声メッセ ージを送信する。なお、3回続けて不適当な番号が入力された場合には、情報管 理装置1側で回線を切断する。
【0055】 次に、情報管理装置1は、情報提供機能のメニューを紹介する音声メッセージ を送信し、これを受けて、利用者は電話機2のプッシュボタンを使って、利用す る情報提供サービスの項目を選択する(S140)。本実施例では、主な情報提 供機能として、出玉情報提供機能(「1」+「#」をプッシュ)、パチンコ機予 約機能(「2」+「#」をプッシュ)、景品交換機能(「3」+「#」をプッシ ュ)が選択でき、また、補助的な機能として、本システムの利用方法などの案内 も選択できる(「0」+「#」をプッシュ)。なお、本説明中、「1」+「#」 をプッシュするとは、「1」のボタンを押し、その次に「#」のボタンを押すこ とを意味し、以下の説明中でも同様である。
【0056】 次に、情報管理装置1は、DTMF信号により、利用者が指定した番号を識別 し、それに応じて音声メッセージによる情報提供を行う(S150)。なお、1 つの情報提供サービスを終えたら、S140に戻り、次の情報提供サービスが行 われる。この時、あるいは、情報提供サービスの最中に、利用者側で電話が切ら れると、本処理は終了する。
【0057】 次に、S150にて行われる情報提供サービスの具体的な機能について、機能 毎に詳細に説明する。 (1−1)出玉情報提供機能 図2の処理のS150において、「1」+「#」をプッシュして出玉情報提供 機能を選択すると、情報管理装置1は、図3に示す様に、まず、情報を希望する パチンコ機の機種又は台番号の入力を促すメッセージを送信し、利用者側では、 電話機2のプッシュボタンで機種又は台番号を入力する(S210)。
【0058】 ここで、機種の場合は「1」+「#」+機種番号(数字)+「#」、台番号の 場合は「2」+「#」+台番号(数字)+「#」をプッシュする。なお、機種の 名前と番号との対応がわからなければ、「3」+「#」をプッシュすると音声メ ッセージで紹介される。また、入力の途中で入力内容を訂正したい場合には、「 *」をプッシュすると最初から入力をやり直すことができ、「*」を2度続けて プッシュすると、図2のS140まで戻ることができる。ちなみに、本システム では、原則として、「#」は数値入力の区切り(又は完了)を意味するキーとし て機能し、「*」は入力全体の取消を意味するキーとして機能する。
【0059】 さて、情報管理装置1は、機種又は台番号を示すDTMF信号を受信すると、 その機種又は台番号のパチンコ機の出玉状況をチェックする(S220)。具体 的には、通常、大当たり回数、打止回数等が多いほど、出玉状況が良好であると 言えるので、これらの値を参照して、所定の基準値と比較することにより、出玉 状況を判断することができる。
【0060】 そして、情報管理装置1は、利用者側へ出玉状況を知らせる音声メッセージを 送信する(S230)。このメッセージは、上記の判断に応じて、「本日は既に 3回目の大当たりが発生しています。本日の出玉は絶好調です。」、「大当たり が発生しています。本日の出玉は好調です。」、あるいは「本日はまだ大当たり が発生していません。今後の出玉が期待されます。」などといった内容となる。
【0061】 上記メッセージ中、「3回目の」という部分は可変情報であり、指定されたパ チンコ機6の大当たり回数に応じて変更される。より具体的には、情報管理装置 1では、音声メッセージとして「本日は既に」、「大当たりが発生しています。 本日の出玉は絶好調です。」という定形部分用メッセージと、「2回目の」、「 3回目の」、「4回目の」、…、「10回目の」という可変部分用メッセージと を記憶しており、パチンコ機6の大当たり回数に基づいて適切な可変部分用メッ セージを選択して、メモリ上で音声波形データを組合せ、その音声波形データを 復号化して音声を再生する。なお、以下の可変部分を含む音声メッセージも同様 である。
【0062】 なお、図3の処理を終えると、図2のS140に戻る。 (1−2)パチンコ機予約機能 図2の処理のS150において、「2」+「#」をプッシュしてパチンコ機予 約機能を選択すると、情報管理装置1は、図4に示す様に、まず、予約を希望す るパチンコ機6の台番号の入力を促すメッセージを送信し、利用者側では、電話 機2のプッシュボタンで台番号を入力する(S310)。
【0063】 ここで、台番号の指定には、「1」+「#」+台番号(数字)+「#」をプッ シュする。また、台番号として「0」を指定すると、遊技場側で適当に選ばれる パチンコ機6が予約される。なお、「2」+「#」をプッシュすると、予約可能 な台番号が、若い番号から順に音声メッセージで紹介される。また、入力の途中 で入力内容を訂正したい場合には、「*」を押すと最初から入力をやり直すこと ができる。
【0064】 さて、情報管理装置1は、台番号を示すDTMF信号を受信すると、そのパチ ンコ機6の稼動状況をチェックする(S320)。そして、稼動中であれば(S 320:YES)、「既にご利用のお客様がいらっしゃいますので、ご予約をお 受けすることはできません。」といった音声メッセージを利用者側へ送信する( S330)。
【0065】 一方、指定されたパチンコ機6が稼動中でない場合には、情報管理装置1は、 パチンコ機の予約要求が送信されてきた旨を、遊技場の店員に報知する(S34 0)。具体的には、表示装置12に予約希望の台番号が表示され、同時に店内に 「予約確認をお願いします。」という音声メッセージが流される。これにより、 店員は、表示装置12の台番号を見て当該パチンコ機のところまで行き、予約プ レートをかけることができる。
【0066】 なお、予約プレートをかけるまでにパチンコ機6が利用されれば、予約は断念 せざるを得ない。これを回避するには、S340で店員に報知する代わりに、自 動的にパチンコ機を予約状態にし、他の者が利用不能とする方法もあるが、たま たま席を外している客や、これからまさに利用しようとしている客がいることを 正確に判別するのは容易ではなく、こうした客との無用のトラブルを避けるには 、実施例の如く構成する方が望ましい。
【0067】 さて、予約完了か予約不能の確認がなされると、キー入力装置13の予約完了 キー又は予約不能キーが押される(S350)。予約完了キーが押される場合は 、併せて予約した台番号もキー入力される。これは、台番号「0」を指定して遊 技場側に台番号を任せた場合に、実際に予約した台番号を利用者に通知するため である。
【0068】 そして、予約不能キーが押された場合は(S360:NO)、S330へ移行 して、利用者側へ予約不能を示す音声メッセージを送信する。一方、予約完了キ ーが押された場合は(S360:YES)、情報管理装置1は、利用者側へ予約 完了を知らせる音声メッセージを送信する(S370)。この音声メッセージは 、「ご予約ありがとうございます。101番台のご予約をお受けいたしました。 ご来店は30分以内にお願いします。」といった内容となる。このメッセージ中 、「101番台の」という部分が可変である。また、時間に関する部分は店毎に 予め決めておけるので固定情報で構わないが、可変情報として適宜変更できる様 にしてもよい。
【0069】 なお、図4の処理を終えると、図1のS140に戻る。 (1−3)景品交換機能 図2の処理のS150において、「3」+「#」をプッシュして景品交換機能 を選択すると、情報管理装置1は、図5に示す様に、まず、交換を希望する景品 の景品番号の入力を促すメッセージを送信し、利用者側では、電話機2のプッシ ュボタンで景品番号とその数量とを入力する(S410)。
【0070】 ここで、景品番号とその数量の指定には、「1」+「#」+景品番号(数字) +「#」+数量(数字)+「#」をプッシュする。また、「2」+「#」をプッ シュすると、現在の獲得賞球数が音声メッセージで紹介される。 情報管理装置1は、景品番号及び数量を示すDTMF信号を受信すると、景品 リストから当該景品の交換賞球数を読み出し(S415)、利用者リストから獲 得賞球数を読み出す(S420)。そして、交換賞球数×希望数量と獲得賞球数 とを比較し(S425)、交換可能(即ち、獲得賞球数≧交換賞球数×希望数量 )である場合には(S425:YES)、景品番号、希望数量、交換希望者の会 員番号を、補助記憶装置17内の交換希望ファイルに追加登録する(S430) 。そして、「ご指定頂いた景品を手配させて頂きました。1週間以内にお手元に お届け致します。なお、残りの賞球数は[1000個]となっております。」( 但し、[]内は可変部分)という音声メッセージを利用者側に送信する(S43 5)。
【0071】 一方、希望の交換ができない場合には(S425:NO)、希望数量を減らし て交換可能かどうかをチェックする(S440)。具体的には、獲得賞球数≧交 換賞球数であれば、希望数量を減らして交換可能であり、この場合(S440: YES)、獲得賞球数÷交換賞球数の値から小数点以下を切捨てて交換可能数量 を算出し(S445)、「残りの賞球数は[5000個]となっておりますので 、ご指定頂いた景品は[1個]までしか交換できません。」(但し、[]内は可 変部分)という音声メッセージを利用者側に送信する(S450)。
【0072】 更に、希望数量を減らしても交換不能(即ち、獲得賞球数<交換賞球数)であ る場合(S440:NO)、「残りの賞球数は[5000個]となっております ので、ご指定頂いた景品とは交換できません。」(但し、[]内は可変部分)と いう音声メッセージを利用者側に送信する(S455)。
【0073】 なお、図5の処理を終えると、図1のS140に戻る。 こうして受け付けられた景品交換要求は、補助記憶装置17内の交換希望ファ イルにまとめて登録されることになる。したがって、例えば、印刷装置14によ り前日分の交換希望リストを印刷出力し、そのリストに基づいて景品を利用者の 自宅へ配送することができる。
【0074】 ところで、利用者の現在の獲得賞球数は、先に説明した通り、景品交換機能を 選択した際に、「2」+「#」をプッシュすれば音声メッセージで紹介されるが 、これ以外に、印刷装置14にて所定の形式で印刷出力することもできる。本実 施例の情報管理装置1では、住所、氏名、現在の獲得賞球数、及びその他の案内 を、葉書サイズの記録紙に対して利用者毎に印刷出力できる様に構成されている 。したがって、例えば、数カ月に一度程度のタイミングで獲得賞球数を印刷出力 すれば、この書面を郵便物として利用者に送ることにより、獲得賞球数を通知す ることができる。
【0075】 (1−4)補助機能 図2の処理のS150において、「0」+「#」をプッシュすると、情報管理 装置1は、プッシュ番号と提供する機能の説明、操作手順の説明等を、音声メッ セージにて送信する。
【0076】 (2)情報管理装置側から利用者側にコールするサービス (2−1)自動情報提供機能 情報管理装置1は、毎日、予め決められた時刻になると、自動情報提供処理を 実行する様にタイマがセットされている。この時刻は、遊技場側で任意に設定さ れる。
【0077】 自動情報提供処理が実行されると、図6に示す様に、まず、情報管理装置1は 、補助記憶装置17から自動送信リストを読み出し(S510)、本日、自動送 信を行うべき情報が登録されているかどうかをチェックする(S520)。登録 されている場合には(S520:YES)、データファイル名で指定されている 音声データを読み出して、送信先で指定されている利用者に送信する(S530 )。
【0078】 この様にして、新機種の紹介、イベントの紹介、プレゼントサービスの紹介な どを、適当な日時に、あるいは、利用者の誕生日、クリスマス、バレンタインデ ーなどといった特定の日時に、音声メッセージで利用者に伝えることができる。 以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案の具体的な構成について は、上記実施例以外にも、本考案の要旨を逸脱しない範囲内の種々なる態様を採 用することができる。
【0079】
【考案の効果】
以上の如く本考案によれば、従来は、遊技場まで出向かなければ入手できなか った各種情報を、電話機がある場所で音声で受け取ることができる。したがって 、例えば、自宅でも遊技場からの有用情報が得られる。また、携帯電話を使うこ とにより、任意の場所で遊技場からの有用情報が得られる。
【0080】 また、請求項2記載の遊技場情報提供システムによれば、上記効果の他、情報 提供を受けるタイミングを利用者側で指定できるので、利用者にとってきわめて 便利である。 更に、請求項3記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技機の稼動状況を 知ることができるので、一般客であれば、遊技場へ到着する前に大当たりの可能 性が高そうな遊技機を探したり、遊技中に例えば携帯電話を使って、他の気にな る遊技機の入賞状況を調べたりすることができる。また、遊技場のオーナーであ れば、遊技場まで出向かなくても、遊技機の稼動率をチェックしたりできる。
【0081】 更にまた、請求項4記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技機の予約が できるので、遊技場へ到着する前に遊技機を予約しておけば、満員で遊技ができ ないといった問題が起きない。 更に加えて、請求項5記載の遊技場情報提供システムによれば、遊技場で景品 を選ばなくても、例えば自宅等で景品カタログを見ながら景品を選ぶといったこ とができるので、遊技場からの帰宅後に、家族と相談しながら景品を選ぶことも できるようになる。
【0082】 また更に、請求項6記載の遊技場情報提供システムによれば、従来は店内に掲 示する程度であった各種情報を、自動的に利用者に通知できるので、利用者は、 来店する機会がなくてもこれらの情報を入手できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の遊技場情報提供システムの概略構成
図である。
【図2】 利用者側から要求して利用する情報提供処理
のフローチャートである。
【図3】 出玉情報提供機能のフローチャートである。
【図4】 パチンコ機予約機能のフローチャートであ
る。
【図5】 景品交換機能のフローチャートである。
【図6】 自動情報提供機能のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・情報管理装置、2・・・電話機、3・・・ファ
クシミリ装置、4・・・携帯電話機、5・・・公衆回線
網、6・・・パチンコ機、11・・・コンピュータ、1
2・・・表示装置、13・・・キー入力装置、14・・
・印刷装置、15・・・画像入力装置、16・・・音声
入力装置、17・・・補助記憶装置、18・・・通信装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 T

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場側から利用者に対して各種情報を
    提供する遊技場情報提供システムであって、 遊技場側に配置され、記憶装置に予め記憶されたデー
    タ、遊技機等から随時入力されるデータ、又は入力装置
    を介して適宜入力されるデータ等に基づいて構成される
    所定の音声情報を、公衆電話回線を介して利用者側へと
    送信可能な情報管理装置と、 利用者側に配置され、前記情報管理装置から送信された
    音声情報を受信する電話機とを備えたことを特徴とする
    遊技場情報提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技場情報提供システム
    において、 前記情報管理装置が、前記電話機から送信された所定の
    要求信号を受信した時に、該要求信号に応じた所定の音
    声情報を利用者側へと送信することを特徴とする遊技場
    情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遊技場情報提供システム
    において、 前記情報管理装置が、 遊技機の稼動率や大当たり発生回数等といった遊技機の
    稼動に伴って変動する数値データを入力して統計的に管
    理すると共に、前記電話機からの要求信号によって指定
    された数値データに関する音声情報を、前記電話機に対
    して送信することを特徴とする遊技場情報提供システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の遊技場情報
    提供システムにおいて、 前記情報管理装置が、 前記電話機からの要求信号により指定された遊技機が稼
    動中であるか否かを検出し、当該遊技機が稼動中である
    場合には、前記電話機に対して予約不能を示す音声情報
    を送信する一方、当該遊技機が稼動中でない場合には、
    遊技機の予約要求が送信されてきた旨を報知し、該予約
    要求を了承する旨の操作がなされると、前記電話機に対
    して予約完了を示す音声情報を送信することを特徴とす
    る遊技場情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の
    遊技場情報提供システムにおいて、 前記情報管理装置が、 種々の景品についてその交換に必要な交換賞球数を記憶
    すると共に、利用者が獲得した獲得賞球数を記憶してお
    り、前記電話機からの要求信号により指定された景品に
    ついて、前記交換賞球数と前記獲得賞球数とを比較し
    て、交換可能である場合には、交換要求の内容を記憶し
    て、前記電話機に対して交換受付完了を示す音声情報を
    送信する一方、交換不能である場合には、前記電話機に
    対して交換不能を示す音声情報を送信することを特徴と
    する遊技場情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    遊技場情報提供システムにおいて、 前記情報管理装置が、 送信すべき音声情報、送信先、及び送信日時を記憶可能
    で、該記憶された送信日時になると、前記電話機に対し
    て自動的に前記音声情報を送信することを特徴とする遊
    技場情報提供システム。
JP1995010799U 1995-10-12 1995-10-12 遊技場情報提供システム Expired - Lifetime JP3026134U (ja)

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