JPH09108158A - キッチン用洗浄機 - Google Patents

キッチン用洗浄機

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Publication number
JPH09108158A
JPH09108158A JP26691495A JP26691495A JPH09108158A JP H09108158 A JPH09108158 A JP H09108158A JP 26691495 A JP26691495 A JP 26691495A JP 26691495 A JP26691495 A JP 26691495A JP H09108158 A JPH09108158 A JP H09108158A
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JP
Japan
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water
water tank
nozzle
kitchen
brush
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Application number
JP26691495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kondo
正夫 近藤
Yuji Atsumi
裕二 渥美
Toshio Arakawa
敏雄 荒川
Kenji Suzuki
賢司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09108158A publication Critical patent/JPH09108158A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置状態が邪魔に感じられず、万一水がオー
バーフローしたときにも拭き取りの手間を要しないよう
にする。 【解決手段】 洗浄手段を有する水槽3を流し台1のシ
ンク2に設置して使用し得るようにした。又、その水槽
3は、具体的には、フランジ部5,6でシンク2の縁部
に引掛けて設置し、シンク2の底部の排水口に向かう傾
斜に関係なく安定性良く設置できるようにした。洗浄手
段としては、水槽3内の水中に気泡を発生させるもの
や、気泡を含む水流を噴出するもの、ブラシの回転によ
るもの、気泡を含む水流の噴出とブラシの回転との相乗
作用によるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜や果物並びに食
器類を洗浄するのに好適するキッチン用洗浄機に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、この種キッ
チン用洗浄機は、キッチンの床の上や、テーブルの上、
あるいは流し台の上等に設置して使用されるようになっ
ているが、いずれも邪魔に感じられるものであり、又、
万一水がオーバーフローしたときに、その設置面に水が
落ちて設置面を濡らすため、それを拭き取る手間を要す
るという問題点を有していた。
【0003】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、設置状態が邪魔に感じられ
ず、万一水がオーバーフローしたときにも拭き取りの手
間を要しないキッチン用洗浄機を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のキッチン用洗浄機においては、第1に、流
し台のシンクに設置される水槽と、この水槽の内部に貯
水した状態で被洗浄物を洗浄する洗浄手段とを具備する
ことを特徴とする。この第1の手段によれば、水槽が流
し台のシンクに設置されることで、例えばそのシンク内
の空間に収めるように設置でき、又、万一水がオーバー
フローしたとしても、その水は流し台のシンクで受けら
れて、このシンクから排出される。
【0005】本発明のキッチン用洗浄機においては、第
2に、上記水槽がフランジ部を有し、このフランジ部を
流し台のシンクの縁部に引掛けて設置されることを特徴
とする。
【0006】この第2の手段によれば、全体を流し台の
シンクの底部の傾斜に関係なく設置することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図5を参照して説明する。まず図1には
キッチン用洗浄機の全体構成を示しており、流し台1の
シンク2に設置された水槽3を有している。この水槽3
は外筐4に収められて一体化されており、上縁部の前部
(図中左側部)に前フランジ部5を、後部(図中右側
部)にファン室を兼用する大きな後フランジ部6を形成
していて、これらをシンク2の上縁部の前部と後部とに
それぞれ引掛けてシンク2にほゞ全部が収納されるよう
に設置されている。
【0008】後フランジ部(ファン室)6には、後面部
に吸気口7を形成しており、内部に、吸気口7から吸気
する羽根車8と、これを囲繞するケーシング9、羽根車
8を回転駆動するモータ10、及びこれらを覆うケース
11から成るファン装置12を配設している。
【0009】一方、水槽3の底部には中央部に比較的径
大な孔13を形成しており、この孔13に例えばプラス
チック製の多孔板から成る気泡発生板14を装着して押
えリング15により固定している。又、孔13には、水
槽3外(外筐4との間)において通路形成壁16により
形成した通路17を連通させており、この通路17の途
中部には逆止弁装置18を設けている。この逆止弁装置
18は、詳細には図2に示すように、上部に弁孔19を
有し下部の周側部と底部とにそれぞれ通し孔20,21
を有する弁筐22と、この弁筐22に内設した弁体2
3、弁体23を上方に押し上げて弁孔19を閉塞させる
スプリング24等から成っており、水槽3底部の後側部
に形成した孔25に弁筐22をねじ26により取付けて
設置している。なお、通路17の逆止弁装置18下方の
部分には水溜め部27を形成している。
【0010】しかして、通路17にはT字形の接続パイ
プ28を接続しており、この接続パイプ28には、前記
ファン装置12のケース11が有した送気口29(図1
参照)との間で送気パイプ30を接続すると共に、排水
弁装置31を接続している。この排水弁装置31も、詳
細には図2に示すように、側部に接続口32を有し下部
に弁孔33を有する弁筐34と、この弁筐34に内設し
た弁体35、弁体35を下方に押し下げて弁孔33を閉
塞させるスプリング36、弁体35に連結した弁棒37
等から成っており、前記外筐4の底部の後側部に形成し
た孔38に弁筐34の弁孔33周囲部を差し込んでナッ
ト39により固定している。
【0011】これに対して、図3は上記排水弁装置31
の開閉操作をするための操作装置40を示している。こ
の操作装置40は、前記水槽3の後フランジ部6上面部
に形成した孔41に回動可能に嵌着した円筒状のシャフ
ト部42と、このシャフト部42中央の係合凹部43に
係合凸部44を係合させて取付けたつまみ部材45と、
シャフト部42から突設したアーム部46に一端部を取
付けた操作ひも47とから成っており、その操作ひも4
7の途中部を上記後フランジ部6上面部裏側に固着した
支持板48に中継させて他端部を上記排水弁装置31の
弁棒37に連結している。
【0012】この構成で、つまみ部材45を回転操作す
れば、係合凸部44と係合凹部43との係合構造を介し
てシャフト部42が回動されることにより、アーム部4
6にて操作ひも47を引張ったりあるいはその引張りを
解除したりし、これにより、排水弁装置31の弁棒37
を上げ下げし、弁体35を弁孔33に対し接離させてそ
の開閉操作をするようになっている。なお、水槽3から
外筐4にかけては、図1に示すように、シンク2の上端
開口部より下方で且つファン装置12よりも下方の最上
部付近にオーバーフロー口49を形成している。
【0013】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、排水弁装置31を閉塞状態に操作し、この状態で、
流し台1に具えられた水道の蛇口50(図1参照)から
水槽3内に水を供給する。すると、その水が図4に示す
ように水槽3内で溜まると同時に、水槽3内から気泡発
生板14を通じて通路17及び接続パイプ28、送気パ
イプ30、及び弁筐34内にも同様に溜まる。
【0014】このように水が溜まった後、運転をスター
トさせると、ファン装置12のモータ10が通電されて
起動し、羽根車8を回転駆動するから、この羽根車8
が、後フランジ部6の吸気口7から機外の空気を吸入
し、この吸入した空気を、ケーシング9を通じてケース
11の送気口29から送気パイプ30に圧送する。この
ため、その送気パイプ30から接続パイプ28、弁筐3
4、及び通路17に上述のごとく溜められた水も気泡発
生板14側に押し込まれ、更に、その気泡発生板14を
通じて水槽3内に押し込まれる。よって、送気パイプ3
0から接続パイプ28、弁筐34、及び通路17には水
が図2に示すごとく残るだけで、水槽3内にはそれらか
ら気泡発生板14を通じて空気が圧送され続ける。
【0015】又、このとき、逆止弁装置18では、通路
17を通る空気が弁筐22の通し孔20から弁筐22内
に入ることにより、弁体23がその空気圧をスプリング
24のばね力に加えて受け、弁孔19を強く閉塞する。
従って、上述のファン装置12から気泡発生板14に向
け圧送された空気は、逆止弁装置18部分で漏れること
なく、気泡発生板14から水槽3内に圧送され、かくし
て、水槽3内の水中には図1に示すように気泡が発生す
る。
【0016】そこで、その水槽3内の水中に被洗浄物5
1(図1ではぶどうやいちごの果物を示している)を入
れれば、水中の気泡が被洗浄物51に当たってはじけ、
その振動で被洗浄物51から虫や、ほこり、ごみといっ
た付着物を離脱させるものであり、かくして被洗浄物5
1の洗浄が行なわれる。
【0017】しかして、その後、ファン装置12のモー
タ10を断電停止させて、排水弁装置31を開放状態に
操作すれば、図5に示すように、弁筐34から接続パイ
プ28、及び通路17内の水が排出され、更に、それに
伴い、水槽3内の水も、逆止弁装置18の弁体23をス
プリング24のばね力に抗し押し開けて、弁筐22の通
し孔20,21から通路17を通じて排出されるもので
あり、排出された水は流し台1のシンク2で受けられ
て、このシンク2が有する排水口(図示せず)から屋外
へ排出される。
【0018】このように本構成のものでは、水槽3が流
し台1のシンク2に設置されることで、図1に示すよう
に、シンク2内の空間に収めるように設置できるもので
あり、その突出を少なく抑えることができるので、設置
状態が邪魔に感じられることを避けることができる。
又、水槽3から万一水がオーバーフローしたとしても、
その水は流し台1のシンク2で受けられて、このシンク
2から屋外へ排出されるもので、逐一それを拭き取る手
間を要することも避けることができる。
【0019】更に、本構成のものの場合、水槽3が前フ
ランジ部5と後フランジ部6とで流し台1のシンク2の
縁部に引掛けて設置されるので、全体を流し台1のシン
ク2の底部の排水口に向かう傾斜(図示はしないが、排
水のため必ず施されている)に関係なく設置することが
でき、安定性を良くすることができる。
【0020】なお、被洗浄物51としては、果物に限ら
れず、野菜など他の食品であっても良いもので、あるい
は食器類であっても良いものであり、そのほか、水槽3
内に入れて洗浄されるものであれば、他のキッチン用品
等であっても良い。
【0021】以上に対して、図6ないし図8は気泡発生
板14の装着構造の異なる例を示している。このものの
場合、水槽3底部の孔13周囲部の外面に複数例えば4
個の傾斜状突起52を形成し、他方、押えリング15に
代わる押えリング53の対応する4か所にはそれぞれ膨
出部54の内方に位置させて水平状の突起55を形成し
ている。
【0022】この構成で、突起55を押えリング53の
回動操作により突起52に摺接させることにより、突起
52の傾斜に沿って押えリング53が降下し、気泡発生
板14を押え付けて固定するものであり、この状態か
ら、押えリング53を反対方向に回動操作すれば、突起
55が突起52から離れることにより、気泡発生板14
の押え付けを解除し、気泡発生板14を取外すことがで
きる。
【0023】このものによると、被洗浄物51から落ち
た汚れが付着しがちな気泡発生板14の清掃が、気泡発
生板14を単独に扱って流し洗い等により容易且つ充分
にでき、又、気泡発生板14を通った汚れが付着する通
路17内の清掃も、気泡発生板14を取除いた状態で孔
13から容易且つ充分にできる。
【0024】図9及び図10は気泡発生板の異なる例を
示している。このものの場合、気泡発生板56はプラス
チック粒を焼結して多孔質に形成しており、その平均的
孔径は直径で0.05[mm]程度であり、0.3[m
m]が限界の前記多孔板や0.1[mm]が限界のセラ
ミック板に比して、孔径を充分に小さくできることか
ら、これを通気させることにより水槽3内の水中に発生
する気泡の径も充分に小さく、野菜や果物の入り組んだ
細かいところにもその気泡がよく行き渡って、前述以上
の洗浄効果を得ることができる。
【0025】又、プラスチックはセラミックと違って軽
く、割れやすくもない上に、表面がざらついていないの
で清掃しやすい。更に、平均的孔径が0.05[mm]
程度であれば、空気は通すが水は通さない性質が得られ
ることにより、水槽3に対する給気路と排水路とを前述
のように共通に設けず、別々に設けて、そのうちの給気
路にファン装置12のみを接続し、排水路には風呂栓の
ような簡単な弁を設けるだけにして、構造を簡単化する
ことが可能である。
【0026】たゞし、プラスチックはセラミックと違っ
て割れやすくないといっても、その剛性は高くなく、従
って、厚さは0.1[mm]以上とする必要がある。
又、プラスチックは熱伝導性が金属に比して良くないた
め、5[mm]を超える厚さは焼結に際して熱が中心部
分まで行き届きにくいので製造が困難であり、5[m
m]以下の厚さとするのが好ましい。
【0027】なお、この場合、気泡発生板56のプラス
チック材料をフッ素系とすることにより、気泡発生板5
6に対する汚れや水あか等の付着をなくし得、清掃も一
段と簡単にすることができる。
【0028】図11は送気パイプ30の途中部にオゾン
発生装置57を設けたものを示している。このもので
は、ファン装置12から気泡発生板14に供給される空
気にオゾンが混入されることにより、水槽3内の水中に
もオゾンが混入した気泡が発生されるものであり、水槽
3内の殺菌、消臭に効果を発揮する。又、そのオゾンは
通路17内の殺菌、消臭にも効果を発揮する。なお、こ
の場合のオゾン発生装置57のオゾン発生形式は放電形
及び紫外線反応形のいずれであっても良い。
【0029】図12及び図13はファン装置12と外筐
4とにクッションを設けた例を示している。この場合、
詳細には、ファン装置12のモータ10を収容したケー
ス58の奥部の中央部と開口部の周囲部とにそれぞれク
ッション59,60を装設してモータ10との間に介在
させ、ケース蓋61を複数のねじ62により取付けるこ
とによって締付けている。又、外筐4にはフランジ部
5,6の各下面部にクッション63,64を装着し、こ
のクッション63,64を介してフランジ部5,6をシ
ンク2の上縁部の前部と後部とにそれぞれ引掛けるよう
にしている。
【0030】ここで、水槽3内の水中に気泡を発生させ
る空気を送るファン装置12の羽根車8の回転速度は、
一般には掃除機にみられるように30000[rpm]
以上であり、高速回転をすることから、振動もかなり大
きくなる。これに対して、上述のように構成したもので
は、モータ10で一次的に発生する振動をクッション5
9,60で減衰し、このクッション59,60で減衰し
切れない振動や洗浄機全体の大きな揺れをクッション6
3,64で減衰するもので、これらにより、シンク2内
で洗浄機全体が動いたり踊ったりすることがなく、更に
いわゆるひびり音の発生も防止できる。
【0031】図14ないし図17は本発明の第2実施例
を示すもので、洗浄手段を変えたものを示している。具
体的には、この場合、水槽3の後側面部の上部と下部と
にそれぞれ孔71,72を形成し、その下部の孔72
に、水槽3内においてフィルタ73を装着し、水槽3外
(外筐4との間)においてポンプ74の吸込口を接続し
ている。
【0032】ポンプ74は内部にインペラ75を有して
おり、このインペラ75のシャフト76には、ポンプ7
4外において従動プーリ77を取付け、他方、フランジ
部6の内部に配設したモータ78の回転軸79に駆動プ
ーリ80を取付けて、それと上記従動プーリ77との間
にベルト81を張架し、もって、それらのベルト伝動機
構を介しポンプ74のインペラ75をモータ78により
回転駆動するようにしている。
【0033】一方、水槽3後側面部の上部の孔71に
は、図14に示すように内槽3内に臨むノズル82を取
付板83によって取付けている。取付板83は中央部に
孔84を有しており、この孔84に半球状のノズルガイ
ド85を嵌合し、このノズルガイド85にノズル82の
半球状ベース部82aを内挿すると共に、ノズル継手8
6の半球状部86aを合わせてクランパ87及びシール
部材88を介しねじ89により締付けることによって、
ノズル82を取付板83に取付けている。
【0034】この場合、ノズル82は、半球状のベース
部82aを半球状のノズルガイド85の内面及びノズル
継手86の半球状部86aの内面に沿って摺動させるこ
とにより、角度調整がノズルガイド85で規制される範
囲で可能で、図15にはそのうちの下方への角度調整可
能範囲αを示しており、クランパ87はその調整後の保
持を摩擦力によってなすものである。
【0035】又、取付板83は上端部と下端部とにガイ
ド受け部90,91を有しており、このガイド受け部9
0,91を、水槽3の孔71の上方部と下方部との各外
面に設けたガイド部92,93に嵌合し、その各外方を
覆い板94,95で覆ってそれぞれねじ96,97によ
り固定し、更に、その各内方にそれぞれ例えばグリス9
8をシール材として注入することにより、取付板83ひ
いてはノズル82を水密に上下位置調整可能ならしめる
ようにしている。
【0036】しかして、取付板83の下部には詳細には
図17に示すように凹部99を上下複数段に形成してお
り、これに対して、下部の覆い板95には内面に凸部1
00を有する板ばね101を取付け、その凸部100を
凹部99に選択係合させてノズル82を任意の上下調整
位置に保持するようにしている。
【0037】そして、ノズル継手86には内部の流水方
向に対し法線方向に空気取込口102を突設しており、
これには先端の空気取入口103がフランジ部6の内部
で開口する空気取入パイプ104を接続している。更
に、ノズル継手86には反ノズル82側の絞り口部86
bに接続パイプ105を接続しており、この接続パイプ
105には、前記ポンプ74の吐出口との間でノズル8
2の位置調整方向(この場合、上下)に伸縮可能な蛇腹
部106を有する接続ホース107を接続している。
【0038】この構成で、水槽3内に水道の蛇口50か
ら水を供給して溜め、その後、運転をスタートさせる
と、モータ78が通電されて起動し、ポンプ74のイン
ペラ75を回転駆動するので、ポンプ74は水槽3内の
水をフィルタ73を通じて孔72から吸入し、この吸入
した水を接続ホース107から接続パイプ105を通じ
てノズル継手86に供給する。ノズル継手86では供給
された水が絞り口部86bで絞られ流速を上げる。これ
によって、その流水方向に対し法線方向に設けた空気取
込口102の静圧が落とされ、大気圧との差を大きくさ
れ(負圧を上げられ)て、空気が空気取込口102から
より多く取り入れられる。この取り入れられた空気は流
水の速度と空気取込口102の大きさとである一定の大
きさの気泡となって流水中に混入され、この気泡を含む
水がノズル82から水槽3内に噴出されて循環される。
【0039】そこで、水槽3内の水中に被洗浄物51
(図13ではぶどうやいちご及びりんごといった果物を
示している)を入れれば、水中の気泡が被洗浄物51に
当たってはじけ、その振動で被洗浄物51から虫や、ほ
こり、ごみといった付着物を離脱させ、同時に水流がそ
の流勢でそれらの付着物を被洗浄物51から離脱させる
と共に、離脱物を流しとる作用をする。従って、このも
のによれば、水槽3内の水中に気泡を発生させるだけの
第1実施例のものより高い洗浄効果を得ることができ
る。
【0040】なお、水流中に浮遊した離脱物はポンプ7
4により水槽3内の水が孔71から吸入される際にフィ
ルタ73で取除かれる。又、この場合も、被洗浄物51
としては、果物に限られず、野菜など他の食品であって
も良いもので、あるいは食器類であっても良いものであ
り、そのほか、水槽3内に入れて洗浄されるものであれ
ば、他のキッチン用品等であっても良い。
【0041】加えて、上記構成のものでは、ノズル82
を上下に位置調整可能に設けているので、水槽3内の水
位や被洗浄物51の大きさ等によってノズル82の上下
位置を最適な位置に調整でき、これによって、被洗浄物
51に気泡を含む最適な水流を当てることができるの
で、洗浄効果を一層高めることができる。なお、ノズル
82の位置調整は、ガイド部92,93を水槽3の孔7
1の左方部と右方部とに設けることによって、左右に行
ない得るようにしても良い。
【0042】更に、上記構成のものでは、ノズル82を
角度調整可能にも設けているので、同様に、水槽3内の
水位や被洗浄物51の大きさ等によってノズル82の角
度を最適な角度に調整でき、これによって、被洗浄物5
1に気泡を含む最適な水流を当てることができるので、
洗浄効果を一層高めることができる。
【0043】以上に対して、図18は水槽3のノズル8
2側とは反対側の前側部の上部にひさし状のガイド部材
108を着脱可能に設けたものを示している。このよう
にすることによって、ノズル82側とは反対側の水槽3
前側部に当たって盛り上がる水流をガイド部材108に
よって水槽3内に返し、水槽3の上端部を越えて水槽3
外に飛び出すのを防止することができる。
【0044】図19は、水槽3の後側面の中央部にノズ
ル82を設けたのに対し、それと対向する水槽3の前側
面に、中央部を頂点とする凸部109を形成すると共
に、その両側に湾曲凹部110,111を形成したもの
を示している。このようにすることによって、ノズル8
2から噴出された気泡を含む水流は、凸部109に当た
って二手に分かれ、それぞれ湾曲凹部110,111に
沿って流れるため、複雑な動きをして被洗浄物51に当
たることで、洗浄効果を更に高めることができる。
【0045】図20は、水槽3の後側面の片側部にノズ
ル82を設けたのに対し、それと対向する水槽3の前側
面の全部に湾曲部112を形成したものを示している。
このようにすることによって、ノズル82から噴出され
た気泡を含む水流は、湾曲部112に沿って流れ、被洗
浄物51がそれに従って動くことで、洗浄効果をやはり
高めることができる。
【0046】図21は、ポンプ74の吐出口に二股の接
続パイプ113を接続して、その一方側に接続ホース1
14を介して接続したノズル115を、水槽3の後側面
の片側部に設け、他方側に接続ホース116を介して接
続したノズル117を、水槽3の後側面と対向する前側
面の反対側(対角位置)の片側部に設けたものを示して
いる。このようにすることによって、各ノズル115,
117から噴出された気泡を含む水流は、水槽3内で渦
巻状に流れ、被洗浄物51がそれに従って動くことで、
洗浄効果をやはり高めることができる。
【0047】図22は上述のノズル115,117を水
槽3の後側面と前側面のそれぞれ中央部に設けたものを
示している。このようにすることによって、各ノズル1
15,117から噴出された気泡を含む水流を被洗浄物
51に両側から正反対に当てることができて、洗浄効果
をやはり高めることができる。
【0048】図23は更に上述のノズル115,117
を水槽3の後側面とこれと隣接する右側面のそれぞれ中
央部に設けたものを示している。このようにすることに
よって、各ノズル115,117から噴出された気泡を
含む水流を被洗浄物51に異なる角度で当てることがで
きて、洗浄効果をやはり高めることができる。
【0049】図24ないし図26は、偏平で先広がりの
ノズル118を用いたものを示している。又、このもの
の場合、空気取込口119はノズル118に直に設け、
絞り口部120もノズル118に設けている。更に、こ
のものでは、ノズル118をシール部材121によって
水密に且つ図25に矢印で示すごとく回動可能に弾性支
持している。
【0050】このようにすることによって、気泡を含む
水流はノズル118の形状に沿って先広がりに噴出さ
れ、被洗浄物51に広い範囲で水流を当てることがで
き、洗浄効果を高めることができる。又、ノズル118
を手で持って回動させることにより、被洗浄物51に対
する水流の当たりを変えることができ、被洗浄物51の
形状や大きさに合った最適の水流を当てることができる
ので、洗浄効果を更に高めることができる。
【0051】図27は、空気取入パイプ122を延ばす
ことにより、その先端の空気取込口123を、水槽3内
からオーバーフロー口49を通じてオーバーフローした
水を排出する溢水路124に位置させたものを示してい
る。このようにすることによって、万一ノズルが塞がれ
ることがあった場合、空気取入パイプ122を通じて空
気取込口123から出る水を溢水路124に流すことが
できて、機内を初め予期せぬ部分の水ぬれを防止するこ
とができる。
【0052】図28及び図29は、水槽3内の水流、特
には孔72から吸入される水流で回転される羽根125
を有する回転体126を水槽3内の底部に設けると共
に、この回転体126に載って被洗浄物51を収容しつ
つ回転体126上の凸部127に係合され回転する回転
かご128を設けたものを示している。
【0053】このものでは、回転かご128の回転によ
り、被洗浄物51に満遍なく隅々まで気泡を含む水流を
当てることができ、洗浄効果を高めることができる。し
かも、回転かご128を回転させるのに、モータ等の動
力を特別に必要とすることもない。
【0054】図30はノズル129を水槽3内に対して
出没可能に設けたものを示しており、具体的には、水槽
3の孔130周りに外方へ突出させて形成した筒状のガ
イド部131に、ノズル129をシール部材132を介
して水密に出没可能に嵌合し、外方から、空気取込口1
33及び絞り口部134を有するノズル継手135を、
シール部材136を介してねじ137により水密に取付
けたものを示している。
【0055】このものでは、気泡を含む水を水槽3内に
噴出するとき、その水圧でノズル129が押圧されてス
トッパ138に衝止されるまで水槽3内に突出し、この
突出状態では気泡を含む水流を被洗浄物に極力近付けて
当てることができ、高い洗浄効果が得られる。又、運転
終了後、ノズル129を水槽3内から外方へ押圧すれ
ば、ノズル129はシール部材132をガイド131の
内面に摺接させつつ引込められるものであり、この引込
み状態では、水槽3を通常の洗い桶として使用するとき
にノズル129が邪魔になることを避けることができ
る。
【0056】なお、図示はしないが、ポンプ74の駆動
源であるモータ78の出力を例えば供給電圧を切替える
ことで強弱に変化させ、気泡を含む水の噴出圧を変える
ようにすれば、いちごや桃といった表面の柔らかい被洗
浄物51は弱い水流で洗浄でき、ぶどうやブロッコリー
といった奥の方まで水流を届かせる必要のある被洗浄物
51は強い水流で洗浄できるなど、被洗浄物51の種類
に合った強さの水流で洗浄することができる。
【0057】図31ないし図33は本発明の第3実施例
を示すもので、洗浄手段を更に変えたものを示してい
る。この場合も、具体的には、水槽3外(外筐4との
間)に、モータ141とギヤ伝動機構142とから成る
駆動装置143を設けて、該駆動装置143の出力軸1
44,145を水槽3内の後側面部側の下部から水槽3
内に横並びの水平状に突出させ、この出力軸144,1
45にそれぞれブラシ146,147を取付けることに
よって、水槽3内の後側面部側の下部にブラシ146,
147を、対を成して横軸状態で左右に並び合い、且つ
所定の寸法Lだけ重なり合うように設けている。
【0058】又、水槽3のブラシ146,147より上
方の位置にはオーバーフロー口148を形成しており、
更に、水槽3底部のブラシ146,147間と対応する
位置には被洗浄食器149を係止する係止部150,1
51を形成している。
【0059】この構成で、水槽3を前述同様に流し台1
のシンク2に設置し、この水槽3内に流し台1に具えら
れた水道の蛇口から水を供給して溜め、その後、運転を
スタートさせると、駆動装置143のモータ141が通
電されて起動し、ギヤ伝動機構142を介して出力軸1
44,145と一体にブラシ146,147を、特にこ
の場合、図33に矢印で示すように反対方向に回転駆動
する。
【0060】そこで、被洗浄食器149を水槽3内の水
中に入れてブラシ146,147間に挿入すると、寸法
Lだけ重なり合ったそれらブラシ146,147の毛が
被洗浄食器149により押し広げられて、復元力により
被洗浄食器149に強く接し、この強く接した状態でブ
ラシ146,147が回転することにより、被洗浄食器
149に付着した汚れが効果的にこすり落とされる。
又、茶碗等の深さのある被洗浄食器(図示せず)はブラ
シ146又はブラシ147の先端部に内面を押し当てる
ことで、汚れがこすり落とされる。なお、この場合も、
被洗浄物としては、食器149に限られず、他のキッチ
ン用品であっても良く、更に、芋類や大根、人参といっ
た野菜であっても良い。
【0061】加えて、上記構成のものでは、水槽3のブ
ラシ146,147より上方の位置にオーバーフロー口
148を形成しているので、水槽3内にオーバーフロー
口148からオーバーフローするまで水を溜めれば、ブ
ラシ146,147が確実に全部その水中に没し、ブラ
シ146,147の毛先が水面Wより出ることがないの
で、その毛先による水跳ねも生じないようにできる。
又、ブラシ146,147に付着した汚れも、水中にて
落ちやすくできる。
【0062】又、ブラシ146,147が対を成して横
軸状態に設けられ、水槽3には底部のブラシ146,1
47間と対応する位置に被洗浄食器149を係止する係
止部150,151を形成しているので、被洗浄食器1
49をブラシ146,147間に挿入しての洗浄時に、
被洗浄食器149を係止部150,151で係止して動
かないようにでき、それだけ強くブラシ146,147
に圧接させ得るから、洗浄効果をより高く得ることがで
きる。
【0063】更に、ブラシ146,147を寸法Lだけ
重なり合って回転するように設けているので、前述のご
とく被洗浄食器149をブラシ146,147間に挿入
するだけでブラシ146,147に強く接触させること
ができ、強力に洗浄できると共に、洗浄後には、ブラシ
146,147を回転させ続けることによってブラシ1
46,147どうしがこすれ合い、ブラシ146,14
7に付着した汚れを自動的に除去できて、ブラシ14
6,147の掃除を簡単ならしめることができる。
【0064】以上に対して、図34はブラシを4本(1
52〜155)として、左右及び上下に並び合うように
設けたものを示しており、このようにすることによっ
て、被洗浄食器149をブラシ152,153の左右間
のほか、ブラシ154,155の左右間、ブラシ15
2,154の上下間、及びブラシ153,155の上下
間の個々あるいはそれらの組合せを選択して、そのそれ
ぞれに挿入し様々に洗浄することができる。
【0065】図35及び図36は、ブラシ146,14
7を回転駆動する駆動装置156をギヤ157〜161
で図示のごとく噛合させることにより、ブラシ146,
147を矢印で示すごとく同一方向に回転させるように
したものを示している。このようにすることによって、
ブラシ146,147の重なり合ったところでは、これ
らブラシ146,147の毛は逆方向に移動することに
なり、それらのこすれ合いが強くなるので、ブラシ14
6,147に付着した汚れの除去がより確実にできる。
【0066】図37及び図38は、ブラシ146,14
7を回転駆動する駆動装置162をギヤ163〜168
で図示のごとく噛合させることにより、ブラシ146,
147を矢印で示すごとく反対方向に回転させるように
したものを示している。このようにすることによって、
ブラシ146,147の重なり合ったところでは、これ
らブラシ146,147の毛は同一方向に移動すること
になり、被洗浄食器149がそのブラシ146,147
間で安定するから、被洗浄食器149を持つ使用者の労
力を軽減できる(図31ないし図33で示した実施例で
も同じ)。
【0067】図39及び図40は、ブラシ146,14
7を回転駆動する駆動装置169をギヤ170〜175
で図示のごとく噛合させると共に、その最終段の出力ギ
ヤ173,175の径を異ならせることにより、ブラシ
146,147を矢印で示すごとく反対方向に異なる速
度で回転させるようにしたものを示している。このよう
にすることによって、ブラシ146,147の重なり合
ったところでは、これらブラシ146,147の毛は同
一方向に回転しながらも、その移動速度が異なることに
より、それらのこすれ合いが強くなるので、ブラシ14
6,147に付着した汚れの除去がより確実にできる。
【0068】図41は、ブラシ146に対し、これと重
なり合って反対方向に回転するブラシ176の径を小さ
くしたもので、このものでは、それらブラシ146,1
72の回転速度は同じでも、各毛先部分の移動速度は異
なるので、それらのこすれ合いが強くなって、ブラシ1
46,176に付着した汚れの除去がより確実にでき
る。
【0069】図42ないし図44は、ブラシを3本(1
77〜179)として、上に一つ(177)、下に二つ
(178,179)が並び合うように設け、これを駆動
装置180をギヤ181〜187で矢印で示すごとく回
転駆動するようにしたものを示している。このようにす
ることによって、それらのブラシ177〜179間で被
洗浄食器149を効果的に洗浄できる。
【0070】図45ないし図47は、ブラシ146,1
47の重なり寸法並びに間隔を調節可能としたものを示
している。具体的には、この場合、駆動装置188のギ
ヤ189〜194のうち、最終段の出力ギヤ192に対
して、これと対を成す出力ギヤ194を、先端の操作部
195aが機外に操作可能に突出したレバー195によ
り、駆動装置取付板196の弧状長孔197に沿って前
段ギヤ193に噛合しつつ該前段ギヤ193の周りを回
動させることにより、ベロー198で支持されたブラシ
147がブラシ146に対し接離する方向に動いて、そ
れらの重なり寸法並びに間隔を調節可能としている。
【0071】このようにすることによって、被洗浄食器
145の汚れ度合や厚さに応じてブラシ146,147
の重なり寸法並びに間隔を最適に調節し、より効果的に
洗浄することができる。
【0072】図48及び図49は、ブラシ146,14
7を角度調整可能としたものを示している。具体的に
は、この場合、駆動装置199を駆動装置取付板200
ごと支軸201により上下回動可能に支持して、その回
動操作を、先端の操作部202aが機外に操作可能に突
出したレバー202により行なうことにより、ベロー2
03で支持したブラシ146,147を上下に角度調整
し得るようにしている。
【0073】このようにすることによって、被洗浄物を
ブラシ146,147間に挿入したり、ブラシ146,
147に当てたりすることがしやすくなり、特に図49
に示すように、コップ等の深さの大きな被洗浄物204
をブラシ146又はブラシ147にかぶせて洗浄する際
に、かぶせやすくなって、洗浄しやすくできる。
【0074】図50はブラシ205の毛の密度を先端部
側で多く、基端部側で少なく設けたものを示している。
このようにすることにより、コップ等の深さの大きな被
洗浄物204をブラシ205にかぶせて洗浄する際に、
汚れが残りやすい被洗浄物204の底部にブラシ205
の毛の密度の多い部分が当たり、効果的に洗浄できる。
一方、ブラシ205の基端部側は毛の密度が少ないが、
これには被洗浄物204の周側面部が当たり、接触抵抗
が小さいので、被洗浄物204をかぶせやすくできる。
又、その毛の密度が少ないブラシ205の基端部側に対
しては、被洗浄物204を前後に動かすことにより、充
分な洗浄効果を得ることができる。更に、この場合、被
洗浄物の汚れ具合に応じてブラシ205の当てる部分を
変えることにより、最適な洗浄効果を得ることができ
る。
【0075】このほか、図示はしないが、ブラシの毛の
材料として、例えばポリアミドやポリプロピレン等の基
材に、例えばゼオライトやアルミナ等の磨き材を添加し
たものを使用することにより、ブラシのこすり力を増し
て洗浄力を上げることができる。又、ブラシの毛の長さ
を例えば先端部側で大とし、基端部側で小とすることに
より、図50で示した実施例と同様の作用効果が得られ
る。
【0076】更に、ブラシの駆動方式としてはギヤ伝動
方式ではなく音の静かなベルト伝動方式としても良く、
複数のモータで駆動するものとしても良い。加えて、ブ
ラシを駆動するモータの出力を可変として、ブラシの回
転速度を高低に変化させることにより、被洗浄物の汚れ
がひどい場合にブラシの回転速度を高くして汚れを落ち
やすくし、汚れがひどくない場合にはブラシの回転速度
を低くして節電するなど、被洗浄物の汚れの程度に合っ
たブラシの回転速度で効率良く洗浄することができる。
【0077】又、ブラシの間に手を挟んだり、ブラシに
被洗浄物を強く押しつけ過ぎたりして、ブラシに過度の
力が加わった場合に、例えばその駆動用モータに流れる
過電流を検出することにより、該モータの作動を停止さ
せ、これによって、怪我やモータの故障の発生を防止す
ることができる。
【0078】図51ないし図55は本発明の第4実施例
を示すもので、洗浄手段を更に変えたものを示してい
る。具体的には、この場合、水槽3内の後側面部側の下
部にブラシ211,212を、前述同様に横軸状態で左
右に並び合い、且つ所定の寸法重なり合うように設け、
これらの間の上方部にノズル213を設けている。又、
水槽3の前側面部側の底部には、水抜口214と、これ
を閉塞する着脱可能な栓215とを設けている。更に、
水槽3の上部にはオーバーフロー口216を形成してい
る。
【0079】一方、水槽3外(外筐4との間)において
は、図52及び図53に示すように、水槽3の後側面部
側の下部隅所にフィルタ217を装着して設けた孔21
8にポンプ219の吸込口を接続し、このポンプ219
の吐出口を上記ノズル213に接続パイプ220及びノ
ズル継手221を介して接続している。ここで、ノズル
213は前述のノズル82と同様に水槽3内に臨んで角
度調整を可能としており、又、ノズル継手221はノズ
ル継手86同様で、内部の流水方向に対し法線方向に空
気取込口222を突設し、これに空気取入パイプ223
を接続している。更に、ノズル継手221の接続パイプ
220との接続部分には絞り口部224を形成してい
る。
【0080】これに対して、ポンプ219のインペラ軸
225には第1の従動プーリ226を取付け、他方、ポ
ンプ219の上方部に該ポンプ219と平行に配設した
モータ227の回転軸228に駆動プーリ229を取付
けて、それと上記第1の従動プーリ226との間にベル
ト230を張架し、もって、それらのベルト伝動機構を
介しポンプ219のインペラ(図示せず)をモータ22
7により回転駆動するようにしている。
【0081】又、上記第1の従動プーリ226に対して
は、図54に示す第2の従動プーリ231を並設してお
り、ベルト230はその第2の従動プーリ231にも張
架していて、該第2の従動プーリ231をもモータ22
7により回転駆動するようにしている。第2の従動プー
リ231は、図55に示すように、軸232に一方向ク
ラッチ233を介して取付けており、その一方向クラッ
チ233は、この場合、第2の従動プーリ231が反時
計回りに回転したときに、その回転を軸232に伝える
ようになっている。
【0082】しかして、軸232にはギヤ234を形成
しており、このギヤ234にギヤ235を噛合させ、ギ
ヤ235にはギヤ236を噛合させると共にギヤ237
を噛合させて、更にギヤ237にギヤ238を噛合させ
ることにより、ギヤ伝動機構239を構成し、これによ
って、モータ227の駆動力をそのギヤ伝動機構239
により前記ブラシ211,212用の各駆動シャフト2
40,241に伝えてブラシ211,212を回転駆動
する駆動装置242を構成している。
【0083】この構成で、水槽3を前述同様に流し台1
のシンク2に設置し、この水槽3内に流し台1に具えら
れた水道の蛇口から水を供給して溜め、その後、運転を
スタートさせると、駆動装置242のモータ227が通
電されて起動し、駆動プーリ229からベルト230を
介して第1の従動プーリ226を回転させると共に第2
の従動プーリ231を回転させる。このとき、モータ2
27の回転が時計回りであれば、第2の従動プーリ23
1の回転は一方向クラッチ233によって軸232に伝
えられず、従って、ギヤ伝動機構239にも伝えられず
に、ブラシ211,212が回転しない状態で、ポンプ
219のインペラのみが回転される。
【0084】すると、ポンプ219は、前述のポンプ7
4同様に、水槽3内の水をフィルタ217を通じて孔2
18から吸入し、この吸入した水を接続パイプ220及
びノズル継手221を通じてノズル213に供給する。
又、ノズル継手221では、前述のノズル継手86同様
に、供給された水が絞り口部224で絞られ流速を上げ
ることにより、空気取込口222から空気がより多く取
り入れられ、この取り入れられた空気が気泡となって流
水中に混入され、この気泡を含む水がノズル213から
水槽3内に噴出されて循環される。
【0085】そこで、前述同様に水槽3内の水中に被洗
浄物243(図51ではいちごを示している)を入れれ
ば、水中の気泡が被洗浄物243に当たってはじけ、そ
の振動で被洗浄物243から虫や、ほこり、ごみといっ
た付着物を離脱させ、同時に水流がその流勢でそれらの
付着物を被洗浄物243から離脱させると共に、離脱物
を流し取る作用をする。なお、この場合も、被洗浄物2
43としては、いちごに限られず、野菜であっても良
く、更に食器や他のキッチン用品であっても良い。
【0086】これに対して、モータ227の回転が反時
計回りであれば、第2の従動プーリ231の回転は一方
向クラッチ233によって軸232に伝えられ、従っ
て、ギヤ伝動機構239にも伝えられて、ブラシ21
1,212が回転する。
【0087】そこで、被洗浄物(この場合はもっぱら食
器)を水槽3内の水中に入れてブラシ211,212間
に挿入すると、それらブラシ211,212により、被
洗浄物に付着した汚れがこすり落とされる。又、茶碗等
の深さのある被洗浄物はブラシ211又はブラシ212
の先端部に内面を押し当てることで、汚れがこすり落と
される。なお、この場合も、ポンプ219のインペラは
回転されるが、回転方向が正規と反対であるため、気泡
を含む水流はほとんど生じない。又、この場合の被洗浄
物としても、食器には限られず、他のキッチン用品や、
芋類,大根,人参といった野菜であっても良い。
【0088】以上に対して、図56はポンプ219とブ
ラシ211,212とをそれぞれ専用のモータ244,
245で個別に回転駆動するようにした駆動装置246
を示している。しかして、このものの場合、モータ24
4の駆動力を、前記駆動プーリ229からベルト247
を介してポンプ219のインペラ軸225に取付けた従
動プーリ226にのみ伝達し、モータ245の駆動力
を、ギヤ248〜254から成るギヤ伝動機構255を
介してブラシ211,212に伝達するようにしてい
る。
【0089】このようにすることによって、気泡を含む
水流による洗浄とブラシによる洗浄とが前述同様に個別
にできると共に、それらが同時にもでき、洗浄力を上げ
ることができる。なお、先の図51ないし図55で示し
た、1個のモータ227で兼用する場合にも、第2の従
動プーリ231を一方向クラッチ233を介さず軸23
2に直接取付けることによって、気泡を含む水流による
洗浄とブラシによる洗浄とが同時にでき、洗浄力を上げ
ることができる。
【0090】図57及び図58は、先の図51ないし図
55で示した構成のものにおいて、第2の従動プーリ2
31を一方向クラッチ233を介して軸232に取付け
るのみならず、第1の従動プーリ226も一方向クラッ
チ256を介してポンプ219のインペラ軸225に取
付けたものを示している。
【0091】このものの一方向クラッチ256は、第1
の従動プーリ226の回転が時計回りであったときに、
その回転をインペラ軸225に伝達するものであり、従
って、このものでは、モータ227が反時計回りに回転
したときに、ポンプ219のインペラを無駄に回転させ
ることを回避できて、モータ227の負荷を小さくでき
る。
【0092】図59及び図60は、水槽3の後側面部に
おいて、ブラシ211,212用の各駆動シャフト24
0,241とノズル213とが突出する部分を凹部25
7としたものを示している。このものでは、ブラシ21
1,212を取外したとき(ブラシ211,212は各
中心軸258,259を各駆動シャフト240,241
に連結して取付けられており、その各中心軸258,2
59ごと取外される)、各駆動シャフト240,241
が凹部257内に位置すると共に、ノズル213も凹部
257内に位置するため、気泡を含む水流でのみ洗浄す
るときや、水槽3を通常の洗い桶として使用するとき
に、それら各駆動シャフト240,241及びノズル2
13が邪魔になることを避けることができる。
【0093】図61は、ブラシ211,212を水槽3
の下方部に配設し、ノズル213をそれより上方の特に
オーバーフロー口216で決定される水面近くの位置に
配設したものを示している。このようにすることによっ
て、ブラシ211,212が水槽3内の水中に確実に没
し、水跳ねを生じないようにできる。又、ノズル213
から噴出される気泡を含む水流は水面近くの方が勢いが
強くなり、水面上からの空気の混入も期待できるので、
洗浄効果を高めることができる。
【0094】更に、この場合、ブラシ211,212と
ノズル213は前述同様に水槽3の後側面という同一側
面に配設しており、これによって、1個のモータ227
でブラシ211,212とポンプ219とを駆動する場
合の、そのモータ227からそれらまでの距離をともに
近くできて、伝動機構をコンパクトにできると共に、特
には、それらを同時に駆動したときに、被洗浄物をブラ
シ211,212でこすり洗いしつつ、ノズル213か
ら噴出される気泡を含む水流をそのノズル213近くで
被洗浄物に同時に当てることもでき、加えて、ブラシ2
11,212で落とした汚れをノズル213から噴出さ
れる気泡を含む水流で流し去るということもできて、洗
浄効果を高めることができる。
【0095】図62は、ブラシ211,212とノズル
213とを水槽3の後側面と前側面との対向側面に配設
したものを示している。このものでは、ノズル213か
ら噴出される気泡を含む水流を被洗浄物に同時に当てる
という作用の面で上述ほど強力な効果は得られないが、
基本的には上述に似た作用効果が得られるものであり、
又、ブラシ211,212による洗浄と、ノズル213
から噴出される気泡を含む水流による洗浄とを分けて行
なうのに適しており、更に、ブラシ211,212によ
る洗浄を行なう際にノズル213が邪魔になるのを避け
ることができる。
【0096】図63は、ブラシ211,212とノズル
213とを水槽3の後側面と前側面との対向側面に配設
したものにおいて、ブラシ211,212を水槽3の下
方部に配設し、ノズル213をそれより上方の特にオー
バーフロー口216で決定される水面近くの位置に配設
したものを示している。このようにしても、図62で示
したものと同様の作用効果が得られ、且つ、図61で示
したものと同様の水跳ね防止効果が得られる。
【0097】なお、各場合において、ノズル213はや
ゝ下向きに設けることにより、水槽3からの溢水を少な
くでき、且つ、特に図63に示したものでは、気泡を含
む水流をブラシ211,212に向けて噴出させ得るこ
とから、ブラシ211,212とポンプ219とを同時
に駆動する場合の洗浄効果を更に高めることができる。
【0098】図64ないし図66は、水槽3の前フラン
ジ部5と後フランジ部6の各下面部に、流し台1のシン
ク2の前縁部と後縁部とに載って左右方向に転動する車
輪260をそれぞれ複数個ずつ設けたものを示してい
る。このようにすることによって、水槽3をシンク2内
で左右に移動させることが容易にでき、使い勝手を良く
することができる。なお、この場合、水槽3の前フラン
ジ部5と後フランジ部6の各下面部には、車輪260に
代えて摩擦力の小さい部材を取付けるようにしても良
い。
【0099】図67は、水槽3の左右の両側縁部に取手
部261で引掛かって水槽3内に収納セットされる被洗
浄物収容かご262を設けたものを示している。このも
のでは、ノズル213から噴出される気泡を含む水流に
よる洗浄を行なうときに、被洗浄物263(図ではいち
ごを示している)をかご262に入れてその一つ一つを
手で持つ必要なく洗浄でき、洗浄後にはかご262ごと
取出すことができる。又、取出した後の水切りもかご2
62ごとできる。
【0100】図68は、水槽3の上面部に複数個の凹部
263と凸部264とで位置決めして例えばポリエチレ
ン製の平板265を取外し可能に載置するようにしたも
のを示している。このようにすることによって、平板2
65を水槽3の蓋として使用でき、又、その平板265
を水槽3上でまな板として使用することもできる。な
お、平板265は折畳み可能として、収納しやすくする
ようにしても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面
に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0101】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1のキッチン用洗浄機によ
れば、水槽が流し台のシンクに設置されることで、設置
状態が邪魔に感じられず、又、万一水槽から水がオーバ
ーフローしたとしても、その水は流し台のシンクで受け
られて、このシンクから排出されるから、逐一それを拭
き取る手間を要しない。
【0102】請求項2のキッチン用洗浄機によれば、水
槽がフランジ部で流し台のシンクの縁部に引掛けて設置
されることで、全体を流し台のシンクの底部の排水口に
向かう傾斜に関係なく設置することができ、安定性を良
くすることができる。請求項3のキッチン用洗浄機によ
れば、水槽内の水中に発生される気泡により、被洗浄物
を効果的に洗浄することができる。
【0103】請求項4のキッチン用洗浄機によれば、水
槽内の水中に噴出される気泡を含む水流により、被洗浄
物をより効果的に洗浄することができる。請求項5のキ
ッチン用洗浄機によれば、水槽内で回転されるブラシに
より、被洗浄物を上述同様より効果的に洗浄することが
できる。
【0104】請求項6のキッチン用洗浄機によれば、水
槽内の水中に噴出される気泡を含む水流と、水槽内で回
転されるブラシとにより、被洗浄物を更に効果的に洗浄
することができる。請求項7のキッチン用洗浄機によれ
ば、ノズルの上下又は左右の位置調整により、被洗浄物
に気泡を含む最適な水流を当てることができて、洗浄効
果を一層高めることができる。
【0105】請求項8のキッチン用洗浄機によれば、ノ
ズルの角度調整により、上述同様、被洗浄物に気泡を含
む最適な水流を当てることができて、洗浄効果を一層高
めることができる。請求項9のキッチン用洗浄機によれ
ば、ノズルを水槽の対向側面に設けたことで、気泡を含
む水流を被洗浄物に両側から当てることができて、洗浄
効果をやはり高めることができる。
【0106】請求項10のキッチン用洗浄機によれば、
水流に気泡を含ませるための空気取入口を、水槽内から
オーバーフローした水を排出する溢水路に位置させたこ
とで、万一ノズルが塞がれることがあった場合、空気取
込口から出る水を溢水路に流すことができて、機内を初
め予期せぬ部分の水ぬれを防止することができる。請求
項11のキッチン用洗浄機によれば、回転かごの回転に
より、被洗浄物に遍なく隅々まで気泡を含む水流を当て
ることができて、洗浄効果を高めることができる。しか
も、回転かごを回転させるのに、特別の動力を必要とし
ない。
【0107】請求項12のキッチン用洗浄機によれば、
ノズルの突出で、気泡を含む水流を被洗浄物に極力近付
けて当てることができ、高い洗浄効果が得られる一方、
ノズルの引込みで、ノズルが水槽を通常の洗い桶として
使用するときの邪魔になることを避けることができる。
【0108】請求項13のキッチン用洗浄機によれば、
水槽のブラシより上方の位置にオーバーフロー口を形成
したことで、ブラシが確実に全部その水中に没し、毛先
による水跳ねを生じないようにできる。又、ブラシに付
着した汚れも水中にて落ちやすくできる。
【0109】請求項14のキッチン用洗浄機によれば、
被洗浄食器をブラシ間に挿入して洗浄するときに、被洗
浄食器を水槽の底部に形成した係止部で係止して動かな
いようにできるから、それだけ強くブラシに圧接させ
得、洗浄効果をより高く得ることができる。
【0110】請求項15のキッチン用洗浄機によれば、
ブラシが重なり合って回転することで、被洗浄食器をブ
ラシ間に挿入するだけでブラシに強く接触させることが
でき、強力に洗浄できると共に、洗浄後には、ブラシど
うしがこすれ合い、ブラシに付着した汚れを自動的に除
去することができる。
【0111】請求項16のキッチン用洗浄機によれば、
重なり合って回転するブラシの回転方向を同一にしたこ
とで、ブラシのこすれ合いを強くでき、ブラシに付着し
た汚れの除去がより確実にできる。請求項17のキッチ
ン用洗浄機によれば、ブラシを角度調整可能としたこと
で、被洗浄物をブラシ間に挿入したり、ブラシに当てた
りすることがしやすくなり、コップ等の深さの大きな被
洗浄物をブラシにかぶせることも容易にできるようにな
って、洗浄しやすくできる。
【0112】請求項18のキッチン用洗浄機によれば、
ブラシを水槽の下方部に配設し、ノズルをそれより上方
の水面近くの位置に配設したことで、ブラシが水槽内の
水中に確実に没し、水跳ねを生じないようにできると共
に、ノズルから噴出される気泡を含む水流の勢いを強く
でき、水面上からの空気の混入も期待できて、洗浄効果
を高めることができる。
【0113】請求項19のキッチン用洗浄機によれば、
ブラシとノズルとを水槽の同一側面に配設したことで、
それらを1個のモータで駆動する場合の伝動機構をコン
パクトにできると共に、それらを同時に駆動したときの
洗浄に相乗効果が期待できて、洗浄効果を高めることが
できる。
【0114】請求項20のキッチン用洗浄機によれば、
ブラシとノズルとを水槽の対向側面に配設したことで、
上述に似た作用効果が得られると共に、ブラシによる洗
浄とノズル噴出される気泡を含む水流による洗浄とを分
けて行なうのに適し、更に、ブラシによる洗浄を行なう
際にノズルが邪魔になるのを避けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の設置状態の縦
断側面図
【図2】主要部分の展開縦断面図
【図3】排水弁用操作装置部分の破断斜視図
【図4】主要部分の給水時状態の展開縦断面図
【図5】主要部分の排水時状態の展開縦断面図
【図6】気泡発生板の装着構造の異なる例を示す分解斜
視図
【図7】一部分の斜視図
【図8】一部分の縦断側面図
【図9】気泡発生板の異なる例を示す破断斜視図
【図10】図9のA部の拡大図
【図11】オゾン発生装置を設けた例を示す図1相当図
【図12】クッションを設けた例を示すファン装置部分
の破断斜視図
【図13】クッションを設けた例を示す図1相当図
【図14】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図15】ノズル部分の拡大縦断側面図
【図16】ノズル部分の一部の拡大分解斜視図
【図17】ノズルの上下位置保持機構部分の拡大縦断側
面図
【図18】水槽にガイド部材を設けた例を示す洗浄機単
体の概略縦断側面図
【図19】水槽に湾曲凹部を形成した例を示す洗浄機単
体の平面図
【図20】水槽に湾曲凹部を形成した異なる例を示す図
19相当図
【図21】水槽の対向側面にノズルを設けた例を示す図
19相当図
【図22】水槽の対向側面にノズルを設けた異なる例を
示す図19相当図
【図23】水槽の異なる面にノズルを設けた例を示す図
19相当図
【図24】水槽に異なるノズルを具えた図19相当図
【図25】ノズル部分の拡大横断面図
【図26】ノズル部分の拡大正面図
【図27】空気取入口を溢水路に設けた例を示す洗浄機
単体の縦断面図
【図28】水槽に回転かごを収納した例を示す洗浄機単
体の概略縦断側面図
【図29】水槽に回転かごを収納する例の図19相当図
【図30】ノズルを出没させる部分の拡大縦断側面図
【図31】本発明の第3実施例を示す洗浄機単体の斜視
【図32】洗浄機単体の破断平面図
【図33】洗浄機単体の縦断正面図
【図34】ブラシを4本具えた例を示す図33相当図
【図35】ブラシを同一方向に回転させる例を示すブラ
シ部分の拡大正面図
【図36】駆動装置部分の背面図
【図37】ブラシを反対方向に回転させる例を示す図3
5相当図
【図38】図36相当図
【図39】ブラシを反対方向に異なる速度で回転させる
例を示す図35相当図
【図40】図36相当図
【図41】ブラシの径を異ならせた例を示す図35相当
【図42】ブラシを3本具えた例を示す図33相当図
【図43】図32相当図
【図44】図36相当図
【図45】ブラシを間隔調整可能に具えた例を示す図3
6相当図
【図46】駆動装置及びブラシ部分の拡大縦断側面図
【図47】図19部分相当拡大図
【図48】ブラシを角度調整可能に具えた例を示す図4
6相当図
【図49】ブラシの角度調整をした状態の図46相当図
【図50】ブラシの毛の密度を変えた例を示すブラシ単
体の拡大側面図
【図51】本発明の第4実施例を示す図31相当図
【図52】図32相当図
【図53】洗浄機単体の縦断側面図
【図54】駆動装置部分の破断背面図
【図55】一方向クラッチ部分の拡大縦断面図
【図56】駆動装置の異なる例を示す図54相当図
【図57】駆動装置の更に異なる例を示す図54相当図
【図58】異なる一方向クラッチ部分の拡大縦断面図
【図59】水槽に凹部を設けた例を示す洗浄機単体のブ
ラシ部分を破断した平面図
【図60】同洗浄機単体のノズル部分を破断した平面図
【図61】ブラシとノズルの配置を変えた例を示す図1
8相当図
【図62】ブラシとノズルの配置を変えた異なる例を示
す図19相当図
【図63】ブラシとノズルの配置を変えた更に異なる例
を示す図18相当図
【図64】水槽に車輪を設けた例を示す流し台上部の斜
視図
【図65】水槽の車輪取付部分とシンクの一部の縦断正
面図
【図66】水槽の異なる車輪取付部分とシンクの一部の
縦断側面図
【図67】水槽に被洗浄物収容かごを設けた例を示す図
31相当図
【図68】水槽に平板を載置する例を示す図31相当図
【符号の説明】
1は流し台、2はシンク、3は水槽、5は前フランジ
部、6は後フランジ部、12はファン装置、14は気泡
発生板、17は通路、18は逆止弁装置、30は送気パ
イプ、31は排水弁装置、40は操作装置、51は被洗
浄物、56は気泡発生板、74はポンプ、78はモー
タ、82はノズル、83は取付板、85はノズルガイ
ド、86はノズル継手、90,91はガイド受け部、9
2,93はガイド部、102は空気取込口、103は空
気取入口、104は空気取入パイプ、107は接続ホー
ス、115はノズル、117はノズル、122は空気取
入パイプ、123は空気取込口、124は溢水路、12
5は羽根、126は回転体、128は回転かご、129
はノズル、131はガイド部、143は駆動装置、14
6,147はブラシ、149は被洗浄食器、150,1
51は係止部、152〜155はブラシ、156,16
2,169は駆動装置、173,175は最終段の出力
ギヤ、176,177〜179はブラシ、180,18
8は駆動装置、192,194は最終段の出力ギヤ、1
95はレバー、199は駆動装置、200は駆動装置取
付板、201は支軸、202はレバー、204は被洗浄
物、205,211,212はブラシ、213はノズ
ル、219はポンプ、222は空気取込口、223は空
気取入パイプ、227はモータ、242は駆動装置、2
43は被洗浄物、244,245はモータ、246は駆
動装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 賢司 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台のシンクに設置される水槽と、こ
    の水槽の内部に貯水した状態で被洗浄物を洗浄する洗浄
    手段とを具備することを特徴とするキッチン用洗浄機。
  2. 【請求項2】 水槽がフランジ部を有し、このフランジ
    部を流し台のシンクの縁部に引掛けて設置されることを
    特徴とする請求項1記載のキッチン用洗浄機。
  3. 【請求項3】 洗浄手段が水槽内の水中に気泡を発生さ
    せて洗浄するものであることを特徴とする請求項1記載
    のキッチン用洗浄機。
  4. 【請求項4】 洗浄手段が、水槽内の水を吸入し、この
    吸入した水に気泡を含ませて噴出することにより循環さ
    せて洗浄するものであることを特徴とする請求項1記載
    のキッチン用洗浄機。
  5. 【請求項5】 洗浄手段が、駆動装置により駆動される
    ブラシであることを特徴とする請求項1記載のキッチン
    用洗浄機。
  6. 【請求項6】 洗浄手段が、水槽内の水を吸入し、この
    吸入した水に気泡を含ませて噴出することにより循環さ
    せて洗浄するものと、駆動装置により駆動されるブラシ
    とから成っていることを特徴とする請求項1記載のキッ
    チン用洗浄機。
  7. 【請求項7】 吸入した水槽内の水を噴出するノズルを
    上下又は左右に位置調整可能に有することを特徴とする
    請求項4又は6記載のキッチン用洗浄機。
  8. 【請求項8】 吸入した水槽内の水を噴出するノズルを
    角度調整可能に有することを特徴とする請求項4又は6
    記載のキッチン用洗浄機。
  9. 【請求項9】 吸入した水槽内の水を噴出するノズルを
    水槽の対向側面にそれぞれ有することを特徴とする請求
    項4又は6記載のキッチン用洗浄機。
  10. 【請求項10】 吸入した水槽内の水に気泡を含ませる
    ための空気取入口を、水槽内からオーバーフローした水
    を排出する溢水路に位置させたことを特徴とする請求項
    4又は6記載のキッチン用洗浄機。
  11. 【請求項11】 水槽内の水流で回転される羽根を有す
    る回転体を具えると共に、この回転体に載って被洗浄物
    を収容しつつ回転する回転かごを具えたことを特徴とす
    る請求項4又は6記載のキッチン用洗浄機。
  12. 【請求項12】 吸入した水槽内の水を噴出するノズル
    を、水槽内に対して出没可能に具えたことを特徴とする
    請求項4又は6記載のキッチン用洗浄機。
  13. 【請求項13】 ブラシが横軸状態に設けられ、水槽が
    そのブラシより上方の位置にオーバーフロー口を有する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載のキッチン用洗浄
    機。
  14. 【請求項14】 ブラシが対を成して横軸状態に設けら
    れ、水槽が底部のブラシ間と対応する位置に被洗浄食器
    を係止する係止部を有することを特徴とする請求項5又
    は6記載のキッチン用洗浄機。
  15. 【請求項15】 ブラシが対を成して重なり合った状態
    で横軸状態に設けられていることを特徴とする請求項5
    又は6記載のキッチン用洗浄機。
  16. 【請求項16】 重なり合ったブラシの回転方向を同一
    にしたことを特徴とする請求項15記載のキッチン用洗
    浄機。
  17. 【請求項17】 ブラシを角度調整可能に有することを
    特徴とする請求項5又は6記載のキッチン用洗浄機。
  18. 【請求項18】 ブラシを水槽内の下方部に有し、吸入
    した水槽内の水を噴出するノズルをそれより上方の水面
    近くに有することを特徴とする請求項6記載のキッチン
    用洗浄機。
  19. 【請求項19】 ブラシと、吸入した水槽内の水を噴出
    するノズルとを、水槽の同一側面に有することを特徴と
    する請求項6記載のキッチン用洗浄機。
  20. 【請求項20】 ブラシと、吸入した水槽内の水を噴出
    するノズルとを、水槽の対向側面に有することを特徴と
    する請求項6記載のキッチン用洗浄機。
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