JPH09107570A - 個別呼出用受信機の筐体 - Google Patents

個別呼出用受信機の筐体

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Publication number
JPH09107570A
JPH09107570A JP7263993A JP26399395A JPH09107570A JP H09107570 A JPH09107570 A JP H09107570A JP 7263993 A JP7263993 A JP 7263993A JP 26399395 A JP26399395 A JP 26399395A JP H09107570 A JPH09107570 A JP H09107570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
display window
display
receiver
resin material
Prior art date
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Pending
Application number
JP7263993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Yamada
浩靖 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP7263993A priority Critical patent/JPH09107570A/ja
Publication of JPH09107570A publication Critical patent/JPH09107570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】個別呼出用受信機の筐体と表示部の情報を見る
表示窓を同一樹脂材料にて一体成形し、部品点数の削
減、組立性および成形用金型の簡素化をはかる。 【解決手段】プラスチック製筐体である透明あるいは半
透明のケース1,カバー2と、その筐体に内蔵する表示
部3を有する電気基板4からなり、携帯者がケース1の
外部から表示部3の情報を見る表示窓5をケース1の一
部として一体成形し、この表示窓5以外の筐体外観面に
内蔵の電気基板4を見えにくくするための凹凸1a,2
aを付ける。この凹凸の代りに模様、塗装、印刷などを
施してもよい。ケース1と表示窓5の一体化により、受
信機筐体の強度向上、薄型化、部品点数削減、組立簡素
化がはかれる。また多色成形と異なり、樹脂材料が一種
類ですむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯者に情報を報
知する表示部を有する個別呼出用受信機の筐体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】個別呼出用受信機は、その機種により携
帯者に情報を表示するものがある。従来の受信機では、
その表示部の保護のため、プラスチック製筐体の一部で
ある表示窓部にスクリーンを設けているのが一般的であ
る。
【0003】図2および図3(a)に示すように、プラ
スチック製の筐体であるケース6およびカバー7と、ケ
ース6の接合部11に熱かしめにより固定されている保
護用のスクリーン10と、表示部8を有する電気基板9
とで構成され、電気基板9は図3のように筐体に内蔵す
る構造をとっている。または図3(b)に示すように、
ケース6と保護用のスクリーン10を両面テープ12で
接着固定する構造をとっている例もある。
【0004】あるいは特公平3−44648号公報のよ
うに、透明樹脂からなるスクリーン部と不透明樹脂から
なる筐体とを多色成形により一体的に形成する構造をと
っているものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の個別呼
出用の受信機の筐体において、保護用のスクリーンをケ
ースに固定するために熱かしめの工程を必要としたり、
あるいは別部品として接着固定用の両面テープを必要と
するなどの問題があった。
【0006】またスクリーンをケースに固着するため、
表示部がスクリーンとケースの厚さの和以上、またはス
クリーンとケースと両者を接着固定するための両面テー
プの厚さの和以上、スクリーン外面から受信機の内側に
入り込んだ位置となってしまい、筐体外部から見えにく
くなるとともに、受信機全体の厚さが厚くなるという問
題があった。
【0007】あるいは、スクリーンとケースを一体成形
する際、多色成形を行う場合には樹脂材料が多種となる
ほか、成形用金型が複雑で高価になるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記従来の問題に鑑み、保護用
のスクリーンに代る表示窓をケースの一部として形成し
た個別呼出用受信機の筐体を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の個別呼出用受信
機の筐体は、プラスチック製筐体と、携帯者に情報を提
示するための表示部を内蔵する個別呼出用受信機におい
て、前記プラスチック製筐体ならびに前記表示部に位置
的に対応する表示窓を無色透明の同一樹脂材料にて一体
成形し、前記プラスチック製筐体の前記表示窓以外の外
面に筐体の内部を見えにくくする手段を設けてなってい
る。
【0010】この個別呼出用受信機の筐体において、前
記内部を見えにくくする手段が凹凸または模様を施すも
のであるか、塗装または印刷を施すものであり、また前
記プラスチック製筐体における樹脂材料が半透明または
色付き透明もしくは色付き半透明なものであってもよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態である受信機を
示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【0013】この実施の形態の受信機は、無色透明なプ
ラスチック筐体からなるケース1およびカバー2と、こ
の中に内蔵されLCD(液晶ディスプレイ)などの情報
を表示する表示部3を有する電気基板4とにより構成さ
れる受信機であり、図1(b)に示す断面図のようにケ
ース1が表示部3を覆っている。ケース1は携帯者に情
報を報知するために表示部3に対応する位置に表示窓5
を有しており、表示窓5部分はプラスチック筐体そのも
のの透明色であり、表示窓5以外のケース1の外観面と
カバー2の外観面には、内部を見えにくくするための凹
凸1a,2aを付ける構造となっている。この凹凸1
a,2aは、ケース1,カバー2の成形用金型の製品面
に設けたシボによる成形によって形成することができ
る。
【0014】このように、従来の表示部保護用のスクリ
ーンに相当する表示窓5を、透明なプラスチック材料か
らなるケースの一部として備え、それ以外の部分は凹凸
1a,2aによって内部を見えにくくすることができ
る。なお凹凸1a,2aの代りに、色々なモザイク等の
模様を上述したシボによる成形によって作り、内部を見
えにくくしてもよい。
【0015】さらに内部を見えにくくする手段として、
表示窓5以外のケース1の外観面とカバー2の外観面
に、塗装または印刷を施すようにしてもよい。
【0016】なお上述した実施の形態では、ケース1お
よびカバー2のプラスチック製筐体において、樹脂材料
として無色透明なものを使用するように例示したが、こ
れに限定することなく、半透明なもの、または色付き透
明なもの、或いは色付き半透明なものを使用してもよ
い。なお、このような色付きや半透明の樹脂材料からな
る表示窓5であっても、表示部3としてバックライト付
きのLCD等を使用することにより、表示窓5を通した
表示の確認を行うにあたって特に問題が生じるようなこ
とはない。
【0017】また、これらの半透明などの樹脂材料の使
用に加え、内部を見えにくくする手段として上述した凹
凸や模様、或いは塗装や印刷を併用してもよい。これら
の樹脂材料だけで、内部が見えにくくなる作用が充分に
得られるのであれば、上記手段は使用しなくてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来のス
クリーンに代る表示窓が筐体と一体になっているため、
取付け部品であるスクリーンや、スクリーンを筐体に固
定する両面テープ等の接着部品が必要なく、部品点数を
削減できるとともに、熱かしめ等でスクリーンを筐体に
固定させる工程も必要としない。また、表示窓以外の筐
体外面には内部を見えにくくする手段を施すことができ
る。
【0019】さらに、スクリーンと筐体を固定させる部
分を必要としないため、表示部が筐体外面に近付き見や
すくなるとともに、受信機の厚みを薄くすることができ
る。そのうえ、表示窓と筐体が同一樹脂材料のため、材
料が一種類ですみ、また一体成形なので強度も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。
【図2】従来の個別呼出用受信機においてスクリーンを
プラスチック製筐体であるケースに固定した例を示す斜
視図である。
【図3】図2の従来例において(a)はスクリーンを熱
かしめにより固定した場合、(b)はスクリーンを両面
テープにて固定した場合をそれぞれ示す断面図である。
【符号の説明】
1,6 ケース 2,7 カバー 3,8 表示部 4,9 電気基板 5 表示窓 10 スクリーン 11 接合部 12 両面テープ 1a,2a 凹凸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製筐体と、携帯者に情報を
    提示するための表示部を内蔵する個別呼出用受信機にお
    いて、前記プラスチック製筐体ならびに前記表示部に位
    置的に対応する表示窓を無色透明の同一樹脂材料にて一
    体成形し、前記プラスチック製筐体の前記表示窓以外の
    外面に筐体の内部を見えにくくする手段を設けてなるこ
    とを特徴とする個別呼出用受信機の筐体。
  2. 【請求項2】 前記内部を見えにくくする手段が凹凸ま
    たは模様を施すものであることを特徴とする請求項1記
    載の個別呼出用受信機の筐体。
  3. 【請求項3】 前記内部を見えにくくする手段が塗装ま
    たは印刷を施すものであることを特徴とする請求項1記
    載の個別呼出用受信機の筐体。
  4. 【請求項4】 前記プラスチック製筐体における樹脂材
    料が半透明または色付き透明もしくは色付き半透明なも
    のであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の個別呼出用受信機の筐体。
JP7263993A 1995-10-12 1995-10-12 個別呼出用受信機の筐体 Pending JPH09107570A (ja)

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Effective date: 19991221