JPH09105667A - 工場騒音の連続監視方法 - Google Patents

工場騒音の連続監視方法

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JPH09105667A
JPH09105667A JP29027695A JP29027695A JPH09105667A JP H09105667 A JPH09105667 A JP H09105667A JP 29027695 A JP29027695 A JP 29027695A JP 29027695 A JP29027695 A JP 29027695A JP H09105667 A JPH09105667 A JP H09105667A
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真然義 加茂
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正樹 松下
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邦彦 大塚
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優 友井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱を認識除去して高精度で工場騒音を測定
し、規制値に対する評価を行う。 【解決手段】 測定点での対象となる工場の範囲を方位
角により指定し、無指向性マイクロホン1と騒音計2に
より測定した騒音レベルと2軸または3軸方向に音響イ
ンテンシティマイクロホンを設置した方向識別プローブ
5からの騒音の発生している方位角の信号を解析部4へ
入力し、解析部4内で音源の方向とその時の時間の最小
二乗法による回帰分析の結果から、音源が移動している
か否かおよび音源が工場側から発生しているか否かを判
定し、道路交通騒音などの移動音源および工場外より発
生する騒音の除去を行ったのち、工場騒音を評価すべき
指数で求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工場において発
生する騒音を工場外で発生する騒音と区別して連続監視
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場において発生する騒音は、周辺の住
居地域における生活環境へ悪影響を及ぼす要因の1つと
して、騒音規制法等により基準値が定められている。し
たがって、騒音を発生させる特定施設を有する特定工場
等では、工場騒音について測定を行う必要がある。騒音
の規制値は、工場の敷地境界線における騒音レベルによ
って定められているので、工場騒音の測定は、通常工場
の敷地境界線で行う。有人での工場騒音測定において
は、工場外より発生する騒音を識別して除去し、工場騒
音のみを評価することが可能である。しかしながら、無
人での工場騒音測定においては、工場外より発生する騒
音も工場騒音と同様に測定するため、工場騒音の規制値
に対する評価が困難であった。
【0003】交通騒音等の移動音源の測定では、空間相
関法による移動音源の識別手法として、2つのマイクロ
ホンを距離を離して設置し、入射する騒音の時間差を相
互相関法により計算し、移動音源を識別して測定する方
法(日本音響学会講演論文集、P293〜294、昭和
52年4月)が提案されている。
【0004】また、工場騒音の測定精度の向上を目的と
して、いくつかの騒音測定方法が提案されている。例え
ば、騒音レベルが変動する暗騒音と騒音レベルがほぼ一
定な定常騒音とが混在した状態における騒音レベルが小
さい領域の騒音エネルギーを求め、この騒音エネルギー
から前記暗騒音の騒音レベルが小さい領域における騒音
エネルギーを引いて求めたエネルギーから、前記定常音
の騒音レベルを求める方法(特開昭58−191934
号公報)、単一指向性マイクロホンによって測定しよう
とする音源において発生する騒音音響信号を第1の測定
信号に変換し、無指向性マイクロホンによって上記騒音
音響信号を含む音響信号を第2の測定信号に変換し、上
記第1および第2の測定信号をフーリエ変換して第1お
よび第2の測定フーリエ変換信号を得、上記第1の測定
フーリエ変換信号を共役化して上記第2の測定フーリエ
変換信号に乗算すると共に、上記第1の測定フーリエ変
換信号の2乗演算結果によって除算し、当該除算演算結
果を平均化して騒音測定信号を得る方法(特公平5−4
3979号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各種の測定方法
は、対象となる音源が複数存在し、対象となる音源の分
布する範囲が広く、容易に起動停止ができない工場騒音
にそのまま適用することは困難である。
【0006】すなわち、空間相関法による移動音源の識
別手法は、移動音源を判別してその騒音を測定すること
は可能であるが、測定対象を移動音源のみとしているた
め、工場騒音を連続監視して外乱除去を行うような機能
は有しておらず、また、工場外において発生する固定音
源の識別除去を行う機能も有しておらず、工場騒音の測
定にそのまま適用することはできない。
【0007】また、特開昭58−191934号公報に
開示の方法は、工場外の騒音、すなわち暗騒音を測定す
るために工場内の対象音源を停止させる必要があるが、
複数の音源を有する工場では、音源が停止できない場
合、この方法を適用することはできない。
【0008】さらに、特公平5−43979号公報に開
示の方法は、単一指向性マイクロホンによって対象とな
る音源の測定を行うため、対象音源が広範囲に亘ってい
る工場騒音の測定には適用が困難である。
【0009】この発明の目的は、上記従来技術の欠点を
解消し、測定対象となる音源の方向を任意に指定し、そ
れ以外の方向から発生する騒音を識別除去し、かつ測定
点近くを通過する自動車等の騒音を移動音源による外乱
として認識除去し、高精度で工場騒音を測定できる工場
騒音の連続監視方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく種々試験検討を重ねた。その結果、対象と
なる音源の方向、すなわち、工場の範囲を任意に方位角
により指定し、指定した方位角内の騒音の中から道路交
通騒音、人の声、犬の鳴き声などの工場外より発生する
騒音の除去を行うことによって、高精度で工場騒音を測
定でき、工場騒音の規制値に対する評価が可能となるこ
とを究明し、この発明に到達した。
【0011】すなわちこの発明は、工場騒音を無人で連
続監視する方法において、測定点での対象となる工場の
範囲を方位角により指定し、無指向性マイクロホンと騒
音計により測定した騒音レベルと2軸または3軸方向に
音響インテンシティマイクロホンを設置した方向識別プ
ローブからの騒音の発生している方位角の信号を解析部
へ入力し、解析部内で音源の方向とその時の時間の最小
二乗法による回帰分析の結果から、音源が移動している
か否かおよび音源が工場側から発生しているか否かを判
定し、道路交通騒音などの移動音源および工場外より発
生する騒音の除去を行ったのち、工場騒音を評価すべき
指数で求めることを特徴とする工場騒音の連続監視方法
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の詳細を2軸の方
向識別を行う場合について説明する。図1に示すとお
り、無指向性マイクロホン1および騒音計2で測定点に
おける騒音レベルの測定を行うと共に、A/D変換器3
でアナログ信号からデジタル信号に変換して解析部4に
入力する。同時に方向識別プローブ5の音響インテンシ
ティマイクロホン11、12、13によってX軸、Y軸
方向の音響インテンシティを測定する。音響インテンシ
ティとは、ある測定点における音の単位面積当たりのエ
ネルギーの流れの割合(W/m2)であり、大きさと方
向を持つベクトル量で表すことができる。音響インテン
シティ測定では、音のエネルギーがマイクロホンに対し
垂直に流れる量を測定するため、2軸の音響インテンシ
ティマイクロホンを使用することによって、2軸のベク
トルの合成された結果から音源の方向、騒音の大きさを
求めることが可能となる。2軸を測定点に対し水平に設
置することによって、音源の方位が方位角で表される。
なお、3軸の方向識別を行う場合は、水平に加え鉛直方
向の角度を持たせることによって、音源の仰角を求める
ことが可能である。
【0013】この場合、音響インテンシティマイクロホ
ン11、12を一対のマイクロホンとしてX軸方向の音
響インテンシティを測定する。また、音響インテンシテ
ィマイクロホン12、13を一対のマイクロホンとして
Y軸方向の音響インテンシティを測定する。音響インテ
ンシティマイクロホン11、12と音響インテンシティ
マイクロホン12、13は、ある角度、例えば、図2
(a)に示すとおり90°、図2(b)に示すとおり4
5°、図2(c)に示すとおり135°など、任意の角
度αを持たせて設置する。2軸を水平に設置することに
よって、水平2軸のベクトルの合成結果から合成ベクト
ルの方向、すなわち測定点に対する音源の方位角θを求
めることができる。この音響インテンシティマイクロホ
ン11、12および音響インテンシティマイクロホン1
2、13からの信号は、それぞれ分析器6、7へ通して
音響インテンシティを求め、A/D変換器3でアナログ
信号からデジタル信号に変換して解析部4に入力する。
また、解析部4には、予め対象となる音源の方向、すな
わち、工場の範囲を任意に方位角により指定し設定して
いる。
【0014】解析部4内では、図3に示すとおり、先ず
過去一定期間、例えば3分程度の騒音レベルから90%
レンジの下端値を計算し、これに任意のレベル、例えば
4dBを加算した値を暗騒音値とする。この4dBは、
この測定点で90%レンジの上端値と下端値のレベル差
がほぼ4dBとなっていることから4dBと設定したも
のである。次に解析部4内では、X軸、Y軸方向の音響
インテンシティから騒音の方位角を演算する。騒音の方
位角θは、α≠90°の場合は、θ=tan-1{(Y軸
方向の音響インテンシティ/X軸方向の音響インテンシ
ティ×sinα)−(1/tanα)}で求められ、図
2(a)のα=90°の場合は、θ=tan-1(Y軸方
向の音響インテンシティ/X軸方向の音響インテンシテ
ィ)として計算することができる。解析部4内では、上
記処理後の騒音値に対し、騒音値が暗騒音値より高いか
否かを判定し、騒音値が暗騒音値より低い場合、この騒
音を工場騒音とする。また、騒音値が暗騒音値より高い
と判定された場合は、騒音値が暗騒音値を超えている時
間が任意の設定時間、例えば4秒間より長いか否かを判
定する。この場合の4秒間は、交通車両等の騒音を発生
させる物体が移動するのに必要な時間であり、測定点の
状況に応じて設定する。
【0015】騒音値が暗騒音値を超えている時間が4秒
間より長いと判定された場合は、その騒音値を一過性騒
音と判定する。一過性騒音とは、交通車両等の移動騒
音、人の声、犬の鳴き声等の固定音源で、一時的に発生
した大きな騒音をいう。一過性騒音と判定された騒音値
は、音源が移動音源か否かを判定する。この場合の判定
条件は、一過性騒音の継続時間とその時の騒音値の方位
角を最小二乗法による回帰分析で求める。音源が移動音
源か否かの判定は、求められた回帰直線の傾き、すなわ
ち、方位角の時間当たりの変化量および騒音の方位角と
時間の回帰直線の相関係数にて行う。音源が移動音源か
否かの判定の基準は、測定点の状況に応じて設定する。
例えば、移動音源の移動速度が速いと見なす場合は、回
帰直線の傾き6°/秒以上、かつ相関係数0.4以上で
あれば移動音源と判定し、移動音源の移動速度が遅いと
見なす場合は、回帰直線の傾き2.5°/秒以上、かつ
相関係数0.6以上であれば移動音源と判定するなど、
実体に合わせた条件の設定が必要である。
【0016】音源が移動音源と判定された場合は、道路
交通騒音等の工場外より発生する騒音とする。音源が移
動音源でないと判定された場合は、騒音の方位角が工場
側かどうかの判定を行う。この場合、工場の立地してい
る方向は、予め方位角を用いて範囲指定を行う。騒音の
方位角が工場側でないと判定された場合は、工場外騒音
とする。
【0017】前記騒音値が暗騒音値を超えている時間が
4秒間より長いか否かの判定において4秒間より短い場
合は、騒音値が任意の設定レベル、例えば55dBより
高いか否かの判定を行う。この場合の騒音は、固定音源
からの発生と見なす。設定レベルの55dBは、通常工
場では発生しないレベルの騒音の大きさである。固定音
源の騒音値が任意の設定レベルより低い場合は、この騒
音値を工場騒音とする。固定音源の騒音値が任意の設定
レベルより高い場合は、騒音の方位角が工場側か否かを
判定し、工場側でないと判定された場合は、工場外騒音
とし、工場側と判定された場合は、工場方向の異常音と
する。次いで解析部4は、固定音源の騒音値が任意の設
定レベルより低く、工場騒音と判定された騒音値を使用
して、例えば90%レンジの上端値および中央値を演算
する。
【0018】なお、図4に示すとおり、前記X軸、Y軸
に加え、Z軸方向に音響インテンシティマイクロホン1
4を設置した場合には、図5に示すとおり、騒音の方向
識別が前記水平面の2軸(X軸、Y軸)の方位角θに加
え、音響インテンシティマイクロホン12、14を一対
のマイクロホンとしてZ軸方向(鉛直方向)の音響イン
テンシティを測定することによって、仰角δを求めるこ
とができる。これは、3軸のベクトルの合成によって一
過性騒音が測定点に対して方向と高さの双方で判断する
ため、識別精度がさらに向上する。
【0019】また、3軸の方向に音響インテンシティマ
イクロホンを設置した場合は、対象とする騒音を範囲指
定する際にも、前記2軸方向の方位角θに加え、図6に
示すとおり、仰角δにより工場21の敷地境界22から
の範囲指定が可能となるため、より指定範囲を限定する
ことができる。したがって、敷地境界22から離れた交
通車両23による騒音は、工場21外騒音となり、識別
除去されることとなる。なお、3軸の場合の解析部にお
いては、方向識別プローブからの信号が1軸増えてベク
トルの合成を3軸で行うのみであるから、容易に3軸に
変更することができる。
【0020】上記の解析によって移動音源の識別、固定
音源の方位識別が可能となり、工場騒音の演算には、移
動音源からの騒音および工場側ではない固定音源からの
騒音が除外された騒音を使用できるため、工場騒音の高
精度の連続監視が可能となる。
【0021】工場騒音の規制値は、騒音規制法等で定め
られた数値である。工場騒音の測定は、JIS Z87
31で規定される環境騒音の測定方法に準じて行い、時
間率騒音レベルで表す。時間率騒音レベルとは、騒音レ
ベルが実測時間に対し、あるレベル以上である時間の割
合であり、5パーセント時間率騒音レベルが90%レン
ジの上端値、50パーセント時間率騒音レベルが中央値
である。
【0022】
【実施例】図7に示すとおり、無指向性マイクロホン3
1、音響インテンシティマイクロホンをX軸とY軸を9
0°となして設置した音響インテンシティマイクロホン
からなる方向識別プローブ32を工場33から公園34
と道路35を挟んだ工場33の敷地境界線上に相当する
場所で、測定点の方位は、工場33側を垂直に90°と
し、水平に0°から180°とし、無指向性マイクロホ
ン31および方向識別プローブ32を高さ15mの位置
に設置した。なお、方向識別は、2軸の音響インテンシ
ティにより水平成分のみの識別を行うため、X軸、Y軸
共に水平に設置して方位角を求めた。工場33の方位角
の範囲は、30°から150°の範囲に設定した。した
がって、道路35を走行する車両の交通騒音および公園
内で発する人の声や犬の鳴き声等はこの角度範囲に含ま
れる。このため、測定対象となる工場騒音は、方位角3
0°から150°の範囲の騒音で、外乱の除去を行った
結果となる。
【0023】上記配置によって本発明方法により工場騒
音を実測した結果の一例を図8ないし図10に示す。図
8は道路35を走行する車両の道路交通騒音を移動音源
として識別した結果を示すもので、この時の騒音の方位
角は、25°から140°へ移動しており、騒音の継続
時間は8秒間であった。この回帰分析結果は、Y=2
4.4X+11.5の回帰直線式で表され、相関係数は
0.96であった。したがって、道路35を走行する車
両の道路交通騒音は、移動音源として正確に識別されて
いる。
【0024】図9は公園34で人が故意に発した声を固
定騒音として識別した結果を示すもので、この時の騒音
の方位角は、100°前後であり、騒音の継続時間は5
秒間であった。この回帰分析結果は、Y=0.4X+1
06.0の回帰直線式で表され、相関係数は0.10で
あった。したがって、公園34で発した人の声は、固定
音源として正確に識別されている。
【0025】図10は工場騒音の1時間当たりの90%
レンジの上端値の計算結果を示すもので、破線は、外乱
の除去前の測定結果からの演算結果で、実線は、外乱の
除去後の測定結果からの演算結果である。図10の実線
に示すとおり、特に昼間に多い交通車両による騒音が除
去され、図10の破線で示す場合に比較し、工場騒音の
測定精度が向上していることは明白である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明方法によれ
ば、移動音源の識別、固定音源の方位角の識別が可能と
なり、工場騒音の演算には、移動音源からの騒音および
工場側ではない固定音源からの騒音を除去した騒音測定
値が使用されるため、工場騒音を高精度で連続監視する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法の測定信号の流れの概略系統図で
ある。
【図2】音響インテンシティ測定に使用するX軸、Y軸
方向に音響インテンシティマイクロホンの設置角度とベ
クトルの合成説明図で、(a)図は90°、(b)図は
45°、(c)図は135°の場合である。
【図3】解析部内での演算のフローチャート図である。
【図4】音響インテンシティ測定に使用するX軸、Y
軸、Z軸方向に音響インテンシティマイクロホンを設置
した場合のベクトルの合成説明図である。
【図5】方向識別プローブを中心とする方位角と仰角と
の説明図である。
【図6】対象騒音の範囲指定において仰角指定の一例を
示す説明図である。
【図7】実施例における騒音測定装置の設置位置を示す
平面図である。
【図8】道路を走行する車両の交通騒音を移動音源とし
て識別した結果の時間と騒音レベルと方位角との関係を
示すチャート図である。
【図9】公園で発した人の声を固定音源として識別した
結果の時間と騒音レベルと方位角との関係を示すチャー
ト図である。
【図10】工場騒音の外乱除去前後の1時間当たりの9
0%レンジの上端値の演算結果の時間と騒音レベルとの
関係を示すチャート図である。
【符号の説明】
1、31 無指向性マイクロホン 2 騒音計 3 A/D変換器 4 解析部 5、32 方向識別プローブ 6、7 分析器 11、12、13、14 音響インテンシティマイクロ
ホン 21、33 工場 22 敷地境界 23 交通車両 34 公園 35 道路 α 設置角 θ 方位角 δ 仰角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 邦彦 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属工 業株式会社和歌山製鉄所内 (72)発明者 友井 優 大阪府吹田市垂水町3丁目25番13号 松下 インターテクノ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場騒音を無人で連続監視する方法にお
    いて、測定点での対象となる工場の範囲を方位角により
    指定し、無指向性マイクロホンと騒音計により測定した
    騒音レベルと2軸または3軸の方向に音響インテンシテ
    ィマイクロホンを設置した方向識別プローブからの騒音
    の発生している方位角の信号を解析部へ入力し、解析部
    内で音源の方向とその時の時間の最小二乗法による回帰
    分析の結果から、音源が移動しているか否かおよび音源
    が工場側から発生しているか否かを判定し、道路交通騒
    音などの移動音源および工場外より発生する騒音の除去
    を行ったのち、工場騒音を評価すべき指数で求めること
    を特徴とする工場騒音の連続監視方法。
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