JP3075272B2 - 目標自動追尾方法及び装置 - Google Patents

目標自動追尾方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目標自動追尾方法
及び装置に関し、特に目標の位置局限(位置と深度の推
定)とマイクロフォンに対する目標の最接近点(Closes
t Point of Approach:「CPA」という)の位置及び
時刻等の予測に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフォンより受波した目標からの
直接波と海面等の反射波とから干渉縞を利用して目標の
位置局限を行うようにした目標追尾装置が知られてい
る。このような目標追尾装置は、音響をマイクロフォン
で受波して測定する測定時点(測定点)の設定は手動に
より行うものであり、また、位置局限の測定点は2点の
みで行うものであり、しかも、2つの測定点の設定のう
ち1測定点は目標がCPAに到達する時点とする必要が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の目標追尾装置で
は、前述のように測定点は操作者の手動により設定する
ものであったため、操作者にとって大きな作業負担を伴
うものであった。また、目標の発する音響情報の2つの
測定値のみを利用するものであったので、利用する音響
情報が限られており、位置局限の精度を充分に向上させ
ることができなかった。更に、設定する2つの測定点の
うち1つはCPAとする必要があったが、CPAを予測
することは極めて困難であり、このことからも目標の位
置局限の負担の低減と精度の向上は困難であった。
【0004】(発明の目的)本発明の目的は、高精度に
位置局限を行うことが可能な目標自動追尾方法及び装置
を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、目標の最接近点の位
置及び最接近点への到達時刻を予測することが可能な目
標自動追尾方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の目標自動追尾方法は、水中に設置した指向
性マイクロフォンを用いて目標が発する音響の海面(又
は海底)反射波及び直接波を音響信号として受波し、前
記音響信号の所定帯域のケプストラム分析を行うことに
よりケフレンシを算出し、基本波周波数のケフレンシを
時間的に追跡することによりラインを抽出し、該ライン
の逆数により発生させた周波数対時間の関数に対して双
曲線関数(2次関数)近似を行い、前記双曲線関数の近
似係数、音速、指向性マイクロホン深度及び目標の速度
情報を用いて目標の位置及び深度の情報を取得すること
を特徴とする。
【0007】本発明の目標自動追尾装置は、水中に設置
した指向性マイクロフォンを用いて音響を受波し分析す
ることにより水中を航走する目標を追尾する目標自動追
尾装置において、前記指向性マイクロフォンにより目標
が発する広帯域雑音の海面又は海底反射と直接波とを受
波し両者の時間差からロイドミラー効果により生じる干
渉縞の周波数間隔を検出する干渉縞検出回路と、前記周
波数間隔の2乗値に対し双曲線関数近似を行い双曲線関
数近似式の近似係数を算出する関数近似回路と、目標の
速度情報を入力する情報入力回路と、前記近似係数、音
速、指向性マイクロホン深度及び前記目標の速度情報を
用いて目標の位置、深度を計算する位置・深度推定回路
とを有することを特徴とする。また、前記干渉縞検出回
路は、受波した信号のケプストラム分析を行った後、ラ
インを抽出し干渉縞の基本周波数を算出する手段を有す
る。
【0008】より具体的には、到来する音響信号を複数
の方位について受波する指向性マイクロフォン(図1の
1)、その出力を入力する入力回路(図1の2)と、そ
の音響信号のケフレンシを検出するケプストラム回路
(図1の3)と、検出されたケフレンシから基本周波数
のラインを抽出する抽出回路(図1の4)と、抽出され
たラインの双曲線関数近似を行う関数近似回路(図1の
5)と、目標の速度情報を入力する情報入力回路(図1
の7)と、関数近似回路からの近似係数と情報入力回路
からの速度情報から目標の位置と深度を算出する位置・
深度推定回路(図1の6)とを備える。
【0009】(作用)受波した音響信号からケプストラ
ム回路によりその周波数間隔が自動的に検出される。次
に、抽出回路により基本周波数が検出され時間方向のラ
インとして自動抽出される。該ラインの周波数から関数
近似回路で周波数対時間軸上の双曲線関数(2次関数)
近似が行われ、目標の位置情報が算出される。
【0010】
【発明の実施の形態】(構成の説明)次に、本発明の目
標自動追尾方法及び装置の一実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【0011】本実施の形態は、目標の発する広帯域雑音
等、到来する音響信号を複数の方位から受波する指向性
マイクロフォン1、音響信号の帯域を制限するローパス
フィルタを有する入力回路2と、その出力の音響信号の
基本周波数を検出するケプストラム回路3と、基本周波
数を抽出し更にラインを抽出し周波数に変換する抽出回
路4と、抽出されたラインの周波数から双曲線関数(2
次関数)近似を行う関数近似回路5と、目標の速度情報
を入力する情報入力回路7と、関数近似回路で近似した
関数の近似係数、音速、指向性マイクロホン深度及び情
報入力回路からの目標の速度情報を用いて目標の位置と
深度を算出する位置・深度推定回路6とを備える。各部
の機能概要は以下のとおりである。
【0012】指向性マイクロフォン1は、目標が発する
音響の海面反射波又は海底反射波を受波するとともに、
目標からの直接波を受波して音響信号に変換して入力回
路2へ出力する。
【0013】入力回路2では、まず、対象となる周波数
範囲の音響信号帯域を通過させるローパスフィルタ21
により濾波処理を行う。次に、A/D変換器22によ
り、帯域制限された音響信号をデジタル信号に変換して
ケプストラム回路3へ出力する。
【0014】ケプストラム回路3では、高速フーリエ変
換回路(FFT回路)31、2乗変換回路32、対数変
換回路33及び逆FFT回路34により一連の処理を行
って、信号のケフレンシを算出し抽出回路4へ出力す
る。つまり、FFT回路31は時間領域の情報の高速フ
ーリェ変換を行い周波数領域の情報に変換する。2乗変
換回路32は前記周波数領域の情報の2乗検波を行う。
対数変換回路33は周波数領域の情報の前記検波出力で
あるパワースペクトルの対数をとる。逆FFT回路34
は対数変換処理結果の高速逆フーリェ変換を行い検波し
てケプストラム信号を生成し、該ケプストラム信号から
ケフレンシを出力する。
【0015】抽出回路4では、まず、基本周波数抽出回
路41により前記ケプストラム回路で算出された各ケフ
レンシから高ケフレンシ部分のみを抽出し、その結果か
らノイズ成分を取り除き基本周波数を抽出する。ライン
抽出回路42では、基本周波数の信号レベルの真のピー
ク位置を求めた後、時間方向にトラッキングしてライン
を抽出して周波数変換回路43へ出力する(ライン抽出
回路については、特願平5−324432号公報参
照)。周波数変換回路43では、ライン抽出回路42で
抽出されたケフレンシの逆数をとり周波数に変換して関
数近似回路5へ出力する。
【0016】関数近似回路5では、抽出回路4により抽
出されたラインに対する双曲線関数近似処理を行う。関
数近似回路5は検出されたラインの2乗誤差が最も小さ
くなる関数が算出されるように計算して双曲線関数へ近
似する。そして近似された双曲線関数の近似係数を位置
・深度推定回路6に出力する。
【0017】位置・深度推定回路6では、音速、指向性
マイクロホン深度及び情報入力回路7から入力された目
標の速度情報と前記関数近似回路によって算出され近似
係数とから、目標の指向性マイクロホンへの最接近点
(CPA)の水平方向の距離(CPAレンジ)r、目標
の深度z及び目標の最接近点の到達時刻(CPA予測時
刻)tを算出する。
【0018】(動作の説明)次に、本実施の形態の双曲
線関数近似によるCPAレンジr、目標の深度z及びC
PA予測時刻tの算出の動作を示し、シミュレーショ
ン結果との比較結果を説明する。まず、最初に本実施の
形態の双曲線関数近似の動作について説明する。
【0019】図2及び図3は、本実施の形態における双
曲線関数近似の動作を説明するための図である。図2に
は海中の目標を含む垂直断面方向を示しており、図3に
は海中を上方向からみた目標を含む水平断面方向を示し
ている。海面下の深度z(目標深度)に目標が存在し、
前記目標から水平距離w、海面下の深度d(マイクロフ
ォン深度)に指向性マイクロフォンが設置されている。
図2では、指向性マイクロフォンが直接波と海面反射波
の2つの伝搬路を経由する音響を受波する例を示してい
る。また、図3に示すように指向性マイクロフォンから
水平方向の距離r(CPAレンジ)の位置の略深度zの
位置が目標の最接近点(CPA)である。なお、目標は
CPA方向にほぼ水平に速度v(目標速度)で移動する
ものとする。
【0020】図2において、指向性マイクロフォンが受
波する直接波と反射波の経路差Jは下式のようになる。 J=((z+d)+w1/2−((z−d)
1/2 ここで、zとdに比べてwが十分に大きい場合、これを
下式のようにみなすことができる。 J≒2*d*cosθ この経路差Jがn*λ(n:整数、λ:波長)となる
時、信号が強調されて縞模様ができる。つまり、J=n
*λ=n*c/f、(c:音速、f:周波数)となる周
波数が縞となる。縞の最小周波数間隔はn=1の時であ
る。CPAを基準として考えると、前記縞部分の周波数
f及びfは、 f=c/J=c/(2*d*cosθ) f=c/(4*d*cosθ) となる。また、 tanθ=1/cosθ−1 であるから、tanθは、 tanθ=4*d*f/c−1 となり、ここでwが十分大きいことから、 tanθ=w/z≒(r+v*t)/z と近似できる。よって、fは、 f=c/4d*(r2+z+v*t)/z =(c*v)/(4d*z)*t+c(r+z)/(4 d*z) ………(1) として表せる。
【0021】前記(1)式は双曲線関数であり、受波さ
れた海面反射波と直接波の音響信号の時間差からロイド
ミラー効果により生じる干渉縞の縞部分に対応する関数
を表している。例えば、音響信号の基本周波数について
時間方向にラインを抽出すると周波数対時間平面上で近
似的に双曲線関数となることを示している。
【0022】このラインに近似する双曲線関数として
は、例えば、 f=α*(t−γ)+β ………(2) と表すことができるので、前記(1)式よりα、βは下
式(3)、(4)のようになる。
【0023】 α=(c*v)/(4d*z) ………(3) β=c(r+z)/(4d*z) ………(4) このαとβの2式から目標のCPAレンジrと深度zは
次式(5)、(6)のようになる。 z=((c*v)/(4*d*α))1/2 ………(5) r=(β*4*d*z/c−z1/2 ………(6) ここで、音速c、マイクロフォン深度dは既知であり、
また、目標速度vが与えられれば、α、βは実際のライ
ンから算出した前記双曲線関数(2)の近似関数の近似
係数(3)、(4)として求められるので、(5)、
(6)式から目標の深度z及びCPAレンジrを求める
ことができる。また、(2)式を図に示すと図4のよう
になる。このときCPA予測時刻は双曲線の最下点にお
ける時刻であるから、CPA予測時刻tはt=γに
より求められる。
【0024】次に、本実施の形態による目標の深度z、
CPAレンジr及びCPA予測時刻toの算出動作につ
いて、下記の条件を想定してシミュレーションを行い真
値と近似値との比較結果を説明する。ただし、シミュレ
ーションでは雑音を発生させる代わりに目標とマイクロ
フォンの位置関係から直接干渉縞の最小周波数間隔を発
生させることにより算出した。
【0025】<条件> 音速 c=1500m/s マイクロフォン深度 d=60m 目標速度 v=5m/s 目標深度 z=100m CPAレンジ r=100m CPA予測時刻(目標のCPAまでの到達時間) t
=200sec <真値>前記(3)、(4)式に前記条件を代入するこ
とにより真値を算出する。
【0026】 α=(c*v)/(4d*z) =(1500*5)/(4*60*100) =0.3906 β=c(z+r)/(4d*z) =1500*(100+100)/(4*60*100) =312.5 <近似結果>目標とマイクロフォンの位置関係から直接
干渉縞の最小周波数間隔を発生させ近似式を算出すると
次の双曲線関数の近似式が得られる。
【0027】f=0.3905*(t−200.12
27)−355.0949 従って、(3)〜(6)式から、CPAレンジr、CP
A予測時刻tを求めるとつぎのようになる。
【0028】 α =0.3905 =(c*v)/(4*d*z) z =((c*v)/(4*d*α))1/2 =((1500*5)/(4*60*0.3905))1/2 =100.016 β =355.0949 =c*(z+r)/(4*d*z) r =(β*4*d*z/c−z1/2 =(355.0949*4*60*100.016/1500−1 00.0161/2 =112.827 また、指向性マイクロフォンに最接近することが予測さ
れる時刻であるCPA予測時刻t(sec)は前記双
曲線関数の近似式から得られる。
【0029】t=γ =200.1227 以上より真値と近似結果との比較すると、近似結果は、
CPAまでの時間は0.12秒、深度は0.016m、
CPAレンジは12.827mの誤差があるものの良好
な近似計算が可能であることがわかる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、受波した音響信号から
基本周波数を自動的に算出し、その結果から目標の位置
と深度を推定するので、手動で測定点を設定する必要が
ないから、干渉縞を利用した目標の位置推定処理におい
て操作者の負荷を軽減することができる。
【0031】従来の技術では、目標の位置局限をおこな
う際に利用する観測データがCPAを含めた2設定点し
かないのに対して、本発明では観測開始から位置情報等
の出力までの期間の観測データをすべて利用して位置局
限を行うので、より精度の高い結果が得られる。
【0032】更に、関数近似を行い解を求めることによ
り、将来に起こる目標のマイクロフォンに対する最接近
点(CPA)の時刻及びその時の目標位置情報の予測が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施の形態の双曲線関数近似による動作を説
明のための側面図である。
【図3】本実施の形態の双曲線関数近似による動作を説
明のための上面図である。
【図4】双曲線関数近似を説明のための図である。
【符号の説明】
1 指向性マイクロフォン 2 入力回路 3 ケプストラム回路 4 抽出回路 5 関数近似回路 6 位置・深度推定回路 7 情報入力回路 21 ローパスフィルタ 22 A/D変換回路 31 FFT回路 32 2乗変換回路 33 対数変換回路 34 逆FFT回路 41 基本周波数抽出回路 42 ライン抽出回路 43 周波数変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−177066(JP,A) 特開 平9−152481(JP,A) 特開 平4−370781(JP,A) 特開 平1−288787(JP,A) 特開 昭63−249096(JP,A) 特開 平11−271446(JP,A) 特開 平11−271445(JP,A) 実開 平4−38580(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に設置した指向性マイクロフォンを
    用いて目標が発する音響の海面又は海底反射波及び直接
    波を音響信号として受波し、前記音響信号の所定帯域の
    ケプストラム分析を行うことによりケフレンシを算出
    し、基本波周波数のケフレンシを時間的に追跡すること
    によりラインを抽出し、該ラインの逆数により発生させ
    た周波数対時間の関数に対して双曲線関数近似を行い、
    前記双曲線関数の近似係数、音速、指向性マイクロホン
    深度及び目標の速度情報を用いて目標の位置及び深度の
    情報を取得することを特徴とする目標自動追尾方法。
  2. 【請求項2】 前記双曲線関数近似は、 f=α*(t−γ)+β (f:周波数、t:時
    間、α、β、γ:近似係数) により近似し、音速c(m/s)、マイクロフォン深度
    d(m)、目標速度v(m/s)として、目標深度z
    (m)、CPAレンジr(m)及びCPA予測時刻t
    (sec)を、 z=((c*v)/(4*d*α))1/2 r=(β*4*d*z/c−z1/2 =γ により求めることを特徴とする請求項1記載の目標自動
    追尾方法。
  3. 【請求項3】 水中に設置した指向性マイクロフォンを
    用いて音響を受波し分析することにより水中を航走する
    目標を追尾する目標自動追尾装置において、 前記指向性マイクロフォンにより目標が発する広帯域雑
    音の海面又は海底反射と直接波とを受波し両者の時間差
    からロイドミラー効果により生じる干渉縞の周波数間隔
    を検出する干渉縞検出回路と、前記周波数間隔の時系列
    信号の2乗値に対し双曲線関数近似を行い双曲線関数近
    似式の近似係数を算出する関数近似回路と、目標の速度
    情報を入力する情報入力回路と、前記近似係数、音速、
    指向性マイクロホン深度及び前記目標の速度情報を用い
    て目標の位置、深度を計算する位置・深度推定回路とを
    有することを特徴とする目標自動追尾装置。
  4. 【請求項4】 前記干渉縞検出回路は、受波した信号の
    ケプストラム分析を行った後、ラインを抽出し干渉縞の
    基本周波数を算出する手段を有することを特徴とする請
    求項3記載の目標自動追尾装置。
  5. 【請求項5】 目標が発する広帯域雑音の海面又は海底
    反射と直接波とを受波する指向性マイクロフォンと、受
    波した信号の帯域を制限してデジタル化する入力回路
    と、入力回路の出力をFFT処理を行い、2乗変換及び
    対数変換後逆FFT処理を行ってケフレンシを算出する
    ケプストラム回路と、算出したケフレンシから基本周波
    数のケフレンシを時間方向に追跡してラインを抽出し周
    波数に変換して出力する抽出回路と、抽出回路の出力の
    双曲線関数近似を行いその近似係数を出力する関数近似
    回路と、目標の速度情報を入力する情報入力回路と、前
    記近似係数、音速、指向性マイクロホン深度及び前記目
    標の速度情報を用いて目標の位置と深度を算出する位置
    ・深度推定回路とを有することを特徴とする目標自動追
    尾装置。
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