JPH09105515A - 蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器 - Google Patents
蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器Info
- Publication number
- JPH09105515A JPH09105515A JP7261757A JP26175795A JPH09105515A JP H09105515 A JPH09105515 A JP H09105515A JP 7261757 A JP7261757 A JP 7261757A JP 26175795 A JP26175795 A JP 26175795A JP H09105515 A JPH09105515 A JP H09105515A
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- JP
- Japan
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- regenerator
- burner
- port
- heat
- chamber
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明はグリッドの腐蝕による蓄熱器の短
命化及びグリッドによる蓄熱体の形状等の制約を少なく
することを目的としたものである。 【課題を解決する手段】 燃焼室に２本以上の蓄熱器付
バーナを設置し、該バーナを切換えて交互に燃焼できる
ようにした装置において、蓄熱器内の蓄熱体内へ隔壁を
設置し、気体の通路を屈曲形成したことを特徴とする蓄
熱器付バーナ装置。縦断面方形の蓄熱器本体の熱交換室
に蓄熱体を充填すると共に、蓄熱器本体の熱交換室の中
央頂部から底部に向け、所定長さの隔壁を垂下して気体
の屈曲通路を形成し、前記頂部へ、前記隔壁を介して熱
気体及び空気供給口と、バーナ連結口を設置したことを
特徴とする蓄熱器。
命化及びグリッドによる蓄熱体の形状等の制約を少なく
することを目的としたものである。 【課題を解決する手段】 燃焼室に２本以上の蓄熱器付
バーナを設置し、該バーナを切換えて交互に燃焼できる
ようにした装置において、蓄熱器内の蓄熱体内へ隔壁を
設置し、気体の通路を屈曲形成したことを特徴とする蓄
熱器付バーナ装置。縦断面方形の蓄熱器本体の熱交換室
に蓄熱体を充填すると共に、蓄熱器本体の熱交換室の中
央頂部から底部に向け、所定長さの隔壁を垂下して気体
の屈曲通路を形成し、前記頂部へ、前記隔壁を介して熱
気体及び空気供給口と、バーナ連結口を設置したことを
特徴とする蓄熱器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はグリッドレス蓄熱
器を目的とした蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器に関す
る。
器を目的とした蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来鉄鋼関連装置としての加熱炉、鍛造
炉、熱処理炉、レイドル及びタンティシュ予熱装置及び
非鉄関連装置としてのアルミ溶解炉、保定炉、亜鉛溶融
炉、セラミック焼成炉並びにその他高温プロセスのバー
ナ燃焼装置に蓄熱切換方式のバーナが使用されている。
炉、熱処理炉、レイドル及びタンティシュ予熱装置及び
非鉄関連装置としてのアルミ溶解炉、保定炉、亜鉛溶融
炉、セラミック焼成炉並びにその他高温プロセスのバー
ナ燃焼装置に蓄熱切換方式のバーナが使用されている。
【０００３】
【発明により解決すべき課題】従来使用されている蓄熱
器は、熱交換室の下部にグリッドを設け、熱換室の上部
から燃焼排気を吹き込んで蓄熱させ、またグリッドの下
部から空気を吹き込み、該空気を熱交換室内の蓄熱体間
を通過させる際に熱交換させる方式である為に、グリッ
ドが燃焼排気により腐蝕（低温腐蝕、高温腐蝕）を受け
る問題点があった。
器は、熱交換室の下部にグリッドを設け、熱換室の上部
から燃焼排気を吹き込んで蓄熱させ、またグリッドの下
部から空気を吹き込み、該空気を熱交換室内の蓄熱体間
を通過させる際に熱交換させる方式である為に、グリッ
ドが燃焼排気により腐蝕（低温腐蝕、高温腐蝕）を受け
る問題点があった。
【０００４】またグリッドの通気孔の関係上蓄熱体の形
状とサイズに制約があり熱効率のよいサイズを利用でき
ないなどの問題点があった。
状とサイズに制約があり熱効率のよいサイズを利用でき
ないなどの問題点があった。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、蓄熱器
の熱交換室内に屈曲通気路を設けることにより、グリッ
ドを無くして前記従来の問題点を解決したのである。
の熱交換室内に屈曲通気路を設けることにより、グリッ
ドを無くして前記従来の問題点を解決したのである。
【０００６】即ちバーナ装置の発明は、燃焼室に２本以
上の蓄熱器付バーナを設置し、該バーナを切換えて交互
に燃焼できるようにした装置において、蓄熱器内の蓄熱
体内へ隔壁を設置し、気体の通路を屈曲形成したことを
特徴とする蓄熱器付バーナ装置であり、蓄熱器は内底部
を断面凹状に形成し、屈曲通路の必要断面積を保有させ
たものである。
上の蓄熱器付バーナを設置し、該バーナを切換えて交互
に燃焼できるようにした装置において、蓄熱器内の蓄熱
体内へ隔壁を設置し、気体の通路を屈曲形成したことを
特徴とする蓄熱器付バーナ装置であり、蓄熱器は内底部
を断面凹状に形成し、屈曲通路の必要断面積を保有させ
たものである。
【０００７】次に蓄熱器の発明は、縦断面方形の蓄熱器
本体の熱交換室に蓄熱体を充填すると共に、蓄熱器本体
の熱交換室の中央頂部から底部に向け、所定長さの隔壁
を垂下して気体の屈曲通路を形成し、前記頂部へ、前記
隔壁を介して熱気体及び空気供給口と、バーナ連結口を
設置したことを特徴とする蓄熱器であり、蓄熱器本体の
内底部を縦断面凹状に形成したものである。
本体の熱交換室に蓄熱体を充填すると共に、蓄熱器本体
の熱交換室の中央頂部から底部に向け、所定長さの隔壁
を垂下して気体の屈曲通路を形成し、前記頂部へ、前記
隔壁を介して熱気体及び空気供給口と、バーナ連結口を
設置したことを特徴とする蓄熱器であり、蓄熱器本体の
内底部を縦断面凹状に形成したものである。
【０００８】前記における蓄熱器の底部は凹弧状、船底
状その他の凹状であって、気体の屈曲通路を断面ほぼ同
一に保つように形成してある。
状その他の凹状であって、気体の屈曲通路を断面ほぼ同
一に保つように形成してある。
【０００９】また従来の蓄熱器に比し、蓄熱体形状の小
さいものを使用できるので、熱交換面積の増大及び接触
時間の増大によって熱効率を向上することができる。
さいものを使用できるので、熱交換面積の増大及び接触
時間の増大によって熱効率を向上することができる。
【００１０】従って効率を従来と同一に保つことにすれ
ば、蓄熱器全体をコンパクトに形成できる。
ば、蓄熱器全体をコンパクトに形成できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】この発明によれば、グリッドなし
の蓄熱器であって、任意直径又は形状の蓄熱体（例えば
セラミックス、ボーキサイド屑、その他従来公知の蓄熱
体）を使用し、形状も球状、パイプ、サドルなどを用い
ることができる。
の蓄熱器であって、任意直径又は形状の蓄熱体（例えば
セラミックス、ボーキサイド屑、その他従来公知の蓄熱
体）を使用し、形状も球状、パイプ、サドルなどを用い
ることができる。
【００１２】
【実施例】この発明の実施例を図１、２、３に基づいて
説明する。
説明する。
【００１３】燃焼室１の左右にバーナ２、３を設置する
と共に、左右に蓄熱器４、５を設置し、該蓄熱器４、５
は、燃焼室１及びバーナ２、３の給気側と接続する。
と共に、左右に蓄熱器４、５を設置し、該蓄熱器４、５
は、燃焼室１及びバーナ２、３の給気側と接続する。
【００１４】蓄熱器４（５も同じ）は、断面矩形であっ
て、（図１）内部に熱交換室６を設け、熱交換室６の中
央頂部からほぼ中間部まで隔壁７を垂下し、熱交換室６
の内部に多数の蓄熱ボール８、８を充填すると共に、上
部へバーナ２（３も同じ）とのバーナ連結口９と、燃焼
排気及び外気を流入させる為の供給口１０とが設けてあ
る。図中１１は点検口、１２はドレイン孔、１３は蓄熱
体の交換口である。
て、（図１）内部に熱交換室６を設け、熱交換室６の中
央頂部からほぼ中間部まで隔壁７を垂下し、熱交換室６
の内部に多数の蓄熱ボール８、８を充填すると共に、上
部へバーナ２（３も同じ）とのバーナ連結口９と、燃焼
排気及び外気を流入させる為の供給口１０とが設けてあ
る。図中１１は点検口、１２はドレイン孔、１３は蓄熱
体の交換口である。
【００１５】前記における動作を図３について説明す
る。図３はこの発明の蓄熱器を設置したバーナ装置であ
る。
る。図３はこの発明の蓄熱器を設置したバーナ装置であ
る。
【００１６】図３において、バーナ２により燃料を燃焼
させた場合に、その燃焼排気の一部は矢示１４のように
移動し、供給口１０から矢示１５のように蓄熱器５の熱
交換室６に入り、屈曲流動（矢示１６、１７）の間に熱
交換し（図１）、矢示２４のようにバーナ連結口９から
出てバルブ１８を経て矢示２３のように流動し、排気口
２６から排気される。この場合に、バーナ２の燃焼空気
は給気口２７から矢示１９のように供給され、バルブ２
０を経て矢示２４のように蓄熱器４内を経て接続口１０
から矢示２１のようにバーナ２に供給される。従って空
気は蓄熱器４内を矢示２４のように通過して熱交換し、
高温空気（例えば１０００℃）となってバーナ２に供給
される。またバーナ３を燃焼させると、燃焼気体の一部
は矢示２８のように移動し、バーナ２を経って蓄熱器４
で蓄熱し、バルブ２９、矢示２５のように流動して排気
口２６から排気される。一方空気は矢示３０のようにバ
ルブ３１を経て蓄熱器５に入り熱交換してバーナ３へ供
給される。そこでバーナ２、３を短時間で切換えれば、
蓄熱の交互利用により、高温空気が常時供給できること
になり、熱効率を最良に保つことができる。
させた場合に、その燃焼排気の一部は矢示１４のように
移動し、供給口１０から矢示１５のように蓄熱器５の熱
交換室６に入り、屈曲流動（矢示１６、１７）の間に熱
交換し（図１）、矢示２４のようにバーナ連結口９から
出てバルブ１８を経て矢示２３のように流動し、排気口
２６から排気される。この場合に、バーナ２の燃焼空気
は給気口２７から矢示１９のように供給され、バルブ２
０を経て矢示２４のように蓄熱器４内を経て接続口１０
から矢示２１のようにバーナ２に供給される。従って空
気は蓄熱器４内を矢示２４のように通過して熱交換し、
高温空気（例えば１０００℃）となってバーナ２に供給
される。またバーナ３を燃焼させると、燃焼気体の一部
は矢示２８のように移動し、バーナ２を経って蓄熱器４
で蓄熱し、バルブ２９、矢示２５のように流動して排気
口２６から排気される。一方空気は矢示３０のようにバ
ルブ３１を経て蓄熱器５に入り熱交換してバーナ３へ供
給される。そこでバーナ２、３を短時間で切換えれば、
蓄熱の交互利用により、高温空気が常時供給できること
になり、熱効率を最良に保つことができる。
【００１７】
【発明の効果】即ちこの発明によれば、グリッドを使用
することなく、燃焼気体の通路を屈曲させたので、グリ
ッドの腐蝕による蓄熱器の短命化その他の問題点が改善
されると共に、熱効率の向上は蓄熱器のコンパクト化を
可能にするなどの諸効果がある。
することなく、燃焼気体の通路を屈曲させたので、グリ
ッドの腐蝕による蓄熱器の短命化その他の問題点が改善
されると共に、熱効率の向上は蓄熱器のコンパクト化を
可能にするなどの諸効果がある。
【図１】この発明の実施例の一部を省畧した断面図。
【図２】同じく側面図。
【図３】同じく蓄熱及び燃焼系を示す回路図。
１ 燃焼室 ２、３ バーナ ４、５ 蓄熱器 ６ 熱交換室 ７ 隔壁 ８ 蓄熱ボール ９ バーナ連結口 １０ 供給口 １１ 点検口 １２ ドレイン口 １３ 交換口 １８、２０ バルブ
Claims (4)
- 【請求項１】 燃焼室に２本以上の蓄熱器付バーナを設
置し、該バーナを切換えて交互に燃焼できるようにした
装置において、蓄熱器内の蓄熱体内へ隔壁を設置し、気
体の通路を屈曲形成したことを特徴とする蓄熱器付バー
ナ装置。 - 【請求項２】 蓄熱器は内底部を断面凹状に形成し、屈
曲通路の必要断面積を保有させたことを特徴とする請求
項１記載の蓄熱器付バーナ装置。 - 【請求項３】 縦断面方形の蓄熱器本体の熱交換室に蓄
熱体を充填すると共に、蓄熱器本体の熱交換室の中央頂
部から底部に向け、所定長さの隔壁を垂下して気体の屈
曲通路を形成し、前記頂部へ、前記隔壁を介して熱気体
及び空気供給口と、バーナ連結口を設置したことを特徴
とする蓄熱器。 - 【請求項４】 蓄熱器本体の内底部を縦断面凹状に形成
したことを特徴とする請求項３記載の蓄熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7261757A JPH09105515A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7261757A JPH09105515A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09105515A true JPH09105515A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17366285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7261757A Pending JPH09105515A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 蓄熱器付バーナ装置及び蓄熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09105515A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100400409B1 (ko) * | 2001-08-27 | 2003-10-01 | 주식회사 포스코 | 구형 축열체를 사용하였을 때 배열 회수율을 향상시킬 수있도록 하는 축열기 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP7261757A patent/JPH09105515A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100400409B1 (ko) * | 2001-08-27 | 2003-10-01 | 주식회사 포스코 | 구형 축열체를 사용하였을 때 배열 회수율을 향상시킬 수있도록 하는 축열기 |
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