JPH09105161A - 水 栓 - Google Patents

水 栓

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JPH09105161A
JPH09105161A JP29029495A JP29029495A JPH09105161A JP H09105161 A JPH09105161 A JP H09105161A JP 29029495 A JP29029495 A JP 29029495A JP 29029495 A JP29029495 A JP 29029495A JP H09105161 A JPH09105161 A JP H09105161A
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pipe
mechanism section
water
faucet
mechanism part
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JP29029495A
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English (en)
Inventor
Masaaki Nagata
雅昭 永田
Hideyuki Miyajima
秀幸 宮嶋
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】温度調節機構部等の第一機構部と、止水・
切替弁機構部等の第二機構部と、それらを接続する接続
管とを備えた水栓において、第一機構部,第二機構部の
左右位置を替えた状態で現場に設置するに際して、共通
の部品を用いつつ且つ現場で簡単に水栓を設置施工でき
るようにする。 【解決手段】第一機構部14及び第二機構部16におけ
る接続管32との接続口48,50を、それら第一機構
部14と第二機構部16とを結ぶ左右方向線に対して直
交する方向の後方向きに形成するとともに、接続管32
を、それら接続口48,50の後側位置から接続口4
8,50に向って前方に直状に延びる一対の管端部52
を有する形態となして、それら一対の管端部52を接続
口48,50に対して接続するようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水栓に関し、詳し
くは温度調節機構部等の第一機構部と、これとは別体且
つ第一機構部に対して右側又は左側に配置される止水・
切替弁機構部等の第二機構部とを有し、それらを接続管
にて接続した形態の水栓に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】温度調
節機構部等の第一機構部と、第一機構部とは別体に構成
され且つ第一機構部に対して右又は左側位置に配置され
る止水・切替弁機構部など第二機構部とを備え、それら
第一機構部及び第二機構部の各通水路を接続管にて接続
した形態の水栓として、従来図7に示すような例の水栓
が公知である(実開平3−40359)。
【0003】図(A)において200は吐水管で、取付
面202上に起立状態に設けられている。204は取付
面202の下側に埋没状に設けられた第一機構部として
の温度調節機構部であり、また206は同じく取付面2
02の下側に埋没状に設けられた、温度調節機構部20
4とは別体をなす第二機構部としての計量機構部であ
る。
【0004】これら温度調節機構部204と計量機構部
206及び吐水管200は左右方向に一列に配置されて
おり、そして計量機構部206と吐水管200とが、取
付面202の下側において導管208にて連絡され、計
量機構部206からの水が導管208を通じて吐水管2
00に導かれるようになっている。
【0005】210は取付面202上に載置固定された
化粧プレートであって、212,214はそれぞれ化粧
プレート210上に回転可能に配設された温度調整ハン
ドル,計量ハンドルである。
【0006】温度調節機構部204及び計量機構部20
6は、それぞれハウジング216,218を有してい
る。而して温度調節機構部204には、図(B)に示し
ているようにハウジング216の一部を水平方向の一方
向(後方向)に突出させてなる突出部219が形成され
ており、また計量機構部206には、ハウジング218
の一部を水平方向且つ互いに逆向きの二方向(後方向及
び前方向)に突出させてなる突出部220A,220B
が形成されている。これら各突出部219,220A,
220Bは通水路を形成する部分であって内部中空とさ
れており、それぞれに貫通孔222が形成されている。
【0007】温度調節機構部204と計量機構部206
とは、それぞれ後側においてこれら温度調節機構部20
4,計量機構部206とは別体を成す接続管224にて
互いに接続されている。詳しくは、接続管224の一端
部(図(B)中右端部)が突出部219の貫通孔222
内部に挿入され、そして反対側から貫通孔222内部に
挿入されたプラグ226がこの接続管224の端部にね
じ結合されることで、接続管224の一端部が温度調節
機構部204の突出部219に接続されている。また一
方、接続管224の他端部(図(B)中左端部)が同様
の接続構造にて計量機構部206における後向きの突出
部220Aに対して接続されている。
【0008】プラグ226には、図に示しているように
中心孔部229と連絡孔部230とが形成されており、
以て接続管224の内部と温度調節機構部204,計量
機構部206におけるハウジング216,218の内部
通水路とが互いに連通させられている。尚、計量機構部
206における今一方の突出部220B、つまり前方へ
の突出部220Bの貫通孔222は、プラグ226と盲
栓228とによって閉塞されている。
【0009】上記温度調節機構部204には、水と湯の
供給管232,234が接続され、これらを通じて送ら
れてきた水と湯とが温度調節機構部204で混合された
上、接続管224を通じて計量機構部206に送られ、
更に導管208を通じて吐水管200へと供給されて、
その先端部より吐出される。
【0010】この例の水栓は、温度調節機構部204,
計量機構部206,吐水管200等の左右の配置を替え
ることによって、共通の部品を用いつつL仕様,R仕様
の何れに対しても対応可能である。図8はこれを具体的
に示している。
【0011】先ず図8(A)はL仕様の際の各部品の配
置及び接続構造例を示したもので、この場合温度調節機
構部204,計量機構部206,吐水管200,接続管
224の配置及び接続構造は図7に示す配置及び接続構
造となる。
【0012】図8(B)はR仕様の際の各部品の配置及
び接続構造を示したもので、この場合には左側位置に温
度調節機構部204が、真中位置に計量機構部206
が、また右側位置に吐水管200がそれぞれ配置される
とともに、計量機構部206の向きが(A)に示すL仕
様のそれに比べて水平方向に180°回転させられて前
後が逆転させられ、そして(A)においてプラグ226
と盲栓228とにより閉塞されていた突出部220B側
の貫通孔222を用いて計量機構部206と温度調節機
構部204とが接続管224により接続され、他方の突
出部220Aの貫通孔222については盲栓228が施
され、閉塞される。
【0013】また接続管224と温度調節機構部204
との接続は、(A)とは逆に図中右側の貫通孔222内
に接続管224が挿入された上、左側の貫通孔222よ
りプラグ226が挿入されて、それらプラグ226と接
続管224とがねじ結合されることにより行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの水栓
の場合、L仕様とR仕様とで計量機構部206の向きが
水平方向に180°回転させられて前後の向きが逆転さ
せられる関係上、計量機構部206に対して前後の二方
向に接続管224との接続部、即ち突出部220A,2
20Bと貫通孔222とを設けておくことが必要となっ
て加工個所,加工量が多くなる問題があり、加えて一方
の突出部220A又は220Bの貫通孔222を閉塞す
るための盲栓228とプラグ226とが必要であって、
所要部品点数が多くなる問題がある。
【0015】更に温度調節機構部204においても、L
仕様とR仕様とで接続管224の位置が左側位置から右
側位置に変化するために、突出部219に対して右側位
置と左側位置との2ヵ所に貫通孔222を設けておくこ
とが必要で、加工個所,加工量ともに多くなる問題があ
る。
【0016】また一部を工場生産段階で予め部分的に組
付けを行った上で現場に搬入して水栓の設置を行う場
合、L仕様とR仕様とで組付位置が替わるために、製品
の品種(品番)が2品種となり、管理が面倒となる問題
を生ずる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、温度調節機構部等の第一機構部と、該第一機
構部とは別体に構成され且つ該第一機構部に対して右又
は左側位置に配置される止水・切替弁機構部等の第二機
構部と、これら第一機構部及び第二機構部の各通水路を
接続する接続管とを備えて成る水栓において、前記第一
機構部及び第二機構部における前記接続管との接続口
を、それら第一機構部と第二機構部とを結ぶ左右方向線
に対して略直交する方向に形成するとともに、前記接続
管を、それら接続口に向って直状に延びる一対の管端部
を有する形態となして、それら一対の管端部を該接続口
に対して接続するように成したことを特徴とする(請求
項1)。
【0018】本願の別の発明は、請求項1において、前
記接続管が前記第一機構部及び第二機構部とは別体の銅
管から成っており、全体の形状が略コ字形状をなしてい
ることを特徴とする(請求項2)。
【0019】本願の更に別の発明は、温度調節機構部等
の第一機構部と、該第一機構部とは別体に構成され且つ
該第一機構部に対して右又は左側位置に配置される止水
・切替弁機構部等の第二機構部と、これら第一機構部及
び第二機構部の各通水路を接続する接続管とを備えて成
る水栓において、前記接続管をフレキシブル管にて構成
したことを特徴とする(請求項3)。
【0020】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、第一機構部及び第二機構部ともに接続管との接続口
を第一機構部と第二機構部とを結ぶ左右方向線に対して
略直交する向きに形成する一方、接続管の形態を、それ
ら接続口に向って直状に延びる一対の管端部を有する形
態となし、それら管端部を第一機構部及び第二機構部の
各接続口に接続するようになしたもので、本発明によれ
ば、第一機構部と第二機構部の配置を左右逆配置とする
場合において、それら第一機構部又は第二機構部を水平
方向に180°回転させること、即ち前後の向きを逆転
させることは必要でなく、ただ単に第一機構部,第二機
構部の位置をそのままの向きで入れ替えるだけでL仕
様,R仕様に対応することができる。
【0021】従って第一機構部又は第二機構部に対して
接続管との接続口を複数個所に設けることは必要でな
く、L仕様,R仕様何れの場合においても同一の接続口
に対して接続管を接続することができる。それ故第一機
構部,第二機構部に対して接続口を設ける際の加工個
所,加工量が少なくて済み、また盲栓及びその取付部品
も必要でなくなって、所要部品点数が少なくなる利点が
得られる。
【0022】更にまた、共通の部品を用いてL仕様,R
仕様何れにも対応できるとともに、施工現場での各部品
の組付けは容易であり、予め工場段階で部品を組み付け
ておく必要がないため、同一の品種(品番)でL仕様,
R仕様に対応できる利点も得られる。
【0023】また第一機構部,第二機構部の左右位置を
替えるに当たって、それら第一機構部又は第二機構部の
前後の向きを逆転させる必要がないため、前面側にスト
レーナ等の部品を組み込んでおいた場合にそのストレー
ナ等の部品のメンテナンスを容易に行うことができる利
点も得られる。
【0024】請求項2の発明は、上記接続管を第一機構
部及び第二機構部とは別体の銅管にて構成し、且つその
形状を略コ字形状となしたもので、本発明によれば、第
一機構部,第二機構部の左右位置が替わった場合にもそ
のままかかる接続管にて対応することができ且つ接続管
の形状を単純な形状とすることができる。
【0025】尚、請求項2の発明において、銅管からな
る接続管と第一機構部又は第二機構部との接続構造を次
のような接続構造となすことができる。即ち、前記第一
機構部及び第二機構部の接続口に外向きの鍔状部を設け
るとともに、前記銅管から成る接続管の管端部に外向き
の鍔状部と、該鍔状部より先端側の部分であって接続口
内部に嵌入される嵌入部とを設け、その嵌入部を接続口
内部に嵌入し且つ上記一対の鍔状部を重ね合わせ状態と
して、それら鍔状部を内部に係入させる環状の係入溝を
備えたリング状のばねクリップにて、該第一機構部及び
第二機構部の接続口と接続管の管端部とを接続するよう
になすことができる。
【0026】請求項3の発明は、上記接続管としてフレ
キシブル管を用いるようにしたもので、本発明によれ
ば、第一機構部及び第二機構部における接続口の向きが
左右方向線に対して正確に直交方向の後方向き又は下向
きになっている場合はもとより、それら接続口の向きが
左右方向線に対してある程度傾いた方向を向いていた場
合においても、フレキシブル管からなる接続管の撓み変
形によってこれを吸収でき、第一機構部及び第二機構部
の各接続口を良好に接続することができる。
【0027】また接続管としてこのようなフレキシブル
管を用いた場合、現場での設置に先立って予め第一機構
部及び第二機構部を接続管にて接続した状態としておく
ことができ、現場での設置作業が簡単化する利点も得ら
れる。
【0028】尚、上記請求項1ないし3の発明は、第一
機構部及び第二機構部が取付面より下部に埋没状に設置
される埋込式の水栓に適用して好適なものである。
【0029】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、(A)は浴槽の左側にカウン
ターを配設し、そのカウンター上に水栓を設けた場合の
例(L仕様)を示したもので、図中10は浴槽、12は
カウンターである。ここでカウンター12は、浴槽10
の上縁面と実質上面一となる高さに配置されている。
【0030】この例において14,16はそれぞれ第一
機構部としての温度調節機構部,第二機構部としての止
水・切替弁機構部であって、それぞれカウンター12の
下部に埋没状態に設置されている。カウンター12の上
面にはプレート18,20と、温度調節機構部14の操
作用の温度調節ハンドル22及び止水・切替弁機構部1
6を操作するための止水・切替ハンドル24が設けられ
ており、またこれらから右方向に所定距離離れた位置に
シャワー装置26がカウンター12上に設けられてい
る。またカウンター12の下側において、吐水口28が
ブラケット30により支持された状態で下向きに設けら
れている。
【0031】上記温度調節機構部14と止水・切替弁機
構部16とは接続管32にて連絡されており、また止水
・切替弁機構部16からは、その前面に上下回動可能に
設けられたエルボ34を介して導管36が延び出してお
り、この導管36が前記吐水口28に接続されている。
また止水・切替弁機構部16の下面からは、水平面内で
回転可能なエルボ38を介して導管40が延び出し、こ
の導管40が前記シャワー装置26に接続されている。
【0032】一方温度調節機構部14には水と湯の供給
管42,44が接続されており、これら供給管42,4
4を通じて水と湯とが温度調節機構部14に供給され、
ここで混合されるようになっている。尚、温度調節機構
部14の前面側にはストレーナ46が設けられている。
【0033】上記温度調節機構部14,止水・切替弁機
構部16には、図2(A)に示しているように左右方向
線に対して直交方向の後方向き(真後向き)に接続口4
8,50が設けられており、それら接続口48,50に
対して、これら温度調節機構部14,止水・切替弁機構
部16とは別体且つ銅管からなる接続管32が接続され
ている。
【0034】接続管32は、後側よりこれら接続口4
8,50に向って直状に延びる一対の管端部52を有す
る、全体として略コ字形状の部材であって、その管端部
52には外向き環状の鍔状部54が設けられており、こ
れら鍔状部54より先端側の部分が嵌入部56とされて
いる。尚、鍔状部54は銅管に対してワッシャーを外嵌
して構成したもので、その銅管の外周面に設けた環状の
突起により軸方向の移動が規定されている。勿論銅管に
かかる鍔状部54を一体に形成することも可能である。
【0035】一方、図(B)に示しているように嵌入部
56にはシール材としてのOリング58と、バックアッ
プリング60とが外嵌されている。而して接続管32
は、これら嵌入部56を接続口48,50の内部に嵌入
させ、且つ鍔状部54を接続口48,50側の外向き環
状の鍔状部70に重ね合わせた状態で、ばねクリップ6
2にて接続口48,50に接続されている。
【0036】ここでばねクリップ62は、ばね板をリン
グ状に曲げ形成した形態のもので、幅方向中間部に環状
の係入溝64を有し、また周方向所定個所に開口66
と、その開口66からハの字状に開いた一対のガイド部
68とを有している。このばねクリップ62を用いた接
続構造では、接続管32の鍔状部54と、接続口48,
50の鍔状部70とをばねクリップ62の開口66か
ら、ばねクリップ62を弾性変形させつつ係入溝64内
部に係入させることで、ワンタッチで簡単に接続を行う
ことができる。
【0037】本例の水栓は、図1(A)に示しているよ
うに浴槽10に対して左側に設けられたカウンター12
に対して水栓を取り付ける場合(L仕様)、或いは
(B)に示しているように浴槽10に対して右側の位置
に配置されたカウンター12に対して水栓を取り付ける
場合(R仕様)の何れに対しても同一の部品を用いて簡
単に対応することが可能である。
【0038】即ち、図3に示しているように(A)に示
すL仕様の水栓を(B)に示すR仕様の水栓として取り
付ける場合には、つまり温度調節機構部14と止水・切
替弁機構部16の配置を左右逆配置とする場合において
は、温度調節機構部14,止水・切替弁機構部16を前
後の向きを逆転させることなく、ただ単に右と左の位置
を逆転させ、それらを接続管32で接続するだけで対応
することが可能である。
【0039】尚、このとき吐水口28及びシャワー装置
26は水栓の右側から水栓の左側へと位置が替わるが、
止水・切替弁機構部16の前面に設けられたエルボ34
がその前面において上下回転可能とされており、またそ
の下面に設けられたエルボ38が水平面内で回転可能と
されているため、これらエルボ34,38を回転させる
だけで吐水口28及びシャワー装置26へと延びる導管
36,40の向きを替えることが可能である。
【0040】以上のように本例においては、温度調節機
構部14又は止水・切替弁機構部16に対して、接続管
32との接続口を複数個所に設けることは必要でなく、
L仕様,R仕様何れの場合においても同一の接続口4
8,50に対して接続管32を接続することができる。
そのため温度調節機構部14,止水・切替弁機構部16
に対して接続口を設ける際の加工個所,加工量が少なく
て済み、また盲栓及びその取付部品も必要でなくなっ
て、所要部品点数が少なくなる利点が得られる。
【0041】更にまた、共通の部品を用いてL仕様,R
仕様何れにも対応できるとともに施工現場での各部品の
組付けが容易であり、予め工場段階で部品を組み付けて
おく必要がないため、同一の品種(品番)でL仕様,R
仕様に対応することができる。
【0042】また温度調節機構部14,止水・切替弁機
構部16の左右位置を替えるに当たって、それら温度調
節機構部14,止水・切替弁機構部16の前後の向きを
逆転させる必要がなく、前面側に組み込んだストレーナ
46等の部品のメンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0043】図4は本発明の他の実施例を示したもの
で、この例はコ字形状の接続管72を鑞付け又はねじ結
合にて温度調節機構部14,止水・切替弁機構部16の
各接続口48,50に対して接続するようにした例を示
している。この例においても、温度調節機構部14,止
水・切替弁機構部16の配置をただ単に左右に入れ替え
るだけでL仕様,R仕様何れに対してもそのまま対応す
ることができる。
【0044】図5は本発明の更に他の実施例を示したも
のである。この例は接続管74を3次元的に変形可能な
フレキシブル管にて構成した例を示している。本例によ
れば、温度調節機構部14及び止水・切替弁機構部16
における接続口48,50の向きが左右方向線に対して
ある程度傾いた方向を向いている場合においても、温度
調節機構部14又は止水・切替弁機構部16を水平面内
で360°回転させることにより、L仕様,R仕様何れ
に対しても対応することが可能である。尚、このとき3
60°回転させた温度調節機構部14又は止水・切替弁
機構部16は前後方向位置は変化しない。
【0045】本例においては、温度調節機構部14,止
水・切替弁機構部16の接続口48,50がある程度傾
いていても、温度調節機構部14,止水・切替弁機構部
16の左右位置を替えるに際してフレキシブル管からな
る接続管74の撓み変形によってこれを吸収でき、温度
調節機構部14及び止水・切替弁機構部16の各接続口
48,50を良好に接続することができる。
【0046】また接続管74としてこのようなフレキシ
ブル管を用いた場合、現場での設置に先立って予め温度
調節機構部14及び止水・切替弁機構部16を接続管7
4にて接続した状態としておくことができ、現場での設
置作業が簡単化する利点も得られる。
【0047】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例では温度調節機構部1
4,止水・切替弁機構部16の接続口48,50を後面
に且つ真後向きに設けて、それらに対し接続管32を接
続するようになしているが、図6に示しているように温
度調節機構部14,止水・切替弁機構部16の下面且つ
下向きに接続口を設けてそれらを略コ字形状の接続管7
6にて接続するようになすことも可能であるし、更には
場合によってそれら接続口を温度調節機構部14,止水
・切替弁機構部16の前面又は上面に設けるといったこ
とも可能である。またその際の接続構造としては、図2
に示す接続構造或いは図4に示す接続構造を用いること
が可能であるし、また接続管として図5に示すようなフ
レキシブル管を用いることも可能である。
【0048】その他本発明は埋込式水栓に適用して効果
の大きいものであるが、その他の各種形態の水栓に対し
て適用することが可能であるなど、その主旨を逸脱しな
い範囲において様々な変更を加えた形態で構成可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓のカウンターへの
取付例を示したものである。
【図2】図1の水栓における温度調節機構部と止水・切
替弁機構部との接続構造を示した図である。
【図3】図1の水栓取付例の利点を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例の図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の図である。
【図6】本発明の更に他の実施例の図である。
【図7】従来公知の水栓を取付状態で示す図である。
【図8】図7の水栓の不具合の説明図である。
【符号の説明】
14 温度調節機構部 16 止水・切替弁機構部 32,72,74,76 接続管 48,50 接続口 52 管端部 54,70 鍔状部 56 嵌入部 62 ばねクリップ 64 係入溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度調節機構部等の第一機構部と、該第
    一機構部とは別体に構成され且つ該第一機構部に対して
    右又は左側位置に配置される止水・切替弁機構部等の第
    二機構部と、これら第一機構部及び第二機構部の各通水
    路を接続する接続管とを備えて成る水栓において前記第
    一機構部及び第二機構部における前記接続管との接続口
    を、それら第一機構部と第二機構部とを結ぶ左右方向線
    に対して略直交する方向に形成するとともに、前記接続
    管を、それら接続口に向って直状に延びる一対の管端部
    を有する形態となして、それら一対の管端部を該接続口
    に対して接続するように成したことを特徴とする水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記接続管が前記第
    一機構部及び第二機構部とは別体の銅管から成ってお
    り、全体の形状が略コ字形状をなしていることを特徴と
    する水栓。
  3. 【請求項3】 温度調節機構部等の第一機構部と、該第
    一機構部とは別体に構成され且つ該第一機構部に対して
    右又は左側位置に配置される止水・切替弁機構部等の第
    二機構部と、これら第一機構部及び第二機構部の各通水
    路を接続する接続管とを備えて成る水栓において前記接
    続管をフレキシブル管にて構成したことを特徴とする水
    栓。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054196A (ja) * 2000-08-07 2002-02-20 Kvk Corp 埋込水栓

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