JPH09102254A - 静電容量型近接スイッチ - Google Patents

静電容量型近接スイッチ

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JPH09102254A
JPH09102254A JP28362295A JP28362295A JPH09102254A JP H09102254 A JPH09102254 A JP H09102254A JP 28362295 A JP28362295 A JP 28362295A JP 28362295 A JP28362295 A JP 28362295A JP H09102254 A JPH09102254 A JP H09102254A
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JP
Japan
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electrode plate
plate
shield plate
proximity switch
shield
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JP28362295A
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English (en)
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Shigeo Hasegawa
茂男 長谷川
Shoichi Sato
庄市 佐藤
Osamu Takano
修 高野
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量型近接スイッチのセンサ性能を安定
させる。 【解決手段】 コ字状をなす電極板と、これを覆うコ字
状のシールド板とを備えた静電容量型近接スイッチにお
いて、電極板1の側板部1dとシールド板2の側板部と
を一定間隔に保つ間隔保持手段としてスペーサ部材3が
設けてある。スペーサ部材3により、電極板、シールド
板の大型化、複雑化による剛性の減少による電極板の側
板部1dとシールド板の側板部2とのショートやこれら
の間の間隔が変動するなどの不具合がなくなる。これに
より、電極板やシールド板の大きさや形状に無関係に安
定した静電容量を形成できのでセンサ性能が安定する。
また、電極板の側板部1dとシールド板の側板部2とに
係合し、かつ電極板の側板部1dとシールド板の側板部
2とを一定間隔に保つ溝または突起をケース5に一体的
に設ければ、特別な部材を必要としないのでコストが減
少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、静電容量型近接スイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電容量型近接スイッチは、検出用電極
板に物体が近接すると静電容量が増加することに着目し
て、物体の接近を検出するために採用されている。被検
出物体は、金属や誘電体等何でもよく、各種金属・プラ
スチック・紙・木材および液体など広汎な物質からなる
物体の検出に用いられている。回路方式としては、高周
波発振回路の一部に検出用電極板を接続して、その静電
容量の変化により発振周波数を変えたり発振を停止させ
たりする高周波発振方式や、遅延回路の一部に検出用電
極板を接続して、その静電容量の変化による遅延時間の
変化を検出する位相比較型など種々提案されている。
【0003】従来技術における静電容量型近接スイッチ
の構成例としては、つぎのようなものがある。すなわち
近接スイッチの構成に必要な回路素子を実装した回路基
板の上面に、電極板が電気的・構造的に接続してある。
電極板の側面及び回路基板は、シールド板によって覆わ
れており、電極板の後方や側方からの物体の近接や、ノ
イズによって電極板が影響を受けることを低減してい
る。電極板の側面と、シールド板の一部とはある間隔を
置いて対向設置してある。シールド板の下側はエポキシ
材等の封止材によって封止してあり、シールド板の周囲
及び上側はケースによって覆われている。
【0004】上記した従来技術の近接スイッチが接近す
る物体を検出できる範囲すなわち検出領域は、電極板の
前面(ケースの前面)に突出する形状の略半球状または
略半楕円球状の範囲の内側となっている。この検出領域
に被検出体が近ずき、その一部が検出領域にかかると、
電極板と被検出体間に働く静電容量が増加して、この変
化が検出回路によって電圧やパルスの位相の変化量とし
て出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の近
接スイッチにおいて、電極板の側面と、これと対向する
シールド板の部分とが大形化すると、それにともない各
自由端の剛性が減少する。このため、電極板とシールド
板とが互いに接触してショートしたり、互いの間隔を一
定に保てなくなるなどの不具合が生じ、安定した静電容
量を形成できないためにセンサ性能が低下する問題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では電極板及びシールド板の間隔を一定に保
つ間隔保持手段を設け、電極板及びシールド板の間隔の
変動または振動を抑制して検出性能を高めている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、検出回路を構成する回
路素子を実装してある回路基板と、回路基板に電気的に
接続してある検出用電極板と、この電極板及び回路基板
を覆うシールド板とを備えた静電容量型近接スイッチに
おいて、電極板とシールド板とを一定間隔に保つ間隔保
持手段を設けることによって電極板及びシールド板の先
端部を保持し、互いに接触不能にしてあるところに特徴
がある。
【0008】上記の間隔保持手段の具体化の1つとし
て、電極板とシールド板との間にスペーサ部材を介挿し
てあり、上記両板の間隔をこのスペーサ部材によって保
持可能にしてある。
【0009】他の望ましい具体的手段として、間隔保持
手段を電極板とシールド板とを覆うケースに設け、電極
板とシールド板とが係合することにより電極板とシール
ド板とを一定間隔に保つ溝または突起としてある。この
間隔保持手段は、ケースと一体に形成可能とすることに
よって製造コストの低減を実現可能である。
【0010】さらに他の望ましい手段として、間隔保持
手段を、ケースの内部の先端部から回路基板に接しない
範囲に流動性を有する非導電性物質を充填し、この物質
が固化したものによって構成してある。固化した非導電
物質により電極板とシールド板とを確実に一定間隔に保
持可能である。
【0011】間隔保持手段は、電極板とシールド板の各
自由端部の振動を抑制する振動抑制手段として機能する
ようにすることが望ましい。
【0012】正確な物体の接近の検出及び間隔保持手段
の採用を有効とするために、電極板を被検出体の接近方
向を開口部とする実質的にコ字状に形成したものとする
ことが望ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について、図1に
示すようなコ字状をした高周波発振式の静電容量型近接
スイッチについて説明する。図1において、近接スイッ
チ4の開口部4aに、矢印で示す方向から物体が接近
し、コ字状に形成された検出領域4b内に入ると、後述
の電極板と物体との間の静電容量が増加する。この増加
の有無を検出信号に変換して、物体の近接を検出可能に
したものである。
【0014】図2,3は、第1の実施形態を示すもの
で、図示してあるように、静電容量型近接スイッチ4に
おいて、図示しない回路基板の上面に金属板をコ字状に
成形して上方が開口している電極板1が固着してある。
回路基板には検出回路を構成する回路素子を実装してあ
るとともに、回路パターンが形成してある。また、回路
基板は電極板1と電気的に接続してある。電極板1は検
出方向を開口部とするコ字状に形成してある。すなわち
電極板1は、検出領域に対応した幅に底板部1c及びこ
の底板部の両側を立ち上げてなる側板部1d,1dとに
よってコ字状に形成してある(図2において一方の側板
部1dのみ図示してあり他方の側板部1dは図示省
略)。電極板側板部1dの外側および回路基板の下面は
シールド板2によって覆われている。シールド板2はコ
字状の電極板1に沿うようにコ字状に成形された金属板
からなる。シールド板2は電極板1と同様に、底板部及
び底板部の両側を立ち上げてなる側板部を有するが、図
2では一方の側板部のみ図示してあり、他方の側板部は
図示を省略してある。シールド板2の働きは、第1次的
には検出領域に方向性を持たせ、かつ外部からのノイズ
の影響を軽減させることにある。本発明では、特に検出
領域を電極板1のコ字状内に画定させるために電極板1
の端面部をカバーするために、シールド板の底板部,側
板部の各端面を内側に屈曲させた曲げ部2b,2c,2
c(図2においてシールド板2は一方の側板部のみ図示
してあるから、シールド板2の両側板部の端面を内側に
屈曲させた曲げ部2c,2cも片方のみ図示してあ
る。)をそれぞれ設けてある。図2では省略してある
が、シールド板2は、さらにコ字状のシールド板2に沿
うようなコ字状の全体形状をなすプラスチック製のケー
ス5によって囲まれている。
【0015】したがって図2において、電極板1のコ字
型の開口部に上方から、被検出体が接近して静電容量型
近接スイッチ4がこれを検出するが、このとき、後述の
ようにコ字状になった電極板1の内側が検出領域とな
る。
【0016】図3に従って、コ字状になった電極板1の
側板部1d付近の説明をすると、電極板側板部1dとシ
ールド板(の側板部)2とがある間隔をおいて立設して
ある。これらはケース(の側板部)5によって覆われて
いる(図1参照)。保持電極板1の各側板部1d及びシ
ールド板2の各側板部の先端部には、絶縁材料からなる
保持部材8が挿着してある。保持部材8はスペーサ部材
3(間隔保持手段)及び爪部3a,爪部3bからなり、
爪部3aと、電極板1に設けてある固定穴1aにより、
保持部材8は電極板側板部1dに固定してある。また保
持部材8は他方の爪部3bによりシールド板2に係合
し、このときスペーサ部材3が電極板1とシールド板2
との間に介挿されることにより電極板の側板部1dとシ
ールド板2とを一定間隔に保つ構成となっている。こう
して、間隔保持手段3により電極板1とシールド板2と
を一定間隔に保つ構成となっているので、電極板1、シ
ールド板2の大型,複雑化による剛性の減少によるショ
ートや、電極板1とシールド板2との間の間隔が変動す
るなどの不具合がなくなる。また電極板1及びシールド
板2の大きさや形状に無関係に安定した静電容量を形成
できるのでセンサ性能を安定させることが可能になる。
【0017】次に動作について上記した高周波発振方式
の近接スイッチを例にして説明する。電極板1に図示し
ない高周波発振器から高周波を出力すると、電極板1の
底板部1c及び側板部1d,1dの三面から高周波電界
が発生する。
【0018】各電極面1c,1d,1dからの高周波電
界によって形成される検出領域は、ケース5のコ字状に
なった3つの内面に対してそれぞれほぼ半球状(または
略半楕円球状であるが本実施例ではほぼ半球状とす
る。)に突出し、コ字状になったケース5の内側の大部
分は、各電極面1c,1d,1dのいずれかの検出領域
によって占められる。すなわち、ケース5のコの字内に
おいて各電極面1c,1d,1dから略半球状に形成さ
れた検出領域が部分的に重なりあってケース5のコの字
内の内側全体を占める広い検出領域とすることができ
る。
【0019】被検出体が、近接スイッチの開口部4aに
向って接近し、その一部がケース5のコ字状の内側の検
出領域4b内に入ると、電極板1と被検出体間の静電容
量が増加する。この静電容量の変化が基準値を越えると
検出回路から所定の信号が出力され、この近接スイッチ
が装着される装置の各種の制御手段に信号を送る。この
とき、物体の接近が図示しない発光手段等の表示手段に
よりケース外に表示される。
【0020】このとき、ケース5のコの字内の内側全体
が検出領域となっているため、被検出体がケース5のコ
の字型開口部4aのどの部分に進入しても、ケースのコ
の字部の底板部よりほとんど同じ距離で検出できるの
で、被検出体の近接を正確に検出可能である。
【0021】また、電極板1の底板部1c及び側板部1
d,1dの外側及び端面部は、シールド板2によって覆
われているので、電極板1の後方や側方からの物体の近
接やノイズによって影響を受けることを防止し、誤動作
を防止できる。また、検出領域がケース5のコの字内の
内側に画定される。また、回路基板の下面はシールド板
2に覆われているから、静電容量型近接スイッチ4が周
囲からのノイズによって回路基板が影響を受けることを
防止し、誤動作を防止できる。またシールド板2によっ
て、電極板1から発生した高周波電界が外方へ漏洩しな
い。したがってノイズ発生を防止するとともに、2つ以
上の近接スイッチを隣接させて設けた場合にも隣接する
近接スイッチが誤動作するおそれがなくなる。
【0022】次に、本発明の他の具体的な実施の形態に
ついて説明する。なお、以下の実施の形態においては、
図2,3と実質的に同じ部分については同一の符号を付
している。
【0023】図4に示すように、電極板側板部1dとシ
ールド板2とのそれぞれの取付穴1b,2aに、スペー
サ部材(間隔保持手段)3cの突起がそれぞれ嵌合して
おり、スペーサ部材3cが電極板の側板部1dとシール
ド板2との間に介挿されることにより電極板側板部1d
とシールド板2とを一定間隔に保つ。
【0024】上記した実施の形態においては、スペーサ
部材により間隔保持手段を構成してあるが、間隔保持手
段は、別部材とせずに回路基板と電極板1とシールド板
2とを覆うケース5に一体的に設けてもよい。本発明の
他の実施例の形態は、図5に示すように、ケース5に溝
(間隔保持手段)6を設け、電極板側板部1dとシール
ド板2とがそれぞれこれらの溝に嵌合し、電極板側板部
1dとシールド板2との間隔を一定間隔に保つ構成とな
っている。この実施の形態においては間隔保持手段をケ
ースと一体に形成するものであるため、部品点数ならび
に組み立て工数の減少により製造コストの引き下げが可
能になる。
【0025】同様にして、図6に示すように、ケース5
に突起(間隔保持手段)7を設け、電極板側板部1dと
シールド板2とがそれぞれこの突起の側部に当接するよ
うに構成し、電極板側板部とシールド板との間隔を一定
間隔に保つ構成にすることも可能である。このようにケ
ース5に溝や突起を設けることにより、電極板1とシー
ルド板2が互いに接触したり一定間隔が保てなくなるこ
となどを防止可能である。
【0026】さらに本発明の他の実施の形態における間
隔保持手段を採用した近接スイッチについて説明する。
図7の(a),(b)はいずれも、コ字状の近接スイッ
チの開口部4aを下向きにした断面図であり、ケース5
のコ字先端部(下端部)5a,5a内に間隔保持手段と
して流動性を有する非導電性物質9が充填してある。非
導電性物質9としては、例えばエポキシ樹脂,エポキシ
系接着剤またはシリコン樹脂が用いられる。非導電性物
質9は予めケース5のコの字先端部5a,5aに充填し
ておき、これが固化する前に電極板1とシールド板2を
含む検出手段をケース5内に挿入し、図示しないケース
のボス部にシールド板と回路基板10をねじ止め固化す
る。 ここで非導電性物質9の量は、これが固化したと
きに、ケース5のコの字先端部5a,5aと電極板1及
びシールド板2が一体化可能な最少限度量(図(a)参
照)から、回路基板10に接しない範囲である(図
(b)参照)。これは回路基板に非導電性物質が付着
し、あるいはそれ以上の範囲までの量に達すると、この
非導電性物質が固化する際に、回路基板に実装された回
路素子10a等に応力が発生して、これらの回路素子を
破損するおそれがあるので、これを防止するために必要
な範囲である。
【0027】シールド板2の底板部とカバー5の内面と
の間は、封止剤11,11によって封止してあり、これ
によりカバー5の内面とシールド板2の外面との間を密
封してある。そしてシールド板2の底板部のケース5に
よって囲まれた範囲には、エポキシ系樹脂からなる封止
材12が充填してあり、近接スイッチ4の要素全体をカ
バー内に密封してある。
【0028】なお、上記実施例では高周波発振式の近接
スイッチについて説明したが、その他の回路方式を用い
た近接スイッチにおいても動作は同様である。
【0029】なお、上述の電極板のコ字状には、U字状
も含むことは言うまでもないことである。
【0030】また、本発明は上記実施の形態に限られる
ものではなく種々の変更が可能である。例えば電極板ま
たはシールド板はコ字状でなくてもよくこれ以外の別形
状でもよい。また電極板またはシールド板を覆うケース
の形状もコ字状でなくてもよい。要するに互いに対向す
る電極板とシールド板との部分が互いに一定間隔を保つ
ように間隔保持手段を設けてあればよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、間隔保持手段により電極板と
シールド板とを一定間隔に保つ構成となっているので、
電極板及びシールド板の大型化、複雑化による剛性の減
少によるショートや電極板とシールド板との間の間隔が
変動するなどの不具合がなくなる。このため電極板及び
シールド板の大きさや形状に無関係に安定した静電容量
を形成でき、センサ性能を安定化することができる。
【0032】また、間隔保持手段を、ケースに一体的に
設けてあり、電極板とシールド板とに係合し、かつ電極
板とシールド板とを一定間隔に保つ溝または突起により
構成すれば、特別な部材を必要とせずにセンサ性能を安
定させることができコストを減少させることができる。
【0033】また、間隔保持手段として、ケースの内部
に流動性を有する非導電性物質を、回路基板に接しない
範囲で充填し、これを固化させたものを採用すれば、動
作中に間隔保持手段と電極板またはシールド板との係合
が外れたりするようなことがなくなるので確実な間隔保
持が可能になる。
【0034】間隔保持手段を電極板とシールド板の各自
由端部の振動を抑制する振動抑制手段として機能させる
ようにすれば、電極板およびシールド板の振動を防止
し、これらの破損等を防止し、電極板と回路基板との間
の電気的接続が切断されるのを防止し、また検出領域を
安定化させセンサ性能をさらに安定化することができ
る。
【0035】さらに、電極板が被検出体の接近方向を開
口部とする実質的にコ字状に形成してあれば、電極板の
コの字内において電極板の三方から略半球状に形成され
た検出領域が部分的に重なりあって電極板のコの字内の
内側全体を占める広い検出領域を形成でき、被検出体の
接近を確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における静電容量型近接スイッチの外観
を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の内部を示す一部切欠斜視
図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】同上の他の実施の形態の要部の断面図である。
【図5】同上のさらに他の実施の形態の要部の断面図で
ある。
【図6】同上のさらに他の実施の形態の要部の断面図で
ある。
【図7】図1B−B線の断面図であり、同図(a)は非
導電性物質をケース内のコ字状部の先端に充填してある
状態を示し、同図(b)は同じく非導電性物質を回路基
板に接しない範囲で充填してある状態を示す。
【符号の説明】
1 電極板 2 シールド板 3,3c,6,7,9 間隔保持手段 4a 開口部 5 ケース 10 回路基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出回路を構成する回路素子を実装して
    ある回路基板と、上記回路基板に電気的に接続してある
    検出用電極板と、上記電極板及び上記回路基板を覆うシ
    ールド板とを備えた静電容量型近接スイッチにおいて、 上記電極板と上記シールド板とを覆うケース内にこれら
    の両板を一定間隔に保つ間隔保持手段が設けてあること
    を特徴とする静電容量型近接スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記間隔保持手段
    は、上記電極板と上記シールド板との間に介挿してある
    スペーサ部材であることを特徴とする静電容量型近接ス
    イッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記間隔保持手段
    は、上記ケースの内面に設けてあり、上記電極板と上記
    シールド板とに係合し、かつ上記電極板と上記シールド
    板とを一定間隔に保つ溝または突起であることを特徴と
    する静電容量型近接スイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記間隔保持手段
    は、上記ケースの内部の先端部から上記回路基板に接し
    ない範囲に流動性を有する非導電性物質を充填し、上記
    物質が固化することによって上記電極板と上記シールド
    板とを一定間隔に保持するようにしたものであることを
    特徴とする静電容量型近接スイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    上記間隔保持手段は、上記電極板と上記シールド板の各
    自由端部の振動を抑制する振動抑制手段として機能する
    ようにしてあることを特徴とする静電容量型近接スイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    上記電極板は被検出体の接近方向を開口部とする実質的
    にコ字状に形成してあることを特徴とする静電容量型近
    接スイッチ。
JP28362295A 1995-07-31 1995-10-31 静電容量型近接スイッチ Abandoned JPH09102254A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242882A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Omron Corp 静電容量センサ及び静電容量センサ付きフラップ型ハンドル
JP2010010116A (ja) * 2008-05-30 2010-01-14 Fujikura Ltd 接近制御装置および接近センサ
JP2010067503A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Fujikura Ltd 静電容量型センサおよび近接判定装置

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