JPH09102187A - 赤外線通信インターフェース付きフレキシブルディスク装置 - Google Patents

赤外線通信インターフェース付きフレキシブルディスク装置

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JPH09102187A
JPH09102187A JP25534995A JP25534995A JPH09102187A JP H09102187 A JPH09102187 A JP H09102187A JP 25534995 A JP25534995 A JP 25534995A JP 25534995 A JP25534995 A JP 25534995A JP H09102187 A JPH09102187 A JP H09102187A
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JP
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disk device
block
data
control circuit
flexible disk
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JP25534995A
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Inventor
Hisashi Sakokawa
川 寿 志 迫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来電気信号により行っていたコンピュータ
ーとフレキシブルディスク装置との間のデータ転送を赤
外線通信により行う。 【解決手段】 ディスク装置制御回路3と、シリアル通
信を制御するシリアル通信制御回路4と、シリアル通信
制御回路の出力データを赤外線通信の電気信号に変調す
る変調回路5と、変調回路の電気信号出力を赤外線パル
スにして送出する赤外線発光素子6と、赤外線パルスを
受光する赤外線受光素子7と、赤外線受光素子が出力す
る電気信号をシリアルデータに復調してシリアル通信制
御回路に出力する復調回路8と、ディスク装置制御回路
とシリアル通信制御回路との間のデータの変換を実行す
るプログラムとそ備え、コンピューターとフレキシブル
ディスク装置との間のデータ転送を赤外線通信により行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線通信によりデ
ータを送受信するインターフェースを備えたフレキシブ
ルディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルディスク装置は使用する媒
体の価格の低さ及び使用方法の簡便さから情報処理装置
の外部記憶装置として広く利用されている。特に個人用
のコンピューターには必ず搭載されるようになってい
る。近年個人用コンピューターは小型化が進み、簡単に
持ち運びが可能なノートブック型のコンピューターの生
産量が増加している。一方フレキシブルディスク装置の
他に記憶用部品として使われている固定ディスク装置や
半導体メモリーも容量当たりの価格の低下が進み、この
ためフレキシブルディスク装置の使用頻度は低下してき
ている。このような状況からノートブック型のコンピュ
ーターの場合形状を小さくしたり軽くしたりするため、
使用頻度の低いフレキシブルディスク装置は別体にして
必要な場合にのみ本体にケーブルとコネクターを介して
接続する方式のものが増えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フレキシブルディスク
装置をコンピューター本体とは別体にする方式の場合、
フレキシブルディスク装置とコンピューター本体との接
続のためにケーブルとコネクターを用いるが、使用の都
度に接続して不要の場合に外す作業が必要になる。とこ
ろがこれを繰り返すことはコネクターの接点部の劣化を
引き起こし、付け外しの回数が増えていくにつれ接続部
の信頼性は低下していくことになる。またフレキシブル
ディスク装置の付け外しは、えてしてコンピューターを
通電状態のままにして行われるものであり、付け外しの
際にインターフェース部の素子にかかる電気的なダメー
ジが問題となり、場合によっては素子を破壊しかねな
い。
【0004】一方、以上の問題とは別に、コンピュータ
ーにケーブルを介して接続されたフレキシブルディスク
装置はその配置の自由度が制限されるのでコンピュータ
ーを使用して作業を行う場合作業領域の確保が難しくな
り作業効率を低下させることもありうる。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、コンピューターとの電気的な
接続を不要とし、且つインターフェース部の素子の電気
的なダメージや破壊もなくした、安全で便利なフレキシ
ブルディスク装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、赤外線通信インターフェースを利用し
て、従来電気信号でデータの転送を行っていたフレキシ
ブルディスク装置のインターフェースを赤外線通信用の
インターフェースに変換する手段を介在させることによ
り、コンピューターとフレキシブルディスク装置のデー
タの転送をケーブル類を使用せず赤外線通信で行うよう
にしたことを要旨とする。
【0007】その具体的な一例としては、フレキシブル
ディスクに対してデータの書き込み、読み出しを行うた
めにコンピューターの外部記憶装置として用いるフレキ
シブルディスク装置において、フレキシブルディスク装
置を制御するディスク装置制御回路と、シリアル通信を
制御するシリアル通信制御回路と、シリアル通信制御回
路から出力されるシリアルデータパルスを赤外線通信の
電気信号に変調する変調回路と、変調回路の出力電流の
変化によって赤外線パルスをフレキシブルディスク装置
の外部に送出する赤外線発光素子と、フレキシブルディ
スク装置の外部からの赤外線パルスを受光する赤外線受
光素子と、赤外線受光素子が出力する電気信号をシリア
ルデータパルスに復調して前記シリアル通信制御回路に
出力する復調回路と、ディスク装置制御回路とシリアル
通信制御回路との間のデータおよび制御を変換する手段
とを有するフレキシブルディスク装置により、コンピュ
ーターとフレキシブルディスク装置との間でのフレキシ
ブルディスクに対するデータの書き込みや読み出しを赤
外線通信により行なうようにした構成がある。
【0008】本発明のフレキシブルディスク装置はコン
ピューターとの電気的な接続が不要のため従来方式で行
っていた使用の都度にコネクターの付け外しを行なう作
業が不要になり使用方法が簡便になる。また、そのため
に生じていたコネクターの接続部の劣化が無くなると共
にインターフェース部の素子の電気的なダメージや破壊
も回避できる。さらに、フレキシブルディスク装置の設
置場所の自由度も増えるため、ひいては作業効率の改善
も期待できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、フレキシブルディスク装置に、赤外線通信インター
フェースと、電器信号を赤外線信号に変換する手段を設
けることにより、コンピューターとフレキシブルディス
ク装置のデータの転送を赤外線通信で行うようにしたこ
とを特徴とする赤外線通信インターフェース付きフレキ
シブルディスク装置としたものであり、フレキシブルデ
ィスク装置の内部では電気的な動作で処理された信号を
赤外線信号に変換して、外部のコンピュータに接続する
という作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、フレキ
シブルディスク装置を制御するディスク装置制御回路
と、シリアル通信を制御するシリアル通信制御回路と、
シリアル通信制御回路から出力されるシリアルデータパ
ルスを赤外線通信の電気信号に変調する変調回路と、変
調回路の出力電流の変化によって赤外線パルスをフレキ
シブルディスク装置の外部に送出する赤外線発光素子
と、フレキシブルディスク装置の外部からの赤外線パル
スを受光する赤外線受光素子と、赤外線受光素子が出力
する電気信号をシリアルデータパルスに復調して前記シ
リアル通信制御回路に出力する復調回路と、ディスク装
置制御回路とシリアル通信制御回路とのデータおよび制
御を変換する手段とを備え、フレキシブルディスクのデ
ータの転送を赤外線通信によりコンピューターとの間で
行なってデータの書き込み、読み出しを行う、コンピュ
ーターの外部記憶装置として用いる赤外線通信インター
フェース付きフレキシブルディスク装置としたものであ
り、シリアル通信を制御するシリアル通信制御回路から
出力される電気的なシリアルデータパルスを、変調回路
で赤外線通信の電気信号に変調し、その後、変調回路の
出力電流の変化によって赤外線パルスをフレキシブルデ
ィスク装置の外部に送出して外部のコンピュータにデー
タを送信するという作用と、フレキシブルディスク装置
の外部から受光した赤外線パルスを復調回路で電気的な
シルアルデータパルスに復調してシリアル通信制御回路
に入力することにより外部のコンピュータからデータを
受信するという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。本発明の一実施の形態の外観を図2に示
す。本実施の形態の説明においては発明の名称を単に
「赤外線通信フレキシブルディスク装置」と呼ぶことに
する。図1は赤外線通信フレキシブルディスク装置1の
回路構成と信号線の接続を示す。
【0012】本発明の実施の形態である赤外線通信フレ
キシブルディスク装置1は、フレシブルディスク装置2
と、ディスク装置制御回路3とディスク装置制御回路3
にクロックを供給するクロック回路3aと、シリアル通
信制御回路4とシリアル通信制御回路4とにクロックを
供給するクロック回路4aと、変調回路5と、赤外線発
光素子6と赤外線発光素子6の電流を制御する抵抗6a
と、赤外線赤外線受光素子7と、復調回路8と、CPU
9とCPU9にクロックを供給するクロック回路9a
と、メモリー10と、アドレスデコーダー11と、リセ
ット回路12と、リセットスイッチ13と、電源ユニッ
ト14と、商用電源用プラグ15と、電源投入スイッチ
16と、ノイズフィルター17で構成される。
【0013】フレキシブルディスク装置2はフレキシブ
ルディスク(図示せず)に対するデータの書き込み、読
み出しを実際に行なう装置である。ディスク装置制御回
路3はフレキシブルディスク装置2の直接の制御を行な
うと共に、フレキシブルディスク装置2とディスク装置
制御回路3との間で送受されるシリアルデータをCPU
9とディスク装置制御回路3との間で送受される8ビッ
ト(1バイト)のパラレルデータに変換する回路であ
る。
【0014】シリアル通信制御回路4は一般に調歩同期
とよばれる1バイトを単位とした同期方式のデータ転送
を制御する回路で、変調回路5や復調回路8とシリアル
通信制御回路4との間で送受される1バイト単位のシリ
アルデータをCPUとシリアル通信制御回路4との間で
送受される8ビット(1バイト)のパラレルデータへの
変換を主に行なう。変調回路5はシリアル通信制御回路
4から出力されるシリアルデータパルスを赤外線通信の
電気信号に変調する回路で、その出力を赤外線通信フレ
キシブルディスク装置1の外部に赤外線パルスとして送
り出すのが赤外線発光素子6である。赤外線受光素子7
は赤外線通信フレキシブルディスク装置1の外部から送
られてきた赤外線パルスを電気信号に変換する素子で、
その出力は復調回路8によってシリアルデータパルスに
復調されてシリアル通信制御回路4の入力に送られる。
【0015】本実施の形態ではディスク装置制御回路3
とシリアル通信制御回路4との間のデータおよび制御の
変換を行なうための手段としてCPU9を使用する。C
PU9を動かすためのプログラムはメモリー10に予め
格納されている。メモリー10はプログラムを格納する
領域と処理の途中で必要なデータ類を格納する領域を有
する。
【0016】電源ユニット14は赤外線通信フレキシブ
ルディスク装置1の各回路に直流電源を供給するために
商用交流電源(図示せず)から電源プラグ15を介して
給電された電力を変換する回路であり、電源投入スイッ
チ16は商用電源の供給の開閉を行なうために使用す
る。特に変調回路5、復調回路8のようにノイズに弱い
回路の電源にはさらにノイズフィルター17を通したも
のを供給する。リセット回路12は電源投入時、または
リセットスイッチ13を押して強制的にリセットした場
合にCPU9、ディスク装置制御回路3、シリアル通信
制御回路4を確実にリセットさせるための回路である。
【0017】次に各回路間の信号線について説明する。
アドレスバスは16本で構成されるCPU9からの出力
信号線群でディスク装置制御回路3、シリアル通信制御
回路4、メモリー10およびアドレスデコーダー11に
接続される。アドレスバスはメモリー10に対してはデ
ータの書き込みまたは読み出しの番地を示し、ディスク
装置制御回路3とシリアル通信制御回路4に対してはア
ドレスデコーダー11を介してCPU9が一意に選択す
るために使用する。ディスク装置制御回路3を選択する
アドレスがCPU9から出力された場合にはセレクト1
信号が有効になり、シリアル通信制御回路4を選択する
アドレスが出力された場合にはセレクト2信号が有効に
なる。ただし実際にディスク装置制御回路3またはシリ
アル通信制御回路4をCPU9が選択するためにはアド
レスデコーダー11の出力が有効になるのに加えてメモ
リーアドレスと区別するためにI/Oセレクト信号もア
クティブにする必要がある。ディスク装置制御回路3と
シリアル通信制御回路4に直接接続されるアドレスバス
は下部の3本のみで、ディスク装置制御回路3またはと
シリアル通信制御回路4のレジスター(図示せず)を選
択するために用いる。
【0018】メモリーセレクト信号はCPU9から出力
されメモリー10の選択に用いられる。データバスは8
本で構成される双方向の信号線群で、CPU9とディス
ク装置制御回路3、シリアル通信制御回路4、メモリー
10の間のデータの転送に使用される。書き込み制御、
読み出し制御信号はCPU9から出力されディスク装置
制御回路3、シリアル通信制御回路4、メモリー10に
接続されデータバスのデータの転送のタイミングおよび
その転送方向を制御する。割り込み要求信号線はCPU
9への入力信号線でディスク装置制御回路3およびシリ
アル通信制御回路4の割り込み通知出力に接続され、C
PU9がディスク装置制御回路3またはシリアル通信制
御回路4からの割り込み要求を受け付けるために用い
る。
【0019】フレキシブルディスク装置2とディスク装
置制御回路3との間は制御信号線群、ステータス信号線
群、ライトデータ信号線、リードデータ信号線で接続さ
れている。制御信号線群はディスク装置制御回路3から
フレキシブルディスク装置2への出力信号線でフレキシ
ブルディスク装置2のスピンドルモーター回転制御やヘ
ッド位置制御などを行なう。ステータス信号群はフレキ
シブルディスク装置2からディスク装置制御回路3への
出力信号線群でフレキシブルディスク装置2のトラック
0位置信号、インデックス位置信号、書き込み禁止信号
といったステータス信号を出力する。ライトデータ信号
線はディスク装置制御回路3からフレキシブルディスク
装置2への出力信号線でフレキシブルディスク(図示せ
ず)に記録するシリアルデータを送る信号線である。リ
ードデータ信号線はフレキシブルディスク装置2からデ
ィスク装置制御回路3への出力信号線で、フレキシブル
ディスク(図示せず)から読み出したシリアルデータを
送る信号線である。
【0020】図19はコンピューター18と赤外線通信
フレキシブルディスク装置1との間で赤外線通信を行っ
ている概念図を示す。コンピューター18と赤外線通信
フレキシブルディスク装置1との間で意味のあるデータ
の転送を行なうためには、両者間であらかじめデータの
形式とその処理手順に関する取り決めを行なうことが必
要である。そこで、実施の形態の動作の説明に先だって
赤外線通信で送受信されるデータの形式と赤外線通信の
相手方であるコンピューター18の処理手順についてま
ず説明する。
【0021】まず両者間で取り決めるデータ形式の例と
してブロックを定義する。本実施の形態においては図3
から図9で示すコマンドブロック、データブロック、ス
テータスブロック、確認応答ブロック、通信接続要求ブ
ロック、通信切断要求ブロック、再送要求ブロックの7
つのブロックを定義する。コマンドブロックはコンピュ
ーター18から赤外線通信フレキシブルディスク装置1
に送られるブロックで、ディスク装置制御回路3に対す
る命令を保持している。データブロックはフレキシブル
ディスク(図示せず)に書き込むデータもしくはフレキ
シブルディスク(図示せず)から読み出したデータを保
持する。ステータスブロックはディスク装置制御回路3
がフレキシブルディスク装置2に対して行った処理の結
果を保持する。確認応答ブロックはあるブロックを受信
した時にそれが正常に受信できたことを発信元に伝える
ためのブロックである。再送要求ブロックはあるブロッ
クを受信した側が正常に受信でき無かったために送り側
に対して再度送信を要求するためのブロックである。通
信接続要求ブロックはコンピューター18から赤外線通
信フレキシブルディスク装置1に送られるブロックで、
通信を行なうための論理的な接続を行なうために最初に
送信するブロックである。通信切断要求ブロックはコン
ピューター18から赤外線通信フレキシブルディスク装
置1に送られるブロックで論理的な接続を切る為の最後
のブロックである。
【0022】それぞれのブロックにはブロックの送り先
を2バイトの符号にした送信先IDが先頭に来て次にブ
ロックを発信した発信元を2バイトの符号にした発信元
IDが来る。ブロックは場合によっては複数に分割した
方が良い場合もあるので、分割したブロックの数を次の
1バイトに格納する。また分割されたそれぞれのブロッ
クに対し先頭ブロックからの順番を次の1バイトに格納
する。その次はブロックの大きさを示すエリアを4バイ
ト取る。なおブロックの大きさはこの領域以降最終バイ
トまでのバイト数とする。その次の1バイトでブロック
の種類を符号化したブロックIDを配置する。
【0023】この後についてはそれぞれのブロックの種
類によって異なる。コマンドブロックではコマンドをセ
ットするディスク装置制御回路3のレジスター(図示せ
ず)のアドレスを示す値が1バイト配置されその後にコ
マンドがパラメーターと共に配置される。その長さはコ
マンドによって異なる。データブロックではデータ転送
のためのレジスターのアドレスが1バイト配置されその
後にフレキシブルディスク(図示せず)に書き込まれる
データもしくはフレキシブルディスク(図示せず)から
よみ出したデータが保持されている。その長さはデータ
の大きさによって異なる。ステータスブロックではディ
スク装置制御回路3がフレキシブルディスク装置2に対
して行った処理の結果が保持されるが、その前にステー
タス情報が格納されていた赤外線通信フレキシブルディ
スク装置1のレジスターのアドレスが1バイト配置され
る。確認応答ブロック、再送要求ブロック、通信接続要
求ブロック、通信切断要求ブロックについてはこの部分
には何も無い。いずれのブロックについてもブロックの
最後にはブロックの終わりを示すブロック終了マークを
配する。
【0024】次にコンピューター18側の処理手順をフ
ォーマット、データリード、データライトを具体例とし
てフロー図を用いて説明する。まずフォーマットについ
て図10で示すフロー図を用いて説明する。赤外線通信
フレキシブルディスク装置1に対するコマンドを発行す
るのに先だってコンピューター18と赤外線フレキシブ
ルディスク装置1との間の通信を確立するためにまずコ
ンピューター18から赤外線通信フレキシブルディスク
装置1に対して通信接続要求ブロックを送る。コンピュ
ーター18は送った通信接続要求ブロックが正常に送信
先にとどいたことを確認するためにから確認応答ブロッ
クが送り返されるのを待つ。通信接続要求ブロックが正
常に送られていなかった場合には再送を試みる。ある一
定回数再送しても正常に届かなかった場合やある一定時
間内に相手から全く応答が無かった場合は適当なエラー
処理を行いフォーマットの処理手続きを強制終了する。
通信接続要求の処理が正常に終了すると次の処理に進
む。
【0025】フォーマットの処理は赤外線通信フレキシ
ブルディスク装置1に対してシークとフォーマットトラ
ックの処理コマンドを必要な回数繰り返して発行するこ
とにより行なう。そこで、シーク処理とフォーマットト
ラック処理の手続きについて説明する。
【0026】まずシーク処理について説明する。シーク
処理はディスク装置制御回路3へシークコマンドを発行
することによりディスク装置制御回路3が実際の処理を
行なうが、シークコマンドを赤外線通信により赤外線通
信フレキシブルディスク装置1に送る為にブロック化し
たものがシークコマンドブロックである。コンピュータ
ー18は赤外線通信フレキシブルディスク装置1に対し
てまずシークコマンドブロックを送信する。フォーマッ
トにおける最初の処理なのでシークコマンドのパラメー
ターである目的トラックをトラック0に設定する。コン
ピューター18はシークコマンドブロックを送信後に相
手側から確認応答ブロックが送られてくるのを待って次
の処理に進む。正常に応答されなかった場合は通信接続
要求ブロックを送信した場合と同様の処理を行なう。こ
の状態で赤外線フレキシブルディスク装置1はシーク処
理を実行しているが処理が終了すると赤外線フレキシブ
ルディスク装置1はステータスブロックを送信するので
コンピューター18はそれが送られてくるのを待つ。こ
こでコンピューター18がステータスブロックを正常に
受信できた場合には確認応答ブロックを、正常に受信で
きなかった場合には再送要求ブロックをステータスブロ
ックの発信元に送信する。ある一定回数再送しても正常
に届かなかった場合やある一定時間内に相手から全く応
答が無かった場合には適当なエラー処理を行いフォーマ
ットの処理手続きを強制終了する。正常にシーク処理が
行われた場合には次のフォーマットトラック処理に移行
する。
【0027】次の処理では前のシークコマンドで移動し
た目的トラックのフォーマットを行なうためにフォマー
ットトラックコマンドブロックを送信する。コンピュー
ター18はフォマーットトラックコマンドブロックに対
する確認応答ブロックが送り返されるのを待つ。ブロッ
クが正常に送られていなかった場合には再送を試みる。
ある一定回数再送しても正常に届かなかった場合やある
一定時間内に相手から全く応答が無かった場合は適当な
エラー処理を行いフォーマットの処理手続きは強制終了
する。フォマーットトラックコマンドブロックが正常に
受信された場合にはフォーマットに必要な情報をデータ
ブロックにしてコンピューター18から赤外線通信フレ
キシブルディスク装置1に送信する。このデータブロッ
クについても同様に応答確認ブロックが返されるのを待
つ。データブロックが正常に受信されると赤外線通信フ
レキシブルディスク装置1はフォーマットトラックの処
理を開始する。ある一定回数再送しても正常に届かなか
った場合やある一定時間内に応答が無かった場合は適当
なエラー処理を行いフォーマットの処理手続きを強制終
了する。またデータブロックを複数に分割した場合は各
ブロックごとに確認応答の処理を同様に行なう。赤外線
通信フレキシブルディスク装置1はフォーマットトラッ
クコマンドの処理を終了すると結果をステータスブロッ
クとして送るのでコンピューター18はそれを待つ。コ
ンピューター1はステータスブロックが正常に受信でき
た場合には確認応答ブロックをステータスブロックの発
信元に送信する。他方、ステータスブロックが正常に受
信できなかった場合には再送要求ブロックを発信元に送
信する。
【0028】フレキシブルディスク(図示せず)は一般
的にトラック数が80なので、トラックを次の位置に移
動するシークコマンドブロックを発行してシークした後
フォーマットトラックコマンドブロック発行して新しく
移動したトラックのフォーマットを行なう。これを繰り
返してフレキシブルディスク(図示せず)の全てのトラ
ックのフォーマットを行なう。全トラックのフォーマッ
トが完了するとコンピューター18は赤外線通信フレキ
シブルディスク装置1に処理完了の通信切断要求ブロッ
クを送る。コンピューター18は送ったブロックが正常
に送信先にとどいたことを確認するために確認応答ブロ
ックが送信先から送り返されるのを待つ。ブロックが正
常に送られていなかった場合には再送を試みる。ある一
定回数再送しても正常に届かなかった場合や相手から応
答が無かった場合は適当なエラー処理を行い手続きを終
了する。以上の手順でコンピューター18側のフォーマ
ットの処理手続きは終了する。
【0029】次にライトデータの処理手続きについて図
11のフロー図を用いて説明する。ライトデータの処理
手続きにおいてもフォーマットの処理手続きと同様にコ
マンドブロックの送信に先だってまず通信接続処理を行
なう。通信接続処理が正常に行われた場合には次の処理
に進み、失敗した場合には適当なエラー処理を行いライ
トデータの処理手続きを強制終了する。通信接続処理が
正常に行われた場合にはこれもフォーマットの処理手続
きと同様にシークコマンドブロックの処理を行なう。デ
ータライト処理手続きにおけるシークコマンドブロック
の処理もフォーマットの処理手続きと同じように行な
う。正常にシークコマンドブロックの処理が行われた場
合には次のデータライトコマンドブロックの処理に移行
する一方、失敗した場合には適当なエラー処理を行いラ
イトデータの処理手続きを強制終了する。
【0030】コンピューター18がデータライトコマン
ドブロックを赤外線通信フレキシブルディスク装置1に
送ると赤外線通信フレキシブルディスク装置1は前のシ
ークコマンドブロックの処理で移動した目的トラック上
の目的セクターにデータを記録する処理の準備を行な
う。目的セクターの位置情報はライトデータコマンドブ
ロック中のコマンド部にコマンドに続いてパラメーター
として格納しておく。コンピューター18はライトデー
タコマンドブロックを送ると、それに対する確認応答ブ
ロックが送り返されるのを待つ。ブロックが正常に送ら
れていなかった場合には再送を試みる。ある一定回数再
送しても正常に届かなかった場合やある一定時間内に相
手から全く応答が無かった場合は適当なエラー処理を行
いライトデータの処理手続きは強制終了する。
【0031】ライトデータコマンドブロックが正常に受
信された場合には目的セクターに書き込むセクターのデ
ータが必要であるが、それはデータブロックのデータ部
に格納して続けてコンピューターから赤外線通信フレキ
シブルディスク装置1に送信する。このデータブロック
についても同様に応答確認ブロックが返されるのを待
つ。したがって実際のデータの書き込みはデータブロッ
クが赤外線通信フレキシブルディスク装置1に正常に受
信された段階で開始される。ある一定回数再送しても正
常に届かなかった場合や、ある一定時間内に応答が無か
った場合は適当なエラー処理を行いライトデータの処理
手続きを強制終了する。またデータブロックを複数に分
割した場合は各ブロックごとに確認応答の処理を同様に
行なう。
【0032】赤外線通信フレキシブルディスク装置1は
ライトデータコマンドの処理を終了すると結果をステー
タスブロックとして送るのでそれを待つ。ステータスブ
ロックが正常に受信できた場合には確認応答ブロックを
送り側に送信する。正常に受信できなかった場合には再
送要求ブロックを送り側に送信する。ライトデータの処
理が正常に終了するとフォーマット手続きと同様に通信
切断処理を行なう。これが正常に終了した場合にはライ
トデータの処理手続きは完了し、失敗した場合には適当
なエラー処理を行いライトデータの処理手続きを強制終
了する。以上の手順でコンピューター18側のデータラ
イトの処理手続きは終了する。
【0033】次にリードデータの処理手続きについて図
12のフロー図を用いて説明する。リードデータの処理
手続きにおいてもフォーマットの処理手続きと同様にコ
マンドブロックの送信に先だってまず通信接続処理を行
なう。通信接続処理が正常に行われた場合には次の処理
に進み、失敗した場合には適当なエラー処理を行いリー
ドデータの処理手続きを強制終了する。通信接続処理が
正常に行われた場合にはこれもフォーマットの処理手続
きと同様にシークコマンドブロックの処理を行なう。
【0034】リードライト処理手続きにおけるシークコ
マンドブロックの処理もフォーマットの処理手続きと同
じように行なう。正常にシークコマンドブロックの処理
が行われた場合には次のリードデータコマンドブロック
の処理に移行し、失敗した場合には適当なエラー処理を
行いリードデータの処理手続きを強制終了する。
【0035】コンピューター18がリードデータコマン
ドブロックを赤外線通信フレキシブルディスク装置に送
ると赤外線通信フレキシブルディスク装置1は前のシー
クコマンドブロックの処理で移動した目的トラック上の
目的セクターからデータを読み出す処理を行なう。目的
セクターの位置情報はリードデータコマンドブロック中
のコマンド部にコマンドに続いてパラメーターとして格
納しておく。コンピューター18はリードデータコマン
ドブロックを送ると、それに対する確認応答ブロックが
送り返されるのを待つ。ブロックが正常に送られていな
かった場合には再送を試みる。ある一定回数再送しても
正常に届かなかった場合やある一定時間内に相手から全
く応答が無かった場合は適当なエラー処理を行いライト
データの処理手続きは強制終了する。
【0036】リードデータコマンドブロックが正常に受
信されると赤外線通信フレキシブルディスク装置1はリ
ードデータコマンドの処理を開始する。赤外線通信フレ
キシブルディスク装置1がリードデータの処理を終了す
ると読み出したデータをデータブロックとして送信して
くるので、コンピューターはそれが送られてくるのを待
つ。コンピューター18はデータブロックが正常に受信
できた場合には確認応答ブロックを送り側の赤外線通信
フレキシブルディスク装置1に送信する。正常に受信で
きなかった場合には再送要求ブロックを送り側に送信す
る。ある一定回数再送しても正常に届かなかった場合
や、ある時間内に相手から全く応答が無かった場合は適
当なエラー処理を行いリードデータの処理手続きを強制
終了する。データブロックが複数に分割されている場合
は残りのデータブロックも同様の手順で処理する。
【0037】データブロックの送信が正常に完了すると
データライトコマンドの処理が実行され結果をステータ
スブロックとして返送してくるのでそれを待つ。ここで
ステータスブロックが正常に受信できた場合には確認応
答ブロックを送り側に送信する。正常に受信できなかっ
た場合には再送要求ブロックを送り側に送信する。リー
ドデータの処理が正常に終了するとフォーマット手続き
と同様に通信切断処理を行なう。これが正常に終了した
場合にはライトデータの処理手続きは完了し、失敗した
場合には適当なエラー処理を行いライトデータの処理手
続きを強制終了する。以上の手順でリードデータの処理
手続きは終了する。
【0038】以上で述べたコンピューター18側の処理
手続きについては、コンピューター18の立ち上げ時に
プログラムをメモリー内に取り込んで常駐させておき、
赤外線通信フレキシブルディスク装置1への処理要求が
発生する都度にそのプログラムにジャンプして対応する
処理手続きが実行されるようにしておく。
【0039】次に赤外線通信フレキシブルディスク装置
1の動作について説明する。赤外線通信フレキシブル装
置1を動作させるにはまず電源投入スイッチ16を閉じ
て赤外線通信フレキシブルディスク装置1の内部回路に
電源を供給する。電源投入直後には最初リセット回路1
2が働いて、回路の暴走を避けるためにリセット出力1
およびリセット出力2を有効にしてCPU9、ディスク
装置制御回路3、シリアル通信制御回路4を確実にリセ
ットする。その後一定時間経過するとリセット出力1、
リセット出力2が無効になりCPU9、ディスク装置制
御回路3、シリアル通信制御回路4はそれぞれリセット
が解除され初期状態となる。ここまでの動作は赤外線通
信フレキシブル装置1が通電状態の時にリセットスイッ
チ13を閉じて強制的にリセット回路10を作動させた
後にリセットスイッチ13を開いて解除したときも同じ
である。
【0040】リセットが解除されるとCPU9はメモリ
ー10に格納された制御プログラムを0番地から実行す
る。またディスク装置制御回路3とシリアル通信制御回
路4は内部にある複数のレジスター(図示せず)に標準
値をセットしてCPU9からの処理命令を待つ。メモリ
ー内に格納された制御プログラムによりCPUは図13
〜図18のフロー図で示す処理手続きを実行する。図1
1で全体の処理手続きを示し、図12ではコマンドブロ
ックの処理手続きを詳細に示し、更に図13〜18では
個々のコマンドブロックの処理手続きを示す。以後その
処理手続きの内容について説明する。
【0041】リセット解除後にCPU9はディスク装置
制御回路3とシリアル通信制御回路4の初期設定を行な
う。具体的には、ディスク装置制御回路3はコマンドや
データ類の受け渡しを行なうために内部に複数のレジス
ター(図示せず)を持っているが、CPU9はディスク
装置制御回路3のレジスター(図示せず)に対してデー
タバスを経由してフレキシブルディスク装置2を制御す
るステップレートや動作モードなどの条件を書き込む。
ディスク装置制御回路3は条件が書き込まれるとそれに
対応して内部的に条件設定を行なう。また、CPU9は
シリアル通信制御回路4に対してもシリアル通信制御回
路4の内部のレジスター(図示せず)にシリアルデータ
の転送レート、単位データのビット数やパリティなどの
条件を書き込む。シリアル通信制御装置4は条件が書き
込まれるとそれに対応して内部的に条件設定を行なう。
CPU9はディスク装置制御回路3とシリアル通信制御
回路4の初期設定を終わるとシリアル通信制御回路4が
データを受信するまで待機状態になる。
【0042】コンピューター18のユーザーやコンピュ
ーター18で実行されているプログラムが赤外線通信フ
レキシブルディスク装置1に対して処理要求を出すとコ
ンピューター18は1バイトを同期転送の単位とした赤
外線パルスを送る。赤外線通信フレキシブルディスク装
置1に赤外線パルスが送られてくると赤外線受光素子7
は受光してそれを電気信号に変えて復調回路8に送る。
復調回路8はその電気信号をシリアルデータに復調して
シリアル通信制御回路4に送る。シリアル通信制御回路
4は復調回路8から送られるシリアルデータを格納する
1バイトの受信データレジスター(図示せず)を有する
が、受信データレジスター(図示せず)に正常にシリア
ルデータが取り込まれるとシリアル通信制御回路4は割
り込み要求信号を有効にしてCPU9に割り込みをかけ
てデータの受取を促す。
【0043】シリアル通信制御回路4からの割り込み要
求を受け付けると、CPU9は、待機状態から抜けて割
り込み要求がシリアル通信制御回路4から来たものであ
ることを確認して、シリアル通信制御回路4の受信デー
タレジスター(図示せず)のデータをデータバスを経由
して取り込む。実際のデータの取り込みはCPU9がア
ドレスバス上にシリアル通信制御回路4のアドレスを出
力すると共にI/Oセレクト信号をアクティブにしてシ
リアル通信制御回路4を選択した後、次に読み出し制御
信号によりシリアル通信制御回路4内の受信データレジ
スター(図示せず)に格納されたバイトデータをデータ
バスを経由してCPU9内のデータレジスター(図示せ
ず)に格納する。メモリー10内に格納が必要なバイト
データについてはCPU9はアドレスバスにアドレスを
出力すると共にメモリーセレクト信号をアクティブにし
てメモリー10内の格納番地を指定した後、書き込み制
御信号によりデータバスを経由して書き込む。コンピュ
ーター18と赤外線通信フレキシブルディスク装置1と
のデータはブロック形式で送受信されるが、これはバイ
ト単位のデータを繰り返し転送することによって行な
う。
【0044】ここで受信されたブロックが正しい形式で
あることを確認する処理について説明する。ブロックは
2バイトの送信先IDで始まるのでCPU9は自分宛の
ブロックIDを示す2個のバイトデータが送られてくる
までバイトデータの受信と確認を繰り返す。自分宛のブ
ロックIDを確認するとCPU9は続いて送られてくる
発信元ID部を確認してそのIDを応答処理の為にメモ
リー10に格納しておく。次に、分割ブロック数部とブ
ロック番号部とブロック長部の値から同一グループとし
て送られてくるブロック数と個々のブロックの長さを把
握する。次に送られてくるブロックID部は個々のブロ
ックの種類を示すのでブロック形式の確認に用いる。ブ
ロックがコマンドブロック、データブロック、ステータ
スブロックの場合にはブロックIDの後に更にレジスタ
ーアドレス部とブロック固有の領域が送られるので、こ
れらの領域の内容についてはメモリー内に取り込む。最
後にいずれのデータブロックにも終了マークが付加され
るのでこれが正常に付加されていることを確認してブロ
ックの受信は終了する。
【0045】ところで、コンピューター18から赤外線
通信フレキシブルディスク装置1に対して送られる最初
のブロックは通信接続要求ブロックのはずなので、CP
U9はまず受信したブロックのブロックID部が通信接
続要求ブロックであることを確認する。送られてきたブ
ロックが通信要求ブロックでなかった場合は誤った手続
きが行われたものとしてブロックの受信を放棄してCP
U9は再び通信接続要求ブロック待ちの状態になる。
【0046】通信接続要求ブロック全が正しい形式であ
ることが確認されて正常に受信できた場合にはCPU9
はそのブロックが正常に受信できたことを発信元に通知
するために確認応答ブロックを送信する。確認応答ブロ
ックは送信に先だってメモリー10内に構築される。C
PU9はメモリー10に構築された確認応答ブロックを
シリアル通信制御回路4の送信データレジスター(図示
せず)に対してデータバスを経由して1バイト単位で書
き込むことによりシリアル通信制御回路4に送信処理を
行わせる。詳細には、まずCPU9はアドレスバスにア
ドレスを出力すると共にメモリーセレクト信号をアクテ
ィブにしてメモリー10上のデータ格納番地を示し、読
み出し制御信号によりデータバスを経由してCPU9内
のデータレジスター(図示せず)に取り込む。次にCP
U9はアドレスバス上にシリアル通信制御回路4のアド
レスを出力すると共にI/Oセレクト信号をアクティブ
にしてシリアル通信制御回路を選択した後、CPU9の
データレジスター(図示せず)に保持した1バイトのデ
ータを書き込み制御信号によりシリアル通信制御回路4
内の送信データレジスター(図示せず)にデータバスを
経由して書き込む。
【0047】シリアル通信制御回路4は、1バイトのデ
ータがシリアル通信制御回路4内の送信データレジスタ
ー(図示せず)にセットされると、シリアルデータに変
換して変調回路5に送り赤外線発光素子6により送信す
る。実際に送信されるデータはブロック形式なのでブロ
ックを構成する全てのバイトについて1バイト単位でメ
モリー10から読み出した後シリアル通信制御回路4内
の送信データレジスター(図示せず)に書き込むことを
繰り返す。確認応答ブロックを送信して通信接続要求ブ
ロックの処理が終わるとCPU9はコマンドブロックま
たは通信切断要求ブロックの受信待ちになる。
【0048】CPU9がコマンドブロックまたは通信切
断要求ブロックの受信待ちのときに赤外線受光素子7が
受光して復調回路8で復調したシリアルデータがシリア
ル通信制御回路4の入力データレジスター(図示せず)
に格納されると通信要求ブロックの処理と同じようにC
PU9はデータを1バイト単位で取り込みながらブロッ
クID部を確認してコマンドブロックまたは通信切断要
求ブロックであることを確認する。ブロックが正常に取
り込まれると発信元に対して確認応答ブロックを送信し
て正常受信できたことを知らせる。正常に受信できなか
った場合は再送要求ブロックを送信して同じブロックを
再度送るよう要求する。再送要求がある一定回数を越え
るかあるいは全く応答が無い場合はエラー処理を行い全
てのブロックを放棄してCPU9は通信接続要求ブロッ
ク待ちの状態に戻る。ブロックが正常に受信できた場合
において、そのブロックが通信切断要求ブロックだった
場合は確認応答ブロックを送った後はCPU9は通信要
求ブロックの受信待ちの状態になる。コマンドブロック
だった場合、メモリー10内に格納されたレジスターア
ドレス部とコマンド部の内容に対応した処理を行なう。
コマンド処理中に異常が生じた場合エラー処理を行った
後CPU9は通信要求ブロックの受信待ちの状態にな
る。
【0049】次に個々のコマンドに対する処理手続きの
詳細について説明する。ここではシーク、フォーマット
トラック、ライトデータ、リードデータについて説明す
る。シークコマンドはフレキシブルディスク装置1のヘ
ッド(図示せず)を1バイトのパラメーターで与えられ
るトラック番号の位置までシークさせるコマンドであ
る。フォーマットトラックコマンドは1トラック分のフ
ォーマットの書き込みを行なうコマンドである。フォー
マットに際してはセクターのID情報をCPU9から転
送させる。ライトデータコマンドはパラメーターで与え
られる目的セクターにデータの書き込みを行なうコマン
ドである。書き込むデータはコマンドの処理中にCPU
9から転送する。リードデータコマンドはパラメーター
で与えられる目的セクターに書き込まれたデータの読み
出しを行なうコマンドである。読み出されたデータは処
理中にCPU9に転送される。
【0050】受信したブロックがコマンドブロックであ
ることはコマンドブロックID部により認識されるが、
個々のコマンドはコマンド部に格納された内容で判断す
る。コマンド部の最初の1〜2バイトにはディスク装置
制御回路3に対するコマンドコードが割り当てられ、そ
の後にコマンドの処理に必要なパラメーターが0〜7バ
イト伴う。コマンドブロックにおいてはコマンドエリア
に先だつ1バイトにはコマンドを書き込むディスク装置
制御回路3のレジスター(図示せず)のアドレスも格納
されている。CPU9はこのアドレスをアドレスバスに
送出してディスク装置制御回路3のレジスター(図示せ
ず)を選択する。
【0051】CPU9はコマンドブロックの受信が終了
すると、コマンド部の中身を1バイト単位でアドレス部
で示すディスク装置制御回路3のレジスター(図示せ
ず)に書き込む。具体的には、まずCPU9はアドレス
バスにアドレスを出力すると共にメモリーセレクト信号
をアクティブにしてレジスターアドレス部の値を格納し
たメモリー10の番地を示し、読み出し制御信号により
データバスを経由してCPU9内のアドレスレジスター
(図示せず)に取り込む。次にアドレスバスにアドレス
を出力すると共にメモリーセレクト信号をアクティブに
してコマンド部の値を格納したメモリー10の番地を示
し、読み出し制御信号によりデータバスを経由してCP
U9内のデータレジスター(図示せず)に取り込む。次
にCPU9はアドレスバス上にレジスターアドレス部の
値を出力すると共にI/Oセレクト信号をアクティブに
してディスク装置制御回路3のレジスター(図示せず)
を選択する。データバスにはCPU9のデータレジスタ
ー(図示せず)の値を出力して書き込み制御信号により
ディスク制御回路3内のレジスター(図示せず)にバイ
トデータを書き込む。メモリー10に格納されたコマン
ドはバイト単位で読み出されてディスク制御回路3内の
レジスター(図示せず)にバイト単位で順次書き込まれ
る。ディスク制御回路3はコマンドが全て書き込まれる
と書き込まれたコマンドに対応する処理を開始する。
【0052】シークコマンドの場合コマンド部の最初の
2バイトがシークコマンドコードでそれに続く1バイト
がシークする目的トラックを示すパラメーターになる。
ディスク装置制御回路3はレジスター(図示せず)にシ
ークコマンドとそのパラメータの書き込みが終了すると
フレキシブルディスク装置2のシーク処理を実行する。
具体的にはディスク装置制御回路3は制御信号群により
フレキシブルディスク装置2を選択して動作状態にして
フレキシブルディスク装置2内部のヘッド(図示せず)
をパラメーターで与えられた目的トラックに移動させる
ために制御信号群から制御信号をフレキシブルディスク
装置2に送る。
【0053】CPU9はシークコマンドを書き込むと割
り込み情報確認のコマンドをディスク装置制御回路3に
送ってシーク処理の終了を監視する。シーク処理終了を
確認するコマンドは2バイトのステータス情報を結果と
して返すのでこれをメモリー10内に格納する。このス
テータス情報からステータスブロックを構築する。メモ
リー10内に構築されたステータスブロックをシリアル
通信制御回路4の送信データレジスター(図示せず)に
順次セットし変調回路5、赤外線発光素子6を経由して
送信する。この後CPUは送信されたブロックに対する
確認応答ブロックをシリアル通信制御回路4が受信する
のを待つ。赤外線受光素子7、復調回路8を経由してシ
リアル通信制御回路4の受信データレジスター(図示せ
ず)に格納されると、CPU9は順次バイトデータを取
り込んで受信ブロックを確認する。確認応答ブロックが
正常に相手から返ってこない場合には再送信を行なう。
リトライ回数がある一定の回数を越えるか、あるいは全
く応答がない場合はエラー情報をメモリー10内にセッ
トして処理を中止してシークコマンドブロック処理を終
了する。
【0054】フォーマットトラックコマンドの場合コマ
ンド部の最初の2バイトがフォーマットトラックコマン
ドコードでそれに続く4バイトがフォーマット情報を示
すパラメーターになる。フォーマットトラックコマンド
の場合ディスク装置制御回路3の処理においてID情報
を必要とするので、CPU9はさらにID情報が格納さ
れたデータブロックが受信されるのを待つ。データブロ
ックを受信するとCPU9はレジスターアドレス部とデ
ータ部をメモリー10内に格納すると共に確認応答ブロ
ックを送信する。ブロックが正常に受信出来なかった場
合は再送要求ブロックを送信する。もしある一定回数の
リトライでも正常に受信できないか全く応答がない場合
にはエラー情報をメモリー10にセットしてフォーマッ
トトラック処理を終了する。データブロックが複数に分
割された場合には残りのデータブロックも同様の手順で
受信する。
【0055】ID情報がメモリー10に全て格納された
ところでフォーマットトラックコマンドの処理を開始す
る。具体的にはメモリー10に格納されたフォーマット
トラックコマンドとそのパラメーターを1バイトづつ読
み出して、コマンドブロックのレジスターアドレス部の
値をアドレスとするディスク装置制御回路3のレジスタ
ー(図示せず)に順次格納する。ディスク装置制御回路
3はフォーマットトラックコマンドとそのパラメーター
がディスク装置制御回路3のレジスターに書き込まれる
とフォーマットトラックの処理を開始する。具体的には
ディスク装置制御回路3はフレキシブルディスク装置2
を選択して動作状態にして、トラックの最初の位置を示
すインデックス信号をステータス信号群から得てそこか
ら書き込みを開始する。ディスク装置制御回路3はコマ
ンドのパラメーターで渡されるフォーマット情報とID
情報を元にフォーマットを設定してシリアルのライトデ
ータ信号としてフレキシブルディスク装置2に送ってデ
ータをフレキシブルディスク(図示せず)に書き込ませ
る。
【0056】CPU9からディスク装置制御回路3への
ID情報の転送は、ディスク装置制御回路3が割り込み
要求信号をアクティブにしてCPU9にバイトデータの
送信を要求することによって行なわれる。CPU9は割
り込み要求信号により割り込み通知を受けると、バイト
データをその都度ディスク装置制御回路3のレジスター
(図示せず)に書き込む。
【0057】この後CPU9はディスク装置制御回路3
の処理終了を待つ。ディスク装置制御回路3は処理が終
了すると7バイトのステータス情報を返すのでCPUは
ディスク装置制御回路3のレジスター(図示せず)から
読み出してメモリー10内に格納する。このステータス
情報からステータスブロックをメモリー10内に構築す
る。メモリー10内に構築されたステータスブロックを
シリアル通信制御回路3の送信データレジスター(図示
せず)に順次セットして送信する。CPU9はこの後送
信されたブロックに対する確認応答ブロックが受信され
るのを待つ。確認応答ブロックが正常に相手から返って
こない場合には再送信を行なう。リトライ回数がある一
定の回数を越えるか、あるいは相手から全く応答がこな
い場合はエラー情報をメモリー10内にセットして処理
を中止してフォーマットトラックコマンドブロック処理
を終了する。
【0058】コマンド部がライトデータコマンドの場合
最初の2バイトがコマンドコードで続く7バイトを目的
セクター情報を格納したパラメータになる。ライトデー
タコマンドの場合ディスク装置制御回路3の処理におい
てフレキシブルディスク(図示せず)に書き込むデータ
を必要とするので、CPU9はさらに書き込み用データ
が格納されたデータブロックが転送されるのを待つ。デ
ータブロックを正常に受信するとCPU9はデータブロ
ックをメモリー10内に格納すると共に確認応答ブロッ
クを送信する。ブロックが正常に受信出来なかった場合
は再送要求ブロックを送信する。もしある一定回数のリ
トライでも正常に受信できないか全く応答がない場合に
はエラー情報をメモリー10にセットしてライトデータ
処理を終了する。データブロックが複数に分割されてい
る場合には残りのデータブロックも同様の手順で受信す
る。
【0059】CPU9は書き込み用データがメモリー1
0に全て格納されたところでライトデータコマンドの処
理を開始する。具体的にはメモリー10に格納されたラ
イトデータコマンドとそのパラメーターを1バイトづつ
読み出して、コマンドブロックレのジスターアドレス部
の値をアドレスとするディスク装置制御回路3のレジス
ター(図示せず)に順次格納する。ライトデータコマン
ドとそのパラメーターの書き込みが終了するとディスク
装置制御回路はライトデータの処理を開始する。ディス
ク装置制御回路はライトデータの処理に際して書き込み
用データを必要とするので、次にCPU9はメモリー1
0に格納された書き込み用データをバイト単位で読み出
してディスク装置制御回路3のレジスター(図示せず)
に順次格納する。この後CPU9はディスク装置制御回
路3の処理終了を待つ。
【0060】ディスク装置制御回路3は処理が終了する
と7バイトのステータス情報を返すのでCPU9はディ
スク装置制御回路3のレジスター(図示せず)から読み
出してメモリー10内に格納する。このステータス情報
からステータスブロックを構築する。メモリー10内に
構築されたステータスブロックをシリアル通信制御回路
の送信データレジスターに順次セットして変調回路5、
赤外線発光素子6を経由して送信する。この状態で送信
されたブロックに対する確認応答ブロックが受信される
のを待つ。赤外線受光素子7、復調回路8を経由してシ
リアル通信制御回路の受信データレジスター(図示せ
ず)格納されると、CPU9は受信ブロックを確認す
る。確認応答ブロックが正常に相手から返ってこない場
合には再送信を行なう。リトライ回数がある一定の回数
を越えるか、あるいはあいてから全く応答がこない場合
はエラー情報をメモリー10内にセットして処理を中止
してライトデータコマンドブロック処理を終了する。
【0061】コマンド部がリードデータコマンドの場合
最初の2バイトがコマンドコードでそれに続く7バイト
が目的セクター情報になる。リードデータコマンドブロ
ックの受信応答を正常に終了するとCPU9はリードデ
ータコマンドの処理を開始する。具体的にはメモリー1
0に格納されたリードデータコマンドとそのパラメータ
ーを1バイトづつ読み出して、コマンドブロックのレジ
スターアドレス部の値をアドレスとするディスク装置制
御回路3のレジスター(図示せず)に順次格納する。
【0062】ディスク装置制御回路3はリードデータコ
マンドとそのパラメーターがディスク装置制御回路3の
レジスター(図示せず)に書き込まれるとリードデータ
の処理を開始する。具体的にはディスク装置制御回路3
はフレキシブルディスク装置2を選択して動作状態にし
てフレキシブルディスク装置2がフレキシブルディスク
(図示せず)読み出すシリアルパルスから目的セクター
を見つけてフレキシブルディスク(図示せず)の目的セ
クターに記録されたデータの読み出しを行なう。この間
CPU9はディスク装置制御回路3がフレキシブルディ
スク(図示せず)から読み出したデータをセットしてC
PU9に対するデータ受け取りの要求がくるまで待つ。
フレキシブルディスク装置2がディスク装置制御回路3
に転送するデータはシリアルデータなのでディスク装置
制御回路3はそれを8ビットごとにパラレルデータに変
換してディスク装置制御回路3のレジスター(図示せ
ず)に格納する。ディスク装置制御回路3のレジスター
(図示せず)にデータが格納されるとディスク装置制御
回路3は割り込み要求信号をアクティブにしてCPU9
に伝える。CPU9は割り込み要求信号により割り込み
通知を受けるとデータの受け取りを行なう。
【0063】読み出されたデータはディスク装置制御回
路3のレジスター(図示せず)からCPU9が読み出し
て順次メモリー10に格納する。データの読み出しが完
了するとディスク装置制御回路3は7バイトのステータ
ス情報もディスク装置制御回路3のレジスター(図示せ
ず)に順次セットするのでCPU9は同様に読み出して
メモリー10に格納する。ディスク装置制御回路3の処
理が終了するとCPU9はメモリー10内に格納された
データおよびステータス情報からデータブロックおよび
ステータスブロックを構築する。そしてまずメモリー1
0内に構築されたデータブロックを送信する。送信した
後確認応答ブロックの受信を待つ。確認応答ブロックが
正常に相手から返ってこない場合には再送信を行なう。
リトライ回数がある一定の回数を越えるか、あるいは相
手から全く応答がこない場合はエラー情報をメモリー1
0内にセットして処理を中止してライトデータコマンド
ブロック処理を終了する。ステータスブロックに対して
も同様に行ってリードデータコマンドブロックの処理を
終了する。
【0064】以上の手順で個々のコマンドの処理が正常
に終了するとCPU9は再びコマンドブロックまたは通
信切断要求ブロック待ちになる。コマンドブロックが送
られてくると上で述べたようにコマンド処理を行なう。
通信切断要求ブロックが送られると確認応答ブロックを
送信した後CPU9は通信開始要求ブロック待ちの状態
になる。赤外線通信フレキシブルディスク装置1への処
理が不要になれば電源スイッチ16を切ることによって
赤外線通信フレキシブルディスク装置1は停止する。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレキシブルディスク装置に、赤外線通信インターフェ
ースと、電器信号を赤外線信号に変換する手段を設ける
ことにより、コンピューターとフレキシブルディスク装
置のデータの転送をケーブル類を使わない赤外線通信で
行うようにしたため、外部のコンピューターとの電気的
な接続が不要になり、従来方式で行っていた使用の都度
にコネクターの付け外しを行なう作業が不要になって使
用方法が簡便になる。また、そのために生じていたコネ
クターの接続部の劣化が無くなると共にインターフェー
ス部の素子の電気的なダメージや破壊も回避できる。さ
らに、フレキシブルディスク装置の設置場所の自由度も
増えるため、ひいては作業効率の改善も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の赤外線通信インターフ
ェース付フレキシブルディスク装置の回路構成を示すブ
ロック図
【図2】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の外観構成を示す斜視図
【図3】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられるコマンドブロックの形式を
説明する図
【図4】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられるデータブロックの形式を説
明する図
【図5】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられるステータスブロックの形式
を説明する図
【図6】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられる確認応答ブロックの形式を
説明する図
【図7】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられる再送要求ブロックの形式を
説明する図
【図8】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられる通信接続要求ブロックの形
式を説明する図
【図9】前記実施の形態に係るフレキシブルディスク装
置の動作に際して用いられる通信切断要求ブロックの形
式を説明する図
【図10】コンピューターのフォーマットの処理手続き
を説明するフロー図
【図11】コンピューターのライトデータの処理手続き
を説明するフロー図
【図12】コンピューターのリードデータの処理手続き
を説明するフロー図
【図13】本発明の実施の形態の全体の処理手続きを説
明するフロー図
【図14】コマンドブロックの処理手続きを説明するフ
ロー図
【図15】シークブロックの処理手続きを説明するフロ
ー図
【図16】フォーマットトラックブロックの処理手続き
を説明するフロー図
【図17】ライトデータブロックの処理手続きを説明す
るフロー図
【図18】リードデータブロックの処理手続きを説明す
るフロー図
【図19】コンピューターとフレキシブルディスク装置
の間における赤外線による通信の概念を説明する斜視図
【符号の説明】
1 ……… 赤外線通信フレキシブルディスク装置 2 ……… フレシブルディスク装置 3 ……… ディスク装置制御回路 3a、4a ………クロック回路 4 ……… シリアル通信制御回路 5 ……… 変調回路 6 ……… 赤外線発光素子 6a ……… 赤外線発光素子6の電流を制御する抵抗 7 ……… 赤外線赤外線受光素子 8 ……… 変調回路 9 ……… CPU 9a ……… CPU9にクロックを供給するクロック
回路 10 ……… メモリー 11 ……… アドレスデコーダー 12 ……… リセット回路 13 ……… リセットスイッチ 14 ……… 電源ユニット 15 ……… 商用電源用プラグ 16 ……… 電源投入スイッチ 17 ……… ノイズフィルター 18 ……… コンピューター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルディスク装置に、赤外線通
    信インターフェースと、赤外線信号を電気信号に変換す
    る手段と、電気信号を赤外線信号に変換する手段を設け
    ることにより、コンピューターとフレキシブルディスク
    装置のデータの転送を赤外線通信で行うようにしたこと
    を特徴とする赤外線通信インターフェース付きフレキシ
    ブルディスク装置。
  2. 【請求項2】 フレキシブルディスク装置を制御するデ
    ィスク装置制御回路と、シリアル通信を制御するシリア
    ル通信制御回路と、シリアル通信制御回路から出力され
    るシリアルデータパルスを赤外線通信の電気信号に変調
    する変調回路と、変調回路の出力電流の変化によって赤
    外線パルスをフレキシブルディスク装置の外部に送出す
    る赤外線発光素子と、フレキシブルディスク装置の外部
    からの赤外線パルスを受光する赤外線受光素子と、赤外
    線受光素子が出力する電気信号をシリアルデータパルス
    に復調して前記シリアル通信制御回路に出力する復調回
    路と、ディスク装置制御回路とシリアル通信制御回路と
    のデータおよび制御を変換する手段とを備え、フレキシ
    ブルディスクのデータの転送を赤外線通信によりコンピ
    ューターとの間で行なってデータの書き込み、読み出し
    を行う、コンピューターの外部記憶装置として用いる赤
    外線通信インターフェース付きフレキシブルディスク装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613525B2 (en) * 2004-09-30 2009-11-03 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Disk device for serial communication and method of controlling the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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