JP2002077304A - 通信システム、通信制御方法、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信システム、通信制御方法、及びその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002077304A
JP2002077304A JP2000259894A JP2000259894A JP2002077304A JP 2002077304 A JP2002077304 A JP 2002077304A JP 2000259894 A JP2000259894 A JP 2000259894A JP 2000259894 A JP2000259894 A JP 2000259894A JP 2002077304 A JP2002077304 A JP 2002077304A
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英樹 根岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側の通信端末がビジー状態になることを
未然に防止することによって通信効率を向上した通信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 送信側の通信端末から受信側の通信端末
に次の送信データが送信されるとき、このデータ送信の
インターバル時間が経過した後に送信される(S2
1)。送信側及び受信側の通信端末が共に最高送信速度
が400Mbpsで構成されている場合、送信データは
400Mbpsで送信される(S22)。送信側の通信
端末で受信側の通信端末のアクノリッジメントが受信さ
れる(S23)。アクノリッジメントの受信速度が検出
され、この受信速度と送信データの送信速度とが比較さ
れる(S24)。アクノリッジメントの受信速度が送信
データの送信速度よりも遅い場合、送信データの送信の
インターバル時間がアクノリッジメントの受信速度に応
じて設定される(S25、S26、S27)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信システムに
係り、多数の通信端末の間で相互にデータを送受信する
場合に用いて好適な通信システム及び通信制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】相互にデータを送受信する複数の通信端
末を備えた通信システムでは、受信側の通信端末がビジ
ー状態になったとき、受信側の通信端末から送信側の通
信端末へ送出される応答データ中にビジー状態を表す情
報が含まれているので、受信側の通信端末がビジー状態
であることが送信側の通信端末に通知される。
【0003】この種の通信システムは、従来では例えば
図9に示すように、相互にデータを送受信する通信端末
A1,A2,A3,A4を備えている。通信端末A1,
A2,A3,A4は、例えば、パーソナルコンピュータ
などで構成され、これらが通信回線Lを介して接続され
ている。この通信システムでは、例えば、通信端末A1
から通信端末A2宛に送信処理、通信端末A2から通
信端末A3宛に送信処理、通信端末A4から通信端末
A3宛に送信処理、通信端末A2から通信端末A4宛
に送信処理、及び通信端末A1から通信端末A4宛に
送信処理が行われる。
【0004】図10は、図9中の通信端末A1の一例を
示す概略のブロック図である。この通信端末A1は、P
HY(ファイ)チップ10、LINKチップ20、CP
U(中央処理装置)30、及び送受信データバッファ4
0を備えている。PHYチップ10は、例えば、IEEE13
94規格に基づく物理層の制御を行うインタフェースであ
り、送信データSdを複数種の送信速度で受信側の通信
端末へ送信する機能、及び送信側の通信端末から送信デ
ータSdを受信する機能を有している。この送信データ
Sdには、同送信データSdの速度情報、送信側の通信
端末のID番号及び受信側の通信端末のID番号が含ま
れている。LINKチップ20は、送受信データFIF
O(First In First Out)21、データ送信部22、受信
速度検出部23、及びデータ受信部24を備え、例え
ば、IEEE1394規格に基づくデータリンク層を制御する。
【0005】送受信データFIFO21は、PHYチッ
プ10とCPU30との間で伝送される送受信データを
取り込む。データ送信部22は、送信データSdをCP
U30の指示に基づいて受信側の通信端末へ送信し、か
つ送信側の通信端末から送信データSdを受信したと
き、アクノリッジメントを同送信側の通信端末に送信す
る。アクノリッジメントは、送信データSdを受信した
旨又は受信できなかった旨を送信側の通信端末に知らせ
るための返答用の情報である。受信速度検出部23は、
送信側の通信端末から送信された送信データSdの送信
速度を検出する。データ受信部24は、送信側の通信端
末から送信された送信データSdの受信を検出してCP
U30へ同送信データSdを受信したことを通知する。
【0006】CPU30は、データ送受信制御部31、
端末制御用メモリ32、ビジー監視部33、及び送受信
データ処理/端末制御部34を備え、通信端末A1全体
の制御を行う。データ送受信制御部31は、通信端末A
1に他の通信端末が接続されたとき、あるいは電源投入
されたとき、接続された他の通信端末との間で通信でき
る最高送信速度の検出、送信データSdの送信速度の設
定、データ送信部22に対する送信データSdの送信速
度の指定など、LINKチップ20との間でデータの送
受信に関する制御を行う。
【0007】端末制御用メモリ32は、送受信データ処
理/端末制御部34が通信端末A1を制御するための情
報や現在実行する必要のある処理(すなわち、タスク)
の情報データを保持する。ビジー監視部33は、送受信
データバッファ40の空き容量や、送受信データ処理/
端末制御部34で或るタスクが実行中のときに実行が保
留されているタスクの量を監視し、それらの量に基づい
て通信端末A1がビジー状態であるか否かの判定を行
う。また、ビジー監視部33は、端末制御用メモリ32
を読み出し、現在設定されているタスクの数を計測する
ことにより、通信端末A1がビジー状態であるか否かの
判定を行う。送受信データ処理/端末制御部34は、送
受信するデータを処理したり、通信端末A1全体の制御
を行う。また、送受信データ処理/端末制御部34は、
実行する必要のあるタスクの種類や優先度などのタスク
情報を端末制御用メモリ32に設定する。
【0008】送受信データバッファ40は、送信データ
バッファ41、受信データバッファ42、有効送信デー
タ長レジスタ43、及び有効受信データ長レジスタ44
を備えている。送信データバッファ41は、受信側の通
信端末へ送信するための送信データSdを取り込む。受
信データバッファ42は、送信側の通信端末から送信さ
れた送信データSdを取り込む。有効送信データ長レジ
スタ43は、送信データバッファ41に設定されている
データの長さを示す送信データ長を保持するものであ
り、送信データバッファ41のビジー状態の監視を行う
ためにビジー監視部33から参照でき、CPU30によ
って送信データが設定されたとき、及び受信側の通信端
末に対してデータ送信が完了したときに更新される。有
効受信データ長レジスタ44は、受信データバッファ4
2に設定されているデータの長さを示す受信データ長を
保持するものであり、受信データバッファ42のビジー
状態の監視を行うためにビジー監視部33から参照で
き、送信側の通信端末から送信データを受信したとき、
及びCPU30が受信データを読み出したときに更新さ
れる。通信端末A2,A3,A4も、通信端末A1と同
様の構成である。
【0009】図11は通信端末A1,A2,A3,A4
における送信処理を示すフローチャート、図12が通信
端末A1,A2,A3,A4における受信処理を示すフ
ローチャート、及び図13が図9の通信システムにおけ
るデータの送信処理の説明図である。これらの図を参照
して、図9の通信システムにおける通信制御方法を説明
する。 通信端末A1,A2,A3,A4のうちの送信
側の通信端末における送信処理では、図11に示すよう
に、例えば400Mbps(bit per second)のデータ
送信が行われ(ステップS1)、受信側の通信端末から
アクノリッジメントを受信し(ステップS2)、受信側
の通信端末で受信データバッファ42の空き容量がな
く、送信データSdが受信できないときには、同アクノ
リッジメントに受信側の通信端末がビジー状態になって
いることが示され(ステップS3)、リトライ送信処理
へ進む。また、受信側の通信端末がビジー状態でなけれ
ば(ステップS3)、送信側の通信端末は次の送信処理
へ進む。
【0010】通信端末A1,A2,A3,A4のうちの
受信側の通信端末における受信処理では、図12に示す
ように、送信側の通信端末から送信データSdが受信さ
れ(ステップS11)、受信側の通信端末のビジー監視
部33は、有効受信データ長レジスタ44から有効受信
データ長を読み出し、受信データバッファ42の空き容
量を計測する。その結果、受信側の通信端末で受信デー
タバッファ42の空き容量があり、送信データSdが正
常に受信されたとき(ステップS12)、正常に受信さ
れたことを示すアクノリッジメント(complet
e)がビジー監視部33の指令に基づいてデータ送信部
22から送信データSdと同一の速度(すなわち、40
0Mbps)で送信側の通信端末へ送信される(ステッ
プS13)。また、受信側の通信端末で受信データバッ
ファ42の空き容量がなく、送信データSdが正常に受
信されないとき(ステップS12)、受信側の通信端末
がビジー状態になっていることを示すアクノリッジメン
ト(busy)が送信データSdと同一の速度(すなわ
ち、400Mbps)で送信側の通信端末へ送信される
(ステップS14)。
【0011】図9の通信システムでは、通信端末A1,
A2,A3,A4は、最高400Mbpsのデータ送信
が可能であり、送信処理、、、及びにおける
各通信端末が送信するデータは例えば次のようになって
いる。 送信処理;通信端末A1から通信端末A2宛に204
8バイトの送信データSdが5回送信される。 送信処理;通信端末A2から通信端末A3宛に204
8バイトの送信データSdが1回送信される。 送信処理;通信端末A4から通信端末A3宛に204
8バイトの送信データSdが1回送信される。 送信処理;通信端末A2から通信端末A4宛に204
8バイトの送信データSdが3回送信される。 送信処理;通信端末A1から通信端末A4宛に204
8バイトの送信データSdが10回送信される。
【0012】IEEE1394規格に基づく通信システムでは、
相互に接続されている複数の通信端末が同時に送信を試
みたとき、特定の通信端末が連続して送信することがな
いように送信の機会が公平に与えられる。そのため、図
9の通信システムでは、通信端末A1,A2,A3,A
4が同時に送信を試みたとき、例えば、 通信端末A1→通信端末A2→通信端末A3→通信端末
A4 の順に送信の権利が与えられる。また、受信側の通信端
末がビジー状態になったとき、送信側の通信端末からリ
トライ送信を行う回数は、例えば、通信端末A1及び通
信端末A2がそれぞれ8回、通信端末A3及び通信端末
A4がそれぞれ16回であり、同通信端末A3が現在ビ
ジー状態であり、送信データSdが受信できない状態に
ある。
【0013】この場合、図9の通信システムにおけるデ
ータの送信処理では、図13に示すように、各送信処理
、、、及びでは、送信データSdの送受信か
らアクノリッジメントの送受信までの処理が行われ、各
処理時間は40μsである。そして、通信端末A3がビ
ジー状態であり、最初の送信処理,が不成功だった
ので、その後、リトライ送信が行われる。このリトライ
送信が行われても、通信端末A3はビジー状態のままで
あり、送信データSdを受信できないので、送信側の通
信端末が可能な最大の回数(すなわち、送信処理が8
回、及び送信処理が16回)のリトライ送信が行われ
ている。その後、十分な時間が経過した後に送信処理
,が再び試みられているが、そのときは、通信端末
A3のビジー状態が解除されているので、同送信処理
,が成功している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信システムでは、次のような問題点があった。す
なわち、図13に示すように、通信端末A3以外の通信
端末A1,A2,A4に対する送信処理、及び
は、正常に終了されるので、リトライ送信する必要がな
いが、8回の送信処理及び16回の送信処理がリト
ライ送信として行われる。そのため、最初の送信処理
から最後の送信処理までの期間が1640μsにな
り、送信処理、及びが完了するまでにかかる時間
が長く、通信効率が悪化する原因になっていた。また、
受信側の通信端末A3は、そのビジーの状態によって
は、デッドロックすることがあるという問題があった。
【0015】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、受信側の通信端末がビジー状態になることを未
然に防止することによって通信効率を向上した通信シス
テム、通信制御方法、及びその制御プログラムを記録し
た記録媒体を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、通信システムに係り、デー
タを相互に送受信する複数の通信端末を備え、前記各通
信端末は、前記各通信端末のうちの送信側の通信端末か
ら受信側の通信端末宛に送出される送信データの単位時
間当たりのデータ量を前記受信側の通信端末のビジー状
態になる前の状態に応じて制御することを特徴としてい
る。
【0017】請求項2記載の発明は、通信システムに係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備え、
前記各通信端末は、前記各通信端末のうちの送信側の通
信端末から受信側の通信端末宛に送出される送信データ
の送信間隔又は送信データ長を前記受信側の通信端末の
ビジー状態になる前の状態に応じて制御することを特徴
としている。
【0018】請求項3記載の発明は、通信システムに係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備え、
前記各通信端末は、受信側の通信端末になったとき、送
信側の通信端末から送出された送信データを受信し、前
記受信側の通信端末のビジー状態になる前の状態に応じ
た返信速度で返信用データを前記送信側の通信端末へ送
出し、送信側の通信端末になったとき、前記返信用デー
タを受信し、受信側の通信端末宛に送出するための送信
データの単位時間当たりのデータ量を前記返信速度に基
づいて制御することを特徴としている。
【0019】請求項4記載の発明は、通信システムに係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備え、
前記各通信端末は、受信側の通信端末になったとき、送
信側の通信端末から送出された送信データを受信し、前
記受信側の通信端末のビジー状態になる前の状態に応じ
た返信速度で返信用データを前記送信側の通信端末へ送
出し、送信側の通信端末になったとき、前記返信用デー
タを受信し、受信側の通信端末宛に送出するための送信
データの送信間隔又は送信データ長を前記返信速度に基
づいて制御することを特徴としている。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の通信システムに係り、前記返信用データは、前記送
信データを受信した旨又は受信できなかった旨を前記送
信側の通信端末へ知らせるためのアクノリッジメント、
又は前記受信側の通信端末におけるデータの処理結果で
あることを特徴としている。
【0021】請求項6記載の発明は、通信制御方法に係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備えた
通信システムにおいて、前記各通信端末のうちの送信側
の通信端末から受信側の通信端末宛に送出される送信デ
ータの単位時間当たりのデータ量を前記受信側の通信端
末のビジー状態になる前の状態に応じて制御することを
特徴としている。
【0022】請求項7記載の発明は、通信制御方法に係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備えた
通信システムにおいて、前記各通信端末のうちの送信側
の通信端末から受信側の通信端末宛に送出される送信デ
ータの送信間隔又は送信データ長を前記受信側の通信端
末のビジー状態になる前の状態に応じて制御することを
特徴としている。
【0023】請求項8記載の発明は、通信制御方法に係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備えた
通信システムにおいて、前記各通信端末のうちの受信側
の通信端末が送信側の通信端末から送出された送信デー
タを受信し、前記受信側の通信端末のビジー状態になる
前の状態に応じた返信速度で返信用データを前記送信側
の通信端末へ送出し、前記各通信端末のうちの送信側の
通信端末が前記返信用データを受信し、受信側の通信端
末宛に送出するための送信データの単位時間当たりのデ
ータ量を前記返信速度に基づいて制御することを特徴と
している。
【0024】請求項9記載の発明は、通信制御方法に係
り、データを相互に送受信する複数の通信端末を備えた
通信システムにおいて、前記各通信端末のうちの受信側
の通信端末が送信側の通信端末から送出された送信デー
タを受信し、前記受信側の通信端末のビジー状態になる
前の状態に応じた返信速度で返信用データを前記送信側
の通信端末へ送出し、前記各通信端末のうちの送信側の
通信端末が前記返信用データを受信し、受信側の通信端
末宛に送出するための送信データの送信間隔又は送信デ
ータ長を前記返信速度に基づいて制御することを特徴と
している。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項8又は9
記載の通信制御方法に係り、前記返信用データは、前記
送信データを受信した旨又は受信できなかった旨を前記
送信側の通信端末へ知らせるためのアクノリッジメン
ト、又は前記受信側の通信端末におけるデータの処理結
果であることを特徴としている。
【0026】請求項11記載の発明は、記録媒体に係
り、コンピュータに請求項1、2、3、4又は5記載の
通信システムの機能を実現させるための制御プログラム
を記録したことを特徴としている。
【0027】請求項12記載の発明は、記録媒体に係
り、コンピュータに請求項6、7、8、9又は10記載
の通信制御方法を実施させるための制御プログラムを記
録したことを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1は、この発明の第
1の実施形態である通信システムの一例を示すブロック
図である。この形態の通信システムは、同図に示すよう
に、相互にデータを送受信する通信端末B1,B2,B
3,B4を備えている。通信端末B1,B2,B3,B
4は、例えばパーソナルコンピュータなどで構成され、
これらが通信回線Lを介して接続されている。各通信端
末B1,B2,B3,B4は、これらのうちの送信側の
通信端末から受信側の通信端末宛に送出される送信デー
タの単位時間当たりのデータ量(例えば、送信間隔又は
送信データ長)を同受信側の通信端末のビジー状態にな
る前の状態(以下、これを「ビジー度」という)に応じ
て制御する構成になっている。この通信システムでは、
通信端末B1から通信端末B2宛に送信、通信端末B
2から通信端末B3宛に送信、通信端末B4から通信
端末B3宛に送信、通信端末B2から通信端末B4宛
に送信、及び通信端末B1から通信端末B4宛に送信
が行われる。
【0029】図2は、図1中の通信端末B1の一例を示
す概略のブロック図である。この通信端末B1は、PH
Yチップ50、LINKチップ60、CPU70、及び
送受信データバッファ80を備えている。PHYチップ
50は、例えば、IEEE1394規格に基づく物理層の制御を
行うインタフェースであり、送信データSdを複数種の
送信速度で受信側の通信端末へ送信する機能、及び送信
側の通信端末から送信データSdを受信する機能を有し
ている。この送信データSdには、同送信データSdの
速度情報、送信側の通信端末のID番号(すなわち、S
ource IDフィールド)及び受信側の通信端末の
ID番号(すなわち、Destination IDフ
ィールド)が含まれている。LINKチップ60は、送
受信データFIFO61、データ送信部62、受信速度
検出部63、及びデータ受信部64を備え、例えば、IE
EE1394規格に基づくデータリンク層を制御する。送受信
データFIFO61は、PHYチップ50とCPU70
との間で伝送されるデータを取り込む。
【0030】データ送信部62は、送信データSdをC
PU70の指示に基づいて受信側の通信端末へ送信し、
かつ送信側の通信端末から送信データSdを受信したと
き、アクノリッジメント(すなわち、送信データSdを
受信した旨又は受信できなかった旨を送信側に知らせる
ための返答用の情報)を同送信側の通信端末に送信す
る。受信速度検出部63は、送信側の通信端末から送信
された送信データSd及び受信側の通信端末から送信さ
れたアクノリッジメントの送信速度を速度情報に基づい
て検出する。データ受信部64は、送信側の通信端末か
ら送信された送信データSdの受信を検出してCPU7
0へ同送信データSdを受信したことを通知する。
【0031】CPU70は、データ送受信制御部71、
端末制御用メモリ72、ビジー監視部73、及び送受信
データ処理/端末制御部74を備え、通信端末B1全体
の制御を行う。データ送受信制御部71は、通信端末B
1に他の通信端末が接続されたとき、あるいは電源投入
されたとき、接続された他の通信端末との間で通信でき
る最高送信速度の検出、送信データSd及びアクノリッ
ジメントの送信速度の設定、データ送信部62に対する
送信データSd及びアクノリッジメントの送信速度の指
定など、LINKチップ60との間でデータの送受信に
関する制御を行う。
【0032】端末制御用メモリ72は、送受信データ処
理/端末制御部74が通信端末B1を制御するための情
報や現在実行する必要のある処理(すなわち、タスク)
の情報データを保持する。この端末制御用メモリ72で
記録媒体が構成されている。ビジー監視部73は、送受
信データバッファ80の空き容量や、送受信データ処理
/端末制御部74で或るタスクが実行中のときに実行が
保留されているタスクの量を監視し、それらの量に基づ
いて通信端末B1のビジー度を検出する。また、ビジー
監視部73は、端末制御用メモリ72を読み出し、現在
設定されているタスク情報の数を計測し、通信端末B1
のビジー度の判定を行う。送受信データ処理/端末制御
部74は、送受信するデータを処理したり、通信端末B
1全体の制御を行う。また、送受信データ処理/端末制
御部74は、実行する必要のあるタスクの種類や優先度
などのタスク情報を端末制御用メモリ72に設定する。
【0033】送受信データバッファ80は、送信データ
バッファ81、受信データバッファ82、有効送信デー
タ長レジスタ83、及び有効受信データ長レジスタ84
を備え、他の通信端末から送出された送信データSd又
は他の通信端末へ送出するための受信データを取り込
む。送信データバッファ81は、受信側の通信端末へ送
信するための送信データSdを取り込む。受信データバ
ッファ82は、送信側の通信端末から送信された送信デ
ータSdを取り込む。有効送信データ長レジスタ83
は、送信データバッファ81に設定されているデータの
長さを示す送信データ長を保持するものであり、送信デ
ータバッファ81のビジー度の監視を行うためにビジー
監視部73から参照でき、CPU70によって送信デー
タが設定されたとき、及び受信側の通信端末に対してデ
ータ送信が完了したときに更新される。有効受信データ
長レジスタ84は、受信データバッファ82に設定され
ているデータの長さを示す受信データ長を保持するもの
であり、受信データバッファ82のビジー度の監視を行
うためにビジー監視部73から参照でき、送信側の通信
端末から送信データSdを受信したとき、及びCPU7
0が受信データを読み出したときに更新される。通信端
末B2,B3,B4も、通信端末B1と同様の構成であ
る。
【0034】図3は通信端末B1,B2,B3,B4の
送信処理を示すフローチャート、図4は通信端末B1,
B2,B3,B4の受信処理を示すフローチャート、図
5は送信側の通信端末と受信側の通信端末との間のデー
タの送受信処理の説明図、図6はアクノリッジメントの
データのフォーマットを示す図、及び図7が図1の通信
システムにおけるデータの送信処理の説明図である。こ
れらの図を参照して、図1の通信システムにおける通信
制御方法を説明する。 通信端末B1,B2,B3,B
4のうちの送信側の通信端末における送信処理では、図
3に示すように、受信側の通信端末に対して次の送信デ
ータが送信されるとき、このデータ送信のインターバル
時間が経過した後に送信するように制御される(ステッ
プS21)。送信側の通信端末及び受信側の通信端末の
最高送信速度が例えば400Mbpsで構成されている
場合、送信データは最高速度である400Mbpsで送
信される(ステップS22)。送信側の通信端末で受信
側の通信端末からアクノリッジメントを受信したか否か
が判定される(ステップS23)。
【0035】送信側の通信端末では、受信したアクノリ
ッジメントの受信速度が受信速度検出部63で検出さ
れ、この検出された受信速度が送信データの送信速度よ
りも遅いか否かが送受信データ処理/端末制御部74で
判定される(ステップS24)。そして、アクノリッジ
メントの受信速度が送信データの送信速度よりも遅い場
合、ビジー監視部73で受信側の通信端末がビジー状態
になる危険性があると判定され、データ送受信制御部7
1で送信データの送信のインターバル時間が次のように
設定される(ステップS25、ステップS26、ステッ
プS27)。 アクノリッジメントの受信速度:送信データのインター
バル時間 400Mbps:t0(ビジー度:小) 200Mbps:t1(ビジー度:中) 100Mbps:t2(ビジー度:大) ここで、送信データのインターバル時間t0,t1,t
2は、次のような大小関係がある。 t0<t1<t2(例えば、t0=0ms、t1=10
ms、t2=20ms) 送信側の通信端末では、受信側の通信端末に対して次の
送信処理を行うとき、この送信のインターバル時間が経
過した後に送信するように制御される(前記ステップS
21)。
【0036】通信端末B1,B2,B3,B4のうちの
受信側の通信端末における受信処理では、図4に示すよ
うに、送信側の通信端末から送信データSdが受信され
(ステップS31)、受信側の通信端末の受信速度検出
部63で同送信データSdの受信速度が検出され、デー
タ送受信制御部71で受信速度情報(この場合、400
Mbps)が記憶される(ステップS32)。ビジー監
視部73は、有効受信データ長レジスタ84を参照し、
そのときの受信データバッファ82の空き容量を、
“大”、“中”、“小”の3段階で検出する。例えば、
受信データバッファ82の容量が4096バイトである
場合、送信データSdが受信されたとき、ビジー監視部
73は、受信データバッファ82の空き容量が1024
バイト以上であれば、空き容量が“大”と判定し、10
24バイト未満で512バイト以上であれば、空き容量
が“中”と判定し、512バイト未満であれば、空き容
量が“小”と判定する(ステップ32、ステップ3
3)。
【0037】IEEE1394規格では、最高送信速度400M
bpsの送受信が可能な通信端末は、最高送信速度より
も遅い200Mbps及び100Mbpsの送信速度の
送受信を行うことも可能である。そのため、前記ステッ
プS32でデータ送受信制御部71に記憶された送信速
度が400Mbpsである場合、データ送受信制御部7
1は、データ送信部62に対し、送信側の通信端末に送
信するアクノリッジメントを受信データバッファ82の
空き容量に応じて次のような返信速度で送出するように
指示する(ステップS34,S35,S36)。 空き容量:アクノリッジメントの返信速度 大:400Mbps(ビジー度:小) 中:200Mbps(ビジー度:中) 小:100Mbps(ビジー度:大) アクノリッジメントは、データ送受信制御部71の指示
に基づいた返信速度でデータ送信部62から送受信デー
タFIFO61及びPHYチップ50を介して送信側の
通信端末へ送出される(ステップS37)。そして、受
信側の通信端末のビジー状態が回復したとき、同受信側
の通信端末から送出されるアクノリッジメントの送信速
度が送信データSdの受信速度と同一になり、送信側の
通信端末に対してビジー状態が解除されたことが通知さ
れる。
【0038】IEEE1394規格に基づく通信システムでは、
相互に接続されている複数の通信端末が同時に送信を試
みたとき、特定の通信端末が連続して送信することがな
いように送信の機会が公平に与えられる。そのため、図
1の通信システムでは、通信端末B1,B2,B3,B
4が同時に送信を試みたとき、例えば、 通信端末B1→通信端末B2→通信端末B3→通信端末
B4 の順に送信の権利が与えられる。また、受信側の通信端
末がビジー状態になったとき、送信側の通信端末からリ
トライ送信を行う回数は、例えば、通信端末B1及び通
信端末B2がそれぞれ8回、通信端末B3及び通信端末
B4がそれぞれ16回であり、同通信端末B3が現在ビ
ジー状態であり、送信データSdが受信できない状態に
ある。
【0039】送信側の通信端末と受信側の通信端末との
間のデータは、例えば図5に示すように、送信データS
dが400Mbpsで送信され、その直後にアクノリッ
ジメントが受信側の通信端末のビジー度に応じた返信速
度で送出される。アクノリッジメントのデータフォーマ
ットは、例えば図6に示すように、[ack cod
e]及び[ack parity]で表される。[ac
code]は、アクノリッジメントの情報フィール
ドであり、受信側の通信端末が送信データSdを受信で
きたか否かを送信側の通信端末へ通知するための次の
(a)〜(d)に示すようなコード情報が含まれてい
る。 (a)“0001”(ack complete);送
信データSdの受信が正常に完了し、応答データは送信
されないことを示す。 (b)“0010”(ack pending);送信
データSdの受信が正常に完了し、続いて応答データが
送信されることを示す。 (c)“1101”(ack data err);送
信データSdが不正のため、受信できなかった(例え
ば、CRCエラー)ことを示す。 (d)“1110”(ack type err);送
信データSdが不正のため、受信できなかった(CRC
エラー以外のエラー)ことを示す。 [ack parity]は、アクノリッジメントに対
するパリティチェック用のフィールドであり、[ack
code]のフィールドの1の補数のデータが含まれ
ている。
【0040】図1の通信システムでは、通信端末B1,
B2,B3,B4は、最高400Mbpsのデータ送信
が可能であり、送信処理、、、及びにおける
各通信端末が送信するデータは、従来と同様に、例えば
次のようになっている。 送信処理;通信端末B1から通信端末B2宛に204
8バイトの送信データSdが5回送信される。 送信処理;通信端末B2から通信端末B3宛に204
8バイトの送信データSdが1回送信される。 送信処理;通信端末B4から通信端末B3宛に204
8バイトの送信データSdが1回送信される。 送信処理;通信端末B2から通信端末B4宛に204
8バイトの送信データSdが3回送信される。 送信処理;通信端末B1から通信端末B4宛に204
8バイトの送信データSdが10回送信される。
【0041】この場合、図1の通信システムにおけるデ
ータの送信処理では、図7に示すように、各送信処理
、、、及びでは、従来と同様に、送信データ
Sdの送受信からアクノリッジメントの送受信までの処
理が行われ、各処理時間は40μsである。そして、通
信端末B1,B2,B3,B4は、全てビジー状態にな
らないように制御されるので、送信側の通信端末がリト
ライ送信を行う状態にはならない。そのため、最初の送
信処理から最後の送信処理までが800μsで終了
する。
【0042】以上のように、この第1の実施形態では、
送信側の通信端末から受信側の通信端末宛に送出される
送信データの送信間隔又は送信データ長を同受信側の通
信端末のビジー度に応じて制御するようにしたので、同
受信側の通信端末がビジー状態になることが未然に防止
される。そのため、送信側の通信端末で送信データのリ
トライ送信を行う状態にならないので、最初の送信処理
から最後の送信処理までの期間は、従来の通信シス
テムでは1640μsであったのに対し、この実施形態
の通信システムでは800μsで終了することができ、
通信回線の使用効率の良い通信を行うことができる。特
に、多数の通信端末が接続されている通信システムで
は、送信データが特定の通信端末に集中して送信される
確立が高いので、この実施形態の通信システムの利点が
顕著になる。
【0043】第2の実施形態 この実施形態では、次の点が第1の実施形態と異なって
いる。すなわち、第1の実施形態では、図4中のステッ
プS33で受信側の通信端末のビジー度が図2中の受信
データバッファ82の空き容量に基づいて検出された
が、この実施形態では、図2中のビジー監視部73が有
効送信データ長レジスタ83を参照することによって送
信データバッファ81の空き容量がチェックされ、この
空き容量に基づいて受信側の通信端末のビジー度が検出
される。このチェックの結果、送信データバッファ81
の空き容量が少なくなっている場合にビジー監視部73
でビジー状態と判定され、空き容量に応じてビジー度が
3段階に分けて検出される。
【0044】例えば、送信データバッファ81の容量が
4096バイトである場合、送信データSdが受信され
たとき、ビジー監視部73は、送信データバッファ81
の空き容量が1024バイト以上であれば、空き容量は
“大”と判定し、1024バイト未満で512バイト以
上であれば、空き容量が“中”と判定し、512バイト
未満であれば、空き容量が“小”と判定する。その後、
アクノリッジメントは、第1の実施形態と同様に、送信
データバッファ81の空き容量に応じた返信速度で送出
される。
【0045】以上のように、この第2の実施形態では、
アクノリッジメントが送信データバッファ81の空き容
量に応じた返信速度で送出されるので、受信側の通信端
末がビジー状態になることが未然に防止され、第1の実
施形態と同様の利点がある。
【0046】第3の実施形態 この実施形態では、次の点が第1の実施形態と異なって
いる。すなわち、ビジー監視部73は、送受信データ処
理/端末制御部74が端末制御用メモリ72に設定して
いるタスク情報を参照し、同送受信データ処理/端末制
御部74で現在実行する必要のあるタスクの量をチェッ
クする。その結果、タスク量が多く、送受信データ処理
/端末制御部74で送信データSdの受信処理を十分な
速さで処理できない場合には、ビジー監視部73によっ
てビジー状態と判定され、タスクの量に応じてビジー度
が3段階に分けて検出される。例えば、他の処理が実行
中のため、現在実行が保留されているタスクが5つにな
ると、受信処理ができなくなるように設定されている場
合、次のような基準でビジー度が判定される。 保留されているタスク数:ビジー度 3個以下:小 4個:中 5個以上:大 このような判定基準に基づいてビジー度が検出され、そ
の後、アクノリッジメントは、第1の実施形態と同様
に、ビジー度に応じた返信速度で送出される。
【0047】以上のように、この第3の実施形態では、
実行が保留されているタスクの量に応じた返信速度でア
クノリッジメントが送出されるので、受信側の通信端末
がビジー状態になることが未然に防止され、第1の実施
形態と同様の利点がある。
【0048】第4の実施形態 この実施形態では、次の点が第1の実施形態と異なって
いる。すなわち、図8に示すように、受信側の通信端末
からアクノリッジメントが送信された後、同受信側の通
信端末におけるデータの処理結果(以下、応答データと
いう)が送信側の通信端末に送信される。この応答デー
タの返信速度は、アクノリッジメントと同様に受信側の
通信端末のビジー度に基づいて制御される。
【0049】以上のように、この第4の実施形態では、
応答データの返信速度が受信側の通信端末のビジー度に
基づいて制御されるので、受信側の通信端末がビジー状
態になることが未然に防止され、第1の実施形態と同様
の利点がある。
【0050】以上、この発明の実施形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、第1
の実施形態では、各通信端末で設定される送信速度が3
種類のため、図4中のステップS33でビジー度が3段
階で検出されているが、より多くの種類の送信速度が設
定される通信端末では、その送信速度の種類の数でビジ
ー度を分けることができ、より細かなビジー状態の制御
を行うことができる。例えばIEEE1394規格の場合、現在
では100Mbps、200Mbps、及び400Mb
psの3種類の送信速度を利用できるが、将来は800
Mbps、1600Mbpsの送信速度の設定が予定さ
れている。この場合、ビジー度を5段階にして制御でき
る。また、実施形態では、受信側の通信端末のビジー度
に応じて送信データSdの送信間隔を制御する例が示さ
れているが、このビジー度に応じて送信データSdの送
信データ長を制御しても良い。また、通信端末B1,B
2,B3,B4は、パーソナルコンピュータの他、例え
ば、ハードディスク装置、プリンタ、スキャナなどのパ
ーソナルコンピュータの周辺機器、ビデオカメラ、テレ
ビジョン、セットトップ・ボックスなどのAV機器でも
良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、送信側の通信端末から受信側の通信端末宛に送
出される送信データの送信間隔又は送信データ長を同受
信側の通信端末のビジー度に応じて制御するようにした
ので、同受信側の通信端末がビジー状態になることが未
然に防止される。そのため、送信側の通信端末で送信デ
ータのリトライ送信を行う状態にならないので、通信回
線の使用効率の良い通信を行うことができる。特に、多
数の通信端末が接続されている通信システムでは、送信
データが特定の通信端末に集中して送信される確立が高
いので、この実施形態の通信システムの利点が顕著にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態である通信システム
の一例を示すブロック図である。
【図2】図1中の通信端末B1の一例を示す概略のブロ
ック図である。
【図3】通信端末B1,B2,B3,B4の送信処理を
示すフローチャートである。
【図4】通信端末B1,B2,B3,B4の受信処理を
示すフローチャートである。
【図5】送信側の通信端末と受信側の通信端末との間の
データの送受信処理の説明図である。
【図6】アクノリッジメントのデータのフォーマットを
示す図である。
【図7】図1の通信システムにおけるデータの送信処理
の説明図である。
【図8】この発明の第4の実施形態における送信側の通
信端末と受信側の通信端末との間のデータの送受信処理
の説明図である。
【図9】従来の通信システムの構成図である。
【図10】図9中の通信端末A1の一例を示す概略のブ
ロック図である。
【図11】通信端末A1,A2,A3,A4の送信処理
を示すフローチャートである。
【図12】通信端末A1,A2,A3,A4の受信処理
を示すフローチャートである。
【図13】図9の通信システムにおけるデータの送信処
理の説明図である。
【符号の説明】
B1,B2,B3,B4 通信端末 50 PHYチップ 60 LINKチッ
プ 61 送受信データ
FIFO 62 データ送信部 63 受信速度検出
部 64 データ受信部 70 CPU 71 データ送受信
制御部 72 端末制御用メ
モリ 73 ビジー監視部 74 送受信データ
処理/端末制御部 80 送受信データ
バッファ 81 送信データバ
ッファ 82 受信データバ
ッファ 83 有効送信デー
タ長レジスタ 84 有効受信デー
タ長レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA01 BA04 CB04 DA01 DA11 DB16 5K034 AA03 DD01 FF01 FF02 HH01 HH02 HH11 MM02 MM08 MM12 MM14 NN26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備え、 前記各通信端末は、 前記各通信端末のうちの送信側の通信端末から受信側の
    通信端末宛に送出される送信データの単位時間当たりの
    データ量を前記受信側の通信端末のビジー状態になる前
    の状態に応じて制御する構成にしたことを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備え、 前記各通信端末は、 前記各通信端末のうちの送信側の通信端末から受信側の
    通信端末宛に送出される送信データの送信間隔又は送信
    データ長を前記受信側の通信端末のビジー状態になる前
    の状態に応じて制御する構成にしたことを特徴とする通
    信システム。
  3. 【請求項3】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備え、 前記各通信端末は、 受信側の通信端末になったとき、送信側の通信端末から
    送出された送信データを受信し、前記受信側の通信端末
    のビジー状態になる前の状態に応じた返信速度で返信用
    データを前記送信側の通信端末へ送出し、 送信側の通信端末になったとき、前記返信用データを受
    信し、受信側の通信端末宛に送出するための送信データ
    の単位時間当たりのデータ量を前記返信速度に基づいて
    制御する構成にしたことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備え、 前記各通信端末は、 受信側の通信端末になったとき、送信側の通信端末から
    送出された送信データを受信し、前記受信側の通信端末
    のビジー状態になる前の状態に応じた返信速度で返信用
    データを前記送信側の通信端末へ送出し、 送信側の通信端末になったとき、前記返信用データを受
    信し、受信側の通信端末宛に送出するための送信データ
    の送信間隔又は送信データ長を前記返信速度に基づいて
    制御する構成にしたことを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記返信用データは、 前記送信データを受信した旨又は受信できなかった旨を
    前記送信側の通信端末へ知らせるためのアクノリッジメ
    ント、又は前記受信側の通信端末におけるデータの処理
    結果であることを特徴とする請求項3又は4記載の通信
    システム。
  6. 【請求項6】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備えた通信システムにおいて、 前記各通信端末のうちの送信側の通信端末から受信側の
    通信端末宛に送出される送信データの単位時間当たりの
    データ量を前記受信側の通信端末のビジー状態になる前
    の状態に応じて制御することを特徴とする通信制御方
    法。
  7. 【請求項7】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備えた通信システムにおいて、 前記各通信端末のうちの送信側の通信端末から受信側の
    通信端末宛に送出される送信データの送信間隔又は送信
    データ長を前記受信側の通信端末のビジー状態になる前
    の状態に応じて制御することを特徴とする通信制御方
    法。
  8. 【請求項8】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備えた通信システムにおいて、 前記各通信端末のうちの受信側の通信端末が送信側の通
    信端末から送出された送信データを受信し、前記受信側
    の通信端末のビジー状態になる前の状態に応じた返信速
    度で返信用データを前記送信側の通信端末へ送出し、 前記各通信端末のうちの送信側の通信端末が前記返信用
    データを受信し、受信側の通信端末宛に送出するための
    送信データの単位時間当たりのデータ量を前記返信速度
    に基づいて制御することを特徴とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】 データを相互に送受信する複数の通信端
    末を備えた通信システムにおいて、 前記各通信端末のうちの受信側の通信端末が送信側の通
    信端末から送出された送信データを受信し、前記受信側
    の通信端末のビジー状態になる前の状態に応じた返信速
    度で返信用データを前記送信側の通信端末へ送出し、 前記各通信端末のうちの送信側の通信端末が前記返信用
    データを受信し、受信側の通信端末宛に送出するための
    送信データの送信間隔又は送信データ長を前記返信速度
    に基づいて制御することを特徴とする通信制御方法。
  10. 【請求項10】 前記返信用データは、 前記送信データを受信した旨又は受信できなかった旨を
    前記送信側の通信端末へ知らせるためのアクノリッジメ
    ント、又は前記受信側の通信端末におけるデータの処理
    結果であることを特徴とする請求項8又は9記載の通信
    制御方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータに請求項1、2、3、4
    又は5記載の通信システムの機能を実現させるための制
    御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 コンピュータに請求項6、7、8、9
    又は10記載の通信制御方法を実施させるための制御プ
    ログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010016823A (ja) * 2008-06-30 2010-01-21 Toshiba Corp 無線通信方法及び装置
JP2016046571A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 富士ゼロックス株式会社 通信制御プログラム、通信制御装置及び通信制御方法

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