JPH09101734A - プロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジ

Info

Publication number
JPH09101734A
JPH09101734A JP7282567A JP28256795A JPH09101734A JP H09101734 A JPH09101734 A JP H09101734A JP 7282567 A JP7282567 A JP 7282567A JP 28256795 A JP28256795 A JP 28256795A JP H09101734 A JPH09101734 A JP H09101734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
process cartridge
developing
frame
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7282567A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Numagami
敦 沼上
Toru Oguma
徹 小熊
Kazufumi Watanabe
一史 渡辺
Kanji Yokomori
幹詞 横森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7282567A priority Critical patent/JPH09101734A/ja
Publication of JPH09101734A publication Critical patent/JPH09101734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波溶着時の枠体の変形防止及びカートリ
ッジの小型化が目的である。 【解決手段】 トナー枠体11の長手方向に条溝11n
を設け、それに嵌合するように現像枠体12に突条12
vを設ける。また溶着リブ12v1を突条の上に設け
る。溶着により変形し難く、接合部を小さくしてカート
リッジを小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に着脱
可能なプロセスカートリッジに関する。
【0002】ここで画像形成装置としては、例えば電子
写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプリ
ンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファ
クシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサー等が
含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとしては、帯電
手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくと
も一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
て画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更
に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする
ものをいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述従来の技
術を更に発展させたものである。
【0005】本発明は、波溶着による溶着時に枠体の変
形、歪等が生ぜず、他部品との取り付け位置精度が良好
でトナーシール性が充分で小型化可能な画像形成装置の
プロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、電子写真感光体と、電子写真感光体に作用するプ
ロセス手段と、前記電子写真感光体及びプロセス手段を
支持する枠体と、を有し、前記枠体は互いに溶着して接
合される複数の枠体を有し、該複数の枠体の接合部にお
いて接合する一方の枠体に突条を設けると共に他方の枠
体に該突条に嵌合する条溝を設けたことを特徴とするプ
ロセスカートリッジである。
【0007】本発明の第2の発明は前記突条上に沿って
溶着時に溶けるリブを設けたことを特徴とする第1の発
明に記載のプロセスカートリッジである。
【0008】本発明の第3の発明は前記突条及び条溝断
面は夫々角形であることを特徴とする第1又は第2の発
明に記載のプロセスカートリッジである。
【0009】本発明の第4の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手
段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能と
する第1の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0010】本発明の第5の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とする第
1の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0011】本発明の第6の発明は前記プロセスカート
リッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とする第1の発明に記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0012】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0013】こりようなプロセスカートリッジにあって
は、一般にトナー枠体と現像枠体をまず一体化し、その
後にクリーニング枠体と合体しプロセスカートリッジと
する。このときトナー枠体と現像枠体を一体とすると
き、枠体接合部からトナーが漏れないようにするため
に、超音波溶着で接合される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な実施の形態は、
画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに
おいて、電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
ム及びプロセス手段を支持する枠体と、を有し、前記枠
体は互いに溶着して接合されるトナー枠体と現像枠体と
を有し、該複数の枠体の接合部において接合する一方の
枠体に突条を設けると共に他方の枠体に該突条に嵌合す
る条溝を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ
である。
【0015】又、上記の枠体の突条上に沿って溶着リブ
を設けたことである。
【0016】又、上記突条と条溝は断面が角形である。
【0017】{実施の形態の詳細な説明}以下、本発明
の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0018】〔実施の形態イ〕次に本発明の好適な実施
の形態について説明する。説明ででてくる長手方向とは
プロセスカートリッジBの装置本体14への着脱方向で
あり、この着脱方向は通紙方向と一致している。図3は
本発明の実施の形態を適用した電子写真画像形成装置の
構成説明図、図4はその外観斜視図である。また図5〜
図10は本発明の実施の形態を適用したプロセスカート
リッジに関する図面である。図5はプロセスカートリッ
ジの側断面図、図6はその外観の概略を図示した外観斜
視図、図7はその右側面図、図8はその左側面図、図9
はそれを上方から見た斜視図、図10はそれを下方から
見た斜視図である。
【0019】(電子写真画像形成装置A及びプロセスカ
ートリッジB)まず、図3を用いて、本発明の実施の形
態を適用する電子写真画像形成装置Aについて説明す
る。また図5にプロセスカートリッジBの側断面図を示
す。
【0020】この電子写真画像形成装置Aは、図3に示
すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体
に画像を形成するものである。そしてドラム形状の電子
写真感光体(以下、感光体ドラムと称す)7にトナー像
を形成する。そして前記トナー像の形成と同期して、カ
セット3aにセットした記録媒体2をピックアップロー
ラ3b、搬送ローラ対3c,3d及びレジストローラ対
3e等からなる搬送手段3で反転搬送する。次いで、プ
ロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラム7に形
成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧
を印加することによって記録媒体2に転写する。その後
トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬送ガイド3fで
定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ローラ
5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bを有す
る。そして通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して
転写されたトナー像を定着する。そしてこの記録媒体2
を排出ローラ対3g,3h,3iで搬送し、反転経路3
jを通して排出トレイ6へと排出する。この排出トレイ
6は画像形成装置Aの装置本体14の上面に設けられて
いる。尚、揺動可能なフラッパ3kを動作させ、排出ロ
ーラ対3mによって反転経路3jを介することなく記録
媒体2を排出することもできる。
【0021】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
5に示すように、像担持体としての感光層をアルミ製ド
ラムの外周に有する感光体ドラム7を回転し、その表面
を帯電手段である帯電ローラ8の電圧印加によって一様
に帯電する。次いで光学系1からの画像情報に応じたレ
ーザービーム光を露光開口部1eを介して感光体ドラム
7へ照射して潜像を形成する。そしてこの潜像をトナー
を用いて現像手段9によって現像する。すなわち、帯電
ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられており、
感光体ドラム7に帯電を行う。なおこの帯電ローラ8
は、感光体ドラム7に従動回転する。また、現像手段9
は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感
光体ドラム7に形成した潜像を現像する。なお光学系1
は、レーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1b、レ
ンズ1c、反射ミラー1dを有している。
【0022】ここで、前記現像手段9は、トナー容器1
1A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、
現像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石9gを内
蔵した現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレー
ド9dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像
ローラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム
7の潜像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜
像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってト
ナー像を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9
dは、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定するもの
である。またこの現像ローラ9cの近傍には、現像室内
のトナーを循環させるトナー攪拌部材9e,9fを回動
可能に取付けている。
【0023】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
ここでクリーニング手段10は、弾性クリーニングブレ
ード10aによって感光体ドラム7に残留したトナーを
掻き落として廃トナー溜め10bへ集める。
【0024】尚、プロセスカートリッジBは、トナーを
収納するトナー容器11Aの枠体を構成するトナー枠体
11と現像ローラ9c等の現像手段を保持する現像枠体
12とを溶着により結合する。そしてこれに感光体ドラ
ム7及び弾性クリーニングブレード10a等を保持する
クリーニング枠体13を結合部材により結合して構成し
ている。そしてこのプロセスカートリッジBを装置本体
14に着脱可能に装着するものである。
【0025】このプロセスカートリッジBには画像情報
に応じた光を感光体ドラム7へ照射するための露光開口
部1e及び感光体ドラム7を記録媒体2に対向するため
の転写開口部13nが設けてある。
【0026】次に本実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジBのハウジングの構成について説明する。
【0027】本実施の形態のプロセスカートリッジB
は、トナー枠体11と現像枠体12とを結合し、これに
クリーニング枠体13を回動可能に結合して構成したハ
ウジング内に前記感光体ドラム7、帯電ローラ8、現像
手段9及びクリーニング手段10等を収納してカートリ
ッジ化したものである。そして、このプロセスカートリ
ッジBを装置本体14に設けたカートリッジ装着手段に
対して取り外し可能に装着する。
【0028】(プロセスカートリッジBのハウジングの
構成)本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、
前述したようにトナー枠体11と現像枠体12及びクリ
ーニング枠体13を結合してハウジングを構成してい
る。
【0029】次にその構成について説明する。
【0030】図5に示すように、トナー枠体11にはト
ナー送り部材9bを取り付けてある。また現像枠体12
には現像ローラ9c及び現像ブレード9dを取り付け、
更に前記現像ローラ9cの近傍には現像室内のトナーを
循環させる攪拌部材9e,9fを回動可能に取り付けて
いる。又、現像ローラ9cに平行なアンテナ棒9hが配
され、静電容量変化検出回路に接続される。そして前記
トナー枠体11と現像枠体12を溶着(実施例では超音
波溶着)して一体的な第二枠体としての現像ユニットD
(図11(b)参照)を構成している。
【0031】また、クリーニング枠体13には感光体ド
ラム7、帯電ローラ8及びクリーニング手段10の各部
材を取り付けている。更にプロセスカートリッジBを装
置本体14から取り外したときに感光体ドラム7を覆
い、これを保護するドラムシャッタ部材18を取り付け
て第一枠体としてのクリーニングユニットC(図11
(a)参照)を構成している。
【0032】そして、上記現像ユニットDと上記クリー
ニングユニットCを図5に示す結合部材22で結合する
ことによってプロセスカートリッジBを構成する。即
ち、図11(b)に示すように、現像枠体12の長手方
向両側に形成したアーム部19の先端には現像ローラ9
cに平行に回動軸20が設けてあり、一方、図9(a)
に示すようにクリーニング枠体13の長手方向両側2箇
所には前記回動軸20を収容して位置決め係止するため
の凹部21が設けてある。この凹部21に前記回動軸2
0を挿入し、回動軸20の凹部21からの脱出を阻止す
るように結合部材22をクリーニング枠体13に取り付
けることにより、現像ユニットDとクリーニングユニッ
トCは回動軸20を中心に回動可能に結合される。そし
て現像ユニットDの自重によって現像ローラ9cが感光
体ドラム7へ押し付けられる。このとき結合部材22に
取り付けた圧縮バネ22aによって現像枠体12を下方
へ付勢することにより、現像ローラ9cを感光体ドラム
7へ確実に押し付ける。従って、図11(b)に示すよ
うに現像ローラ9cの長手方向両端に現像ローラ9cよ
りも半径で300μ大径のスペーサリング9iを取り付
けることにより、このリング9iが感光体ドラム7に押
し付けられ、感光体ドラム7と現像ローラ9cとが一定
間隔(約300μ程度)をもって対向する。したがっ
て、現像ユニットDとクリーニングユニットCは回動軸
20を中心にして互いに回動可能である。
【0033】なお前述結合部材22による現像ユニット
DとクリーニングユニットCとの係合については、WO
92/18910号公開(1992年10月29日公
開)に記載されている。
【0034】(プロセスカートリッジBのガイド手段の
構成)次に、プロセスカートリッジBを装置本体14に
着脱する際のガイド手段について説明する。なおこのガ
イド手段については、図6〜図11に図示している。な
お、図7はプロセスカートリッジBを装置本体14に装
着する方向(矢印X)に見た場合(現像ユニットD側か
ら見た場合)の右側の側面図である。図8はその左側の
側面図である。
【0035】さて、上記カートリッジ枠体であるハウジ
ング100の両外側面には、図に示すように、プロセス
カートリッジBを装置本体14に着脱するときのガイド
となるガイド手段が設けられている。該ガイド手段は、
第一ガイド部材としての円筒形ガイド13aと、第二ガ
イド部材としての長手ガイド12aと、第三ガイド部材
としての短手ガイド13bと、により構成されている。
【0036】前記円筒形ガイド13aは、感光体ドラム
7を支持しているドラム軸7aを回転不能に支持するた
めの円筒状部材であって、クリーニング枠体13の側面
に配設されている。また前記長手ガイド12aは、現像
枠体12とクリーニング枠体13の連続する側面にまた
がるように現像枠体12の側面に配設されている。更に
前記短手ガイド13bはクリーニング枠体13の側面に
おいて前記円筒形ガイド13aより上方の位置に配設さ
れている。上記長手ガイド12aは詳しくは、現像枠体
12に固定された現像ホルダ40,41に一体成形され
ている。
【0037】前記長手ガイド12aは、プロセスカート
リッジ挿入方向(矢示X方向)に延設されており、その
傾きはプロセスカートリッジの挿入角度と略同一角度と
なるように設定されている。このプロセスカートリッジ
挿入方向に延設された長手ガイド12aの延長上に前記
円筒形ガイド13aが配設されている。また前記短手ガ
イド13bは前記長手ガイド12aと略平行な方向に配
設されている。尚、上記円筒形ガイド13a、長手ガイ
ド12a、短手ガイド13bは図8に示すように図7に
示す側面とは反対の側面にも同一形状、同一位置で配設
されている。また、この3つのガイドはクリーニング枠
体13、現像枠体12の同一面から略同じ高さで突出形
成されている。
【0038】(プロセスカートリッジの着脱作用)さて
次に、プロセスカートリッジBを装置本体14に対して
着脱する作用について、図12〜図17を用いて説明す
る。
【0039】上述の如くして構成したプロセスカートリ
ッジBを装置本体14に設けたカートリッジ装着手段に
対し着脱可能とする。
【0040】図3において、操作者が支点35aを中心
に開閉部材35を回動して開くと、図16及び図17に
示すように、カートリッジ装着スペースSが設けてあ
り、装置本体14の左右内側面にカートリッジ装着ガイ
ド部材16が取り付けてある。この左右ガイド部材16
にはそれぞれ上述プロセスカートリッジBのガイドを案
内するための2筋の第一のガイド部16a、及び第二の
ガイド部16bが対向して設けてある。このガイド部1
6a,16bに沿ってプロセスカートリッジBを挿入
し、開閉部材35を閉じることによってプロセスカート
リッジBの画像形成装置Aへの装着が完了する。尚、プ
ロセスカートリッジBは、図12〜図15に示すよう
に、感光体ドラム7の軸線と交差する方向から装置本体
14に着脱される。より詳細には、前記軸線とほぼ直交
する方向から着脱される。そして、クリーニングユニッ
トCを前方にして現像ユニットDを後方にして装着され
る。
【0041】また、前記着脱に際しては、プロセスカー
トリッジBを持ち易いように、該プロセスカートリッジ
Bには把手部17としての凹部(図5参照)が設けてあ
る。
【0042】更に前記プロセスカートリッジBには着脱
動作に連動して転写開口部13nを開閉するドラムシャ
ッタ部材18(図5参照)が設けてあり、画像形成装置
Aから取り出した時には前記シャッタ部材18が閉じて
感光体ドラム7の転写領域を保護するようになってい
る。なおこのシャッタ部材18は図8に示すように夫々
クリーニング枠体13に回転自在に支持されたアーム1
8a、リンク部材18bの夫々の先端に枢着されて支持
されている。このシャッタ部材18はシャッタアーム1
8aを支持する支点18cにおいて該アーム18aに根
本が固定されたレバー23の先端がプロセスカートリッ
ジBを図8において矢示X方向に装置本体14へ装着す
る際に、装置本体14に固設した不図示のストッパに当
たることにより開き、装置本体14からプロセスカート
リッジBを取り出すと不図示のバネで閉じるものであ
る。
【0043】前記第一のガイド部16aは、ガイド部材
16の下方に設けられたものであり、プロセスカートリ
ッジBに設けられた長手ガイド12a及び円筒形ガイド
13aをガイドする。この第一のガイド部16aには、
プロセスカートリッジBの装着方向(矢印X方向)に対
して、上流側から下流側に向って、主ガイド部16a
1、段差16a2、逃げ部16a3、副ガイド部16a
4、及び位置決め溝16a5が設けられている。前記主
ガイド部16a1は、長手ガイド12a及び円筒形ガイ
ド部13aをガイドするものである。また、副ガイド部
16a4は円筒形ガイド13aを位置決め溝16a5へ
ガイドするものである。さらに、前記位置決め溝16a
5は円筒形ガイド13aを嵌合させて、プロセスカート
リッジBの位置を規定するものである。またさらに、第
二のガイド部16bは、ガイド部材16の上方に設けら
れたものであり、短手ガイド13bをガイドする。この
第二のガイド部16bには、プロセスカートリッジBの
装着方向に対して、上流側から下流側に向って上昇斜面
16b1及び、その下流側に逃げ部16b2が設けられ
ている。
【0044】また装置本体14のカートリッジ装着スペ
ースSには、ステー27に固定された固設部材(回転規
制部材)25が左右両側端に設けられている。この固設
部材25は、図7、図8に示すプロセスカートリッジB
のクリーニングユニットC上の規制当接部13eと当接
して、プロセスカートリッジBが図13において時計方
向へ回転するのを規制する。そこで、円筒形ガイド13
aが溝16a5に嵌合すること、及び、規制当接部13
eが固設部材25に当接することによって、プロセスカ
ートリッジBは所定の装着位置に正しく装着される。な
お、この固設部材25は、後述する通り、プロセスカー
トリッジBを取り出す際には解除当接部13fと当接
し、プロセスカートリッジBをスムーズに取り出せるよ
うにある。
【0045】さらにカートリッジ装着スペースSには、
加圧部材26が左右両側端に設けられている(図12〜
図17参照)。この加圧部材26は、支点26bを中心
にして回動可能で、コイルバネ26aの弾性力によって
図12〜図15において時計方向へ付勢されている。こ
の加圧部材26は、プロセスカートリッジBの上面を弾
性的に押圧することによって、装置の振動等によってプ
ロセスカートリッジBが振動することを防止する。
【0046】続いて、プロセスカートリッジ着脱時にお
ける、装置本体側の装着ガイド部材16とプロセスカー
トリッジB側のガイド12a,13a,13bとの関係
について図面を参照して説明する。図12〜図13はプ
ロセスカートリッジBが挿入され始めてから所定位置に
装着されるまでの状態を表す模式図である。図12及び
図13にはプロセスカートリッジ全体の側面を実線で示
し、装置本体14側の装着ガイド部材を仮想線で示して
いる。
【0047】まず、図12に示すように装置本体14に
プロセスカートリッジBが挿入されると、ガイド部16
a上をプロセスカートリッジBの円筒形ガイド13aと
長手ガイド12aが摺動案内される。この時、短手ガイ
ド13bはガイド部16bに案内されてはおらず、短手
ガイド13bはガイド部16bからの所定の間隔E離れ
ている。
【0048】この時、プロセスカートリッジBの装着の
邪魔にならないように、前記加圧部材26はカートリッ
ジ上面に設けられた斜面13jに沿って上方へ回動す
る。そして加圧部材26は、プロセスカートリッジBが
さらに奥へ挿入されるのにつれて、カートリッジ上面を
摺動し、プロセスカートリッジBが浮き上がるのを防止
する。この後、加圧部材26はプロセスカートリッジB
が装着されている間ずうっと、カートリッジ上面を押圧
し続ける。
【0049】続いて、プロセスカートリッジBが押し込
まれると、円筒形ガイド13aが第一のガイド部16a
に形成された段差16a2を通過して、逃げ部16a3
にさしかかる。このガイド部16aの逃げ部16a3は
プロセスカートリッジBが所定の装着位置にきた時に長
手ガイド12aを逃がすためのものであり、その深さM
は先に述べた間隔Eよりも大きくなるように設定されて
いる(E<M)。なお、図12に示す通り、短手ガイド
13bは第二のガイド部16b(上昇斜面16b1)に
接していない。
【0050】従って、プロセスカートリッジBが進む
と、該プロセスカートリッジBの円筒形ガイド13aが
逃げ部16a3の下縁に達する前に前記短手ガイド13
bが第二のガイド部16bに接する。即ち、長手ガイド
12aと短手ガイド13bがプロセスカートリッジBの
挿入ガイドとなり、これによってプロセスカートリッジ
Bの段差等による衝撃が和らげられる。
【0051】更にプロセスカートリッジBが進むと、今
度は先に述べた第一のガイド部16aの逃げ部16a3
にプロセスカートリッジBの長手ガイド12aがさしか
かる。そうすると、今度はプロセスカートリッジBの円
筒形ガイド13aが副ガイド部16a4に沿うようにな
る。この時、プロセスカートリッジBは円筒形ガイド1
3aと短手ガイド13bが、各々第一のガイド部16a
及び第二のガイド部16bにガイドされる。
【0052】そして、プロセスカートリッジBが所定の
装着位置まで進むと、今度は短手ガイド13bが第二の
ガイド部16bの逃げ部16b2にさしかかる。この短
手ガイド13bが逃げるため短い間だけ、円筒形ガイド
13aのみが副ガイド部16a4に沿うようになる。そ
して、最後にプロセスカートリッジBが反時計方向へ僅
かに回転して、円筒形ガイド部13aが第一のガイド部
16aの溝16a5に入り込む(図13参照)。これと
ほぼ同時に、クリーニング枠体13に形成された規制当
接部13eが装置本体14に固設された前記固設部材2
5の回転規制部25a(図13参照)に当接する。これ
によつて、プロセスカートリッジBの全体の位置が決ま
る。これにより、プロセスカートリッジBの中心(円筒
形ガイド13a)が一点で決まり、他のガイド(長手ガ
イド12a、短手ガイド13b)は装置本体14のガイ
ド部材16のどこにも接することはない。したがって、
プロセスカートリッジBは精度良く位置決めされる。
【0053】尚、前記規制当接部13eと回転規制部2
5aの位置関係は、プロセスカートリッジBの駆動に対
して、その駆動により生じるモーメントを受ける向きに
設けられている。更に規制当接部13e及び回転規制部
25aの当接部と円筒形ガイド13aの中心との距離
は、前記長手ガイド12a及び短手ガイド13bと円筒
形ガイド13aの中心との距離よりも長くなるように設
定されている。このため、駆動時にプロセスカートリッ
ジBの姿勢がより安定する。
【0054】そして、図13に示す状態において、感光
体ドラム7の軸線方向一側端に設けられたはす歯ドラム
ギア7bが、装置本体14に設けられた駆動ギア28と
噛合する。そして感光体ドラム7はギア28,7bを介
して、装置本体14から駆動力を伝達される。ここで、
ギア28からギア7bに駆動力を伝達する際に、プロセ
スカートリッジBは時計方向へ回転しようとする力を受
ける。このプロセスカートリッジBの動きを前記規制当
接部13eで規制する。
【0055】また加圧部材26がプロセスカートリッジ
Bを上から下方へ付勢している。そのため、例えば、円
筒形ガイド13aが装置本体14の溝16a5に嵌合し
なかった場合であっても、回転規制部25aと規制当接
部13eの接触部分を支点としてモーメントが作用し
て、円筒形ガイド13aは溝16a5に嵌合する。
【0056】次に、図14及び図15を用いて、プロセ
スカートリッジBを装置本体14から取り出す場合につ
いて説明する。なお、矢示Y方向がプロセスカートリッ
ジBを取り出す方向である。
【0057】さて、プロセスカートリッジBを取り出す
場合には、図14に示す通り、操作者がプロセスカート
リッジBの把手部17(現像枠体12に設けられた凹部
より取り出し方向の下流側のトナー枠体の部分)を持っ
て、前記把手部17を上方へ持ち上げる(矢示a方
向)。するとプロセスカートリッジBは、円筒形ガイド
13aを中心にして反時計方向へ回転する。次いで、プ
ロセスカートリッジBの解除当接部13fが装置本体に
設けられた固設部材25の解除当接部25bに突き当た
る。操作者がさらにプロセスカートリッジBを持ち上げ
ると、図15に示すように、今度はプロセスカートリッ
ジBの解除当接部13fと固設部材の解除当接部25b
の当接ポイントFを支点としてプロセスカートリッジB
が回転する。そこでこの作用によって円筒形ガイド13
aが持ち上がり、溝16a5から抜け出る。このとき、
ドラムギア7bと駆動ギア28の噛合が解除される。こ
の状態でプロセスカートリッジBを真っ直ぐ引き出す。
【0058】なお、図11(a),(b)に示す通り、
感光体ドラム7のドラムギア7bを設けた端部に対して
軸線方向他端側には、平歯ギア7nが設けられている。
この平歯ギア7nは、プロセスカートリッジBが装置本
体14に装着された際に、装置本体14に設けられた転
写ローラ4と同軸のギア(図示せず)と噛合して、転写
ローラ4を回転させる駆動力をプロセスカートリッジB
から伝達する。
【0059】また9uは現像ローラ9cの軸線方向一端
に設けられたはす歯ギアで、はす歯ギア7bと噛合し
て、現像ローラ9cを回転させる駆動力を前記はす歯の
ドラムギア7bから伝達される。
【0060】(トナー枠体)図1、図5、図18、図1
9、図20を用いてトナー枠体について詳細に説明す
る。図18はトナーシールを溶着する前の斜視図であ
り、図19はトナーを充填後の斜視図である。
【0061】トナー枠体11は上方枠体11a及び下方
枠体11bの2部品によって構成されている。上方枠体
11aは上方長手方向2箇所に外側から凹部17が設け
られており、把手の機能を有している。下方枠体11b
の底部外側には長手方向に5mm程度の間隔で多数のリ
ブ11cが配置されており、凹部17とリブ11cを片
手の指を分けて持ち、プロセスカートリッジBを持つ場
合の滑り止めとなっている。
【0062】この上方枠体11aと下方枠体11bは溶
着面Uで強制振動により溶着リブを溶かすことにより溶
着し、一体化している。ただし結合方法としては、熱溶
着、超音波溶着、接着等で行なっても良い。更に内部に
トナー送り部材9b及び駆動伝達を受け、トナー送り部
材9bの端部に係止しているカップリング部材11e等
を組み込む(図18の状態)。上方枠体11aの長手方
向の端板には直径30mm程度のトナーを充填するため
のトナー充填口11dが開いている。更に、長手方向の
トナー枠体11から現像枠体12へトナーを送るための
トナー枠体11の開口部11iをふさぐようにシール
(後述)を溶着し、トナー充填口11dからトナーを充
填し、充填口11dをトナーキャップ11fでふさいで
トナーユニットJとして完成する。トナーキャップ11
fはポリエチレン、ポリプロピレン等のやわらかい材質
でトナー枠体11の充填口11dに圧入して抜け止めさ
れている。更にトナーユニットJは現像枠体12と超音
波溶着し、現像ユニットDとなる。
【0063】図5に示すように、トナー枠体11の下方
枠体11bの斜面Kはトナーが消費されると自然に落下
する傾斜角度θ即ち装置本体14を水平にした状態で取
り付けられた水平線Zと斜面Kのなす角度θ=60°程
度が好適であると実験的に確かめられている。更にトナ
ー送り部材9bの回転領域は斜面Kより下方にまで及ん
でいる。従って、下方枠体11bはトナー送り部材9b
の回転領域を逃げる様に下方に凹形部11gを有してい
る。トナー送り送り材9bの回転直径は30mm程度で
ある。これはもしトナー送り部材9bの回転領域が斜面
Kより上方にあるとすると、斜面K上方より自然落下し
てきたトナーがトナー送り部材9b付近では、トナー送
り部材9bと斜面Kの距離分のトナーが現像枠体12内
に送られなくなり、トナーが残ってしまう場合があり得
るが確実にトナーをトナー枠体11から現像枠体12へ
送り出せる。
【0064】なおトナー送り部材9bは直径3mm程度
の鉄系の材質が用いられ、トナー送り性能を増すために
口の字形状となっており、図18に示すように対辺の夫
々に設けた支軸9b1の一方を上方枠体11aの開口部
11i内に面する部分の穴に枢着すると共に他方をカッ
プリング部材11eに固定してある。
【0065】以上の様にトナー枠体11を上方枠体11
aと下方枠体11bの2体構成とし、下方枠体11bの
底面にトナー送り部材9bの逃げとして凹形部11gを
設けることにより、大容量のプロセスカートリッジでも
コスト上昇することなく安定したトナー送り性能が得ら
れる。
【0066】プロセスカートリッジBが工場出荷から、
使用者に渡る際における振動、衝撃或はプロセスカート
リッジBを装置本体14に装着する際に使用者がプロセ
スカートリッジBを手でもって振る操作時にプロセスカ
ートリッジBのトナー枠体11内のトナーは急激に動こ
うとする。又、まれには手でもっているプロセスカート
リッジBを床上に落とすこともないとはいえない。
【0067】そこで、トナー枠体11の上方枠体11a
内には長手方向に複数の仕切り板11pが設けられてい
る。(図5参照)。本例では仕切り板11pは3箇所で
あるがその端縁はトナー送り部材9bに面してトナー送
り部材9bのほぼ4分円を囲む形の端縁11p1と下方
枠体11bと微小隙間をおいた端縁11p2を有する形
状である。上記トナー送り部材9bに面する端縁11p
1は長手方向から見てトナー充填口11dの一部を仕切
り板11pが覆う位置に配されている。
【0068】上記構成のようにしたことにより、トナー
がトナー容器11A中で移動しないようにするには仕切
り板11pは出来るだけ大きい方がよい。然し乍ら、ト
ナー充填口11dを直上にしてトナーを充填する際、仕
切り板11pがトナー充填口11dの真下にあってトナ
ー充填口11dを全く覆っているとトナー容器11A中
へトナーを充填させるのは難しい。本実施の形態中に示
すようにするとトナーは充填口11dが仕切り板11p
におおわれていない空間を通じて充填される。又、仕切
り板11pも充分大きな割合で長手方向に直交するトナ
ー枠体11内断面を占めるので、プロセスカートリッジ
Bに振動、衝撃、落下等があっても仕切り板11pがト
ナーの移動を妨げトナーが圧縮するということがない。
【0069】(トナー枠体の現像枠体の対向部の構成)
図1、図5、図18、図20に示すようにトナー枠体1
1の現像枠体12との接合部にはトナー枠体11から現
像枠体12へトナーを送り出す開口部11iが設けられ
ている。図19、図20に示すようにこの開口部11i
の周囲にはカバーフィルム台53が接着剤を介して嵌ま
り込み、カバーフィルム台53の外部に面する表面53
aとトナー枠体11の表面11jがほぼ同一平面となる
凹面11kが設けられている。この凹面11kには長手
方向に複数のダボ11mが一列に配されている。又、前
記表面11jの一端側の短手方向には2つのダボ11o
(オー)が設けられている。前記表面11jの縁上には
断面角形の条溝11nが平行して長手方向に設けられて
いる。この条溝11nの底は表面11jよりも外方(現
像枠体12側)へ出た位置にある。即ち、この条溝11
nは表面11j上に設けた突条11j1及び突条11j
1に平行な長手方向の突条11j2により形成される。
【0070】図19、図21に示すように現像枠体12
のトナー枠体11との対向面は一平面12uであり、こ
の平面12uの縁には長手方向にトナー枠体11の長手
方向の条溝11nに嵌合する断面角形の突条12vが設
けられている。この突条12vの頂面には超音波溶着す
る際の三角突条12v1が設けられている。前記条溝1
1nの断面積は、突条12vと三角突条12v1の合計
断面積とほぼ等しくなっている。
【0071】前記トナー枠体11と現像枠体12の接合
面の条溝11n、突条12vは丁度嵌合する公差を有す
るが、このはめあいはトナー枠体11、現像枠体12の
成形により生ずる誤差を考慮に入れた上、静合程度のは
めあいが適当である。
【0072】図19に示すようにトナー枠体11の凹面
11kにゆるく嵌め込まれるカバーフィルム台53には
ダボ11mの内端部のダボ11m1に丁度嵌合する円穴
が設けられ、該端部のダボ11m1を除くダボ11mに
夫々嵌合する長手方向の長穴53cが夫々設けられてい
る。カバーフィルム台53を各ダボ11mに嵌合した
際、ダボ11mは長穴53aの長手方向中央にくるよう
になっている。図20に示すようにこのカバーフィルム
台53には前記開口部11iに対応する開口部53bが
設けられ、この開口部53bの縁においてカバーフィル
ム台53に長手方向にさけ易いカバーフィルム51が貼
り付られている。このカバーフィルム51の端部に引抜
き用のテアテープ52の端部が溶着され、カバーフィル
ム51にテアテープ52が重ねられ、テアテープ52は
現像枠体12のトナー枠体11に対向する平面の長手方
向の端部に貼り付けられた例えばフエルトのようなシー
ル材54(図21参照)とトナー枠体11間をとおり外
部へ引き出されている。尚該シール材54の表面の内部
寄りには、摩擦係数の小さい合成樹脂フィルム状のテー
プ55が貼り付けられている。このシール材54を貼り
付けた位置と長手方向の反対側の端部において平面12
uにシール材56が貼り付けられている。
【0073】トナー枠体11と現像枠体12を接合する
際に位置合わせとしてトナー枠体11の表面11jに
は、現像枠体12に設けた円筒形ダボ12w1、角形ダ
ボ12w2と嵌合する丸穴11r、角穴11qが設けら
れている。なおシール材56は円筒形ダボ12w1に嵌
合し且つ平面12uに接着されている。トナー枠体11
に設けたダボ11m,11o(オー)がゆるく嵌合する
逃げ穴12yが現像枠体12のトナー枠体11に対向す
る平面12uに設けてある。
【0074】トナー枠体11、現像枠体12は夫々を仕
組品として組立後に、現像枠体12の位置決め用の円筒
形ダボ12w1、角形ダボ12w2をトナー枠体11の
位置決め用の丸穴11r、角穴11qに嵌入し、トナー
枠体11の条溝11nに現像枠体12の突条12vを夫
々嵌め込み、トナー枠体11と現像枠体12を互いに圧
接すると、シール部材54,56は圧縮され、現像枠体
12の平面12uの長手方向両側で短手方向に一体成形
で設けたスペーサの役をする突条12zがトナー枠体1
1の表面に接近する。ここでテアテープ52が引き出さ
れる側のスペーサ用の突条12zは、テアテープ52の
通過を許すように、テアテープ52の幅方向の両側にの
み設けられている。
【0075】上記状態でトナー枠体11と現像枠体12
を圧して突条12vと条溝11n間に超音波振動を加
え、三角突条12v1を溶かして条溝11nの底と溶着
する。これによって、トナー枠体11の条溝11nの縁
11j1,11j2、現像枠体12のスペーサ用の突条
11zは夫々相手部材と密着状態となり、トナー枠体1
1の表面11jと現像枠体12の対向平面12u間には
周縁が密封された空間が出来る。この空間に前記カバー
フィルム51、テアテープ52が納まる。
【0076】トナー枠体11中のトナーの現像枠体12
への送り出しはテアテープ52の外部へ出ている端部を
手で引くことにより、カバーフィルム51がカバーフィ
ルム台53からはがされて開口部53b,11iが開放
され、トナーをトナー枠体11から現像枠体12へ送り
出し可能となる。
【0077】このようにトナー枠体11と現像枠体12
の対向面が構成されているのでカバーフィルム51をは
がす力を加えるとカバーフィルム台53とトナー枠体1
1の表面11jが同一面となっているので、テアテープ
52を引いても引き出し口近くで引っかかる部分がない
ので円滑に引き出せる。又、カバーフィルム台53はテ
アテープ52の引き出し側の反対側がダボ11m1で位
置決めされているのでトナー枠体11の凹面11kへ貼
り付けによる固定が保障される。又、ダボ11mを長手
方向に一列に設けこれにカバーフィルム台53を嵌め込
むのでたわみ易いカバーフィルム51の位置を正確に保
ち乍ら且つ正確に平面状態を保てる。又、組立工程上も
カバーフィルム台53とトナー枠体11間に施した接着
手段の安定、固化を待たないで次工程へ進んでもカバー
フィルム台53が移動してしまうことがない。
【0078】トナー枠体11と現像枠体12を超音波振
動を加えて溶着する際、加熱されると共に三角突条12
v1が溶融する。これらの熱により、トナー枠体11及
び現像枠体12には熱応力が生じ熱変形しようとするが
トナー枠体11の条溝11nと現像枠体12の突条12
vが長手方向の長い範囲にわたって嵌合しており、これ
に突条12vと条溝11nを形成する部材により、結合
状態において溶着部周辺が強剛化されており、熱応力に
よる熱変形が生じ難くなっている。
【0079】次に、現像枠体について、更に詳細に説明
する。
【0080】(現像枠体)現像枠体12について図1、
図2、図5、図22、図23により説明する。図22は
現像枠体12の単品に各部品が組み込まれる状態の分解
斜視図、図23は現像ホルダが組み込まれていない状態
の現像ユニットDである。
【0081】現像枠体12は、前述のように現像ローラ
9c、現像ブレード9d、トナー攪拌部材9e,9f、
トナー残量検知用のアンテナ棒9hが組み込まれてい
る。
【0082】現像ブレード9dは厚さ1〜2mm程度の
板金9d1にウレタンゴム9d2がホットメルト、両面
テープ等で固定され、現像ローラ9c上のトナー量を規
制する働きを担っている。現像枠体12上のブレード突
当て平面12iは、平面度が0.05mm程度に規制さ
れており、ダボ合わせの上、前述の現像ブレード9dの
板金9d1がこの平面に突き当てられて小ねじ等で固定
され、現像ブレード9dの位置を決めている。なお、ブ
レード突当て平面12i上は平面度が厳しいため、トナ
ーの侵入はないが、両側のブレード突当て平面12i間
の長手方向のリブ上は、トナーの侵入を防ぐためモルト
プレーン等のシール部材12sを貼り付けている。この
シール部材12sの両端から続いて現像ローラ9cに沿
う円弧面12jまでシール部材12s1が貼り付けられ
ている。また下あご部12hには現像ローラ9cの母線
に接する薄片のシール部材12s2が取り付けられてい
る。
【0083】また、板金9d1部の一端は略90°に曲
げられている。この曲げ部9d1aは後述する現像ホル
ダに保持されている現像バイアス接点121と接触して
おり、現像ローラ9cと同電位となっている。これはト
ナー残量検知用のアンテナ棒9hと現像ローラ9cの間
の静電容量を計ってトナー量検知するため、その静電容
量が変化しない様にするためである。
【0084】現像ローラ9cは、現像ローラ9cと感光
体ドラム7の間の距離を一定にするためのスペーサリン
グ9i、現像ローラ9cを現像枠体12に位置決めする
ための現像器軸受9j、感光体ドラム7のアルミニウム
Al(エル)の基体部と現像ローラ9cのアルミニウム
Al(エル)の基体部がリークしない様に現像ローラ9
c端部に被せるスリーブキャップ9o(オー)、感光体
ドラム7から駆動力を受け、現像ローラ9cを回転させ
る現像ローラギア9k、現像ローラ9c端部の現像ロー
ラギア9kに一端が嵌合し、他端が後述する現像ホルダ
に支持されている現像バイアス接点121と接触し、画
像形成装置本体14の不図示の高圧ユニットから高圧を
得るための現像コイルバネ接点9l(エル)及び後述す
る現像ホルダに位置決めされトナーを現像ローラ9c上
に保持するマグネット9gでユニット化されている(現
像ローラユニットGという)。この現像ローラユニット
Gは現像器軸受9jの穴部9j1と現像枠体12の穴部
12pを同芯にし、その穴部9j1,12pに後述する
現像ホルダの不図示のピンが挿入され、現像枠体12に
固定される。
【0085】トナー残量検知用アンテナ棒9hは、その
一端部が「コの字」状に曲げられている。この「コの
字」部9h1は後述する現像ホルダに設けられているト
ナー検出接点122と接触し、装置本体14の高圧ユニ
ットに接続されている。このトナー残量検知用アンテナ
棒9hを現像枠体12に組み込むには現像枠体12の側
板12Aの貫通穴12bを通して内部に挿入し、反対側
面のアンテナ支持用貫通穴12kに通し、両側面の貫通
穴12b,12kにより位置決めされる。「コの字」部
9h1側の貫通穴12bにはトナーの侵入を防ぐため、
不図示のシール部材(例えばフエルト類)が挿入されて
いる。
【0086】また、「コの字」部9h1の終端9h2は
現像枠体12の深さ5mm程度の穴12o(オー)に挿
入され、トナー残量検知用アンテナ棒9hの軸方向の位
置決めになり、更にトナー検出接点122との接触部で
ある「コの字」部9h1の剛性向上にもなる。またアン
テナ棒9hの挿入方向に先端が嵌合する貫通穴12kは
トナーの侵入を防ぐために外側から熱溶着等でふさいで
いる。
【0087】クランク状のトナー撹拌部材9e,9fは
トナー残量検知用アンテナ棒9hを組付けた側と同じ側
の現像枠体12の側板12Aの貫通穴12r,12tか
ら挿入し、前記現像枠体12の側板12Aと反対側の側
板12Bの貫通穴12m,12nに嵌合し、この各貫通
穴12m,12nを同様に側板12Bの外側から熱溶着
してふさぐ。挿入後、貫通穴12r,12tにシール部
材(不図示)を伴った撹拌ギア9m,9nを嵌合し、さ
らに、先端の軸方向の切り欠き部9m1,9n1をトナ
ー撹拌部材9e,9fのクランクアーム9e2,9f2
に係合させ、更に撹拌部材9e,9fのジャーナル9e
1,9f1を切り欠き部9m1,9n1の奥部の中心穴
(不図示)に嵌合し、トナー撹拌部材9e,9mを支持
している。
【0088】現像枠体12の前記アンテナ棒9h、トナ
ー撹拌部材9e,9fを始めに挿入する側の側板12A
はトナー枠体11の側面側に延出されてトナー上方枠体
11aの蓋となっておりトナー送り部材9bを駆動する
トナー送りギア9s(図23、図24参照)は現像枠体
12の側板12Aに設けたトナー送り部材9bの回転中
心と同軸の嵌合穴12xに回転自在に嵌合し、トナー送
り部材9bの端部に係合しトナー上方枠体11aに回転
自在に支持されているカップリング部材11e(図1
8、図19参照)と連結され、駆動を与えている。
【0089】図23、図24に示すように前記撹拌ギア
9m,9n、トナー送りギア9sは現像ローラギア9k
より駆動を受けているが、まず、撹拌ギア9nは段付ギ
アのアイドラギア9qの小ギア9q2を介して駆動力を
伝達される。更に、アイドラギア9qの小ギア9q1か
ら段付ギアのアイドラギア9rに駆動伝達され、アイド
ラギア9rの小ギア9r1からトナー送りギア9sに伝
達される。更にトナー送りギア9sからアイドラギア9
tを介して撹拌ギア9mに駆動が伝達され、全ての回転
部材に駆動伝達される。前記アイドラギア9q,9r,
9tはいずれも現像枠体12に一体成形したダボ12
e,12f,12gに支持されている。このダボ12
e,12f,12gは直径2〜3mm程度であり、先端
は後述する現像ホルダ40,41によって支持されてお
り、高負荷により前記ダボ12e,12f,12gが変
形しない様な構成をとっている。また根元はRを取った
り、段付きにしたりして剛性を大きくしている。
【0090】また、以上のギア列は先に説明したトナー
残量検知用アンテナ棒9hの「コの字」部9h1と同一
側面に配置されている。
【0091】以上の構成をとることにより、同一部材
(現像ホルダ)によりギア列の支持及びトナー残量検知
接点の接続を行うことができる。また、同一側面からト
ナー撹拌部材、トナー残量検知用アンテナ棒、ギア列を
組み込むことができ、組立性が大幅に向上する。
【0092】なお、現像枠体の下アゴ部12hは記録媒
体2例えば転写紙の搬送ガイドを兼ねており、剛性を大
きくするため現像枠体12を中空成形で形成を行なって
もよい。
【0093】(現像ホルダ)現像ホルダ40,41は夫
々上部枠体11の長手方向の両端部の側板12A,12
Bに固定されている。現像ホルダ40は図23において
現像ローラギア9k及びこのギア9kに連なる各ギア9
q,9r,9s,9m,9n等を覆うと共に、一部のギ
アを支持するダボ12e,12f,12g及び現像用の
マグネット9gの欠円形軸9g1を支持しており、現像
枠体12に固定されている。そして現像コイルバネ接点
9l(エル)及びアンテナ棒9hのコの字部9h1に接
し、外部へ導通させて、装置本体14側の電極と接する
現像バイアス接点121、トナー検出接点122が設け
られている(図7参照)。
【0094】現像ホルダ41は前記現像ホルダ41を固
定した側とは反対側の現像枠体12に固定されており、
マグネット9gを回動しないように支持している。
【0095】
【実施例】実施の形態に併記した。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波溶着によって接合される2枠体があるときに、枠
体の溶着時の変形を防止するように1つの枠体に突条を
設け、それをもう1つの枠体の条溝に嵌合させることに
より、超音波溶着時の変形、歪を小さくすることができ
る。又、外力に対して突条と条溝の嵌合部で対抗を分担
するので溶着物が剥がれ難い。
【0097】また、突条上に溶着時溶けるリブを設ける
ことにより、枠体の接合部を小さくしても、溶着によっ
て変形したり歪を生じ難いので装置の小型化が図れる。
【0098】また突条と条溝を断面角形とすることで外
力に対して強固であり、溶着部が受けるべき外力を、こ
の突条と条溝の嵌合部で充分受けるので溶着部が剥がれ
難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すトナー現像枠体の縦
断面図である。
【図2】図1におけるトナー枠体と現像フレームとの接
合前の夫々の対向部を示すための分解縦断面図である。
【図3】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図4】図3の外観斜視図である。
【図5】プロセスカートリッジを説明するための縦断面
図である。
【図6】図5に示したプロセスカートリッジの模式的外
観斜視図である。
【図7】図5に示したプロセスカートリッジの装着方向
から見て右側面図である。
【図8】図5に示したプロセスカートリッジの装着方向
から見て左側面図である。
【図9】図5に示したプロセスカートリッジの上方から
見た外観斜視図である。
【図10】図5に示したプロセスカートリッジを下方か
ら見た外観斜視図である。
【図11】(a)図5に示したプロセスカートリッジの
クリーニングユニットの外観斜視図である。 (b)図5に示したプロセスカートリッジの現像ユニッ
トの外観斜視図である。
【図12】図5に示したプロセスカートリッジのの装置
本体に対する着脱工程を示した側面図である。
【図13】図5に示したプロセスカートリッジのの装置
本体に対する着脱工程を示した側面図である。
【図14】図5に示したプロセスカートリッジのの装置
本体に対する着脱工程を示した側面図である。
【図15】図5に示したプロセスカートリッジの装置本
体に対する着脱工程を示した側面図である。
【図16】装置本体内部の斜視図である。
【図17】装置本体内部の斜視図である。
【図18】トナー枠体の斜視図である。
【図19】トナー枠体のトナーシール後の斜視図であ
る。
【図20】図19のトナーシール部の縦断面図である。
【図21】現像枠体の斜視図である。
【図22】現像ユニットの分解斜視図である。
【図23】現像ユニットの現像ホルダを外した状態の斜
視図である。
【図24】図23の歯車列を示す側面図である。
【符号の説明】
1…光学系 1a…レーザーダイオード 1b…ポリゴ
ンミラー 1c…レンズ 1d…反射ミラー 1e…露
光開口部 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…カセット 3b…ピックアップロ
ーラ 3c…搬送ローラ対 3d…搬送ローラ対 3e
…レジストローラ対 3f…搬送ガイド 3g,3h,
3i…排出ローラ対 3j…反転経路 3k…フラッパ
3m…排出ローラ対 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着ローラ 5c
…駆動ローラ 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 7a…ドラム軸 7b…ドラムギア
7n…平歯ギア 8…帯電ローラ 9…現像手段 9b…トナー送り部材 9b…トナー送
り部材 9b1…支軸 9c…現像ローラ 9d…現像ブレード 9d1…板金
9d1a…曲げ部 9d2…ウレタンゴム 9e,9f…トナー攪拌部材
9e1,9f1…ジャーナル 9e2,9f2…クラン
クアーム 9g…マグネット 9g1…欠円形軸 9h…アンテナ棒 9h1…「コの字」部 9h2…終
端 9i…スペーサリング 9j…現像器軸受 9j1
…穴部 9k…現像ローラギア 91(エル)…現像コ
イルバネ接点 9m,9n…攪拌ギア 9m1,9n1
…切り欠き部 9o(オー)…スリーブキャップ 9q…アイドラギア
9q1,9q2…小ギア 9r…アイドラギア 9r
1…小ギア 9s…トナー送りギア 9t…アイドラギ
ア 9u…はす歯ギア 10…クリーニング手段 10a…弾性クリーニングブ
レード 10b…トナー溜 11…トナー枠体 11A…トナー容器 11a…上方
枠体 11b…下方枠体 11c…リブ 11d…トナ
ー充填口 11e…カップリング部材 11f…トナー
キャップ 11g…凹形部 11i…開口部 11j…
表面 11j1,11j2…突条 11k…凹面 11
m…ダボ 11m1…ダボ 11n…条溝 11n1…
縁 11o(オー)…ダボ 11p…仕切り板 11p
1,11p2…端縁 11q…角穴 11r…丸穴 1
1z…突条 12…現像枠体 12a…長手ガイド 12A,12B
…側板 12b…貫通穴 12e,12f…ダボ 12
g…ダボ 12h…下あご部 12i…ブレード突当て
平面 12j…円弧面 12k…貫通穴 12m,12
n…貫通穴 12o(オー)…穴 12p…穴部 12
s,12s1,12s2…シール部材 12r,12t…貫通穴 12u…平面 12v…突条
12v1…三角突条 12w1…円筒形ダボ 12w2…角形ダボ 12x…
嵌合穴 12y…逃げ穴 12z…突条 13…クリーニング枠体 13a…円筒形ガイド 13
b…短手ガイド 13e…規制当接部 13f…解除当
接部 13j…斜面 13n…転写開口部 14…画像形成装置本体 16…ガイド部材 16a…第一のガイド部 16a1
…主ガイド部 16a2…段差 16a3…逃げ部 1
6a4…副ガイド部 16a5…位置決め溝 16b…第二のガイド部 16b1…上昇斜面 16b
2…逃げ部 17…把手部(凹部) 18…ドラムシャッタ部材 18a…シャッタアーム
18b…リンク部材 18c…支点 19…アーム部 20…回動軸 21…凹部 22…結合部材 22a…圧縮バネ 23…レバー 25…固設部材 25a…回転規制部 25b…解除当
接部 26…加圧部材 26a…コイルバネ 26b…支点 27…ステー 28…駆動ギア 35…開閉部材 35a…支点 40,41…現像ホルダ 51…カバーフィルム 52…引抜き用テアテープ 53…カバーフィルム台 53a…外部に面する表面
53b…開口部 53c…長穴 54…シール材 55…テープ 56…シール材 100…ハウジング 121…現像バイアス接点 122…トナー検出接点 A…電子写真画像形成装置 B…プロセスカートリッジ C…クリーニングユニット D…現像ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横森 幹詞 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体及びプロセス手段を支持する枠体
    と、を有し、 前記枠体は互いに溶着して接合される複数の枠体を有
    し、該複数の枠体の接合部において接合する一方の枠体
    に突条を設けると共に他方の枠体に該突条に嵌合する条
    溝を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記突条上に沿って溶着時に溶けるリブ
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記突条及び条溝断面は夫々角形である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスカー
    トリッジ
  4. 【請求項4】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
    とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
    像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1に記載
    のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電
    子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
    装置本体に対して着脱可能とする請求項1に記載のプロ
    セスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは、少なく
    とも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッ
    ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1に
    記載のプロセスカートリッジ。
JP7282567A 1995-10-04 1995-10-04 プロセスカートリッジ Pending JPH09101734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7282567A JPH09101734A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 プロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7282567A JPH09101734A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 プロセスカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09101734A true JPH09101734A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17654172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7282567A Pending JPH09101734A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 プロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09101734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228089B2 (en) 2001-12-20 2007-06-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and developer replenishment portion
US11480914B2 (en) 2020-06-12 2022-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a regulating portion used in mounting a cartridge

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228089B2 (en) 2001-12-20 2007-06-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and developer replenishment portion
US11480914B2 (en) 2020-06-12 2022-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a regulating portion used in mounting a cartridge

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100267047B1 (ko) 현상 장치 프레임,프로세스 카트리지 및 전자 사진 화상 형성 장치
US5878309A (en) Toner container, toner container assembling method, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus
JP3359194B2 (ja) 現像ホルダ及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US5839028A (en) Process cartridge and refilling method therefor
JP3320403B2 (ja) プロセスカートリッジの再生産方法
JP3402872B2 (ja) プロセスカートリッジの再生方法及びプロセスカートリッジ
KR100270670B1 (ko) 감광 드럼 장착 방법, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 화상형성 장치
JP3969805B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP4320571B2 (ja) 現像カートリッジ、プロセス装置および画像形成装置
JP3492109B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3188441B1 (ja) プロセスカートリッジの再生産方法
KR980010647A (ko) 프로세스 카트리지 및 전자 사진 화상 형성 장치
JP3554164B2 (ja) プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置及びシール部材
KR980010649A (ko) 베어링, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 화상 형성 장치
JP3472054B2 (ja) 磁気シール取り付け方法
EP1132785A2 (en) Remanufacturing method of process cartridge
JPH09101734A (ja) プロセスカートリッジ
JP3363717B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3486488B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH0943926A (ja) トナーフレーム及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH0943924A (ja) クリーニング枠体及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2002006721A (ja) プロセスカートリッジの再生産方法
JP2006349936A (ja) プロセスカートリッジ
JP2000155466A (ja) 磁気シール部材、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2000132064A (ja) プロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041214