JPH09101207A - 赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動切り換え方法及び装置 - Google Patents

赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動切り換え方法及び装置

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JPH09101207A
JPH09101207A JP25756295A JP25756295A JPH09101207A JP H09101207 A JPH09101207 A JP H09101207A JP 25756295 A JP25756295 A JP 25756295A JP 25756295 A JP25756295 A JP 25756295A JP H09101207 A JPH09101207 A JP H09101207A
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JP
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temperature
temperature range
range
measurement temperature
upper limit
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JP25756295A
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Shigeo Ono
繁生 小野
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外線熱画像装置の測定温度レンジが自動的に
切り換えられる赤外線熱画像装置における測定温度レン
ジ切り換え装置の提供。 【解決手段】最高温度検出部1は熱画像信号100から
1フレームの熱画像における最高温度TPを検出する。中
央処理装置2は、8フレーム分の最高温度TPを平均し、
平均最高温度TPAを生成する。いま、測定温度レンジが
中温レンジMであるとする。このとき中央処理装置2
は、平均最高温度TPAと現在の測定温度レンジにおける
上限温度TMとを比較し、平均最高温度TPA>上限温度TM
であれば、切換信号102a及び駆動パルス102bを
モーター駆動部3へ出力する。駆動パルス102bによ
り、ステッピングモーターの回転方向及び回転角度を制
御できる。ステッピングモーターの回転の方向及び角度
に応じ、そのモーターの軸に直結されているアパチャ及
びフィルタの位置が制御され、測定温度レンジが切り換
えられる。TPA>TMのとき、測定温度レンジは高温レン
ジHへ切換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、温度の測定をし
ようとする対象物から輻射される赤外線をカメラ部の光
学系で受け、該光学系で収束された赤外線のエネルギを
赤外線検知素子で検知し、該赤外線検知素子の出力の赤
外線検知信号に基づき対象物の温度分布画像を熱画像と
して生成し、該熱画像を表示画面に表示することによ
り、対象物の測定温度のデータを該熱画像の形式で表示
する赤外線熱画像装置における測定温度のレンジを切り
換える方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線熱画像装置では、温度測定が可能
な温度範囲としての測定温度レンジが少なくとも2つ予
め用意されている。赤外線熱画像装置により対象物の温
度を測定するとき、測定対象物の最高温度に応じて測定
温度レンジを切り換える。測定温度レンジとしては、例
えば第1のレンジが摂氏0度〜120度、第2のレンジ
が摂氏0度〜300度、第3のレンジが摂氏200度〜
1500度といった具合に予め設定されている。測定温
度レンジ切り換え装置は、カメラ部の光学系の絞り及び
フィルタを該光学系の光軸に挿入するか挿入しないかを
制御するする機構を備えてなる。この測定温度レンジ切
り換え装置により、絞り及びフィルタを動かし、カメラ
部の光学系により赤外線検知素子に導かれる赤外線量を
制御することにより測定温度レンジの切り換えが行われ
る。
【0003】図8は、対象物の温度と赤外線検知素子に
入射する赤外線のエネルギとの関係を測定温度レンジご
とに示す図である。特性線aは、前記第1のレンジが選
択されたときの対象物の温度と赤外線検知素子に入射す
る赤外線のエネルギとの関係を示す。同様に、特性線b
は、前記第2のレンジが選択されたときの対象物の温度
と赤外線検知素子に入射する赤外線のエネルギとの関係
を示し、特性線cは、前記第3のレンジが選択されたと
きの対象物の温度と赤外線検知素子に入射する赤外線の
エネルギとの関係を示す。特性線aでは摂氏0度〜12
0度の間で直線性がよく、特性線bでは摂氏0度〜30
0度の間で直線性がよく、特性線cでは摂氏200度〜
1500度の間で直線性がよい。そこで、赤外線検知素
子で赤外線の受光エネルギーを検知し、各測定温度レン
ジにおける赤外線検知素子の出力と温度との関係を温度
テーブルとして予め記憶しており、対象物の最高温度に
応じて測定温度レンジを切り換え、各測定温度レンジの
温度テーブルに赤外線検知素子の出力を参照して温度デ
ータを得ることにより、対象物の温度を正確に測定でき
る。
【0004】測定温度レンジ切り換え装置における絞り
及びフィルタは、レンジ選択軸と称される1つの軸に固
定されている。絞りは、アパチャを光学系の光軸に挿入
し、又は該アパチャを該光軸から除く機構でなってい
る。アパチャとは、所定の面積の開口を有する板であ
り、その開口が光軸にあるときにはその開口の面積に応
じて赤外線検知素子に入射する赤外線の光量が制御され
る。アパチャが光軸から除かれると、カメラ部の光学系
を透過した赤外線はそのまま赤外線検知素子に入射す
る。このような絞りの構造では、絞りとアパチャとは同
義である。絞りとしては、通常の可視光カメラで用いら
れている絞りを転用することもできるが、赤外線熱画像
装置の測定温度レンジ切り換え装置における絞りとして
は、構造の簡単さから前述の構造のものが一般に採用さ
れている。フィルタは、透過する赤外線の一部分のエネ
ルギを吸収する赤外線吸収成分を含有するガラス板でな
る。このフィルタは、アパチャが固定されているレンジ
選択軸と同じレンジ選択軸に固定た板の穴に嵌められて
いる。フィルタは、該レンジ選択軸の回転に応じて前記
光軸に挿入されたとき、赤外線検知素子に入射する赤外
線の光量を制限する。そして、フィルタがその光軸から
除かれたとき、カメラ部の光学系を透過した赤外線はそ
のまま赤外線検知素子に入射する。また、複数の開口を
備えるアパチャを用い、該複数の開口のうちの1つには
フィルタを嵌め、別の開口にはフィルタを嵌めないこと
によりフィルタとアパチャとを一体化することもでき
る。
【0005】従来の測定温度レンジ切り換え装置では、
そのレンジ選択軸を手動で回転させることにより測定温
度レンジの切り換えを行っていた。例えば、レンジ選択
軸を光軸と平行に設け、アパチャとフィルタとを該レン
ジ選択軸方向に僅かに距離を隔てて配置し、該レンジ選
択軸の第1の回転角度ではアパチャ及びフィルタが光軸
に掛からず、該レンジ選択軸の第2の回転角度では、フ
ィルタだけが光軸に掛かり、アパチャは光軸に掛から
ず、該レンジ選択軸の第3の回転角度ではフィルタ及び
アパチャが共に光軸に掛かるようにする。フィルタは、
該レンジ選択軸を中心に、該レンジ選択軸に直交する面
内に弧状に延びた形をなしており、アパチャの開口は円
形である。このような構造の採用のより、前記第1乃至
第3の測定温度レンジを該レンジ選択軸の第1乃至第3
の回転角度に対応させることができ、該レンジ選択軸の
回転により第1乃至第3の測定温度レンジを任意に選択
できる。該レンジ選択軸が第1乃至第3の回転角度に設
定されたことをマイクロスイッチにより検知し、参照す
るべき温度テーブルをそれらマイクロスイッチのON,
OFFに応じて変更する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記測定温度レ
ンジ切り換え装置では、レンジ選択軸を手動で回転させ
る構造を採用している。そこで、赤外線熱画像装置を遠
隔に設置し、該赤外線熱画像装置の熱画像を伝送線路で
伝送して、該赤外線熱画像装置から離れた位置において
熱画像を表示装置に表示する温度遠隔測定装置では、測
定温度レンジの切換のためにわざわざ赤外線熱画像装置
まで観測位置から操作者が出かける必要があり、従来の
測定温度レンジ切り換え装置は温度遠隔測定装置の操作
性を著しく損なう。また、赤外線熱画像装置をプラスチ
ック製などのハウジングに収納し、赤外線熱画像装置に
防水性を与えようとすると、そのハウジングによりレン
ジ選択軸の回転つまみに手を触れることができず、測定
温度レンジの切り換えができない。このように、従来の
測定温度レンジ切り換え装置には解決するべき課題があ
った。
【0007】そこで、本発明の目的は、赤外線熱画像装
置の測定温度レンジの切り換えが自動的に行え、また赤
外線熱画像装置をハウジングに納めても測定温度レンジ
を切り換えられる赤外線熱画像装置における測定温度レ
ンジ切り換え方法及び装置の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次の手段を提供する。
【0009】温度の測定をしようとする対象物から輻
射される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系
で収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
像装置における前記測定温度のレンジを切り換える方法
であって、前記温度測定が可能な温度範囲としての前記
測定温度レンジを少なくとも2つ予め用意し、前記赤外
線検知信号とこの赤外線検知信号で表される前記対象物
の温度との関係を示す温度テーブルを各測定温度レンジ
ごとに記憶しておき、現在の測定温度レンジで測定して
得た温度に応じて前記カメラ部の絞り又はフィルタの内
の少なくとも一方を制御するとともに、前記温度テーブ
ルを切換えて前記測定温度レンジを自動的に切り換える
方法において、前記各測定温度レンジにおいて所定の精
度で測定し得る上限の温度を記憶しておき、前記現在の
測定温度レンジで得た前記熱画像で表される前記測定温
度のうちで最も高い温度を最高温度として求め、該最高
温度を前記現在の測定温度レンジにおける前記上限温度
と比較し、該最高温度が該上限温度を越えて前記現在の
測定温度レンジ外になったときには、前記絞り又はフィ
ルタのうちの少なくとも一方を制御することにより、前
記現在の測定温度レンジにおける上限温度より高く、し
かも該現在の測定温度レンジにおける上限温度に最も近
い上限温度の測定温度レンジに前記現在の測定温度レン
ジから自動的に切り換えることをを特徴とする赤外線熱
画像装置における測定温度レンジ自動切り換え方法。
【0010】温度の測定をしようとする対象物から輻
射される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系
で収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
像装置における前記測定温度のレンジを切り換える方法
であって、前記温度測定が所定の精度で可能な温度範囲
としての前記各測定温度レンジを第1から第i(i=
1,2,・・・・・,n)とするとき、該nは3又はそ
れ以上あり、前記第1乃至第iまでの各測定温度レンジ
で測定可能な上限の温度をそれぞれ第1乃至第iの上限
温度と称するとき、該第1乃至第iの上限温度は該整数
iの増大に応じて高くなり、前記赤外線検知信号とこの
赤外線検知信号で表される前記対象物の温度との関係を
示す第1から第nまでのn個の温度テーブルを前記第1
から第nまでのn個の各測定温度レンジでそれぞれ参照
されるように記憶しておき、現在の測定温度レンジで測
定して得た温度に応じて前記カメラ部の絞り又はフィル
タの内の少なくとも一方を制御するとともに、前記温度
テーブルを切換えて前記測定温度レンジを自動的に切り
換える方法において、前記第1から第nまでのn個の上
限温度を記憶しておき、前記現在の測定温度レンジで得
た前記熱画像で表される前記測定温度のうちで最も高い
温度を最高温度として求め、前記現在の測定温度レンジ
が第1の測定温度レンジであるときには、前記最高温度
を前記第1の上限温度と比較し、該最高温度が該第1の
上限温度を越えたときには、前記絞り又はフィルタのう
ちの少なくとも一方を制御することにより、前記第2の
測定温度レンジに前記第1の測定温度レンジから切り換
え、前記現在の測定温度レンジが第iの測定温度レンジ
であり、iが2乃至n−1の内のいずれかであるときに
は、前記最高温度を第iの上限温度と比較し、該最高温
度が該第iの上限温度を越えたときには、前記絞り又は
フィルタのうちの少なくとも一方を制御することによ
り、第i+1の測定温度レンジに前記第iの測定温度レ
ンジから切り換え、他方該最高温度が第i−1の上限温
度以下であるときには、前記絞り又はフィルタのうちの
少なくとも一方を制御することにより、前記第i−1の
測定温度レンジに前記第iの測定温度レンジから切り換
え、前記現在の測定温度レンジが第nの測定温度レンジ
であるときには、前記最高温度を第n−1の上限温度と
比較し、該最高温度が該第n−1の上限温度以下である
ときには、前記絞り又はフィルタのうちの少なくとも一
方を制御することにより、前記第n−1の測定温度レン
ジに前記第nの測定温度レンジから切り換えることをを
特徴とする赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自
動切り換え方法。
【0011】前記熱画像で表される前記測定温度の内
の最大値を複数の前記熱画像についてそれぞれ求め、求
められた複数の該最大値の平均値を前記最高温度とする
ことを特徴とする前記又はに記載の赤外線熱画像装
置における測定温度レンジ自動切り換え方法。
【0012】温度の測定をしようとする対象物から輻
射される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系
で収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
像装置における前記測定温度のレンジを切り換える装置
であって、前記温度測定が可能な温度範囲としての前記
測定温度レンジを少なくとも2つ予め用意し、前記赤外
線検知信号とこの赤外線検知信号で表される前記対象物
の温度との関係を示す温度テーブルを各測定温度レンジ
ごとに記憶しておき、現在の測定温度レンジで測定して
得た温度に応じて前記カメラ部の絞り又はフィルタの内
の少なくとも一方を制御するとともに、前記温度テーブ
ルを切換えて前記測定温度レンジを自動的に切り換える
装置において、前記カメラ部に備えられ、前記絞り及び
フィルタに回転軸を連結されており、該回転軸の回転方
向及び回転角度に応じて該絞り又はフィルタの内の少な
くとも一方の制御をし、前記測定温度レンジを切り換え
るモーターと、前記現在の測定温度レンジを検出し、該
測定温度レンジを表すレンジステータス信号を生成する
測定温度レンジ検出部と、前記現在の測定温度レンジで
得られた前記熱画像で表される前記測定温度のうちで最
も高い温度を最高温度として求める最高温度検出部と、
前記各測定温度レンジにおいて所定の精度で測定し得る
上限の温度を記憶しておき、前記最高温度を前記現在の
測定温度レンジにおける前記上限温度と比較し、該最高
温度が該上限温度を越えたときには、切換信号および駆
動信号を生成する中央処理装置と、前記切換信号および
駆動信号を受け、該切換信号が前記測定温度レンジの切
換許可を示しているときには前記駆動信号で示す方向お
よび角度だけ前記モータを回転させ、該切換信号が前記
測定温度レンジの切換許可を示していないときには前記
モーターを停止させておくモーター駆動部とを有してな
り、前記中央処理装置は、前記最高温度が現在の測定温
度レンジにおける前記上限温度を上回ったときは、前記
絞り又はフィルタの内の少なくとも一方を前記回転軸で
制御して、前記現在の測定温度レンジにおける前記上限
温度より高く、しかも該現在の測定温度レンジにおける
該上限温度に最も近い上限温度の測定温度レンジに前記
現在の測定温度レンジから切り換えるだけの前記回転方
向及び回転角度を前記駆動信号で表わすことを特徴とす
る赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動切り換
え装置。
【0013】温度の測定をしようとする対象物から輻
射される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系
で収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
像装置における前記測定温度のレンジを切り換える装置
であって、前記温度測定が所定の精度で可能な温度範囲
としての前記各測定温度レンジを第1から第i(i=
1,2,・・・・・,n)とするとき、該nは3又はそ
れ以上あり、前記第1乃至第iまでの各測定温度レンジ
で測定可能な上限の温度をそれぞれ第1乃至第iの上限
温度と称するとき、該第1乃至第iの上限温度は該整数
iの増大に応じて高くなり、前記赤外線検知信号とこの
赤外線検知信号で表される前記対象物の温度との関係を
示す第1から第nまでのn個の温度テーブルを前記第1
から第nまでのn個の各測定温度レンジでそれぞれ参照
されるように記憶しておき、現在の測定温度レンジで測
定して得た温度に応じて前記カメラ部の絞り又はフィル
タの内の少なくとも一方を制御するとともに、前記温度
テーブルを切換えて前記測定温度レンジを自動的に切り
換える装置において、前記カメラ部に備えられ、前記絞
り及びフィルタに回転軸を連結されており、該回転軸の
回転方向及び回転角度に応じて該絞り又はフィルタの内
の少なくとも一方の制御をし、前記測定温度レンジを切
り換えるモーターと、前記現在の測定温度レンジを検出
し、該測定温度レンジを表すレンジステータス信号を生
成する測定温度レンジ検出部と、前記現在の測定温度レ
ンジで得られた前記熱画像で表される前記測定温度のう
ちで最も高い温度を最高温度として求める最高温度検出
部と、前記第1乃至第nの上限温度を記憶しておき、現
在の測定温度レンジを第iの測定温度レンジとすると、
該iが1のときには第1の上限温度と前記最高温度との
比較をし、該iが2乃至n−1の範囲では第i及び第i
−1の上限温度と前記最高温度との比較をし、該iがn
のとき第n−1の上限温度と該最高温度との比較をし、
該比較の結果に基づいて切換信号および駆動信号を生成
する中央処理装置と、前記切換信号および駆動信号を受
け、該切換信号が前記測定温度レンジの切換許可を示し
ているときには前記駆動信号で示す方向および角度だけ
前記モータを回転させ、該切換信号が前記測定温度レン
ジの切換許可を示していないときには前記モーターを停
止させておくモーター駆動部とを有してなり、前記中央
処理装置は、前記現在の測定温度レンジが第1の測定温
度レンジであるときには、前記最高温度を前記第1の上
限温度と比較し、該最高温度が該第1の上限温度を越え
たときには、前記第2の測定温度レンジに前記第1の測
定温度レンジから切り換えるだけの前記回転方向及び回
転角度を前記駆動信号で表わし、前記現在の測定温度レ
ンジが第iの測定温度レンジであり、iが2乃至n−1
の内のいずれかであるときには、前記最高温度を第iの
上限温度と比較し、該最高温度が該第iの上限温度を越
えたときには、第i+1の測定温度レンジに前記第iの
測定温度レンジから切り換え、他方該最高温度が第i−
1の上限温度以下であるときには、前記第i−1の測定
温度レンジに前記第iの測定温度レンジから切り換える
だけの前記回転方向及び回転角度を前記駆動信号で表わ
し、前記現在の測定温度レンジが第nの測定温度レンジ
であるときには、前記最高温度を第n−1の上限温度と
比較し、該最高温度が該第n−1の上限温度以下である
ときには、第n−1の測定温度レンジに第nの測定温度
レンジから切り換えるだけの前記回転方向及び回転角度
を前記駆動信号で表わすことをを特徴とする赤外線熱画
像装置における測定温度レンジ自動切り換え装置。
【0014】前記最高温度検出部は、前記熱画像で表
される前記測定温度の内の最大値を複数の前記熱画像に
ついてそれぞれ求め、求められた複数の該最大値の平均
値を前記最高温度とすることを特徴とする前記又は
に記載の赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動
切り換え装置。
【0015】前記駆動信号は、1/4周期だけ位相の
異なる第1及び第2のパルス信号でなる2相パルス信号
であり、前記モーター駆動部は、前記切換信号が前記測
定レンジの切換許可を示しているときに、前記2相パル
ス信号の電力を増幅して前記モーターに駆動電力として
供給し、前記モーターは、前記駆動電力として供給され
る前記2相パルス信号における前記第1のパルス信号に
対する前記第2のパルス信号の位相の進み又は遅れに応
じて回転方向が制御され、該第1又は第2のパルス信号
におけるパルス数に応じて前記回転角度が制御されるス
テッピングモーターであることを特徴とする前記,
又はに記載の赤外線熱画像装置における測定温度レン
ジ自動切り換え装置。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を挙
げ、本発明を一層詳しく説明する。
【0017】図1は本発明の一実施の形態である測定温
度レンジ自動切り換え装置を示すブロック図、図2は図
1の装置におけるレンジステータス信号及び切換信号を
示す図、図3は図1の装置における駆動パルスを示すタ
イミング図、図4は図1の装置におけるレンジ切換作動
部を示す模式図、図5乃至図7は図1の装置における中
央処理装置(CPU)で行われる処理の手順を示す流れ
図である。図において、1は最高温度検出部、2は中央
処理装置(CPU)、3はモーター駆動部、4はカメラ
部、10はレンジ切換作動部、11はステッピングモー
ター、11aはレンジ選択軸、12はアパチャ、12a
はアパチャ12の開口、13はフィルタ、13aは板、
14は位置センサ、100は熱画像信号、102aは切
換信号、102bは駆動パルス、103はモーター駆動
信号、104はレンジステータス信号、TPは最高温度、
TPA は最高温度TPの平均値(平均最高温度)、TLは低温
レンジにおける測定可能上限温度、TMは中温レンジにお
ける測定可能上限温度、THは高温レンジにおける測定可
能上限温度である。本実施の形態においては、低温レン
ジは摂氏0度〜120度、中温レンジは0度〜300
度、高温レンジは200度〜1500度とする。したが
って、TL=120℃,TM=300℃,TH=1500℃で
ある。
【0018】最高温度検出部1は、熱画像信号100を
受け、該熱画像信号100に含まれる温度データから、
1フレームの熱画像における温度の最も大きい値のデー
タを最高温度TPとして検出する。その温度データは、1
2ビットで表されており、16進数表記で000〜FF
Fまで変化する。最高温度検出部1が1フレーム分の熱
画像信号100を受けるごとに、最高温度TPが12ビッ
トで中央処理装置2へ供給される。
【0019】中央処理装置2は、最高温度TPを8フレー
ム分の熱画像信号に関し受けると、その8フレーム分の
熱画像信号に関する最高温度TP、すなわち8個の最高温
度TPを平均し、平均最高温度TPA を生成する。1フレー
ム分だけの熱画像に関する最高温度TPではノイズによ
り、対象物の真の最高温度を過って検出する虞がある。
そこで、この実施形態の中央処理装置2は、8フレーム
分の熱画像に関する最高温度TPを平均し、平均最高温度
TPA を求め、その平均最高温度TPA を対象物の真の最高
温度として、測定温度レンジを切り換える際の判断基準
に利用する。
【0020】中央処理装置2で行われる処理の手順は、
図5〜図7の流れ図に示されている。中央処理装置2
は、レンジステータス信号104を受け、カメラ部4で
設定されている測定温度レンジの情報を常に把握してい
る。中央処理装置2が把握している測定温度レンジが、
低温レンジLのときは図5の流れ図で、中温レンジMの
ときは図6の流れ図で、高温レンジHのときは図7の流
れ図で、中央処理装置2による処理がそれぞれ行われ
る。いま、測定温度レンジがLであるとする。このと
き、図5に示す如く、処理ステップP1では、前記の平
均処理が行われ、平均最高温度TPA が生成される。低温
レンジLで測定できる上限温度をTLとする。中央処理装
置2のデータ処理において、上限温度TLは16進数で”
FFF”で表される。熱画像信号100では最低値は1
6進数で”000”で表され、最大値は16進数で”F
FF”で表される。そこで、最高温度TP及び平均最高温
度TPA は、16進数で”000”から”FFF”の範囲
で表される。
【0021】処理ステップP2では、平均最高温度TPA
と上限温度TLとを比較し、平均最高温度TPA >上限温度
TLであれば、処理ステップP3へ進み、その他のときに
は処理ステップP1へ戻る。
【0022】処理ステップP3では、中央処理装置2
は、切換信号102a及び駆動パルス102bをモータ
ー駆動部3へ出力するとともに、中央処理装置2内部の
参照温度テーブルとして中温用温度テーブルを選択す
る。切換信号102aは、図2(b)に示すような1ビ
ットの信号であり、モーター駆動部3に対し、カメラ部
4内のモーターの回転を許可するときは、”1”とな
り、そのモーターの回転を禁止するときは、”0”とな
る信号である。駆動パルス102bは、図3にタイミン
グ図で示す如くのパルス信号Aとパルス信号Bとでなる
2相パルス信号である。パルス信号Aとパルス信号Bと
は、1/4周期だけ位相がずれており、それらパルス信
号AとBとの位相のずれ方向を変えることにより、モー
ターの回転方向を変更できる。また、パルス信号A又は
パルス信号Bのパルス数によりそのモーターの回転角度
(モーターの回転軸の回転角度)が指定される。
【0023】カメラ部4には、図4に示すレンジ切換作
動部10が備えてある。レンジ切換作動部10は、ステ
ッピングモーター11、モーター11の回転軸に直結さ
れたレンジ選択軸11a、レンジ選択軸11aに固定さ
れたアパチャ12及び板13a、並びに位置センサ14
を有している。アパチャ12には、開口12aが開けて
ある。また、板13aには窓が設けられ、その窓にフィ
ルタ13が嵌めてある。アパチャ12及びフィルタ13
は本発明の光量制限手段をなしている。
【0024】このレンジ切換作動部10において、モー
ター11によりレンジ選択軸11aを回転させ、アパチ
ャ12及びフィルタ13でなる光量制限手段により赤外
線検出素子への入射光量を制御し、レンジステータス信
号104で示される測定温度レンジの温度テーブルに参
照温度テーブルを変更することが、この実施形態の測定
温度レンジ自動切り換え装置による赤外線熱画像装置の
測定温度レンジを切り換えることになる。レンジ選択軸
11aはカメラ部4の光学系の光軸に平行に設けてあ
る。アパチャ12とフィルタ13とは、該レンジ選択軸
11aの軸方向に僅かに距離を隔てて配置してある。
【0025】該レンジ選択軸11aの第1の回転角度で
は、アパチャ12及びフィルタ13がカメラ部4の光学
系の光軸に掛からず、その光学系を透過した赤外線はア
パチャ12及びフィルタ13により光量を減衰されるこ
となく、そのまま赤外線検知素子に入射する。該レンジ
選択軸11aの第2の回転角度では、フィルタ13だけ
が光軸に掛かり、アパチャ12は光軸に掛からない。す
なわち、レンジ選択軸11aの第2の回転角度では、そ
の光学系を透過した赤外線はフィルタ13で所定割合の
減衰を受け、赤外線検知素子に入射する。該レンジ選択
軸11aの第3の回転角度では、フィルタ13及びアパ
チャ12が共に光軸に掛かる。このとき、その光学系を
透過した赤外線は、まずアパチャ12により減衰され
る。アパチャ12の円形開口12aの径は、光学系を透
過してアパチャ12に到達する赤外線の光束の断面径よ
り小さい。開口12aを透過した赤外線は、さらにフィ
ルタ13により光量を減衰され、減衰された光量の赤外
線が赤外線検知素子に入射する。フィルタ13は、レン
ジ選択軸11aを中心に、レンジ選択軸11aに直交す
る面内に弧状に延びた形をなしており、アパチャ12の
開口12aは円形である。このような構造の採用によ
り、前記低温レンジL、中温レンジM及び高温レンジH
をレンジ選択軸11aの第1乃至第3の回転角度にそれ
ぞれ対応させることができ、レンジ選択軸11aの回転
により該レンジL,M又はHを任意に選択できる。この
実施の形態における低温レンジL、中温レンジM及び高
温レンジHは前記第1、第2及び第3の測定温度レンジ
にそれぞれ対応している。
【0026】位置センサ14は、アパチャ12がカメラ
部4の光軸に掛かっているか否かを検知する第1のマイ
クロスイッチと、フィルタ13がその光軸か掛かってい
るか否かを検知する第2のマイクロスイッチと、第1及
び第2のマイクロスイッチの接点がそれぞれ接触してい
るか否かに応じてビットR1及びR2の値を”1”又
は”0”にし、ビットR1及びR2でなるレンジステー
タス信号104を生成するレンジステータス信号生成回
路とでなる。
【0027】レンジステータス信号104は、現在の測
定温度レンジが低温レンジL、中温レンジM又は高温レ
ンジHの内のどれにあるかを示す信号である。図2
(a)は、レンジステータス信号104のビット構成を
示す図である。本図から明らかなように、その現在の測
定温度レンジが低温レンジLのときには、ビットR1及
びR2は共に”0”である。このとき、アパチャ12及
びフィルタ13がカメラ部4の光軸に掛かかっていな
い。中温レンジMでは、ビットR1は”0”、ビットR
2は”1”である。このとき、アパチャ12はカメラ部
4の光軸に掛かかっていず、フィルタ13はその光軸に
掛かかっている。高温レンジHでは、ビットR1及びR
2は共に”1”である。このとき、アパチャ12及びフ
ィルタ13は共にカメラ部4の光軸に掛かかっており、
カメラ部4の光学系を透過した赤外線は、まずアパチャ
12の開口12aを通る光束だけに制限され、更にフィ
ルタ13で一部分を吸収される。
【0028】モーター駆動部3は、切換信号102a及
び駆動パルス102bを受け、切換信号102aが”
1”のときだけに駆動パルス102bの電力を増幅し、
電力増幅した駆動パルス102bをモーター駆動信号1
03としてカメラ部4のステッピングモーター11へ供
給する。モーター11は、モーター駆動信号103にお
けるパルス数に応じた角度だけレンジ選択軸を回転させ
る。また、そのモーターの回転方向は、図3のパルス信
号AとBとの位相関係においてどちらのパルス信号が進
んでいるかに応じて決まる。切換信号102aが”0”
のときは、モーター駆動部3は、駆動パルス102bを
増幅せず、モーター駆動信号103をゼロ電圧レベルに
保持し、モーター11の回転を禁止する。
【0029】図5の説明に戻る。レンジ切換作動部10
の出力のレンジステータス信号104において、ビット
R1=”0”,ビットR2=”0”であり、測定温度レ
ンジ自動切り換え装置の現在の測定温度レンジが低温レ
ンジLであるとする。このとき、中央処理装置2は、レ
ンジステータス信号104を受けて現在の測定温度レン
ジが低温レンジLであると知り、処理ステップP2で前
記比較をする。中央処理装置2は、処理ステップP2の
判断に応じ、処理ステップP3に進んだときには、回転
方向及び回転角度を指示する駆動パルス102bによ
り、フィルタ13がカメラ部4の光軸に掛かる角度にま
でレンジ選択軸11aを回転させ、測定温度レンジを現
在の低温レンジLから中温レンジMに切り換える。この
とき中央処理装置2は参照する温度テーブルを中温用温
度テーブルに切換えている。
【0030】次に現在の測定温度レンジが中温レンジM
であるとする。このとき中央処理装置2は図6の流れ図
により処理をする。中温レンジMにおいて所定の精度で
測定できる上限温度はTMである。
【0031】図6の処理ステップP2では、平均最高温
度TPAと上限温度TMとを比較し、平均最高温度TPA>上限
温度TMであれば、処理ステップP4へ進み、その他のと
きには処理ステップP3へ進む。
【0032】処理ステップP4では、中央処理装置2
は、切換信号102a及び駆動パルス102bをモータ
ー駆動部3へ出力し、参照温度テーブルを高温用温度テ
ーブルに切換えることにより、レンジ切換作動部10を
高温レンジHへ切換える。
【0033】処理ステップP3では、平均最高温度TPA
と低温レンジLの上限温度TLとを比較し、平均最高温度
TPA<上限温度TLであれば、処理ステップP5へ進み、
その他のときには処理ステップP1へ戻る。処理ステッ
プP5では、前述の処理ステップP4と同様に、中央処
理装置2は、切換信号102a及び駆動パルス102b
をモーター駆動部3へ出力し、レンジ切換作動部10を
低温レンジLへ切換える。このとき、参照温度テーブル
も低温用温度テーブルへ切換える。
【0034】次に、現在の測定温度レンジが高温レンジ
Hであるとする。このとき中央処理装置2は図7の流れ
図により処理をする。高温レンジHで測定できる上限温
度はTHである。
【0035】図7の処理ステップP2では、平均最高温
度TPAと中温レンジMの上限温度TMとを比較し、平均最
高温度TPA<上限温度TMであれば、処理ステップP3へ
進み、その他のときには処理ステップP1へ戻る。
【0036】処理ステップP3では、中央処理装置2
は、切換信号102a及び駆動パルス102bをモータ
ー駆動部3へ出力し、レンジ切換作動部10を中温レン
ジMへ切換え、参照温度テーブルを中温用温度テーブル
に切換える。
【0037】なお、以上に挙げた本発明の実施形態で
は、測定温度レンジは低温レンジL、中温レンジM及び
高温レンジHの3っつであり、低温レンジLは摂氏0度
〜120度、中温レンジMは0度〜300度、高温レン
ジHは200度〜1500度であるとして説明した。し
かしながら、本発明はこのような測定温度レンジに限り
適用されるものではない。
【0038】例えば、低温レンジLは摂氏0度〜120
度、中温レンジMは120度〜300度、高温レンジH
は300度〜1500度と言うように、隣接する測定レ
ンジ相互の境界温度領域を重複させないようにすること
もできる。
【0039】図9は、本発明における光量制限手段の別
の具体例であるアパチャ板20を示す図であり、同図
(a)はその平面図、同図(b)はそのA−A線矢視断
面図である。図9のアパチャ板20は、0.5mm厚の
アルミニューム製の板を折り曲げ、穴21〜27を開け
てなり、図4のレンジ切換作動部10におけるアパチャ
12及びフィルタ13を一体化した機能を果す。
【0040】穴21には、図4のレンジ選択軸11aが
嵌められ、アパチャ板20はレンジ選択軸11aと共に
回動する。穴22及び23は同じ径を有しており、穴2
2には図4で符号13で示すものと同じ特性のフィルタ
が貼り付けられており、穴23にはフィルタは貼り付け
られていない。穴24,25及び26には測定温度レン
ジに応じて係止ボールが嵌る。高温レンジHでは、係止
ボールは穴26に嵌り、穴26と穴21とを結ぶ線上に
は穴22がある。このとき、カメラ部4において、光学
系の出力光は穴22の開口面積及び穴22に貼られたフ
ィルタにより減衰を受け、赤外線検出素子へ到達する。
【0041】中央レンジMでは、係止ボールは穴25に
嵌り、穴25と穴21とを結ぶ線上に穴23が位置す
る。このとき、カメラ部4における光学系の出力光は、
穴23の開口面積に応じて一部光量の通過を遮られ、赤
外線検出素子に到達する光量は穴23の開口に対応して
減衰される。低温レンジLでは、係止ボールは穴24に
嵌り、カメラ部4の光学系の出力光は、アパチャ板20
で減衰を受けることなく、そのまま赤外線検出素子に到
達する。
【0042】穴27には案内突起が摺動自在に嵌り、ア
パチャ板20が振動することなく、穴21を中心に安定
して回動できるようにする。図9のアパチャ板20の採
用により、図4のアパチャ12及びフィルタ13でなる
光量制限手段を用いるときより、レンジ切換作動部10
の構成を簡単にできる。
【0043】上述の実施の形態を採用すれば、赤外線熱
画像装置の測定温度レンジの切り換えが自動的に行え、
また赤外線熱画像装置をハウジングに納めても測定温度
レンジを切り換えられる。
【0044】
【発明の効果】以上に実施の形態を挙げ詳しく説明した
ように、本発明の方法及び装置によれば、赤外線熱画像
装置の測定温度レンジが自動的に切り換えられ、また赤
外線熱画像装置をハウジングに納めても測定温度レンジ
を切り換えられる赤外線熱画像装置における測定温度レ
ンジ切り換え方法及び装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である測定温度レンジ自
動切り換え装置を示すブロック図。
【図2】図1の装置におけるレンジステータス信号及び
切換信号を示す図。
【図3】図1の装置における駆動パルスを示すタイミン
グ図。
【図4】図1の装置におけるレンジ切換作動部を示す模
式図。
【図5】測定温度レンジが低温レンジであるときにおけ
る図1の中央処理装置(CPU)で行われる処理の手順
を示す流れ図。
【図6】測定温度レンジが中温レンジであるときにおけ
る図1の中央処理装置(CPU)で行われる処理の手順
を示す流れ図。
【図7】測定温度レンジが高温レンジであるときにおけ
る図1の中央処理装置(CPU)で行われる処理の手順
を示す流れ図。
【図8】対象物の温度と赤外線検出素子に受光される赤
外線エネルギの関係を測定温度レンジごとに示す特性
図。
【図9】本発明における光量制限手段の一例としてのア
パチャ板を示す図。
【符号の説明】
1・・・・・・最高温度検出部 2・・・・・・中央処理装置(CPU) 3・・・・・・モーター駆動部 4・・・・・・カメラ部 10・・・・・レンジ切換作動部 11・・・・・ステッピングモーター 11a・・・・レンジ選択軸 12・・・・・アパチャ 12a・・・・アパチャ12の開口 13・・・・・フィルタ 13a・・・・板 14・・・・・位置センサ 20・・・・・アパチャ板 100・・・・熱画像信号 102a・・・切換信号 102b・・・駆動パルス 103・・・・モーター駆動信号 104・・・・レンジステータス信号 TM・・・・・・最高温度 TMA ・・・・・平均最高温度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度の測定をしようとする対象物から輻射
    される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系で
    収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
    し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
    前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
    画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
    定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
    像装置における前記測定温度のレンジを切り換える方法
    であって、 前記温度測定が可能な温度範囲としての前記測定温度レ
    ンジを少なくとも2つ予め用意し、前記赤外線検知信号
    とこの赤外線検知信号で表される前記対象物の温度との
    関係を示す温度テーブルを各測定温度レンジごとに記憶
    しておき、現在の測定温度レンジで測定して得た温度に
    応じて前記カメラ部の絞り又はフィルタの内の少なくと
    も一方を制御するとともに、前記温度テーブルを切換え
    て前記測定温度レンジを自動的に切り換える方法におい
    て、 前記各測定温度レンジにおいて所定の精度で測定し得る
    上限の温度を記憶しておき、前記現在の測定温度レンジ
    で得た前記熱画像で表される前記測定温度のうちで最も
    高い温度を最高温度として求め、該最高温度を前記現在
    の測定温度レンジにおける前記上限温度と比較し、該最
    高温度が該上限温度を越えて前記現在の測定温度レンジ
    外になったときには、前記絞り又はフィルタのうちの少
    なくとも一方を制御することにより、前記現在の測定温
    度レンジにおける上限温度より高く、しかも該現在の測
    定温度レンジにおける上限温度に最も近い上限温度の測
    定温度レンジに前記現在の測定温度レンジから自動的に
    切り換えることをを特徴とする赤外線熱画像装置におけ
    る測定温度レンジ自動切り換え方法。
  2. 【請求項2】温度の測定をしようとする対象物から輻射
    される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系で
    収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
    し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
    前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
    画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
    定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
    像装置における前記測定温度のレンジを切り換える方法
    であって、 前記温度測定が所定の精度で可能な温度範囲としての前
    記各測定温度レンジを第1から第i(i=1,2,・・
    ・・・,n)とするとき、該nは3又はそれ以上あり、
    前記第1乃至第iまでの各測定温度レンジで測定可能な
    上限の温度をそれぞれ第1乃至第iの上限温度と称する
    とき、該第1乃至第iの上限温度は該整数iの増大に応
    じて高くなり、前記赤外線検知信号とこの赤外線検知信
    号で表される前記対象物の温度との関係を示す第1から
    第nまでのn個の温度テーブルを前記第1から第nまで
    のn個の各測定温度レンジでそれぞれ参照されるように
    記憶しておき、現在の測定温度レンジで測定して得た温
    度に応じて前記カメラ部の絞り又はフィルタの内の少な
    くとも一方を制御するとともに、前記温度テーブルを切
    換えて前記測定温度レンジを自動的に切り換える方法に
    おいて、 前記第1から第nまでのn個の上限温度を記憶してお
    き、 前記現在の測定温度レンジで得た前記熱画像で表される
    前記測定温度のうちで最も高い温度を最高温度として求
    め、 前記現在の測定温度レンジが第1の測定温度レンジであ
    るときには、前記最高温度を前記第1の上限温度と比較
    し、該最高温度が該第1の上限温度を越えたときには、
    前記絞り又はフィルタのうちの少なくとも一方を制御す
    ることにより、前記第2の測定温度レンジに前記第1の
    測定温度レンジから切り換え、 前記現在の測定温度レンジが第iの測定温度レンジであ
    り、iが2乃至n−1の内のいずれかであるときには、
    前記最高温度を第iの上限温度と比較し、該最高温度が
    該第iの上限温度を越えたときには、前記絞り又はフィ
    ルタのうちの少なくとも一方を制御することにより、第
    i+1の測定温度レンジに前記第iの測定温度レンジか
    ら切り換え、他方該最高温度が第i−1の上限温度以下
    であるときには、前記絞り又はフィルタのうちの少なく
    とも一方を制御することにより、前記第i−1の測定温
    度レンジに前記第iの測定温度レンジから切り換え、 前記現在の測定温度レンジが第nの測定温度レンジであ
    るときには、前記最高温度を第n−1の上限温度と比較
    し、該最高温度が該第n−1の上限温度以下であるとき
    には、前記絞り又はフィルタのうちの少なくとも一方を
    制御することにより、前記第n−1の測定温度レンジに
    前記第nの測定温度レンジから切り換えることをを特徴
    とする赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動切
    り換え方法。
  3. 【請求項3】前記熱画像で表される前記測定温度の内の
    最大値を複数の前記熱画像についてそれぞれ求め、求め
    られた複数の該最大値の平均値を前記最高温度とするこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外線熱画像装
    置における測定温度レンジ自動切り換え方法。
  4. 【請求項4】温度の測定をしようとする対象物から輻射
    される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系で
    収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
    し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
    前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
    画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
    定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
    像装置における前記測定温度のレンジを切り換える装置
    であって、 前記温度測定が可能な温度範囲としての前記測定温度レ
    ンジを少なくとも2つ予め用意し、前記赤外線検知信号
    とこの赤外線検知信号で表される前記対象物の温度との
    関係を示す温度テーブルを各測定温度レンジごとに記憶
    しておき、現在の測定温度レンジで測定して得た温度に
    応じて前記カメラ部の絞り又はフィルタの内の少なくと
    も一方を制御するとともに、前記温度テーブルを切換え
    て前記測定温度レンジを自動的に切り換える装置におい
    て、 前記カメラ部に備えられ、前記絞り及びフィルタに回転
    軸を連結されており、該回転軸の回転方向及び回転角度
    に応じて該絞り又はフィルタの内の少なくとも一方の制
    御をし、前記測定温度レンジを切り換えるモーターと、 前記現在の測定温度レンジを検出し、該測定温度レンジ
    を表すレンジステータス信号を生成する測定温度レンジ
    検出部と、 前記現在の測定温度レンジで得られた前記熱画像で表さ
    れる前記測定温度のうちで最も高い温度を最高温度とし
    て求める最高温度検出部と、 前記各測定温度レンジにおいて所定の精度で測定し得る
    上限の温度を記憶しておき、前記最高温度を前記現在の
    測定温度レンジにおける前記上限温度と比較し、該最高
    温度が該上限温度を越えたときには、切換信号および駆
    動信号を生成する中央処理装置と、 前記切換信号および駆動信号を受け、該切換信号が前記
    測定温度レンジの切換許可を示しているときには前記駆
    動信号で示す方向および角度だけ前記モータを回転さ
    せ、該切換信号が前記測定温度レンジの切換許可を示し
    ていないときには前記モーターを停止させておくモータ
    ー駆動部とを有してなり、 前記中央処理装置は、前記最高温度が現在の測定温度レ
    ンジにおける前記上限温度を上回ったときは、前記絞り
    又はフィルタの内の少なくとも一方を前記回転軸で制御
    して、前記現在の測定温度レンジにおける前記上限温度
    より高く、しかも該現在の測定温度レンジにおける該上
    限温度に最も近い上限温度の測定温度レンジに前記現在
    の測定温度レンジから切り換えるだけの前記回転方向及
    び回転角度を前記駆動信号で表わすことを特徴とする赤
    外線熱画像装置における測定温度レンジ自動切り換え装
    置。
  5. 【請求項5】温度の測定をしようとする対象物から輻射
    される赤外線をカメラ部で受け、該カメラ部の光学系で
    収束された赤外線のエネルギを赤外線検知素子で検知
    し、該赤外線検知素子の出力の赤外線検知信号に基づき
    前記対象物の温度分布画像を熱画像として生成し、該熱
    画像を表示画面に表示することにより、前記対象物の測
    定温度のデータを該熱画像の形式で表示する赤外線熱画
    像装置における前記測定温度のレンジを切り換える装置
    であって、 前記温度測定が所定の精度で可能な温度範囲としての前
    記各測定温度レンジを第1から第i(i=1,2,・・
    ・・・,n)とするとき、該nは3又はそれ以上あり、
    前記第1乃至第iまでの各測定温度レンジで測定可能な
    上限の温度をそれぞれ第1乃至第iの上限温度と称する
    とき、該第1乃至第iの上限温度は該整数iの増大に応
    じて高くなり、前記赤外線検知信号とこの赤外線検知信
    号で表される前記対象物の温度との関係を示す第1から
    第nまでのn個の温度テーブルを前記第1から第nまで
    のn個の各測定温度レンジでそれぞれ参照されるように
    記憶しておき、現在の測定温度レンジで測定して得た温
    度に応じて前記カメラ部の絞り又はフィルタの内の少な
    くとも一方を制御するとともに、前記温度テーブルを切
    換えて前記測定温度レンジを自動的に切り換える装置に
    おいて、 前記カメラ部に備えられ、前記絞り及びフィルタに回転
    軸を連結されており、該回転軸の回転方向及び回転角度
    に応じて該絞り又はフィルタの内の少なくとも一方の制
    御をし、前記測定温度レンジを切り換えるモーターと、 前記現在の測定温度レンジを検出し、該測定温度レンジ
    を表すレンジステータス信号を生成する測定温度レンジ
    検出部と、 前記現在の測定温度レンジで得られた前記熱画像で表さ
    れる前記測定温度のうちで最も高い温度を最高温度とし
    て求める最高温度検出部と、 前記第1乃至第nの上限温度を記憶しておき、現在の測
    定温度レンジを第iの測定温度レンジとすると、該iが
    1のときには第1の上限温度と前記最高温度との比較を
    し、該iが2乃至n−1の範囲では第i及び第i−1の
    上限温度と前記最高温度との比較をし、該iがnのとき
    第n−1の上限温度と該最高温度との比較をし、該比較
    の結果に基づいて切換信号および駆動信号を生成する中
    央処理装置と、 前記切換信号および駆動信号を受け、該切換信号が前記
    測定温度レンジの切換許可を示しているときには前記駆
    動信号で示す方向および角度だけ前記モータを回転さ
    せ、該切換信号が前記測定温度レンジの切換許可を示し
    ていないときには前記モーターを停止させておくモータ
    ー駆動部とを有してなり、 前記中央処理装置は、 前記現在の測定温度レンジが第1の測定温度レンジであ
    るときには、前記最高温度を前記第1の上限温度と比較
    し、該最高温度が該第1の上限温度を越えたときには、
    前記第2の測定温度レンジに前記第1の測定温度レンジ
    から切り換えるだけの前記回転方向及び回転角度を前記
    駆動信号で表わし、 前記現在の測定温度レンジが第iの測定温度レンジであ
    り、iが2乃至n−1の内のいずれかであるときには、
    前記最高温度を第iの上限温度と比較し、該最高温度が
    該第iの上限温度を越えたときには、第i+1の測定温
    度レンジに前記第iの測定温度レンジから切り換え、他
    方該最高温度が第i−1の上限温度以下であるときに
    は、前記第i−1の測定温度レンジに前記第iの測定温
    度レンジから切り換えるだけの前記回転方向及び回転角
    度を前記駆動信号で表わし、 前記現在の測定温度レンジが第nの測定温度レンジであ
    るときには、前記最高温度を第n−1の上限温度と比較
    し、該最高温度が該第n−1の上限温度以下であるとき
    には、第n−1の測定温度レンジに第nの測定温度レン
    ジから切り換えるだけの前記回転方向及び回転角度を前
    記駆動信号で表わすことをを特徴とする赤外線熱画像装
    置における測定温度レンジ自動切り換え装置。
  6. 【請求項6】前記最高温度検出部は、前記熱画像で表さ
    れる前記測定温度の内の最大値を複数の前記熱画像につ
    いてそれぞれ求め、求められた複数の該最大値の平均値
    を前記最高温度とすることを特徴とする請求項4又は5
    に記載の赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動
    切り換え装置。
  7. 【請求項7】前記駆動信号は、1/4周期だけ位相の異
    なる第1及び第2のパルス信号でなる2相パルス信号で
    あり、 前記モーター駆動部は、前記切換信号が前記測定レンジ
    の切換許可を示しているときに、前記2相パルス信号の
    電力を増幅して前記モーターに駆動電力として供給し、 前記モーターは、前記駆動電力として供給される前記2
    相パルス信号における前記第1のパルス信号に対する前
    記第2のパルス信号の位相の進み又は遅れに応じて回転
    方向が制御され、該第1又は第2のパルス信号における
    パルス数に応じて前記回転角度が制御されるステッピン
    グモーターであることを特徴とする請求項4,5又は6
    に記載の赤外線熱画像装置における測定温度レンジ自動
    切り換え装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002116084A (ja) * 2000-07-21 2002-04-19 Infrared Integrated Syst Ltd 多目的検出器
US10362243B2 (en) 2014-09-30 2019-07-23 Fujifilm Corporation Infrared imaging device, diaphragm control method, and diaphragm control program
US10462387B2 (en) 2014-09-30 2019-10-29 Fujifilm Corporation Infrared imaging device, image processing method, and image processing program

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