JPH09100660A - ロッカユニットの施解錠装置 - Google Patents

ロッカユニットの施解錠装置

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JPH09100660A
JPH09100660A JP26141695A JP26141695A JPH09100660A JP H09100660 A JPH09100660 A JP H09100660A JP 26141695 A JP26141695 A JP 26141695A JP 26141695 A JP26141695 A JP 26141695A JP H09100660 A JPH09100660 A JP H09100660A
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locking
unlocking
rocker
unit
door
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JP26141695A
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Yasutaka Fukuyama
泰隆 福山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッカへの取り付けが簡単であり、汎用性に
富み、かつ機能の安定性が高い施解錠装置を構成する。 【解決手段】 ロッカユニット10のロッカ11,12
には、それぞれ施解錠ユニット20,30がケースの側
面側に設けられている。鍵挿入口112には、ロッカユ
ニット10全体のドアの解錠を行うための鍵K1が挿入
される。鍵K1を回して施解錠ユニット20を解錠する
と、上下動プレート22が上昇し、連結バー41と施解
錠ユニット30の上下動プレート32が上昇する。これ
により、全ての施解錠ユニットが同時に解錠される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気錠によって各ロ
ッカのドアの施解錠を行うロッカユニットの施解錠装置
に関し、特に手動による施解錠機構を設けたロッカユニ
ットの施解錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のロッカが一体になったロッ
カユニットは、各ロッカに電気錠を備え、この電気錠を
制御装置によって開閉制御できるようになっている。各
ロッカは、使用者が暗証番号やカード、コイン等を使用
することによって開閉できる。ただし、駅等に備えられ
るロッカユニットは、不特定多数の人が使用するため、
管理者は、禁止されたものを取り出したり、使用期限が
切れたロッカ内のものを取り出すことがある。この場合
には、コントロールパネルを操作するなどして目的のロ
ッカを解錠するようにしている。
【0003】ところが、停電や故障等が起こると、電気
錠では解錠できなくなることがある。このため、通常
は、各ロッカにはマスターキー用の鍵穴を設けておき、
電気錠をマスターキーで解錠できるようになっている。
しかし、一度に多数のロッカを解錠する必要がある場合
には、一つ一つのロッカをマスターキーで解錠すること
は、非常に手間を要する。
【0004】そこで、実開平4−31976号公報に開
示されているように、電気的駆動手段によるストッパー
と一体となったプランジャーに直角方向に延設部を設け
る一方、電気錠を収納する縦枠内にロッドをガイドによ
り縦方向に遊嵌し、ロッドには延設部と係合する複数の
操作金具を設けるようにし、ロッドは台輪部から挿入し
たキーの回動に従って昇降させるようにしたものがあ
る。
【0005】すなわちこれは、台輪部から挿入したキー
を回動することによりロッドを昇降させて、上下に並ん
だロッカの各電気錠を手動で解錠できるようにしたもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような施
解錠装置は、マスターキーの挿入口やロッドをロッカユ
ニットの枠体内に設ける構成なので、取り付けが困難で
あり、汎用性もなく、また、ロッカ全体の歪み等によっ
て機能しなくなる恐れがあった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、取り付けが簡単であり、汎用性に富み、かつ
機能の安定性の高いロッカユニットの施解錠装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、電気錠によって各ロッカのドアの施解錠
を行うロッカユニットの施解錠装置において、前記各ロ
ッカに設けられ、電気信号によって前記ドアを施解錠す
る電気錠と、上下方向に力を受けることにより前記電気
錠を施解錠させる施解錠部材と、を有する施解錠機構部
と、縦方向に並ぶロッカ内に上下方向にスライド可能に
設けられ、各前記施解錠機構部の施解錠部材を連結する
連結機構部と、前記縦方向に並ぶロッカの施解錠機構部
のうちの少なくとも一つに設けられ、所定の鍵を挿入し
て回すことにより前記連結機構部を上下方向にスライド
させる手動施解錠機構部と、を有することを特徴とする
ロッカユニットの施解錠装置が提供される。
【0009】このようなロッカユニットの施解錠装置で
は、縦方向に並ぶロッカの施解錠機構部のうちの少なく
とも一つに設けられた手動施解錠機構部に所定の鍵を挿
入して回すことにより、連結機構部を上下方向にスライ
ドさせることができる。これにより、連結機構部に連結
された施解錠機構部の施解錠部材も同時に上下動して、
縦方向に並ぶロッカの電気錠が施解錠される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面に基
づいて説明する。図2は本形態のロッカユニットの外観
を示す図である。ロッカユニット10は、縦に並ぶ例え
ば3個のロッカ11,12,13から構成されている。
各ロッカ11,12,13内には、後述の施解錠装置が
設けられている。また、ロッカユニット10内には、図
示されていない制御ユニットが設けられており、各ロッ
カ11,12,13のドア111,121,131の施
解錠を制御する。さらに、ロッカ11のドア111に
は、鍵挿入口112が設けられている。
【0011】図1は本形態のロッカユニット10の施解
錠システムの概略構成を示す斜視図である。ロッカ11
および12には、それぞれ施解錠ユニット20,30が
ケースの側面側に設けられている。また、ロッカ13内
にも、図示されていない施解錠ユニットが設けられてい
る。施解錠ユニット20は、後述するように電気錠が内
蔵されており、この電気錠の動作によってラッチ21の
回動のオン、オフ状態が制御される。
【0012】また、施解錠ユニット20には、鍵挿入口
112、上下動プレート22、および当接部材23が設
けられている。鍵挿入口112には、ロッカユニット1
0全体のドアの解錠を行うための鍵K1が挿入される。
上下動プレート22は、鍵K1を回すことによって、上
下にスライドする。当接部材23は、バネ圧によりドア
111を常に外側に付勢している。
【0013】一方、施解錠ユニット30には、ラッチ3
1、上下動プレート32、および当接部材23が設けら
れている。これらの機能は、施解錠ユニット20の対応
する部材と同じである。なお、ここでは図示されていな
いが、ロッカ13にも施解錠ユニット30とほぼ同じ機
能の施解錠ユニットが設けられている。
【0014】施解錠ユニット20の上下動プレート22
と、施解錠ユニット30の上下動プレート32は、連結
バー41によって連結されている。また、施解錠ユニッ
ト30の上下動プレート32と、ロッカ13の図示され
ていない施解錠ユニットの上下動プレートは、連結バー
42によって連結されている。連結バー41および42
は、各ロッカ11,12,13の収納空間内で上下動で
きるように設けられている。
【0015】図3は鍵挿入口112を有する施解錠ユニ
ット20の具体的構成を示す側面図である。施解錠ユニ
ット20は、全体が電気錠用のケース201と、上下動
プレート22を支持する支持板202とから構成されて
いる。ケース201内には、後述の電気錠が設けられて
おり、その一部を構成するラッチ21が隙間201aか
らドア側に突き出ている。ラッチ21の一部は、バネ2
11によってケース201と連結されている。
【0016】また、ケース201内には、上下動プレー
ト22の一部である押し上げ片225が挿入されてい
る。上下動プレート22には、2つの長穴221,22
2が形成されている。これら長穴221,222は、上
下方向に延びるように形成されている。上下動プレート
22は、ネジ223,224によって、長穴221,2
22の長さの範囲内で支持板202に対して上下方向に
スライド可能に取り付けられている。また、長穴222
の下側には、取り付け部222aが形成されている。こ
の取り付け部222aには、連結レバー41が取り付け
られる。
【0017】支持板202には、当接部材23が図面左
右方向にスライド可能に取り付けられている。当接部材
23は、図示されていないバネの圧力によってドア11
1側に付勢されている。また、当接部材23に対してド
ア111と反対側の部分には、スイッチ24が取り付け
られている。スイッチ24は、ロッカ11のドア111
が閉じられたときに、当接部材23が接触することによ
りオンとなる。このオン信号は図示されていない制御ユ
ニットに送られる。
【0018】図4はケース201内の電気錠の具体的な
構成を示す斜視図である。電気錠50のソレノイド51
は、その軸51aが鉛直方向を向くようにケース201
に固定されている。ソレノイド51は、オフ状態では軸
51aが最下位置にあり、オン状態では軸51aが最上
位置に移動するように構成されている。また、ソレノイ
ド51の軸51aは、適度な力によって最上位置に押し
上げ可能となっている。さらに、ソレノイド51の軸5
1aの下端には、ラッチ制御板52が固定されている。
ラッチ制御板52のドア111とほぼ平行な面には、切
り欠き52aが形成されている。このラッチ制御板52
は、ソレノイド51のオン、オフ状態によって、軸51
aとともに上下動する。
【0019】ソレノイド51の下方には、保持板53お
よび54が平行に設けられている。これら保持板53と
54との隙間201aには、ラッチ21が取り付けられ
ている。保持板53には穴53aが形成され、一方の保
持板54にも穴53aとほぼ同じ形状の図示されていな
い穴が形成されている。穴53aには、軸受け形状部5
3bが形成されており、ラッチ21の突状部21aが嵌
合可能になっている。これにより、ラッチ21は、突状
部21aを軸にして回動可能に、かつ保持板53の面と
平行な面内でスライド可能になっている。
【0020】保持板53および54には、それぞれ長穴
531,541が対向する位置に形成されている。これ
ら長穴531,541には、ラッチ制御板52が上下方
向にスライド可能に挿入されている。
【0021】上下動プレート22の押し上げ片225
は、ラッチ制御板52とシリンダ錠60の回転部61と
の間に、かつ上下面がそれぞれと当接するように設けら
れている。シリンダ錠60は、その固定部62がケース
201に固定されており、またその前面部63には、図
1および図2で示した鍵挿入口112が設けられてい
る。シリンダ錠60は、鍵挿入口112から鍵K1を挿
入することにより、回転部61を回転させることができ
る。
【0022】シリンダ錠60の回転部61は、楕円形に
形成されている。この回転部61は、施錠状態にあると
きには図4のように水平方向を向き、解錠状態にあると
きには、後述するように鉛直方向を向く。
【0023】次に、電気錠50の動作について説明す
る。まず、図4のように、シリンダ錠60が施錠状態に
あるとき、すなわち、回転部61が水平方向を向いてい
るときには、ラッチ制御板52は、その切り欠き52a
が保持板53の下側に位置する。このため、保持板53
と54との隙間201aはラッチ制御板52によって塞
がれ、これによりラッチ21の回転が阻止される。
【0024】図5はシリンダ錠60が施錠状態にあると
きの施解錠ユニット20全体の動作状態を示す図であ
る。シリンダ錠60が施錠状態にあるときは、上下動プ
レート22は最下位置にあり、連結バー41を押し下げ
ている。
【0025】一方、シリンダ錠60に鍵K1を挿入し
て、例えばロッカの正面から見て反時計回りに90°回
動させると、図6に示すように、シリンダ錠60の回転
部61が鉛直方向に向き、上下動プレート22およびラ
ッチ制御板52を押し上げる。これにより、ラッチ制御
板52の切り欠き52aが保持板53と54との隙間2
01aを解放し、ラッチ21が軸21aを中心に回転可
能な状態になる。
【0026】図7はシリンダ錠60が解錠状態にあると
きの施解錠ユニット20全体の動作状態を示す図であ
る。シリンダ錠60が解錠状態にあるときは、上下動プ
レート22は、上方にスライドし、これにより、連結バ
ー41が上昇する。
【0027】図8はドア111を閉じるときのラッチ2
1の動作を示す図である。ドア111を閉じるときに
は、ドア111の枠113がラッチ21の傾斜面21b
に当接してラッチ21を図面左方向に押す。これによ
り、ラッチ21は、バネ211の引っ張り力に抵抗しな
がら、その軸21aが保持板53の穴53aの端面に沿
うようにしてスライドする。そして、ドア111が完全
に閉じられると、ラッチ21は枠113の穴114によ
って解放されるので、バネ211によって引き戻され、
図9に示すように穴114に係止する。
【0028】そして、ソレノイド51がオンになるか、
鍵K1によってシリンダ錠60が解錠状態にされない限
りは、ラッチ21は図4で示したようにラッチ制御板5
2によって回転が阻止されているので、図9の状態で
は、ドア111を開けることはできない。すなわち、ロ
ッカ11は施錠状態にある。
【0029】一方、ソレノイド51がオンになるか、鍵
K1によってシリンダ錠60が解錠状態になると、図6
に示したように、ラッチ21は回転自在になる。このた
め、ドア111は、ラッチ21による拘束から解かれて
解錠状態となる。そして、当接部材23に押されること
によってドア111は、図10に示すように、手前側に
開かれる。
【0030】図11は鍵挿入口を持たない施解錠ユニッ
ト30の具体的構成を示す側面図である。ロッカ12の
施解錠ユニット30は、施解錠ユニット20と同様に、
全体が電気錠用のケース301と、上下動プレート32
を支持する支持板302とから構成されている。ケース
301内には、図示されていない電気錠が設けられてお
り、その一部を構成するラッチ31が隙間301aから
ドア側に突き出ている。ラッチ31の一部は、バネ31
1によってケース301と連結されている。なお、ケー
ス301内の電気錠の構成は、シリンダ錠を持たないこ
と以外は図4で示した電気錠50とほぼ同じ構成なの
で、説明を省略する。
【0031】ケース301内には、上下動プレート32
の一部である押し上げ片327が挿入されている。上下
動プレート32には、2つの長穴321,322が形成
されている。これら長穴321,322は、上下方向に
延びるように形成されている。上下動プレート32は、
ネジ323,324によって、長穴321,322の長
さの範囲内で支持板302に対して上下方向にスライド
可能に取り付けられている。また、長穴322の下側部
には、取り付け部322aが形成されている。この取り
付け部322aには、図1で示した連結レバー42が取
り付けられる。
【0032】一方、上下動プレート32の長穴321の
上方には、取り付け部325が形成されている。この取
り付け部325には、図1で示した連結レバー41が取
り付けられる。
【0033】支持板302には、ストッパ35がネジ3
5aを中心に回動自在に取り付けられている。ストッパ
35は、その上端部にフック351が形成されている。
また、ストッパ35のフック351より下方の部分に
は、フック351よりも十分に小さい突部352が形成
されている。さらに、ストッパ35の下端部には、バネ
35bの一端が取り付けられている。バネ35bの他端
は、支持板302の一部に取り付けられている。これに
より、ストッパ35全体は、常に右回転方向に付勢され
ている。
【0034】支持板302には、当接部材33が図面左
右方向にスライド可能に取り付けられている。当接部材
33は、図示されていないバネの圧力によってドア12
1側に付勢されている。また、当接部材33に対してド
ア121と反対側の部分には、スイッチ34が取り付け
られている。スイッチ34は、ロッカ12のドア121
が閉じられたときに、当接部材33が接触することによ
りオンとなる。このオン信号は図示されていない制御ユ
ニットに送られる。
【0035】このような施解錠ユニット30は、メンテ
ナンスや取り付け工事等のときのように、連結バー4
1,42が取り付けられていない状態では、ストッパ3
5の突部352を上下動プレート32に形成された切り
欠き326に係止させている。これにより、上下動プレ
ート32は、最上位置に引き上げられた状態で保持され
る。よって、施解錠ユニット30は解錠状態に保持され
る。
【0036】この施解錠ユニット30に連結バー41を
取り付けるときには、図12に示すように、ストッパ3
5を押し退けて連結バー41の下端部を上下動プレート
32の取り付け部325に係止させる。このとき、スト
ッパ35は、連結バー41の側面に当接した状態にあ
り、その突部352は切り欠き326から外れている。
よって、上下動プレート32は連結バー41に連動して
上下動可能になっている。
【0037】一方、上下動プレート32の取り付け部3
22aには、連結バー42の上端部が取り付けられる。
連結バー42の下端部は、ロッカ13の図示されていな
い施解錠ユニットの上下動プレートに連結される。
【0038】こうして、全ての施解錠ユニットが連結バ
ーによって連結される。施解錠ユニット20,30の上
下動プレート22,32等は、通常はその重みで最下位
置に下がっている。このため、各ロッカ11,12,1
3は施錠状態にある。この状態で、図1,2等で示した
ロッカ11の鍵挿入口112に鍵K1を挿入して、例え
ばロッカの正面から見て反時計回りに90°回動させる
と、図6で説明したように、電気錠50が解錠される。
これと同時に上下動プレート22が上昇するので、図1
2で示した連結バー41、上下動プレート32、連結バ
ー42も同時に上昇する。よって、施解錠ユニット3
0、およびロッカ13の図示されていない施解錠ユニッ
トも解錠される。
【0039】このように、本形態では、縦に並ぶロッカ
11,12,13の各施解錠ユニット20,30等を連
結バー41,42で連結し、ロッカ11の施解錠ユニッ
ト20に設けられたシリンダ錠60を鍵K1で回すこと
により、各ロッカの施解錠ユニットを解錠できるように
したので、ロッカ毎に施解錠ユニット20,30等を取
り付けた後でそれらを連結バー41,42で連結すれば
よいので、取り付けが簡単となる。また、シリンダ錠6
0を取り付けるロッカも任意に選択できるので、汎用性
に富む。さらに、鍵挿入口112や連結バー41等を枠
内に設ける必要がないので、ロッカ10が多少歪んだり
しても施解錠の機能を保持することができる。
【0040】なお、本形態では、シリンダ錠60を最上
部のロッカ11に設ける例を示したが、他のロッカに設
けるようにしてもよい。また、シリンダ錠60を、1個
だけでなく複数のロッカに設けるようにしてもよい。
【0041】さらに、本形態では、縦1列にロッカが設
けられたロッカユニットの例を示したが、複数列のロッ
カユニットにも本発明を適用することができる。この場
合には、1列毎に最低1個のロッカの施解錠ユニットに
シリンダ錠を取り付ければよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、縦方向
に並ぶロッカの施解錠機構部のうちの少なくとも一つに
設けられた手動施解錠機構部に所定の鍵を挿入して回す
ことにより、連結機構部を上下方向にスライドさせ、そ
の連結機構部に連結された施解錠機構部の施解錠部材を
同時に上下動させて、縦方向に並ぶロッカの電気錠を施
解錠できるようにしたので、ロッカ毎に施解錠機構部を
取り付けた後でそれらを連結機構部で連結すればよいの
で、取り付けが簡単となる。
【0043】また、手動施解錠機構部を取り付けるロッ
カも任意に選択できるので、汎用性に富む。さらに、鍵
挿入口や連結機構部等の機構を枠内に設ける必要がない
ので、ロッカユニット全体あるいは一部が多少歪んだり
しても、施解錠の機能を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態のロッカユニットの施解錠システムの概
略構成を示す斜視図である。
【図2】本形態のロッカユニットの外観を示す図であ
る。
【図3】鍵挿入口を有する施解錠ユニットの具体的構成
を示す側面図である。
【図4】ケース内の電気錠の具体的な構成を示す斜視図
である。
【図5】シリンダ錠が施錠状態にあるときの施解錠ユニ
ット全体の動作状態を示す図である。
【図6】シリンダ錠が解錠状態にあるときのケース内の
電気錠の状態を示す斜視図である。
【図7】シリンダ錠が解錠状態にあるときの施解錠ユニ
ット全体の動作状態を示す図である。
【図8】ドアを閉じるときのラッチの動作を示す図であ
る。
【図9】ドアが完全に閉じられたときのラッチの状態を
示す図である。
【図10】ドアが開かれたときのラッチの状態を示す図
である。
【図11】鍵挿入口を持たない施解錠ユニットの具体的
構成を示す側面図である。
【図12】鍵挿入口を持たない施解錠ユニットに連結バ
ーを取り付けたときの状態を示す図である。
【符号の説明】
10 ロッカユニット 11,12,13 ロッカ 20,30 施解錠ユニット 21,31 ラッチ 22,32 上下動プレート 41,42 連結バー 50 電気錠 51 ソレノイド 52 ラッチ制御板 53,54 保持板 60 シリンダ錠 111,121,131 ドア 112 鍵挿入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気錠によって各ロッカのドアの施解錠
    を行うロッカユニットの施解錠装置において、 前記各ロッカに設けられ、電気信号によって前記ドアを
    施解錠する電気錠と、上下方向に力を受けることにより
    前記電気錠を施解錠させる施解錠部材と、を有する施解
    錠機構部と、 縦方向に並ぶロッカ内に上下方向にスライド可能に設け
    られ、各前記施解錠機構部の施解錠部材を連結する連結
    機構部と、 前記縦方向に並ぶロッカの施解錠機構部のうちの少なく
    とも一つに設けられ、所定の鍵を挿入して回すことによ
    り前記連結機構部を上下方向にスライドさせる手動施解
    錠機構部と、 を有することを特徴とするロッカユニットの施解錠装
    置。
  2. 【請求項2】 前記連結機構部は、前記施解錠機構部に
    上下動可能に取り付けられる上下動プレートと、各上下
    動プレートを連結する連結バーと、を有することを特徴
    とする請求項1記載のロッカユニットの施解錠装置。
  3. 【請求項3】 前記上下動プレートを所定の上下動位置
    に固定するストッパを有することを特徴とする請求項2
    記載のロッカユニットの施解錠装置。
  4. 【請求項4】 前記手動施解錠機構部は、前記縦方向に
    並ぶロッカのうち最上部のロッカの施解錠機構部に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のロッカユニ
    ットの施解錠装置。
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