JPH0899689A - 貨物タンクの内面断熱構造 - Google Patents

貨物タンクの内面断熱構造

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JPH0899689A
JPH0899689A JP6259151A JP25915194A JPH0899689A JP H0899689 A JPH0899689 A JP H0899689A JP 6259151 A JP6259151 A JP 6259151A JP 25915194 A JP25915194 A JP 25915194A JP H0899689 A JPH0899689 A JP H0899689A
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heat insulating
heat
cargo tank
panel
heat insulation
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Hidetoshi Morita
秀敏 森田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 液化ガス運搬船の貨物タンクの内面断熱構造
の防熱部に好適な、高度の精度,強度および断熱性をそ
なえた断熱パネルを提供する。 【構成】 金型を用いた強化プラスチックの射出成形に
より立体格子構造の構造体6を作成し、構造体6をその
外寸法に合わせた金型の中にセットした後、断熱材とな
るプラスチック発泡体の原液を注入し、化学反応(発泡
反応)により構造体6と発泡体7とが一体となった断熱
パネルを形成する。発泡体7が構造体6と一体化される
ので、発泡体7による構造体6の補強作用で断熱パネル
の強度向上がはかられ、金型を用いてプラスチックを射
出成形して、構造体6の安定した寸法精度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱構造に関し、特に
液化ガス運搬船の貨物タンクの内面用の断熱構造に好適
な、貨物タンクの内面断熱構造に関する。なお、陸上の
液化ガス貯蔵タンクの内面用断熱構造にも適用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液化ガス運搬船の貨物タンクの内
面断熱構造として、図9に示すような仏国ガストランス
ポート社のガストランスポートメンブレン方式と呼ばれ
る、特製木合板製の一次防熱箱26および二次防熱箱25の
中にパーライト28を充填して形成した断熱箱と一次およ
び二次のメンブレン(薄膜表面材)29,29aとからなる
二重構造の断熱構造が知られている。なお図9中の符号
1は船体の内殻を、また符号24がレンジロープを、さら
に符号27は防熱箱取付金物をそれぞれ示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の断熱構造には、次のような問題点がある。 (1) 強度部材となる合板製の箱の切削,組立に0.1〜0.5
mmの精度を要し、製作のための機械加工設備や組立機械
が特殊なものに限定されしかも非常に高額である。 (2) 合板をステープルで組み立てる構造であるため、組
立に多くの工程、作業場の面積を必要とする。 (3) 合板製の箱の中に充填されるパーライトは撥水加工
が施こされているものの通気性があるために、水分の浸
入やそれの蓄積による断熱性能の低下に対して細心注意
を払う必要がある。 (4) 合板を構造部材として多用するために、原材料の確
保のために減少しつつある森林資源を必要とし、将来的
に資源の安定供給や自然破壊の問題が懸念されている。 (5) パーライトは岩石を粉砕し焼結発泡させてつくるた
めに、合板製の箱への充填作業は多くの粉塵を伴い環境
衛生上好ましくなく、防塵や集塵対策を必要とする。
【0004】本発明は、このような問題点を解決した貨
物タンクの内面断熱構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の貨物タンクの内面断熱構造は、断
熱体と同断熱体の内表面に取り付けられる液密・気密バ
リアとをそなえ、上記断熱体が断熱パネルで構成され、
同断熱パネルが金型を用いた強化プラスチックの射出成
形により一体成形された立体格子構造の構造体をそなえ
るとともに、同構造体の格子間に形成された各空間部に
発泡工程で同構造体に自己接着して一体化した断熱発泡
体を充填されて構成されていることを特徴としている。
【0006】また請求項2に記載の貨物タンクの内面断
熱構造は、請求項1に記載の貨物タンクの内面断熱構造
において、上記の断熱体と液密・気密バリアとによる防
熱部が、二重に配設されていることを特徴としている。
【0007】さらに請求項3に記載の貨物タンクの内面
断熱構造は、請求項1または2に記載の貨物タンクの内
面断熱構造において、上記液密・気密バリアが金属製薄
膜表面材で構成されるとともに、同金属製薄膜表面材に
その端部を折曲した差し込み部が形成され、上記断熱パ
ネルの側面に上記差し込み部を嵌入可能な溝が形成され
ていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の本発明の貨物タンクの内面断熱構造で
は、立体格子構造の構造体が断熱パネルの構造強度部材
として作用する。また、構造体の格子間に形成された空
間に充填された断熱発泡体が断熱パネルの断熱部材とし
て作用すると同時に、構造体と強固に結合して断熱パネ
ルの強度の一部分を分担するよう作用する。さらに、液
密・気密バリアとしての金属製薄膜表面材の端部に形成
された差し込み部を断熱パネルの側面に形成された溝に
嵌入することにより、金属製薄膜表面材の断熱パネルへ
の取り付けが行なえる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
貨物タンクの内面断熱構造について説明すると、図1
(a)〜(d)はその断熱パネルの基本形状を示しており(a)
はその斜視図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、(c)は(a)
のB−B矢視断面図、(d)は(a)のC−C矢視断面図であ
る。図2はその貨物タンクの内側からみた平面図、図3
は図2のD−D矢視断面図、図4は図2のE−E矢視断
面図、図5は図4のF矢部の拡大図、図6(a)〜(d)はそ
の二次断熱材として断熱パネルを示しており(a)は上面
図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は底面図である。
図7(a)〜(d)はその一次断熱材としての断熱パネルを示
しており(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)
は底面図である。図8は液化ガス運搬船の貨物タンクの
概略構造を示す斜視図である。
【0010】実施例の説明に先立って、液化ガス運搬船
の貨物タンクについて説明する。図8は液化ガス運搬船
の貨物タンクの概略構造を示しており、貨物タンクTに
は、図8に示すように船体の内殻(貨物タンクの内壁)
1の内側に二次防熱体2,二次バリア3,一次防熱体4
および一次バリア5をこの順に順次取り付けて構成した
断熱構造が取り付けられ、内部に液化ガスを貯蔵できる
ようになっている。
【0011】ここで、二次防熱体2および一次防熱体4
は、貨物への熱の侵入を制限する断熱性をそなえるほ
か、貨物の液荷重を受け、これを内殻1を通して船体に
伝える強度特性および船体が波浪によってうける船体の
強制変位の追従性をもそなえる必要がある。
【0012】また二次バリア3および一次バリア5は、
貨物の船体側への漏洩を防ぐための液密・気密の防御壁
としての作用を奏するものである。なお貨物タンクの断
熱構造が断熱層と液・気密層との二重構造となっている
のは、船舶に適用される船級協会規則に従っているため
で、陸上の貯蔵設備の場合には、二重構造にする必要は
ない。以下の実施例は、船舶へ適用される場合のもので
ある。
【0013】本実施例の貨物タンクの内面断熱構造も、
図8に示した貨物タンクTと同様に、二次防熱体および
一次防熱体ならびに二次バリアおよび一次バリアをそな
えている。そして本実施例の場合、二次防熱体および一
次防熱体は、断熱パネルで構成されている。
【0014】次に、その断熱パネルの基本構造および製
造方向について説明する。図1(a)〜(d)において、符号
6は断熱パネルPの構造強度部材としての立体格子構造
の構造体を示しており、この構造体6は合成樹脂にガラ
ス繊維,カーボン繊維,ケブラーやボロン等の強化材と
なる繊維を混入し射出金型を用いて一体成形により製造
する。合成樹脂としては不飽和ポリエステル,エポキシ
樹脂,ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂,メラミン樹脂,
フェノール樹脂が適当である。
【0015】断熱パネルは強化材となる繊維を配合して
製造されているので、常温および低温での強度が向上す
ることはもちろん、線膨張係数が樹脂単体の場合に比べ
て小さくなり、低温下で発生する熱応力を小さくでき
る。また合成樹脂を採用することで合板や木材の場合の
ような防湿吸湿対策が不要となる。また、従来合板を裁
断し、荒寸法に加工した板部材を作り、組立てのための
溝加工,仕上げ寸法加工をしてステープルで組立てて精
度管理し製造していた合板製の箱に比べ、射出金型を用
いた一体成形により精度よくかつ効率よく製造できる。
【0016】符号7は、断熱パネルの断熱材となるプラ
スチック製の断熱発泡体を示している。この断熱発泡体
7は構造体6の格子間に形成され空間部にポリウレタン
やイソシアヌレートフォーム,エアロジェルフォームな
どを充填したものである。断熱発泡体7の構造体6の空
間部分への充填は、構造体6の外寸法に合わせた金型の
中に構造体6をセットし、この中に発泡体の原液を注入
した後金型内部で発泡させることにより行なう。発泡段
階で発泡体は構造体6に自己接着し、構造体6の空間部
分に断熱発泡体7が一体化した断熱パネルが製造でき
る。
【0017】断熱発泡体7は、独立気泡形の断熱材であ
るため、防湿性に優れかつ断熱性も粉体断熱材(例えば
パーライト)に比べ優れており、要求される断熱性が同
じであれば防熱厚さを2/3程度に薄くできる。また断
熱パネルとしての強度も、構造体6に発泡体7が自己接
着して強固に一体化していることから、発泡体7が強度
の一部分を分担できる複合体パネルを構成し、強度上も
効率の良い断熱パネルが得られることとなる。断熱パネ
ル4の四偶部に、後記の取り付けボルト12,17を挿通す
るための1/4円形の切欠き部6aが形成され、さらに
長手方向側面に、後記の溝8b,10bに相当する長溝6
bが形成されている。
【0018】このようにして製造された断熱パネルが、
二次防熱材としての断熱パネル8および一次防熱材とし
ての断熱パネル10として、図2〜4に示すように、内殻
1に取り付けられる。なお本実施例の場合、断熱パネル
8および断熱パネル10はそれぞ図6(a)〜(d)および図7
(a)〜(d)に示すように、全体を平面視長方形のパネル形
状に形成され、上面四偶部にそれぞれくぼみ8aおよび
10aを形成されている。
【0019】さらに長辺外側面を構成する構造体6に、
上記長溝6bに相当する上面および底面に平行な溝8b
および10bが形成されている。そして図2に示すよう
に、複数枚の断熱パネル8を、縦・横方向に互いに隣接
して配設し、内殻1に取り付けた取付けボルト12を、四
枚の断熱パネル8の各四偶に形成された切欠き部6aに
よって構成される円孔に貫通させ、ワッシャー13,ロン
グナット14により、内殻1に固定する。隣接する断熱パ
ネル8の間の隙間には、独立発泡形の断熱材(例えば、
ポリウレタン,ポリスチレン等)からなる充填断熱材15
が詰められている。
【0020】符号9は二次バリアとしての金属製薄膜表
面材を示している。この薄膜表面材9は断熱パネル8よ
り少し大形の相似形の平面形状に形成されるとともに断
熱パネル8の内表面に配設され、その長手方向の各側縁
を折曲して差し込み部9aが形成されている。そしてこ
の差し込み部9aを断熱パネル8の長手方向の側面に形
成された溝8bに嵌入することにより、断熱パネル8の
内表面に密着して取り付ける(図5参照)。
【0021】符号16は互いに隣接して配設された4枚の
薄膜表面材9の対向する4つの角部を液密・気密に接合
する円形継手部材(後述の円形継手部材21と同じもの、
図2参照)を示しており、この円形継手部材16は低温時
の収縮を吸収するために外形と同心円状の凸状部をそな
えている。
【0022】また、薄膜表面材9の隣接縁間を液密・気
密に接合する継手部材として、符号22で示す長尺の継手
部材(後述の長尺の継手部材23と同じ配列、図2参照)
およびこれと直交する方向に配設される長尺の継手部材
(図示せず、後述の継手部材23aと同じ配列)が設けら
れている。なおこれらの長尺の継手部材も低温時の収縮
を吸収するために長手方向と平行な凸状部をそなえてい
る。このようにして、二次防熱体2および二次バリア3
に相当する部分が構成される。
【0023】さらに、その内側に、一次防熱体4および
一次バリア5に相当する部分が、次のようにして取り付
けられている。すなわちロングナット14は断熱パネル8
を内殻1に取り付ける役目と、一次防熱体としての断熱
パネル10を取り付けるための取付けボルト17の差し込み
ナットの役目とをそなえていて、取付けボルト17によ
り、断熱パネル10を二次防熱部(この二次防熱部は断熱
パネル8と金属製表面部材9とで構成される)の内側
(図3,4では上方)に取り付け、断熱パネル10の上面
(内面)に、一次バリアとしての金属製薄膜表面材11を
密着して取り付ける。なお断熱パネル10および金属製薄
膜表面材11の取り付けは、上述の二次防熱部の場合と同
様である。
【0024】さらに各薄膜表面材11間の液密・気密接合
は、二次バリアの場合と同様に、円形継手部材21および
長尺の継手部材23ならびに23aにより行なわれる。図3
中の符号18はワッシャー,符号19は取付けボルト17に螺
合するナット,符号20は隣接する断熱パネル10間の隙間
に充填された充填断熱材を示している。金属製薄膜表面
材9,11および円形継手部材16,21ならびに長尺の継手
部材22,23.23aとしては、オーステナイト系ステンレ
ス鋼やインバーが適当である。このようにして、内殻1
の内部に、断熱パネルと金属製薄膜表面材とで構成され
る防熱部を二重に取り付けられた断熱構造が得られる。
【0025】そして本実施例によれば、次のような効果
ないし利点が得られる。 (1) 従来の貨物タンクの内面断熱構造における合板製の
箱に代えて、強化プラスチックを金型を用いた射出成形
により形成した、立体格子構造の構造体を用いたため、
精度よく安定した構造体を効率よく製造できる。 (2) プラスチック発泡体を上記構造体の立体格子構造の
各格子間で発泡させ、自己接着により構造体の格子と一
体化させて複合体の断熱パネルを構成することにより、
強度の高い断熱パネルを得ることができる。
【0026】(3) 従来の貨物タンクの内面断熱構造にお
ける粉体の断熱材を独立気泡形の発泡体に代えることに
より、吸湿や防湿対策への負担が軽減されるばかりか、
製造中の粉塵対策も不要となり、作業環境の改善をはか
ることができる。また、粉体の断熱材に比べ独立気泡形
の発泡体の熱伝導率は小さく(断熱性が良い)断熱パネ
ルの厚さを2/3程度に薄くできる。 (4) 合板製の構造体を石油化学製品のプラスチックに代
えることにより、懸念される資材の供給の安定性を確保
しやすくなる。ひいては森林資源を守ることにも貢献で
きる。 (5) 金属製薄膜表面材の断熱パネルへの取り付けを、金
属製薄膜表面材の端部に形成された差し込み部を断熱パ
ネルの側面に形成された溝に嵌入するという、簡単な操
作で行なうことができ、施工時間の短縮化、低コスト化
をはかることができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の貨物タン
クの内面断熱構造によれば、次のような効果ないし利点
が得られる。 (1) 断熱パネルの強度部材としての立体格子構造の構造
体を強化プラスチックの射出成形により形成したため、
高い要求精度を満たすことができ、かつ金型を使った成
形であるため、安定した寸法精度を確保できる。 (2) 上記構造体の外寸法に合わせた金型の中に同構造体
をセットした後、この中に断熱材となるプラスチック発
泡体の原液を注入し化学反応(発泡反応)により構造体
と発泡体とが一体となるため、発泡体が断熱パネルの補
強部材として作用し、強度の大な断熱パネルを得ること
ができる。 (3) 金属製薄膜表面材の断熱パネルへの取り付けを、金
属製薄膜表面材の端部に形成された差し込み部を断熱パ
ネルの側面に形成された溝に嵌入するという、簡単な操
作で行なうことができ、施工時間の短縮化、低コスト化
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明の一実施例としての貨物タンクの内
面断熱構造の断熱パネルの基本形状を示す斜視図。 (b) 図1(a)のA−A矢視断面図。 (c) 図1(a)のB−B矢視断面図。 (d) 図1(a)のC−C矢視断面図。
【図2】同貨物タンクの内側からみた平面図。
【図3】図2のD−D矢視断面図。
【図4】図2のE−E矢視断面図。
【図5】図4のF矢部の拡大図。
【図6】(a) 同二次断熱材としての断熱パネルの上面
図。 (b) 同側面図。 (c) 同正面図。 (d) 同底面図。
【図7】(a) 同一次断熱材としての断熱パネルの上面
図。 (b) 同側面図。 (c) 同正面図。 (d) 同底面図。
【図8】通常の液化ガス運搬船の貨物タンクの概略構造
を示す斜視図。
【図9】従来の貨物タンクの内面断熱構造を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 船体の内殻 2 二次防熱体 3 二次バリア 4 一次防熱体 5 一次バリア 6 立体格子構造の構造体 7 断熱発泡体 8 断熱パネル(二次防熱用) 9 二次バリアとしての金属製薄膜表面材 10 断熱パネル(一次防熱用) 11 一次バリアとしての金属製薄膜表面材 12 取付けボルト(二次防熱用) 13 ワッシャー(二次防熱用) 14 ロングナット(二次防熱用兼一次防熱用) 15 パネル間の充填断熱材(二次防熱用) 16 円形継手部材(二次バリア用) 17 取付けボルト(一次防熱用) 18 ワッシャー(一次防熱用) 19 ナット(一次防熱用) 20 パネル間の充填断熱材(一次防熱用) 21 円形継手部材(一次バリア用) 22 長尺の継手部材(二次バリア用) 23,23a 長尺の継手部材(一次バリア用) 24 レジンロープ 25 二次防熱箱 26 一次防熱箱 27 防熱箱取付金具 28 パーライト 29,29a メンブレン(金属製薄膜表面材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物タンクの内面断熱構造において、 断熱体と同断熱体の内表面に取り付けられる液密・気密
    バリアとをそなえ、上記断熱体が断熱パネルで構成さ
    れ、同断熱パネルが金型を用いた強化プラスチックの射
    出成形により一体成形された立体格子構造の構造体をそ
    なえるとともに、同構造体の格子間に形成された各空間
    部に発泡工程で同構造体に自己接着して一体化した断熱
    発泡体を充填されて構成されていることを特徴とする、
    貨物タンクの内面断熱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の貨物タンクの内面断熱
    構造において、 上記の断熱体と液密・気密バリアとによる防熱部が、二
    重に配設されていることを特徴とする、貨物タンクの内
    面断熱構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の貨物タンクの
    内面断熱構造において、 上記液密・気密バリアが金属製薄膜表面材で構成される
    とともに、同金属製薄膜表面材にその端部を折曲した差
    し込み部が形成され、 上記断熱パネルの側面に上記差し込み部を嵌入可能な溝
    が形成されていることを特徴とする、貨物タンクの内面
    断熱構造。
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