JPH08995Y2 - 衝撃式混合機 - Google Patents

衝撃式混合機

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JPH08995Y2
JPH08995Y2 JP1991007748U JP774891U JPH08995Y2 JP H08995 Y2 JPH08995 Y2 JP H08995Y2 JP 1991007748 U JP1991007748 U JP 1991007748U JP 774891 U JP774891 U JP 774891U JP H08995 Y2 JPH08995 Y2 JP H08995Y2
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JP
Japan
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crushing
plates
bending type
bending
impact
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JP1991007748U
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JPH0498441U (ja
Inventor
順四郎 大橋
茂徳 長岡
司 森
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Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、掘削土の再生処理など
に利用する衝撃式混合機に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス導管工事、上下道工事、電気工事等
から発生する掘削土は、掘削によるこね返しを受けるた
め、必要な路床支持力を失い、埋戻し材料としては使用
できなくなり廃棄していた。このため新たに良質の土砂
を埋戻し用として使用しなければならなかった。そこ
で、掘削土を改良し再生処理するため、掘削土と回収助
剤および土質安定剤を一緒にして破砕予備混合し、次い
で衝撃により解砕を行い、次いで篩分けを行い、篩下を
再生土とするようにしたものが発明者等により提案され
ている。上記の衝撃により解砕を行う解砕混合機として
は、例えば、特公昭42−11861号公報、特開昭6
0−48151号公報に示されている粘性物質の解砕に
特に適した衝撃式混合機を使用するのが好適である。
【0003】従来の衝撃式混合機は水平軸の回りに回転
する回転体に打撃子を取付けて回転打撃子となし、これ
に対向して原動機により屈曲運動をする複数の解砕片を
屈曲可能部材にて連設した屈曲式解砕板を有しており、
屈曲式解砕板の表面および屈曲式解砕板と回転打撃子と
の間の空間において短時間で材料の解砕ならびに混合が
行われる。回転打撃子の衝撃作用ならびに屈曲式解砕板
の自動的な付着物振い落し作用によって、粘性の高い材
料も粘着により付着することなく解砕され、又硬質材料
は部分的に破砕され、同時に、これらの材料の混合が速
やかに行なわれる。(例えば、特開昭57−12108
6号公報、特開昭64−15151号公報)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の衝撃式混合機は、一般に掘削土などの材料を解砕お
よび混合するさい、屈曲式解砕板表面における材料の付
着成長、塊状化を回避できる点において有効であるが、
掘削土などの材料の性状に支配されて、特に付着性が高
い材料を処理する場合には、屈曲式解砕板表面への材料
の付着が漸次進行されて、材料の付着成長をもたらし、
塊状にまで成長してから屈曲式解砕板表面から落下して
しまうなど、掘削土などの材料の解砕や混合性を著しく
低下させるのみならず、塊状材料を間欠的に排出させ、
良好な掘削土の再生処理をすることができないので、好
ましくない。また、硬質材料を含有する材料を処理する
場合、塊状材料に包含されて充分に解砕および混合され
ることなく排出されてしまい、掘削土の再生工程におい
てふるい上産物として再び衝撃混合機に供給されて解砕
および混合が繰返へされるので、その処理能力を最適化
することができないので、同様に、好ましくない。
【0005】本考案はこのような従来の問題を解決する
ものであり、掘削土のなどの材料を衝撃により解砕およ
び混合を確実に行わせ、良好な掘削土の再生処理をする
ことができる優れた掘削土などの衝撃式混合機を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、掘削土の再生処理などに利用する回転打撃
子および屈曲式解砕板を有する衝撃式混合機において、
複数の解砕片を屈曲可能部材にて高さ方向に連接した屈
曲式解砕板が回転打撃子の左右両側にそれぞれ対向して
設けられるとともに、前記両側の屈曲式解砕板の下方に
それぞれ放射状に取付けた棒状や平板状などからなる
砕具を有する解砕体を備えたものであり、また、前記
側の屈曲式解砕板の下方にそれぞれ前記回転打撃子を指
向して前記屈曲式解砕板から落下する材料を打撃する
数個の打撃板などからなる打撃体を備えたものである。
【0007】
【作用】本考案は上記のような構成により次のような作
用を有する。すなわち、材料が屈曲式解砕板表面におい
て塊状にまで成長してから、落下してしまうさいに、
右両側に対向して設けられた解砕体によりさらに強制的
解砕され小塊状に分断,解砕されるので、掘削上など
の材料の解砕および混合を確実に行わせ、良好な掘削土
の再生処理をすることができる。また、硬質材料を含有
する材料を処理する場合、屈曲式解砕板から落下する材
料を捕捉して左右両側に対向して設けられた打撃体によ
り回転打撃子に指向させて衝撃されるので、同様に、掘
削士などの材料の解砕および混合を確実に行わせ、良好
な掘削土の再生処理をすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面について詳細に
説明する。図1において、10は衝撃式混合機をしめ
し、11は水平軸の回りに回転する回転体であり、回転
体11の外周には打撃子12を取付けて回転打撃子13
となしている。14はケーシングをしめし、ケーシング
14の頂部には供給口16を設けており、掘削土などの
材料を供給するためのものである。回転打撃子13の左
右上方には傾斜した衝突板20,20をそれぞれ設けて
おり、また、回転打撃子13の時計または反時計回転方
向に対向して、左右両側において、ケーシング14の高
さ方向に沿ってそれぞれ屈曲式解砕板30,30が設け
られ、屈曲式解砕板30,30の上端はケーシング14
の天井に設けた原動機40,40の部材42,42に接
合されている。屈曲式解砕板30,30は複数の解砕片
32,32をリンクチェーンなどの屈曲可能部材34,
34にそれぞれ締結させたものからなり、さらに、屈曲
式解砕板30,30の長さ方向には所要の間隔をもっ
て、2組の弾性具36,36aの部材が屈曲可能部材3
4にそれぞれ締結されている。解砕片32の表面33,
33は、例えば、凸状曲面などをもって形成されてい
る。弾性具36,36aの近傍のそれぞれの屈曲可能部
材34aの一端は、ケーシング14に固着されている支
持具38とそれぞれ結合されている。弾性具36はそれ
ぞれ一対の部材からなり、部材相互が弾性衝突したさい
に充分に反撥することができるように構成されている。
原動機40,40が回転すると部材42,42には揺動
運動が与えられ、屈曲式解砕板30,30には屈曲運動
を発生させる。このさい、弾性具36,36aにおける
それぞれの部材相互の弾性衝突したさいの反撥と、支持
具38による屈曲可能部材34aの運動が拘束されるの
で、部材42と弾性具36との間、および、弾性具36
と弾性具36aとの間においてはそれぞれ別の屈曲運動
を屈曲式解砕板30,30に発生させている。すなわ
ち、屈曲式解砕板30,30の長さ方向には二次の屈曲
運動が発生される。前記両側の屈曲式解砕板30,30
の下方には、それぞれ解砕体46,46が左右両側に設
けられ、解砕体46,46には解砕具48,48、例え
ば、棒状や平板状のものが取付具52,52に放射状に
取付けられ、軸54,54にそれぞれ結合されて、図示
しない原動機によって、解砕体46,46は矢印A,A
にしめすごとく相互に内側を指向して回転され、前記
側の屈曲式解砕板30,30の表面から落下する塊状の
掘削土などの材料B,Bをさらに小塊状に解砕してケー
シング50に設けられた排出口から排出させる。
【0009】 次に上記実施例の動作について説明す
る。上記実施例において、掘削土などの材料が供給口1
6から供給されると、回転打撃子13の加速作用ととも
に、上記材料を衝突板20,20ならびに屈曲式解砕板
30,30に衝突させ、衝突により反撥された材料は再
び回転打撃子13と衝突することを繰返しながら、衝撃
力の作用により解砕され、又硬質材料は部分的に破砕さ
れ、同時に、これらの材料との混合が速やかに行われ
て、排出口から排出され、掘削土などの衝撃混合による
再生処理が行われる。上記において屈曲式解砕板30,
30における二次の屈曲運動のもとで、長さ方向におい
て一様に伝達されている激しい衝撃力は粘性の高い材料
の付着に対し確実な自動振り落し作用を与える。しかし
ながら、掘削土などの材料の性状に支配されて、特に付
着性の高い材料を処理する場合には、屈曲式解砕板3
0,30表面への材料の付着が漸次進行されて、塊状に
まで成長してから屈曲式解砕板30,30表面から落下
することがあり、この落下する材料B,Bは屈曲式解砕
板30,30の下方にて左右両側に対向して設けられた
解砕体46,46の矢印A,A方向にしめすごとき相互
の反対方向の回転により解砕具46,46との衝突およ
びせん断作用などのもとでさらに強制的に解砕され小塊
状に分断,解砕されて排出口から排出される。このよう
にして、付着性の高い掘削土などの材料の解砕および混
合を確実に行わせ、良好な掘削土の再生処理をすること
ができる。図2において、図1と同一符号を付したもの
は構成が同一であり、相異点のほかは重複して詳しく説
明することを省略する。両側の屈曲式解砕板30,30
の下方にそれぞれ打撃体56,56が左右両側に設けら
れ、打撃56,56に打撃板58,58がドラム6
0,60などに複数個取付けられ、ドラム60,60は
軸62,62にそれぞれ結合されて、図示しない原動機
によって打撃体56,56は矢印A,Aにしめすごとく
相互に反対方向に回転されて、その回転方向は、前記回
転打撃子13を指向している。掘削土などにおいて、硬
質材料を含有する材料を処理する場合、岩石などの硬質
材料が粘性土などに包含されて供給され、回転打撃子1
3と衝突板20,20ならびに屈曲式解砕板30,30
との間で衝撃力の作用により解砕され、又硬質材料は部
分的に破砕されて、屈曲式解砕板30,30から塊状と
なって落下される。この塊状材料B,Bは高速にて回転
する打撃体56,56により捕捉され打撃板58,58
の切線方向に加速されて、前記回転打撃子13を指向し
て飛しょうすることとなり、前記回転打撃子13と衝突
板20,20ならびに屈曲式解砕板30,30との間
さらに打撃体56,56との間での解砕,破砕作用が繰
返えされ、強制的に小塊状に解砕,破砕されて排出され
る。このようにして、硬質材料を含有する掘削土などの
材料の解砕、および混合を確実に行わせ、良好な掘削土
の再生処理を行うことができる。
【0010】
【考案の効果】本考案は、上記実施例より明らかなよう
に、屈曲式解砕板から落下する材料は解砕体または打撃
体により解砕または解砕、破砕されるので、特に付着性
が高い材料を処理する場合においても塊状材料のまま排
出されることが充分に回避できて、掘削土などの材料の
解砕および混合が確実に行われ、良好な掘削土の再生処
理をすることができるとともに、その処理能力を最適化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】解砕体を備えた衝撃式混合機の全体構成を示す
図。
【図2】打撃体を備えた衝撃式混合機の要部構成を示す
図。
【符号の説明】
10 衝撃式混合機 13 回転打撃子 30 屈曲式解砕板 32 解砕片 34 屈曲可能部材 46 解砕体 48 解砕具 56 打撃体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−48151(JP,A) 特開 平1−15151(JP,A) 特開 昭60−12143(JP,A) 実開 平2−100646(JP,U) 特公 昭54−4100(JP,B2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削土の再生処理などに利用する回転打
    撃子および屈曲式解砕板を有する衝撃式混合機におい
    て、複数の解砕片を屈曲可能部材にて高さ方向に連接し
    た屈曲式解砕板が回転打撃子の左右両側にそれぞれ対向
    して設けられるとともに、前記両側の屈曲式解砕板の下
    方にそれぞれ放射状に取付けた棒状や平板状などからな
    解砕具を有する解砕体を備えたことを特徴とする衝撃
    式混合機。
  2. 【請求項2】 掘削土の再生処理などに利用する回転打
    撃子および屈曲式解砕板を有する衝撃式混合機におい
    て、複数の解砕片を屈曲可能部材にて高さ方向に連接し
    た屈曲式解砕板が回転打撃子の左右両側にそれぞれ対向
    して設けられるとともに、前記両側の屈曲式解砕板の下
    方にそれぞれ前記回転打撃子を指向して前記屈曲式解砕
    板から落下する材料を打撃する複数個の打撃板などから
    なる打撃体を備えたことを特徴とする衝撃式混合機。
JP1991007748U 1991-01-28 1991-01-28 衝撃式混合機 Expired - Lifetime JPH08995Y2 (ja)

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JP1991007748U JPH08995Y2 (ja) 1991-01-28 1991-01-28 衝撃式混合機

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JP1991007748U JPH08995Y2 (ja) 1991-01-28 1991-01-28 衝撃式混合機

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Publication Number Publication Date
JPH0498441U JPH0498441U (ja) 1992-08-26
JPH08995Y2 true JPH08995Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=31739767

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Family Cites Families (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544100A (en) * 1977-06-13 1979-01-12 Matsushita Electric Works Ltd Alarm unit using ultrasonic waves
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Also Published As

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JPH0498441U (ja) 1992-08-26

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