JPH0899183A - スポット溶接機の制御方法 - Google Patents

スポット溶接機の制御方法

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JPH0899183A
JPH0899183A JP23498694A JP23498694A JPH0899183A JP H0899183 A JPH0899183 A JP H0899183A JP 23498694 A JP23498694 A JP 23498694A JP 23498694 A JP23498694 A JP 23498694A JP H0899183 A JPH0899183 A JP H0899183A
Authority
JP
Japan
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welding
signal
timer circuit
machine
completion
Prior art date
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Pending
Application number
JP23498694A
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English (en)
Inventor
Minoru Honda
穣 本多
Takashi Suzuki
孝始 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイマー回路を用いる制御装置で溶接機を制
御する際、制御装置からタイマー回路に送られる溶接入
信号のための信号線に起因する事故を無くする。 【構成】 位置制御工程,加圧制御工程の後に溶接を実
行するか否かを選択する工程を設け、ここで実行するこ
とを選択すると、溶接条件の信号だけをタイマー回路T
に送り、直ちに溶接を実行し、完了工程に移行する。他
方、実行しないことを選択すると、タイマー回路Tに信
号を送ることなく、遅延時間工程を経て、完了工程に移
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポット溶接機の制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来技術によるスポット溶接機の
制御方法を概念的に示すブロック図である。
【0003】溶接設備制御装置Cに始動信号が入力され
ると(IN)、制御装置Cが、被溶接物の溶接すべき箇
所と溶接電極の位置が一致するように、被溶接物または
溶接電極あるいはその一方の位置を移動させる信号を溶
接機Wに送る。
【0004】さらに制御装置Cは、溶接箇所を電極で加
圧させる信号を溶接機Wに送る。溶接機はガンを閉じ、
被溶接物を加圧する。
【0005】制御装置Cは、溶接条件に関する信号と、
溶接を開始するための「溶接入」の信号をタイマー回路
Tに送る。
【0006】タイマー回路Tは、溶接条件に対応する溶
接電流を指令する信号と、溶接電流の継続時間を指令す
る信号を溶接機Wに送る。
【0007】溶接機Wは、タイマー回路Tからの指令さ
れた溶接電流を指令された継続時間だけ溶接箇所に流す
ことによりスポット溶接をする。
【0008】図2は従来技術によるスポット溶接機の制
御における溶接設備制御装置Cとタイマー回路Tの間の
信号の送受の関係を示すフローチャートである。
【0009】スタート信号が入力されると、先ず被溶接
物の被溶接箇所をスポット溶接電極の下に移動させるた
めの位置制御信号が溶接機に送られ、次にその溶接箇所
を所定の圧力で加圧する加圧信号が溶接機Wに送られ
る。
【0010】被溶接箇所が所定の位置にあり、その箇所
が所定圧力で加圧されたことを確認すると、溶接条件を
指令する信号と、溶接電流を流すための溶接入信号が、
タイマー回路Tに送られる。そして溶接設備制御装置C
は溶接が完了したことを示す完了信号がタイマー回路T
から送られてくるのを待機する状態となる。
【0011】タイマー回路Tは、制御装置Cから溶接条
件を指令する溶接条件信号が入力されると、遅延時間回
路が始動する。その遅延時間回路が設定した所定時間を
経過したときに、制御装置Cからの溶接入信号を受けて
いると(YES)、溶接条件信号に対応する溶接電流
を、その溶接条件に対応する継続時間だけ、溶接箇所に
電接電極から流す。
【0012】その継続時間を経過すると、溶接完了信号
が、制御装置Cに送られる。これに応じて、ガン開放信
号が、制御装置Cから溶接機Wに送られる。これによっ
て溶接の一サイクルが終了し、次の溶接点での溶接動作
が始まる。
【0013】溶接機の試運転などにおいて、溶接電流を
流さないで、位置制御,加圧制御の試験等を行うことが
ある。
【0014】このような場合、溶接入信号をタイマー回
路Tに送らない。タイマー回路Tの遅延時間回路の所定
時間が経過した時点に溶接入信号を受け取らないので
(NO)、溶接電流を流すことなく、溶接が完了したこ
とを示す完了信号が、タイマー回路Tから制御装置Cに
送られ、溶接完了と見なされ、ガン開放信号が溶接機に
送られ、その溶接点に関する溶接動作は終了し、次の溶
接点についての動作が始まる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によると
き、溶接箇所に溶接電流を流すべきときに、何らかの原
因、例えば断線等によって、溶接入信号が制御装置Cか
らタイマー回路Tに送られないことがある。この場合遅
延時間回路の所定時間を経過すると、溶接電流が流れる
ことなく、直ちに完了信号が発生し、その溶接点が溶接
されず次の溶接点での溶接作業に移行するので、溶接不
良の原因の一つとなることがあった。
【0016】本発明は、溶接機の試運転時には、溶接電
流を流すことなく試験することができ、かつ、溶接電流
を流すべきときに、溶接入信号が送られないという事態
を起させない、スポット溶接機の制御方法を提案するこ
とを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、被溶接物の
溶接箇所を溶接機の所定の位置に移動させる位置制御工
程と、所定の位置に移動された溶接箇所に所定の圧力を
加える加圧制御工程と、溶接条件を設定する溶接条件設
定工程と、溶接条件に対応する溶接電流を溶接条件に対
応する継続時間だけ溶接箇所に流す溶接工程と、溶接工
程が終了すると加圧工程を終了する完了工程を含み、完
了工程が終ると次の溶接点における溶接工程が開始する
スポット溶接機の制御方法において、上記加圧制御工程
の後に溶接を実行するか否かを選択する溶接実行選択工
程を有し、溶接を実行することを選択すると、溶接条件
設定工程が始まり、溶接条件設定工程が終了すると溶接
入信号を待たずに溶接工程が実行され、さらに完了工程
に移行し、溶接実行選択工程において溶接をしないこと
を選択すると、所定時間だけタイマー回路が動作する遅
延時間工程が開始し、遅延時間工程が終了すると完了工
程に移行することを特徴とするスポット溶接機の制御方
法によって、解決された。
【0018】
【作用】位置制御工程と加圧制御工程は従来技術と同じ
であるが、その次の工程である溶接実行選択工程で溶接
を実行するか否かを選択する点が従来技術と異なる。
【0019】溶接を実行することを選択すると、溶接入
信号を待つことなく、溶接条件に対応する溶接電流を溶
接条件に対応する継続時間だけ溶接箇所に流し、スポッ
ト溶接を行う。
【0020】溶接をしないことを選択すると、所定時間
だけタイマー回路が動作する遅延時間工程を経て完了工
程に移行する。
【0021】したがって溶接入信号の送信,受信が不用
となり、この信号線の断線等による異常が発生しなくな
り、したがって溶接不良の原因の一つを無くすことがで
きる。
【0022】
【実施例】本発明は図1の従来技術によるスポット溶接
機の制御に用いられたタイマー回路Tを用いて実施する
ことができる。
【0023】溶接入信号を用いる従来技術によるタイマ
ー回路Tを使用するときには、この溶接入信号端子に常
にONにする。この結果、溶接条件についての指令信号
が制御装置Cから送られてくると、常に溶接条件に基づ
いた溶接電流を溶接条件に基づいた継続時間だけ溶接電
流を流す信号を溶接機Wに送る。このとき、溶接条件に
ついての指令信号の受信後、必要に応じて遅延時間を発
生させることは省略することもできる。
【0024】図3は本発明によるスポット溶接機の制御
における溶接設備制御装置Cとタイマー回路Tの間の信
号の送受の関係を示すフローチャートである。
【0025】溶接設備制御装置Cからタイマー回路Tへ
は溶接条件信号だけが出力され、タイマー回路Tから溶
接設備制御装置Cへは溶接が完了したことを示す完了信
号のみが出力される。
【0026】スタート信号が入力されると、先ず被溶接
物の被溶接箇所をスポット溶接電極の下に移動させるた
めの位置制御信号が溶接機に送られ、次にその溶接箇所
を所定の圧力で加圧する加圧信号が溶接機Wに送られ
る。
【0027】被溶接箇所が所定の位置にあり、その箇所
が所定圧力で加圧されたことを確認すると、その次の工
程である溶接実行選択工程で溶接を実行するか否かを選
択する。
【0028】溶接を実行することを選択すると、制御装
置Cからタイマー回路Tに溶接条件を指令する信号が送
られ、制御装置C自体は、溶接完了信号を待機する状態
になる。
【0029】タイマー回路Tは、溶接条件を指令する信
号を受けると、溶接入信号を待つことなく、溶接条件に
対応する溶接電流を溶接条件に対応する継続時間だけ溶
接箇所に流す指令信号を溶接機に送り、溶接機でスポッ
ト溶接を行う。
【0030】その継続時間を経過すると、溶接完了信号
が、制御装置Cに送られる。これに応じて、ガン開放信
号が、制御装置Cから溶接機Wに送られる。これによっ
て溶接の一サイクルが終了し、次の溶接点での溶接動作
が始まる。
【0031】他方、溶接実行選択工程で溶接しないこと
を選択すると、遅延タイマー工程が起動し、そのタイマ
ー工程によって定まる時間を経過するとガン開放信号が
制御装置Cから溶接機Wに送られる。これによって、こ
の溶接のサイクルは終了し、次の溶接点での溶接動作が
始まる。
【0032】
【発明の効果】
(1) 制御装置Cとタイマー回路の間の溶接入の信号
線が不用となるので、制御装置の出力線の数が少くな
り、装置の据付,保守が容易になるばかりでなく、この
信号線の断線等による事故が無くなり、溶接不良の一つ
の原因が無くなる。
【0033】(2) 試運転のときには、タイマー回路
に大容量電源を接続する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるスポット溶接機の制御方法を概
念的に示すブロック図である。
【図2】従来技術によるスポット溶接機の制御における
溶接設備制御装置Cとタイマー回路の間の信号の送受の
関係を示すフローチャートである。
【図3】本発明によるスポット溶接機の制御における溶
接設備制御装置とタイマー回路の間の信号の送受の関係
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
C 溶接設備制御装置 T タイマー回路 W 溶接機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接物の溶接箇所を溶接機の所定の位
    置に移動させる位置制御工程と、所定の位置に移動され
    た溶接箇所に所定の圧力を加える加圧制御工程と、溶接
    条件を設定する溶接条件設定工程と、溶接条件に対応す
    る溶接電流を溶接条件に対応する継続時間だけ溶接箇所
    に流す溶接工程と、溶接工程が終了すると加圧工程を終
    了する完了工程を含み、完了工程が終ると次の溶接点に
    おける溶接工程が開始するスポット溶接機の制御方法に
    おいて、 上記加圧制御工程の後に溶接を実行するか否かを選択す
    る溶接実行選択工程を有し、溶接を実行することを選択
    すると、溶接条件設定工程が始まり、溶接条件設定工程
    が終了すると溶接入信号を待たずに溶接工程が実行さ
    れ、さらに完了工程に移行し、溶接実行選択工程におい
    て溶接をしないことを選択すると、所定時間だけタイマ
    ー回路が動作する遅延時間工程が開始し、遅延時間工程
    が終了すると完了工程に移行することを特徴とするスポ
    ット溶接機の制御方法。
JP23498694A 1994-09-29 1994-09-29 スポット溶接機の制御方法 Pending JPH0899183A (ja)

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