JPH0898420A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JPH0898420A
JPH0898420A JP6235546A JP23554694A JPH0898420A JP H0898420 A JPH0898420 A JP H0898420A JP 6235546 A JP6235546 A JP 6235546A JP 23554694 A JP23554694 A JP 23554694A JP H0898420 A JPH0898420 A JP H0898420A
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recharging
battery
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Nobutoshi Kajiya
宣敏 楫屋
Kazunori Najima
一記 名嶋
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定された充電終了時刻に、充電を完了させ
る。 【構成】 ステップS1で、充電終了時刻を設定し、S
2で充電の予約をスタートさせると、S3で直ちにバッ
テリの充電が開始され、充電開始後、S4でバッテリ電
圧が規定値に達したかどうかが判断されて、規定電圧に
達したらS5にて充電は中断され、S6にて、満充電に
必要な再充電時間が算出され、充電再開時刻が決定され
る。そしてS7で、充電再開時刻になったかどうかが判
断され、充電再開時刻になれば、S8でバッテリの充電
が再開され、最後にS9で終了時刻になったかどうかが
判断され、終了時刻になれば、S10にてバッテリの充
電は終了し、充電完了となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトや無人
搬送車等といった産業車輛の動力源である蓄電池の充電
に好適な充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蓄電池は、充電して繰り返し使用される
が、充電完了時から時間の経過とともに自己放電や液温
の低下により容量が減少してしまう。そこで従来、例え
ば実開平5−25950号公報に示されている如く、使
用開始時刻に充電が完了されるべく、充電を開始する充
電開始時刻を任意時刻、例えば充電終了時刻の予測充電
時間前となるようにタイマーで予約していた。ところが
満充電に達するまでに要する時間は、バッテリの使用年
数や放電量等によってまちまちであるから、個々にデー
タを記録して徹底した管理がされていればともかくも、
予測充電時間が不正確で、作業開始時きっかりに充電を
完了させることは事実上不可能である。従って充電が早
く完了してしまって稼動時間の短縮を招いたり、逆に間
に合わなくて作業開始を遅らせたりする虞れがある。又
充電開始時刻までは放電状態のまま放置されるので、充
電開始前に、不意な作業が入った場合は対処できない
し、バッテリの寿命にも影響する。
【0003】そこで例えば図11に示す如く、充電指令
があった時を充電開始時刻T0 とし、充電量が約80%
に達する充電中断時刻T1 になったら一旦充電を中止さ
せ、予測充電時間tX から、一旦充電が中止されるま
で、即ち、充電開始時刻T0 から充電中断時刻T1 まで
に要した時間t1 を減じた残り充電時間t2 を算出し、
充電終了時刻Tより残り充電時間t2 前に再充電を開始
するようにして、不意の作業にも対応を可能とした充電
装置が提案されている(実開平5−75964号公
報)。しかし前記充電再開時刻T2 も、依然として予測
充電時間tX が不確実であるから、設定された充電終了
時刻Tと実際に充電が完了する時刻とにずれが生ずるこ
とは避けられない。
【0004】又出願人は、図12に示す如く、充電指令
があった時を充電開始時刻T0 とし、指定時間ts が経
過したら一旦充電を中止させ、その指定時間ts におけ
る充電条件から転極点Pに達するまでに要する第1の追
加充電時間t8 を算出すると共に、その第1の追加充電
時間t8 から充電終了時刻Tまでの第2の追加充電時間
9 を算出し、それらを加算した時間、及び料金が安い
時間帯を考慮の上、充電終了時刻Tから逆算して充電再
開時刻T2 を算出する充電装置を提案した(特開平2−
280633号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記第1及び第2の追
加時間を算出して充電再開時刻を決定する装置の出現に
よって、料金が安い時間帯の考慮を優先した場合を除
き、充電終了時刻と実際に充電が完了する時刻との間に
大きな狂いはなくなった。ところが指定時間が短かいと
追加充電時間の予想が不正確になりやすく、指定時間の
選択如何により精度にむらが生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】充電電圧の変化は、図1
3に例示する如く、充電開始時刻T0 から最初のうち
は、充電速度が徐々に増加し、転極点Pを境として後半
では徐々に充電速度が減少するパターンを示すが、その
パターンには一定の法則のようなものがある。本発明
は、転極点Pが再充電を算出する重要なポイントである
ことに着目し、それに基づいて決定された充電中断時刻
から再充電開始時刻を算出する充電器であって、その構
成は、充電終了時刻設定手段と、充電指令と同時に充電
を開始する充電開始手段と、バッテリの電圧が規定値に
達したことを検知する検知手段と、その検知手段の検知
信号に基づいて充電を一旦停止する充電中断手段と、前
記充電停止時刻までに要した充電時間から、満充電に必
要な再充電時間を算出すると共に、前記充電終了時間設
定手段で設定された充電終了時間から逆算して充電再開
時刻を算出する演算手段と、その算出された充電再開時
刻に充電を再開させる充電再開手段とを備えたことにあ
る。
【0007】又前記演算手段と充電再開手段とは、算出
された満充電に必要な充電時間を充電続行時間と再充電
時間とに配分し、前記電圧検知手段の検知信号を受けて
から充電続行時間が経過後に、充電を一旦停止する演算
手段と、前記再充電時間から充電終了時間設定手段で設
定された充電終了時刻から逆算して充電再開時刻を算出
する演算手段と、その算出された充電再開時刻に充電を
再開させる充電再開手段とに変更することもできる。
【0008】そして前記規定値は、転極点の電圧値、或
はそれより高い値に設定することができ、前記充電終了
時間設定手段に、カレンダ機能を備えることが望まし
い。更には、充電中断から充電再開までの間に、追加充
電を行なう補充電手段を追加したり、その補充電手段
は、充電中断後充電が再開されるまでの間、一定時間毎
に規定値になるまで追加充電を繰り返す機能や、再充電
が開始されるまでの時間に応じて算出される補充電時間
を再充電開始時刻の前に加算する機能や、前記規定値に
上限と下限とを設定し、補充電手段が、充電中断後、充
電が再開されるまでの間、電圧値が下限値まで低下した
ら上限値になるまで追加充電を繰り返す補充電機能を追
加することができる。
【0009】
【作用】転極点電圧までの充電時間から算出される再充
電に必要な時間は、誤差が極めて少なく、よって充電は
充電終了時刻に終了する。又充電中断から再充電の開始
までが長時間に及ぶ場合は、追加充電によって一定の電
圧に維持され、設定された充電終了時刻にはバッテリの
能力に応じた最大の稼動時間が約束される。無論、不意
の使用にも対応できる。
【0010】
【実施例】本発明に係る充電装置の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は充電装置に係る制御回路を示した
ブロック図で、1は変圧器を示し、一次側は電磁開閉器
2を介して200Vの交流電源3に、又二次側は整流器
4を介してバッテリ5に夫々接続可能となっている。
尚、前記交流電源は、200V以外の電圧を選択するこ
ともできる。6はCPUであり、バス7を介してROM
8、RAM9、タイマ10及びインターフェイス11が
接続され、又そのインターフェイス11には、時刻設定
用のスイッチ群12、及びディスプレイ13が接続され
ている。又前記CPU6は、充電指令手段としてのスイ
ッチ14と、前記電磁開閉器2及びバッテリ5と夫々電
気的に接続されている。
【0011】そして前記ROM8、RAM9及びタイマ
10の支援を受けて作動するCPU6には、スイッチ群
12の操作で時刻合わせする時刻合わせ手段と、同じく
スイッチ群12の操作で充電終了時刻を設定する充電終
了時刻設定手段と、スイッチ14のON操作で充電指令
と同時に充電を開始する充電開始手段と、バッテリの電
圧が規定値に達したことを検知する検知手段と、その検
知手段の検知信号に基づいて充電を一旦停止する充電中
断手段と、前記充電停止時刻までに要した充電時間か
ら、満充電に必要な再充電時間を算出すると共に、前記
充電終了時間設定手段で設定された充電終了時間から逆
算して充電再開時刻を算出する演算手段と、その算出さ
れた充電再開時刻に充電を再開させる充電再開手段とし
ての各制御プログラムが組み込まれている。
【0012】このように構成された制御回路により実行
される制御例を、図2に示す第1実施例に係るフローチ
ャート図、及び、図3に示すバッテリの電圧変化パター
ンに従って説明する。先ず初期設定として、前もって時
刻設定用のスイッチ群12を操作し、現在時刻を合わ
せ、200Vの交流電源3及びバッテリ5との接続を済
ませておく。ステップS(以下単にSのみで表現する)
1で、スイッチ群12の操作により、充電終了時刻Tを
設定する。尚、実施例のタイマにはカレンダ機能が組み
込まれており、前記時刻合わせ及び充電終了時刻の設定
では、年度、日付、時間を入力し、ディスプレイに13
には、現在時刻と充電終了時刻とが、年月日とともに表
示される。続くS2でスイッチ14をONして充電の予
約をスタートさせると、S3で直ちに電磁開閉器2が閉
じられてバッテリ5の充電が開始される。充電が開始さ
れるとバッテリ5の電圧変化が検知手段により検知さ
れ、S4でその電圧が規定値に達したかどうかが判断さ
れ、規定電圧に達したらS5にて電磁開閉器2が開かれ
てバッテリ5の充電は中断される。そして充電が中断さ
れたら、S6にて、前記充電開始時刻T0 からその充電
中断時刻T1 までに要した充電時間t1 を計算し、満充
電に必要な再充電時間t3を算出する。
【0013】前記図13に示したバッテリの電圧変化パ
ターンにおいて、充電開始時刻T0から転極点Pに達す
るまでの時間t1 と、残り充電時間t2 とを比較する
と、充電開始から転極点に達する時間t1 は残り充電時
間t2 の約3倍にあたる。又通常充電においては、満充
電から更に2時間程余分に充電が行なわれている。そこ
で本実施例では、規定値を転極点Pに相当する電圧値に
設定し、転極点から満充電までに必要な残り充電時間t
2 を充電開始から転極点に達するまでの時間t1 の三分
の一とみなし、それに2時間を加えたものを再充電時間
3 とする計算式を採用した。前記S6では、設定され
ている充電終了時刻Tより、算出された再充電時間t3
前の充電再開時刻T2 も逆算により算出する。そしてS
7で、前記充電再開時刻T2 になったかどうかが判断さ
れ、充電再開時刻T2 になれば、S8で電磁開閉器13
が閉じられてバッテリ5の充電が再開され、最後にS9
で充電終了時刻Tになったかどうかが判断され、終了時
刻になれば、S10にて電磁開閉器13が開かれてバッ
テリ5の充電は終了し、充電完了となる。
【0014】このような制御によって充電を完了したバ
ッテリの充電容量は、総て理想の充電量を満足し、それ
によって前記S6により算出された残り充電時間t2
は、従来の予想充電時間とは比較にならないほど正確で
あり、再充電時間t3 の計算式の信頼性が再確認され
た。本実施例では、ディスプレイ13に時刻とともに年
月日も表示されるよう構成されているが、年月日とは関
係なく何日後の何時といったように充電終了の日時を設
定するようにしてカレンダ機能を省略することもでき、
その場合は、前記現在時刻合わせは必要なくなるので、
スイッチを押した回数により、充電終了時刻が何日、何
時間後かを簡単に設定できるようにするのが望ましい。
又時刻を設定するスイッチ群には、複数の独立したスイ
ッチや、多機能スイッチによる周知の手段が採用され
る。そして規定値は、充電中断時間tの自然放電を考慮
して、転極点Pの電圧より僅かに高い値に設定すること
もできるし、再充電時間を算出するための計算式は、規
定値や充電条件等により適宜変更される。再充電は、設
定された充電終了時刻とは関係なく、バッテリの電圧値
を検知して満充電の電圧になったら自動的に終了させる
ようにしても、充電終了時刻の誤差は少ないので問題な
い。
【0015】前記実施例では、作業開始時にバッテリの
充電が終了して即座に作業ができるし、充電終了時刻前
でも不意の使用に対して対応が可能である。又、充電中
断時間が長い場合は、その間の放電を考慮して、規定値
を転極点より僅かに高い値に設定することで対応するこ
ともできる。次に、前記不意の使用があった場合、その
対応能力を更に向上させた第2実施例について、図4の
フローチャート、及び、図5に示すバッテリの電圧変化
パターンに従って説明する。
【0016】尚、S1からS4までは前記実施例と同様
であるので、そこまでの制御過程についての説明は省略
し、又前記と同じステップに関しては番号を統一した。
前記S4にてバッテリ電圧が規定値に達したと判断され
たら、S11で、前記と同様に充電開始時刻T0 からバ
ッテリ電圧が規定値に達した時刻T1 までに要した充電
時間t1 が計算され、続いて満充電に必要な再充電時間
3 が算出される。そしてそのその再充電時間t3 を、
充電続行時間t4 と再充電時間t5 とに配分し、S12
で充電続行時間t4 の間充電が続行される。前記再充電
時間t3 の算出は、前記実施例と基本的には同じである
が、制御回路のインターフェイスに外気温度を検出する
外気温度センサを接続し、追加充電時間を、普通充電の
場合は前記実施例と同様に2時間とし、均等充電を希望
する場合は4時間、外気温度が0℃以下であれば6時間
になるようにプログラムが一部変更されている。そして
前記充電続行時間t4 には、充電開始時刻T0 からバッ
テリ電圧が規定値に達した時刻T1 までに要した充電時
間t1 の三分の1にあたる残り充電時間t2 をそのまま
割り当て、再充電時間t5 は、前記追加時間(2時間、
4時間、6時間)のいずれかになるよう分配され、その
結果、充電再開時刻T2 は、充電終了時刻Tの追加充電
時間(2時間、4時間、6時間のいずれか)前となる。
前記S11の計算に従って、S13では、充電続行時間
4 が経過したかどうか判断され、充電続行時間t4
経過すれば、S14で充電は一旦中断される。以後は前
記第1実施例と同様である。
【0017】このような制御によれば、充電中断中でも
高い電圧値が維持されるので、不意の利用時でも稼動可
能な時間は長くなる。又普通充電ばかりでなく均等充電
や外気温度に応じた充電方式の選択をすることにより、
状況に応じて最適な制御が可能となり、このような充電
方式の選択は、前記第1実施例の装置に付加することも
できる。尚本実施例においては、充電続行時間に充電時
間t2 が割り当てられるように配分したが、配分率は自
由に設定できる。
【0018】これらの実施例は、いずれも充電中断時間
が比較的短かい場合を想定しているので、長期間倉庫で
待機させていたり、船積みされて充電中断時間が数カに
も及ぶ場合には、再充電開始時に自己放電してしまって
いる場合もある。そこでそのような状況下でも有効な変
更実施例を説明する。図6はその第3実施例に係る制御
のフローチャートを示したもので、所定時間が新たに追
加設定されている。この所定時間t6 は、その所定時間
6 内に自己放電により降下する電圧が、満充電として
許容される電圧の上限と下限との電圧差に相当するよう
設定されている。S5により充電が中断されたら、S6
で再充電時間t3 を計算して充電再開時刻T2 を算出す
る。そしてS7で充電再開時刻T2 になったか否かを判
断し、充電再開時刻T2 になっていれば、続くS8から
S9により前記の実施例と同じ制御が成される。充電再
開時刻T2 になっていなければ、S15で所定時間t6
が経過したか否かが判断され、所定時間t6 が経過して
いれば、S16で補充電が開始され、規定電圧に達すれ
ばS4によりそれが判断されてS5により充電が中断さ
れる。以下この繰り返し制御が実行され、この実施例に
おけるバッテリの電圧変化パターンは図7の如くであ
る。
【0019】前記第3実施例の場合、最後の補充電が終
了してから再充電開始時刻までの時間が所定時間に満た
ない場合、再充電による電圧の上昇は、前記図7に点線
で示す如くカーブを描き、満充電の理想電圧より不足電
圧Aだけ充電量が少なくなってしまう。これは前記第1
実施例の場合も同様である。そこで、第1実施例の変更
制御例として、第4実施例の制御を図8に示すフローチ
ャートと図9に示すバッテリの電圧変化パターンに従っ
て説明する。第1実施例では、充電中断時間が長いとバ
ッテリ容量が低下し、再充電した場合、再充電による電
圧は、図9の点線の如くカーブを描きながら上昇するの
で、充電完了時刻Tには不足電圧Bだけ充電量が足りな
くなってしまう。そこでS5により一旦充電が中断され
たら、S17で再充電時間t3 を計算して再充電開始時
刻T2 を算出し、S18で充電中断時間tを計算してそ
の充電中断時間tに見合った追加充電時間t7 を算出
し、S19で前記再充電時間t3 にその追加充電時間t
7 を加算し、S20で早期充電再開時刻T3 を算出す
る。以後は従来と同様である。
【0020】このようにすれば、実質的に再充電時間が
延長されたことになり、充電中断時間中の電圧降下が補
われる。本実施例は第1実施例の変更例として説明した
が、第3実施例の場合、補充電が終了してから再充電開
始時刻までの時間が所定時間に満たない場合にこの第4
実施例の制御と組み合わせることで、完璧な充電装置と
なる。
【0021】前記第3の実施例は所定時間毎に補充電を
繰り返すものであるが、規定値に上限と下限を設定し、
電圧値が下限まで低下したら補充電するようにもでき
る。第5実施例のフローチャートは図10に例示する
が、バッテリの電圧変化パターンは前記第3実施例のフ
ローチャートを示す図7と酷似するので省略する。即
ち、S5にて充電が中断され、S21で充電再開時刻か
どうかが判断され、充電再開時刻であれば、S8からS
10が実行された充電は終了される。充電再開時刻前で
あれば、S21でバッテリの充電電圧が下限の所定値以
下かどうかが判断され、所定値以上であればS7に戻
り、所定値以下であればS22で補充電が開始される。
この所定値は、満充電として許容される電圧の上限と下
限との電圧差に相当する分、上限値とする規定値より低
い値に設定される。S22で補充電されることにより規
定電圧まで上昇すれば、S5にて充電は中断される。こ
のように電圧値を基にして補充電することにより、バッ
テリ容量は常に一定範囲に維持され、前記第3実施例に
比べて、温度変化の影響は少ない。そして本実施例の制
御にも、前記第4実施例の加算方式を組み合わせること
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれは、再充電時間を転極点ま
でに要した時間から算出しているので、設定された充電
充電終了時刻に充電が完了し、液温の低下による容量不
足はおこらない。又充電中断時刻を遅くすれば、不意の
使用があった場合に有利となり、補充電することで、充
電中断時間が長くても自己放電による容量の低下防止が
保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の充電装置における実施例の制御回路
を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例における制御例のフローチャート
図である。
【図3】 第1実施例におけるバッテリの充電電圧変化
を示す説明図である。
【図4】 第2実施例における制御例のフローチャート
図である。
【図5】 第2実施例におけるバッテリの充電電圧変化
を示す説明図である。
【図6】 第3実施例における制御例のフローチャート
図である。
【図7】 第3実施例におけるバッテリの充電電圧変化
を示す説明図である。
【図8】 第4実施例における制御例のフローチャート
図である。
【図9】 第4実施例におけるバッテリの充電電圧変化
を示す説明図である。
【図10】 第5実施例における制御例のフローチャー
ト図である。
【図11】 従来例におけるバッテリの充電電圧変化を
示す説明図である。
【図12】 従来例におけるバッテリの充電電圧変化を
示す説明図である。
【図13】 充電時におけるバッテリの充電電圧変化を
示す説明図である。
【符号の説明】
1・・変圧器、2・・電磁開閉器、3・・200V交流
電源、4・・整流器、5・・バッテリ、6・・CPU、
7・・バス、8・・ROM、9・・RAM、10・・タ
イマ、11・・インターフェイス、12・・スイッチ
群、13・・ディスプレイ、14・・スイッチ、P・・
転極点、S1〜S22・・ステップ、T・・充電終了時
刻、T0 ・・充電開始時刻、T1 ・・充電中断時刻、T
2 ・・充電再開時刻、T3 ・・早期充電再開時刻、t・
・充電中断時間、t1 ・・充電開始時刻から充電停止時
刻までに要した充電時間、t2 ・・残り充電時間、t
3 ,t5 ・・再充電時間、t4 ・・充電続行時間、t6
・・所定時間、t7 ・・追加充電時間、tS ・・指定時
間、tx ・・予測充電時間、A、B・・不足電圧。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電終了時刻を設定する充電終了時刻設
    定手段と、充電の予約をスタートさせる充電指令手段
    と、その充電指令手段からの充電指令があったら直ちに
    充電を開始する充電開始手段と、バッテリの電圧が規定
    値に達したことを検知する検知手段と、その検知手段の
    検知信号に基づいて充電を一旦停止する充電中断手段
    と、前記充電停止時刻までに要した充電時間から、満充
    電に必要な再充電時間を算出すると共に、前記充電終了
    時刻設定手段で設定された充電終了時刻から逆算して充
    電再開時刻を算出する演算手段と、その算出された充電
    再開時刻に充電を再開させる充電再開手段とを備える充
    電装置。
  2. 【請求項2】 充電終了時刻を設定する充電終了時刻設
    定手段と、充電の予約をスタートさせる充電指令手段
    と、その充電指令手段からの充電指令があったら直ちに
    充電を開始する充電開始手段と、バッテリの電圧が規定
    値に達したことを検知する検知手段と、その検知手段の
    検知信号を受けるまでに要した充電時間から、満充電に
    必要な充電時間を算出してその必要な充電時間を、充電
    続行時間と再充電時間とに配分し、前記電圧検知手段の
    検知信号を受けてから充電続行時間が経過後に、充電を
    一旦停止する充電中断手段と、前記再充電時間から充電
    終了時間設定手段で設定された充電終了時間から逆算し
    て充電再開時刻を算出する演算手段と、その算出された
    充電再開時刻に充電を再開させる充電再開手段とを備え
    る充電装置。
  3. 【請求項3】 前記規定値が、転極点の電圧値、或はそ
    れより高い値に設定された請求項1又は請求項2に記載
    の充電装置。
  4. 【請求項4】 前記充電終了時間設定手段が、カレンダ
    機能を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の充電
    装置。
  5. 【請求項5】 充電中断から充電再開までの間に、追加
    充電を行なう補充電手段を追加した請求項1〜4のいず
    れかに記載の充電装置。
  6. 【請求項6】 前記補充電手段が、充電中断後充電が再
    開されるまでの間、、一定時間毎に規定値になるまで追
    加充電を繰り返す機能を有した請求項5に記載の充電装
    置。
  7. 【請求項7】 前記補充電手段が、再充電が開始される
    までの時間に応じて算出される補充電時間を再充電開始
    時刻の前に加算する機能を有した請求項5に記載の充電
    装置。
  8. 【請求項8】 前記規定値に上限と下限とを設定し、補
    充電手段が、充電中断後充電が再開されるまでの間、電
    圧値が下限値まで低下したら上限値になるまで追加充電
    を繰り返す請求項5に記載の充電装置。
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