JPH0898122A - 映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット - Google Patents

映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット

Info

Publication number
JPH0898122A
JPH0898122A JP6229128A JP22912894A JPH0898122A JP H0898122 A JPH0898122 A JP H0898122A JP 6229128 A JP6229128 A JP 6229128A JP 22912894 A JP22912894 A JP 22912894A JP H0898122 A JPH0898122 A JP H0898122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information recording
recording medium
video
video data
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6229128A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Mori
達男 森
Kazutoshi Nishimura
一敏 西村
Takemoto Suzuki
偉元 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP6229128A priority Critical patent/JPH0898122A/ja
Publication of JPH0898122A publication Critical patent/JPH0898122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 MOの交換時にも途切れることなく映像情報
を再生することを可能とし、さらに、磁気ディスクの使
用量を少なくした階層蓄積構成でのデータ配置方法を実
現すること。 【構成】 一番組の映像をm個の情報記録媒体に連続的
に分散蓄積する映像蓄積方法であって、1以上(m−
1)以下の整数である各nに対して、第n番目の情報記
録媒体に蓄積された映像と第(n+1)番目の情報記録
媒体に蓄積された映像の間を繋ぐ繋ぎ映像を、第1番目
ないし第n番目の情報記録媒体のいずれかに蓄積するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リクエスト型映像・音
声情報提供システムのセンタなどにおいて、蓄積装置に
ディジタル映像・音声を蓄積し、その読み取りを行う映
像・音声情報の蓄積読み取り方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ蓄積装置としては、光磁気
ディスク(以下、MOと称する)を用いた光MSS(Ma
ss Storage System)を使用したものがある。光MSS
では、映像等の長時間情報を間断なく再生表示させるた
めの方法として、予め、繋ぎ部分のデータを全て磁気デ
ィスクに格納しておき、MOの交換時には繋ぎ部分のデ
ータを磁気ディスクから読み出すことが行われている。
このように、光MSSと磁気ディスクとの構成を階層化
することにより、間断なく映像を再生表示することが従
来より行われている。
【0003】図5は上述したような階層化されたデータ
蓄積装置の一般的構成を示す図である。図5中、1は中
央制御装置(CPU)、2は磁気ディスク装置、3は光
MSS、4はバッファメモリ、5は映像デコーダ装置で
ある。光MSS3は、MO格納庫31とドライバ32よ
り構成される。また、本従来例では、番組時間として6
0分番組が1.5MbpsのMPEG(Moving Picture Ima
ge Coding Experts Group)方式でデジタル圧縮されて
格納されている。また、MOの容量としては片面300
MBとされている。
【0004】図6は光MSS3内のMO格納庫31の基
本構成を示す図であり、MO−1〜MO−9までの9個
のMOが収容されている。
【0005】CPU1は、各部の動作を制御するもの
で、不図示の入力装置に入力される装置利用者からの要
求に応じて、第二の情報記録媒体としての磁気ディスク
装置2および光MSS3に格納した映像データ(符号化
データ)をバッファメモリ4に転送し、バッファメモリ
4で映像出力順番を整えた後、映像デコーダ装置5へ出
力して、映像データを復号する。
【0006】図7は従来のデータ蓄積装置を光MSSと
磁気ディスクとの階層構成による繋ぎ再生動作を含めて
より具体的に示す図である。図7を参照して従来の繋ぎ
再生動作を説明する。なお、以下の説明では、便宜上、
MO−6のA面およびB面とMO−8のA面の計3面を
使用するものとして説明する。
【0007】図7中の光MSS703では、MO格納庫
731内に収容されるMOの別の記録面や媒体に分割さ
れる長時間番組を連続再生するためには、媒体反転(約
10秒)や交換(約20秒)を行うことが必要となる。
このような再生時に映像が途切れないようにするため
に、上述したような光MSS703と磁気ディスク装置
702との階層構成による“繋ぎ再生技術”が行われ
る。光磁気ディスクの反転や交換時での、CPU701
の映像の連続再生を行う際の制御動作を順に説明する。
【0008】1.CPU701は、利用者からの映像デ
ータbおよび映像データdによる番組の要求を受付ける
と、光MSS703に対して映像データbおよび映像デ
ータdを格納したMO−6に対して媒体装着を指示す
る。これにより各映像データがドライバー732へ出力
される。
【0009】2.上記の手順1と同時に、番組先頭部分
aを磁気ディスク702から読み取り、バッファメモリ
704に一旦送出した後、映像デコーダ装置705へ転
送する。
【0010】3.MO−6の媒体装着が完了した時点
で、番組の後続部分の映像データをMO−6から読み取
り、一旦バッファメモリ4に送出し、バッファメモリ4
上で映像データaと映像データbを連結した後、映像デ
コーダ装置5で復号する。
【0011】4.上記の手順3が終了すると、繋ぎ映像
データcを磁気ディスク2から読み取り、バッファメモ
リ704に転送する。
【0012】5.CPU701はMO−6の媒体反転を
指示する。
【0013】6.MO−6のB面に格納した映像データ
dをバッファメモリ704に転送する。
【0014】7.上記の手順6が終了すると、繋ぎ映像
データeを磁気ディスク702から読み取り、バッファ
メモリ704に転送する。
【0015】8.MO−8のA面に格納した映像データ
fをバッファメモリ704に転送する。
【0016】9.繋ぎ映像データeが再生出力されてい
る間に、映像データfをドライバ732から読み取り、
バッファメモリ704に転送する。
【0017】上記のように、媒体反転や交換を行う際に
は磁気ディスクに格納された繋ぎデータが送出されるた
め、MOの異なる記録面や媒体に分割されて記録されて
いる長時間番組が連続的に再生される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光MSSと磁気ディスクとの階層構成技術にお
いては、予め、繋ぎ部分のデータを全て磁気ディスクに
格納しておくため、磁気ディスクの格納量が多くなって
しまう。情報記憶にかかる媒体コストは光MSSの方が
磁気ディスクに比較して小であるため、磁気ディスクの
必要量が多くなるにつれて、コストが高くなるという問
題点がある。
【0019】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、MOの交換時
にも途切れることなく映像情報を再生することを可能と
し、さらに、磁気ディスクの使用量を少なくした階層蓄
積構成でのデータ配置方法を実現することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の映像蓄積方法は、一番組の映像をm個の情報
記録媒体に連続的に分散蓄積する映像蓄積方法であっ
て、1以上(m−1)以下の整数である各nに対して、
第n番目の情報記録媒体に蓄積された映像と第(n+
1)番目の情報記録媒体に蓄積された映像の間をつなぐ
繋ぎ映像を、第1番目ないし第n番目の情報記録媒体の
いずれかに蓄積することを特徴とする。
【0021】本発明の映像再生方法は、m個の情報記録
媒体に連続的に分散蓄積された一番組の映像を再生する
映像再生方法であって、1以上(m−1)以下の整数で
ある各nに対して、n番目の情報記録媒体に蓄積された
映像と(n+1)番目の情報記録媒体に蓄積された映像
の間をつなぐ繋ぎ映像が、第1番目ないし第n番目の情
報記録媒体のいずれかに蓄積され、該番組への再生要求
に対して第n番目の情報記録媒体に蓄積された映像を再
生し終わるまでに、該第n番目の情報記録媒体に蓄積さ
れた繋ぎ映像を、媒体の取りだしまたは装着をせずに情
報を読み取れる第二の情報記録媒体に転送しておき、第
(n+1)番目の情報記録媒体に蓄積された映像を再生
して始まるまでに、該第二の情報記録媒体に転送された
該繋ぎ映像を再生することを特徴とする。
【0022】本発明の情報記録媒体セットは、一番組の
映像が連続的に分散蓄積されたm個の情報記録媒体から
なる情報記録媒体セットであって、1以上(m−1)以
下の整数である各nに対して、n番目の情報記録媒体に
蓄積された映像と(n+1)番目の情報記録媒体に蓄積
された映像の間をつなぐ繋ぎ映像が、第1番目ないし第
n番目の情報記録媒体のいずれかに蓄積されていること
を特徴とする。
【0023】上記の映像蓄積方法および映像再生装置の
いずれにおいても、情報記録媒体として光磁気ディスク
を用いてもよい。
【0024】また、情報記録媒体として磁気テープを用
いてもよい。
【0025】また、情報記録媒体として光磁気ディスク
を用い、該光磁気ディスクの二つの面を別々の情報記録
媒体をみなして扱うこととしてもよい。
【0026】また、繋ぎ映像がすべて第1番目の情報記
録媒体に蓄積されることとしてもよい。
【0027】また、前記第n番目と前記第(n+1)番
目の情報記録媒体の両映像についての前記繋ぎ映像が、
第n番目の情報記録媒体に蓄積されることとしてもよ
い。
【0028】さらに、前記情報記録媒体として光磁気デ
ィスクを用い、該光磁気ディスクの二つの面を別々の情
報記録媒体とみなして扱い、前記第n番目と前記第(n
+1)番目の情報記録媒体の両映像についての前記繋ぎ
映像が、第n番目の情報記録媒体に蓄積されることとし
てもよい。
【0029】映像再生装置における第二の情報記録媒体
として磁気ディスクおよびランダムアクセスメモリを用
いてもよい。
【0030】なお、本発明においては、情報記録媒体が
両面に読み書きできるものである場合には、その両面を
異なる情報記録媒体として扱い、順番を付ける。
【0031】
【作用】本発明の映像蓄積方法においては、映像と、映
像の間をつなぐ繋ぎ映像とがともに情報記録媒体に蓄積
される。これらを用いて行われる映像再生方法において
は、繋ぎ映像を第二の情報記録媒体に第二の情報記録媒
体に転送し、情報記録媒体に蓄積された映像と第二の情
報記録媒体に記憶された繋ぎ映像を用いて連続的な再生
がなされる。
【0032】上記のように繋ぎ映像の転送を行うことに
より、第二の情報記録媒体にすべての繋ぎ映像を蓄積さ
せる必要がなくなるので、第二の情報記録媒体に要求さ
れる記憶容量は小さなものとなる。
【0033】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0034】第1の実施例 図1は本発明の階層蓄積構成でのデータ配置方法の第1
の実施例における映像読みだしフローを示した図であ
る。本実施例は、図5に示した構成を基本構成とするも
のである。また、MO格納庫331の基本構成も図6に
示したものと同様であり、図7に示した従来例とはその
読み出し動作が異なるものである。
【0035】図1中、aは映像ファイルの先頭部の映像
データ、bはMO−6のA面の映像データ、cはMO−
6のA面とB面との繋ぎ映像データ、dはMO−6のB
面の映像データ、eはMO−6のB面とMO−8のA面
との繋ぎ映像データ、fはMO−8のA面の映像データ
である。図1を参照して本実施例の映像読みだし動作に
ついて説明する。本実施例における映像読み出し動作は
CPU301によって制御され、以下の手順にしたがっ
て行われる。
【0036】1.CPU301は不図示の入力装置に入
力された利用者からの番組要求を受けると、光MSS3
03に対して、映像データb、繋ぎ映像データcおよび
繋ぎ映像データcを格納したMO−6をドライバ332
へ媒体装着するように指示する。これにより、各映像デ
ータがドライバー331へ送出される。
【0037】2.上記の手順1と同時に、番組先頭部分
の映像データaを磁気ディスク装置302から読み取
り、バッファメモリ304に送出し、さらに、映像デー
タaを映像デコーダ装置305へ転送する。
【0038】3.MO−6の媒体装着が完了した時点
で、番組の後続部分の映像データbをMO−6から読み
取り、バッファメモリ304に転送する。映像データa
と映像データbはバッファメモリ304上で連結し、映
像デコーダ装置305に送出して復号する。
【0039】4.MO−6のA面上の繋ぎ映像データc
とeを、磁気ディスク装置302に転送し、蓄積する。
【0040】5.上記の手順4が終了すると、繋ぎ映像
データcを磁気ディスク装置302から読み取り、バッ
ファメモリ304に転送する。
【0041】6.MO−6の媒体反転(A面→B面)を
指示する。
【0042】7.MO−6のB面に格納された映像デー
タdをバッファメモリ304に転送する。
【0043】8.上記の手順7が終了すると、繋ぎ映像
データeを磁気ディスク装置302から読み取り、バッ
ファメモリ304に転送する。
【0044】9.MO−8をドライバ332に装着させ
る。
【0045】10.繋ぎ映像データeが再生出力されて
いる間に、映像データfをドライバ332から読み取
り、バッファメモリ304に転送する。
【0046】以上説明したように本実施例においては、
1番組の映像が一面のMOにおさまらない番組について
は、各番組の先頭MO面に番組の全繋ぎ部分のデータを
配置し、該番組がリクエストされた時点で、全繋ぎ部分
のデータを磁気ディスク装置に転送し、該磁気ディスク
装置に転送された繋ぎ部分のデータを適宜送出すること
によって連続的な再生が行われる。
【0047】第2の実施例 図2は本発明の階層蓄積構成でのデータ配置方法の第2
の実施例における映像読みだしフローを示す図である。
本実施例は、図5に示した構成に、第二の情報記録媒体
としてRAM406を付加したものである。また、MO
格納庫431の基本構成も図6に示したものと同様であ
る。
【0048】図2中、aは映像ファイルの先頭部、bは
MO−6のA面の映像データ、cはMO−6のA面とB
面との繋ぎ映像データ、dはMO−6のB面の映像デー
タ、eはMO−6のB面とMO−8のA面との繋ぎ映像
データ、fはMO−8のA面の映像データである。
【0049】図2を参照して本実施例の動作について説
明する。各MOのA面には直接読み取り映像とB面の反
転時間分の繋ぎ分映像、さらに、次MOとの交換時間に
等しい時間分の繋ぎ分映像の計3種類が格納され、繋ぎ
映像データは該MOの主映像の再生が続いている間に、
該MOからRAM406に転送し、該MOの反転あるい
は次MOとの交換中には、RAM406から繋ぎ映像デ
ータを読みだして再生することがCPU401の制御に
よって行われる。具体的には、以下の手順にしたがって
行われる。
【0050】1.CPU401は利用者からの番組要求
を受けると、光MSS403に対して、映像データb、
繋ぎ映像データcおよびeを格納しているMO−6のド
ライバー432への媒体装着を指示する。これにより、
各映像データがドライバー432へ送出される。
【0051】2.上記の手順1と同時に、番組先頭部分
の映像データaを磁気ディスク装置402から読み取
り、バッファメモリ404へ転送する。
【0052】3.MO−6の媒体装着が完了した時点
で、番組の後続部分bをMO−6から読み取り、番組の
後続部分の映像データbを、一旦、バッファメモリ40
4に転送する。映像データaと映像データbはバッファ
メモリ404上で連結され、映像デコーダ装置405に
送出されて復号される。
【0053】4.MO−6内の繋ぎ映像データcおよび
eは繋ぎ再生専用のRAM406に転送し、駐留してお
く。
【0054】5.上記の手順3が終了すると、繋ぎ映像
データcをRAM406から読み取り、バッファメモリ
404に転送し、バッファメモリ404上で映像データ
bの終端と繋ぎ映像データcの先端を連結させる。
【0055】6.MO−6の媒体反転を指示する。
【0056】7.MO−6のB面に格納した映像データ
dをバッファメモリ404に転送し、バッファメモリ4
04上で繋ぎ映像データcの終端と映像データdの先端
を連結させる。
【0057】8.上記の手順7が終了すると、繋ぎ映像
データeを繋ぎ再生専用RAM406から読み取り、バ
ッファメモリ404に転送し、バッファメモリ404上
で映像データdの終端と繋ぎ映像データeの先端を連結
させる。
【0058】9.MO−8をドライバ432に装着す
る。
【0059】10.MO−8の映像データfをバッファ
メモリ404に転送し、バッファメモリ404上で繋ぎ
映像データeの終端と映像データfの先端とを連結させ
る。そして、繋ぎ映像データeおよび映像データfを映
像デコーダ装置405で復号する。
【0060】以上説明したように本実施例においては、
各番組の先頭MO面に番組の全繋ぎ部分のデータを配置
し、該番組がリクエストされた時点で、全繋ぎ部分のデ
ータをRAMに転送し、該RAMに転送された繋ぎ部分
のデータを適宜送出することによって連続的な再生が行
われる。
【0061】第3の実施例 図3は本発明の階層蓄積構成でのデータ配置方法の第3
の実施例における映像読みだしフローを示した図であ
る。本実施例は、図5に示した構成を基本構成とするも
のである。また、MO格納庫531の基本構成も図6に
示したものと同様である。
【0062】図3中、aは映像ファイルの先頭部の映像
データ、bはMO−6のA面の映像データ、cはMO−
6のA面とB面との繋ぎ映像データ、dはMO−6のB
面の映像データ、eはMO−6のB面とMO−8のA面
との繋ぎ映像データ、fはMO−8のA面の映像データ
である。
【0063】図3を参照して本実施例の動作について説
明する。各MOには直接読み取り映像データと次MOと
の交換時間に等しい時間分の繋ぎ映像データの2種類が
格納されている。A面に格納されている繋ぎ映像データ
は、該MOが読み出し・再生されてからMOが反転され
るまでの時間内に磁気ディスク装置502へ転送され
る。また、B面に格納されている繋ぎ映像データは、M
Oが読み出し・再生されてからMOが反転されるまでの
時間内に磁気ディスク装置502へ転送される。そし
て、MOの反転あるいは交換の場合には、繋ぎ映像デー
タを読み出して再生することがCPU501の制御によ
って行われる。具体的には、以下の手順にしたがって行
われる。
【0064】1.CPU501は利用者からの番組要求
を受けると、光MSS503に対して、映像データb、
繋ぎ映像データcおよびeを格納したMO−6をドライ
バー532に媒体装着するよう指示する。これにより、
各映像データがドライバー532へ送出される。
【0065】2.上記の手順1と同時に、番組先頭部分
の映像データaを磁気ディスク装置502から読み取
り、バッファメモリ504に転送する。
【0066】3.MO−6の媒体装着が完了した時点
で、番組の後続部分の映像データb、繋ぎ映像データc
をMO−6から読み取り、番組の後続部分の映像データ
bは一旦バッファメモリ504に転送する。映像データ
aと映像データbはバッファメモリ504で連結した
後、映像データaと映像データbを映像デコーダ装置5
05へ送出して復号する。
【0067】4.MO−6内の繋ぎ映像データcは磁気
ディスク装置502へ転送し、蓄積しておく。
【0068】5.上記の手順3が終了すると、繋ぎ映像
データcを磁気ディスク装置502から読み取り、バッ
ファメモリ504に転送し、バッファメモリ504上で
映像データbの終端と繋ぎ映像データcの先端を連結さ
せる。
【0069】6.MO−6の媒体反転(A→B)を指示
する。
【0070】7.MO−6のB面に格納された映像デー
タdをバッファメモリ504に転送し、バッファメモリ
504上で映像データbの終端と繋ぎ映像データcの先
端を連結させる。
【0071】8.MO−6のB面に格納された映像デー
タeを磁気ディスク装置502へ転送する。
【0072】9.上記の手順7が終了すると、繋ぎ映像
データeを磁気ディスク装置502から読み取り、バッ
ファメモリ504へ転送し、バッファメモリ504上で
映像データdの終端と繋ぎ映像データeの先端を連結さ
せる。
【0073】10.MO−8をドライバ532に設定す
る。
【0074】11.MO−8の映像データdをバッファ
メモリ504へ転送し、バッファメモリ504上で繋ぎ
映像データeの終端と映像データfの先端とを連結させ
る。そして、繋ぎ映像データeおよび映像データfを映
像デコーダ装置505で復号して映像を出力する。
【0075】以上説明したように本実施例においては、
各MOの面には直接読み取り映像データと次MO面との
設定(交換あるいは反転)時間に等しい時間分の繋ぎ映
像データの2種類を格納し、繋ぎ映像データは該MOが
読み出し・再生されてから次MO面が開始されるまでの
時間内に該MOから磁気ディスクに転送し、MO設定
(交換あるいは反転)中には、磁気ディスクから繋ぎ映
像データを読み出して再生することにより連続的な再生
が行われる。
【0076】第4の実施例 図4は本発明の階層蓄積構成でのデータ配置方法の第4
の実施例における映像読みだしフローを示した図であ
る。本実施例は、図5に示した構成に、第二の情報記録
意媒体としてRAM606を付加したものである。ま
た、MO格納庫631の基本構成も図6に示したものと
同様である。
【0077】図4中、aは映像ファイルの先頭部、bは
MO−6のA面の映像データ、cはMO−6のA面とB
面との繋ぎ映像データ、dはMO−6のB面の映像デー
タ、eはMO−6のB面とMO−8のA面との繋ぎ映像
データ、fはMO−8のA面の映像データである。
【0078】図4を参照して、本実施例の動作について
説明する。各MOには直接読み取り映像データと次MO
との交換時間に等しい時間分の繋ぎ映像データの2種類
が格納されている。A面に格納されている繋ぎ映像は、
該MOが読み出し・再生されてからMOが反転されるま
での時間内に磁気ディスク装置602へ転送される。ま
た、B面に格納されている繋ぎ映像は、次MOが読み出
し・再生されてからMOが反転されるまでの時間内にR
AM606へ転送される。そして、MOが反転あるいは
交換される場合には、繋ぎ映像データが読み出されて再
生される。以上のことはCPU601の制御によって行
われる。具体的には、以下の手順にしたがって行われ
る。
【0079】1.CPU601は利用者からの番組要求
を受けると、光MSS603に対して、映像データb、
繋ぎ映像データcおよびeを格納したMO−6をドライ
バー632に媒体装着するよう指示する。これにより、
各映像データがドライバー632へ送出される。
【0080】2.上記の手順1と同時に、番組先頭部分
の映像データaを磁気ディスク装置602から読み取
り、バッファメモリ604へ転送する。
【0081】3.MO−6の媒体装着が完了した時点
で、番組の後続部分の映像データb、繋ぎ映像データc
をMO−6から読み取り、番組の後続部分の映像データ
bは一旦バッファメモリ604へ転送する。映像データ
aと映像データbはバッファメモリ604で連結した
後、映像データaと映像データbを映像デコーダ装置6
05へ送出して復号する。
【0082】4.MO−6内の繋ぎ映像データcをRA
M606へ転送し、蓄積しておく。
【0083】5.上記の手順4が終了すると、繋ぎ映像
データcをRAM606から読み取り、バッファメモリ
604へ転送し、バッファメモリ604上で映像データ
bの終端と繋ぎ映像データcの先端を連結させる。
【0084】6.MO−6の媒体反転(A→B)を指示
する。
【0085】7.MO−6のB面に格納された映像デー
タdをバッファメモリ604へ転送し、バッファメモリ
604上で映像データbの終端と繋ぎ映像データcの先
端を連結させる。
【0086】8.MO−6のB面に格納された映像デー
タeをRAM606へ転送する。
【0087】9.上記の手順8が終了すると、繋ぎ映像
データeをRAM606から読み取り、バッファメモリ
604へ転送し、バッファメモリ604上で映像データ
dの終端と繋ぎ映像データeの先端を連結させる。
【0088】10.MO−8をドライバ32に設定す
る。
【0089】11.MO−8の映像データdをバッファ
メモリ604へ転送し、バッファメモリ604上で繋ぎ
映像データeの終端と映像データfの先端とを連結させ
る。そして、繋ぎ映像データeおよび映像データfを映
像デコーダ装置605で復号して映像を出力する。
【0090】以上説明したように本実施例においては、
各MOには直接読み取り映像データと次MO面との設定
(交換あるいは反転)時間に等しい時間分の繋ぎ映像デ
ータの2種類を格納し、繋ぎ映像データは該MOが読み
出し・再生されてから次のMO面が開始されるまでの時
間内に該MOからRAMに転送し、MO設定(交換ある
いは反転)中には、RAMから繋ぎ映像データを読み出
して再生することにより連続的な再生が行われる。
【0091】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0092】請求項1および請求項2に記載の方法、請
求項3に記載のもの、請求項4乃至請求項9に記載の方
法、請求項11乃至請求項16に記載の方法において
は、磁気ディスクと光MSSとの階層蓄積構成をなす映
像蓄積装置において、第二の情報記録媒体上での常駐映
像データを少なくすることができる効果がある。より具
体的な効果としては、繋ぎの映像データは第二の情報記
録媒体上でオーバレイ(共用)できるため、個別の繋ぎ
映像データ格納エリアを必要としないので、番組数が多
くなればなるほど、第二の情報記録媒体の使用量の削減
効果が高くなる。
【0093】請求項10に記載のものにおいては、繋ぎ
の映像データがRAM上に置くことができるので、繋ぎ
映像データに対しての磁気ディスクの情報記録媒体の使
用量は0とすることができる。また、RAM上の映像デ
ータについてオーバレイ(共用)できるので、メモリの
使用量を少なくすることができる。
【0094】以上、本発明により、磁気ディスクと光M
SSとの階層蓄積構成をなす映像蓄積装置において、映
像番組の繋ぎ映像データに対しての磁気ディスクのメモ
リ共有化、あるいは、RAMの共有メモリでの代替え使
用を図れるため、映像番組が増大するほど磁気ディスク
の使用量の低減化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像読みだしフ
ローを示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例における映像読みだしフ
ローを示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例における映像読みだしフ
ローを示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例における映像読みだしフ
ローを示す図である。
【図5】階層化されたデータ蓄積装置の構成を示す図で
ある。
【図6】光MSSのMO格納庫のMO配置構成を示した
図である。
【図7】従来例例における映像読みだしフローを示す図
である。
【符号の説明】
301,401,501,601 CPU 302,402,502,602 磁気ディスク装置 303,403,503,603 光MSS 304,404,504,604 バッファメモリ 305,405,505,605 映像デコーダ装置 331,431,531,631 MO格納庫 332,432,532,632 ドライバー 206,406 RAM

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一番組の映像をm個の情報記録媒体に連
    続的に分散蓄積する映像蓄積方法であって、 1以上(m−1)以下の整数である各nに対して、第n
    番目の情報記録媒体に蓄積された映像と第(n+1)番
    目の情報記録媒体に蓄積された映像の間をつなぐ繋ぎ映
    像を、第1番目ないし第n番目の情報記録媒体のいずれ
    かに蓄積することを特徴とする映像蓄積方法。
  2. 【請求項2】 m個の情報記録媒体に連続的に分散蓄積
    された一番組の映像を再生する映像再生方法であって、 1以上(m−1)以下の整数である各nに対して、n番
    目の情報記録媒体に蓄積された映像と(n+1)番目の
    情報記録媒体に蓄積された映像の間をつなぐ繋ぎ映像
    が、第1番目ないし第n番目の情報記録媒体のいずれか
    に蓄積され、該番組への再生要求に対して第n番目の情
    報記録媒体に蓄積された映像を再生し終わるまでに、該
    第n番目の情報記録媒体に蓄積された繋ぎ映像を、媒体
    の取りだしまたは装着をせずに情報を読み取れる第二の
    情報記録媒体に転送しておき、第(n+1)番目の情報
    記録媒体に蓄積された映像を再生して始まるまでに、該
    第二の情報記録媒体に転送された該繋ぎ映像を再生する
    ことを特徴とする映像再生方法。
  3. 【請求項3】 一番組の映像が連続的に分散蓄積された
    m個の情報記録媒体からなる情報記録媒体セットであっ
    て、 1以上(m−1)以下の整数である各nに対して、n番
    目の情報記録媒体に蓄積された映像と(n+1)番目の
    情報記録媒体に蓄積された映像の間をつなぐ繋ぎ映像
    が、第1番目ないし第n番目の情報記録媒体のいずれか
    に蓄積されていることを特徴とする情報記録媒体セッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記情報記録媒体として光磁気ディスク
    を用いることを特徴とする請求項1記載の映像蓄積方
    法。
  5. 【請求項5】 前記情報記録媒体として光磁気ディスク
    を用いることを特徴とする請求項2記載の映像再生方
    法。
  6. 【請求項6】 前記情報記録媒体として磁気テープを用
    いることを特徴とする請求項1記載の映像蓄積方法。
  7. 【請求項7】 前記情報記録媒体として磁気テープを用
    いることを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  8. 【請求項8】 前記情報記録媒体として光磁気ディスク
    を用い、該光磁気ディスクの二つの面を別々の情報記録
    媒体をみなして扱うことを特徴とする請求項1記載の映
    像蓄積方法。
  9. 【請求項9】 前記情報記録媒体として光磁気ディスク
    を用い、該光磁気ディスクの二つの面を別々の情報記録
    媒体をみなして扱うことを特徴とする請求項2記載の映
    像再生装置。
  10. 【請求項10】 前記第二の情報記録媒体として磁気デ
    ィスクおよびランダムアクセスメモリを用いることを特
    徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  11. 【請求項11】 前記繋ぎ映像がすべて第1番目の情報
    記録媒体に蓄積されることを特徴とする請求項1記載の
    映像蓄積方法。
  12. 【請求項12】 前記繋ぎ映像がすべて第1番目の情報
    記録媒体に蓄積されることを特徴とする請求項2記載の
    映像再生装置。
  13. 【請求項13】 前記第n番目と前記第(n+1)番目
    の情報記録媒体の両映像についての前記繋ぎ映像が、第
    n番目の情報記録媒体に蓄積されることを特徴とする請
    求項1記載の映像蓄積方法。
  14. 【請求項14】 前記第n番目と前記第(n+1)番目
    の情報記録媒体の両映像についての前記繋ぎ映像が、第
    n番目の情報記録媒体に蓄積されることを特徴とする請
    求項2記載の映像再生装置。
  15. 【請求項15】 前記情報記録媒体として光磁気ディス
    クを用い、該光磁気ディスクの二つの面を別々の情報記
    録媒体とみなして扱い、前記第n番目と前記第(n+
    1)番目の情報記録媒体の両映像についての前記繋ぎ映
    像が、第n番目の情報記録媒体に蓄積されることを特徴
    とする請求項1記載の映像蓄積方法。
  16. 【請求項16】 前記情報記録媒体として光磁気ディス
    クを用い、該光磁気ディスクの二つの面を別々の情報記
    録媒体とみなして扱い、前記第n番目と前記第(n+
    1)番目の情報記録媒体の両映像についての前記繋ぎ映
    像が、第n番目の情報記録媒体に蓄積されることを特徴
    とする請求項2記載の映像再生装置。
JP6229128A 1994-09-26 1994-09-26 映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット Pending JPH0898122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6229128A JPH0898122A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6229128A JPH0898122A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0898122A true JPH0898122A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16887197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6229128A Pending JPH0898122A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0898122A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011759A (en) * 1998-04-28 2000-01-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System for supplying information to terminal device
US6614990B1 (en) 1998-11-11 2003-09-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video reproducing apparatus with adjusted media change times

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011759A (en) * 1998-04-28 2000-01-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System for supplying information to terminal device
US6614990B1 (en) 1998-11-11 2003-09-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video reproducing apparatus with adjusted media change times

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4108121B2 (ja) プログラム・データを記録する方法および装置
JP3463299B2 (ja) ディスク再生装置
KR20040010741A (ko) 순차 프레임 구조 포맷으로 기록되는 비디오프리젠테이션을 위한 재생 속도 변경
JP4099547B2 (ja) ディジタル信号編集装置及び方法
JP3612455B2 (ja) データ記録・再生装置、映像データの記録・再生方法およびディスクドライブユニット
JP2003209781A (ja) データ記録装置、データ再生装置、データ記録再生方法及び撮像装置
JP3093724B2 (ja) 動画像データ再生装置及び動画像データの逆再生方法
JP2002185926A (ja) 記録再生装置及び方法、記録再生制御装置
JP3869110B2 (ja) ディスク装置
JPH0898122A (ja) 映像蓄積方法、映像再生方法および情報記録媒体セット
JPH10334596A (ja) ディスク装置
KR20040018518A (ko) 필드 구조 포맷으로 리코딩된 비디오 표현을 위한 재생속도의 변경
JP3482852B2 (ja) 符号化信号記録再生装置及びその方法
KR0174477B1 (ko) 비디오 컴팩트디스크의 교환시간 제어방법
JP3208034B2 (ja) 動画像モニタ方法
US7826719B2 (en) Method for recording information on a record medium, record medium containing information, and method and device for reading information from a record medium
JP3644483B2 (ja) 記録再生装置
JP3317169B2 (ja) ディジタル圧縮されたデータの復号再生装置
JP3867864B2 (ja) デイスク装置の再生方法
JP3153490B2 (ja) 記録再生装置、及びその記録再生方法
JP3580310B2 (ja) 再生装置
JP2001216730A (ja) ランダムアクセス可能な記録媒体を用いたデジタル記録再生装置およびデジタルデータの記録再生方法
JPH10326448A (ja) データ送出装置およびデータ送出方法
JP2005167489A (ja) 記録装置および方法、再生装置および方法、ならびに、記録再生装置および方法
JPH0750809A (ja) 複数のアクセス手段を有する電子ビデオ記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040804