JPH0898096A - 映像信号供給装置 - Google Patents

映像信号供給装置

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Publication number
JPH0898096A
JPH0898096A JP25290794A JP25290794A JPH0898096A JP H0898096 A JPH0898096 A JP H0898096A JP 25290794 A JP25290794 A JP 25290794A JP 25290794 A JP25290794 A JP 25290794A JP H0898096 A JPH0898096 A JP H0898096A
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JP
Japan
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signal
video
video signal
character
tuner
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JP25290794A
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English (en)
Inventor
Shunei Hayashi
俊英 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面に映出されている映像の映像信号の供給
源が何であるかをユーザに対して確実に通知することが
できる映像信号供給装置を提供する。 【構成】 テレビジョン受信機などの映像表示モニタ装
置に接続され、映像信号を供給する映像信号供給装置で
ある。当該映像信号供給装置の識別標識信号を形成する
識別標識信号生成部17を有する。生成された識別標識
信号を当該映像信号供給装置から出力する映像信号に合
成する信号合成回路16を有する。これにより、テレビ
ジョン受信機の画面に映像信号の供給源の映像信号供給
装置に対応する識別標識を表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、テレビジョ
ン受信機などの映像表示モニタ装置に接続され、上記映
像表示モニタ装置に映像信号を供給する映像信号供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受信機には、例え
ば、VTR(ビデオ・テープ・レコーダ)や文字チュー
ナやLD(レーザ・ディスク・プレーヤ)などの外部装
置を接続するために、外部入力端子が設けられている。
複数の外部入力端子を備えたテレビジョン受信機もあ
る。
【0003】通常、VTRや文字チューナ、LDなどの
外部装置は、上述のようなテレビジョン受信機の外部入
力端子に常時接続しておき、例えば、テレビジョン受信
機の遠隔制御用の信号送信装置(以下、リモコンコマン
ダという)を操作して、テレビジョン受信機の入力セレ
クタを切り換えて、入力映像信号や入力音声信号を外部
端子からの信号に切り換えることにより、外部装置から
の映像信号、音声信号を再生することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に、テレビジョン受信機にVTRなどの外部装置が複数
個接続されている場合には、現在視聴している映像と音
声の供給源がわからなくなることがある。
【0005】特に、VTRや文字チューナなどのテレビ
ジョン受像機に接続された外部装置が、UHF/VHF
・TVチューナを内蔵している場合には、視聴している
テレビ放送番組は、テレビジョン受像機に内蔵されたU
HF/VHF・TVチューナにより選局したテレビ放送
番組なのか、外部装置に内蔵されたUHF/VHF・T
Vチューナにより選局したテレビ放送番組なのかが、は
っきりしないということが発生する。
【0006】そして、ユーザはテレビジョン受信機のU
HF/VHF・TVチューナで選局された放送局のテレ
ビ放送番組を視聴しているつもりが、実は、VTRや文
字チューナなどの外部装置のUHF/VHF・TVチュ
ーナ(以下、U/Vチューナという)で選局された別の
放送局のテレビ放送番組を意に反して視聴してしまい、
得たい情報を見逃したなどということも発生する。
【0007】また、上述のように、映像信号、音声信号
の供給源がはっきりしない場合、テレビジョン受信機と
外部装置のどちらのリモコンコマンダを操作すればよい
かがわからない。そして、どのリモコンコマンダを操作
すればよいかがわからないまま、ユーザの判断によりリ
モコンコマンダを操作した場合、別のテレビ放送番組を
視聴したいのに選局ができないとか、選局を変えるつも
りがないのに変わってしまったなどの誤操作の原因にも
なる。
【0008】特に、例えば、テレビジョン受信機におい
て、その外部入力端子の一つが文字チューナ端子となっ
ており、この端子に文字チューナが接続されている場合
に、テレビジョン受信機のリモコンコマンダで文字放送
番組の視聴を入力指示したとき、自動的にそのとき文字
チューナで受信されている放送チャンネルの文字放送を
視聴できる構成とされていると、次のような問題が生じ
る。
【0009】すなわち、テレビジョン受信機の画面で、
その内蔵チューナで選択した放送チャンネルを視聴して
いるとき、それが、文字チューナで受信している放送と
誤認し、その放送チャンネルでの文字放送番組の視聴を
すべく、ユーザが入力指示した場合、文字チューナの選
択チャンネルがそのときテレビジョン受信機の内蔵チュ
ーナで選択していた放送チャンネルと同じであるならば
問題ないが、受信チャンネルが異なっていると、ユーザ
が意図したチャンネルとは異なるチャンネルの文字放送
番組が画面に映出されてしまう事態が生じる。
【0010】以上の点にかんがみ、この発明は、ユーザ
に対して映像信号の供給源が何であるかを明確に画面に
表示してユーザに通知することができる映像信号供給装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による映像出力信号を後述する実施例の参
照符号を対応させると、映像を再生する映像表示モニタ
装置に接続される外部装置であって、当該映像表示モニ
タ装置に映像信号を供給する映像信号供給装置であっ
て、上記映像表示モニタ装置の画面に、映像信号供給装
置を識別するための識別標識を、表示するための識別標
識信号を生成する識別標識信号生成手段17と、上記映
像表示モニタ装置に供給する映像信号に、上記識別標識
信号を合成する信号合成手段16とを備えた映像信号供
給装置。
【0012】
【作用】上記構成のこの発明による映像信号供給装置に
よれば、識別標識生成手段17において生成された、識
別標識信号は、信号合成手段16において出力する映像
信号に合成される。
【0013】そして、識別標識信号が合成された映像信
号が、映像表示モニタ装置に供給されると、当該映像表
示モニタ装置の画面には、映像信号供給装置からの映像
信号による映像中に、当該映像信号供給装置の識別標
識、例えばその機器名称が表示される。これにより、ユ
ーザは、画面を一見して、映像信号の供給源となってい
る映像信号供給装置が何であるかを認識することができ
る。
【0014】
【実施例】以下に、この発明による映像信号供給装置の
一実施例について、図を参照しながら説明する。
【0015】図1は、この発明による映像信号供給装置
の一実施例の構成を示すブロック図であり、文字チュー
ナの場合の例である。文字チューナは、文字、図形など
の画像情報や付加音の情報をデジタル信号の形に符号化
した文字信号として、テレビ放送波の映像信号の垂直帰
線期間に重畳して放送している文字放送のテレビ放送波
を選局・受信し、そのテレビ放送波から文字信号を分離
・復号して、文字や図形を発生させる文字デコーダの機
能を有するものである。
【0016】図1に示すように、100は、この文字チ
ューナの信号系であり、200は、その制御系である。
【0017】信号系100は、TVチューナ部11と、
音声処理部12と、映像処理部13と、文字デコード1
4と、NTSCエンコーダ15と、信号合成回路16
と、識別標識の例としての機器名称表示信号生成回路1
7とを備える。
【0018】制御系200は、マイクロコンピュータの
構成とされており、CPU20と、プログラムROM3
1と、ワークエリア用RAM32と、I/Oポート20
1〜203と、システムバス21とを備えている。
【0019】また、41はリモコンコンマンダ、42は
リモコン信号受信部、43はリモコン信号デコード部で
ある。
【0020】そして、ユーザは、所望の放送局の文字放
送を視聴するため、リモコンコマンダ41を操作するこ
とにより、例えば赤外線のリモコン信号として選局情報
をリモコンコマンダ41から送出する。送出されたリモ
コン信号は、リモコン信号受信部42により受信され、
リモコン信号デコード部43に供給される。リモコン信
号デコード部43では、供給されたリモコン信号をデコ
ードし、デコードしたリモコン信号をI/Oポート20
3を介して制御系200に供給する。制御系200のC
PU20は、上述のようにリモコン信号として供給され
た選局情報に基づいて、選局信号を形成し、バス21、
I/Oポート201を介して、U/Vチューナ部11に
供給する。
【0021】U/Vチューナ部11は、アンテナにより
受信されたテレビ放送波の供給を受け、制御系200か
らの選局情報に基づいて、ユーザが所望の放送局のテレ
ビ放送波を選局する。また、この例のU/Vチューナ部
11は、選局したテレビ放送波の中間周波信号への変換
処理、映像信号と音声信号の分離処理、映像信号と音声
信号の復調処理及び映像信号と音声信号の検波処理まで
をも含む。また、U/Vチューナ部11は、テレビ放送
波としてUHFとVHFの両テレビ放送波に対応できる
ものである。
【0022】U/Vチューナ部11から出力された音声
信号は、音声処理部12に供給され、ここで増幅処理な
どが行なわれた後、音声信号の出力端S0に供給され
る。また、U/Vチューナ部11から出力された映像信
号Vは、映像処理部13と文字デコーダ14に供給され
る。
【0023】映像処理部13に供給された映像信号V
は、映像処理部13において、増幅処理などが行なわれ
た後、信号合成回路16に供給される。
【0024】一方、文字デコーダ14に供給された映像
信号Vは、文字デコーダ14において、垂直帰線期間に
重畳されている文字信号が映像信号Vから分離される。
そして、分離された文字信号は、文字パターンやキャラ
クタデータに対応する、いわゆる文字表示画面データに
デコードされる。この文字表示画面データは、文字表示
画面データに対応するドットパターンデータを発生させ
るキャラクタ・ジェネレータの入力情報である。
【0025】キャラクタ・ジェネレータは、文字デコー
ダに内蔵されており、文字表示画面データの供給を受け
て、対応する文字や図形のドットパターンデータを形成
する。なお、キャラクタ・ジェネレータは、各種ドット
パターンデータが書き込まれたROMなどのメモリによ
り形成されている。そして、キャラクタ・ジェネレータ
により形成された、画面に表示する文字や図形のドット
パターンデータは、文字デコーダ14が内蔵するカラー
マトリックス回路等により、画面に表示する文字や図形
の画像に変換され、3原色信号R、G、Bとしてアナロ
グの文字画像信号がNTSCエンコーダ15に供給され
る。
【0026】NTSCエンコーダ15は、供給された文
字画像の3原色信号R、G、BをNTSC方式の映像信
号とされた文字画像信号VMに変換し、信号合成回路1
6に供給する。
【0027】また、文字デコーダ14からは映像処理部
13からの映像信号V1と、文字画像信号VMとを切り
換える切換信号YSが得られ、これが、信号合成回路1
6に供給される。そして、この回路16において、映像
信号V1と、文字画像信号VMとが合成される。
【0028】また、上述のように信号合成回路16にお
いて、映像信号V1と文字画像信号VMとを合成する場
合に、さらに、当該映像信号供給装置である文字チュー
ナを識別することができる識別標識を表示するための識
別標識信号VKを形成し、信号合成回路16において合
成するようにされる。
【0029】すなわち、CPU20は、識別標識信号V
Kを生成するためのプログラムを、ROM31から読み
出して実行し、当該文字チューナの識別標識データをI
/Oポート202を介して、識別標識信号形成部17に
供給する。この例では、この識別標識は「文字チュー
ナ」という文字表示とされる。
【0030】なお、識別標識としては、機器名称だけで
なく、略称、機器の図形パターンやイラストなどであっ
てもよい。
【0031】識別標識信号形成部17は、図示しない
が、識別標識データに対応するドットパターンデータを
形成するコントローラ及び、生成されたデジタル信号と
しての識別標識信号をNTSC方式のアナログの映像信
号である識別標識信号VKに変換するデジタル/アナロ
グ変換回路などにより形成されている。
【0032】そして、制御系200から識別標識データ
が識別標識信号生成部17に供給されると、この識別標
識データに対応するドットパターンデータが、識別標識
信号生成部17が内蔵するキャラクタ・ジェネレータ
(図示せず)により形成される。そして、識別標識信号
生成部17に内蔵されたコントローラは、形成されたド
ットパターンデータにより「文字チューナ」と、機器名
称を表示させる画面上の表示位置を指定する制御信号を
形成し、上記ドットパターンデータと合成する。
【0033】画面上の表示位置を制御する信号が合成さ
れたドットパターンデータは、識別標識信号形成部17
が内蔵するデジタル/アナログ変換回路により、NTS
C方式の映像信号であるアナログの識別標識信号VKに
変換され、信号合成回路16に供給される。
【0034】これにより、信号合成回路16では、映像
信号V1と、文字表示信号VMと、識別標識信号VKと
が合成されて映像信号が形成される。そして、合成され
た映像信号は、出力端子VOに供給される。
【0035】この出力端子VOは、映像表示モニタ装置
の例としてのテレビジョン受信機のビデオ入力端子の一
つに接続される。したがって、テレビジョン受信機にお
いて、リモコンコマンダによる入力セレクト操作により
当該ビデオ入力端子からの信号を選択する状態にされる
と、文字チューナで選択されたテレビ放送波により提供
された映像及び/又は文字情報を表示するとともに、映
像信号の供給源である文字チューナの識別標識として
「文字チューナ」の文字が、画面の、例えば右上隅に表
示される。
【0036】なお、図1においては、制御系200を形
成しているRAMは、RAM32のみを図示したが、実
際には、揮発性、不揮発性のRAMが複数個用いられ、
同様にROMも複数個用いられる。
【0037】次に、図2、図3を用いて、上述したこの
発明による映像信号供給装置の一実施例である文字チュ
ーナの動作の一例と、本装置の識別標識の表示例等につ
いて説明する。
【0038】図2は、この例の映像信号供給装置である
文字チューナで動作するメインルーチンのフローチャー
トである。図3において、60はこの例の文字チューナ
で、この文字チューナ60が、映像表示モニタ装置であ
るテレビジョン受信機50に接続された場合を示してい
る。また、70は文字チューナ60のリモコンコマンダ
70の一例を示している。
【0039】この例の文字チューナ60の制御系200
は、常時ユーザからの操作情報が供給されたか否かを監
視している。すなわち、図3に示すリモコンコマンダ7
0をユーザが操作することにより、このリモコンコマン
ダ70から出力される、例えば赤外線のリモコン信号
が、文字チューナ60に供給されたか否かをチェックす
る。
【0040】リモコン信号が文字チューナ60の、例え
ばフォトセンサなどにより形成されたリモコン信号受信
部61を介して、制御系200に供給されると、そのリ
モコン信号は、何の操作に対応するものであるかが判別
されることになる。この判別処理は、図2のフローチャ
ートに示すように、チャンネル切換の操作であるか(ス
テップ301)、画面表示をオンにする操作であるか
(ステップ307)、電源をオンにする操作であるか
(ステップ308)などである。判別の結果、これらの
操作以外の場合には、その他の処理(ステップ309)
が実行され、メインルーチンが繰り返されることにな
る。
【0041】チャンネル切換の操作は、図3に示すリモ
コンコマンダ70のテンキー72又はチャンネルのアッ
プダウンキー77に対するユーザの押下操作である。
【0042】そして、ステップ301において、リモコ
ンコマンダ70からのリモコン信号が、上記のチャンネ
ル切換の操作によるものであった場合には、供給された
当該チャンネル切換信号に基づいて、上記U/Vチュー
ナ部11を制御し、新しいチャンネルへの選局処理を実
行する(ステップ302)。
【0043】新しいチャンネルへの選局処理が終了する
と、CPU20は、その新しいチャンネル情報をラスト
・チャンネル・メモリに書き込み保持する(ステップ3
03)。ラスト・チャンネル・メモリは、不揮発性のR
AMとして設けられているものである。このラスト・チ
ャンネル・メモリにより、この例の文字チューナの電源
が落された場合にも、その直前まで選局されていたチャ
ンネル情報が保持されるため、再度電源を立ち上げた時
には、電源を落とした時と同じチャンネルが選局される
ことになる。
【0044】次にCPU20は、現在選局されているチ
ャンネル番号をテレビジョン受信機50の画面に表示す
るためのチャンネル表示信号を形成する。そして、テレ
ビジョン受信機に供給する映像信号に合成する(ステッ
プ304)。このチャンネル表示信号は、図1には図示
しないが、チャンネル表示信号生成部において形成さ
れ、信号合成回路16に供給される。そして、テレビジ
ョン受信機に供給する映像信号に合成されるものであ
る。
【0045】次に、映像信号供給装置である文字チュー
ナ60の識別標識をテレビジョン受信機50の画面に表
示させるか否かがチェックされる(ステップ305)。
このステップ305での判断処理は、制御系200の不
揮発性のRAMにあらかじめ前述のようにユーザにより
設定されている識別標識を表示するか否かの情報を読み
出すことにより判断される。この識別標識表示の有無の
設定は、ユーザがリモコンコマンダ70を操作すること
により文字チューナ60の不揮発性のRAMに設定され
るものであり、例えば、リモコンコマンダ70のメニュ
ーキー73を押下することにより実行可能となるメニュ
ーに登録された機能を呼び出して、設定登録をするもの
である。すなわち、ユーザは画面に機器名称を表示させ
る必要はないと判断したときは、「識別標識表示無」と
設定し、必要があると判断したときは「識別標識表示
有」と設定しておくものである。ビデオ入力端子が1つ
しかないテレビ受信機のように、ビデオ入力側に切り換
えたとき、「ビデオ入力」などのテレビ受信機の持つ表
示機能で十分と考えられる場合があることを考慮してい
る。
【0046】ステップ305の処理において、「識別標
識表示有」という設定がされていたと判断すると、CP
U20は、前述したように、識別標識を表示するための
プログラムをROM31より読み出して実行する。そし
て、識別標識信号生成部17において、識別標識信号が
生成され、信号合成回路16において出力映像信号と合
成される(ステップ306)。これにより、当該文字チ
ューナの識別標識として、例えば、その名称を、図3の
ように、テレビジョン受信機50の画面に示したように
「文字チューナ」と表示することができる。
【0047】なお、図3において、テレビジョン受信機
50の画面右上の文字「10」は、選局されたチャンネ
ル番号を示し、文字「ステレオ」は、選局したテレビ放
送波がステレオ放送であることを示すものである。そし
て、これらは、上述したステップ304の処理により形
成されたものである。
【0048】また、ステップ301において、チャンネ
ル切換の操作でないと判断された場合には、チャンネル
や機器名を表示する操作(画面表示をオンにする操作)
か否かがステップ307の処理により判断され、画面表
示をオンにする操作であった場合には、前述したステッ
プ304からの処理が実行される。ここで画面表示をオ
ンにする操作は、例えば、リモコンコマンダ70の画面
表示キー76が押下された場合である。
【0049】また、ステップ307において、画面表示
をオンにする操作でないと判断された場合には、電源を
オンにする操作か否かがステップ308の処理により判
断され、電源をオンにする操作であった場合にもステッ
プ304からの処理が実行される。ここで電源をオンに
する操作とは、電源がオフの状態のときに、電源キー7
1を押下された場合である。
【0050】したがって、チャンネル切換、画面表示オ
ン、電源オンのいずれかの操作が行なわれ、かつ、あら
かじめ制御系200のRAM32などに設定される識別
映像表示の有無の情報が、「識別標識表示有」だった場
合に、識別標識信号が形成され、テレビジョン受信機5
0の画面に識別標識として、機器名が表示されることに
なる。
【0051】また、チャンネル切換、画面表示オン、電
源オンのいずれの操作でもないときには、その他の処理
(ステップ309)が実行され、メインルーチンが繰り
返される。
【0052】なお、チャンネル切換、画面表示オン、電
源オンのいずれかの操作が行なわれた場合であっても、
あらかじめ設定される識別標識表示の有無の情報が、
「識別標識表示無」と設定されている場合には、識別標
識は表示されず、従来からのチャンネル番号と「ステレ
オ」などの表示がされるだけとなる。
【0053】このように、映像信号の供給源となってい
る機器の名称、略称、特定できる図形、イラストなどを
識別標識としてテレビジョン受信機等の画面に表示する
ことにより、例えば、上述のようにU/Vチューナを内
蔵する文字チューナとテレビジョン受像機が接続された
場合であっても、どちらのU/Vチューナにより選局さ
れたテレビ放送を視聴しているかが明確となり、操作す
る機器を間違えることもない。
【0054】なお、この発明は、映像信号をテレビジョ
ン受信機などに供給する機器であれば、文字チューナ以
外にも適用可能であり、例えばVTR、LDなどにも適
用することができる。
【0055】次に、図4を用いて、3つの外部入力端子
IN1、IN2、IN3を有するテレビジョン受信機5
5に、3台の映像信号供給装置、すなわち、文字チュー
ナ60、VTR80、LD90が接続された場合の例に
ついて説明する。
【0056】この例において、テレビジョン受信機55
に接続されている文字チューナ60は、前述の第1の実
施例の文字チューナと同様のものであり、機器名等の識
別標識の表示信号の生成部と映像信号合成回路を有し、
識別標識信号を、文字チューナ60から出力する映像信
号に合成できるものである。
【0057】同様に、この例のVTR80及びLD90
も、機器名等の識別標識信号生成部と映像信号合成回路
を有し、機器名等、識別標識信号を、各機器から出力す
る映像信号に合成できるものである。
【0058】また、文字チューナ60、VTR80、L
D90のそれぞれは、U/Vチューナを内蔵しており、
アンテナにより受信されたテレビ放送波の供給を受ける
ようにされている。
【0059】一方、テレビジョン受信機55は、3つの
外部入力端子IN1、IN2、IN3からの信号の入力
を切り換える切換回路51と、アンテナからのテレビ放
送波をチューナ54で受信選択した信号と外部からの信
号の入力とを切り換える切換回路52とディスプレイ5
3を有するものであり、説明の簡単化のために、その他
のテレビジョン受信機の形成要素は省略してある。
【0060】このようなテレビジョン受信機55におい
ては、各切換回路の状態を把握することにより、テレビ
ジョン受信機55のU/Vチューナ54により選局した
テレビ放送波による映像が提供されているのか、外部入
力端子からの映像信号による映像が提供されているのか
を、入力端子IN1、IN2、IN3などの表示を画面
に行なうことにより、ユーザに対し通知することはでき
る。
【0061】しかし、テレビジョン受信機のどの外部入
力端子に、どの映像信号供給装置(文字チューナ、VT
R、LD)が接続されているかは、接続をした時から時
間がたってしまったりすると忘れてしまうことがある。
したがって、外部入力端子のどれからの信号による映像
を視聴しているかがその表示によりわかっても、それが
どの映像信号供給装置であるかまではわからないという
ことが発生する。
【0062】この点、この発明によれば、テレビジョン
受信機55の画面に、例えば、「文字チューナ」、「V
TR」、「LD」というように機器名を表示させること
が可能となる。
【0063】これにより、映像信号を供給していない映
像信号供給装置を、映像信号を供給しているものと間違
って操作し、誤動作させることもない。
【0064】また、この例では、文字チューナにより選
局された放送を視聴する場合には、テレビジョン受信機
の画面に「文字チューナ」という文字(識別標識)が表
示される。このため、前述したように、文字チューナ端
子を備えたテレビジョン受信機に文字チューナが接続さ
れている場合において、画面に映出されている映像は、
テレビジョン受信機に内蔵のU/Vチューナにより選局
されたものか、文字チューナにより選局されたものかを
明確に把握することができ、ユーザの意図に反した文字
放送番組が映出されることを防止することができる。
【0065】なお、識別標識は、文字、図形、イラスト
などの表示データをキャラクタ・ジェネレータに用意し
ておき、例えば、当該映像信号供給装置のリモコンコマ
ンダを操作することにより、ユーザが任意に文字、図
形、イラストのいずれかを選択することができるように
することも可能である。
【0066】なお、上記の例では常時、機器名称等の識
別標識を表示させるようにしたが、一定時間経過したら
消去するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、テレビジョン受信機などの映像を表示することがで
きる映像表示モニタ装置に接続された各種の映像信号供
給装置を識別するための表示を映像表示モニタ装置の画
面に行なうことができるため、映像信号の供給源を明確
に把握することができ、映像表示モニタ装置を操作する
か、映像信号供給装置を操作するかを間違えることもな
い。
【0068】また、複数の映像信号供給装置が1つの映
像表示モニタ装置に接続されている場合、どの映像信号
供給装置から映像信号が供給されているかが、はっきり
把握することができる。
【0069】また、識別標識を表示するか否かをユーザ
自身が設定することができる。このため外部入力端子が
1つしかなく、信号の供給源を確実に把握できる場合な
ど、ユーザが識別標識の表示を必要としないときには、
識別標識を表示しないようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による映像信号供給装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明による映像信号供給装置の一実施例の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
11 U/Vチューナ部 12 音声処理部 13 映像処理部 14 文字デコーダ 15 NTSCエンコーダ 16 信号合成回路 17 識別標識信号生成部 20 CPU 21 バス 31 ROM 32 RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像を再生する映像表示モニタ装置に接続
    される外部装置であって、当該映像表示モニタ装置に映
    像信号を供給する映像信号供給装置であって、 上記映像表示モニタ装置の画面に、映像信号供給装置を
    識別するための識別標識を表示するための識別標識信号
    を生成する識別標識生成手段と、 上記映像表示モニタ装置に供給する映像信号に、上記識
    別標識信号を合成する信号合成手段とを備えた映像信号
    供給装置。
  2. 【請求項2】上記識別標識信号を生成し、上記映像表示
    モニタ装置に供給する映像信号に合成するか否かの設定
    情報を入力する入力手段と、 上記入力手段により入力された上記設定情報を記憶保持
    する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶保持された上記設定情報に基づい
    て、映像信号への識別標識信号の合成を制御する制御手
    段とを備えた請求項1に記載の映像信号供給装置。
  3. 【請求項3】上記識別標識は、当該映像信号供給装置の
    機器名称を文字表示するものである請求項1又は請求項
    2に記載の映像信号供給装置。
JP25290794A 1994-09-21 1994-09-21 映像信号供給装置 Pending JPH0898096A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7298424B2 (en) 2001-05-09 2007-11-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus and method of controlling the same
US7420621B2 (en) 2004-05-19 2008-09-02 Funai Electric Co., Ltd. Video and audio signal output device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7298424B2 (en) 2001-05-09 2007-11-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus and method of controlling the same
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