JPH0897561A - 多層回路板 - Google Patents

多層回路板

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JPH0897561A
JPH0897561A JP23189694A JP23189694A JPH0897561A JP H0897561 A JPH0897561 A JP H0897561A JP 23189694 A JP23189694 A JP 23189694A JP 23189694 A JP23189694 A JP 23189694A JP H0897561 A JPH0897561 A JP H0897561A
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JP
Japan
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circuit board
multilayer circuit
glass
resin
woven fabric
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JP23189694A
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English (en)
Inventor
Masayuki Noda
雅之 野田
Minoru Yonekura
稔 米倉
Hiroaki Yamaguchi
裕朗 山口
Katsuharu Takahashi
克治 高橋
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面と内層に導電回路を有し回路層間の絶縁層
がエポキシ樹脂を含浸したガラス織布基材で構成されて
いる多層回路板において、線膨張係数を小さくして表面
実装信頼性を向上させる。また、耐湿マイグレーション
特性をよい状態に維持する。 【構成】多層回路板の樹脂含有量を30〜45重量%に
し、樹脂の弾性率を200Kg/mm2以下に限定する。ガ
ラス織布基材は、好ましくはななこ織りのガラス織布で
ある。また、好ましくは、多層回路板のガラス転移温度
は140℃以上であり、内層回路を構成する銅箔の厚さ
は35μm未満である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品を表面実装方式で
搭載するのに適した多層回路板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は構成部品の組込みが高
密度化し、これにともなって、電子機器に組込んで使用
される多層回路板への部品実装方式は、挿入方式から表
面実装方式へと移行している。この表面実装方式への移
行にともなって、多層回路板の信頼性向上の要求が高ま
っている。例えば、スルーホール信頼性関しては、−5
0℃←→125℃の温度サイクルによる熱衝撃試験にお
いて100サイクル以上、耐湿マイグレーション特性に
関しては、85℃/85%RH雰囲気で50V印加10
00時間処理後において絶縁抵抗106Ω以上が要求さ
れている。また、多層回路板の線膨張係数に関しては、
10ppm/℃以下が必要となっている。これは、リー
ドレスチップキャリア、フリップチップなどのLSIや
抵抗、コンデンサなどの線膨張係数の小さい部品が直接
多層回路板の表面に半田付けされるため、これら部品と
多層回路板との線膨張係数の不整合によって、半田接続
部にクラック発生が起こらないようにするためである。
【0003】従来の多層回路板は、表面と内層の回路層
間および内層の回路層間の絶縁層がエポキシ樹脂含浸ガ
ラス織布基材で構成されたNEMA規格FR−4に相当
するものである。Eガラス組成のガラス繊維で構成され
た平織りガラス織布を基材とし、これに、弾性率290
Kg/cm2でガラス転移温度125℃のエポキシ樹脂を含
浸したものであり、樹脂含有量は48重量%程度が一般
的である。また、内層回路を構成する銅箔は、スルーホ
ールメッキと内層回路の接続面積を大きくとってスルー
ホール信頼性を高めるために、通常35μm厚さ以上の
ものが使用されている。これらFR−4相当の多層回路
板の性能は、スルーホール信頼性については良好である
が、線膨張係数は17ppm/℃程度であり、部品の表
面実装時の信頼性に問題を残している。また、多層回路
板の線膨張係数を小さくすることについては、数多くの
試みがあるが工業上好ましいものは見いだされていな
い。例えば、線膨張係数の小さな石英ガラス繊維、アラ
ミド繊維などの織布を基材とした多層回路板が提案され
ている。しかし、石英ガラス繊維の織布を基材に使用し
たものは、硬くドリル穴明けが非常にむずかしく高価で
もある。アラミド繊維の織布を基材に使用したものは、
穴明けを行なうと穴の内壁に繊維ケバが残り、スルーホ
ールメッキの障害になると同時に耐湿性に問題が出てく
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、表面と内層に導電回路を有し回路層間の絶
縁層がエポキシ樹脂を含浸したガラス織布基材で構成さ
れている多層回路板において、線膨張係数を小さくして
表面実装信頼性を向上させることである。また、耐湿マ
イグレーション特性をよい状態に維持することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る多層回路板は、表面と内層に導電回路
を有し回路層間の絶縁層がエポキシ樹脂を含浸したガラ
ス織布基材で構成されているものにおいて、 (1)多層回路板の樹脂含有量が30〜45重量% (2)樹脂の弾性率が200Kg/mm2以下 であることを特徴とする。絶縁層を構成するガラス織布
基材は、一部ないし全部がななこ織りのガラス織布であ
ることが好ましい。ななこ織りとは、特開昭63−31
8196号公報に開示されているように、隣合う2本以
上の縦糸を同時に浮沈させて織り、横糸も同時に2本以
上通して、平織りを拡大させたように組織したものであ
る。しかし、縦糸または横糸のどちらかを、同時に2本
以上ではなく単糸にしたものであってもよい。ガラス織
布を構成するガラス繊維の組成は、好ましくは、 (1)SiO2:50〜75重量% (2)Al23:15〜35重量% (3)アルカリ土類金属酸化物:5〜15重量% (4)アルカリ金属酸化物:3重量%未満 である。
【0006】また、好ましくは、多層回路板のガラス転
移温度は140℃以上で、内層回路を構成する銅箔の厚
さは35μm未満である。
【0007】
【作用】一般に、多層回路板の線膨張係数αは、(数
1)に示すようなSCHAPERYの実験式などに基づ
き、含有する各成分の比率により決定される。線膨張係
数の大きい成分を少なくすることにより、多層回路板全
体としての線膨張係数は小さくなる。
【0008】
【数1】
【0009】つまり、本発明に係る多層回路板は、樹脂
の弾性率を200kg/mm2以下にすると同時に、線膨張
係数が大きい樹脂の含有量を30〜45重量%の範囲の
少ない量にすることにより、多層回路板の線膨張係数を
10ppm/℃以下の小さい値にできる。樹脂含有量が
30重量%未満では、耐湿マイグレ−ション特性、スル
ホ−ル信頼性が悪くなってしまう。一方、樹脂含有量が
45重量%を越えると、多層回路板の線膨張係数が大き
くなり、本発明の課題を解決できない。ななこ織りのガ
ラス布を使用すれば、樹脂の含有率を少なくする上で好
都合である。
【0010】ガラス織布を構成するガラス繊維の成分
を、SiO2,Al23,アルカリ土類金属酸化物,ア
ルカリ金属酸化物とし、その組成を上述したとおりとす
ると、ガラス織布自体の線膨張係数を小さくでき、多層
回路板の線膨張係数を小さくする上で一層有利となる。
SiO2比率は、50重量%に達しないと線膨張係数を
小さくするために組成を限定した意味がなくなる。ま
た、75重量%を越えるとドリル加工時のドリルの摩耗
が大きくなり、多層回路板の加工性が悪くなる。Al2
3の比率は、15重量%に達しないと線膨張係数を小
さくするために組成を限定した意味がなくなる。また、
35重量%を越えるとドリル加工時のドリルの摩耗が大
きくなる。アルカリ土類金属酸化物の比率は、5重量%
に達しないとドリル加工時のドリルの摩耗が大きくな
る。15重量%を越えると線膨張係数を小さくするため
に組成を限定した意味がなくなる。アルカリ金属酸化物
の比率は、3重量%以上であると線膨張係数を小さくす
るために組成を限定した意味がなくなる。また、吸湿時
の電気特性が悪くなる。
【0011】回路を構成する銅箔は、線膨張係数が17
ppm/℃と大きいものである。特に内層の回路におい
て多く占められている銅箔の含有率を少なくすること、
すなわち、内層回路を構成する銅箔の厚さを35μm未
満に薄くすることも、多層回路板の線膨張係数をさらに
小さくする上で大きな作用をする。内層回路を構成する
銅箔の厚さを薄くすると、スルーホールメッキと内層回
路との接続面積が小さくなり、スルーホール信頼性が低
下することが心配であるが、この点は、樹脂のガラス転
移温度を140℃以上とすることで問題を解決できる。
すなわち、スルーホールメッキのための穴明け加工を行
なうと、ドリル刃と多層回路板の穴内壁がこすれて穴内
壁は130℃を越える温度になる。そのときに生じる樹
脂の溶融物が内層回路の銅箔断面に付着し、このような
状態でスルーホールメッキを行なうとスルーホールメッ
キと内層回路の接続面積が益々小さくなってスルーホー
ル信頼性が低下すると心配される。しかし、内層回路を
構成する銅箔の厚さを35μm未満に薄くしても、多層
回路板として見たときの樹脂のガラス転移温度を140
℃以上とすれば、穴明け加工時に生じる樹脂の溶融物を
著しく減少させてスルーホール信頼性を確保することが
できる。さらに、ガラス転移温度が高いため、高温の熱
衝撃による多層回路板の厚さ方向の変形も少なくなり、
内層回路を構成する銅箔に薄いものを用いながらスルー
ホール信頼性を確保することが可能になる。
【0012】
【実施例】本発明に係る多層回路板の実施に際して、エ
ポキシ樹脂は、通常のエピビス形エポキシ樹脂、多官能
エポキシ樹脂などを使用できる。エポキシ樹脂の硬化剤
としてフェノール樹脂を使用できるが、例えば、各種レ
ゾール型フェノール樹脂、ノボラック型フェノール樹脂
であり、好ましくは、フェノールノボラック樹脂、ビス
フェノールノボラック樹脂などである。樹脂の弾性率を
200kg/mm2以下にするために、エポキシ樹脂に可撓
性樹脂を配合することができる。例えば、CTBN(C
arboxyl Terminated Butadi
ene Nitril)、アクリルゴム等を添加するこ
とが望ましいが、特に限定するものではない。以下、本
発明に係る実施例および比較例と従来例を詳細に説明す
る。
【0013】実施例1〜12,比較例1〜3,従来例 次の各種ガラス織布を用意した。 (ガラス織布a:ななこ織り)縦糸ECG751/0、横
糸ECE1131/0で構成された織密度が縦44本/2
5mm、横65本/25mmからなる厚さ0.2mmのななこ
織りガラス織布 (ガラス織布b:平織り)縦糸、横糸ECG751/0で
構成された織密度が縦44本/25mm、横33本/25
mmからなる厚さ0.2mmの平織りガラス織布 (ガラス織布c:平織り)SiO2:54重量%、Al2
3:30重量%、MgO:10重量%の組成よりなる
9μm径のガラス繊維を織密度が縦44本/25mm、横
33本/25mmからなる厚さ0.2mmの平織りガラス織
布 (ガラス織布d:ななこ織り)SiO2:54重量%、
Al23:30重量%、MgO:10重量%の組成より
なる縦糸TCG751/0、横糸TCE1131/0で構成さ
れた織密度が縦44本/25mm、横65本/25mmから
なる構成で厚さ0.2mmのななこ織りガラス織布 上記ガラス織布に含浸するエポキシ樹脂として、臭素化
ビスフェノールA系エポキシ樹脂(東都化成製「YDB
−400EK60」)、3官能エポキシ樹脂(三井石油
化学製「VG−3101」)、フェノールノボラック樹
脂(大日本インキ製「TD−2090EK60」)、ビ
スフェノールA系エポキシ樹脂(油化シェル製「Ep−
1001」)、アクリルゴム(トウペ製「BP−59
0」)を、表1に示す配合割合(重量部)で均一に溶か
したワニスA〜Fを調製した。ワニスA〜Fには、触媒
として2−エチル4−メチルイミダゾールをそれぞれ
0.2重量部配合した。表1には、各樹脂ワニスを硬化
させたときの樹脂の弾性率も示した。それぞれのワニス
を上記の各ガラス織布に含浸乾燥し、表2〜表5に示す
樹脂含有量のプリプレグを用意した。このプリプレグ
は、内層回路板の絶縁層を成形するためのもの(内層用
プリプレグ)と、内層回路と表面回路の間の絶縁層とな
るものであって、内層回路板と表面回路となる銅箔とを
接着するためもの(接着用プリプレグ)の2種類を用意
した。次に、上記の内層用プリプレグ2枚の両側に電解
銅箔(表2〜表5の内層用の欄に記載した銅箔厚み)を
重ね、熱媒油プレスにて温度200℃、圧力40Kg/cm
2で90分間加熱加圧成形して銅張り積層板を得た。こ
の銅張り積層板の銅箔を常法によりエッチングして回路
を形成し、さらに黒化処理をして内層回路板とした。当
該内層回路板の両側に接着用プリプレグを各1枚ずつ、
さらに厚さ18μmの電解銅箔を重ね、熱媒油プレスに
て温度200℃、圧力40Kg/cm2で60分間加熱加圧
成形して一体化した。そして、両表面の銅箔を回路に加
工して多層回路板とした。
【0014】
【表1】
【0015】実施例1〜12、比較例1〜3、従来例に
おける多層回路板の特性を表2〜表5に併せて示す。表
中、各特性は、以下のようにして評価した。 (1)ガラス転移温度(Tg):多層回路板の厚さ方向
の線膨張係数の変極点をTMA法で測定 (2)耐湿マイグレーション特性:多層回路板の第2層
目に図1のパターンを形成し(スルーホール穴径0.3m
m,穴壁間隔0.3mm,スルーホールメッキ厚25μ
m)、85℃/85%RHの雰囲気で直流50Vの電圧
をかけ続けて絶縁抵抗が106Ω以下になるまでの時間
を測定 (3)線膨張係数:多層回路板の基材タテ方向の線膨張
係数を30℃〜80℃の範囲で測定 (4)スルーホール信頼性:連続500穴のスルーホー
ル(穴径1.0mm,スルーホールメッキ厚15μm)に
対して、−50℃・30分←→125℃・30分の繰返
し熱衝撃を加え、導通しなくなるまでのサイクル数
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】表2〜表5より以下のことが理解できる。 (1)実施例1と比較例2の比較から、多層回路板の樹
脂の弾性率が低くても、多層回路板の樹脂含有量が30
重量%未満であると耐湿マイグレーション特性が悪く、
本発明の課題を達成できないことが明らかである。ま
た、実施例2と比較例3の比較から、多層回路板の樹脂
の弾性率が低くても、多層回路板の樹脂含有量が45重
量%を越えると線膨張係数が大きくなり、本発明の課題
を達成できないことが明らかである。 (2)実施例3と比較例1の比較から、多層回路板の樹
脂の含有量が所定の範囲にあっても、多層回路板の樹脂
の弾性率が200Kg/mm2を越えると線膨張係数が大き
くなり、本発明の課題を達成できないことが明らかであ
る。 (3)実施例4と実施例5の比較および実施例6と実施
例7の比較から、ななこ織りガラス織布を絶縁層の基材
に使用することにより、樹脂の含有量が同じであれば平
織りのガラス織布を基材に使用した場合より耐湿マイグ
レーション特性を良くすることができ、樹脂含有量を少
なくした場合でも耐湿マイグレーション特性を同等に保
てることを理解できる。また、多層回路板の線膨張係数
をさらに小さくできることが明らかである。
【0021】(4)実施例3と実施例7の比較から、請
求項3に特定したようなガラス組成のガラス繊維で構成
されたガラス織布を絶縁層の基材に使用することによ
り、他の特性を特性を維持しながら多層回路板の線膨張
係数をさらに小さくできることが明らかである。 (5)実施例9と実施例10および実施例11との比較
から、内層回路を構成する銅箔の厚みを35μm未満に
薄くすることにより、多層回路板の線膨張係数をさらに
小さくできることが明らかである。そして、実施例8と
実施例12の比較から、多層回路板のガラス転移温度が
140℃以上であるとスルーホール信頼性がさらに良好
になることが明らかである。
【0022】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る多層回路板
は、面方向の熱膨張量が小さく、かつ、耐湿マイグレー
ション特性が良好で、線膨張係数の小さい部品の表面実
装時の接続信頼性に優れたものである。絶縁層を構成す
る基材としてななこ織りガラス織布を用いれば面方向の
熱膨張量が一層小さい多層回路板となる。また、ガラス
織布を構成するガラス繊維の組成を特定したり内層回路
を構成する銅箔の厚みを35μm未満に薄くすることに
よっても、面方向の熱膨張量が一層小さい多層回路板と
なる。内層回路を構成する銅箔の厚みを35μm未満に
薄くする場合、多層回路板のガラス転移温度を140℃
以上に限定すれば、スルーホール信頼性も高いレベルに
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐湿マイグレーション特性を試験するために多
層回路板の第2層目に形成した回路パターンの説明図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 1/03 630 H 7511−4E F 7511−4E (72)発明者 高橋 克治 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面と内層に導電回路を有し回路層間の絶
    縁層がエポキシ樹脂を含浸したガラス織布基材で構成さ
    れている多層回路板において、 (1)多層回路板の樹脂含有量が、30〜45重量% (2)樹脂の弾性率が200Kg/mm2以下 であることを特徴とする多層回路板。
  2. 【請求項2】絶縁層を構成するガラス織布基材の一部な
    いし全部が、ななこ織りのガラス織布である請求項1記
    載の多層回路板。
  3. 【請求項3】ガラス織布を構成するガラス繊維の組成
    が、 (1)SiO2:50〜75重量% (2)Al23:15〜35重量% (3)アルカリ土類金属酸化物:5〜15重量% (4)アルカリ金属酸化物:3重量%未満 である請求項1項または2に記載の多層回路板。
  4. 【請求項4】多層回路板のガラス転移温度が140℃以
    上であり、内層回路を構成する銅箔の厚さが35μm未
    満である請求項1〜3のいずれかに記載の多層回路板。
JP23189694A 1994-09-27 1994-09-27 多層回路板 Pending JPH0897561A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068519B2 (en) 1997-11-25 2006-06-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Printed circuit board and method manufacturing the same
JP2011026158A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Nitto Boseki Co Ltd ガラス繊維用ガラス組成物、ガラス繊維、ガラス織物、ガラス繊維強化樹脂、金属箔張り積層板及びプリント配線板
US8440285B2 (en) * 2005-04-27 2013-05-14 Hitachi Chemical Company, Ltd. Composite, prepreg, laminated plate clad with metal foil, material for connecting circuit board, and multilayer printed wiring board and method for manufacture thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8440285B2 (en) * 2005-04-27 2013-05-14 Hitachi Chemical Company, Ltd. Composite, prepreg, laminated plate clad with metal foil, material for connecting circuit board, and multilayer printed wiring board and method for manufacture thereof
JP2011026158A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Nitto Boseki Co Ltd ガラス繊維用ガラス組成物、ガラス繊維、ガラス織物、ガラス繊維強化樹脂、金属箔張り積層板及びプリント配線板

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