JPH089713B2 - 耐熱性接着剤水性分散物とその製造方法 - Google Patents
耐熱性接着剤水性分散物とその製造方法Info
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- JPH089713B2 JPH089713B2 JP60284483A JP28448385A JPH089713B2 JP H089713 B2 JPH089713 B2 JP H089713B2 JP 60284483 A JP60284483 A JP 60284483A JP 28448385 A JP28448385 A JP 28448385A JP H089713 B2 JPH089713 B2 JP H089713B2
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- C09J131/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid, or of a haloformic acid; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J131/02—Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
- C09J131/04—Homopolymers or copolymers of vinyl acetate
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- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09J133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
- C09J133/08—Homopolymers or copolymers of acrylic acid esters
-
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- C09J2301/00—Additional features of adhesives in the form of films or foils
- C09J2301/30—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier
- C09J2301/302—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier the adhesive being pressure-sensitive, i.e. tacky at temperatures inferior to 30°C
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Description
【発明の詳細な説明】 ヨーロツパ特許第B−17986号明細書(及び対応する
米国特許第A−4,322,516号明細書)はエチレン、炭素
数4〜12のアルコールのアクリル酸エステル、酢酸ビニ
ル、及び任意に(メタ)アクリルアミド置換体、ならび
に任意に、望ましい比で水と混和し得る他のオレフイン
状不飽和モノマー、またはモノマー溶解性もしくはポリ
オレフイン状不飽和モノマーから成るコポリマーの水性
分散物に基づく接着剤を開示している;このコポリマー
のガラス転移温度は−20℃〜−60℃の範囲であり、テト
ラヒドロフラン中で測定したフイケンチヤーによるK値
は50〜180の範囲であると述べられている。
米国特許第A−4,322,516号明細書)はエチレン、炭素
数4〜12のアルコールのアクリル酸エステル、酢酸ビニ
ル、及び任意に(メタ)アクリルアミド置換体、ならび
に任意に、望ましい比で水と混和し得る他のオレフイン
状不飽和モノマー、またはモノマー溶解性もしくはポリ
オレフイン状不飽和モノマーから成るコポリマーの水性
分散物に基づく接着剤を開示している;このコポリマー
のガラス転移温度は−20℃〜−60℃の範囲であり、テト
ラヒドロフラン中で測定したフイケンチヤーによるK値
は50〜180の範囲であると述べられている。
これらの公知の接着剤はすぐれた粘着性を有している
が、例えばガラス及び同等の基質のような、幾つかの基
質に対する接着性は、特に温度が上昇する場合には、し
ばしば不充分である。
が、例えばガラス及び同等の基質のような、幾つかの基
質に対する接着性は、特に温度が上昇する場合には、し
ばしば不充分である。
この公知の接着剤の他の有利な性質を維持しながら、
その上に生成する接着剤膜が例えば100℃まで、特に60
℃までのような高温においても、例えばガラス及び同様
な基質のような、多くの下地に対しても非常に良好な、
すなわち非常に良好な粘着力を有する接着剤分散物を発
見する、または選択することが望ましい。
その上に生成する接着剤膜が例えば100℃まで、特に60
℃までのような高温においても、例えばガラス及び同様
な基質のような、多くの下地に対しても非常に良好な、
すなわち非常に良好な粘着力を有する接着剤分散物を発
見する、または選択することが望ましい。
従つて、本発明の対象はエチレン、C4〜C12アルキル
基を有するアクリル酸エステル、酢酸ビニル、エチレン
状不飽和カルボン酸、エチレン状不飽和ヒドロキシアル
キル官能性化合物、(メタ)アクリルアミド及び任意の
他の一重または多重のエチレン状不飽和化合物から乳化
重合法を用いるラジカル共重合によつて製造される、ま
たは製造されたコポリマーを分散物の全重量に基づいて
40〜65重量%含有する水性接着剤分散物である。
基を有するアクリル酸エステル、酢酸ビニル、エチレン
状不飽和カルボン酸、エチレン状不飽和ヒドロキシアル
キル官能性化合物、(メタ)アクリルアミド及び任意の
他の一重または多重のエチレン状不飽和化合物から乳化
重合法を用いるラジカル共重合によつて製造される、ま
たは製造されたコポリマーを分散物の全重量に基づいて
40〜65重量%含有する水性接着剤分散物である。
本発明による接着剤分散物に含まれるコポリマーは、
次の要素: (a)エチレン 5 〜25 重量% (b)次の成分: (b1)アクリルエステル 40 〜65 重量% (b2)酢酸ビニル 33 〜55 重量% (b3)エチレン状不飽和カルボン酸 1 〜5 重量% (b4)エチレン状不飽和ヒドロキシアルキル官能性化合
物 1 〜8 重量% (b5)(メタ)アクリルアミド 0.05〜0.8重量% (b6)他の単一(モノ)または多(ポリ)エチレン状不
飽和化合物 0〜2 重量% から成るコモノマー混合物 95〜75 重量% から、コモノマー混合物の重合に基づいて1〜6重量%
の通常の乳化剤の存在下で製造され、ここで50重量%を
越えない成分(b1)は最初に添加され、成分(b5)はす
べてが最初に添加され、成分(b2)および(B3)はすべ
てが最初に配量されるかまたは一部が最初に配量され、
そしてすべての成分(b4)は重合反応の間に配量される
ことを特徴とする。
次の要素: (a)エチレン 5 〜25 重量% (b)次の成分: (b1)アクリルエステル 40 〜65 重量% (b2)酢酸ビニル 33 〜55 重量% (b3)エチレン状不飽和カルボン酸 1 〜5 重量% (b4)エチレン状不飽和ヒドロキシアルキル官能性化合
物 1 〜8 重量% (b5)(メタ)アクリルアミド 0.05〜0.8重量% (b6)他の単一(モノ)または多(ポリ)エチレン状不
飽和化合物 0〜2 重量% から成るコモノマー混合物 95〜75 重量% から、コモノマー混合物の重合に基づいて1〜6重量%
の通常の乳化剤の存在下で製造され、ここで50重量%を
越えない成分(b1)は最初に添加され、成分(b5)はす
べてが最初に添加され、成分(b2)および(B3)はすべ
てが最初に配量されるかまたは一部が最初に配量され、
そしてすべての成分(b4)は重合反応の間に配量される
ことを特徴とする。
本発明によるコポリマー及び接着剤分散物は、コモノ
マー混合物に基づいて1〜6重量%の乳化剤の存在下及
び成分(b1)の少なくとも一部が装入されていることが
好ましい加圧容器内で好ましくは20〜100バールのエチ
レン圧及び好ましくは30〜80℃の温度において、前記量
のコモノマー混合物(b)をラジカル重合することによ
つて製造する。
マー混合物に基づいて1〜6重量%の乳化剤の存在下及
び成分(b1)の少なくとも一部が装入されていることが
好ましい加圧容器内で好ましくは20〜100バールのエチ
レン圧及び好ましくは30〜80℃の温度において、前記量
のコモノマー混合物(b)をラジカル重合することによ
つて製造する。
成分(b1)としては炭素数4〜12のアルコールのアク
リルエステルが適当である。n−ブチルアクリレート及
び/またはエチルヘキシルアクリレートを用いることが
好ましい。使用する全重量(それぞれコモノマー混合物
の全重量に基づくものであり、全体としてそれぞれ補充
して100重量%になる)は40〜65重量%、好ましくは40
〜60重量%である。成分(b2)の酢酸ビニルは33〜55重
量%の量、好ましくは33〜50重量%の量で重合させる。
リルエステルが適当である。n−ブチルアクリレート及
び/またはエチルヘキシルアクリレートを用いることが
好ましい。使用する全重量(それぞれコモノマー混合物
の全重量に基づくものであり、全体としてそれぞれ補充
して100重量%になる)は40〜65重量%、好ましくは40
〜60重量%である。成分(b2)の酢酸ビニルは33〜55重
量%の量、好ましくは33〜50重量%の量で重合させる。
1〜5重量%の量で用いる成分(b3)はエチレン状不
飽和カルボン酸、好ましくはα,β−不飽和カルボン
酸、特にアクリル酸及び/またはメタクリル酸、特に好
ましくはアクリル酸から成る。
飽和カルボン酸、好ましくはα,β−不飽和カルボン
酸、特にアクリル酸及び/またはメタクリル酸、特に好
ましくはアクリル酸から成る。
耐熱性接着剤を提供するという前記課題は、コポリマ
ーに要素(a)と(b)のモノマー単位に組合せて、エ
チレン状不飽和ヒドロキシアルキル官能性化合物に基づ
く単位を狭い量比で含めることによつて画期的に解決さ
れる。この成分(b4)、特に2−ヒドロキシエチルアク
リレートと2−ヒドロキシプロピルアクリレートは、分
散物の製造に1〜8重量%の量で、特に3〜7重量%の
量で用いる。
ーに要素(a)と(b)のモノマー単位に組合せて、エ
チレン状不飽和ヒドロキシアルキル官能性化合物に基づ
く単位を狭い量比で含めることによつて画期的に解決さ
れる。この成分(b4)、特に2−ヒドロキシエチルアク
リレートと2−ヒドロキシプロピルアクリレートは、分
散物の製造に1〜8重量%の量で、特に3〜7重量%の
量で用いる。
成分(b5)としては特に、アクリルアミド及び/また
はメタクリルアミド、好ましくはアクリルアミドを0.05
〜0.8重量%量で、好ましくは0.05〜0.5重量%量で用い
る。
はメタクリルアミド、好ましくはアクリルアミドを0.05
〜0.8重量%量で、好ましくは0.05〜0.5重量%量で用い
る。
成分(b6)としては、特にエチレン状不飽和サルフエ
ート及び/またはスルホネート、特にビニルスルホン酸
のアルカリ金属塩、または多重不飽和化合物、特にジビ
ニル・アジペエイトが挙げられる。ビニルエーテル、ビ
ニルピロリドン等のような、他のモノマー溶解性コモノ
マーを用いることも可能である。分散物の安定化に役立
つ水溶性モノマーのみを特にできるだけ少量でのみ用い
ることが望ましい。
ート及び/またはスルホネート、特にビニルスルホン酸
のアルカリ金属塩、または多重不飽和化合物、特にジビ
ニル・アジペエイトが挙げられる。ビニルエーテル、ビ
ニルピロリドン等のような、他のモノマー溶解性コモノ
マーを用いることも可能である。分散物の安定化に役立
つ水溶性モノマーのみを特にできるだけ少量でのみ用い
ることが望ましい。
重合は通常の圧力容器で実施する。迅速に合体してポ
リマーになるようなコモノマーの少なくとも一部の供給
を遅延させるのが望ましい。例えば、成分(b1)の50重
量%を越えない量を重合反応中に始めて配量する。成分
(b2)の全てを最初から装入するまたは少なくとも一部
を配量することができるが、その全てを最初から装入す
ることが望ましい。これと同様に、成分(b3)の全てを
最初から装入するまたは配量することができる。本発明
の好ましい態様では、最初に装入するモノマーと配量す
るモノマーを1:5〜5:1の重量比に分ける。成分(b5)は
主に最初に装入するが、成分(b4)は重合反応の間に配
量するのが好ましい。このことが分散物のレオロジーと
安定性に有利に影響するからである。
リマーになるようなコモノマーの少なくとも一部の供給
を遅延させるのが望ましい。例えば、成分(b1)の50重
量%を越えない量を重合反応中に始めて配量する。成分
(b2)の全てを最初から装入するまたは少なくとも一部
を配量することができるが、その全てを最初から装入す
ることが望ましい。これと同様に、成分(b3)の全てを
最初から装入するまたは配量することができる。本発明
の好ましい態様では、最初に装入するモノマーと配量す
るモノマーを1:5〜5:1の重量比に分ける。成分(b5)は
主に最初に装入するが、成分(b4)は重合反応の間に配
量するのが好ましい。このことが分散物のレオロジーと
安定性に有利に影響するからである。
配量は全て、各成分の消耗速度に応じて行うのが好ま
しい。
しい。
重合の開始時に設定するエチレン圧は例えばエチレン
の供給によつて、全反応期間を遠して一定に保持するこ
とができる。しかし、反応器に最初に装入したエチレン
量に補充しない、すなわち重合中にエチレン圧を前記限
界内で変えることも可能である。重合開始前に特定のエ
チレン圧を設定し、反応中にもはやエチレンを反応器に
補充しないことが望ましい。これに続けて、通常の方法
で再重合を行うことも可能である。
の供給によつて、全反応期間を遠して一定に保持するこ
とができる。しかし、反応器に最初に装入したエチレン
量に補充しない、すなわち重合中にエチレン圧を前記限
界内で変えることも可能である。重合開始前に特定のエ
チレン圧を設定し、反応中にもはやエチレンを反応器に
補充しないことが望ましい。これに続けて、通常の方法
で再重合を行うことも可能である。
重合は通常のラジカル形成体によつて開始させて実施
する。このラジカル形成体はコモノマーの全重量に基づ
いて0.03〜3重量%の量で用いるのが好ましい。過硫酸
塩、ヒドロペルオキシド及び過リン酸塩、例えば過硫酸
アンモニウム及び過硫酸カリウムならびにt−ブチルヒ
ドロペルオキシドを特に挙げることができる。この場合
に還元剤によつて、特にホルムアルデヒドスルホキシレ
ートによつてラジカル形成体を活性化することが好まし
い、特にレドツクス触媒の1成分または両成分を重合中
に配量することが好ましい。
する。このラジカル形成体はコモノマーの全重量に基づ
いて0.03〜3重量%の量で用いるのが好ましい。過硫酸
塩、ヒドロペルオキシド及び過リン酸塩、例えば過硫酸
アンモニウム及び過硫酸カリウムならびにt−ブチルヒ
ドロペルオキシドを特に挙げることができる。この場合
に還元剤によつて、特にホルムアルデヒドスルホキシレ
ートによつてラジカル形成体を活性化することが好まし
い、特にレドツクス触媒の1成分または両成分を重合中
に配量することが好ましい。
重合反応は通常の乳化剤の存在下、特に任意に付加的
に硫酸塩基、リン酸塩基、コハク酸基またはスルホン酸
塩基を有し、2〜5重量%の量で用いられるアルキルエ
トキシレート及びアルカリールエトキシレートの存在
下、好ましくは3〜5のpH値で実施する。乳化剤は最初
に装入することも少なくとも一部を配量することもでき
る。pHを調節するためには、例えばギ酸、酢酸、塩酸、
硫酸のような酸、または例えばアンモニア、アミン、水
酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カル
シウムのような塩基、または例えば酢酸アルカリ金属、
炭酸アルカリ金属もしくはリン酸アルカリ金属のような
通常の緩衝剤塩を添加することができる。
に硫酸塩基、リン酸塩基、コハク酸基またはスルホン酸
塩基を有し、2〜5重量%の量で用いられるアルキルエ
トキシレート及びアルカリールエトキシレートの存在
下、好ましくは3〜5のpH値で実施する。乳化剤は最初
に装入することも少なくとも一部を配量することもでき
る。pHを調節するためには、例えばギ酸、酢酸、塩酸、
硫酸のような酸、または例えばアンモニア、アミン、水
酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カル
シウムのような塩基、または例えば酢酸アルカリ金属、
炭酸アルカリ金属もしくはリン酸アルカリ金属のような
通常の緩衝剤塩を添加することができる。
分子量を調節するためには、例えばメルカプタン、ア
ルデヒド、塩化水素のような、公知の調節剤を重合中に
添加することが可能である。
ルデヒド、塩化水素のような、公知の調節剤を重合中に
添加することが可能である。
本発明による接着剤分散物の使用及び、必要な場合に
は、その製造に関して、ヨーロツパ特許第B−17986号
明細書(または米国特許第4,322,516号明細書)を参照
することができる。
は、その製造に関して、ヨーロツパ特許第B−17986号
明細書(または米国特許第4,322,516号明細書)を参照
することができる。
試験方法 次の測定値表は、本発明による分散物によつて製造し
た接着性被覆の熱剥離抵抗、表面粘着性、耐剥離性(粘
着力)及びせん断抵抗の試験結果について記載する。
「接着テープ」なる用語は、本発明による分散物のフイ
ルムで被覆した、柔軟なシート状キヤリヤ材のテープを
意味する。
た接着性被覆の熱剥離抵抗、表面粘着性、耐剥離性(粘
着力)及びせん断抵抗の試験結果について記載する。
「接着テープ」なる用語は、本発明による分散物のフイ
ルムで被覆した、柔軟なシート状キヤリヤ材のテープを
意味する。
次の測定方法を用いた: a)熱作用下での剥離抵抗: サイズ5×8cm2の接着テープの5×5cm2面積を結晶性
ガラス板上に置き、シリコーンゴムで被覆した2.2kgス
チール・ローラーを前後方向に2回転がすことによつ
て、このガラス板を加工した。接着テープはその自由端
部が縦方向の一方でガラス板から突出するように、粘着
した。接着剤テープの自由端に50gのおもりを直ちに付
着させ、接着剤テープを下側に覆うように粘着させたガ
ラス板を50℃に予熱した乾燥箱内で、粘着した接着剤テ
ープの端部と自由端との間の角度が90゜になるように固
定させた。おもりは、その圧力が接着剤テープの全幅に
わたつて均一に作用するように付着させた。50℃におい
て50gの一定負荷下で接着剤テープの1cm部分を剥離する
ために要した力を測定した。この他に、適当な試験期間
後に剥離した部分を測定し、試験時間(分)と剥離した
長さ(cm)から商を算出した。記載した値はそれぞれ3
回の測定の平均値である。
ガラス板上に置き、シリコーンゴムで被覆した2.2kgス
チール・ローラーを前後方向に2回転がすことによつ
て、このガラス板を加工した。接着テープはその自由端
部が縦方向の一方でガラス板から突出するように、粘着
した。接着剤テープの自由端に50gのおもりを直ちに付
着させ、接着剤テープを下側に覆うように粘着させたガ
ラス板を50℃に予熱した乾燥箱内で、粘着した接着剤テ
ープの端部と自由端との間の角度が90゜になるように固
定させた。おもりは、その圧力が接着剤テープの全幅に
わたつて均一に作用するように付着させた。50℃におい
て50gの一定負荷下で接着剤テープの1cm部分を剥離する
ために要した力を測定した。この他に、適当な試験期間
後に剥離した部分を測定し、試験時間(分)と剥離した
長さ(cm)から商を算出した。記載した値はそれぞれ3
回の測定の平均値である。
(b) 表面粘着性: 長さ20cm、幅2.5cmの接着剤テープ(キヤリヤ材:0.1m
m厚さのポリマー可塑剤含有のPVC)を粘着性試験機の上
部ジヨーに、接着剤層を外側にして垂直に懸垂するルー
プ状にクランプさせた。次に、粘着性試験機の両ジヨー
を100mm/分の速度で上下に共に昇降させて、細心に洗浄
して水平に固定したガラス板上に3cm長さのループを加
圧することなく接触させた。次に直ちに接着剤テープを
ガラス表面から同じ速度で剥離した。「ループ」を剥離
するために要する最大の力を表面粘着性の尺度とした。
m厚さのポリマー可塑剤含有のPVC)を粘着性試験機の上
部ジヨーに、接着剤層を外側にして垂直に懸垂するルー
プ状にクランプさせた。次に、粘着性試験機の両ジヨー
を100mm/分の速度で上下に共に昇降させて、細心に洗浄
して水平に固定したガラス板上に3cm長さのループを加
圧することなく接触させた。次に直ちに接着剤テープを
ガラス表面から同じ速度で剥離した。「ループ」を剥離
するために要する最大の力を表面粘着性の尺度とした。
記載した値は、各回に新しい接着剤テープと新しいガ
ラス板を用いて行つた、5回の測定の平均値である。
ラス板を用いて行つた、5回の測定の平均値である。
(c) 耐剥離性(粘着力): 20cm長さ、2.5cm幅の接着剤テープ約12cmを、細心に
浄化した結晶性ガラス板上に一端から始めて、エアーポ
ケツトを形成しないように接触させた。
浄化した結晶性ガラス板上に一端から始めて、エアーポ
ケツトを形成しないように接触させた。
シリコーン・ゴムで被覆した2.2kgスチール・ローラ
ーを接着剤テープ上に前後に5回転がして、ガラス板上
にテープを押圧した。23℃、相対湿度50%の空気調節し
た室において8分間及び24時間、それぞれ貯蔵した後
に、接着剤テープの5cm長さを180゜の角度から300mm/分
の速度で剥離した。平均所要力を測定した。記載した値
は各場合に5回測定の平均値である。
ーを接着剤テープ上に前後に5回転がして、ガラス板上
にテープを押圧した。23℃、相対湿度50%の空気調節し
た室において8分間及び24時間、それぞれ貯蔵した後
に、接着剤テープの5cm長さを180゜の角度から300mm/分
の速度で剥離した。平均所要力を測定した。記載した値
は各場合に5回測定の平均値である。
(d) せん断抵抗: 5cm長さ、2.5cm幅の接着剤テープの2.5cm×2.5cm部分
を細心に浄化したガラス板上に、エアーポケツトを形成
しないように置き、接着剤テープの残りの部分をガラス
板の縁から突出させた。シリコーン・ゴムで被覆した2.
2kgスチール・ローラーをストリツプ上に転がし(前後
に5回)、接着剤テープをプレート押圧した。8分間の
接着時間後に、このガラス板を垂直から2゜の角度をな
すように(剥離力を確実に排除するために)クリツプに
固定し、接着剤テープの自由端を下方に懸吊した。この
端部に、自由に懸垂する2kgおもりを固定した。接着剤
テープの自由端とガラス板の背面との間の角度は178゜
であつた。おもりを引張りながらガラス板から接着剤テ
ープを剥離するために要する時間を測定した。この測定
は23℃、相対湿度50%の空気調節した室内で行つた。記
載した数値は各場合に3回測定の平均値である。
を細心に浄化したガラス板上に、エアーポケツトを形成
しないように置き、接着剤テープの残りの部分をガラス
板の縁から突出させた。シリコーン・ゴムで被覆した2.
2kgスチール・ローラーをストリツプ上に転がし(前後
に5回)、接着剤テープをプレート押圧した。8分間の
接着時間後に、このガラス板を垂直から2゜の角度をな
すように(剥離力を確実に排除するために)クリツプに
固定し、接着剤テープの自由端を下方に懸吊した。この
端部に、自由に懸垂する2kgおもりを固定した。接着剤
テープの自由端とガラス板の背面との間の角度は178゜
であつた。おもりを引張りながらガラス板から接着剤テ
ープを剥離するために要する時間を測定した。この測定
は23℃、相対湿度50%の空気調節した室内で行つた。記
載した数値は各場合に3回測定の平均値である。
測定を1kgおよびを用いて、50℃でくり返した。
全ての測定に対しては、試験すべき接着剤分散物をキ
ヤリヤ・シート上に、乾燥後に24〜26g/m2の均一なポリ
マー層が残るような厚さでドクターブレードを用いて塗
布した。
ヤリヤ・シート上に、乾燥後に24〜26g/m2の均一なポリ
マー層が残るような厚さでドクターブレードを用いて塗
布した。
測定に用いたガラス表面は目に見える汚れを水に、必
要な場合には洗浄剤を用いて機械的に除去し、アセトン
浴中に保存した。このようにして洗浄した試験表面を用
いる前に、ガラス板を23℃/相対湿度50%の標準雰囲気
中に少なくとも48時間保存した。
要な場合には洗浄剤を用いて機械的に除去し、アセトン
浴中に保存した。このようにして洗浄した試験表面を用
いる前に、ガラス板を23℃/相対湿度50%の標準雰囲気
中に少なくとも48時間保存した。
次の例では、他に指示しないかぎり、%データは全て
重量に関するものである。
重量に関するものである。
比較例A 脱イオン水3400g、C15アルキルスルホネート30g、グ
リコール単位23(平均で)を有するノニルフエノールポ
リグリコール200gを、16撹拌オートクレーブに装入
し、酢酸ビニル2000gと2−エチルヘキシルアクリレー
ト1000gとビニルスルホン酸ナトリウム9gとを加えて乳
化させた。全体を50℃に加熱し、エチレンを50バールの
圧力になるまで導入した。8%過硫酸アンモニウム溶液
70ml/時と4%ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ
レート溶液70ml/時を同時に配量することによつて、重
合を開始させ、維持した。
リコール単位23(平均で)を有するノニルフエノールポ
リグリコール200gを、16撹拌オートクレーブに装入
し、酢酸ビニル2000gと2−エチルヘキシルアクリレー
ト1000gとビニルスルホン酸ナトリウム9gとを加えて乳
化させた。全体を50℃に加熱し、エチレンを50バールの
圧力になるまで導入した。8%過硫酸アンモニウム溶液
70ml/時と4%ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ
レート溶液70ml/時を同時に配量することによつて、重
合を開始させ、維持した。
重合が開始した時に(圧力上昇、54バールまで)、2
−エチルヘキシル・アクリレート2000gとアクリル酸125
gを3時間にわたつて連続的に加えた。次にレドツクス
成分の配量をさらに2時間続けた。エチレン圧は43バー
ルまでに低下した。
−エチルヘキシル・アクリレート2000gとアクリル酸125
gを3時間にわたつて連続的に加えた。次にレドツクス
成分の配量をさらに2時間続けた。エチレン圧は43バー
ルまでに低下した。
冷却し、圧力を解除した後に、固体含量57.2%、粘度
184mPa.s(EpprechtレオメーターSTV,B111)、K値81
(フイケンチヤーによる、セルロースケミー(Cellulos
echemie),13巻、58頁、1932年;テトラヒドロフラン溶
液中で測定)及びポリマーのエチレン含量11.8%を有す
る安定な分散物が得られた。
184mPa.s(EpprechtレオメーターSTV,B111)、K値81
(フイケンチヤーによる、セルロースケミー(Cellulos
echemie),13巻、58頁、1932年;テトラヒドロフラン溶
液中で測定)及びポリマーのエチレン含量11.8%を有す
る安定な分散物が得られた。
実験例1 脱イオン化水4100g、C15アルキルスルホネート38g、
ノニルフエノールポリグリコール・エーテル(比較例A
と同様)250g、アクリルアミド31g及びビニルスルホン
酸ナトリウム10gを16−撹拌オートクレーブに装入
し、酢酸ビニル2.480gと2−エチルヘキシルアクリレー
ト750gを加えて乳化した。全体を50℃に加熱し、エチレ
ンを50バールになるまで飽和させた。重合の開始と持続
は、10%過硫酸アンモニウム溶液50ml/時と5%ナトリ
ウム・ホルムアデヒド・スルホキシレート溶液50ml/時
を同時に配量することによつて行つた。
ノニルフエノールポリグリコール・エーテル(比較例A
と同様)250g、アクリルアミド31g及びビニルスルホン
酸ナトリウム10gを16−撹拌オートクレーブに装入
し、酢酸ビニル2.480gと2−エチルヘキシルアクリレー
ト750gを加えて乳化した。全体を50℃に加熱し、エチレ
ンを50バールになるまで飽和させた。重合の開始と持続
は、10%過硫酸アンモニウム溶液50ml/時と5%ナトリ
ウム・ホルムアデヒド・スルホキシレート溶液50ml/時
を同時に配量することによつて行つた。
重合が開始したときに、2−エチルヘキシルアクリレ
ート2970g、アクリル酸121g及び2−ヒドロキシエチル
アクリレート310から成る混合物を3時間にわたつて配
量した。次にレドツクス成分の配量をさらに4時間続け
た。エチレン圧は44バールに低下した。
ート2970g、アクリル酸121g及び2−ヒドロキシエチル
アクリレート310から成る混合物を3時間にわたつて配
量した。次にレドツクス成分の配量をさらに4時間続け
た。エチレン圧は44バールに低下した。
冷却し、圧力を解除した後に、固体含量59.3%、粘度
1098mPa.s(EpprechtレオメータSTV、C111)、K値89及
びポリマーのエチレン含量13%を有する安定な分散物が
得られた。
1098mPa.s(EpprechtレオメータSTV、C111)、K値89及
びポリマーのエチレン含量13%を有する安定な分散物が
得られた。
比較例B アクリルアミド62gを最初の重合バツチに用いた点以
外は、実験例1の方法をくり返した。
外は、実験例1の方法をくり返した。
固体含量57.3%、粘度7600mPa.s(Epprechtレオメー
タSTV,D111)、K値88及びポリマーのエチレン含量147
%を有する分散物が得られた。
タSTV,D111)、K値88及びポリマーのエチレン含量147
%を有する分散物が得られた。
実施例1 脱イオン化水94kg、C15アルキルスルホネート0.75k
g、比較例Aからのノニルフエノールポリグリコール・
エーテル5kg、ビニルスルホン酸ナトリウム0.2kg、アク
リルアミド0.62kg及びアクリル酸1.24kgを400撹拌オ
ートクレーブに装入し、酢酸ビニル50kg及び2−エチル
ヘキシルアクリレート15kgを加えて乳化した。
g、比較例Aからのノニルフエノールポリグリコール・
エーテル5kg、ビニルスルホン酸ナトリウム0.2kg、アク
リルアミド0.62kg及びアクリル酸1.24kgを400撹拌オ
ートクレーブに装入し、酢酸ビニル50kg及び2−エチル
ヘキシルアクリレート15kgを加えて乳化した。
重合の開始と持続は、7%過硫酸アンモニウム溶液0.
8/時と3.5%ナトリウム・ホルムアルデヒド・スルホ
キシレート溶液0.8/時を同時に配量することによつ
て行つた。
8/時と3.5%ナトリウム・ホルムアルデヒド・スルホ
キシレート溶液0.8/時を同時に配量することによつ
て行つた。
重合が開始した時に、2−エチルヘキシルアクリレー
ト55.7kg、アクリル酸1.86kg及び2−ヒドロキシエチル
アクリレート6.2kgから成る混合物を4時間にわたつて
加えた。次に、レドツクス節分をさらに6時間配量し
た;エチレン圧は37バールに低下した。
ト55.7kg、アクリル酸1.86kg及び2−ヒドロキシエチル
アクリレート6.2kgから成る混合物を4時間にわたつて
加えた。次に、レドツクス節分をさらに6時間配量し
た;エチレン圧は37バールに低下した。
冷却し圧力を解除した後に、固体含量58.8%、粘度86
80mPa.s(EpprechtレオメーターSTV,D111)、K値100及
びポリマーのエチレン含量13.3%を含有する分散物が得
られた。
80mPa.s(EpprechtレオメーターSTV,D111)、K値100及
びポリマーのエチレン含量13.3%を含有する分散物が得
られた。
比較例C 脱イオン化水4.940g、C15アルキルスルホネート40g、
比較例Aからのノニルフエノールポリグリコール11g、
アクリル酸70g及びアクリルアミド17gを16−撹拌オー
トクレーブに入れ、酢酸ビニル2760gと2−エチルヘキ
シルアクリレート830gとビニルスルホン酸ナトリウム11
gとを加えて乳化した。全体を50℃に加熱し、エチレン
を50バースの圧力になるまで導入した。
比較例Aからのノニルフエノールポリグリコール11g、
アクリル酸70g及びアクリルアミド17gを16−撹拌オー
トクレーブに入れ、酢酸ビニル2760gと2−エチルヘキ
シルアクリレート830gとビニルスルホン酸ナトリウム11
gとを加えて乳化した。全体を50℃に加熱し、エチレン
を50バースの圧力になるまで導入した。
重合の開始と維持は、10%過硫酸アンモニウム溶液20
ml/時と5%ナトリウム・ホルムアルデヒド・スルホキ
シレート溶液20ml/時を同時に配量することによつて行
つた。
ml/時と5%ナトリウム・ホルムアルデヒド・スルホキ
シレート溶液20ml/時を同時に配量することによつて行
つた。
重合が開始した時に、2−エチルヘキシルアクリレー
ト3410g、アクリル酸104g及び、脱イオン化水860g中上
記ノニルフエノールポリグリコール・エーテル210gの溶
液から成る混合物を9時間にわたつて連続的に加えた。
次に、レドツクス成分の配量をさらに5時間続けた。エ
チレン圧は40バールに低下した。
ト3410g、アクリル酸104g及び、脱イオン化水860g中上
記ノニルフエノールポリグリコール・エーテル210gの溶
液から成る混合物を9時間にわたつて連続的に加えた。
次に、レドツクス成分の配量をさらに5時間続けた。エ
チレン圧は40バールに低下した。
冷却し、圧力を解除した後に、固体含量54.5%、粘度
810mPa.s(EpprechtレオメーターSTV,C111)、K値95.6
及びポリマーのエチレン含量18.3%を有する分散物が得
られた。
810mPa.s(EpprechtレオメーターSTV,C111)、K値95.6
及びポリマーのエチレン含量18.3%を有する分散物が得
られた。
実施例2 モノマー配量時に、さらに2−ヒドロキシエチルアク
リレート415gを加えた点以外は、比較例Cをくり返し
た。
リレート415gを加えた点以外は、比較例Cをくり返し
た。
固体含量53.0%、粘度1126mPa.s(Epprechtレオメー
ターSTV,C111)、K値92.5及びエチレン含量18.3%を有
する分散物が得られた。
ターSTV,C111)、K値92.5及びエチレン含量18.3%を有
する分散物が得られた。
比較例D 比較例Aの操作を繰返すが、最初の重合バツチの中の
モノマー混合物に更に310gの2−ヒドロキシ−エチルア
クリレートを添加した。固体含量55.2%、粘度9052mPa.
s(EpprechtレオメーターSTV、DIII)、K値88およびエ
チレン含量14.7%の分散物が得られた。この分散物が数
週間放置後に粘稠化した。
モノマー混合物に更に310gの2−ヒドロキシ−エチルア
クリレートを添加した。固体含量55.2%、粘度9052mPa.
s(EpprechtレオメーターSTV、DIII)、K値88およびエ
チレン含量14.7%の分散物が得られた。この分散物が数
週間放置後に粘稠化した。
比較例E 比較例Aの操作を繰返すが、重合反応の間にアクリル
酸を配量しないで、最初の重合バッチの中のモノマー混
合物に90gのアクリル酸を添加した。固体含量56.6%、
粘度9344mPa.s(EpprechtレオメーターSTV、DIII)、K
値95およびエチレン含量10.5%の分散物が得られた。こ
の分散物を用いて得られた被覆はオレンジ・ピール効果
を示した。この分散物は数週間放置後に粘稠化した。
酸を配量しないで、最初の重合バッチの中のモノマー混
合物に90gのアクリル酸を添加した。固体含量56.6%、
粘度9344mPa.s(EpprechtレオメーターSTV、DIII)、K
値95およびエチレン含量10.5%の分散物が得られた。こ
の分散物を用いて得られた被覆はオレンジ・ピール効果
を示した。この分散物は数週間放置後に粘稠化した。
実験例2 実施例2の操作を繰返すが、最初の重合バッチの中の
モノマー混合物に17gのアクリルアミドを添加する代り
に、重合反応の間に34gのアクリルアミドを配量した。
固体含量56.6%、粘度711mPa.s(Epprechtレオメーター
STV、DIII)、K値83およびエチレン含量16%の分散物
が得られた。
モノマー混合物に17gのアクリルアミドを添加する代り
に、重合反応の間に34gのアクリルアミドを配量した。
固体含量56.6%、粘度711mPa.s(Epprechtレオメーター
STV、DIII)、K値83およびエチレン含量16%の分散物
が得られた。
実施例1と2、実験例1と2および比較例A,B,C,D,E
の操作および得られた分散物の性質を要約すると表1の
通りである。
の操作および得られた分散物の性質を要約すると表1の
通りである。
それぞれの実施例、実験例および比較例で得た分散物
の試験結果は表2の通りである。
の試験結果は表2の通りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 220/28 MML 220/56 MNC
Claims (5)
- 【請求項1】エチレン、C4〜C12アルキル基を有するア
クリルエステル、酢酸ビニル、エチレン状不飽和カルボ
ン酸、エチレン状不飽和ヒドロキシアルキル官能性化合
物、(メタ−)アクリルアミド及び任意に他の単一(モ
ノ)または多(ポリ)エチレン状不飽和化合物から、乳
化重合法を用いたラジカル共重合によって製造され、ガ
ラス転移温度−20〜−60℃およびK値50〜180を有する
コポリマーを、分散物の全重量に基づいて、40〜65重量
%含有する水性接着剤分散物において、次の要素: (a) エチレン 5〜25 重量% (b) 次の成分: (b1)アクリルエステル 40〜65 重量% (b2)酢酸ビニル 33〜55 重量% (b3)アクリル酸またはメタクリル酸 1〜5 重量% (b4)2−ヒドロキシエチルアクリレートまたは2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート 1〜8 重量% (b5)アクリルアミドまたはメタクリルアミド0.05〜0.
8重量% (b6)上記(a)、(b1)〜(b5)以外の単一または多
エチレン状不飽和化合物 2重量%を越えない量 からなるコモノマー混合物 95〜75 重量% から、ココモノマー混合物の重合に基づいて、1〜6重
量%の通常の乳化剤の存在下で製造され、ここで50重量
%を越えない成分(b1)は最初に添加され、成分(b5)
はすべてが最初に添加され、成分(b2)および成分(B
3)はすべてが最初に配量されるかまたは一部が最初に
配量され、そしてすべての成分(b4)は重合反応の間に
配量されることを特徴とする水性接着剤分散物。 - 【請求項2】アクリルエステルとしてn−ブチル−及び
/または2−エチルヘキシルアクリレートを重合させた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水性接着
剤分散物。 - 【請求項3】エチレン圧20〜100バール、温度30〜80℃
において、コモノマー全重量に基づいて1〜6重量%の
乳化剤の存在下で、(b1)成分の少なくとも一部を配量
しながら、コモノマー(b)をラジカル重合することを
特徴とする(a)エチレン、(b1)C4〜C12アルキル基
を有するアクリルエステル、(b2)酢酸ビニル、(b3)
アクリル酸またはメタクリル酸、(b4)2−ヒドロキシ
エチルアクリレートまたは2−ヒドロキシプロピルアク
リレート、(b5)アクリルアミドまたはメタクリルアミ
ド及び(b6)上記(a)、(b1)〜(b5)以外の2重量
%までの単一(モノ)または多(ポリ)エチレン状不飽
和化合物から、乳化重合法を用いたラジカル共重合によ
って製造され、ガラス転移温度、−20〜−60℃およびK
値50〜180を有するコポリマーを、分散物の全重量に基
づいて、40〜65重量%含有する水性接着剤分散物の製造
方法。 - 【請求項4】最初の重合バッチに、(メタ−)アクリル
アミドをコモノマー8(b)に基づいて0.05〜0.8重量
%の量で用いることを特徴とする特許請求の範囲第3項
記載の方法。 - 【請求項5】不飽和カルボン酸を最初の重合バッチに用
いるモノマーと配量するモノマーに、1:5〜5:1の重量比
で分配することを特徴とする特許請求の範囲第3項また
は第4項記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3446565.0 | 1984-12-20 | ||
DE19843446565 DE3446565A1 (de) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | Waermefester haftklebstoff |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151285A JPS61151285A (ja) | 1986-07-09 |
JPH089713B2 true JPH089713B2 (ja) | 1996-01-31 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60284483A Expired - Lifetime JPH089713B2 (ja) | 1984-12-20 | 1985-12-19 | 耐熱性接着剤水性分散物とその製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0185356B1 (ja) |
JP (1) | JPH089713B2 (ja) |
CA (1) | CA1274644A (ja) |
DE (2) | DE3446565A1 (ja) |
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JPH06240218A (ja) * | 1993-02-17 | 1994-08-30 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット |
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WO2004016873A1 (en) | 2002-08-14 | 2004-02-26 | Shaw Industries Group, Inc. | Pre-glued tongue and groove flooring |
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DE102019103121A1 (de) | 2019-02-08 | 2020-08-13 | Tesa Se | Schrumpffolie und Verfahren zum Ummanteln von langgestrecktem Gut insbesondere Leitungen |
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CA1230199A (en) * | 1982-08-05 | 1987-12-08 | Joseph V. Koleske | Highly weatherable coatings |
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1985
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- 1985-12-17 EP EP85116086A patent/EP0185356B1/de not_active Expired - Lifetime
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1988
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