JPH0895693A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH0895693A JPH0895693A JP6228562A JP22856294A JPH0895693A JP H0895693 A JPH0895693 A JP H0895693A JP 6228562 A JP6228562 A JP 6228562A JP 22856294 A JP22856294 A JP 22856294A JP H0895693 A JPH0895693 A JP H0895693A
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- cursor mark
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- mark
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画面上のカーソルマークを注視することな
く、カーソルマークの位置を認識可能にする。 【構成】 ポインティングデバイスあるいはキーボード
のカーソルマーク移動操作キーから成るカーソル移動操
作手段によってカーソルマークの移動操作を行うと、操
作触感制御手段がカーソルマークの現在表示位置と文字
等の各表示情報の表示領域の位置情報とを比較し、カー
ソルマークの現在表示位置に応じて操作子制御機構に対
し振動付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、
カーソルマークの現在表示位置に応じて操作子の触感を
変化させる。
く、カーソルマークの位置を認識可能にする。 【構成】 ポインティングデバイスあるいはキーボード
のカーソルマーク移動操作キーから成るカーソル移動操
作手段によってカーソルマークの移動操作を行うと、操
作触感制御手段がカーソルマークの現在表示位置と文字
等の各表示情報の表示領域の位置情報とを比較し、カー
ソルマークの現在表示位置に応じて操作子制御機構に対
し振動付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、
カーソルマークの現在表示位置に応じて操作子の触感を
変化させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に表示される
カーソルマークを移動するためのポインティングデバイ
スあるいはカーソルマーク移動操作キーを備えたキーボ
ードを有するデータ処理装置に係り、特にカーソルマー
クの現在位置に応じて操作子の触感を異ならせるように
したデータ処理装置に関するものである。
カーソルマークを移動するためのポインティングデバイ
スあるいはカーソルマーク移動操作キーを備えたキーボ
ードを有するデータ処理装置に係り、特にカーソルマー
クの現在位置に応じて操作子の触感を異ならせるように
したデータ処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、表示装置に表示されるカーソルマ
ークを移動するための操作手段としては、ポインティン
グデバイスあるいはキーボードのカーソルマーク移動操
作キーが用いられている。
ークを移動するための操作手段としては、ポインティン
グデバイスあるいはキーボードのカーソルマーク移動操
作キーが用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あってはカーソルマークを移動させるのみであるため、
ポインティングデバイスあるいはキーボードのカーソル
マーク移動操作キーを操作した場合は、表示装置の画面
上のカーソルマークの位置を視覚によって確認する必要
がある。そのため、オペレータは、視線を常にカーソル
マークと共に移動させる必要があり、カーソルマークの
移動操作中は他に視線を移すことが不可能であるという
問題があった。
あってはカーソルマークを移動させるのみであるため、
ポインティングデバイスあるいはキーボードのカーソル
マーク移動操作キーを操作した場合は、表示装置の画面
上のカーソルマークの位置を視覚によって確認する必要
がある。そのため、オペレータは、視線を常にカーソル
マークと共に移動させる必要があり、カーソルマークの
移動操作中は他に視線を移すことが不可能であるという
問題があった。
【０００４】さらに、近年のソフトウエアはビジュアル
な操作を主体とするものが多いが、オペレータが視覚に
障害を持っている場合、それらのソフトウエアを利用す
ることができないという問題があった。
な操作を主体とするものが多いが、オペレータが視覚に
障害を持っている場合、それらのソフトウエアを利用す
ることができないという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、カーソルマークの位置を
視覚以外の知覚でも認識するができるデータ処理システ
ムを提供することにある。
視覚以外の知覚でも認識するができるデータ処理システ
ムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示装置の表示画面上に表示されたカー
ソルマークを移動させるための操作を行う操作子を備え
たカーソル移動操作手段と、前記操作子に対し電磁的ま
たは機械的に結合し、当該操作子に振動または操作方向
に対抗する対抗力を加える操作子制御機構と、前記操作
子の操作に応じて表示画面上のカーソルマークの表示位
置を移動させるカーソル位置制御手段と、前記表示画面
上に表示される文字、図形、操作メニュー等の各表示情
報の表示領域を認識する表示領域認識手段と、前記カー
ソル位置制御手段が認識しているカーソルマークの現在
表示位置と前記表示領域認識手段が認識している各表示
情報の表示領域の位置情報とを比較し、カーソルマーク
の現在表示位置に応じて前記操作子制御機構に対し振動
付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、操作子
の触感を制御する操作触感制御手段とを備えたことを特
徴とする。
に、本発明は、表示装置の表示画面上に表示されたカー
ソルマークを移動させるための操作を行う操作子を備え
たカーソル移動操作手段と、前記操作子に対し電磁的ま
たは機械的に結合し、当該操作子に振動または操作方向
に対抗する対抗力を加える操作子制御機構と、前記操作
子の操作に応じて表示画面上のカーソルマークの表示位
置を移動させるカーソル位置制御手段と、前記表示画面
上に表示される文字、図形、操作メニュー等の各表示情
報の表示領域を認識する表示領域認識手段と、前記カー
ソル位置制御手段が認識しているカーソルマークの現在
表示位置と前記表示領域認識手段が認識している各表示
情報の表示領域の位置情報とを比較し、カーソルマーク
の現在表示位置に応じて前記操作子制御機構に対し振動
付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、操作子
の触感を制御する操作触感制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によれば、ポインティングデバイスある
いはキーボードのカーソルマーク移動操作キーから成る
カーソル移動操作手段によってカーソルマークの移動操
作を行うと、操作触感制御手段がカーソルマークの現在
表示位置と文字等の各表示情報の表示領域の位置情報と
を比較し、カーソルマークの現在表示位置に応じて前記
操作子制御機構に対し振動付加指令信号または対抗力付
加指令信号を与える。例えば、文字、図形表示領域内で
あれば、振動付加指令を与え、操作子を振動させる。ま
た、操作メニューを選択する時に、選択することができ
ない操作メニューであれば操作子を操作し難くする方向
の対抗力を与える。
いはキーボードのカーソルマーク移動操作キーから成る
カーソル移動操作手段によってカーソルマークの移動操
作を行うと、操作触感制御手段がカーソルマークの現在
表示位置と文字等の各表示情報の表示領域の位置情報と
を比較し、カーソルマークの現在表示位置に応じて前記
操作子制御機構に対し振動付加指令信号または対抗力付
加指令信号を与える。例えば、文字、図形表示領域内で
あれば、振動付加指令を与え、操作子を振動させる。ま
た、操作メニューを選択する時に、選択することができ
ない操作メニューであれば操作子を操作し難くする方向
の対抗力を与える。
【０００８】これにより、カーソルマークの現在表示位
置に応じて操作子の触感が変化し、画面上のカーソルを
注視することなく、カーソルマークの位置を認識するこ
とができるようになる。
置に応じて操作子の触感が変化し、画面上のカーソルを
注視することなく、カーソルマークの位置を認識するこ
とができるようになる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【００１０】図１は、本発明の一実施例を示すブロック
構成図であり、文字、図形操作メニュー等の各種情報を
表示する表示装置１と、この表示装置１の表示画面上に
表示されたカーソルマークを移動させるためのポインテ
ィングデバイス２と、同じくカーソルマークを移動させ
るための操作を行うカーソルマーク移動操作キーを備え
たキーボード３と、このキーボード等から指定されたデ
ータ処理を実行すると共に、カーソルマークの現在表示
位置に応じてポインティングデバイス２およびカーソル
マーク移動操作キーの触感を制御する中央処理装置４
と、各種データを記憶する外部記憶装置５とから構成さ
れている。
構成図であり、文字、図形操作メニュー等の各種情報を
表示する表示装置１と、この表示装置１の表示画面上に
表示されたカーソルマークを移動させるためのポインテ
ィングデバイス２と、同じくカーソルマークを移動させ
るための操作を行うカーソルマーク移動操作キーを備え
たキーボード３と、このキーボード等から指定されたデ
ータ処理を実行すると共に、カーソルマークの現在表示
位置に応じてポインティングデバイス２およびカーソル
マーク移動操作キーの触感を制御する中央処理装置４
と、各種データを記憶する外部記憶装置５とから構成さ
れている。
【００１１】ポインティングデバイス２は、図２の要部
断面図に示すように、ポインティングデバイス本体の床
面に配置され、本体の机上における移動量に応じて回転
し、かつ移動方向に対応した方向に回転するボール（操
作子）２０と、本体内部のベース２１に固着された第１
の電磁石２２に所定周波数の信号を通電することにより
上下動し、ベース２１に振動を与える磁石２３と、本体
内部のベース２４に固着された第２の電磁石２５に通電
することによりボール２０の表面方向に移動し、ボール
２０の表面に回転を抑制する対抗力を与える磁石２６と
を備えている。
断面図に示すように、ポインティングデバイス本体の床
面に配置され、本体の机上における移動量に応じて回転
し、かつ移動方向に対応した方向に回転するボール（操
作子）２０と、本体内部のベース２１に固着された第１
の電磁石２２に所定周波数の信号を通電することにより
上下動し、ベース２１に振動を与える磁石２３と、本体
内部のベース２４に固着された第２の電磁石２５に通電
することによりボール２０の表面方向に移動し、ボール
２０の表面に回転を抑制する対抗力を与える磁石２６と
を備えている。
【００１２】これら第１の電磁石２２および第２の電磁
石２５は、ポインティングデバイス２の操作子制御機構
を構成している。
石２５は、ポインティングデバイス２の操作子制御機構
を構成している。
【００１３】この場合、磁石２６は、スプリング２７に
よって通常は図の上方向に付勢されている。また、磁石
２６のボール側先端には、ゴムや布等の球面保護部材２
８が取り付けられ、ボール２０の表面が損傷しないよう
に考慮されている。
よって通常は図の上方向に付勢されている。また、磁石
２６のボール側先端には、ゴムや布等の球面保護部材２
８が取り付けられ、ボール２０の表面が損傷しないよう
に考慮されている。
【００１４】一方、キーボード３は、図３（ａ）に示す
ようにカーソルマークを上下左右方向に移動するための
カーソルマーク移動操作キー（操作子）３１〜３４を備
えている。
ようにカーソルマークを上下左右方向に移動するための
カーソルマーク移動操作キー（操作子）３１〜３４を備
えている。
【００１５】これらカーソルマーク移動操作キー３１〜
３４は、図３（ｂ）に示すように、キーヘッド３５の低
部に振動子３６が固着され、またキーヘッド３５を支持
する軸心３７の下端には軸心３７に下降方向の力に対抗
する対抗力を与える電磁石３８が取り付けられている。
これら振動子３６および電磁石３８は、カーソルマーク
移動操作キー３１〜３４の操作子制御機構を構成してい
る。なお、図４（ｂ）の３９はスプリングであり、キー
ヘッド３５を図の上方向に付勢している。
３４は、図３（ｂ）に示すように、キーヘッド３５の低
部に振動子３６が固着され、またキーヘッド３５を支持
する軸心３７の下端には軸心３７に下降方向の力に対抗
する対抗力を与える電磁石３８が取り付けられている。
これら振動子３６および電磁石３８は、カーソルマーク
移動操作キー３１〜３４の操作子制御機構を構成してい
る。なお、図４（ｂ）の３９はスプリングであり、キー
ヘッド３５を図の上方向に付勢している。
【００１６】一方、中央処理装置４には、ポインティン
グデバイス２およびカーソルマーク移動操作キー（操作
子）３１〜３４の操作に応じて表示画面上のカーソルマ
ークの表示位置を移動させるカーソル位置制御部４５
と、表示画面上に表示される文字、図形、操作メニュー
等の各表示情報の表示領域を認識する表示領域認識部４
６と、カーソル位置制御部４５が認識しているカーソル
マークの現在表示位置と表示領域認識部４６が認識して
いる各表示情報の表示領域の位置情報とを比較し、カー
ソルマークの現在表示位置に応じてポインティングデバ
イス２およびキーボード３の前記操作子制御機構に対し
振動付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、操
作子の触感を制御する操作触感制御部４７とが設けられ
ている。
グデバイス２およびカーソルマーク移動操作キー（操作
子）３１〜３４の操作に応じて表示画面上のカーソルマ
ークの表示位置を移動させるカーソル位置制御部４５
と、表示画面上に表示される文字、図形、操作メニュー
等の各表示情報の表示領域を認識する表示領域認識部４
６と、カーソル位置制御部４５が認識しているカーソル
マークの現在表示位置と表示領域認識部４６が認識して
いる各表示情報の表示領域の位置情報とを比較し、カー
ソルマークの現在表示位置に応じてポインティングデバ
イス２およびキーボード３の前記操作子制御機構に対し
振動付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、操
作子の触感を制御する操作触感制御部４７とが設けられ
ている。
【００１７】図４は、表示装置１に表示される文字や操
作メニューの一例を示す図であり、同図（ａ）に示すよ
うに文字と共にカーソルマーク４１が表示される。
作メニューの一例を示す図であり、同図（ａ）に示すよ
うに文字と共にカーソルマーク４１が表示される。
【００１８】また、同図（ｂ）に示すように操作メニュ
ー一覧４２と共にカーソルマーク４１が表示される。
ー一覧４２と共にカーソルマーク４１が表示される。
【００１９】以下、ポインティングデバイス２によって
カーソルマーク４１を移動させる場合の動作について図
５のフローチャートを参照して説明する。
カーソルマーク４１を移動させる場合の動作について図
５のフローチャートを参照して説明する。
【００２０】まず、カーソルマーク４１を図４（ａ）の
実線で示す位置から破線で示す位置に移動させる操作を
ポインティングデバイス２で行った場合、カーソル位置
制御部４５はこの操作を検出し、カーソルマーク４１を
破線で示す位置に移動させて表示させる。
実線で示す位置から破線で示す位置に移動させる操作を
ポインティングデバイス２で行った場合、カーソル位置
制御部４５はこの操作を検出し、カーソルマーク４１を
破線で示す位置に移動させて表示させる。
【００２１】これに対し、操作触感制御部４７は、カー
ソル位置制御部４５が認識しているカーソルマーク４１
の現在表示位置と表示領域認識部４６が認識している文
字「Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ」という表示情報の表示領域の
位置情報とをカーソルマーク４１の移動毎に比較する。
すなわち、カーソル位置に文字や図形が表示されている
か否かを検出する（ステップ５１）。また、文字他図形
の表示領域でない場合は、操作メニューの表示領域か否
かを検出する（ステップ５２）。
ソル位置制御部４５が認識しているカーソルマーク４１
の現在表示位置と表示領域認識部４６が認識している文
字「Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ」という表示情報の表示領域の
位置情報とをカーソルマーク４１の移動毎に比較する。
すなわち、カーソル位置に文字や図形が表示されている
か否かを検出する（ステップ５１）。また、文字他図形
の表示領域でない場合は、操作メニューの表示領域か否
かを検出する（ステップ５２）。
【００２２】図４の例では、カーソルマーク４１が文字
「Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ」の表示領域を横切る移動である
ため、ポインティングデバイス２の操作子制御機構、す
なわち第１の電磁石２２に所定周波数の振動付加指令信
号を与える（ステップ５３）。
「Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ」の表示領域を横切る移動である
ため、ポインティングデバイス２の操作子制御機構、す
なわち第１の電磁石２２に所定周波数の振動付加指令信
号を与える（ステップ５３）。
【００２３】これによって、電磁石２２に電磁的に結合
している磁石２３が上下動し、ベース２１に所定周波数
の振動を与える。この振動によってポインティングデバ
イス２の操作者は、カーソルマーク４１が文字または図
形の表示領域を通過しているものと認識することができ
る。
している磁石２３が上下動し、ベース２１に所定周波数
の振動を与える。この振動によってポインティングデバ
イス２の操作者は、カーソルマーク４１が文字または図
形の表示領域を通過しているものと認識することができ
る。
【００２４】しかし、カーソルマーク４１を図４（ａ）
の破線枠４３内に移動させた場合、ここには文字および
図形が何等表示されていないため、操作触感制御部４７
は何もしない。すなわち、ポインティングデバイス２を
通常の操作触感で使用させる。
の破線枠４３内に移動させた場合、ここには文字および
図形が何等表示されていないため、操作触感制御部４７
は何もしない。すなわち、ポインティングデバイス２を
通常の操作触感で使用させる。
【００２５】一方、カーソルマーク４１が図４（ｂ）に
示すように操作メニュー「Ｆ」の位置にあった時、選択
不可能な操作メニュー「Ｅ」の位置に移動させる操作を
行った場合、操作触感制御部４７は、対抗力付加指令信
号を第２の電磁石２５に与え、磁石２６をボール２０の
表面方向に移動させる（ステップ５４，５５）。
示すように操作メニュー「Ｆ」の位置にあった時、選択
不可能な操作メニュー「Ｅ」の位置に移動させる操作を
行った場合、操作触感制御部４７は、対抗力付加指令信
号を第２の電磁石２５に与え、磁石２６をボール２０の
表面方向に移動させる（ステップ５４，５５）。
【００２６】これによって、球面保護部材２８を介して
ボール２０の表面に回転を抑制する対抗力が与えられ、
ボール２０が回転し難くなり、選択不可能な操作メニュ
ー「Ｅ」への移動操作を行ったことが触感の変化によっ
て操作者に伝達される。
ボール２０の表面に回転を抑制する対抗力が与えられ、
ボール２０が回転し難くなり、選択不可能な操作メニュ
ー「Ｅ」への移動操作を行ったことが触感の変化によっ
て操作者に伝達される。
【００２７】キーボード３についても同様であり、カー
ソルマーク４１を文字や図形の表示領域に移動させた場
合、振動子３６に振動付加指令信号が与えられ、現在操
作中のキーヘッド３５に振動が加えられる。また、選択
不可能な操作メニュー「Ｅ」への移動操作を行った場
合、電磁石３８に対抗力付加指令信号が与えられ、キー
ヘッド３５を支持する軸心３７に下降方向の力に対抗す
る対抗力が与えられる。これによって、キーヘッド３５
が操作し難くなり、選択不可能な操作メニュー「Ｅ」へ
の移動操作を行ったことが触感の変化によって操作者に
伝達される。
ソルマーク４１を文字や図形の表示領域に移動させた場
合、振動子３６に振動付加指令信号が与えられ、現在操
作中のキーヘッド３５に振動が加えられる。また、選択
不可能な操作メニュー「Ｅ」への移動操作を行った場
合、電磁石３８に対抗力付加指令信号が与えられ、キー
ヘッド３５を支持する軸心３７に下降方向の力に対抗す
る対抗力が与えられる。これによって、キーヘッド３５
が操作し難くなり、選択不可能な操作メニュー「Ｅ」へ
の移動操作を行ったことが触感の変化によって操作者に
伝達される。
【００２８】このように本実施例によれば、カーソルマ
ーク４１の現在位置に応じてポインティングデバイス２
またはカーソルマーク移動操作キーの触感を異ならせる
ようにしたため、表示画面を注視すること無く、カーソ
ルが画面上のどの位置を移動しているかを触覚によって
知覚することができ、カーソルマークの移動操作中に視
線を他に位置に移すことが可能になるうえ、視覚障害の
あるものカーソルマークの位置を認識し、カーソルマー
クによる操作メニューの選択に従うデータ処理を容易に
実行させることが可能になる。
ーク４１の現在位置に応じてポインティングデバイス２
またはカーソルマーク移動操作キーの触感を異ならせる
ようにしたため、表示画面を注視すること無く、カーソ
ルが画面上のどの位置を移動しているかを触覚によって
知覚することができ、カーソルマークの移動操作中に視
線を他に位置に移すことが可能になるうえ、視覚障害の
あるものカーソルマークの位置を認識し、カーソルマー
クによる操作メニューの選択に従うデータ処理を容易に
実行させることが可能になる。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明は、ポインティング
デバイスあるいはキーボードのカーソルマーク移動操作
キーから成るカーソル移動操作手段によってカーソルマ
ークの移動操作を行うと、操作触感制御手段がカーソル
マークの現在表示位置と文字等の各表示情報の表示領域
の位置情報とを比較し、カーソルマークの現在表示位置
に応じて操作子制御機構に対し振動付加指令信号または
対抗力付加指令信号を与えるようにしたため、カーソル
マークの現在表示位置に応じて操作子の触感が変化し、
画面上のカーソルを注視することなく、カーソルマーク
の位置を認識することができるようになり、カーソルマ
ークの注視に起因する疲労を軽減することができる。さ
らに、高精細ディスプレイを利用する際、カーソルマー
クを見失う可能性を減らすことができる。
デバイスあるいはキーボードのカーソルマーク移動操作
キーから成るカーソル移動操作手段によってカーソルマ
ークの移動操作を行うと、操作触感制御手段がカーソル
マークの現在表示位置と文字等の各表示情報の表示領域
の位置情報とを比較し、カーソルマークの現在表示位置
に応じて操作子制御機構に対し振動付加指令信号または
対抗力付加指令信号を与えるようにしたため、カーソル
マークの現在表示位置に応じて操作子の触感が変化し、
画面上のカーソルを注視することなく、カーソルマーク
の位置を認識することができるようになり、カーソルマ
ークの注視に起因する疲労を軽減することができる。さ
らに、高精細ディスプレイを利用する際、カーソルマー
クを見失う可能性を減らすことができる。
【００３０】また、視覚に障害を持ったオペレータがビ
ジュアルな操作を必要とするアプリケーションを利用す
ることを補助することができる。
ジュアルな操作を必要とするアプリケーションを利用す
ることを補助することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図２】ポインティングデバイスの要部断面構成図であ
る。
る。
【図３】キーボードのカーソルマーク移動操作キーの構
成を示す平面図および操作子制御機構の構成を示す拡大
断面図である。
成を示す平面図および操作子制御機構の構成を示す拡大
断面図である。
【図４】表示画面の表示例を示す説明図である。
【図５】操作子の触感を変化させる制御内容を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１…表示装置、２…ポインティングデバイス、３…キー
ボード、４…中央処理装置、２０…ボール、２２…第１
の電磁石、２５…第２の電磁石、３１〜３４…カーソル
マーク移動操作キー、３６…振動子、３８…電磁石、４
１…カーソルマーク、４５…カーソル位置制御部、４６
…表示領域認識部、４６…操作触感制御部。
ボード、４…中央処理装置、２０…ボール、２２…第１
の電磁石、２５…第２の電磁石、３１〜３４…カーソル
マーク移動操作キー、３６…振動子、３８…電磁石、４
１…カーソルマーク、４５…カーソル位置制御部、４６
…表示領域認識部、４６…操作触感制御部。
Claims (1)
- 【請求項１】 表示装置の表示画面上に表示されたカー
ソルマークを移動させるための操作を行う操作子を備え
たカーソル移動操作手段と、前記操作子に対し電磁的ま
たは機械的に結合し、当該操作子に振動または操作方向
に対抗する対抗力を加える操作子制御機構と、前記操作
子の操作に応じて表示画面上のカーソルマークの表示位
置を移動させるカーソル位置制御手段と、前記表示画面
上に表示される文字、図形、操作メニュー等の各表示情
報の表示領域を認識する表示領域認識手段と、前記カー
ソル位置制御手段が認識しているカーソルマークの現在
表示位置と前記表示領域認識手段が認識している各表示
情報の表示領域の位置情報とを比較し、カーソルマーク
の現在表示位置に応じて前記操作子制御機構に対し振動
付加指令信号または対抗力付加指令信号を与え、操作子
の触感を制御する操作触感制御手段とを備えたことを特
徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228562A JPH0895693A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228562A JPH0895693A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | データ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0895693A true JPH0895693A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16878319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6228562A Pending JPH0895693A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0895693A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1097375A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Seiko Epson Corp | コンピュータ入力装置 |
| WO2002056165A1 (fr) | 2001-01-10 | 2002-07-18 | Sony Corporation | Terminal de traitement d'informations |
| KR100556539B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2006-03-06 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 정보 처리 시스템 및 정보 처리 방법 |
| US7420547B2 (en) | 2003-04-16 | 2008-09-02 | Alpine Electronics, Inc. | Method and apparatus for matching tactile sensation to the contents of a display |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6228562A patent/JPH0895693A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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