JPH0895532A - 液晶表示駆動方法 - Google Patents

液晶表示駆動方法

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JPH0895532A
JPH0895532A JP25745194A JP25745194A JPH0895532A JP H0895532 A JPH0895532 A JP H0895532A JP 25745194 A JP25745194 A JP 25745194A JP 25745194 A JP25745194 A JP 25745194A JP H0895532 A JPH0895532 A JP H0895532A
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liquid crystal
signal
light
display
driving
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JP25745194A
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Tatsuhiko Yonekawa
達彦 米川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶駆動信号を操作するだけでバックライト
からの光の漏れの無い適正な液晶表示を得るようにす
る。 【構成】 液晶表示パネル21は、表示面方向から見る
と非アクティブエリア22とビューエリア23とで構成
されており、そのビューエリア23内はさらに画像を表
示する画像表示部24とビューエリア23の内側周縁部
を所定幅で遮光状態となるように液晶駆動する遮光部2
5とを作成する。この遮光部25は、液晶駆動信号をデ
ータイネーブル信号を用いて選択的に出力して作成す
る。また、この他、表示データをそのまま出力するか、
液晶を遮光状態に駆動する非表示駆動信号を選択するか
を決める選択信号を各画素位置に対応させてROMやR
AMに予め格納し、液晶駆動時に上記何れかの駆動信号
を選択しながら液晶表示パネル21に出力することによ
り遮光部25を作成する。その結果、表示面側からバッ
クライトの光が漏れるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックライトで光を照
射しながら液晶表示パネルの液晶を駆動して光透過状態
と遮光状態とを作り出して画像表示を行なう液晶表示駆
動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置は、液晶に所定の電
圧を印加すると、液晶分子の配向が変化して液晶の光学
特性が変化することから、例えば、光の偏光方向を変化
させる液晶の旋光性を利用すると、液晶セルを2枚の偏
光板に挟んで一方から照射される光は、2枚の偏光板の
偏光方向の組み合わせ方により光が透過したり、遮光さ
れたりする。また、液晶の光散乱効果を利用する場合
は、液晶に電圧が印加されると、液晶分子の配列がラン
ダムになって光が散乱し、光が透過しない状態となる
が、液晶に電圧を印加しない状態では光透過状態が得ら
れる。
【0003】図11は、上記した液晶の光学特性を利用
した液晶表示パネル1の断面図であり、図12は、図1
1を表示面側から見た液晶表示パネル1の正面図であ
る。
【0004】図11に示すように、液晶表示パネル1
は、上ガラス基板2と下ガラス基板3との間の周縁部に
封止材4を塗布して封止し、液晶を注入する液晶セルを
構成している。そして、上ガラス基板2の対向面には、
セグメント電極5が図の奥行方向にストライプ状に複数
配置されると共に、下ガラス基板3の対向面側には、上
記セグメント電極5と直交する方向にコモン電極6がス
トライプ状に図の横方向に複数配置されている。
【0005】ここでは、図11の液晶表示パネルは、カ
ラー液晶表示パネルであり、上記セグメント電極5とコ
モン電極6の交点部分が画素を構成しているため、各画
素位置にカラーフィルタ(R、G、B)が形成されてい
る。そして、この液晶表示パネル1は、上記した液晶の
旋光性を利用して光の透過状態と遮光状態とを作り出す
ため、上下ガラス基板2、3を偏光板8、9で挟んで構
成されている。
【0006】そして、図11の下方から照射されるバッ
クライトの白色光は、上記したセグメント電極5とコモ
ン電極6に印加される液晶駆動信号により、各画素毎に
液晶分子の配向を制御して、透過光状態と遮光状態とに
より所望のカラー液晶表示を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶表示駆動方法にあっては、図11に示す
ように、セグメント電極5やコモン電極6が配されて液
晶が注入された液晶表示を行なうビューエリア11と、
封止材4等で構成され液晶が注入されていない非アクテ
ィブエリア10とに分けられる。そして、液晶表示パネ
ルの下からバックライトを照射すると、液晶の無い非ア
クティブエリア10では、光がそのまま透過してしま
い、液晶が注入されたビューエリア11では、液晶の駆
動条件に応じて光の透過/遮光状態が繰り返される。
【0008】このため、従来では、図11の上ガラス基
板2側の偏光板8の非アクティブエリア10上に、光を
遮蔽するためのブラックマスクを形成したフィルムを配
していたが、非アクティブエリア10を通過する光が封
止材4付近で乱反射することから、ブラックマスクで非
アクティブエリア10を覆うだけでは光を完全に遮蔽す
ることができず、図12に示す非アクティブエリア10
とビューエリア11との間からバックライトの光が漏れ
るという問題がある。
【0009】また、従来は、上記非アクティブエリア1
0をブラックマスクで覆う以外に、非アクティブエリア
10からビューエリア11の一部にかけて覆う見切り窓
が設けられることがある。しかし、この見切り窓は、遮
蔽するエリアが固定されているため、表示内容によって
は表示範囲が狭くなるという問題がある。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、液晶駆動信号を簡単に操作するだけでバック
ライトからの光の漏れの無い適正な表示が得られる液晶
表示駆動方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一対の透明基板の対向面に液晶駆動用の対向電極を配置
した画素を形成し、前記一対の透明基板間の周縁部を封
止材で封止した液晶セルに液晶を充填して、前記透明基
板の片側面から光を照射しながら前記対向電極を信号側
駆動部と走査側駆動部とによって各画素毎の液晶に所定
電圧を印加して光透過状態と遮光状態とを形成して画像
表示する液晶表示駆動方法であって、前記透明基板の周
縁部の所定領域の画素を少なくとも画像表示中に遮光状
態となるように液晶を駆動することにより、上記目的を
達成する。
【0012】また、本発明は、例えば、請求項2に記載
されるように、前記透明基板の周縁部の所定領域の画素
が、液晶表示領域の上端部と下端部のそれぞれ数ライン
分と、液晶表示領域の左端部と右端部のそれぞれ数ドッ
ト分の画素からなり、それらの領域内にある画素の液晶
を少なくとも画像表示中は遮光状態となるように駆動し
てもよい。
【0013】さらに、本発明は、例えば、請求項3に記
載されるように、少なくとも画像表示中は所定領域が遮
光状態となるように前記液晶セルの表示領域の大小に応
じて液晶を駆動する遮光領域の上下端部及び左右端部の
それぞれの値を変化させることができるようにしてもよ
い。
【0014】また、本発明は、例えば、請求項4に記載
されるように、前記所定領域内の画素の液晶を駆動する
際に、前記対向電極を駆動する信号側駆動部と走査側駆
動部に対してそれぞれ走査タイミングに応じて駆動信号
を選択的に出力させるイネーブル信号によって遮光状態
を形成するようにしてもよい。
【0015】また、本発明は、例えば、請求項5に記載
されるように、前記所定領域内の画素の液晶を駆動する
際に、前記対向電極を駆動する信号側駆動部に対して出
力する表示データを予め各画素位置に対応して記憶され
た選択信号に基づいて駆動信号を優先するか非表示信号
を優先するかを選択し、その選択結果に基づいて液晶を
駆動するようにしてもよい。
【0016】
【作用】請求項1記載の液晶表示駆動方法では、透明基
板の周縁部の所定領域の画素を少なくとも画像表示中に
遮光状態となるように液晶を駆動する。従って、液晶が
注入されていない非アクティブエリアの封止材付近で乱
反射されるバックライト光は、透明基板の周縁部の所定
領域画素を少なくとも画像表示中に遮光状態とするた
め、液晶表示面から光が漏れるのを防止することができ
る。
【0017】請求項2記載の液晶表示駆動方法では、透
明基板の周縁部の所定領域の画素が、液晶表示領域の上
端部と下端部のそれぞれ数ライン分と、液晶表示領域の
左端部と右端部のそれぞれ数ドット分の画素からなり、
それらの領域内の画素の液晶を遮光状態となるように駆
動する。
【0018】従って、液晶表示領域の上下端部におい
て、複数ライン分を遮光状態に駆動するとともに、液晶
表示領域の左右端部において、水平ラインの最初と最後
の数ドット分を遮光状態に駆動することにより、封止材
の内側近傍の所定領域の画素を遮光状態としてバックラ
イト光が漏れるのを防止することができる。
【0019】請求項3記載の液晶表示駆動方法では、所
定領域が遮光状態となるように液晶セルの表示領域の大
小に応じて液晶を駆動する遮光領域の上下端部及び左右
端部の値をそれぞれ変化させる。
【0020】従って、少なくとも画像表示中に遮光状態
とする所定領域の範囲を液晶の駆動によって変化させる
ため、表示内容あるいはバックライト光の漏れ状態に応
じて遮光領域を適宜変化させることが可能となり、常に
最適な表示状態を得ることができる。
【0021】請求項4記載の液晶表示駆動方法では、所
定領域内の画素の液晶を駆動する際に、対向電極を駆動
する信号側駆動部と走査側駆動部に対してそれぞれ走査
タイミングに応じて駆動信号を選択的に出力させるイネ
ーブル信号によって遮光状態を形成する。
【0022】従って、液晶の駆動信号を出力するか否か
を選択するイネーブル信号を使って遮光領域を形成する
ため、その遮光領域の範囲や遮光領域を形成するタイミ
ング等を容易かつ自由に制御することができる。
【0023】請求項5記載の液晶表示駆動方法では、所
定領域内の画素の液晶を駆動する際に、対向電極を駆動
する信号側駆動部に対して出力する表示データを予め各
画素位置に対応して記憶された選択信号に基づいて駆動
信号を優先するか非表示信号を優先するかを選択し、そ
の選択結果に基づいて液晶を駆動する。
【0024】従って、各画素位置に対応した選択信号を
ROMやRAMなどのメモリに保持し、ここから選択信
号を読み出して駆動信号を優先表示するか、非表示信号
を優先させて遮光状態にするかを選択して液晶を駆動す
るため、遮光する領域の範囲やタイミング等を容易かつ
自由に制御することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図10は、本発明の液晶表示駆動方法を
説明する図であり、本実施例では、STN(Super Twis
ted Nematic )液晶を使った単純マトリクス液晶ディス
プレイとして実施したものである。図1は、本実施例の
液晶表示駆動方法によって表示される液晶表示パネル2
1の表示部の正面図である。図1の液晶表示パネル21
は、表示面方向から見ると非アクティブエリア22とビ
ューエリア23とで構成されており、本実施例の液晶表
示駆動方法を用いて画像表示すると、上記ビューエリア
23内はさらに画像を表示する画像表示部24とビュー
エリア23の内側周縁部を所定幅で遮光状態に液晶駆動
する遮光部25とに分けられる。
【0026】本実施例のように、液晶駆動方法により遮
光部25を設けるようにしたのは、まず、液晶表示パネ
ル21の非アクティブエリア22が上下のガラス基板を
封止する封止材で構成されており、液晶が注入されてい
ないため、バックライトの白色光がこの封止材を透過し
たり、封止材で乱反射されて表示面側に漏れることを防
止するためである。すなわち、上記非アクティブエリア
22は、通常は液晶表示パネルを覆う化粧板等で光の漏
れを防止することができるが、非アクティブエリア22
とビューエリア23の境目から漏れる光を遮蔽すること
ができないため、ビューエリア23の内側周縁部の画素
を少なくとも画像表示中は遮光状態として駆動させ、光
が漏れるのを防止するものである。
【0027】本実施例では、上記遮光部25を例えば図
1に示すように、ビューエリア23の上端部と下端部の
それぞれ2ライン分(1ライン、2ライン、m-1ライ
ン、mライン)と、左端部と右端部のそれぞれ2ドット
分(1ドット、2ドット、n-1ドット、nドット)の領
域幅で構成し、少なくとも画像表示中は遮光状態となる
ように表示駆動する。
【0028】図2は、図1の液晶表示パネル21が組み
込まれた液晶テレビ31の構成を示すブロック図であ
る。この液晶テレビ31は、アンテナ32、チューナ3
3、受信回路34、同期回路35、A/D変換回路3
6、コントローラ37、信号側駆動回路38、走査側駆
動回路39などから構成されている。
【0029】アンテナ32は、受信電波をチューナ33
に供給し、チューナ33は、コントローラ37から入力
される図示しないチューニング制御信号に従って指定チ
ャネルを選択して、アンテナ32から供給される受信電
波を中間周波信号に変換して受信回路34に出力する。
【0030】受信回路34は、中間周波増幅回路、映像
検波回路、映像増幅回路、クロマ回路等により構成さ
れ、チューナ33から入力される中間周波信号を映像検
波回路により映像検波を行ってカラー映像信号を取り出
し、このカラー映像信号の中から音声信号を取り出して
図示しない音声回路に出力し、映像増幅回路によりカラ
ー映像信号を増幅してクロマ回路に出力する。クロマ回
路は、カラー映像信号からR,G,Bの各色映像信号を
分離してA/D変換回路36に出力する。
【0031】同期回路35は、カラー映像信号の中から
水平同期信号Hsyncと垂直同期信号Vsyncを取
り出してコントローラ35に出力する。
【0032】A/D変換回路36は、図示していないが
サンプリング回路とコンパレータ回路とエンコーダ回路
から構成されている。機能的にはR,G,Bのアナログ
信号をサンプリングしてコンパレータによってA/D変
換(RHH〜RLLの範囲で等分)した後、エンコーダ回路
で3ビットのデジタル表示信号に変換する。
【0033】コントローラ37は、液晶テレビ31の全
体の動作を制御するするもので、例えば、水平同期信号
(Hsync)と垂直同期信号(Vsync)とに基づ
いて液晶表示パネル21に画像表示を行わせたり、A/
D変換回路36に図示しないサンプリングクロックを生
成して供給したり、液晶駆動データの読み込みタイミン
グとデータの出力タイミングを決める2つの位相を持っ
た内部基本クロックCK1、CK2を生成して信号側駆
動回路38に供給したりする。また、本実施例のコント
ローラ37は、水平同期信号に基づいて表示信号を選択
的に出力させるデータイネーブルH信号を作成する回路
と、垂直同期信号に基づいて走査データを選択的に出力
させるデータイネーブルV信号を作成する回路を内蔵し
ている。
【0034】この垂直同期信号は、走査電極走査開始タ
イミングと走査電極の選択幅を決定するCDB信号と液
晶をフレーム毎に交流駆動するための走査反転信号であ
るCFB信号と前記CDB信号を走査側駆動回路23内
で順次シフトするCNB信号から成っている。
【0035】また、水平同期信号は、信号電極に表示信
号をラッチして信号側駆動回路38に蓄えた表示信号を
液晶表示パネル21に出力するCKN信号と、表示信号
をサンプリング開始するSTi信号と液晶をフレーム毎
に交流駆動するためのCKF信号と信号側駆動回路38
の基本クロック信号であるCK1,CK2信号とから成
っている。
【0036】液晶表示パネル21は、ここでは、STN
液晶を封入した液晶セルを用いて実施したもので、ガラ
ス板で構成された2枚の透明基板の対向面にITOから
なる信号電極と走査電極とがそれぞれ直交方向に配置さ
れている。
【0037】信号側駆動回路38は、コントローラ37
で作成されたデータイネーブルH信号が入力され、この
データイネーブルH信号によって上記したA/D変換回
路36から入力される表示信号を選択的に出力して、液
晶表示パネル24の所定の信号電極を駆動するものであ
る。
【0038】走査側駆動回路39は、走査信号を発生さ
せるとともに、コントローラ37で作成されたデータイ
ネーブルV信号が入力され、このデータイネーブルV信
号によって発生させた走査信号を選択的に出力して、液
晶表示パネル24の所定ラインの走査電極を駆動するも
のである。
【0039】このように、本実施例の液晶表示駆動方法
は、水平方向と垂直方向のデータイネーブルHとデータ
イネーブルVとを使って表示信号と走査信号を選択的に
出力することにより、液晶表示パネルの所定領域の画素
を遮光状態とし、それ以外の領域を画像データの表示領
域とするように液晶を駆動することができる。ここで
は、図1に示すように、画素を遮光状態とする遮光部2
5がビューエリア23の上端部と下端部のそれぞれ2ラ
イン分と、左端部と右端部のそれぞれ2ドット分の領域
幅として、非アクティブエリア22とビューエリア23
との境目から漏れるバックライトの白色光を遮蔽するこ
とにより、適正な表示画像を得るものである。
【0040】図3は、図2のコントローラ37に内蔵さ
れている水平方向と垂直方向のデータイネーブル発生回
路41の回路図である。図3において、上段の回路が水
平方向のデータイネーブルHを発生するデータイネーブ
ルH発生回路42であり、下段の回路が垂直方向のデー
タイネーブルVを発生するデータイネーブルV発生回路
43である。
【0041】データイネーブルH発生回路42は、n個
の信号電極数に応じたnビットカウンタ44と、そのカ
ウント値をデコードするデコーダ45と、デコーダ45
から出力されるセットパルスとリセットパルスを2個の
NANDゲート46、47のそれぞれの入力端子の一方
に入力し、2個のNANDゲート46、47のそれぞれ
の出力を他方のゲートのもう一方の入力端子に接続して
構成されている。そして、nビットカウンタ44に入力
される水平同期信号に基づいて基本クロックをカウント
し、そのカウント値をデコーダ45でデコードして、所
定のタイミングで出力されるセットパルスとリセットパ
ルスを作成し、NANDゲート46及び47に出力す
る。
【0042】また、データイネーブルV発生回路43
は、M個の走査電極数に応じたmビットカウンタ48
と、そのカウント値をデコードするデコーダ49と、デ
コーダ49から出力されるセットパルスとリセットパル
スを2個のNANDゲート50、51のそれぞれの入力
端子の一方に入力し、2個のNANDゲート50、51
のそれぞれの出力を他方のゲートのもう一方の入力端子
に接続して構成されている。そして、mビットカウンタ
48に入力される垂直同期信号に基づいて基本クロック
をカウントし、そのカウント値をデコーダ49でデコー
ドして、所定のタイミングで出力されるセットパルスと
リセットパルスを作成し、NANDゲート50及び51
に出力する。
【0043】図4は、図3のデータイネーブル発生回路
によって発生させるセットパルスとリセットパルスとデ
ータイネーブル信号のタイミングチャートである。上記
したデータイネーブルH発生回路42とデータイネーブ
ルV発生回路43とは、同様の動作手順によりイネーブ
ル信号を発生させる。ここでは、データイネーブルH発
生回路42を例にあげて説明する。
【0044】すなわち、図4のAのタイミングでは、セ
ットパルスとリセットパルスの「H」がそれぞれNAN
Dゲート46、47の一方の入力端子に入力される。こ
のとき、NANDゲート46の他方の入力端子は、
「L」か「H」か不確定であるが、NANDゲート47
の他方の入力端子とNANDゲート46の出力端子が接
続されていて「L」となるため、NANDゲート47の
出力は「H」となる。従って、NANDゲート46は、
「H・H」が入力されるため、その結果、出力されるデ
ータイネーブルHは、「L」となる。
【0045】次に、図4のBのタイミングでは、セット
パルスが「L」になるため、NANDゲート46の入力
端子は、「L・H」が入力され、その結果、「H」が出
力される。そして、その「H」は、NANDゲート47
の他方の入力端子に入力されるので、NANDゲート4
7の入力が「H・H」となり、「L」が出力される。従
って、NANDゲート46の他方の入力端子には、
「L」が入力されるため、「L・L」が入力されること
になり、出力されるデータイネーブルHは「H」とな
る。
【0046】次に、図4のCのタイミングでは、セット
パルスが「H」に戻るため、NANDゲート46の入力
端子は、「H・L」が入力され、その結果、NANDゲ
ート46からは「H」が出力される。そして、その
「H」は、NANDゲート47の他方の入力端子に入力
されるので、NANDゲート47の入力が「H・H」と
なり、「L」が出力される。従って、NANDゲート4
6の他方の入力端子には、「L」が入力されるため、
「H・L」が入力され、その結果、NANDゲート46
から出力されるデータイネーブルHは「H」のままであ
る。
【0047】次に、図4のDのタイミングでは、リセッ
トパルスが「L」になるため、NANDゲート47の入
力端子は、「H・L」が入力され、その結果、NAND
ゲート47からは「H」が出力される。そして、その
「H」は、NANDゲート46の他方の入力端子に入力
されるので、NANDゲート46の入力が「H・H」と
なり、そのデータイネーブルHの出力が「L」に変る。
【0048】次に、図4のEのタイミングでは、リセッ
トパルスが「H」になるため、NANDゲート47の入
力端子は、「L・H」が入力され、その結果、NAND
ゲート47からは「H」が出力される。そして、その
「H」は、NANDゲート46の他方の入力端子に入力
されるので、NANDゲート46の入力が「H・H」と
なり、そのデータイネーブルHの出力は「L」のままで
ある。
【0049】上記のようにして、データイネーブルH発
生回路42とデータイネーブルV発生回路43からそれ
ぞれ、水平方向及び垂直方向における固有のデータイネ
ーブル信号を出力することができる。このデータイネー
ブル信号は、それぞれ水平方向における表示信号及び垂
直方向における走査信号を出力するか否かを選択し、液
晶駆動信号を出力しない画素部分は、画像データに基づ
く液晶駆動が行なわれず、遮光状態となる。
【0050】本実施例の液晶テレビに使用されている液
晶表示パネルは、ネガ反転表示するため、画素に印加さ
れる実効電圧が所定値以下の場合、光を遮蔽して通さな
いようにする暗状態となり、逆に画素に印加される実効
電圧が所定値以上の場合、バックライトの白色光を透過
させる明状態となる。
【0051】図5は、図2の信号側駆動回路38に入力
される各種信号や入力データのタイミングチャートであ
る。上記のようにして、作成されたデータイネーブルH
信号は、水平方向の各画素に相当するデータ1からデー
タnまでの1H期間(1水平走査期間)の表示信号の出
力を選択する。ここでは、表示画面の左端部と右端部の
各2ドット分を遮光部25とするため、データ1、デー
タ2、データn-1及びデータnを除いて、データ3〜デ
ータn-2までを出力するようにする。また、図5におい
て、STiは、信号側駆動回路38のデータサンプリン
グ開始信号であり、CK1は、表示データを読み込んで
保持するラッチ信号であり、CK2は、CK1でラッチ
した表示データを出力するタイミングを作る出力タイミ
ング信号である。そして、このCK2はCK1に対して
1/2位相分だけ遅らせてあり、このCK2のパルスの
立ち下がりタイミングでデータを出力している。ここで
は、CK2の立ち下がりを使ってデータを出力するよう
にしたが、駆動回路側のロジックに正論理を使うか負論
理を使うかによって異なり、立ち上がりのタイミングで
データを読み出すようにすることもできる。
【0052】図6は、図2の走査側駆動回路39に入力
される各種信号や入力データのタイミングチャートであ
る。上記のようにして、作成されたデータイネーブルV
信号は、垂直方向の各走査ラインに相当するライン1か
らラインmまでの1V期間(1垂直走査期間)の走査信
号の出力を選択する。ここでは、表示画面の上端部と下
端部の各2ライン分を遮光部25とするため、ライン
1、ライン2、ラインm-1及びラインmを除いて、ライ
ン3〜ラインm-2までを出力するようにする。また、図
6において、Doutは、走査側駆動回路39の走査開
始信号であり、CNBは、走査側駆動回路39の走査信
号を転送する信号である。このCNBは、パルスの立ち
下がりタイミングを使って走査信号を転送するようにし
たが、この場合も駆動回路側のロジックに正論理を使う
か負論理を使うかによって異なり、立ち上がりのタイミ
ングで走査信号を転送するようにすることもできる。
【0053】図7は、データイネーブル信号によって表
示データの出力選択を行なう場合の論理説明図である。
図7に示すように、内部データとデータイネーブルHと
データイネーブルVとがそれぞれANDゲートに入力さ
れ、そのAND出力が液晶を駆動する出力データとして
出力される。従って、データイネーブルHとデータイネ
ーブルVが何れも「H」であり、かつ画像データである
内部データが出力される場合にのみ画像表示がなされ、
それ以外は遮光状態の画素が形成される。
【0054】次に、本実施例の動作を説明する。図2に
示す液晶テレビ31では、液晶表示パネル21に表示す
る表示内容、バックライトの照度、あるいは封止材等に
よるバックライトの乱反射の程度に応じて、図1に示す
液晶表示パネル21のビューエリア23の内側周辺部に
遮光状態にした画素(以下、本実施例では、ダミーピク
セルともいう)からなる遮光部25を所定幅設けるよう
に液晶を駆動させる。これにより、図1に示す非アクテ
ィブエリア22とビューエリア23との間から光が漏れ
るのを防止することができ、適正な画像表示を行なうこ
とができる。上記した遮光部25の幅は、図2に示すコ
ントローラ37内に内蔵されたデータイネーブル発生回
路(図3参照)で発生させるデータイネーブルの信号波
形によって調整することができる。
【0055】まず、図2の液晶テレビ31は、テレビ放
送電波をアンテナ32を介して受信し、その受信画像を
液晶表示パネル21に表示するものである。図2におい
て、アンテナ32で受けた受信電波は、チューナ33に
供給される。チューナ33では、コントローラ37から
入力されるチューニング制御信号に従って指定チャネル
を選択し、アンテナ32から供給される受信電波を中間
周波信号に変換して受信回路34に出力する。受信回路
34では、チューナ33から入力される中間周波信号を
映像検波回路により映像検波を行ってカラー映像信号を
取り出し、このカラー映像信号の中から音声信号を取り
出して図示しない音声回路に出力し、映像増幅回路によ
ってカラー映像信号を増幅してクロマ回路に出力する。
クロマ回路は、カラー映像信号からR,G,Bの各色映
像信号を分離してA/D変換回路36に出力する。そし
て、A/D変換回路36からR,G,Bの所定のカラー
フィルタ位置の画素を駆動する表示信号を信号側駆動回
路38に出力する。
【0056】本実施例の液晶テレビ31の場合は、同期
回路35からコントローラ37に入力される水平同期信
号Hsyncと垂直同期信号Vsync、及び基本クロ
ックに基づいて所定のパターンからなるデータイネーブ
ル信号を作成する。このデータイネーブル信号には、水
平方向の表示信号を選択するデータイネーブルHと、垂
直方向の走査信号を選択するデータイネーブルVとがあ
る。
【0057】データイネーブルHは、図3に示すデータ
イネーブルH発生回路42のnビットカウンタ44に水
平同期信号と基本クロックが入力されると、nビットカ
ウンタ44がその水平同期信号に基づいて基本クロック
のカウントを開始し、そのカウント値をデコーダ45で
デコードして、所定のタイミングで出力されるセットパ
ルスとリセットパルスとを作成し、NANDゲート46
及び47に出力して作成する。データイネーブルHは、
図4及び図5に示すように、セットパルスによって
「H」になると出力データの選択を開始し、リセットパ
ルスによって「L」になると出力データの選択を終了す
る。このため、左右端部の2ドット分の画素を遮光状態
として駆動して、遮光部25が形成される。
【0058】また、データイネーブルVは、図3に示す
データイネーブルV発生回路43の、mビットカウンタ
48に垂直同期信号と基本クロックが入力されると、m
ビットカウンタ48がその垂直同期信号に基づいて基本
クロックのカウントを開始し、そのカウント値をデコー
ダ49でデコードして、所定のタイミングで出力される
セットパルスとリセットパルスとを作成し、NANDゲ
ート50及び51に出力して作成する。そして、データ
イネーブルVの場合も、図4及び図6に示すように、セ
ットパルスによって「H」になると表示ラインの選択を
開始し、リセットパルスによって「L」になると表示ラ
インの選択を終了する。このため、上下端部の2ライン
分を遮光状態として駆動して、遮光部25が形成され
る。
【0059】すなわち、図7に示すように、上記したデ
ータイネーブルHとデータイネーブルVとが何れも
「H」の場合で、かつ表示信号である内部データが入力
されている画素で液晶の表示駆動が行なわれ、それ以外
の画素では遮光状態となる。
【0060】上記したように、本実施例の液晶駆動方法
を用いることにより、図1に示すビューエリア23の周
縁部を意図的に遮光状態とした遮光部25を形成するこ
とができるため、バックライトの光の漏れを防止して、
適正な画像表示を行なうことができる。
【0061】また、上記した遮光部25の幅が狭くてバ
ックライトの光が表示面側に漏れてしまったり、反対
に、遮光部25の幅が広くて画像表示部24の上下左右
の端部の画像が見えない場合は、表示状況に応じたデー
タイネーブル信号波形を発生させるだけで、遮光部25
の幅を適宜可変して表示することが可能である。
【0062】次に、図8は、他の実施例に係る液晶テレ
ビ61の構成を示すブロック図である。すなわち、図8
に示すような液晶テレビ61を用いて、上記図1に示す
ような遮光部25を形成することもできる。
【0063】なお、図8において、液晶テレビ61の液
晶表示パネル21、A/D変換回路36、コントローラ
37、信号側駆動回路38、走査側駆動回路39は、上
記実施例の図2の構成部と同一部または相当部であるた
め、同一符号を付して説明を省略する。
【0064】図8の特徴的な構成は、メモリ62と表示
データ出力制御部63とを具備している点であり、各画
素位置に対応してメモリ62に予め格納された選択信号
に基づいて、表示データ出力制御部63で表示データを
そのまま出力するか、非表示駆動信号に置換して出力す
るかを選択して、信号側駆動回路38に何れかの液晶駆
動信号を出力するものである。
【0065】具体的には、上記メモリ62は、例えば、
ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access
Memory)等で構成されており、A/D変換回路36から
出力される表示データをそのまま出力するか、遮光状態
となるように液晶を駆動する非表示駆動信号を表示デー
タと置換するかを選択する選択信号が、液晶表示パネル
21の各画素位置に対応させて予め記憶されている。
【0066】また、表示データ出力制御部63は、上記
A/D変換回路36から入力される表示データをその表
示位置に対応したメモリ62の画素位置の選択信号と照
合して、遮光部を形成する画素位置の表示データの場合
は、表示データを非表示駆動信号に置換して信号側駆動
回路38に出力する。また、遮光部を形成しない画素位
置の表示データの場合は、表示データをそのまま信号側
駆動回路38に出力して、画像表示する。
【0067】図9は、メモリ62に格納された選択信号
を液晶表示パネルの画素位置に対応させて読み出した選
択信号のタイミングチャートである。図9に示すよう
に、選択信号が「H」のときは、非表示駆動信号を表示
データに優先して信号側駆動回路38に出力され、選択
信号が「L」のときは、A/D変換回路36からの表示
データの方を優先して信号側駆動回路38に出力され
る。
【0068】なお、図9に示すように、この実施例の場
合もデータイネーブルHが出力されているが、ここで
は、表示データを選択的に出力するものではなく、各水
平走査期間の間、常に「H」となって、表示データを全
て出力するものである。
【0069】図10は、図9のメモリ62に格納された
選択信号に基づいて画像表示を行なった場合の画像表示
例である。図10において、ビューエリア71内の各升
目が画素に相当し、その中で網かけが為されている部分
は、表示データを非表示駆動信号に置換して遮光状態と
した遮光部72であり、さらにその内側の矩形状の領域
は、表示データをそのまま表示する画像表示部73であ
る。
【0070】この実施例の場合も、図10に示すよう
に、上下端部でそれぞれ2ライン分(1ライン、2ライ
ン、m-1ライン、mライン)、左右端部で2ドット分
(1ドット、2ドット、n-1ドット、nドット)の画素
領域を遮光部72として形成したため、図示しない非ア
クティブエリアとビューエリア71の境目から漏れるバ
ックライトの光を遮蔽して、適正な液晶表示画像が得ら
れるようになった。
【0071】もちろん、この実施例の場合も遮光部72
の領域幅を適宜変更することが可能である。すなわち、
図8のメモリ62内に予め格納するデータを変更して、
非表示駆動信号を選択する選択信号を所望の幅の領域の
画素位置に格納するようにする。例えば、上下端部を4
ラインずつとし、左右端部を4ドットずつにしたり、あ
るいは、上下端部と左右端部において遮蔽する画素数を
変えるように構成することもできる。また、このよう
に、上記した数種類のパターンデータをメモリ62のR
OMやRAMに持たせるようにすれば、ユーザ側で所定
のパターンを選択するだけで、希望する遮光部の幅を容
易に得ることができる。
【0072】なお、上記実施例では、液晶テレビに適用
した場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、例えば、ゲーム用の液晶ディスプレイや情報機
器の液晶ディスプレイ等に用いられている、バックライ
トを使用した透過型の液晶ディスプレイであれば同様に
実施することができる。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の液晶表示駆動方法によれ
ば、透明基板の周縁部の所定領域の画素を少なくとも画
像表示中に遮光状態となるように液晶駆動するので、液
晶が注入されていない非アクティブエリアの封止材付近
で乱反射されるバックライト光を、透明基板の周縁部の
所定領域の画素を少なくとも画像表示中に遮光状態と
し、液晶表示面から光が漏れるのを防止することができ
る。
【0074】請求項2記載の液晶表示駆動方法によれ
ば、透明基板の周縁部の所定領域の画素が、液晶表示領
域の上端部と下端部のそれぞれ数ライン分と、液晶表示
領域の左端部と右端部のそれぞれ数ドット分の画素とし
て、それらの領域内の画素の液晶を遮光状態となるよう
に駆動するので、液晶表示領域の上下端部において、複
数ライン分を遮光状態に駆動するとともに、液晶表示領
域の左右端部において、水平ラインの最初と最後の数ド
ット分を遮光状態に駆動することから、封止材の内側近
傍の所定領域の画素を遮光状態としてバックライト光が
漏れるのを防止することができる。
【0075】請求項3記載の液晶表示駆動方法によれ
ば、所定領域が遮光状態となるように液晶セルの表示領
域の大小に応じて液晶を駆動する遮光領域の範囲を上下
端部及び左右端部でそれぞれ変更可能としたので、表示
内容、あるいはバックライト光の漏れ状態に応じて遮光
領域を適宜変化させることが可能となり、常に最適な表
示状態が得られる。
【0076】請求項4記載の液晶表示駆動方法によれ
ば、所定領域内の画素の液晶を駆動する際に、対向電極
を駆動する信号側駆動部と走査側駆動部に対してそれぞ
れ走査タイミングに応じて駆動信号を選択的に出力させ
るイネーブル信号によって遮光状態を形成するので、そ
の遮光領域の範囲や遮光領域を形成するタイミング等を
容易かつ自由に制御することができる。
【0077】請求項5記載の液晶表示駆動方法によれ
ば、所定領域内の画素の液晶を駆動する際に、対向電極
を駆動する信号側駆動部に対して予め各画素位置に対応
して記憶された選択信号に基づいて駆動信号を優先する
か非表示信号を優先するかを選択し、その選択結果に基
づいて液晶を駆動するので、遮光する領域の範囲やタイ
ミング等を容易かつ自由に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の液晶表示駆動方法によって表示され
る液晶表示パネルの表示部の正面図である。
【図2】図1の液晶表示パネルが組み込まれた液晶テレ
ビの構成を示すブロック図である。
【図3】図2のコントローラに内蔵されている水平方向
と垂直方向のデータイネーブル発生回路の回路図であ
る。
【図4】図3のデータイネーブル発生回路によって発生
させるセットパルスとリセットパルスとデータイネーブ
ル信号のタイミングチャートである。
【図5】図2の信号側駆動回路に入力される各種信号や
入力データのタイミングチャートである。
【図6】図2の走査側駆動回路に入力される各種信号や
入力データのタイミングチャートである。
【図7】データイネーブル信号によって表示データの出
力選択を行なう場合の論理説明図である。
【図8】他の実施例に係る液晶テレビの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】メモリに格納された選択信号を液晶表示パネル
の画素位置に対応させて読み出した選択信号のタイミン
グチャートである。
【図10】図9のメモリに格納された選択信号に基づい
て画像表示を行なった場合の画像表示例である。
【図11】従来の液晶表示パネルの断面図である。
【図12】図11を表示面側から見た液晶表示パネルの
正面図である。
【符号の説明】
21 液晶表示パネル 22 非アクティブエリア 23 ビューエリア 24 画像表示部 25 遮光部 31 液晶テレビ 32 アンテナ 33 チューナ 34 受信回路 35 同期回路 36 A/D変換回路 37 コントローラ 38 信号側駆動回路 39 走査側駆動回路 41 データイネーブル発生回路 42 データイネーブルH発生回路 43 データイネーブルV発生回路 44 nビットカウンタ 45 デコーダ 46、47 NANDゲート 48 mビットカウンタ 49 デコーダ 50、51 NANDゲート 61 液晶テレビ 62 メモリ 63 表示データ出力制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の透明基板の対向面に液晶駆動用の対
    向電極を配置した画素を形成し、前記一対の透明基板間
    の周縁部を封止材で封止した液晶セルに液晶を充填し
    て、前記透明基板の片側面から光を照射しながら前記対
    向電極を信号側駆動部と走査側駆動部とによって各画素
    毎の液晶に所定電圧を印加して光透過状態と遮光状態と
    を形成して画像表示する液晶表示駆動方法であって、 前記透明基板の周縁部の所定領域の画素を少なくとも画
    像表示中に遮光状態となるように液晶を駆動することを
    特徴とする液晶表示駆動方法。
  2. 【請求項2】前記透明基板の周縁部の所定領域の画素
    は、 液晶表示領域の上端部と下端部のそれぞれ数ライン分
    と、 液晶表示領域の左端部と右端部のそれぞれ数ドット分の
    画素からなり、 それらの領域内にある画素の液晶を少なくとも画像表示
    中は遮光状態となるように駆動する請求項1記載の液晶
    表示駆動方法。
  3. 【請求項3】少なくとも画像表示中は所定領域が遮光状
    態となるように前記液晶セルの表示領域の大小に応じて
    液晶を駆動する遮光領域の上下端部及び左右端部のそれ
    ぞれの値を変化させることができるようにしたことを特
    徴とする請求項2記載の液晶表示駆動方法。
  4. 【請求項4】前記所定領域内の画素の液晶を駆動する際
    に、前記対向電極を駆動する信号側駆動部と走査側駆動
    部に対してそれぞれ走査タイミングに応じて駆動信号を
    選択的に出力させるイネーブル信号によって遮光状態を
    形成することを特徴とする請求項1から請求項3までの
    何れかに記載の液晶表示駆動方法。
  5. 【請求項5】前記所定領域内の画素の液晶を駆動する際
    に、前記対向電極を駆動する信号側駆動部に対して出力
    する表示データを予め各画素位置に対応して記憶された
    選択信号に基づいて駆動信号を優先するか非表示信号を
    優先するかを選択し、その選択結果に基づいて液晶を駆
    動することを特徴とする請求項1から請求項3までの何
    れかに記載の液晶表示駆動方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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