JPH0895345A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH0895345A
JPH0895345A JP23495594A JP23495594A JPH0895345A JP H0895345 A JPH0895345 A JP H0895345A JP 23495594 A JP23495594 A JP 23495594A JP 23495594 A JP23495594 A JP 23495594A JP H0895345 A JPH0895345 A JP H0895345A
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JP
Japan
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brush
developer
removing plate
charging device
toner
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Withdrawn
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JP23495594A
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Inventor
Sadaaki Yoshida
貞秋 吉田
Tsuneo Mizuno
恒雄 水野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電ブラシに付着したトナーをトナー除去板
によってクリーニングしてトナー受け部に回収する帯電
装置に関し、トナーを効率良く除去し、印刷品質を高め
ることができ、且つ長寿命化を図ることができる帯電装
置を提供する。 【構成】 電圧が印加されて像形成体50に接触する導電
性のブラシ80の回転により、像形成体50上に所定の電位
を帯電する帯電装置であって、ブラシ80の幅に対応する
幅寸法を有し、ブラシ80の回転方向に先端部が対向して
ブラシ80の所定位置に接触する現像剤除去板10と、現像
剤除去板10の先端部より下方の位置に配置され、ブラシ
80から落下した現像剤9を収容する現像剤受け部11とを
備える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真印刷装置等の
感光ドラムを回転ブラシによって帯電させる帯電装置に
係り、特に回転ブラシに付着したトナーをトナー除去板
によってクリーニングしてトナー受け部に回収する帯電
装置に関するものである。
【0002】近来、オフィスオートメーションの進展に
より、コンピュータの出力端末装置、ファクシミリ装
置、及び複写機等にレーザプリンタ等の電子写真印刷装
置が多用されている。
【0003】これらの装置では、帯電器により感光ドラ
ムを帯電させ、光照射により感光ドラムに静電潜像を形
成し、これをトナー現像した後、記録用紙に転写して定
着している。一方、転写後の感光ドラムを除電して残留
トナーをクリーナによりクリーニングして、次の印刷に
備えている。
【0004】この帯電器には、コロナ帯電器、ローラ帯
電器或いはブラシ帯電器が広く利用されているが、最近
では低コストなブラシ帯電器が注目されて利用度が高ま
っている。
【0005】ブラシ帯電器を使用した装置において、ク
リーナで感光ドラムの残留トナーがクリーニングされて
も、なお微粒子トナーや微粒子の添加剤が僅かながら残
る。この残ったトナーや添加剤がブラシ帯電器の回転ブ
ラシに付着して、感光ドラムを帯電させる特性を損なう
原因となっており、印刷枚数の増加につれて印刷背景部
に、所謂「かぶり」といわれる汚れが発生して、印刷品
質を低下させている。また、ブラシ帯電器の回転ブラシ
は比較的寿命が短いので、寿命を損なうことなく回転ブ
ラシに付着したトナーを除去する方法が望まれている。
【0006】
【従来の技術】図9は本発明が適用される両面印刷機能
を有する電子写真印刷装置の内部側面図を例示してい
る。図において、1は印刷用紙(以下用紙という)2を集
積して収容したカセット、1aは手差しガイド、3は繰出
しローラ、4a,4b は搬送路、5はプリンタ部、6は反転
部、7はスタッカを示す。
【0007】プリンタ部5は、像形成体である感光ドラ
ム50aの周辺に配置されたブラシ帯電器8、光学ユニッ
ト51、現像器52、転写ローラ53、除電器54、クリーナ5
5、及び定着器56で構成されている。ブラシ帯電器8の
ブラシ(後述する導電ブラシ)は、レーヨンに導電性カ
ーボンを分散させた繊維で形成されている。
【0008】このような構成を有するので、ブラシ帯電
器8にマイナス電荷(例えば、−650V)を与えてブラシ
を回転させると、感光ドラム50aの面がマイナス帯電さ
れ、光学ユニット52から印刷情報を光変調させたレーザ
光(或いはLED等)が感光ドラム50aに照射され、そ
の照射された箇所だけが電荷が下がり静電潜像が形成さ
れる。感光ドラム50aの静電潜像は現像器52でトナー9a
により現像される。
【0009】一方、カセット1から繰出しローラ3の回
転により繰り出された用紙2、或いは手差しガイド1aか
ら挿入された用紙2が、搬送路4aを図中矢印方向に搬送
される。すると、転写ローラ53によって用紙2の背面に
与えられた電荷により感光ドラム50a上のトナー像が用
紙2に吸着して転写される。トナー像が転写した用紙2
は定着器56で加熱/加圧定着されてスタッカ7に排出さ
れる。
【0010】感光ドラム50a上のトナー9aの像はすべて
を用紙2に転写することは困難であり、感光ドラム50a
上にトナー9aが残留する。残留したトナー9aは、クリー
ナ55によってクリーニングされ、次の印刷動作に備え
る。
【0011】もし、用紙2の裏面にも印刷を行う場合
は、図示省略した操作パネルに両面印刷指示を行うと、
装置の制御部が両面印刷モードに切り換えられ、搬送路
4aに設けられたゲートG1の取り替えにより、片面印刷済
みの用紙2は反転部6へ送られて、後端が反転部6の近
傍に達すると停止し、次いでゲートG2が切り替わり、用
紙2は逆方向に搬送されて搬送路4bを迂回して再び搬送
路4aに入り、用紙2の裏面が印刷面になって上記と同様
に印刷が行われてスタッカ7に排出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、クリーナ55で残留トナーをクリーニングしている
が、粉砕トナーの場合には、特に微細な粉のトナー9aは
このクリーニングで取り切れず、なお感光ドラム50aの
面に残っているので、図10に示すように、ブラシ帯電
器8で帯電する時に、回転する導電ブラシ80aにそのト
ナー9aが付着する。
【0013】実際には付着トナー量は僅かであるが影響
が大きく、感光ドラム50aの帯電特性が低下して、印刷
背景部に「かぶり」が発生する。印刷の繰り返しにより
付着トナー量が累増して多くなり、「かぶり」も多くな
る。
【0014】即ち、印刷枚数の増加により、図4の従来
例の曲線では、(a) に示すように、導電ブラシ80aの抵
抗値が増加し、(b) に示すように、感光ドラム50a上の
表面電位が低下し、(c) に示すように、印刷背景部に
「かぶり」が発生する。印刷枚数が約10000 枚程度まで
が実用許容限界である。という問題点がある。
【0015】ブラシ帯電器8は導電ブラシ80aの寿命が
比較的短いので、この寿命を損なうことなく、この問題
点を解決することが要望されている。これに関連した公
知例として、 特開平3−288184号公報「電子写真装置のクリ
ーニング装置」 特開平4−289878号公報「導電ブラシ帯電装
置」 特開平4−366865号公報「導電ブラシ帯電装置
及び電子写真式記録装置」 特開昭63−221366号公報「導電ブラシ帯電装
置」 が提案されている。
【0016】の特開平3−288184号公報は、回
転ブラシの回転中心を中心として現像剤の除去部材を回
転振動させるもので、除去部材は回転ブラシの先端の現
像剤を除去するに留まり、また、従来例において、回転
ブラシに除去部材を食い込ませる方法が記載されている
が、回転ブラシを除去部材で弾いて現像剤を飛ばして除
去するもので、いずれの方法も回転ブラシに付着した現
像剤を効率良く除去することは困難であり、上記問題点
を解決する方法とは成り得ない。
【0017】特開平4−289878号公報は、導電
ブラシに付着したトナーを除去する付着トナー除去手段
としての丸棒をブラシ繊維に接触するように設けたもの
で、除去したトナーが再び導電ブラシに付着する恐れが
あり、回転ブラシに付着したトナーを効率良く除去する
ことは困難であり、上記問題点を解決する方法とは成り
得ない。
【0018】特開平4−366865号公報は、帯電
とクリーニングを同時に行うことができる導電ブラシ帯
電装置で、回転する導電ブラシの前側で記録体(感光ド
ラム)に当接する接触材を設けて、記録体上の残留トナ
ーの付着力を弱め、且つ、導電ブラシに除去部材を食い
込ませる方法が記載されているが、記録体上の残留トナ
ーの除去については上記問題点とは関係なく、また、除
去部材は上記と同様の理由で、上記問題点を解決する
方法とは成り得ない。
【0019】特開昭63−221366号公報は、導
電ブラシを軸方向に移動した時に、導電ブラシと係合し
て付着トナーを除去する付着トナー除去手段を備えた方
法が記載されているが、固定式の帯電ブラシであり、且
つ、装置の印刷動作を停止した時に導電ブラシを軸方向
に引き出して付着トナーを除去するもので、上記問題点
を解決する方法とは成り得ない。
【0020】本発明は、像形成体に接触する導電ブラシ
に付着した現像剤を効率良く除去することができ、印刷
品質を高めることができ、且つ長寿命化を図ることがで
きる帯電装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明(請求項
1)の原理図である。図において、9は現像剤、50は像
形成体、80は導電性を有する材料で形成され、像形成体
50に接触して回転し電圧が印加されるブラシ、10はブラ
シ80の幅に対応する幅寸法を有し、ブラシ80の回転方向
に先端部が対向してブラシ80の所定位置に接触する現像
剤除去板、11は現像剤除去板10の先端部より下方の位置
に配置され、ブラシ80から落下した現像剤9を収容する
現像剤受け部である。
【0022】従って、回転するブラシ80によって、像形
成体50上に所定の電位を帯電し、現像剤除去板10によっ
てブラシ80に付着した現像剤9を除去するように構成さ
れている。
【0023】次に請求項2〜請求項14の手段を説明す
る。請求項2は、請求項1において、現像剤除去板10の
先端部のブラシ80に対する接触深さをD1とし、ブラシ
80及び像形成体50の接触深さをD2とすると、 0<D1≦D2 なる関係を有している。
【0024】請求項3は、請求項1或いは請求項2にお
いて、現像剤除去板10の先端部及びブラシ80の回転中心
を結ぶ線と現像剤除去板10のなす角度を所定範囲内に設
定したことである。
【0025】請求項4は、請求項2或いは請求項3にお
いて、現像剤除去板10の先端部及びブラシ80の回転中心
を結ぶ線と現像剤除去板10のなす角度をθとし、 45°≦θ≦90° の時に、現像剤除去板10によるブラシ80の最大撓み位置
の深さをD3とすると、 D3≦D2 の関係を有している。
【0026】請求項5は、請求項1、請求項2、請求項
3或いは請求項4において、現像剤除去板10及び現像剤
受け部11が一体に形成されている。請求項6は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4或いは請求項5にお
いて、現像剤受け部11は、端部の壁がブラシ80を保持す
るフレームの一部で構成されている。
【0027】請求項7は、請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5或いは請求項6において、現像
剤除去板10及び現像剤受け部11の少なくとも現像剤除去
板10は、少なくとも表面が付着性の少ない樹脂材で形成
されている。
【0028】請求項8は、請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5、請求項6或いは請求項7にお
いて、現像剤除去板10及び現像剤受け部11の少なくとも
現像剤除去板10は、表面に帯電防止層が形成される。
【0029】請求項9は、請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項6、請求項7或いは請求項8にお
いて、現像剤除去板10は、現像剤受け部11に着脱自在に
装着される。
【0030】請求項10は、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8或いは請求項9において、現像剤除去板10は、少な
くともブラシ80に接触する先端部に丸み形状を有し、且
つ、少なくともブラシ80に接触する面が平滑である。
【0031】請求項11は、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8、請求項9或いは請求項10において、現像剤除去
板10は、先端部の長手方向に複数の山形或いは櫛形を形
成した。
【0032】請求項12は、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8、請求項9、請求項10或いは請求項11におい
て、ブラシ80の回転が停止した時に、現像剤除去板10及
び現像剤受け部11の少なくとも現像剤除去板10をブラシ
80から離れる方向に退避させる退避手段を備えている。
【0033】請求項13は、請求請項1、請求項2、請
求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請
求項8、請求項9、請求項10、請求項11或いは請求
項12において、現像剤除去板10或いは現像剤受け部11
に振動手段を備え、ブラシ80の回転時に、振動手段を駆
動させる。
【0034】請求項14は、請求項13において、振動
手段は、断続的に所定電圧が印加される圧電素子であ
る。請求項15は、請求項14において、圧電素子に印
加される電圧は、ブラシ80を回転させる駆動源と共通の
電源から供給される。
【0035】
【作用】図1において、ブラシ80の回転方向に板状の現
像剤除去板10の先端部が対向してブラシ80に接触してい
るので、ブラシ80が回転すると現像剤除去板80の先端部
がブラシ80の繊維に沿って擦り、ブラシ80に付着した現
像剤9を効率良く落下させることができる。また、落下
した現像剤9は、現像剤除去板10の先端部より下方に位
置する現像剤受け部11に収容され、周辺に散らばること
なく回収することができる。
【0036】従って、ブラシ80に付着した現像剤9をブ
ラシ80の回転時に絶えず除去して回収することができる
ので、ブラシ80の像形成体50に対する帯電特性の低下を
防止し、印刷背景部の「かぶり」の発生がなくなり、印
刷品質を高めることができる。
【0037】次に請求項2〜請求項15の作用を説明す
る。請求項2では、現像剤除去板10の先端部のブラシ80
に対する接触深さD1をブラシ80及び像形成体50の接触
深さD2以下とすることにより、像形成体50に残留した
現像剤9がブラシ80に付着する範囲内に現像剤除去板10
の先端が当接するので、ブラシ80に掛かる負荷の増加が
避けられてブラシ80に塑性変形を防止し、また、長期放
置時に毛倒れが起きても像形成体50にブラシ80を接触さ
せることができて、帯電の安定化を図ることができると
共に、ブラシ80の寿命を延ばし、帯電装置の長寿命化を
図ることができる。
【0038】請求項3では、現像剤除去板10の先端部及
びブラシ80の回転中心を結ぶ線と現像剤除去板10のなす
角度を所定範囲(例えば、45°〜135°)内に設定
したことにより、ブラシ80に付着した現像剤9を効率良
く除去することができると共に、ブラシ80に掛かる負荷
の増加を避けることができ、請求項1或いは請求項2の
効果を一層高めることができる。
【0039】請求項4では、現像剤除去板10の先端部及
びブラシ80の回転中心を結ぶ線と現像剤除去板10のなす
角度をθとし、45°≦θ≦90°の時に、現像剤除去
板10によるブラシ80の最大撓み位置の深さをD3を、ブ
ラシ80及び像形成体50の接触深さD2以下とすることに
より、ブラシ80に付着した現像剤9を効率良く除去する
と共に、ブラシ80に掛かる負荷の増加を避けてブラシ80
の塑性変形を防止して、請求項2或いは請求項3の効果
を一層高めることができる。
【0040】請求項5では、現像剤除去板10及び現像剤
回収部11を一体に形成することにより、部品点数が減少
し、コストの改善を図ることができる。請求項6では、
現像剤受け部11の端部の壁をブラシ80を保持するフレー
ムの一部で構成したことにより、コストの改善を図るこ
とができる。
【0041】請求項7では、現像剤除去板10或いは現像
剤受け部11の少なくとも現像剤除去板10を少なくとも表
面が付着性の少ない樹脂材で形成したことにより、ブラ
シ80から除去した現像剤9が現像剤除去板10に付着する
のを防止することができるので、現像剤9の除去効率を
高めることができる。また、現像剤受け部11を表面が付
着性の少ない樹脂材で形成した場合には、回収した現像
剤9を廃棄等の処理をする時に、現像剤受け部11からの
除去が容易にできる。
【0042】請求項8では、現像剤除去板10或いは現像
剤受け部11の少なくとも現像剤除去板10の表面に帯電防
止層を形成したことにより、ブラシ80から除去した現像
剤9が現像剤除去板10に吸着することがなく現像剤9の
除去効率を高めることができる。しかもブラシ80と現像
剤除去板10との間に摩擦帯電が生じることが防止され、
像形成体50の帯電特性に対して摩擦帯電による悪影響を
与えることがない。また、現像剤受け部11の表面に帯電
防止層を形成した場合には、回収した現像剤9を廃棄等
の処理をする時に、現像剤受け部11からの除去が容易に
できる。
【0043】請求項9では、現像剤除去板10が現像剤受
け部11に着脱自在に装着されることにより、ブラシ80の
回転による摩擦熱により現像剤9が融着した現像剤除去
板10の交換を容易に行うことができる。
【0044】請求項10では、少なくともブラシ80に接
触する先端部に丸み形状を有し、且つ、少なくともブラ
シ80に接触する面を平滑にしたことにより、ブラシ80の
回転による摩擦熱の発生が防止されるので、現像剤除去
板10への現像剤9の融着や、ブラシ80の繊維の切れを防
止することができ、ブラシ80の寿命を延ばすことができ
て、帯電装置の長寿命化を図ることができる。
【0045】請求項11では、現像剤除去板10の先端部
の長手方向に複数の山形或いは櫛形を形成したことによ
り、現像剤除去板10に接触するブラシ80の接触面積が増
加するので、ブラシ80に付着した現像剤9の除去効率を
一層高めることができる。
【0046】請求項12では、ブラシ80の回転停止時
に、現像剤除去板10及び現像剤受け部11の少なくとも現
像剤除去板10をブラシ80から退避させる退避手段を備え
たことにより、現像剤除去板10によるブラシ80の塑性変
形を防止することができ、更にブラシ80の寿命を延ば
し、一層帯電装置の長寿命化を図ることができる。
【0047】請求項13及び請求項14では、現像剤除
去板10或いは現像剤受け部11に振動手段(請求項14で
は、圧電素子に断続的に電圧を印加する)を備えて、ブ
ラシ80の回転時に現像剤除去板10或いは現像剤受け部11
を振動させることにより、ブラシ80に付着した現像剤9
を一層効率良く除去することができる。
【0048】請求項15では、圧電素子に印加される電
圧を、ブラシ80を回転させる電源と共通の電源(例え
ば、交流電圧の正弦波)より供給することにより、圧電
素子を駆動させるための電源を設ける必要がなく、コス
トが掛からない。
【0049】
【実施例】以下、従来例で説明した電子写真印刷装置に
本発明を適用した実施例1〜実施4を図2〜図7により
説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0050】1)実施例1 図2〜図4により実施例1(請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4及び請求項9に対応する)を説明する。
図2は本発明の実施例1のプリンタ部を示す側面図、図
3は実施例1を説明する側面図、図4は実施例1の効果
を従来例と比較して示す図である。
【0051】図2のトナー9a、トナー除去板10a、トナ
ー受け部11a、感光ドラム50a及び導電ブラシ80aは、
図1の現像剤9、現像剤除去板10、現像剤受け部11、像
形成体50及びブラシ80に夫々対応している。
【0052】図2に示すように、ブラシ帯電器8aにトナ
ー除去板10a及びトナー受け部11aで構成されたブラシ
クリーナ12aが設けられている。トナー除去板10aは、
ステンレス鋼板で導電ブラシ80aの幅に対応する幅寸法
を有し、例えば、ラウンドエッジ加工により先端に丸み
Rを持たせて面が平滑に加工され、下端部がトナー受け
部11aに着脱自在に装着されて、先端部が導電ブラシ80
aの回転方向に対向して導電ブラシ80aに接触してい
る。
【0053】トナー受け部11aは、トナー除去板10aの
下方に位置し、樹脂材、例えば、ポリイミドで上方が開
口の箱型に形成されて、トナー除去板10aの下端部が挿
入される溝110 が設けられ、トナー除去板10aの下端部
を挿入すると、樹脂材の弾力により挟持して装着され
る。
【0054】従って、トナー除去板10aの先端に擦られ
て導電ブラシ80aから落下したトナー9a(一成分現像法
の場合には、添加剤の微細粉が混ざっており、二成分現
像法の場合には、キャリアの微細粉が混ざっている)が
トナー受け部11aに収容される。
【0055】また、感光ドラム50a、導電ブラシ80a及
びトナー除去板10aの関係は、図3に示すように、トナ
ー除去板10aの先端部の導電ブラシ80aに対する接触深
さをd1 とし、感光ドラム50aと導電ブラシ80aの接触
深さをd2 とすると、0<d 1 ≦d2 の関係にある。
【0056】また、トナー除去板10aの先端部及び導電
ブラシ80aの回転中心を結ぶ線とトナー除去板10aのな
す角度θ1 は、トナー9aの除去効率が良好な角度範囲と
して、45°≦θ1 ≦135 °(望ましくは、45°≦θ1 ≦9
0°)に設定される。
【0057】図3の場合は、45°≦θ1 ≦90°であり、
この時、トナー除去板10aによる導電ブラシ80aの最大
撓み位置の深さをd3 とすると、d3 ≦d2 の関係にあ
る。このような構成を有するので、印刷動作が行われて
いる時に、導電ブラシ80aの矢印方向への回転で、導電
ブラシ80aとトナー除去板10aの先端部との擦れによっ
て導電ブラシ80aから落下したトナー9aはトナー受け部
11aに効率良く回収される。
【0058】また、トナー除去板10aは、感光ドラム50
aと導電ブラシ80aの接触深さd2より少ない深さ
(d1,d3)で導電ブラシ80aに接触しているので、トナ
ー除去板10aによる導電ブラシ80aに掛かる負荷が、導
電ブラシ80aの感光ドラム50aとの接触による負荷より
小さくなってトナー除去板10aによる導電ブラシ80aの
塑性変形が防止される。また、長期放置時に毛倒れが起
きても、少なくとも感光ドラム50aには導電ブラシ80a
が接触する。
【0059】従って、導電ブラシ80aが回転している
時、即ち、印刷動作が行われている時は、常に導電ブラ
シ80aからトナー9aが除去されているので、導電ブラシ
80aから所定の印加電圧を感光ドラム50aに与えること
ができて、帯電の安定化を図ることができ、印刷背景部
の「かぶり」の発生を抑えることができ、印刷品質を確
保することができる。
【0060】図4に、導電ブラシ80aにブラシクリーナ
12aを設けたことによる効果を従来例と比較して示す。
A4サイズの用紙2を横方向に連続印刷した場合を実測
した結果である。
【0061】(a) は累積印刷枚数に応じて増加する付着
トナー9aによる導電ブラシ80aの抵抗値(Ω) (b) は抵抗値の増加に応じて低下する感光ドラム50a上
の表面電位 (VS ) (c) は感光ドラム50a上の表面電位の低下に応じて増加
する「かぶり」の量 (濃度:O.D.:Optical Density) を示している。
【0062】即ち、実用許容限界値Lに到達するまでの
印刷枚数は、従来例の場合に10000枚程度であるのに対
して、実施例1では、25000 枚まで使用可能であり、従
って、長く印刷品質を確保することができ、顕著な効果
を示している。
【0063】しかも、トナー除去板10aの先端部が丸み
Rを持った形状であり、且つ、導電ブラシ80aと接触し
て擦れる面が平滑であるので、摩擦熱の発生が少なくト
ナー9aの融着が減少する。また、丸みRによって導電ブ
ラシ80aの繊維を傷つけて破損させることが防止され、
導電ブラシ80aの寿命を延ばすことができる。
【0064】また、トナー除去板10aがトナー受け部11
aの溝110 に着脱自在に装着できるので、取付け部材が
不要でコストが安くなり、しかも、万一、トナー除去板
10aにトナー9aが融着した場合には、トナー除去板10a
をトナー受け部11aから容易に取り外して交換すること
ができ、ブラシ帯電器8aの長寿命化を図ることができ
る。
【0065】2)実施例2 図5により実施例2(請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7及び請求項1
0に対応している)を説明する。
【0066】図5の実施例2が図2で説明した実施例1
と異なるのは、トナー除去板とトナー受け部を一体成型
とし、トナー受け部の両側面を導電ブラシを保持するフ
レームを当接して構成したことである。
【0067】図5は実施例2を示す構成図で、(a) は側
面図、(b) は要部正面図である。図5(a) に示すよう
に、ブラシ帯電器8bのブラシクリーナ12bにおいて、ト
ナー除去板10bとトナー受け部11bは、付着性の小さい
樹脂材、例えば、ポリイミドで一体に成型され、トナー
除去板10bは先端に丸みRを持たせた面が平滑に加工さ
れている。
【0068】この場合、トナー受け部11bの両端側面は
除いて開口して成型されており、図5(b) に示すよう
に、トナー受け部11bの両側の開口には、導電ブラシ80
aを軸支するフレーム13a,13b を当接して側面が構成さ
れている。
【0069】従って、トナー除去板10bとトナー受け部
11bに、トナー9aの付着力が弱く離れ易いので、トナー
除去板10bの導電ブラシ80aからのトナー9aの除去効果
が高められ、また、トナー受け部11bに回収されたトナ
ー9aを廃棄等の処理をする場合に、トナー9aを綺麗に投
棄することができる。またトナー受け部11bの両側板を
装置フレーム13a,13b で構成し、トナー除去板10bと両
側板を除くトナー受け部11bを一体として樹脂材で成型
したので、部品点数及び材料費の減少、加工工程の短縮
によりコストの改善を図ることができる。
【0070】また、導電ブラシ80aの寿命がきて交換す
る時に、トナー受け部11bに回収されたトナー9a(実際
には回収されるトナー9aは僅かであるため) を一緒に廃
棄する。
【0071】3)実施例3 図6により実施例3(請求項8及び請求項12に対応し
ている)を説明する。図6の実施例3が図2及び図5で
説明した実施例1及び実施例2と異なるのは、印刷動作
休止時、即ち、導電ブラシが停止している時は、トナー
除去板を導電ブラシから離れた位置に退避させる方法と
し、また、トナー除去板に帯電防止処理を施したことで
ある。
【0072】図6は実施例3を示す構成図で、(a) は側
面図、(b) は要部正面図である。図6(a) 及び(b) に示
すように、ブラシ帯電器8cのブラシクリーナ12cにおい
て、トナー除去板10cは樹脂材で形成され、先端に丸み
Rを持たせ面が平滑に加工されており、表面にシロキサ
ン系の帯電防止剤(例えば、商品名:コルコート:コル
コート株式会社製)を塗布して帯電防止層101 が形成さ
れている。
【0073】トナー除去板10cに角穴100 を設けて、ト
ナー受け部11cの両側面に支軸14a,14b により回動自在
に支持されている。トナー除去板10cの下端中央部に
は、プランジャーマグネット(以下PMという)15の可
動スピンドル150 の先端が接続され、反対側にスプリン
グ16が設けられて、導電ブラシ80aの停止時には、スプ
リング16の弾力によってトナー除去板10cの下端が引っ
張られて、図中2点鎖線で示すように、トナー除去板10
cの上端部は導電ブラシ80aの外側の位置に退避してお
り、導電ブラシ80aの回転開始時に、PM15が励磁され
ると可動スピンドル150 が矢印方向に移動して、トナー
除去板10cはスプリング16の弾力に抗して回動し、図中
実線で示すように、導電ブラシ80aの所定深さまで移動
する。
【0074】かくて、導電ブラシ80aの回転中はPM15
の励磁が継続され、導電ブラシ80aの回転が停止する
と、PM15の励磁が解除されてトナー除去板10cの上端
は導電ブラシ80aの外側に退避する。
【0075】従って、導電ブラシ80aの回転が停止して
いる時は、トナー除去板10cが導電ブラシ80aの外側に
退避しているので、導電ブラシ80aがトナー除去板10c
に押されて塑性変形して毛倒れを生じることがなく、導
電ブラシ80aの寿命を延ばすことができ、ブラシ帯電器
8cの長寿命化を図ることができる。
【0076】また、トナー除去板10cの帯電防止層101
により、導電ブラシ80aから除去したトナー9aの付着が
なく、除去効果を高めることができる。また、導電ブラ
シ80aとトナー除去板10cの間に摩擦帯電が生じること
が防止され、感光ドラム50aの帯電特性に対して摩擦帯
電による悪影響を与えることがない。
【0077】4)実施例4 図7により実施例4(請求項13、請求項14及び請求
項15に対応している)を説明する。
【0078】図7の実施例4が図2、図4及び図6で説
明した実施例1、実施例2及び実施例3と異なるのは、
トナー受け部の底部の裏面に圧電素子を設けたことであ
る。図7は実施例1で説明したブラシ帯電器8aのトナー
受け部11aの底板111 の裏面に長方形の複数の圧電素子
17a,17b が張り付けられている。圧電素子17a,17bに
は、導電ブラシ80aを回転させる電源と共通の電源、即
ち、AC波形(正弦波形)が与えられる。
【0079】このような構成を有するので、導電ブラシ
80aが回転を開始すると、圧電素子17a,17b は正弦波形
によって振動して底板111 が振動し、これに連れてトナ
ー除去板10aを振動させるので、トナー除去板10aの先
端による導電ブラシ80aに付着したトナー9aの除去効果
を増進させることができる。
【0080】また、圧電素子17a,17b の駆動電源を導電
ブラシ80aの駆動電源と共通に使用するので、圧電素子
17a,17b 用の電源を設ける必要がなくコストが掛からな
い。 5)実施例5 図8の斜視図により実施例5(請求項11に対応してい
る)を説明する。
【0081】図8に示すように、トナー除去板10dの先
端部の長手方向に複数の山形形状102 が形成されてい
る。従って、トナー除去板10dの山形形状102 により接
触面積が広くなって接触する導電ブラシ80aの繊維
(毛) が多くなり、導電ブラシ80に付着したトナー9aの
除去効率を一層高めることができる。
【0082】上記実施例において、トナー除去板10a〜
10cの先端の丸みRは、ラウンドエッジ加工の他、金属
材の場合はプレス加工の抜きだれ部、電解研磨、先端部
の二重折り等の方法によって形成しても良いことは勿論
である。
【0083】上記実施例2では、トナー除去板10bとト
ナー受け部11bの一体型成において、トナー受け部11b
の両側面を除いた場合を説明したが、両側面を含めて型
成しても良い。その場合にはトナー受け部11bをフレー
ム13a,13b とは分離して構成することは言うまでもな
い。
【0084】また、実施例2では、トナーの付着性の小
さい樹脂材としてポリイミドを使用した場合を説明した
が、トナーが付着し易い樹脂材の場合には、ポリテトラ
フルオロエチレン(デュポン社の商品名:テフロン)で
少なくとも要部を被覆する方法としても良い。
【0085】上記実施例4では、圧電素子17a,17b に導
電ブラシ80aの駆動電源と共通のAC波形を与える場合
を説明したが、単独のAC波形或いはパルス波形の駆動
電源を使用しても良い。
【0086】上記実施例5では、トナー除去板10dの先
端部の長手方向に山形形状102 を形成した場合を説明し
たが、櫛形を形成する方法としても良い。
【0087】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
請求項1では、ブラシに付着した現像剤を現像剤除去板
の先端部で効率良く落下させることができる。また、落
下した現像剤は、現像剤除去板の先端部より下方に位置
する現像剤受け部に収容されるので、周辺に散らばるこ
となく回収することができる。従って、ブラシに付着し
た現像剤をブラシの回転時に絶えず除去して回収するこ
とができるので、ブラシの像形成体に対する帯電特性の
低下を防止し、印刷背景部の「かぶり」の発生がなくな
り、印刷品質を高めることができる。
【0088】請求項2では、像形成体に残留した現像剤
がブラシに付着する範囲内に現像剤除去板の先端が当接
するので、ブラシに掛かる負荷の増加を避けることがで
きてブラシの塑性変形を防止し、また、長期放置時に毛
倒れが起きても像形成体にブラシを接触させることがで
きて、帯電の安定化を図ることができると共に、ブラシ
の寿命を延ばし、帯電装置の長寿命化を図ることができ
る。
【0089】請求項3では、ブラシに付着した現像剤を
効率良く除去することができると共に、ブラシに掛かる
負荷の増加を避けることができて、請求項1或いは請求
項2の効果を一層高めることができる。
【0090】請求項4では、ブラシに付着した現像剤を
効率良く除去すると共に、ブラシに掛かる負荷の増加を
避けてブラシの塑性変形を防止して、請求項2或いは請
求項3の効果を一層高めることができる。
【0091】請求項5では、部品点数が減少し、コスト
の改善を図ることができる。請求項6では、コストの改
善を図ることができる。請求項7では、ブラシから除去
した現像剤が現像剤除去板に付着するのを防止すること
ができるので、現像剤の除去効率を高めることができ
る。また、現像剤受け部を表面が付着性の少ない樹脂材
で形成した場合には、回収した現像剤を廃棄等の処理を
する時に、現像剤受け部からの除去が容易にできる。
【0092】請求項8では、ブラシから除去した現像剤
が現像剤除去板に吸着することがなく現像剤の除去効率
を高めることができる。しかもブラシと現像剤除去板と
の間に摩擦帯電が生じることが防止され、像形成体の帯
電特性に対して摩擦帯電による悪影響を与えることがな
い。また、現像剤受け部の表面に帯電防止層を形成した
場合には、回収した現像剤を廃棄等の処理をする時に、
現像剤受け部からの除去が容易にできる。
【0093】請求項9では、現像剤除去板によるブラシ
の塑性変形を防止することができ、更にブラシの寿命を
延ばし、一層帯電装置の長寿命化を図ることができる。
請求項10では、ブラシの回転による摩擦熱の発生が防
止されるので、現像剤除去板への現像剤の融着や、ブラ
シの繊維の切れを防止することができ、ブラシの寿命を
延ばすことができて、帯電装置の長寿命化を図ることが
できる。請求項11では、現像剤除去板に接触するブラ
シの接触面積が増加するので、ブラシに付着した現像剤
の除去効率を一層高めることができる。
【0094】請求項12では、現像剤除去板によるブラ
シの塑性変形を防止することができ、更にブラシの寿命
を延ばし、一層帯電装置の長寿命化を図ることができ
る。請求項13及び請求項14では、ブラシに付着した
現像剤を一層効率良く除去することができる。
【0095】請求項15では、圧電素子を駆動させるた
めの電源を設ける必要がなく、コストが掛からない。と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例1を示す側面図
【図3】 実施例1の説明図
【図4】 実施例1の効果を従来例と比較して示す図
【図5】 本発明の実施例2を示す構成図
【図6】 本発明の実施例3を示す構成図
【図7】 本発明の実施例4を示す斜視図
【図8】 本発明の実施例5を示す斜視図
【図9】 本発明が適用される電子写真印刷装置の内部
側面図
【図10】 従来例のブラシ帯電器を示す側面図
【符号の説明】
8はブラシ帯電器、 9は現像剤、
9aはトナー、10は現像剤除去板、 10a〜10c
はトナー除去板、11は現像剤受け部、11a〜11cはトナ
ー受け部、12a〜12dはブラシクリーナ、13a,13b は装
置フレーム、 15はPM、17a,17b は圧電素子、
50は像形成体、 50aは感光ドラム、80はブ
ラシ、 80aは導電ブラシ、 101
は帯電防止層、102 は山形形状、 110 は溝

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する材料で形成され、電圧が
    印加されて像形成体に接触するブラシを回転させて、該
    像形成体上に所定の電位を帯電する帯電装置であって、 前記ブラシの幅に対応する幅寸法を有し、前記ブラシの
    回転方向に先端部が対向して該ブラシの所定位置に接触
    する現像剤除去板と、 該現像剤除去板の先端部より下方の位置に配置され、該
    ブラシから落下した現像剤を収容する現像剤受け部とを
    備えることを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤除去板の先端部の前記ブラシ
    に対する接触深さをD1とし、該ブラシ及び像形成体の
    接触深さをD2とすると、 0<D1≦D2 なる関係を有することを特徴とする請求項1の帯電装
    置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤除去板の先端部及び前記ブラ
    シの回転中心を結ぶ線と該現像剤除去板のなす角度を所
    定範囲に設定したことを特徴とする請求項1或いは請求
    項2の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤除去板の先端部及び前記ブラ
    シの回転中心を結ぶ線と該現像剤除去板のなす角度をθ
    1 とし、 45≦θ1≦90° の時に、前記現像剤除去板による前記ブラシの最大撓み
    位置の深さをD3とすると、 D3≦D2 の関係を有することを特徴とする請求項2或いは請求項
    3の帯電装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤除去板及び前記現像剤受け部
    が一体に形成されることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3或いは請求項4の帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤受け部は、端部の壁が前記ブ
    ラシを保持するフレームの一部で構成されることを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4或いは
    請求項5の帯電装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤除去板及び前記現像剤受け部
    の少なくとも前記現像剤除去板は、少なくとも表面が付
    着性の少ない樹脂材で形成されることを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5或いは
    請求項6の帯電装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤除去板及び前記現像剤受け部
    の少なくとも記現像剤除去板は、表面に帯電防止層が形
    成されることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6或いは請求項7の帯
    電装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤除去板は、前記現像剤受け部
    に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項6、請求項7或い
    は請求項8の帯電装置。
  10. 【請求項10】 前記現像剤除去板は、少なくとも前記
    ブラシに接触する先端部に丸み形状を有し、且つ、少な
    くとも該ブラシに接触する面が平滑であることを特徴と
    する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7、請求項8或いは請求項9の帯
    電装置。
  11. 【請求項11】 前記現像剤除去板は、先端部の長手方
    向に複数の山形或いは櫛形を形成したことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
    請求項6、請求項7、請求項8、請求項9或いは請求項
    10の帯電装置。
  12. 【請求項12】 前記ブラシの回転が停止した時に、前
    記現像剤除去板及び前記現像剤受け部の少なくとも該現
    像剤除去板を該ブラシから離れる方向に退避させる退避
    手段を備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4、請求項5、請求項7、請求項8、請
    求項9、請求項10或いは請求項11の帯電装置。
  13. 【請求項13】 前記現像剤除去板或いは前記現像剤受
    け部に振動手段を備え、 前記ブラシの回転時に、該振動手段を駆動させることを
    特徴とする請求請項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
    9、請求項10、請求項11或いは請求項12の帯電装
    置。
  14. 【請求項14】 前記振動手段は、断続的に所定電圧が
    印加される圧電素子であることを特徴とする請求項13
    の帯電装置。
  15. 【請求項15】 前記圧電素子に印加される電圧は、前
    記ブラシを回転させる駆動源と共通の電源から供給され
    ることを特徴とする請求項14の帯電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004139044A (ja) * 2002-09-24 2004-05-13 Canon Inc 電子写真装置
JP2013120329A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Fuji Xerox Co Ltd 帯電装置及び画像形成装置

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