JPH089507A - 電気車用制御装置 - Google Patents

電気車用制御装置

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JPH089507A
JPH089507A JP6126198A JP12619894A JPH089507A JP H089507 A JPH089507 A JP H089507A JP 6126198 A JP6126198 A JP 6126198A JP 12619894 A JP12619894 A JP 12619894A JP H089507 A JPH089507 A JP H089507A
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JP
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JP6126198A
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English (en)
Inventor
Shotaro Naito
祥太郎 内藤
Nobunori Matsudaira
信紀 松平
Hiroyuki Yamada
博之 山田
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】インバータを用いた交流電動機により駆動され
る電気車において、起動や坂道発進を安全確実に行える
制御装置を提供する。 【構成】三相交流電動機4の電流及び回転速度を検出す
る電流センサ7及び速度センサ6と、アクセル開度に応
じて三相交流電動機のトルク指令を決定するトルク指令
演算手段30と、トルク指令及び速度センサの出力に基
づいて三相交流電動機の電流を制御するための三相交流
電流指令を発生する交流電流指令発生手段80と、三相
交流電流指令と三相交流電動機に流れる電流とに基づい
てインバータ3を制御する信号を発生するPWM信号発
生手段90と、速度センサの出力を一次周波数指令に変
換して交流電流指令発生手段に与える一次周波数指令発
生手段40を備え、この一次周波数指令発生手段40
は、速度センサの出力が零の付近において所定のオフセ
ット値を有する特性で前記一次周波数指令を生成するよ
う構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気車用制御装置に係
り、特にバッテリを電源とする交流電動機によって駆動
される電気車に好敵な電気車用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電気車は、バッテリーの直流電源
を可変電圧、可変周波数の交流電源に変換するインバー
タと、車両駆動用の三相交流電動機と、この三相交流電
動機と車両の駆動軸とを正,逆に連結する連結部を制御
するFR指令手段と、この三相交流電動機の電流及び回
転速度を検出する電流センサ及び速度センサと、アクセ
ル開度に応じて三相交流電動機のトルク指令を決定する
トルク指令演算手段と、前記トルク指令及び前記電流セ
ンサの出力に基づいて三相交流電動機の巻線に流れる相
電流を制御するための三相交流電流指令を発生する三相
交流電流指令発生手段と、前記三相交流電流指令と前記
三相交流電動機の巻線に流れる相電流とに基づいて前記
インバータのゲートに印加する信号を発生する信号発生
手段を備えている。
【0003】このような電気車において、アクセル開度
を通して運転者から発せられるトルク指令と、電流セン
サから検出される電動機電流と、電動機の回転角速度と
に基づいて、電動機のトルクを制御するトルク制御系が
構成されている。ところで、電動機の速度検出には速度
センサが用いられるが、この速度センサに故障が発生す
ると電気車の制御が不能となる。そこで、速度センサの
異常を検出し、異常なセンサは切り離すものが、特開平
1−291603号公報に示されている。また、特開平
5−91601号公報には、速度センサに異常が検出さ
れると、V/f制御回路によりインバ−タを制御するよ
うにしたものが示されている。
【0004】ところで、速度センサは、電気車の広範囲
の速度を検出するものであるため、たとえ速度センサに
異常がなくても、微小速度の検出にはノイズの影響を受
け易い。特に起動時のように、速度が零付近においてノ
イズの与える影響は大きく、誤検出によって回転方向が
逆向きに制御されてしまう恐れもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、電気車の
制御系の故障の中でも、電動機の回転方向を正しく制御
できない事態は、例えば前進しようとして後退するよう
な事態が発生するため、極めて危険である。
【0006】本発明の目的は、インバータを用いた交流
電動機により駆動される電気車において、起動や坂道発
進を安全確実に行える制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッテリーの
直流電源を可変電圧、可変周波数の交流電源に変換する
インバータと、車両駆動用の三相交流電動機と、該三相
交流電動機の電流及び回転速度を検出する電流センサ及
び速度センサと、アクセル開度に応じて該三相交流電動
機のトルク指令を決定するトルク指令演算手段と、前記
トルク指令及び前記速度センサの出力に基づいて該三相
交流電動機の電流を制御するための三相交流電流指令を
発生する交流電流指令発生手段と、前記三相交流電流指
令と前記三相交流電動機に流れる電流とに基づいて前記
インバータを制御する信号を発生するPWM信号発生手
段とを有する電気車の制御装置において、前記速度セン
サの出力を一次周波数指令に変換して前記交流電流指令
発生手段に与える一次周波数指令発生手段を備え、該一
次周波数指令発生手段は、前記速度センサの出力が零の
付近において所定のオフセット値を有する特性に基づい
て前記一次周波数指令を生成するように構成されている
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】速度センサで検出される電動機の速度は、一次
周波数指令発生手段により一次周波数指令に変換され、
この一次周波数指令を用いて電動機の電流を制御する。
一次周波数指令発生手段は、速度センサの出力が零の付
近では所定のオフセット値を与えて一次周波数指令を生
成して交流電流指令発生手段に与える。このように本発
明によれば、起動周波数に一定値のオフセットが与えら
れているので、速度が零付近でもノイズの影響を受けに
くい。従って、安全確実な起動ができる。なお、オフセ
ットは、車両の進行に対して順方向に与えられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1の電気車の
制御装置のブロック図に従って説明する。図1におい
て、1は電気車の主電源であるバッテリー、2は主回路
を開閉する主コンタクタ、3はパワースイッチング素子
を用いてバッテリー1の直流を交流に変換するインバー
タ、4は電気車駆動用の三相交流電動機、5はコントロ
ーラ、6は電動機4の回転数Nを検出する速度センサで
ある。また、7(7a,7b,7c)は電流センサーで
あり、交流電動機4の1次巻線に流れる3相交流の1次
電流i(iu,iv,iw)を検出する。8はアクセルが
踏み込まれているときに踏み込み量に応じた出力θAを
出すアクセルスイッチ、9は車両の前進、後退を切り変
えるためのシフトスイッチである。
【0010】コントローラ5は、回転速度検出手段1
0、トルク指令演算手段30、アクセル開度演算手段3
1、一次周波数指令生成手段40、ベクトル制御演算手
段50、電流制御手段70、交流電流指令発生手段80
及びPWM信号発生手段90を有する。
【0011】コントローラ5は、電動機の回転速度N、
電動機電流i及びアクセル開度θAを取り込み、トルク
指令演算手段30でトルク指令Trを演算し、一次周波
数指令生成手段40で一次角周波数ω1*を演算し、ベク
トル制御演算手段50で交流電流指令I1を演算する。さ
らに、これらの一次角周波数ω1*、交流電流指令I1等を
用いて、電流制御手段70及び交流電流指令発生手段8
0で、電流制御、交流電圧指令演算などの各処理を実行
し、PWM信号発生手段90からPWM信号を出力す
る。このPWM信号に基づき駆動されるインバータ3に
より、バッテリー1の直流電圧から可変周波数、可変電
圧の3相交流電圧が形成され、三相交流電動機4のトル
クが制御される。シフトスイッチ9の前進、後退切り変
え出力により、一次周波数指令生成手段40の出力パタ
ーン及びPWM信号発生手段90の相回転の方向がそれ
ぞれ正,逆に制御され、車両の前進、後退が決定され
る。
【0012】次に、図2に基づいて図1のコントローラ
5の構成を詳細に説明する。回転角速度検出手段10
は、速度センサー6の出力NのA相,B相パルスから交
流電動機4の回転角速度ωr(ω=2π・N/60)を
検出する。トルク指令演算手段30では、アクセル開度
演算手段31で求められるアクセルの踏み込み量θAに
対応した量と、回転角速度検出手段10で求められる電
動機の回転角速度ωrを入力として、三相交流電動機4
に与えるトルク指令τrが生成される。
【0013】一次周波数指令生成手段40は、オフセッ
ト演算手段41を備えており、電動機の回転角速度ωr
に対して、所定のオフセットを与えた一次周波数指令ω
1を生成する。すなわち、図3に示すように、回転角速
度ωrが零の付近(±Δωr、例えば±40rpmに相当
するωrの範囲)で一定のオフセットΔω1を与えた、
一次周波数指令ω1を生成する。このオフセットΔω
1は、図3に太線で示したように、正転方向では+、逆
転方向では−の値として与えられる。従って、一次周波
数指令ω1は、正転方向用、逆転方向用の二つのパター
ンがあり、車両の正転,逆転を切替えるシフトスイッチ
9の出力に基づき、いずれか一方が選択される。一次周
波数指令生成手段40は、さらに、加算器42により、
一次周波数指令ω1のいずれか一方のパターンとすべり
角周波数ωsとの加算を実行して、図3に細線で示した
領域に相当する交流電流指令の角周波数(1次角周波
数)ω1*を求める。この詳細については、後で述べる。
【0014】図2に戻って、ベクトル制御演算手段50
は、励磁電動機指令im及び電動機トルクτMを入力と
し、トルク電流指令It*を生成する。交流電流指令発生
手段80は、交流電流指令I1や一次角周波数ω1*に基
づいて、電流制御手段70に対する電流指令i*(iu
*,iv*,iw*)を発生する。電流制御手段70は、電
流指令i*及び電動機電流iを入力とし、電動機トルク
τMを得るための基準信号Eu*,Ev*,Ew*を生成す
る。
【0015】ベクトル制御演算手段50では、トルク指
令τrとモータトルクτMとの偏差を加減算器51で求
め、この偏差がPI(比例+積分)補償器で構成される
モータトルクレギュレーター52,リミッター53を通
してトルク電流指令It*に変換される。
【0016】ここで電動機トルクτMは、電流センサ7
a,7b,7cから検出されたiu,iv,iwをd−q
変換して得られたトルク電流It,励磁電流Imを使っ
て、次式により求める。 τM=(3/2)・P・(M2/M+12)・Im・It ………………式1 ただし、P:極数 M:励磁インダクタンス 12:2次漏れインダクタンス 次に、ベクトル制御演算手段50の加算器54におい
て、トルク電流指令It*と励磁電流指令Im*に基づい
て、交流電流指令I1を演算する。
【0017】交流電流指令発生手段80の磁束パターン
発生器82Gでは、回転角速度検出手段10を経由して
得られる回転角速度ωrに対応して、電動機4の2次回
路に発生すべき磁束φR*を生成する。磁束パターン発生
器82Gでは、交流電動機4の回転角速度が基底速度以
下では一定に、基底速度以上は回転角速度に反比例した
磁束パターンを発生する。乗算器810において、磁束
φR*に次式2の負荷率αを乗じて2次磁束指令φ*が求
められる。 α=It*/It0 …………………………………………………………式2 ただし、It0:定格のトルク電流 次に、加減算器820により、2次磁束指令φ*と、交
流電動機4の2次回路に発生している2次磁束を2次磁
束推定器840により次式3で推定したφ2との偏差を
求め、これをPI補償器830の出力として、励磁電流
指令Im*を発生する。 φ2=(M・Im*)/(1+T2・s)…………………………………式3 ただし、T2(=(M+12)/r2):2次時定数 r2:2次抵抗 以上のようにして得られたトルク電流指令It*及び励磁
電流指令Im*を使って、次式(4),(5)を実行する演算
器80B及び演算器80Cにより、それぞれすべり角周
波数ωs,位相θ1が求められる。 ωs=Ks・(It*/Im*)………………………………………………式4 ただし、Ks=r2/(M+12) θ1=tan-1(It*/Im*)……………………………………… 式5 交流電流指令の角周波数(1次角周波数)ω1*は、前に
述べたように一次周波数指令生成手段40の加算器42
により、すべり角周波数ωsとオフセットを含む1次周
波数指令ω1とを加算して求められる。交流電流指令の
瞬時位相は、1次角周波数ω1*の積分を積分器82Dで
実行することにより求められる。
【0018】交流電流指令の位相は、上記瞬時位相と位
相θ1とを加算器80Dで加算して求め、該交流電流指
令I1の大きさは加算器54の演算により求められる。
電流指令発生器80Aでは、これらの値に基づいて図4
(a)に示すような、三相の交流電流指令iu*,iv*,
iw*を発生する。
【0019】電流制御手段70では、これらの交流電流
指令(iu*,iv*,iw*)に3相の交流電流iu,iv,
iwが追従するように、加減算器740,750,76
0及びPI補償器710,720,730よって、PW
M信号を発生するための基準信号Eu*,Ev*,Ew*を発
生する。
【0020】PWM信号発生手段90では、基準信号
(Eu*,Ev*,Ew*)と三角波を比較して図4
(b)に示すような、PWM信号Vu,Vv,Vwを求
め、このPWM信号を基にPWMインバータ3のアーム
を構成する6個パワー素子のゲート信号を形成する。
【0021】本発明によれば、一次周波数指令ω1が、
アクセル開度零に相当する電動機速度零の前後付近でオ
フセットΔω1を含んでいる。このΔω1はコントローラ
や速度センサが起動時に受ける可能性のあるノイズの幅
Δsより大きい値が必要である。しかし、あまり大きい
と起動時の運転に不快感を与える。従って、数HZ程
度、例えば2HZ程度が望ましい。これによって、ノイ
ズの影響を受けにくい、正確な制御が可能となり、正
転,逆転の誤動作がなくなる。
【0022】本発明の効果を図5で説明する。図におい
て(A)は起動時のアクセル踏み込み量と時間の関係を
示す。このアクセル踏み込み量に対応して、従来は
(B)に示すような一次周波数指令ω1が生成されてい
た。この一次周波数指令ω1は、外部からのノイズの影
響を受けて変動する場合がある。その結果、たとえば前
進しようとしているにもかかわらず、一次周波数指令ω
1が負側になってしまい制御が不安定になるということ
があった。
【0023】本発明によれば、(C)に示すように、一
次周波数指令ω1に数HZのオフセットΔω1が予め付与
されている。そのため、起動時にノイズが発生しても、
一次周波数指令ω1の方向が正逆、逆転することはない
ので、ノイズの影響によって上記のような問題が生じる
ことはない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、電気車の起動時に、ノ
イズの影響による誤動作のない安全な制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のなる電気車の制御装置のブ
ロック図である。
【図2】図1の電気車の制御装置におけるコントローラ
の構成を示す図である。
【図3】電動機回転速度と一次周波数指令の関係を説明
する図である。
【図4】PWM信号発生手段の動作説明図である。
【図5】アクセル踏み込み量と一次周波数指令の関係を
示す図である。
【符号の説明】
1…バッテリー、2…主コンタクタ、3…インバータ、
4…電動機、5…コントローラ、6…速度センサ、7…
電流検出器、8…アクセルスイッチ、9…シフトスイッ
チ、10…回転速度検出回路、30…トルク指令演算手
段、40…一次周波数指令生成手段、50…ベクトル制
御演算手段、70…電流制御手段、80…交流電流指令
発生手段、90…PWM信号発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松平 信紀 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 山田 博之 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーの直流電源を可変電圧、可変周
    波数の交流電源に変換するインバータと、車両駆動用の
    三相交流電動機と、該三相交流電動機の電流及び回転速
    度を検出する電流センサ及び速度センサと、アクセル開
    度に応じて該三相交流電動機のトルク指令を決定するト
    ルク指令演算手段と、前記トルク指令及び前記速度セン
    サの出力に基づいて該三相交流電動機の電流を制御する
    ための三相交流電流指令を発生する交流電流指令発生手
    段と、前記三相交流電流指令と前記三相交流電動機に流
    れる電流とに基づいて前記インバータを制御する信号を
    発生するPWM信号発生手段とを有する電気車の制御装
    置において、 前記速度センサの出力を一次周波数指令に変換して前記
    交流電流指令発生手段に与える一次周波数指令発生手段
    を備え、該一次周波数指令発生手段は、前記速度センサ
    の出力が零の付近において所定のオフセット値を有する
    特性に基づいて前記一次周波数指令を生成するように構
    成されていることを特徴とする電気車の制御装置。
  2. 【請求項2】バッテリーの直流電源を可変電圧、可変周
    波数の交流電源に変換するインバータと、車両駆動用の
    三相交流電動機と、該三相交流電動機の回転方向を正,
    逆に切替えるシフトスイッチと、該三相交流電動機の電
    流及び回転速度を検出する電流センサ及び速度センサ
    と、アクセル開度に応じて該三相交流電動機のトルク指
    令を決定するトルク指令演算手段と、前記トルク指令及
    び前記電流センサの出力に基づいて該三相交流電動機の
    巻線に流れる相電流を制御するための三相交流電流指令
    を発生する交流電流指令発生手段と、前記三相交流電流
    指令と前記三相交流電動機の巻線に流れる相電流とに基
    づいて前記インバータのゲートに印加する信号を発生す
    るPWM信号発生手段とを有する電気車の制御装置にお
    いて、 前記速度センサの出力を一次周波数指令に変換して前記
    交流電流指令発生手段に与える一次周波数指令発生手段
    を備え、該一次周波数指令発生手段は、前記速度センサ
    の出力が零の付近において、前記シフトスイッチの出力
    に基づき、進行方向に応じて各々純方向の所定のオフセ
    ット値を与えて前記一次周波数指令を生成するように構
    成されていることを特徴とする電気車の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記オフセッ
    ト値は、ノイズの影響を排除するに足りる大きさである
    ことを特徴とする電気車の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記一次周波
    数指令生成手段は、オフセット演算手段と加算器とを備
    えており、 前記オフセット演算手段は、電動機の回転角速度ωrに
    対して、回転角速度ωrが零の付近において、正転方向
    では+、逆転方向では−のそれぞれ所定のオフセットΔ
    ω1が与えられた正転方向及び逆転方向用の二つの一次
    周波数指令パターンを備え、車両の正転,逆転を切替え
    るシフトスイッチの出力に基づき、いずれか一方を選択
    して一次周波数指令ω1を生成し、 前記加算器により、前記一次周波数指令ω1と前記交流
    電流指令発生手段で演算されたすべり角周波数ωsとの
    加算を実行して、交流電流指令の角周波数ω1*を求める
    ことを特徴とする電気車の制御装置。
JP6126198A 1994-06-08 1994-06-08 電気車用制御装置 Pending JPH089507A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009600A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電気車制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009600A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電気車制御装置

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