JPH0894790A - 格納容器内監視装置 - Google Patents

格納容器内監視装置

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JPH0894790A
JPH0894790A JP6230960A JP23096094A JPH0894790A JP H0894790 A JPH0894790 A JP H0894790A JP 6230960 A JP6230960 A JP 6230960A JP 23096094 A JP23096094 A JP 23096094A JP H0894790 A JPH0894790 A JP H0894790A
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JP
Japan
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monitoring device
camera
monitoring
box
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP6230960A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Taki
圭史 多紀
Masaki Kaneko
正喜 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0894790A publication Critical patent/JPH0894790A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原子力発電所内の格納容器内を監視する監視装
置の放射線による劣化を防ぐこと。 【構成】(1) 監視カメラを箱状遮蔽体で覆ってレンズ面
だけを開口し、監視時間帯以外は装置を旋回させてレン
ズ面を壁面に向けておく。(2) 箱状遮蔽体の中に反射鏡
またはプリズムを設置し、箱状遮蔽体の開口部から入る
光を屈折させてカメラに到達させ、直進する放射線はカ
メラに達しないようにする。(3) 箱状遮蔽体の代わりに
カメラの筐体を遮蔽体とし、上記(2) と同様に反射鏡ま
たはプリズムを設置する。(4) 格納容器内を軌道に沿っ
て移動する監視装置であって、軌道の適当な箇所に遮蔽
材からなる待避所を設け、監視時間以外は待避所に監視
カメラが入って被曝を防ぐようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所内の格納
容器の内部をテレビカメラ等で遠隔監視する監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電所において格納容器内
部を監視するには、市販のITVカメラをそのまま格納
容器内に設置し、それによって監視を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな監視装置では、撮像デバイスであるCCDが放射線
の影響により1年間程度の使用で画像の暗化等の映像劣
化を生じ、頻繁に交換しなければならなかった。また、
この交換作業は原子炉の定期点検期間しか行えず、定期
点検以外の時に監視能力が低下した場合は、状況を改善
することができないという問題点があった。
【0004】本発明は上記状況に対処してなされたもの
で、放射線環境下にある格納容器内において、長期に亘
って映像劣化を生じない監視カメラを提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、旋回駆動および俯仰駆動が可能な箱状
遮蔽体とその中に収納された監視カメラとからなり、該
箱状遮蔽体を構成する面のうち少なくとも監視カメラの
レンズが存在する1面が開口していることを特徴とする
格納容器内監視装置に関する。
【0006】(2)また、本発明は、外側面の一部に開
口部が設けられ、該開口部より入る光の進行方向を変え
るための反射鏡もしくはプリズム等の光方向変換デバイ
スが内部に設置されている箱状遮蔽体とその中に収納さ
れた監視カメラとからなることを特徴とする格納容器内
監視装置に関する。
【0007】(3)また、本発明は、放射線遮蔽材料か
らなる筐体を有する監視カメラからなり、該筐体の内部
に光の進行方向を変えるための反射鏡もしくはプリズム
等の光方向変換デバイスが設置されていることを特徴と
する格納容器内監視装置に関する。
【0008】(4)さらに、本発明は、格納容器内に設
置された軌道と、該軌道に沿って移動する監視カメラ
と、該軌道の適宜の場所に設置された放射線遮蔽材料か
らなる待避所からなることを特徴とする格納容器内監視
装置に関する。
【0009】
【作用】上記(1)の発明においては、カメラのレンズ
のある面は箱状遮蔽体が開口しているので、監視時間帯
には撮影対象にレンズを向けて撮影することができ、監
視時間帯以外の時は旋回駆動および俯仰駆動を用いてレ
ンズを放射線被爆の少ない方向に向けて待機させる。そ
のようにすることによって、CCD等の放射線に弱いデ
バイスの積算線量を少なくさせることができ、劣化を防
ぐことができる。
【0010】上記(2)の発明においては、箱状遮蔽体
の一部に設けた開口部から入る光の進行方向を反射鏡ま
たはプリズム等の光方向変換デバイスで変えることによ
り、光はカメラに達し撮影が行われる。一方放射線は直
進するので、カメラには達せず、したがってCCDを放
射線被曝から防ぐことができる。
【0011】上記(3)の発明では、上記(2)の発明
と同様に作用するが、箱状遮蔽体を用いず、カメラの筐
体自体が鉛等の放射線遮蔽材からなっているところが
(2)と異なっている。
【0012】上記(4)は移動型の監視装置であって、
格納容器内に設置された軌道に沿って監視カメラが移動
して行く。監視時間帯以外の時にはカメラは待避所に待
避して放射線被曝を免れることができる。
【0013】なお、これらの監視装置において、格納容
器内に設置されているローカルクーラーからの冷却風を
遮蔽体または筐体に誘導するようにすると、さらに監視
装置の劣化防止効果を高めることができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例である固定式監視装置の概略外観
図である。この固定式監視装置5は、監視カメラ1を鉛
ハウジング等の箱状遮蔽体2によって覆い、レンズ3の
入表面を除く5面全部が箱状遮蔽体2によって覆われた
状態になっている。この装置には箱状遮蔽体全体が旋回
可動および俯仰可動となるように旋回駆動部および俯仰
駆動部が設けられている。
【0015】図2は格納容器内に図1の監視装置が配置
されている状態の概略説明図である。この図に示すよう
に、格納容器4内には固定式監視装置5が配置されてお
り、監視対象の圧力容器6が格納容器4の中央に設置さ
れている。固定式監視装置5にはケーブル7が接続して
おり、ケーブル7は格納容器4の壁を貫通して中央制御
室の制御盤8に接続している。
【0016】次にこのこの監視装置の作用について説明
する。図3(a)は非点検時のカメラの向きを示し、図
3(b)は点検時のカメラの向きを示すものである。こ
の図に示すように、非点検時はカメラのレンズは格納容
器4の壁面に向かっているが、点検時には圧力容器6側
を向くように旋回する。したがって放射線は監視時間の
みカメラに作用するが、非点検時には箱状遮蔽体2によ
ってカメラは遮蔽されているので作用せず、被曝量が減
少してカメラが長寿命化する。
【0017】図4は請求項2に記載された発明の実施例
を示すもので、図4(a)は光屈折手段として反射鏡を
用いた監視装置の構成図、図4(b)は光屈折手段とし
てプリズムを用いた監視装置の構成図である。監視カメ
ラ1は遮蔽体2の中に収納されている。遮蔽体2には開
口部11があり、光はこの開口部11より進入して反射
鏡9もしくはプリズム10により方向を変えられ、カメ
ラ1に到達する。一方、放射線はこの遮蔽体の開口部1
1より光と同様に進入するが、放射線は屈折することな
く直進するため、監視カメラ1に達しない。したがって
この監視装置はCCDが放射線の影響を受けることなく
作動することができ、カメラの長寿命化が達成される。
【0018】図5は請求項3に記載された発明の実施例
を示すもので、図5(a)は光屈折手段として反射鏡を
用いた監視カメラの構成図、図5(b)は光屈折手段と
してプリズムを用いた監視カメラの構成図である。この
監視カメラは、カメラの筐体12自体が鉛等でできた遮
蔽体となっている。この遮蔽体には一部開口部11があ
り、光は当該開口部11より進入して反射鏡9またはプ
リズム10により方向を変え、CCDに到達する。図4
の場合と同様に放射線は直進するので、CCDには影響
を与えない。
【0019】図6は請求項4に記載された発明の実施例
を示すもので、監視装置の概略外観図である。格納容器
内に軌道13が設置されていて、監視装置14はこの軌
道13に沿って移動するようになっている。軌道13の
適当な場所には鉛等でできた遮蔽体2が設置されてい
て、定期巡回監視時間以外の待機時間には、監視装置1
4はこの遮蔽体2の中にとどまっている。したがって、
監視装置は監視時間しか放射線にさらされないので、長
寿命化することができる。
【0020】上記図1ないし図6に示した実施例におい
て、各遮蔽体または筐体の中は監視装置から発生する熱
で温度が上がり、それも監視装置の劣化の一因になるの
で、この熱を冷却するため、格納容器内に設置されてい
るローカルクーラーからの吐出し冷却風を冷却ダクトに
より誘導して遮蔽体または筐体に吹き込むようにする
と、さらに劣化防止効果を上げることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視装置
は格納容器内にあっても放射線から遮蔽または保護され
ているので、放射線による劣化が生じにくく、長寿命化
が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の格納容器内監視装置の外観
図。
【図2】図1の監視装置を格納容器内に設置した状況を
示す図。
【図3】(a)は非点検時における図1の監視装置の配
置を示す図、(b)は点検時における図1の監視装置の
配置を示す図。
【図4】本発明の他の実施例の格納容器内監視装置の説
明図で、(a)は光屈折手段として反射鏡を用いた場
合、(b)は光屈折手段としてプリズムを用いた場合を
示す図。
【図5】本発明の他の実施例の格納容器内監視装置の説
明図で、(a)は光屈折手段として反射鏡を用いた場
合、(b)は光屈折手段としてプリズムを用いた場合を
示す図。
【図6】本発明の他の実施例の格納容器内監視装置の外
観図。
【符号の説明】
1…監視カメラ、2…遮蔽体、3…レンズ、4…格納容
器、5…固定式監視装置、6…圧力容器、7…ケーブ
ル、8…制御盤、9…反射鏡、10…プリズム、11…
開口部、12…遮蔽筐体、13…軌道、14…監視装
置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回駆動および俯仰駆動が可能な箱状遮
    蔽体とその中に収納された監視カメラとからなり、該箱
    状遮蔽体を構成する面のうち少なくとも監視カメラのレ
    ンズが存在する1面が開口していることを特徴とする格
    納容器内監視装置。
  2. 【請求項2】 外側面の一部に開口部が設けられ、該開
    口部より入る光の進行方向を変えるための反射鏡もしく
    はプリズム等の光方向変換デバイスが内部に設置されて
    いる箱状遮蔽体とその中に収納された監視カメラとから
    なることを特徴とする格納容器内監視装置。
  3. 【請求項3】 放射線遮蔽材料からなる筐体を有する監
    視カメラからなり、該筐体の内部に光の進行方向を変え
    るための反射鏡もしくはプリズム等の光方向変換デバイ
    スが設置されていることを特徴とする格納容器内監視装
    置。
  4. 【請求項4】 格納容器内に設置された軌道と、該軌道
    に沿って移動する監視カメラと、該軌道の適宜の場所に
    設置された放射線遮蔽材料からなる待避所からなること
    を特徴とする格納容器内監視装置。
  5. 【請求項5】 格納容器内に設置されているローカルク
    ーラーからの冷却風を遮蔽体または筐体に誘導する手段
    が設置されている請求項1ないし4記載の格納容器内監
    視装置。
JP6230960A 1994-09-27 1994-09-27 格納容器内監視装置 Pending JPH0894790A (ja)

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