JPH08945U - 手術用器具の落下防止ホルダ - Google Patents

手術用器具の落下防止ホルダ

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JPH08945U
JPH08945U JP7025993U JP7025993U JPH08945U JP H08945 U JPH08945 U JP H08945U JP 7025993 U JP7025993 U JP 7025993U JP 7025993 U JP7025993 U JP 7025993U JP H08945 U JPH08945 U JP H08945U
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surgical instrument
instrument
finger
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清 松尾
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清 松尾
協和時計工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手術用器具に対して極めて容易に装着自在
で、かつ手術用器具の操作性を損ねることなく、手術用
器具の落下を防止可能な落下防止ホルダを提供すること
を目的とする。 【構成】 指に装着自在な指用保持部30と、この指用
保持部30に対して回動可能に取り付けられ、かつ手で
取り扱われる手術用器具に装着自在な器具掛部12とか
ら落下防止ホルダ10が構成されている。また、この器
具掛部12が指用保持部30に対して回動可能に取り付
けられているので、落下防止ホルダを装着した場合に、
手術用器具の種類や手術用器具を把持する手が左右どち
らであるかにかかわらず、指等と手術用器具11との向
きを自由に調整することができるので、手術用器具の操
作性が低下しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手術用の器具、特に術者が手に持って操作する手術用のピンセット 、鉗子、ハサミ又はメス等の器具が、手術中に手から落下することを防止する機 構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、生体に対して行う手術においては、生体の血液等による滑りや、長時 間にわたる作業による疲労から、術者は、手に持って作業する手術用のピンセッ ト、鉗子、ハサミ又はメス等の手術用器具を取り落とす可能性があった。
【0003】 誤ってこれらの手術用器具を落としてしまった場合、生体に対して極めて深刻 な影響を与えるという危険性があった。また、近年、精密化している手術用器具 や手術用器械を破損するおそれも極めて高かった。
【0004】 従って、術者は手術用器具を落とさないよう細心の注意を払わねばならず、手 術の効率が低下し、更に疲労を増加させることとなり、かえって手術用器具の落 下を誘発するという問題があった。
【0005】 そこで、この手術用器具の落下を防止する方法として、図11に示すような方 法が従来から提案されていた。以下にこれを説明する。
【0006】 図において、手術用ピンセット62の把持部には、指用ホルダ60が溶接又は リベット等で固定されている。
【0007】 術者は、手術用ピンセット62を把持すると同時に指を指用ホルダ60に挿入 して各種作業を行う。指を指用保持部60に挿入した状態において、手術用ピン セット62は、手で把持しなくても指によって保持可能で、手術用ピンセット6 2の落下を防止することが可能であった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手術用ピンセット62に固定された指用ホルダ60によって手 術用ピンセット62の落下を防止する従来の方法では、以下のような問題があっ た。
【0009】 即ち、手術用ピンセット62に指用ホルダ60が固定されているため、この指 用ホルダ60に指を挿入すると、手術用ピンセット62を把持する方向が制限さ れ、手術用ピンセット62の操作性が低下してしまっていた。
【0010】 また、手術中は様々な手術用器具を手で把持して作業を行うので、これらの手 術用器具の落下を防止するためには、使用する全ての手術用器具に指用ホルダを 設けなければならず、手術用器具のコストアップになってしまっていた。
【0011】 本考案は、これらの課題を解消するためになされたもので、手術用器具に対し て極めて容易に装着自在で、かつ手術用器具の操作性を損ねることなく、手術用 器具の落下を防止可能な落下防止ホルダを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る手術用器具の落下防止ホルダは、指 、手又は腕に装着自在な保持部と、前記保持部に対して回動可能に取り付けられ 、手で取り扱われる手術用器具の少なくとも一部に装着自在な器具掛部と、から 構成されることを特徴とする。
【0013】 前記保持部及び前記器具掛部の少なくとも一方は、変形可能な部材から構成さ れていることを特徴とする。
【0014】 前記保持部は、その一部に切欠き部を有する略リング形状に成形された剛性部 材から構成され、前記切欠き部の大きさを調整することにより前記リングの径を 変更可能であることを特徴とする。
【0015】 また、前記保持部は、略リング形状に成形された伸縮自在な弾性部材から構成 されていることを特徴とする。
【0016】 更に、前記保持部及び前記器具掛部の少なくとも一方は、長さ調節可能なバン ド状の部材から構成されていることを特徴とする。
【0017】 ていることを特徴とする。
【0018】
【作用】
本考案に基づく手術用器具の落下防止ホルダは手術用器具に固定せず、任意の 手術用器具に対して装着自在とすることにより、従来の手術用器具の構成を変更 することなく種々の手術用器具の落下防止を図ることが可能である。
【0019】 また、器具掛部が保持部に対して回動可能に取り付けられているので、落下防 止ホルダを装着した場合に、手術用器具の種類や手術用器具を把持する手が左右 どちらであるかにかかわらず、指や手等と手術用器具との向きを自由に調整する ことができるので、手術用器具の把持方向が制限されず、手術用器具の操作性が 低下しない。
【0020】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図を用いて説明する。
【0021】 (実施例1) 図1(a)は、本考案の実施例に係る手術用器具の落下防止ホルダを示す構成 図、図1(b)は、図1(a)に示した落下防止ホルダ10を手術用器具11に 装着し、この手術用器具11を術者が把持した状態を示す図である。
【0022】 図において、指用保持部30は、ほぼリング状に成形された金属等の剛性部材 から構成され、その開口部から指が挿脱自在となっている。また、指用保持部3 0には、大きさ調整用の切欠き部が設けられ、落下防止ホルダ10の使用者即ち 術者が、自己の指の太さに合わせて指用保持部30を変形させることができる。 器具掛部12は、所定の幅を有するほぼリング状に成形されたゴム(例えばシ リコンラバー)等の伸縮自在な弾性部材から構成されている。この器具掛部12 は、その開口部から手術用器具11を挿入すると伸張して、手術用器具11が開 口部から脱落することなく、手術用器具11の形状に適度に密着するような密着 力を有する大きさに形成されている。そして、器具掛部12は、その開口部と指 用保持部30の開口部との開口方向がほぼ同一となるように、指用保持部30に 取り付けられている。
【0023】 本実施例の構成によれば、手術用器具の落下防止ホルダは手術用器具に固定せ ず、任意の手術用器具に対して装着自在とすることにより、従来の手術用器具の 構成を変更することなく種々の手術用器具の落下防止を図ることが可能である。 また、指用保持部の大きさを調整可能であるから、手術中に落下防止ホルダが 指から脱落することが防止できる。
【0024】 更に、器具掛部12をシリコンラバ−等で構成することにより、術者が手術用 器具11を把持した場合に、手術用器具の種類や左右どちらの手で把持したかに かかわらず、器具掛部12が自由に変形、特に指用保持部30に対して捩れるこ とができるので、術者は手術用器具11の把持方向の制限を受けず手術用器具の 操作性が低下しない。
【0025】 また、本実施例において、図2に示すように、器具掛部16の径を更に大きく し手術用ピンセットの両側の把持部(アーム部)に装着してもよい。これは、特 に径の大きい手術用器具を使用する場合等に有効である。なお、指用保持部30 に対する器具掛部16の取り付け方向は、その開口方向が互いに直交している。 これは、手術用器具を手で包むように握る場合等に有効である。しかし、器具掛 部16が指用保持部30に対して回動可能であるので、指用保持部30に対する 器具掛部16の取り付け方向は、図1(a)に示すようにその開口方向が共に同 一方向であってもよい。
【0026】 更に、指用保持部32は図3に示すように完全なリング状であってもよい。こ の図3における落下防止ホルダ10は、ゴム(例えばシリコンラバー)等の弾性 部材を一体成形等することによって形成したものである。
【0027】 器具掛部14の接続部14bは、指用保持部32に対して回動が容易となるよ うに切り込み等が設けられている。しかし、接続部14bだけでなく器具保持部 本体14a及び指用保持部32も変形可能であるから、必ずしも接続部14bに 切り込みを設けなくても、術者が手術用器具を把持する上で、その操作性は全く 低下しない。
【0028】 この落下防止ホルダ10の使用方法は、図1(b)と同様であって、器具掛部 本体14bの開口部の一方向から手術用器具を差し込み、更に、指を指用保持部 32の開口部から差し込むことによって、指による手術用器具の保持が可能とな る。このとき、器具掛部14aは、手術用器具の形状に密着するように伸張して 手術用器具に装着される。指用保持部32は、術者の指の太さに合うように伸張 して指に装着される。従って、手術中に器具掛部から手術用器具が脱落したり、 指用保持部32が指から脱落することを確実に防止することができる。
【0029】 なお、本考案の落下防止ホルダについて、本実施例では手術用器具として手術 用ピンセットを例にとって説明したが、これに限らず、持針器、ハサミ又はメス 等の落下防止ホルダとして使用可能であることは言うまでもない。
【0030】 (実施例2) 次に、本考案の落下防止ホルダの実施例1と異なる例について説明する。
【0031】 図4(a)は、本実施例の落下防止ホルダ10を手術用器具11に装着した場 合の構成図、図4(b)は器具掛部18の要部拡大図である。
【0032】 本実施例の特徴は、器具掛部18がベルト状に成形された弾性部材等から構成 され、手術用器具11の大きさに合わせてその長さを調節することである。この 器具掛部18の長さの調節は、器具掛部18の両端に形成された複数の溝を、器 具掛部18が所望の長さとなるように互いに嵌合させて行う。
【0033】 なお、指用保持部34は、術者の指の太さに合わせてある程度の変形が可能で あれば、金属等の剛性部材から構成されていても、シリコンラバー等からなるゴ ム又はプラスチック等の弾性部材から構成されていてもよい。
【0034】 本実施例によれば、器具掛部を長さ調節の可能なベルト状としたので装着可能 な手術用器具の範囲が極めて広い。また、この器具掛部を弾性部材で構成するこ とによって、術者がこの落下防止ホルダを装着して手術用器具を把持した場合に 、その把持方向は器具掛部を変形させることにより調節でき、把持方向が制限さ れない。従って、手術用器具の操作性を低下させることなく、その落下を防止す ることができる。
【0035】 (実施例3) 次に、前述の実施例とは更に異なる構成を有する落下防止ホルダについて説明 する。
【0036】 本実施例の落下防止ホルダの特徴は、図5に示すように指用保持部36が、ベ ルト状の布等から構成され、その両端にいわゆるマジックテープ状の粘着部が設 けられていることである。この指用保持部36の構成によると、落下防止ホルダ 10を使用する術者の指の太さのばらつきに対して広範囲に対応することができ る。
【0037】 また、更に別の特徴は、変形可能な部材から構成される器具掛部20を、図示 しない手術用器具に対して嵌合する構成としたこと、及び指用保持部36への取 付部20cと嵌合部20aとがコード部20bによって接続されていることであ る。なお、器具掛部20の取付部20cと、指用保持部の接続部36bとは互い に回動可能に嵌合されている。
【0038】 本実施例の落下防止ホルダによれば、手術用器具に対して器具掛部20を嵌合 させることにより、器具掛部20によって手術用器具を確実にかつ容易に保持す ることができ、手術中に器具掛部20から手術用器具が脱落することを防止する ことができる。
【0039】 また、器具掛部20をゴム等の弾性部材で構成したので、指用保持部36に対 して器具掛部20のコード部20bがかなり自由に回動(捩れ)等することがで きる。よって、落下防止ホルダの装着によって手術用器具の操作性を損ねること なく手術中の手術用器具の落下を防止することが可能となる。
【0040】 (実施例4) 次に、本実施例に係る落下防止ホルダ10の構成について図6を用いて説明す る。
【0041】 ここで、図6(a)は本実施例の落下防止ホルダ10の構成図、図6(b)は 器具掛部22の構成図、及び図6(c)は指用保持部40と器具掛部22との接 続方法について示す概略断面図である。
【0042】 本実施例の特徴は、幅の広い略リング形状であって変形可能な部材から構成さ れる指用保持部40と、同じく変形可能な部材であって手術用器具に対して嵌合 可能な器具掛部22とが、ほぼワンタッチでかつ互いに回動可能に接続され、か つ任意に取り外し可能な構成であることである。
【0043】 即ち、指用保持部40にはその下部に複数の爪部分を有し、一方、器具掛部2 2の接合部22bには、前記爪に対応した切り欠き部が形成され、指用保持部4 0の爪部分を器具掛部22の接合部22bに差し込むことによって両者は接続さ れる。
【0044】 本実施例の構成によれば、指用保持部と器具掛部とが回動可能であるので、落 下防止ホルダの装着によって手術用器具の操作性を損ねることなく手術中の手術 用器具の落下を防止することが可能となる。
【0045】 また、指用保持部と器具掛部との接続が容易でかつ取り外し可能とすることに より、指用保持部と器具掛部との組み合わせを任意とすることができ、この落下 防止ホルダの使用範囲をより広くすることが可能となる。
【0046】 更に、指用保持部の幅を広くすることにより、落下防止ホルダの指への装着性 を向上させることができる。
【0047】 (実施例5) 次に、上述の実施例とは更に異なる落下防止ホルダの構成について図7を用い て説明する。
【0048】 図7に示した落下防止ホルダ10は、変形可能なプラスチックやゴム(例えば シリコンラバー)等の弾性部材を一体成形したものである。器具掛部本体24は コード部24bを介して指用保持部42に接続されている。指用保持部42と器 具掛部24とは互いに変形することによって回動可能となっている。また、器具 掛部本体24aは洗濯バサミ状に成形され、器具掛部本体24aの両側部を指で 摘んで手術用器具を挟むことにより、器具掛部24を極めて容易に手術用器具に 装着することができる。
【0049】 なお、図7において指用保持部42を変形可能な金属等で構成し、弾性部材で 構成された器具掛部24をこの指用保持部42に取り付けてもよい。
【0050】 また、図8に示すように、ゴム(例えばシリコンラバー)等をいわゆる指サッ ク状に成形して指用保持部46とし、この指用保持部46に、図7と同様の洗濯 バサミ状の器具掛部24を取り付けてもよい。ここで図8(a)は、本実施例に 係る落下防止ホルダ10の構成図、図8(b)は、図8(a)の落下防止ホルダ 10の概略断面図である。
【0051】 図8に示すような落下防止ホルダの構成によれば、器具掛部が洗濯バサミ状で あるから手術用器具への装着が容易であり、また、指用保持部が指サック状であ るから指への装着性がよく指からの脱落防止効果が高い。なお、この指用保持部 を指サックではなく手袋によって構成し、手全体で手術用器具を保持する構成と してもよい。
【0052】 更に、図8の落下防止ホルダ10において、指用保持部46を変形可能とした ので指用保持部46と器具掛部24とは回動可能となっている。しかし、図7の ように、指用保持部46と器具掛部本体24aとを軟質のコード部24bを介し て接続する構成とすれば、両者の回動は更に容易となり、落下防止ホルダの装着 によって手術用器具の操作性を損ねることなく、手術中の手術用器具の落下を防 止することが可能となる。
【0053】 (実施例6) 次に、更に別の実施例について図9を用いて説明する。
【0054】 本実施例の特徴は、手術用器具11を手によって保持することである。即ち、 手用保持部48をゴム等の伸縮自在な弾性部材で、かつ4本の指全体、即ち手に 装着自在な大きさに形成した。そして、この手用保持部48には器具掛部26が 取り付けられている。器具掛部26は、手術用器具11に嵌合する嵌合部26a と、手用保持部48に対して回動が容易となるようにその表面に切り欠きが設け られた接続部26bとから構成されている。
【0055】 本実施例によれば、手を手用保持部に挿入して手術用器具を保持するため、例 えば手術用器具が重いものであってもその落下を確実に防止することができる。 また、手用保持部と器具掛部とが回動可能であるので、落下防止ホルダの装着 によって手術用器具の操作性を損ねることがない。
【0056】 (実施例7) 本実施例に係る落下防止ホルダ10について図10を用いて説明する。
【0057】 ここで、図10(a)は、本実施例の落下防止ホルダの組立図、図10(b) は図10(a)の落下防止ホルダの使用例を示す図である。
【0058】 本実施例の特徴は、手術用器具11を腕によって保持することである。即ち、 腕用保持部50を、使用者の腕(手首)に合わせて長さの調節が可能なベルト状 の弾性部材から構成したことである。
【0059】 そして、この腕用保持部50の接合部50bに対して、器具掛部28の接合部 28cが嵌め込まれている。器具掛部28のリング部28aには、図10(b) のように手術用器具11を通してこれを掛けることが可能である。また、リング 部28aと接合部28cは、コード部28bによって互いに接続されている。
【0060】 本実施例によれば、器具掛部28は、ゴム等の弾性部材で構成されているので 、腕用保持部50に対する器具掛部28の自由度を一層向上させることができ、 手術用器具の操作性は全く低下しない。
【0061】 また、腕即ち手首にこの腕用保持部を装着するので、手術中に腕(手)からこ の腕用保持部が脱落する可能性は極めて低く、手術用器具の落下を更に確実に防 止できる。
【0062】 なお、以上に説明した各実施例の指用・手用・腕用保持部と、器具掛部とは任 意に組み合わせ可能である。
【0063】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る手術用器具の落下防止ホルダによれば、任 意の手術用器具に装着自在とすることにより、従来の手術用器具の構成を変更す ることなく種々の手術用器具の落下を確実に防止することが可能となる。
【0064】 また、器具掛部が保持部に対して回動可能に取り付けられているので、落下防 止ホルダを装着した場合に、手術用器具の種類や手術用器具を把持する手が左右 どちらであるかにかかわらず、指や手等と手術用器具との向きを自由に調整する ことができるので、手術用器具の操作性が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係る手術用器具の落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図2】図1の落下防止ホルダを一部変更した落下防止
ホルダを手術用器具へ装着した場合の外観図である。
【図3】図1の落下防止ホルダを一部変更した落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図4】本考案の実施例2に係る手術用器具の落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図5】本考案の実施例3に係る手術用器具の落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図6】本考案の実施例4に係る手術用器具の落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図7】本考案の実施例5に係る手術用器具の落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図8】図7の落下防止ホルダを一部変更した落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図9】本考案の実施例6に係る手術用器具の落下防止
ホルダを示す概略構成図である。
【図10】本考案の実施例7に係る手術用器具の落下防
止ホルダを示す概略構成図である。
【図11】従来の手術用器具の落下防止機構について示
す概略構成図である。
【符号の説明】
10 手術用器具の落下防止ホルダ 11 手術用器具 12、20、28 器具掛部 30、32 指用保持部 48 手用保持部 50 腕用保持部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指、手又は腕に装着自在な保持部と、 前記保持部に対して回動可能に取り付けられ、手で取り
    扱われる手術用器具の少なくとも一部に装着自在な器具
    掛部と、 から構成されることを特徴とする手術用器具の落下防止
    ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記保持部及び前記器具掛部の少なくと
    も一方は、変形可能な部材から構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の手術用器具の落下防止ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記保持部は、その一部に切欠き部を有
    する略リング形状に成形された剛性部材から構成され、
    前記切欠き部の大きさを調整することにより前記リング
    の径を変更可能であることを特徴とする請求項2記載の
    手術用器具の落下防止ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記保持部は、略リング形状に成形され
    た伸縮自在な弾性部材から構成されていることを特徴と
    する請求項2記載の手術用器具の落下防止ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記保持部及び前記器具掛部の少なくと
    も一方は、長さ調節可能なベルト状の部材から構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の手術用器具の落
    下防止ホルダ。
JP7025993U 1993-12-28 1993-12-28 手術用器具の落下防止ホルダ Pending JPH08945U (ja)

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