JPH0975361A - 医療用鋼製器具 - Google Patents

医療用鋼製器具

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JPH0975361A
JPH0975361A JP7237297A JP23729795A JPH0975361A JP H0975361 A JPH0975361 A JP H0975361A JP 7237297 A JP7237297 A JP 7237297A JP 23729795 A JP23729795 A JP 23729795A JP H0975361 A JPH0975361 A JP H0975361A
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JP
Japan
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tweezers
steel instrument
hand
surgical
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP7237297A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nishimaki
巻 良 雄 西
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Mizuho Ika Kogyo KK
Original Assignee
Mizuho Ika Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手に安定した状態で把持され、長時間の細か
い作業を行なうことを可能にする。 【解決手段】 医療用鋼製器具10の把持部分14に指
の腹部分が入る程度の大きさの凹部15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、外科手
術に用いられるピンセットやはさみに適用され、安定し
た状態で把持することを可能にした医療用鋼製器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】外科手術に用いられるピンセット1は、
図9に示すように、先端部に挟持部2を設けた一対のピ
ンセット部分3,3を、基端部4を互いに結合すること
で構成され、ピンセット部分3,3を互いに近付く方向
に揺動することで、ピンセット部分3,3の挟持部2,
2で目的物を挟持する。ピンセット1のピンセット部分
3の揺動による挟持部2,2の挟持を確実に行なうため
に、ピンセット部3の把持部分5の外面に凹凸面6を形
成し、使用者の手の指がピンセット部分3の把持部分5
を確実に保持できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外科手術用ピンセット
1は、図10に示すように、ピンセット1の基端側部分
を親指と人差し指との間に置き、親指と中指を外科手術
用ピンセット1の把持部分5に設けた凹凸面6に置くこ
とで手に保持されるが、外科手術に際して、外科手術用
ピンセットの保持は、把持部分5に設けた凹凸面6を親
指と中指で押圧することで行なう。なお、外科手術の部
位によっては、外科手術用ピンセット10を親指と人差
し指で保持することがある。
【0004】すなわち、外科手術用ピンセットの保持
は、親指と中指を把持部分5に設けた凹凸面6に係合す
ることで行なうため、長時間の外科手術では、つかれて
保持力が低下し、外科手術用ピンセットを医者の手に位
置決めした状態に保持することができず、外科手術用ピ
ンセットによる長時間の細かい作業を行なうことを難し
くしている。
【0005】本発明は上記した点を考慮してなされたも
ので、手に安定した状態で把持され、長時間の細かい作
業を行なうことを可能にした医療用鋼製器具を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の医療用鋼製器具
は、把持部分に指の腹部分が当たる程度の凹部を設けた
たことで、把持部分に対する手の指先の位置を一定に
し、外科手術のような長時間の細かい作業を疲れること
なく行なうことを可能にする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
つき説明する。図1および図2は、本発明による医療用
鋼製器具を外科手術用ピンセット10に適用した例を示
す図であり、外科手術用ピンセット10は、先端部に挟
持部11を設けた一対のピンセット部分12,12を基
端部13を互いに結合することで構成されている。
【0008】上記外科手術用ピンセット10の一方のピ
ンセット部分12の把持部分14に相当する部位には手
の親指の腹部分が入る程度の大きさの凹部15が設けら
れている。この凹部15は、把持部分14に一体成形さ
れた環状突部16により形成される。この凹部15は、
図1では円形であるが長孔であってもよく、また、凹部
15は、図1では把持部分14を貫通しているが、把持
部分14の一部であってめくら孔(有底)のものでもよ
い。さらに、外科手術用ピンセット10の他方のピンセ
ット部分11の把持部分5には、従来の外科手術用ピン
セットの把持部分に設けた凹凸面と同様な凹凸面が形成
されている。外科手術用ピンセット10の他方のピンセ
ット部分11の把持部分5に手の中指または人差し指の
腹部分が入る程度の大きさの凹部15を設けることもで
きる。
【0009】上記外科手術用ピンセット10の一方のピ
ンセット部分12の把持部分14に突設された環状突部
16は、図1に示すように、把持部分11の面11aよ
り上方に突出し、環状突部16の側壁16aの周縁で凹
部15に入り込む親指の腹部分を係合する。
【0010】つぎに、作用を説明する。外科手術用ピン
セット10の手への保持は、手の親指の腹部分を外科手
術用ピンセット10の一方のピンセット部分11に設け
た環状突部16の凹部15に入れ,親指の腹部分を環状
突部16の側壁16aの周縁に係合するとともに、他方
のピンセット部分11の把持部分14に設けた凹凸面に
中指を係合することで行なう。このように、外科手術用
ピンセット10は、手の親指の腹部分を環状突部16の
側壁16aの周縁に係合することで、手に対して位置固
定された状態で安定保持され、したがって、医者の手に
よる長時間の外科手術における外科手術用ピンセット1
の細かい作業を可能にする。
【0011】図3ないし図6は本発明による他の実施の
形態を示し、図3および図4に示す実施の形態では、外
科手術用ピンセット20の一方のピンセット部分21の
把持部分22に別体の環状リング23を接着することで
親指の腹部分が入る凹部24を形成している。
【0012】図5および図6に示す実施の形態では、外
科手術用ピンセット30の一方のピンセット部分31の
把持部分32に長手方向に間隔を置いて複数の取付け孔
33,33を設け、指の腹部分が入る程度の凹部34を
設けた把持部材35を複数の取付け孔の1つに選択的に
嵌合している。複数の取付け孔33は大きさによっては
周辺部分が連なった連続したものとすることがができ
る。把持部材35は、たとえば、シリコン樹脂の成形品
であり使い捨てされる。外科手術用ピンセット30の把
持部分32への把持部材35の取付け位置を調整するこ
とで、外科手術用ピンセット30の医者の手の大きさに
応じた対応が可能となる。
【0013】図7および図8は、本発明による医療用鋼
製器具を外科手術用はさみ40に適用した例を示す図で
あり、外科手術用はさみ40の一方の取手41に手の親
指の腹部分が入る程度の大きさの凹部42が設けられて
いる。この凹部42は、取手41に一体成形された環状
突部43により形成される。環状突部43は別体の環状
リングを取手に接着することで形成することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、手に
安定した状態で把持され、長時間の細かい作業を行なう
ことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外科手術用ピンセットの正面図。
【図2】本発明による外科手術用ピンセットの側面図。
【図3】本発明による外科手術用ピンセットの他の実施
形態の側面図。
【図4】図3の正面図。
【図5】本発明による外科手術用ピンセットの他の実施
形態の側面図。
【図6】図5の正面図。
【図7】本発明による外科手術用はさみの正面図。
【図8】本発明による外科手術用はさみの側面図。
【図9】従来の外科手術用ピンセットの側面図。
【図10】外科手術用ピンセットの使用状態を示す図。
【符号の説明】
10 外科手術用ピンセット 11 挟持部 12 ピンセット部分 14 把持部分 15 凹部 16 環状突部 16a 側壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】把持部分に指の腹部分が入る程度の大きさ
    の凹部を設けたことを特徴とする医療用鋼製器具。
  2. 【請求項2】凹部が把持部分に一体成形された環状突部
    で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の医療用
    鋼製器具。
  3. 【請求項3】凹部が環状リングを把持部分に接着するこ
    とで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の医療
    用鋼製器具。
  4. 【請求項4】医療用鋼製器具がピンセットであり、一対
    のピンセット部分の少なくとも一方に凹部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の医療用鋼製器
    具。
  5. 【請求項5】医療用鋼製器具がはさみであることを特徴
    とする請求項1に記載の医療用鋼製器具。
  6. 【請求項6】把持部分に長手方向に間隔を置いて複数の
    取付け孔を設け、指の腹部分が入る程度の凹部を設けた
    把持部材を複数の取付け孔の1つに嵌合したことを特徴
    とする医療用鋼製器具。
  7. 【請求項7】医療用鋼製器具がピンセットであることを
    特徴とする請求項6に記載の医療用鋼製器具。
  8. 【請求項8】医療用鋼製器具がはさみであることを特徴
    とする請求項6に記載の医療用鋼製器具。
JP7237297A 1995-09-14 1995-09-14 医療用鋼製器具 Pending JPH0975361A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056769A1 (ja) * 2010-10-26 2012-05-03 Matsumura Nobuhisa 医療用マイクロ手術器具
JP2014117438A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Shoichi Nakamura 外科手術用器具
JP2022064792A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 隆則 須田 サムストッパー(親指止め)のある傘。

Cited By (4)

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