JPH089420A - カラー映像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置 - Google Patents
カラー映像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置Info
- Publication number
- JPH089420A JPH089420A JP13750194A JP13750194A JPH089420A JP H089420 A JPH089420 A JP H089420A JP 13750194 A JP13750194 A JP 13750194A JP 13750194 A JP13750194 A JP 13750194A JP H089420 A JPH089420 A JP H089420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- clock signal
- color subcarrier
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 NTSC方式の3原色信号と色副搬送波等からエ
ンコーダにより複合映像信号を生成する場合に、色副搬
送波によるドット妨害を目立ちにくくする。 【構成】 エンコーダに供給する色副搬送波信号を、NT
SC方式の正規色副搬送波周波数を任意の整数倍した第1
のクロック信号を発生する第1のクロック信号発生部1
と、第1のクロック信号より所定周波数分高く、又は低
くした第2のクロック信号を発生する第2のクロック信
号発生部2と、第1のクロック信号と第2のクロック信
号とを切り換える切り換え回路3と、切換回路よりのク
ロック信号が、第1のクロック信号のときにはNTSC方式
の正規周波数である第1の色副搬送波信号を発生し、第
2のクロック信号のときには、同第1の色副搬送波信号
に対し、所定周波数分高く、又は低くした周波数を有す
る第2の色副搬送波信号を発生する色副搬送波信号発生
部4との構成により発生するようにする。
ンコーダにより複合映像信号を生成する場合に、色副搬
送波によるドット妨害を目立ちにくくする。 【構成】 エンコーダに供給する色副搬送波信号を、NT
SC方式の正規色副搬送波周波数を任意の整数倍した第1
のクロック信号を発生する第1のクロック信号発生部1
と、第1のクロック信号より所定周波数分高く、又は低
くした第2のクロック信号を発生する第2のクロック信
号発生部2と、第1のクロック信号と第2のクロック信
号とを切り換える切り換え回路3と、切換回路よりのク
ロック信号が、第1のクロック信号のときにはNTSC方式
の正規周波数である第1の色副搬送波信号を発生し、第
2のクロック信号のときには、同第1の色副搬送波信号
に対し、所定周波数分高く、又は低くした周波数を有す
る第2の色副搬送波信号を発生する色副搬送波信号発生
部4との構成により発生するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー映像信号生成方
法及びカラー映像信号生成装置に係り、より詳細には、
NTSC方式における3原色(赤、青、緑)アナログ映
像信号と、水平及び垂直の各同期信号、及び色副搬送波
信号とに基づき、エンコーダにより複合映像信号を生成
する場合において、色副搬送波信号によるドット妨害を
目立ちにくくしたカラー映像信号の生成に関する。
法及びカラー映像信号生成装置に係り、より詳細には、
NTSC方式における3原色(赤、青、緑)アナログ映
像信号と、水平及び垂直の各同期信号、及び色副搬送波
信号とに基づき、エンコーダにより複合映像信号を生成
する場合において、色副搬送波信号によるドット妨害を
目立ちにくくしたカラー映像信号の生成に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式カラー映像信号の色副搬送
波周波数fsは、画面上での「ドット妨害」が目立たない
ようにするため次の周波数に定められている。 fs=(N・fh)/2=3.579545(MHz) ここに、fhは水平周波数であり、また、N=455 に定め
られている。しかし、上記の周波数にしてもドット妨害
が画面上認められなくなるわけではない。上記色副搬送
波は1フレーム(2フィールド)ごとに位相が180 度ず
れ、2フレームで1順する。このために、画面上ではド
ットが上下に流れるように見える。そして、このドット
妨害は映像解像度の高い装置ほど顕著となる。また、コ
ンピュータで作成された画像は色の飽和度が一般に高い
ため、このドット妨害が目立ち見苦しい場合が多い。こ
のため、従来の例えばゲーム機等では1フレーム単位の
走査線を整数本にしてノンインターレースにし、これに
よりドットの流れを防止するようにしているものもあ
る。しかし、ノンインターレースにした結果、垂直解像
度が低下するという弊害を生じている。
波周波数fsは、画面上での「ドット妨害」が目立たない
ようにするため次の周波数に定められている。 fs=(N・fh)/2=3.579545(MHz) ここに、fhは水平周波数であり、また、N=455 に定め
られている。しかし、上記の周波数にしてもドット妨害
が画面上認められなくなるわけではない。上記色副搬送
波は1フレーム(2フィールド)ごとに位相が180 度ず
れ、2フレームで1順する。このために、画面上ではド
ットが上下に流れるように見える。そして、このドット
妨害は映像解像度の高い装置ほど顕著となる。また、コ
ンピュータで作成された画像は色の飽和度が一般に高い
ため、このドット妨害が目立ち見苦しい場合が多い。こ
のため、従来の例えばゲーム機等では1フレーム単位の
走査線を整数本にしてノンインターレースにし、これに
よりドットの流れを防止するようにしているものもあ
る。しかし、ノンインターレースにした結果、垂直解像
度が低下するという弊害を生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来に
おいては、ドット妨害を目立たないようにする一つの手
段としてノンインターレースにする措置があるが、反
面、垂直解像度を低下させるという弊害がある。本発明
は、このような垂直解像度の低下を伴うことなく色副搬
送波によるドット妨害を目立たないようにしたカラー映
像信号生成装置を提供することを目的とする。
おいては、ドット妨害を目立たないようにする一つの手
段としてノンインターレースにする措置があるが、反
面、垂直解像度を低下させるという弊害がある。本発明
は、このような垂直解像度の低下を伴うことなく色副搬
送波によるドット妨害を目立たないようにしたカラー映
像信号生成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤色、緑色、
及び青色の各アナログ映像信号と、水平及び垂直の各同
期信号と、色副搬送波信号とから複合映像信号を生成す
るNTSC方式のエンコーダにおいて、前記色副搬送波
信号の周波数を、NTSC方式で定められた正規の色副
搬送波信号周波数に対し、垂直周波数に任意の奇数を乗
した値の4分の1に当たる周波数分高く、又は低くした
周波数に設定したカラー映像信号生成方法及びその装置
を提供するものである。
及び青色の各アナログ映像信号と、水平及び垂直の各同
期信号と、色副搬送波信号とから複合映像信号を生成す
るNTSC方式のエンコーダにおいて、前記色副搬送波
信号の周波数を、NTSC方式で定められた正規の色副
搬送波信号周波数に対し、垂直周波数に任意の奇数を乗
した値の4分の1に当たる周波数分高く、又は低くした
周波数に設定したカラー映像信号生成方法及びその装置
を提供するものである。
【0005】
【作用】NTSC方式の正規周波数をfs1 、本発明に係
る周波数をfs2 として両者の関係を数式で表すと次のよ
うになる。 fs2 =fs1 ±{(M・fv)/4} ここに、fs1 =3.579545(MHz)、Mは任意の奇数であ
り、fvは垂直周波数(59.94 (Hz)である。色副搬送波
fs2 を上式の関係にすることで、同色副搬送波fs2 の位
相が1フレームごとに180 度ズレることがなくなり、こ
の結果、ドットが流れて見えるという現象を防止するこ
ととなる。
る周波数をfs2 として両者の関係を数式で表すと次のよ
うになる。 fs2 =fs1 ±{(M・fv)/4} ここに、fs1 =3.579545(MHz)、Mは任意の奇数であ
り、fvは垂直周波数(59.94 (Hz)である。色副搬送波
fs2 を上式の関係にすることで、同色副搬送波fs2 の位
相が1フレームごとに180 度ズレることがなくなり、こ
の結果、ドットが流れて見えるという現象を防止するこ
ととなる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるカラー映
像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置を説明す
る。図1は本発明によるカラー映像信号生成方法及びそ
の装置の一実施例を示す要部ブロック図であり、エンコ
ード出力である複合(コンポジット)映像信号Svを正規
周波数の色副搬送波の信号にする場合と、本発明による
所定周波数シフトした色副搬送波の信号にする場合との
切り換えができるようにしたものである。図において、
1は正規周波数の色副搬送波に対応する第1のクロック
信号CK1を発生する第1のクロック信号発生部、2は前
記第1のクロック信号CK1と所定の周波数関係にした第
2のクロック信号CK2を発生する第2のクロック信号発
生部、3は第1のクロック信号CK1と第2のクロック信
号CK2とを切り換える切換回路、4は切換回路3よりの
クロック信号に基づき所要の色副搬送波信号を発生する
色副搬送波信号発生部、5はNTSC方式のディジタル映像
信号〔赤(R)、緑(G)、青(B)〕を一端記憶する
記憶部(VーRAM)、6は前記VーRAM5の書き込
み及び読み出し制御をなす制御部、7は前記VーRAM
5から読み出された映像信号をディジタルからアナログ
へ変換するD/A変換部、8は水平同期信号及び垂直同
期信号を発生する同期信号発生部、9はD/A変換部7
と、同期信号発生部8及び色副搬送波信号発生部4より
の各信号をもとに複合映像信号Svを生成するエンコーダ
である。
像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置を説明す
る。図1は本発明によるカラー映像信号生成方法及びそ
の装置の一実施例を示す要部ブロック図であり、エンコ
ード出力である複合(コンポジット)映像信号Svを正規
周波数の色副搬送波の信号にする場合と、本発明による
所定周波数シフトした色副搬送波の信号にする場合との
切り換えができるようにしたものである。図において、
1は正規周波数の色副搬送波に対応する第1のクロック
信号CK1を発生する第1のクロック信号発生部、2は前
記第1のクロック信号CK1と所定の周波数関係にした第
2のクロック信号CK2を発生する第2のクロック信号発
生部、3は第1のクロック信号CK1と第2のクロック信
号CK2とを切り換える切換回路、4は切換回路3よりの
クロック信号に基づき所要の色副搬送波信号を発生する
色副搬送波信号発生部、5はNTSC方式のディジタル映像
信号〔赤(R)、緑(G)、青(B)〕を一端記憶する
記憶部(VーRAM)、6は前記VーRAM5の書き込
み及び読み出し制御をなす制御部、7は前記VーRAM
5から読み出された映像信号をディジタルからアナログ
へ変換するD/A変換部、8は水平同期信号及び垂直同
期信号を発生する同期信号発生部、9はD/A変換部7
と、同期信号発生部8及び色副搬送波信号発生部4より
の各信号をもとに複合映像信号Svを生成するエンコーダ
である。
【0007】次に、本発明の動作について説明する。デ
ィジタルのRGB3原色信号は制御部6の制御のもと、
記憶部としてのVーRAM5に一端記憶後、再び読み出
され、D/A変換部7へ送られる。同D/A変換部7で
ディジタルからアナログの信号に変換され、同アナログ
信号(RGB)はエンコーダ9へ送られる。一方、同期
信号発生部8では水平同期信号、垂直同期信号等を発生
し、エンコーダ9へ送る。上記において、制御部6のV
ーRAM5に対する書き込みと読み出し制御、及び同期
信号発生部8における同期信号発生には正規周波数の色
副搬送波に対応するクロック信号CK1を使用する。エン
コーダ9には、上記D/A変換部7よりのRGB映像信
号と、同期信号発生部8よりの同期信号との他に色副搬
送波信号発生部4から色信号用の色副搬送波が送出され
る。本発明は、この色副搬送波信号に新たな技術を導入
したものである。
ィジタルのRGB3原色信号は制御部6の制御のもと、
記憶部としてのVーRAM5に一端記憶後、再び読み出
され、D/A変換部7へ送られる。同D/A変換部7で
ディジタルからアナログの信号に変換され、同アナログ
信号(RGB)はエンコーダ9へ送られる。一方、同期
信号発生部8では水平同期信号、垂直同期信号等を発生
し、エンコーダ9へ送る。上記において、制御部6のV
ーRAM5に対する書き込みと読み出し制御、及び同期
信号発生部8における同期信号発生には正規周波数の色
副搬送波に対応するクロック信号CK1を使用する。エン
コーダ9には、上記D/A変換部7よりのRGB映像信
号と、同期信号発生部8よりの同期信号との他に色副搬
送波信号発生部4から色信号用の色副搬送波が送出され
る。本発明は、この色副搬送波信号に新たな技術を導入
したものである。
【0008】エンコーダ9でエンコードする場合、色副
搬送波の従来の周波数fs1 は下記の周波数である。 fs1 =(N・fh)/2=3.579545(MHz) ………(1) これに対し、本発明ではfs1 を一定周波数シフトし、以
下の関係の周波数fs2にする。 fs2 =fs1 ±{(M・fv)/4} ………(2) ここに、N=455 、fhは水平周波数、Mは任意の奇数、
fvは垂直周波数、fs1は第1の色副搬送波信号の周波
数、及びfs2 は第2の色副搬送波信号の周波数である。
色副搬送波の周波数が上記(1)式のfs1 であり、走査
がインターレース走査の場合、色副搬送波信号の位相は
1フレーム(2フィールド)ごとに180 度ずれて反転す
る。このように反転するのは、2対1のインターレース
走査であること、及び周波数スペクトル分布において、
搬送色信号成分が水平周波数の間隔で分布している高域
輝度信号成分の間に挿入された形(インターリーブ)
(NTSC方式の原理)になっているためである。
搬送波の従来の周波数fs1 は下記の周波数である。 fs1 =(N・fh)/2=3.579545(MHz) ………(1) これに対し、本発明ではfs1 を一定周波数シフトし、以
下の関係の周波数fs2にする。 fs2 =fs1 ±{(M・fv)/4} ………(2) ここに、N=455 、fhは水平周波数、Mは任意の奇数、
fvは垂直周波数、fs1は第1の色副搬送波信号の周波
数、及びfs2 は第2の色副搬送波信号の周波数である。
色副搬送波の周波数が上記(1)式のfs1 であり、走査
がインターレース走査の場合、色副搬送波信号の位相は
1フレーム(2フィールド)ごとに180 度ずれて反転す
る。このように反転するのは、2対1のインターレース
走査であること、及び周波数スペクトル分布において、
搬送色信号成分が水平周波数の間隔で分布している高域
輝度信号成分の間に挿入された形(インターリーブ)
(NTSC方式の原理)になっているためである。
【0009】このように位相が反転するためにドットが
移動する(又は流れる)ように見える。そこで、周波数
を上記(2)式のfs2 にすることにより1フレームごと
の上記反転がなくなり、いずれのフレームでも同相とな
る。この結果、ドットが移動するように見える現象をな
くすことができる。(2)式で、fs1 に対するシフト周
波数(中括弧内)は高くしても、又は低くしてもいずれ
でもよい。いずれの場合にも色副搬送波の位相はフレー
ムごとに同相となるからである。また、Mは任意の奇数
であればよいが、M=1に選ぶと次の理由からよりベタ
ーである。一般に、カラーテレビ受信装置では色副搬送
波にロックするオッシレータ〔バリアブルコントロール
ドクリスタルオッシレータ(VCXO)〕を持っており、同
オッシレータ(VCXO)が、入力された色副搬送波に同期
するようにしている。このVCXOはfs1 =3.579545(MH
z)を中心に±数十〜数100Hzの範囲でロックする設
計になっているので、M=1であれば上記2式の中カッ
コ内はfv=59.94 Hzであるので15Hzとなり、現在のVCXO
をそのまま使用可能となるからである。
移動する(又は流れる)ように見える。そこで、周波数
を上記(2)式のfs2 にすることにより1フレームごと
の上記反転がなくなり、いずれのフレームでも同相とな
る。この結果、ドットが移動するように見える現象をな
くすことができる。(2)式で、fs1 に対するシフト周
波数(中括弧内)は高くしても、又は低くしてもいずれ
でもよい。いずれの場合にも色副搬送波の位相はフレー
ムごとに同相となるからである。また、Mは任意の奇数
であればよいが、M=1に選ぶと次の理由からよりベタ
ーである。一般に、カラーテレビ受信装置では色副搬送
波にロックするオッシレータ〔バリアブルコントロール
ドクリスタルオッシレータ(VCXO)〕を持っており、同
オッシレータ(VCXO)が、入力された色副搬送波に同期
するようにしている。このVCXOはfs1 =3.579545(MH
z)を中心に±数十〜数100Hzの範囲でロックする設
計になっているので、M=1であれば上記2式の中カッ
コ内はfv=59.94 Hzであるので15Hzとなり、現在のVCXO
をそのまま使用可能となるからである。
【0010】上記fs1 の色副搬送波、及びfs2 の色副搬
送波とを生成するため、クロック信号の周波数fck1、fc
k2をそれぞれ、fck1=n・fs1 、fck2=n・fs2 の関係
にする。fck1の第1のクロック信号CK1 を発生するのも
のが第1のクロック信号発生部1、fck2の第2のクロッ
ク信号CK2 を発生するのものが第2 のクロック信号発生
部2である。使用者は切換回路3により希望するいずれ
かのクロック信号を選択する。この選択に従い、色副搬
送波信号発生部4が所要の色副搬送波信号を発生する。
つまり、入力クロック信号がCK1 のときにはfs1 の色副
搬送波信号、同CK2 のときにはfs2 の色副搬送波信号を
それそれ発生し、エンコーダ4へ送出する。エンコーダ
4は入力された上記いずれかの色副搬送波信号と、D/
A変換部7よりの映像信号、及び同期信号発生部8より
の同期信号とから指定された色副搬送波の複合映像信号
Svを生成して出力する。
送波とを生成するため、クロック信号の周波数fck1、fc
k2をそれぞれ、fck1=n・fs1 、fck2=n・fs2 の関係
にする。fck1の第1のクロック信号CK1 を発生するのも
のが第1のクロック信号発生部1、fck2の第2のクロッ
ク信号CK2 を発生するのものが第2 のクロック信号発生
部2である。使用者は切換回路3により希望するいずれ
かのクロック信号を選択する。この選択に従い、色副搬
送波信号発生部4が所要の色副搬送波信号を発生する。
つまり、入力クロック信号がCK1 のときにはfs1 の色副
搬送波信号、同CK2 のときにはfs2 の色副搬送波信号を
それそれ発生し、エンコーダ4へ送出する。エンコーダ
4は入力された上記いずれかの色副搬送波信号と、D/
A変換部7よりの映像信号、及び同期信号発生部8より
の同期信号とから指定された色副搬送波の複合映像信号
Svを生成して出力する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ンコーダで映像信号を生成する場合に、色副搬送波信号
の周波数を従来の正規周波数から所定周波数シフトした
周波数にしたので、同色副搬送波信号によるドット妨害
を目立たなくすることができる。これにより、Y(輝度
信号)/C(カラー信号)分離特性が悪い装置や、高解
像度ディスプレイでのドット妨害を目立たないようにす
ることができ、より見やすい画像にすることができに
る。特に、色飽和度が大きいためにドット妨害が目立ち
やすいパソコンゲーム機等で本発明の効果は顕著とな
る。また、図1のように、正規周波数との切り換えを可
能にすることで使用者は信号の内容に応じて自由に選択
をすることができる。
ンコーダで映像信号を生成する場合に、色副搬送波信号
の周波数を従来の正規周波数から所定周波数シフトした
周波数にしたので、同色副搬送波信号によるドット妨害
を目立たなくすることができる。これにより、Y(輝度
信号)/C(カラー信号)分離特性が悪い装置や、高解
像度ディスプレイでのドット妨害を目立たないようにす
ることができ、より見やすい画像にすることができに
る。特に、色飽和度が大きいためにドット妨害が目立ち
やすいパソコンゲーム機等で本発明の効果は顕著とな
る。また、図1のように、正規周波数との切り換えを可
能にすることで使用者は信号の内容に応じて自由に選択
をすることができる。
【図1】本発明によるカラー映像信号生成方法及びカラ
ー映像信号生成装置の一実施例を示す要部ブロック図で
ある。
ー映像信号生成装置の一実施例を示す要部ブロック図で
ある。
1 第1のクロック信号発生部 2 第2のクロック信号発生部 3 切換回路 4 色副搬送波信号発生部 5 記憶部(VーRAM) 6 制御部 7 D/A変換部 8 同期信号発生部 9 エンコーダ fs1 第1の色副搬送波信号周波数 fs2 第2の色副搬送波信号周波数 CK1 第1のクロック信号 CK2 第2のクロック信号
Claims (5)
- 【請求項1】 赤色、緑色、及び青色の各アナログ映像
信号と、水平及び垂直の各同期信号と、色副搬送波信号
とから複合映像信号を生成するNTSC方式のエンコー
ダにおいて、前記色副搬送波信号の周波数を、NTSC
方式で定められた正規の色副搬送波信号周波数に対し、
垂直周波数に任意の奇数を乗した値の4分の1に当たる
周波数分高く、又は低くした周波数に設定したことを特
徴とするカラー映像信号生成方法。 - 【請求項2】 NTSC方式における正規の色副搬送波
信号周波数より高くした前記の色副搬送波信号の発生
を、同色副搬送波信号の周波数の整数倍の周波数に設定
したクロック信号に基づき発生するようにしたことを特
徴とする請求項1記載のカラー映像信号生成方法。 - 【請求項3】 NTSC方式における正規の色副搬送波
信号周波数より低くした前記の色副搬送波信号の発生
を、同色副搬送波信号の周波数の整数倍の周波数に設定
したクロック信号に基づき発生するようにしたことを特
徴とする請求項1記載のカラー映像信号生成方法。 - 【請求項4】 赤色、緑色、及び青色の各アナログ映像
信号と、水平及び垂直の各同期信号と、色副搬送波信号
とから複合映像信号を生成するNTSC方式のエンコー
ダにおいて、前記色副搬送波信号を、NTSC方式にお
ける正規の色副搬送波信号における周波数を任意の整数
倍した周波数を有する第1のクロック信号を発生する第
1のクロック信号発生部と、前記第1のクロック信号よ
り、垂直周波数に任意の奇数を乗した値の4分の1の周
波数に前記と同値の整数倍した周波数分高く、又は低く
した周波数を有する第2のクロック信号を発生する第2
のクロック信号発生部と、前記第1のクロック信号発生
部よりの第1のクロック信号と第2のクロック信号発生
部よりの第2のクロック信号とを切り換える切り換え回
路と、前記切換回路よりのクロック信号が第1のクロッ
ク信号のときには、NTSC方式で定められた正規周波
数の第1の色副搬送波信号を発生し、同切換回路よりの
クロック信号が第2のクロック信号のときには、同第1
の色副搬送波信号に対し、垂直周波数に任意の奇数を乗
した値の4分の1に当たる周波数分高く、又は低くした
周波数を有する第2の色副搬送波信号を発生する色副搬
送波信号発生部との構成により発生するようにしたこと
を特徴とするカラー映像信号生成装置。 - 【請求項5】 垂直周波数に乗ずる前記任意の奇数を
「1」に設定したことを特徴とする請求項4のカラー映
像信号生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13750194A JPH089420A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | カラー映像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13750194A JPH089420A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | カラー映像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089420A true JPH089420A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15200146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13750194A Pending JPH089420A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | カラー映像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089420A (ja) |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13750194A patent/JPH089420A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100195358B1 (ko) | 라인 메모리 및 제어 시스템 | |
US5781241A (en) | Apparatus and method to convert computer graphics signals to television video signals with vertical and horizontal scaling requiring no frame buffers | |
US5349385A (en) | Adaptive scan converter | |
US5986635A (en) | Processor for converting pixel number of video signal and display apparatus using the same | |
US6107984A (en) | Processor of video signal and display unit using the same | |
JP2838402B2 (ja) | テレビジョン装置 | |
JPH09107557A (ja) | コンピュータビデオ信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出する装置及び方法 | |
JPH07184137A (ja) | テレビジョン受像装置 | |
KR100662219B1 (ko) | 클록 생성 회로, 화상 표시 장치 및 방법 | |
JPH0851600A (ja) | 映像信号変換装置 | |
US5912714A (en) | Clock generator for a video signal processing apparatus | |
EP0480910A2 (en) | Image displaying system | |
JPH089420A (ja) | カラー映像信号生成方法及びカラー映像信号生成装置 | |
JP2004533130A (ja) | ラインロックデジタルビデオ装置における色副搬送波発生の安定化方法 | |
JP3695861B2 (ja) | スキャンコンバータ | |
JP2564088Y2 (ja) | 液晶テレビジョン受像機 | |
US6292224B1 (en) | Method for eliminating dot-crawl on NTSC television monitors | |
CA2160030C (en) | Scanning converter for video display | |
KR930009180B1 (ko) | 텔레비젼 방식 변환기 | |
JPH0321918B2 (ja) | ||
JPH0430789B2 (ja) | ||
JPH04288783A (ja) | 映像装置のクロック発生回路 | |
JPS6281892A (ja) | コンポジツト信号発生方法 | |
JPS6057796A (ja) | 走査変換装置 | |
JPH04351083A (ja) | マルチダウンコンバータ用同期信号発生回路 |