JPH0893699A - コンプレッサ駆動用水冷エンジンの冷却装置 - Google Patents

コンプレッサ駆動用水冷エンジンの冷却装置

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Publication number
JPH0893699A
JPH0893699A JP25017894A JP25017894A JPH0893699A JP H0893699 A JPH0893699 A JP H0893699A JP 25017894 A JP25017894 A JP 25017894A JP 25017894 A JP25017894 A JP 25017894A JP H0893699 A JPH0893699 A JP H0893699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
engine
cooler
line
water supply
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25017894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kajino
安弘 鍛治野
Nobuyuki Ezaki
信之 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP25017894A priority Critical patent/JPH0893699A/ja
Publication of JPH0893699A publication Critical patent/JPH0893699A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水ライン4から供給される給水温度が低下
した場合にもエンジン冷却器20に所定温度の冷却水を所
定量以上循環させることによりエンジン側水系6、20、
8の内面にスケールが推積したり、コロージョンが発生
したりするのを未然に防止する。 【構成】 ガス冷却器3の排水ライン5から分岐された
温排水とガス冷却器3の給水ライン4から分岐された給
水とを混合弁11で混合して所定の温度に調整した後、エ
ンジン冷却器20に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンプレッサ駆動用水冷
エンジンの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置の1例が図2に示されてい
る。1は遠心式多段コンプレッサで、その中間段から抽
出された圧縮ガスを冷却するための水冷ガス冷却器3を
具備している。コンプレッサ1を駆動するためのガスエ
ンジン2は水冷エンジン冷却器20を内蔵している。
【0003】河川水、井戸水等からなる給水は給水ライ
ン4を通ってガス冷却器3に入り、ここで圧縮ガスを冷
却することによって昇温し、温排水となってて排水ライ
ン5を通って排出される。
【0004】上記給水の一部は給水ライン4から分岐し
たエンジン用給水ライン6及びこれに介装された温度制
御弁7を通ってエンジン冷却器20に入り、ここでエンジ
ン2を冷却することによって昇温し、温排水となってエ
ンジン用排水ライン8を通って排水ライン5に流入し、
ガス冷却器3から流出した温排水と合流して排出され
る。
【0005】エンジン冷却器20の温度をセンサ9によっ
て検知し、この温度が一定になるように温度制御弁7の
開度を制御することによってエンジン2の空燃比を一定
に維持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、冬季等給水の温度が低下した場合には、温度制御
弁7の開度が小さくなり、これに伴ってエンジン用給水
ライン6、エンジン冷却器20、エンジン用排水ライン8
を流過する水量が少なくなり、かつ、流速も遅くなるの
で、これらの内面にスケールが推積したりコロージョン
が発生したりするとともに甚だしい場合にはエンジン冷
却器20の詰まりや破孔が発生するおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、水冷ガス冷却器を具備するコンプレッサを水冷
エンジン冷却器を内蔵するエンジンによって駆動するよ
うにしたコンプレッサ駆動用水冷エンジンの冷却装置に
おいて、上記ガス冷却器の排水ラインから分岐された温
排水と上記ガス冷却器の給水ラインから分岐された給水
とを混合弁で混合して所定の温度に調整した後、上記エ
ンジン冷却器に供給することを特徴とするコンプレッサ
駆動用水冷エンジンの冷却装置にある。
【0008】上記ガス冷却器の排水ラインに流量調整オ
リフィスを設け、この上流側に上記エンジン冷却器への
給水ラインの分岐部を接続するとともにこの下流側に上
記エンジン冷却器からの排水ラインを接続することがで
きる。
【0009】
【作用】本発明においては、ガス冷却器の排水ラインか
ら分岐した温排水とガス冷却器の給水ラインから分岐し
た給水は混合弁で混合されることにより所定の温度とな
ってエンジン冷却器に供給される。
【0010】ガス冷却器から流出した温排水の一部はエ
ンジン冷却器に流入するが、残部は流量調整オリフィス
を流過した後、エンジン冷却器から流出した温排水と合
流して排出される。
【0011】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。ガ
ス冷却器3から流出した温排水の一部は排水ライン5か
ら分岐したライン10を経て混合弁11に入る。一方、給水
の一部は給水ライン4から分岐したライン12を経て混合
弁11に入り、ここでライン10を通って来た温排水と混合
されることにより所定の温度となってエンジン用給水ラ
イン6を経てエンジン冷却器20に供給される。
【0012】また、排水ライン5にはライン10との分岐
部とエンジン用排水ライン8との合流部との間に流量調
整オリフィス13が介装されている。他の構成は図2に示
す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号
が付されている。
【0013】しかして、給水は給水ライン4を通ってガ
ス冷却器3に入り、ここで圧縮ガスを冷却することによ
って昇温して30℃以上の温排水となり、排水ライン5及
びこれを介装された流量調整オリフィス13を通って排出
される。
【0014】給水の一部は給水ライン4から分岐してラ
イン12を経て混合弁11に入り、ここで排水ライン5から
分岐してライン10を通ってきた温排水と混合することに
よって所定の温度( 例えば、30℃) となる。次いで、エ
ンジン用給水ライン6を経てエンジン冷却器20に入りこ
こでエンジン2を冷却することによって昇温して温排水
となり、エンジン用排水ライン8を通って排水ライン5
に入り、ガス冷却器3から流出した温排水と合流して排
出される。
【0015】かくして、冬季等、給水の温度が低下した
場合であっても、エンジン冷却器20には常時所定の温度
の冷却水を供給できるので、エンジン2の空燃比を一定
に維持することができる。
【0016】また、エンジン用給水ライン6、エンジン
冷却器20及びエンジン用排水ライン8には常時所定量以
上の冷却水が流れるので、これらの内面にスケールが推
積したりコロージョンが発生したりするのを未然に防止
できる。
【0017】また、ライン10、混合弁11、エンジン用給
水ライン6、エンジン冷却器20、エンジン用排水ライン
8からなるエンジン側水系の通水抵抗がコンプレッサ側
水系(ライン12の分岐部以後の給水ライン4、ガス冷却
器3、ライン10の分岐部までの排水ライン5)の通水抵
抗より大きい場合であっても流量調整オリフィス13の抵
抗値を適宜選択することによってエンジン側水系に所定
量の冷却水を通水させることができる。
【0018】なお、エンジン側水系の通水抵抗がコンプ
レッサ側水系のそれよ小さい場合には、流量調整オリフ
ィス13を省略することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、ガス冷却器の排水ラ
インから分岐した温排水とガス冷却器の給水ラインから
分岐した給水は混合弁で混合されることにより所定の温
度となってエンジン冷却器に供給される。この結果、給
水温度の変化に拘らずエンジン冷却器に常時所定温度の
冷却水を供給できるので、エンジンの空燃比を一定に維
持できる。
【0020】また、エンジン冷却器には常時所定量の冷
却水が流過するので、エンジン側水系の内面にスケール
が推積したり、コロージョンが発生したりするのを未然
に防止できる。
【0021】また、ガス冷却器の排水ラインに流量調整
オリフィスを設け、この上流側にエンジン冷却器への給
水ラインの分岐部を接続するとともにこの下流側にエン
ジン冷却器の排水ラインを接続すれば、エンジン側水系
の通水抵抗がコンプレッサ側水系のそれより大きい場合
であってもガス冷却器から流出した温排水をエンジン側
水系に分岐して供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す配管系統図である。
【図2】従来装置の配管系統図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 3 ガス冷却器 2 エンジン 20 エンジン冷却器 4 給水ライン 5 排水ライン 6 エンジン用給水ライン 8 エンジン用排水ライン 11 混合弁 13 流量調整オリフィス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷ガス冷却器を具備するコンプレッサ
    を水冷エンジン冷却器を内蔵するエンジンによって駆動
    するようにしたコンプレッサ駆動用水冷エンジンの冷却
    装置において、上記ガス冷却器の排水ラインから分岐さ
    れた温排水と上記ガス冷却器の給水ラインから分岐され
    た給水とを混合弁で混合して所定の温度に調整した後、
    上記エンジン冷却器に供給することを特徴とするコンプ
    レッサ駆動用水冷エンジンの冷却装置。
  2. 【請求項2】 上記ガス冷却器の排水ラインに流量調整
    オリフィスを設け、この上流側に上記エンジン冷却器へ
    の給水ラインの分岐部を接続するとともにこの下流側に
    上記エンジン冷却器からの排水ラインを接続したことを
    特徴とする請求項1記載のコンプレッサ駆動用水冷エン
    ジンの冷却装置。
JP25017894A 1994-09-20 1994-09-20 コンプレッサ駆動用水冷エンジンの冷却装置 Withdrawn JPH0893699A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102251988A (zh) * 2011-07-08 2011-11-23 中国铝业股份有限公司 一种铝电解烟气净化风机冷却系统循环节水方法
CN103277346A (zh) * 2013-06-28 2013-09-04 唐山怡人鼓风机制造有限公司 可水冷却降温的多级鼓风机
JP2016524083A (ja) * 2013-07-04 2016-08-12 バレオ システム テルミクValeo Systemes Thermiques 熱交換器、特には自動車エンジン用の給気冷却器の冷却液の循環を調整する装置

Cited By (3)

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CN102251988A (zh) * 2011-07-08 2011-11-23 中国铝业股份有限公司 一种铝电解烟气净化风机冷却系统循环节水方法
CN103277346A (zh) * 2013-06-28 2013-09-04 唐山怡人鼓风机制造有限公司 可水冷却降温的多级鼓风机
JP2016524083A (ja) * 2013-07-04 2016-08-12 バレオ システム テルミクValeo Systemes Thermiques 熱交換器、特には自動車エンジン用の給気冷却器の冷却液の循環を調整する装置

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Effective date: 20011120