JPH089366A - 符号化復号化画像の処理方法 - Google Patents
符号化復号化画像の処理方法Info
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- JPH089366A JPH089366A JP13267494A JP13267494A JPH089366A JP H089366 A JPH089366 A JP H089366A JP 13267494 A JP13267494 A JP 13267494A JP 13267494 A JP13267494 A JP 13267494A JP H089366 A JPH089366 A JP H089366A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】画像信号を高能率符号化して得られた符号列を
復号した復号画像信号に対して編集・符号化等の処理を
多段階に行う場合に,画質の劣化を最小限に抑える符号
化復号化画像の処理方法を提供する。 【構成】画像信号を高能率符号化して得られる符号列2
を画像復号部3により復号する際に,処理される復号画
像4が符号化された時の符号化パラメータ6を,符号化
パラメータ抽出部5により抽出し,画像処理部7は抽出
された符号化パラメータ6を参照しながら復号画像4の
編集等を行い,画像処理された信号8を出力する。
復号した復号画像信号に対して編集・符号化等の処理を
多段階に行う場合に,画質の劣化を最小限に抑える符号
化復号化画像の処理方法を提供する。 【構成】画像信号を高能率符号化して得られる符号列2
を画像復号部3により復号する際に,処理される復号画
像4が符号化された時の符号化パラメータ6を,符号化
パラメータ抽出部5により抽出し,画像処理部7は抽出
された符号化パラメータ6を参照しながら復号画像4の
編集等を行い,画像処理された信号8を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,符号化された画像を
復号化し,得られた復号画像に編集等の処理を施して得
られる画像を再び符号化して伝送・蓄積するという過程
を多段に繰り返す場合に,編集あるいは多段接続処理の
際に生じる各種符号化パラメータを一致させることによ
り,結果として,符号化・復号化を繰り返しても画質劣
化を最小限に抑えることのできる符号化復号化画像の処
理方法に関するものである。
復号化し,得られた復号画像に編集等の処理を施して得
られる画像を再び符号化して伝送・蓄積するという過程
を多段に繰り返す場合に,編集あるいは多段接続処理の
際に生じる各種符号化パラメータを一致させることによ
り,結果として,符号化・復号化を繰り返しても画質劣
化を最小限に抑えることのできる符号化復号化画像の処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今,高能率符号化復号化されて得られて
いる復号画像に対して,再び符号化を行う場合を考え
る。
いる復号画像に対して,再び符号化を行う場合を考え
る。
【0003】この場合,処理の内容によっては,必ずし
も符号化によって得られている符号列のまま実行できる
わけではない。たとえば,画面の一部分を他の部分に移
動したり,1つのシーケンスからある時間部分を抜き出
して他のシーケンスに挿入したり,あるいはスローモー
ション映像を作成したりというような編集処理を行う場
合には,一旦符号列を復号してPCM(Pulse Code Mod
ulation )信号の復号画像を得た後に処理を実行する必
要性が生じる。
も符号化によって得られている符号列のまま実行できる
わけではない。たとえば,画面の一部分を他の部分に移
動したり,1つのシーケンスからある時間部分を抜き出
して他のシーケンスに挿入したり,あるいはスローモー
ション映像を作成したりというような編集処理を行う場
合には,一旦符号列を復号してPCM(Pulse Code Mod
ulation )信号の復号画像を得た後に処理を実行する必
要性が生じる。
【0004】符号化復号化して得られている画像に編集
処理等を施した後,再び高能率符号化して伝送・蓄積等
を行う場合を考えると,符号化・復号化を複数回繰り返
す,すなわち多段接続する状況が生じることになる。
処理等を施した後,再び高能率符号化して伝送・蓄積等
を行う場合を考えると,符号化・復号化を複数回繰り返
す,すなわち多段接続する状況が生じることになる。
【0005】図4は,符号化復号化画像の編集作業を伴
う場合の,符号化復号化の多段接続の従来方式による構
成例を示す図である。まず,入力端子81から入力され
たPCMディジタル画像信号82は,第1の符号化部8
3において高能率符号化が施され,第1の符号列84が
得られる。第1の符号列84は伝送あるいは蓄積された
後,第1の復号化部85において復号され,PCM信号
の第1の復号画像86が得られる。得られた復号画像に
対して,画像編集部87において編集処理が施され,編
集画像88が得られる。次に,編集画像88が再び伝送
あるいは蓄積のために,第2の符号化部89に入力され
て高能率符号化が施され,第2の符号列90が得られ
る。第2の符号列90は伝送あるいは蓄積された後,第
2の復号化部91において復号されPCM信号の第2の
復号画像92が得られる。
う場合の,符号化復号化の多段接続の従来方式による構
成例を示す図である。まず,入力端子81から入力され
たPCMディジタル画像信号82は,第1の符号化部8
3において高能率符号化が施され,第1の符号列84が
得られる。第1の符号列84は伝送あるいは蓄積された
後,第1の復号化部85において復号され,PCM信号
の第1の復号画像86が得られる。得られた復号画像に
対して,画像編集部87において編集処理が施され,編
集画像88が得られる。次に,編集画像88が再び伝送
あるいは蓄積のために,第2の符号化部89に入力され
て高能率符号化が施され,第2の符号列90が得られ
る。第2の符号列90は伝送あるいは蓄積された後,第
2の復号化部91において復号されPCM信号の第2の
復号画像92が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記で述べたように,
符号化復号化して得られている画像に対し,編集等の処
理を施した後,再び高能率符号化して伝送・蓄積等を行
う場合を考えると,符号化・復号化を複数回繰り返す,
すなわち多段接続する状況が生じることになる。符号化
復号化の多段接続については,一般的に接続段数が増加
するに従って得られる復号画像の画質は徐々に低下す
る。画質劣化の程度は接続の形態によって異なるが,一
般的に各段の符号化の際の符号化パラメータに差異があ
るとその程度が大きくなる。
符号化復号化して得られている画像に対し,編集等の処
理を施した後,再び高能率符号化して伝送・蓄積等を行
う場合を考えると,符号化・復号化を複数回繰り返す,
すなわち多段接続する状況が生じることになる。符号化
復号化の多段接続については,一般的に接続段数が増加
するに従って得られる復号画像の画質は徐々に低下す
る。画質劣化の程度は接続の形態によって異なるが,一
般的に各段の符号化の際の符号化パラメータに差異があ
るとその程度が大きくなる。
【0007】従来の多段接続方法では,処理される復号
画像が符号化された時の符号化パラメータにかかわら
ず,PCM信号として得られている復号画像のみを取り
扱うことになるため,編集処理等の種類によっては,編
集後の画像を再び符号化する場合に,編集前の画像が得
られた時に用いられた符号化パラメータと不一致を生じ
る可能性があった。
画像が符号化された時の符号化パラメータにかかわら
ず,PCM信号として得られている復号画像のみを取り
扱うことになるため,編集処理等の種類によっては,編
集後の画像を再び符号化する場合に,編集前の画像が得
られた時に用いられた符号化パラメータと不一致を生じ
る可能性があった。
【0008】たとえば,MPEG(Motion Picture Exp
ert Group )符号化方式では,図5に示すように,フレ
ームの符号化タイプを,そのフレーム内のみで符号化す
るIピクチャ,時間的に過去のフレームを用いて符号化
するPピクチャ,時間的に過去および未来の両方のフレ
ームを用いて符号化するBピクチャの3種類に分けて符
号化する。この場合,符号化復号化を多段に接続すると
きに,ピクチャタイプを一致させると画質劣化を最小限
にできるが,復号されてPCM信号になった復号画像の
みを用いて編集を行ったあと再符号化する場合には,編
集処理あるいは再符号化の際に,フレームのピクチャタ
イプを参照することができない。従って,再符号化する
時のピクチャタイプが,先に符号化された時に用いられ
たピクチャタイプと必ずしも一致しないために,多段に
接続した場合に画質劣化の程度が大きくなってしまうと
いう問題点があった。
ert Group )符号化方式では,図5に示すように,フレ
ームの符号化タイプを,そのフレーム内のみで符号化す
るIピクチャ,時間的に過去のフレームを用いて符号化
するPピクチャ,時間的に過去および未来の両方のフレ
ームを用いて符号化するBピクチャの3種類に分けて符
号化する。この場合,符号化復号化を多段に接続すると
きに,ピクチャタイプを一致させると画質劣化を最小限
にできるが,復号されてPCM信号になった復号画像の
みを用いて編集を行ったあと再符号化する場合には,編
集処理あるいは再符号化の際に,フレームのピクチャタ
イプを参照することができない。従って,再符号化する
時のピクチャタイプが,先に符号化された時に用いられ
たピクチャタイプと必ずしも一致しないために,多段に
接続した場合に画質劣化の程度が大きくなってしまうと
いう問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,この問題点を
解決するためになされたものであって,高能率符号化し
て得られている符号列を復号して得られる復号画像信号
を処理する場合に,符号列から,符号化の際に用いられ
た符号化パラメータを抽出し,抽出されたパラメータを
参照しながら復号画像信号の編集あるいは再符号化等の
処理を行うようにする。
解決するためになされたものであって,高能率符号化し
て得られている符号列を復号して得られる復号画像信号
を処理する場合に,符号列から,符号化の際に用いられ
た符号化パラメータを抽出し,抽出されたパラメータを
参照しながら復号画像信号の編集あるいは再符号化等の
処理を行うようにする。
【0010】本発明の原理ブロック図を図1に示す。図
1において,1は入力端子,2は符号列,3は画像復号
部,4は復号画像,5は符号化パラメータ抽出部,6は
符号化パラメータ,7は画像処理部,8は画像処理され
た信号,9は出力端子を表す。
1において,1は入力端子,2は符号列,3は画像復号
部,4は復号画像,5は符号化パラメータ抽出部,6は
符号化パラメータ,7は画像処理部,8は画像処理され
た信号,9は出力端子を表す。
【0011】入力端子1から入力された符号列2は,画
像復号部3において復号され,PCM信号の復号画像4
が得られる。一方,符号列2から符号化パラメータ抽出
部5において,符号列2を得た時に用いられた符号化パ
ラメータ6が抽出される。画像処理部7では符号化パラ
メータ6を参照しながら,PCM信号の復号画像4の編
集あるいは処理が行われ,編集あるいは処理後の画像処
理された信号8が出力端子9へ出力される。
像復号部3において復号され,PCM信号の復号画像4
が得られる。一方,符号列2から符号化パラメータ抽出
部5において,符号列2を得た時に用いられた符号化パ
ラメータ6が抽出される。画像処理部7では符号化パラ
メータ6を参照しながら,PCM信号の復号画像4の編
集あるいは処理が行われ,編集あるいは処理後の画像処
理された信号8が出力端子9へ出力される。
【0012】
【作用】以上述べたような方法によれば,画像信号を高
能率符号化して得られた符号列を一旦PCM信号に復号
した画像に対して編集・符号化等の処理をする際に,処
理される復号画像が符号化された時の符号化パラメータ
を参照しながら行うことが可能となる。従って,復号画
像に編集等の処理を施して得られる画像を再び符号化す
ることを考慮に入れて,符号化パラメータが一致するよ
うに編集等の処理を行うことができる。
能率符号化して得られた符号列を一旦PCM信号に復号
した画像に対して編集・符号化等の処理をする際に,処
理される復号画像が符号化された時の符号化パラメータ
を参照しながら行うことが可能となる。従って,復号画
像に編集等の処理を施して得られる画像を再び符号化す
ることを考慮に入れて,符号化パラメータが一致するよ
うに編集等の処理を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。本実施例で
は,MPEG方式によって符号化復号化された画像を編
集して,再びMPEG方式にて伝送あるいは蓄積する場
合を考える。編集としては,1つのシーケンスからある
部分を抜き出し,別のシーケンスの一部へ組み込むこと
を想定する。
は,MPEG方式によって符号化復号化された画像を編
集して,再びMPEG方式にて伝送あるいは蓄積する場
合を考える。編集としては,1つのシーケンスからある
部分を抜き出し,別のシーケンスの一部へ組み込むこと
を想定する。
【0014】MPEG符号化方式では,各フレームの符
号化タイプを,そのフレーム内のみで符号化するIピク
チャ,時間的に過去のフレームを用いて符号化するPピ
クチャ,時間的に過去および未来の両方のフレームを用
いて符号化するBピクチャの3種類に分けて符号化する
が,MPEGの符号化復号化を多段に接続する場合に,
ピクチャタイプを一致させると画質劣化を最小限にでき
ることが知られている。
号化タイプを,そのフレーム内のみで符号化するIピク
チャ,時間的に過去のフレームを用いて符号化するPピ
クチャ,時間的に過去および未来の両方のフレームを用
いて符号化するBピクチャの3種類に分けて符号化する
が,MPEGの符号化復号化を多段に接続する場合に,
ピクチャタイプを一致させると画質劣化を最小限にでき
ることが知られている。
【0015】図2に示すように,画像符号列として2つ
のシーケンスS1 ,S2 があり,1段目の符号化復号化
においてのピクチャタイプ構造がいずれも,2フレーム
ごとにPピクチャ,6フレームごとにIピクチャである
とする。この復号画像シーケンスS1'の第m1 フレーム
からm2 フレームの部分を復号画像シーケンスS2'の第
n1 フレームから開始する部分にオーバライトするよう
な編集を考える。この場合,図2に示すようにシーケン
スS1 の第m1 フレームからm2 フレームの部分のピク
チャタイプ構造と一致するように挿入開始フレームn1
を調整し,調整された挿入開始フレームn1'を先頭にし
てオーバライトを行う。すなわち,IピクチャはIピク
チャ,PピクチャはPピクチャ,BピクチャはBピクチ
ャとなるようにオーバライトを行い,編集画像シーケン
スS3 を得るようにする。
のシーケンスS1 ,S2 があり,1段目の符号化復号化
においてのピクチャタイプ構造がいずれも,2フレーム
ごとにPピクチャ,6フレームごとにIピクチャである
とする。この復号画像シーケンスS1'の第m1 フレーム
からm2 フレームの部分を復号画像シーケンスS2'の第
n1 フレームから開始する部分にオーバライトするよう
な編集を考える。この場合,図2に示すようにシーケン
スS1 の第m1 フレームからm2 フレームの部分のピク
チャタイプ構造と一致するように挿入開始フレームn1
を調整し,調整された挿入開始フレームn1'を先頭にし
てオーバライトを行う。すなわち,IピクチャはIピク
チャ,PピクチャはPピクチャ,BピクチャはBピクチ
ャとなるようにオーバライトを行い,編集画像シーケン
スS3 を得るようにする。
【0016】このようにすれば,シーケンスS3 を再度
符号化する場合に,シーケンスS2'に対して抽出されて
いるピクチャタイプを参照することにより,各フレーム
に対して1段目で用いられたピクチャタイプと同一のも
のを適用でき,1段目でIピクチャで符号化されたフレ
ームはIピクチャ,Pピクチャで符号化されたフレーム
はPピクチャ,Bピクチャで符号化されたフレームはB
ピクチャで符号化することが可能となる。
符号化する場合に,シーケンスS2'に対して抽出されて
いるピクチャタイプを参照することにより,各フレーム
に対して1段目で用いられたピクチャタイプと同一のも
のを適用でき,1段目でIピクチャで符号化されたフレ
ームはIピクチャ,Pピクチャで符号化されたフレーム
はPピクチャ,Bピクチャで符号化されたフレームはB
ピクチャで符号化することが可能となる。
【0017】本発明の実施例のブロック構成を,図3に
示す。第1の入力端子11から入力された画像信号S1
は,第1のMPEG符号化部12において符号化され,
得られた第1の符号列13が伝送あるいは蓄積され,第
1のMPEG復号化部14にて復号され,第1の復号P
CM画像15としてS1'が得られる。
示す。第1の入力端子11から入力された画像信号S1
は,第1のMPEG符号化部12において符号化され,
得られた第1の符号列13が伝送あるいは蓄積され,第
1のMPEG復号化部14にて復号され,第1の復号P
CM画像15としてS1'が得られる。
【0018】一方,第2の入力端子16から入力された
画像信号S2 は,第2のMPEG符号化部17において
符号化され,得られた第2の符号列18が伝送あるいは
蓄積され,第2のMPEG復号化部19にて復号され,
第2の復号PCM画像20としてS2'が得られる。
画像信号S2 は,第2のMPEG符号化部17において
符号化され,得られた第2の符号列18が伝送あるいは
蓄積され,第2のMPEG復号化部19にて復号され,
第2の復号PCM画像20としてS2'が得られる。
【0019】MPEG復号化部14,19では符号列を
復号すると同時に,それぞれの画像信号に対して各フレ
ームごとにそのピクチャタイプ(Iピクチャ,Pピクチ
ャ,Bピクチャ)が抽出され,符号化パラメータメモリ
21および22に蓄えられる。挿入画像抽出部23で
は,第1の復号PCM画像15から定められた時刻のフ
レームm1 〜m2 が挿入画像24として抽出されるとと
もに,抽出された画像の各フレームに対応するピクチャ
タイプ25が符号化パラメータメモリ21から読み出さ
れ,挿入開始フレーム調整部26に送られる。挿入開始
フレーム調整部26では,挿入画像24に対するピクチ
ャタイプ25を第2の復号画像に対するピクチャタイプ
27と比較し,指定された挿入開始フレームn1 の最も
時間的に近い位置でかつピクチャタイプが一致するよう
に挿入開始フレームを調整する。
復号すると同時に,それぞれの画像信号に対して各フレ
ームごとにそのピクチャタイプ(Iピクチャ,Pピクチ
ャ,Bピクチャ)が抽出され,符号化パラメータメモリ
21および22に蓄えられる。挿入画像抽出部23で
は,第1の復号PCM画像15から定められた時刻のフ
レームm1 〜m2 が挿入画像24として抽出されるとと
もに,抽出された画像の各フレームに対応するピクチャ
タイプ25が符号化パラメータメモリ21から読み出さ
れ,挿入開始フレーム調整部26に送られる。挿入開始
フレーム調整部26では,挿入画像24に対するピクチ
ャタイプ25を第2の復号画像に対するピクチャタイプ
27と比較し,指定された挿入開始フレームn1 の最も
時間的に近い位置でかつピクチャタイプが一致するよう
に挿入開始フレームを調整する。
【0020】画像挿入部28において,挿入開始フレー
ム調整部26で決定された挿入開始フレームn1'を先頭
にして挿入画像24が挿入され,編集画像29としてS
3 が得られる。編集済みの画像S3 を再び符号化する場
合には,画像S2'に対する符号化パラメータメモリ22
からピクチャタイプを読み出して,第3のMPEG符号
化部30で符号化すれば,第1のMPEG符号化部14
および第2のMPEG符号化部19とピクチャタイプを
一致させることができる。
ム調整部26で決定された挿入開始フレームn1'を先頭
にして挿入画像24が挿入され,編集画像29としてS
3 が得られる。編集済みの画像S3 を再び符号化する場
合には,画像S2'に対する符号化パラメータメモリ22
からピクチャタイプを読み出して,第3のMPEG符号
化部30で符号化すれば,第1のMPEG符号化部14
および第2のMPEG符号化部19とピクチャタイプを
一致させることができる。
【0021】以上の実施例では,フレームのピクチャタ
イプを参照しながら編集を行う場合について述べたが,
動き補償ブロックやDCTブロックの位置がずれないよ
うに調整を行うようなことも全く同様に考えることがで
きる。
イプを参照しながら編集を行う場合について述べたが,
動き補償ブロックやDCTブロックの位置がずれないよ
うに調整を行うようなことも全く同様に考えることがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば,画像
信号を高能率符号化して得られた符号列を一旦PCM信
号に復号した画像に対して編集・符号化等の処理をする
際に,処理される復号画像が符号化された時の符号化パ
ラメータを参照しながら行うことができる。従って,符
号化復号化を多段に接続する場合の符号化パラメータを
一致させることが可能となり,結果として符号化・復号
化・編集等の処理を多段に接続した時の画質劣化を最小
限に抑えることにつながる。
信号を高能率符号化して得られた符号列を一旦PCM信
号に復号した画像に対して編集・符号化等の処理をする
際に,処理される復号画像が符号化された時の符号化パ
ラメータを参照しながら行うことができる。従って,符
号化復号化を多段に接続する場合の符号化パラメータを
一致させることが可能となり,結果として符号化・復号
化・編集等の処理を多段に接続した時の画質劣化を最小
限に抑えることにつながる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の実施例における処理動作を説明する図
である。
である。
【図3】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図4】符号化復号化の多段接続の従来方式による構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】MPEGにおけるピクチャタイプを示す図であ
る。
る。
1 入力端子 2 入力符号列 3 画像復号部 4 PCM復号画像 5 符号化パラメータ抽出部 6 符号化パラメータ 7 画像処理部 8 画像処理された信号 9 出力端子 11 第1の入力端子 12 第1のMPEG符号化部 13 第1の符号列 14 第1のMPEG復号化部 15 第1の復号PCM画像 16 第2の入力端子 17 第2のMPEG符号化部 18 第2の符号列 19 第2のMPEG復号化部 20 第2の復号PCM画像 21 第1の符号化パラメータメモリ 22 第2の符号化パラメータメモリ 23 挿入画像抽出部 24 挿入画像 25 挿入画像に対するピクチャタイプ 26 挿入開始フレーム調整部 27 第2の復号画像に対するピクチャタイプ 28 画像挿入部 29 編集画像 30 第3のMPEG符号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 H
Claims (2)
- 【請求項1】 テレビジョン信号等のディジタル画像信
号を高能率符号化して得られている符号列を復号して得
られる復号画像信号に対して,符号列から,その符号列
を得るための符号化の際に用いられた符号化パラメータ
を抽出し,復号画像信号の処理を行う際に,抽出された
符号化パラメータを参照することを特徴とする符号化復
号化画像処理方法。 - 【請求項2】 テレビジョン信号等のディジタル画像信
号を高能率符号化して得られている符号列を復号して得
られる復号画像信号に対して,符号列から,その符号列
を得るための符号化の際に用いられた符号化パラメータ
を抽出し,抽出された符号化パラメータを復号画像信号
とともに記録し,復号画像信号の処理を行う際に,記録
されている符号化パラメータを読み出して参照すること
を特徴とする符号化復号化画像の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13267494A JP3200515B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 符号化復号化画像の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13267494A JP3200515B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 符号化復号化画像の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089366A true JPH089366A (ja) | 1996-01-12 |
JP3200515B2 JP3200515B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=15086854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13267494A Expired - Fee Related JP3200515B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 符号化復号化画像の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3200515B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999036912A1 (fr) * | 1998-01-19 | 1999-07-22 | Sony Corporation | Systeme d'edition, dispositif de commande d'edition et procede de commande d'edition |
JP2003510980A (ja) * | 1999-09-30 | 2003-03-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ピクチャ信号処理 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13267494A patent/JP3200515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999036912A1 (fr) * | 1998-01-19 | 1999-07-22 | Sony Corporation | Systeme d'edition, dispositif de commande d'edition et procede de commande d'edition |
JP2003510980A (ja) * | 1999-09-30 | 2003-03-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ピクチャ信号処理 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3200515B2 (ja) | 2001-08-20 |
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