JPH0892243A - 1,4−ジヒドロピリジン類 - Google Patents

1,4−ジヒドロピリジン類

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JPH0892243A
JPH0892243A JP21125795A JP21125795A JPH0892243A JP H0892243 A JPH0892243 A JP H0892243A JP 21125795 A JP21125795 A JP 21125795A JP 21125795 A JP21125795 A JP 21125795A JP H0892243 A JPH0892243 A JP H0892243A
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Takeji Seki
武次 関
Nariyuki Tasaka
成之 田坂
Tetsuro Sano
哲朗 佐野
Mie Kamakura
美恵 鎌倉
Katsuichi Fujita
勝一 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な抗アレルギー剤または抗炎症剤を提供
する。 【構成】 式(I) 【化1】 (式中、R1は水素原子、またはフェニル基若しくは低級
アルコキシカルボニル基が置換していてもよい低級アル
キル基、またはフェニル基を表わし;R2は−COO−
A−(3−ピリジル)を表し、Aは中間に酸素原子または
ピペラジンが1個介在していてもよいC3〜C6の直鎖状
アルキレン基またはアルケニレン基を表し;R3はC2
10のアルキル基、アルケニル基、またはアルキニル
基;置換基を有する低級アルキル基または低級アルケニ
ル基;または置換基を有していてもよいシクロアルキル
基を表し;R4はR2と同一の基または−CO−B−R5
を表し、Bは酸素原子または−NH−を表し、R5は置
換基を有していてもよい低級アルキル基を表す。)で表
される1,4−ジヒドロピリジン類。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血小板活性化因子(PA
F)拮抗作用およびトロンボキサンA2合成阻害作用を有
する新規な1,4−ジヒドロピリジン類及び該化合物ま
たはその薬理学上許容しうる塩を有効成分とする抗アレ
ルギー剤または抗炎症剤に関する。
【0002】
【従来の技術】1,4−ジヒドロピリジン誘導体には多
くの薬理活性が報告されているが、その中でも特に、カ
ルシウム拮抗作用に基づく血管拡張作用が広く知られて
いる。さらに、この血管拡張作用に加えて、血小板凝集
抑制作用を併せ持つ化合物の開発が虚血性疾患の治療を
目指して行われている。(特開昭61−197578、
特開昭62−187468、特開平3−20271参
照) それ以外の作用としては、特開平1−113367に血
小板活性化因子(PAF)拮抗作用が、特開昭61−16
7617にトロンボキサンA2(TxA2)合成阻害作用が
報告されているが、これらはPAFあるいはTxA2
それぞれ単独に対して抑制するものとされている。ま
た、特公昭56−37225には、冠状血管拡張作用を
有する化合物が示されており、その中には本発明化合物
が含まれる一般式が記載されているが、同公報中には具
体的化合物として1,4−ジヒドロピリジンの3位に3
−(3−ピリジル)プロピル基等を有する本発明に含まれ
る化合物は記載されていない。また、特開昭61−60
683にはトロンボキサンA2合成阻害作用を有する化
合物が示されており、その中には本発明化合物が含まれ
る一般式が記載されているが、同公報中には具体的化合
物として1,4−ジヒドロピリジンの4位にイソプロピ
ル基等のC3〜C10のアルキル基が結合した化合物は記
載されていない。更に、同公報に記載されている化合物
は、後記試験例にて示すごとく、TxA2合成阻害作用
は有するもののPAF拮抗作用は全くない。PAFやT
xA2は喘息、関節炎、鼻炎、気管支炎および蕁麻疹の
ような種々のアレルギー性、炎症性および過分泌性疾患
や循環系の冠血栓、肺高血圧症さらに胃潰瘍、乾癬など
の病態に互いに関連し合いながら関与している。従っ
て、これらの疾患の治療においては、PAFまたはTx
2の単独を抑制するよりも、PAFとTxA2を同時に
抑制する方が、高い治療効果が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、種々の
置換基を有する1,4−ジヒドロピリジン類を合成し、
これらの化合物につき種々検討を重ねた結果、式(I)で
表される1,4−ジヒドロピリジン類が優れたPAF拮
抗作用およびトロンボキサンA2合成阻害作用を有する
との知見を得、本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は式(I)
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1は水素原子、またはフェニル基
若しくは低級アルコキシカルボニル基が置換していても
よい低級アルキル基、またはフェニル基を表わし;R2
は−COO−A−(3−ピリジル)を表し、Aは中間に酸
素原子またはピペラジンが1個介在していてもよいC3
〜C6の直鎖状アルキレン基またはアルケニレン基を表
し;R3はC2〜C10のアルキル基、アルケニル基、また
はアルキニル基;置換基を有する低級アルキル基または
低級アルケニル基;または置換基を有していてもよいシ
クロアルキル基を表し;R4はR2と同一の基または−C
O−B−R5を表し、Bは酸素原子または−NH−を表
し、R5は置換基を有していてもよい低級アルキル基を
表す。)で表される1,4−ジヒドロピリジン類または
その薬理学上許容しうる塩を有効成分とする抗アレルギ
ー剤または抗炎症剤に関する。
【0007】以下、本発明を更に詳細に説明する。R1
の好ましい基としては、水素原子、メチル基、エチル
基、フェニル基、ベンジル基またはエトキシカルボニル
メチル基、特に水素原子またはエチル基を挙げることが
できる。R2の好ましい基としては、Aがトリメチレン
基、テトラメチレン基、プロペニレン基、−(CH2)2
CH2−または中間にピペラジンが1個介在しているC3
〜C4の直鎖状アルキレン基、特にトリメチレン基、テ
トラメチレン基または中間にピペラジンが1個介在して
いるC3〜C4の直鎖状アルキレン基である基を挙げるこ
とができる。R4の好ましい基としては、R2と同一の基
を挙げることができる。また、R4が−CO−B−R5
表し、Bが酸素原子を表し、R5がシアノ基、(置換)
アミノ基、フェニル基または窒素原子を有する複素環基
を有していてもよい低級(好ましくはC1〜C4)アルキ
ル基である基を挙げることができる。具体的には、Bが
酸素原子を表し、R5がシアノ基、N−メチル−N−ベ
ンジルアミノ基、フェニル基、フェニルチオ基、ピリジ
ル基、ピリジルオキシ基、置換ピペラジノ基、インドリ
ル基、アジリジニル基、及びテトラヒドロピリジル基等
からなる群から選ばれる基によって置換されていてもよ
い低級アルキル基である基を挙げることができる。ま
た、R4が−CO−B−R5を表し、Bが−NH−を表
し、R5がピリジル基または低級アルコキシカルボニル
基が置換していてもよい低級(好ましくはC1〜C4)ア
ルキル基である基を挙げることができる。R3の好まし
い基としては、C3〜C9のアルキル基、アルケニル基ま
たはアルキニル基;フェニル基、フリル基またはシクロ
アルキル基が置換した低級(好ましくはC1〜C4)アル
キル基または低級(好ましくはC1〜C4)アルケニル
基;またはメチル基等の低級(好ましくはC1〜C3)ア
ルキル基またはエトキシカルボニル基等の置換基を有し
ていてもよいシクロアルキル基、特に、C3〜C8のアル
キル基を挙げることができる。具体的にはn−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、1
−メチルプロピル基、2−メチルプロピル基、1−メチ
ルブチル基、1−エチルプロピル基、1−エチルペンチ
ル基、2,2−ジメチルプロピル基、2,4,4−トリ
メチルペンチル基、2−メチル−1−プロペニル基、
2,6−ジメチル−5−ヘプテニル基、1−ヘプチニル
基、3,3−ジメチルシクロへキシルメチル基、ベンジ
ル基またはシクロヘキシル基等を挙げることができる。
特に好ましくはイソプロピル基、n−プロピル基、1−
メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基またはシ
クロヘキシル基等を挙げることができる。
【0008】以下に、好ましい化合物の具体例を示す。 (化合物1) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プ
ロピル]エステル (化合物2) 2,6-ジメチル-4-n-プロピル-1,4-ジヒドロ
ピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロ
ピル]エステル (化合物3) 2,6-ジメチル-4-(1-メチルブチル)-1,4-ジ
ヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジ
ル)プロピル]エステル (化合物4) 2,6-ジメチル-4-(2,2-ジメチルプロピル)-
1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピ
リジル)プロピル]エステル (化合物8) 2,6-ジメチル-4-シクロヘキシル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)
プロピル]エステル
【0009】(化合物13) 2,6-ジメチル-4-イソプロ
ピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-メチ
ルエステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル (化合物17) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-(4-ピリジルメチル)
エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル (化合物20) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(4-(3-ピリジル
メチル)ピペラジン-1-イル)エチル]エステル、5-[3-(3-
ピリジル)プロピル]エステル (化合物21) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[3-(3-ピリジル)プ
ロピル]アミド、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル (化合物24) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[4-(3-ピリジル)
ブチル]エステル (化合物28) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1-エチル
-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-
ピリジル)プロピル]エステル
【0010】本発明によって提供される式(I)で示され
る1,4−ジヒドロピリジン類は、いずれも従来から
1,4−ジヒドロピリジン化合物の製造に利用されてい
る周知の方法に従って製造することができる。即ち、式
(I)で表される化合物の内、R1が水素原子である化合
物は、式(II)で示されるアルデヒド類と式(III)で示され
るアセト酢酸エステルまたはアセト酢酸アミドおよび式
(IV)で示される2−アミノクロトン酸エステルまたは2
−アミノクロトン酸アミドを有機溶媒の存在下または不
存在下に反応させるか(方法A)または式(I)のアルデヒ
ド類と式(III)のアセト酢酸エステルをアンモニア水の
存在下有機溶媒中で反応させる(方法B)ことにより製造
することができる。また、式(I)の化合物の内、R1
水素原子以外の化合物は、方法Aまたは方法Bで得られ
たR1が水素原子である化合物を金属塩にした後アルキ
ルハライド(R1X)を反応させることにより製造するこ
とができる。
【0011】
【化3】
【0012】(式中、R2、R3、R4等は式(I)のそれと
同一意味を表す。) これらの製造方法に用いられる反応は、従来から1,4
−ジヒドロピリジン化合物の製造に使用されている公知
の方法(例えば特公昭46−40625号公報、同56
−37225号公報、特開昭60−214786号公報
等に記載されている方法に用いれられている方法)と基
本的に同一である。従って本発明の1,4−ジヒドロピ
リジン類は上記の方法以外に、これら公知文献に記載さ
れた別の反応を適宜応用することによっても製造するこ
とが可能である。 これら製造方法に用いられる原料化
合物は、いずれも公知の化合物であり、当業者が必要に
応じて容易に入手もしくは製造する事の出来るものであ
る。例えば、アセト酢酸エステルはジケテンとアルコー
ル類を反応させることによって製造することが出来る。
また、アセト酢酸アミドはジケテンとアミン類を反応さ
せることによって製造することが出来る。また、2−ア
ミノクロトン酸エステルは上記アセト酢酸エステルにア
ンモニアガスを作用させることによって製造することが
出来る。アルデヒド類はそれらの合成に広く使用されて
いる公知の方法であるエステル類の還元あるいはアルコ
ール類の酸化によって容易に製造できる。本方法で得ら
れた式(I)の化合物は公知の処理手段(例えば、抽出、
クロマトグラフィー、再結晶など)によって単離、精製
することができる。
【0013】本発明に係る化合物またはその薬理学上許
容し得る塩は、血小板活性化因子(PAF)拮抗作用およ
びトロンボキサンA2(TxA2)合成阻害作用を有するこ
とから、炎症およびアレルギーの治療薬として有用であ
る。
【0014】本発明に係る化合物を抗炎症薬および抗ア
レルギー薬として使用する場合には、経口または非経口
などの適当な投与方法により投与することができる。経
口投与用の形態としては、例えば錠剤、顆粒、カプセル
剤、丸剤、散剤などが、また、非経口投与用の形態とし
ては、例えば、注射剤、吸入剤、座剤、液剤などが挙げ
られる。これら医薬投与用組成物の製剤化に際しては、
本発明の化合物またはその塩を用い常法に従い調製する
ことができる。
【0015】例えば、経口剤の場合には乳糖、ブドウ
糖、コーンスターチ、ショ糖などの賦形剤、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセル
ロースなどの崩壊剤、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコー
ル、硬化油などの滑沢剤、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、
アラビアゴムなどの結合剤、グリセリン、エチレングリ
コールなどの湿潤剤、その他必要に応じて界面活性剤、
矯味剤などを使用して所望の投与剤型に調製することが
できる。また、非経口剤の場合には、水、エタノール、
グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、寒天、トラガラントガム、などの希釈剤を用い
て、必要に応じて溶解補助剤、緩衝剤、保存剤、香料、
着色剤などを使用することができる。
【0016】本発明の化合物を抗アレルギー剤として処
方する場合、その投与単位は本発明化合物として、成人
一人当たり、経口投与の場合、1日1〜300mg、好ま
しくは1〜100mg、非経口投与の場合、1日0.1〜
100mg、好ましくは0.5〜30mgの範囲で投与さ
れ、それぞれ1日1〜3回の分割投与により所望の治療
効果が期待できる。
【0017】
【実施例】次に本発明に係る化合物の合成例、製剤例、
試験例を実施例として示す。 (合成例)以下に実施例を示すが、1H NMRデータは、CDCl
3溶媒で測定した主たるシグナルを示す。 実施例1 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-
3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロピル]エス
テル(化合物1)の合成 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2.2gとア
ミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2.2
g、イソブチルアルデヒド 0.9gをイソプロパノール10 m
l中で7時間加熱還流する。反応終了後、反応液を減圧下
で濃縮乾固し、残さを1N塩酸に溶かし, 酢酸エチルで
洗浄し、その後水酸化ナトリウムでアルカリ性とし、酢
酸エチルで抽出を行う。抽出した溶液は水洗後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し減圧乾固する。オイル状物質をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的化合
物 3.0 g(63.0%)を得た。 NMR 0.18(6H,d)、2.32(6H,s)、2.72(4H,t)、3.98(1H,
d)、7.1-8.5(8H,m)
【0018】実施例2 2,6-ジメチル-4-n-プロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5
-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル
(化合物2)の合成 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル2.2gとn-
ブチルアルデヒド0.36gを濃アンモニア水 1ml存在下イ
ソプロパノール20 ml中で7時間加熱還流する。反応終了
後、反応液を減圧下で濃縮乾固し、残さを 1N塩酸に溶
かし, 酢酸エチルで洗浄し、その後水酸化ナトリウムで
アルカリ性とし、酢酸エチル抽出を行う。抽出した溶液
は水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧乾固する。
オイル状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、目的化合物 1.24g(51.9%)を得た。 NMR 0.86(3H,t)、2.30(6H,s)、2.72(4H,t)、4.00(1H,
t)、7.1-8.5(8H,m)
【0019】以下に、実施例1または実施例2に準じて
合成した各実施例の化合物を使用原料、収率及びNMR
の分析値とともに掲げる。尚、化合物の精製は、得られ
た粗物質を適当な溶媒で再結晶するか、または必要に応
じてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付すことに
より行った。 実施例3 (化合物3) 2,6-ジメチル-4-(1-メチルブチル)-1,4-ジ
ヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジ
ル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-メチル-n-バレルアルデヒド 収率:43.7% NMR:0.75(3H,d)、0.82(3H,t)、2.31(3H,s)、2.32(3H,
s)、2.71(4H,t)、4.07(1H,d)、7.1-8.5(8H,m) 実施例4 (化合物4) 2,6-ジメチル-4-(2,2-ジメチルプロピル)-
1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピ
リジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 3,3-ジメチルブチルアルデヒド 収率: 18.8% NMR:0.91(9H,s)、2.33(6H,s)、2.73(4H,t)、4.16(1H,
t)、7.1-8.5(8H,m)
【0020】実施例5 (化合物5) 2,6-ジメチル-4-ベンジル-1,4-ジヒドロピ
リジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロピ
ル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル フェニルアセトアルデヒド 収率: 21.6% NMR:2.20(6H,s)、2.68(4H,t)、4.25(1H,t)、7.0-8.5(1
3H,m) 実施例6 (化合物6) 2,6-ジメチル-4-(1-フェニルベンジル)-1,
4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリ
ジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル ジフェニルアセトアルデヒド 収率:16.7% NMR:2.24(6H,s)、2.62(4H,t)、4.93(1H,d)、7.0-8.5(1
8H,m)
【0021】実施例7 (化合物7) 2,6-ジメチル-4-(1-フェニルエチル)-1,4-
ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジ
ル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-フェニルプロピオンアルデヒド 収率:20.8% NMR:1.19(3H,d)、2.26(6H,s)、2.66(4H,t)、4.33(1H,
d)、7.0-8.5(13H,m) 実施例8 (化合物8) 2,6-ジメチル-4-シクロヘキシル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)
プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル シクロヘキシルアルデヒド 収率:52.1% NMR:0.91-1.7(11H,m)、2.32(6H,s)、2.73(4H,t)、3.99
(1H,d)、7.1-8.5(8H,m)
【0022】実施例9 (化合物9) 2,6-ジメチル-4-(2-エトキシカルボニルシ
クロプロピル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン
酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-ホルミルシクロプロパンカルボン酸エチル 収率:17.7% NMR:1.15(3H,t)、2.32(3H,s)、2.33(3H,s)、2.71(4H,
m)、3.82(1H,d)、7.1-8.5(8H,m) 実施例10 (化合物10) 2,6-ジメチル-4-(2-(2-フリル)エテニ
ル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-
(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 メチルエステル 3-(2-フリル)アクロレイン 収率:41.4% NMR:0.74(6H,dd)、2.30(3H,s)、2.31(3H,s)、2.73(2H,
t)、3.92(1H,d)、7.1-8.6(4H,m)
【0023】実施例11 (化合物11) 2,6-ジメチル-4-(2,6-ジメチル-5-ヘプ
テニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス
[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル シトロネール 収率:21.7% NMR:0.93(3H,d)、1.55(3H,s)、1.62(3H,s)、2.31(6H,
s)、2.72(4H,m)、5.02(1H,t)、7.1-8.5(8H,m) 実施例12 (化合物12) 2,6-ジメチル-4-(2-フェニルエチル)-1,
4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリ
ジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル ハイドロシンナムアルデヒド 収率:71.7% NMR:1.71(2H,m)、2.32(6H,s)、2.57(2H,m)、2.71(4H,
t)、4.14(1H,t)、7.1-8.5(13H,m)
【0024】実施例13 (化合物13) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-メチルエステル、5-
[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 メチルエステル イソブチルアルデヒド 収率:41.4% NMR:0.74(6H,dd)、2.30(3H,s)、2.31(3H,s)、2.73(2H,
t)、3.70(3H,s)、3.92(1H,d)、7.1-8.6(4H,m) 実施例14 (化合物14) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-(2-クロロフェニル)
プロピルエステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステ
ル 原料 アセト酢酸 3-(2-クロロフェニル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:37.5% NMR:0.74(6H,dd)、2.31(3H,s)、2.35(3H,s)、2.58(2H,
t)、2.60(2H,t)、4.03(1H,d)、7.1-8.5(8H,m)
【0025】実施例15 (化合物15) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-(2-フェニルチオエ
チル)エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 2-(フェニルチオエチル)エステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:39.7% NMR:0.76(6H,dd)、2.26(2H,t)、2.30(3H,s)、2.34(3H,
s)、3.96(1H,d)、4.0-4.1(4H,m)、6.1-8.5(9H,m) 実施例16 (化合物16) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-(2-シアノエチル)エ
ステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 2-シアノエチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:62.2% NMR:0.76(6H,dd)、2.32(3H,s)、2.33(3H,s)、2.71-2.7
7(4H,m)、3.95(1H,d)、7.22-8.47(8H,m)
【0026】実施例17 (化合物17) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-(4-ピリジルメチル)
エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 4-ピリジルメチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:25.5% NMR:0.77(6H,dd)、2.29(6H,s)、2.55(2H,t)、3.99(1H,
d)、5.03(2H,q)、7.0-8.6(8H,m) 実施例18 (化合物18) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[3-(4-ピリジル)プ
ロピル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステ
ル 原料 アセト酢酸 3-(4-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:11.5% NMR:0.75(6H,dd)、2.34(6H,s)、2.56(4H,m)、3.88(1H,
d)、7.0-8.6(8H,m)
【0027】実施例19 (化合物19) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[3-(2-ピリジル)プ
ロピル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステ
ル 原料 アセト酢酸 3-(2-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:15.5% NMR:0.78(6H,dd)、2.34(6H,s)、2.71(4H,m)、3.85(1H,
d)、7.0-8.6(8H,m) 実施例20 (化合物20) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(4-(3-ピリジル
メチル)ピペラジン-1-イル)エチル]エステル、5-[3-(3-
ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 2-(4-(3-ピリジルメチル)ピペラジン-1-イ
ル)エチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:21.5% NMR:0.79(6H,dd)、2.29(6H,s)、2.55(2H,t)、3.99(1H,
d)、7.0-8.6(8H,m)
【0028】実施例21 (化合物21) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[3-(3-ピリジル)プ
ロピル]アミド、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルアミド アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:31.5% NMR:0.77(6H,d)、2.32(6H,s)、2.71(4H,t)、3.95(1H,
d)、6.5-8.4(9H,m) 実施例22 (化合物22) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-(t-ブトキシカルボ
ニルメチル)アミド、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エス
テル 原料 アセト酢酸 t-ブトキシカルボニルメチルアミド アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:6.9% NMR:0.78(6H,dd)、1.44(9H,s)、2.16(3H,s)、2.37(3H,
s)、2.58(2H,t)、3.99(1H,d)、7.0-8.6(4H,m)
【0029】実施例23 (化合物23) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-n-ブチルエステル、
5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 n-ブチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:32.1% NMR:0.79(6H,d)、0.88(3H,t)、2.33(3H,s)、2.39(3H,
s)、2.56(2H,t)、3.97(1H,d)、7.0-8.6(4H,m) 実施例24 (化合物24) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[4-(3-ピリジル)
ブチル]エステル 原料 アセト酢酸 4-(3-ピリジル)ブチルエステル イソブチルアルデヒド アンモニア水 収率:69.7% NMR:0.73(6H,d)、2.30(6H,s)、2.63(2H,t)、3.91(1H,
d)、6.7-8.3(8H,m)
【0030】実施例25 (化合物25) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[2-(3-ピリジルメ
チルオキシ)エチル]エステル 原料 アセト酢酸 2-(3-ピリジルメチルオキシ)エチルエステ
ル イソブチルアルデヒド アンモニア水 収率:33.8% NMR:0.79(6H,d)、2.31(6H,s)、2.55(2H,t)、3.91(1H,
d)、4.42(2H,s)、7.1-8.6(8H,m) 実施例26 (化合物26) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)-
2-プロペニル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)-2-プロペニルエステル イソブチルアルデヒド アンモニア水 収率:31.5% NMR:0.90(6H,d)、2.32(6H,s)、3.92(1H,d)、4.79(4H,q
-q)、7.1-8.5(12H,m)
【0031】実施例27 (化合物27) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1-フェニ
ル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3
-ピリジル)プロピル]エステル 合成法 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステルとフェニ
ルアミノクロトン酸3-(3-ピリジル)プロピルエステル
、イソブチルアルデヒドを酢酸中2日間室温下で攪拌
し反応した。その後の操作は実施例1に準じて行い、目
的物を得た。 収率:32.4% NMR:0.77(6H,d)、2.10(6H,s)、2.64(4H,t)、5.51(1H,
d)、6.8-8.5(13H,m)
【0032】以下に示す化合物は1位が水素原子である
対応する1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸エス
テルをジメチルホルムアミド中、水素化ナトリウムでメ
タル化した後対応するアルキルハライド等を反応させて
得た。 実施例28 (化合物28) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1-エチル
-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-
ピリジル)プロピル]エステル 原料 化合物1(実施例1で得られた化合物) ヨウ化エチル 収率:65.3% NMR:0.78(6H,d)、1.19(3H,t)、2.46(6H,s)、2.72(4H,
t)、3.74(2H,t)、3.88(1H,d)、7.1-8.5(8H,m)
【0033】実施例29 (化合物29) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1-ベンジ
ル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3
-ピリジル)プロピル]エステル 原料 化合物1 塩化ベンジル 収率:15.3% NMR:0.78(6H,d)、2.13(6H,s)、2.60(4H,t)、3.90(1H,
d)、4.91(2H,s)、7.1-8.5(13H,m) 実施例30 (化合物30) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1-メチル
-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-
ピリジル)プロピル]エステル 原料 ヨウ化メチル 化合物1 収率:68.3% NMR:0.74(6H,d)、2.45(6H,t)、2.74(4H,t)、3.18(3H,
s)、4.72(1H,d)、6.9-8.5(8H,m)
【0034】実施例31 (化合物31) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1-エトキ
シカルボニルメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカル
ボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 化合物1 ブロム酢酸エチル 収率:40.9% NMR:0.75(6H,d)、1.30(3H,t)、2.38(6H,t)、2.74(3H,
t)、4.21(2H,s)、4.70(1H,d)、6.9-8.5(8H,m) 実施例32 (化合物32) 2,6-ジメチル-4-イソプロピル-1,4-ジヒ
ドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(3-ピリジルオキ
シ)エチル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エス
テル 原料 アセト酢酸 2-(3-ピリジルオキシ)エチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル イソブチルアルデヒド 収率:53.1% NMR:0.76(6H,dd)、2.30(3H,s)、2.32(3H,s)、2.69(2H,
t)、3.98(1H,d)、4.2-4.6(4H,m)、7.1-8.4(8H,m)
【0035】実施例33 (化合物33) 2,6-ジメチル-4-n-オクチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プ
ロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(ピリジル)プロピルエステル ノニルアルデヒド 収率:49.0% NMR:0.84(3H,t)、2.31(6H,s)、2.72(4H,s)、4.13(1H,
t)、7.1-8.5(8H,m) 実施例34 (化合物34) 2,6-ジメチル-4-n-オクチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[2-(4-(3-ピリジル
メチル)ピペラジン-1-イル)エチル]エステル 原料 アセト酢酸 2-(4-(3-ピリジルメチル)ピペラジン-1-イ
ル)エチルエステル ノニルアルデヒド アンモニア水 収率:45.0% NMR:0.86(3H,t)、2.28(6H,s)、2.48-2.57(16H,m)、3.5
1(2H,s)、4.15(1H,t)、7.2-8.5(8H,m)
【0036】実施例35 (化合物35) 2,6-ジメチル-4-(2-メチル-1-プロペニ
ル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-
(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 3-メチル-2-ブテナール アンモニア水 NMR:1.62(3H,d)、1.81(3H,d)、1.99(4H,m)、2.30(6H,
s)、2.71(4H,t)、4.15(4H,m)、4,64(1H,d)、4.99(1H,
d)、5.70(1H,br)、7.19(2H,m)、7.48(2H,m)、8.43-8.45
(4H,m) 実施例36 (化合物36) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジル)プ
ロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル カプロンアルデヒド アンモニア水 NMR:0.83(3H,t)、1.23-1.36(8H,m)、2.00(4H,m)、2.31
(6H,s)、2.74(4H,t)、4.01(1H,t)、4.16(4H,m)、6.52(1
H,br)、7.19(2H,m)、7.49(2H,m)、8.43-8.45(4H,m)
【0037】実施例37 (化合物37) 2,6-ジメチル-4-(1-メチルプロピル)-1,
4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリ
ジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-メチルブチルアルデヒド NMR:0.76(3H,d)、0.86(3H,t)、1.00(1H,m)、1.37(2H,
m)、2.00(4H,m)、2.32(6H,d)、2.72(4H,m)、4.07(1H,
d)、4.15(4H,m)、5.70(1H,br)、7.18(2H,m)、7.48(2H,
m)、8.43-8.44(4H,m) 実施例38 (化合物38) 2,6-ジメチル-4-(1-エチルプロピル)-1,
4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリ
ジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-エチル-n-ブチルアルデヒド NMR:0.88(6H,t)、1.09-1.22(5H,m)、2.00(4H,m)、2.31
(6H,s)、2.73(4H,t)、4.10-4.19(5H,m)、5.72(1H,br)、
7.18(2H,m)、7.48(2H,m)、8.43-8.44(4H,m)
【0038】実施例39 (化合物39) 2,6-ジメチル-4-(1-エチルペンチル)-1,
4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリ
ジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-エチルヘキシルアルデヒド NMR:0.84(3H,t)、0.88(3H,t)、1.17-1.23(9H,m)、2.00
(4H,m)、2.31(6H,d)、2.72(4H,t)、4.10-4.18(5H,m)、
5.83(1H,br)、7.18(2H,m)、7.48(2H,m)、8.43-8.44(4H,
m) 実施例40 (化合物40) 2,6-ジメチル-4-(2,4,4-トリメチルペン
チル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3
-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 3,5,5-トリメチルヘキサナール NMR:0.80(9H,s)、1.00-1.44(8H,m)、2.01(4H,m)、2.31
(3H,s)、2.32(3H,s)、2.73(4H,m)、4.01(1H,m)、4.17(4
H,m)、5.80(1H,br)、7.19(2H.m)、7.48(2H,m)、8.45(4
H,m)
【0039】実施例41 (化合物41) 2,6-ジメチル-4-(1-ヘプチニル)-1,4-ジ
ヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸 ビス[3-(3-ピリジ
ル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル 2-オクチナール NMR:0.79(3H,t)、1.15-1.39(6H,m)、1.98-2.08(6H,
m)、2.33(6H,s)、2.78(4H,m)、4.11(2H,m)、4.26(2H,
m)、4.81(1H,s)、5.94(1H,br)、7.18(2H,m)、7.51(2H,
m)、8.43-8.47(4H,m) 実施例42 (化合物42) 2,6-ジメチル-4-(3,3-ジメチルシクロヘ
キシルメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン
酸 ビス[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル (3,3-ジメチルシクロヘキシル)アセトアルデヒド NMR:0.69(2H,t)、0.80(3H,s)、0.83(3H,s)、1.01-1.83
(9H,m)、2.01(4H,m)、2.31(3H,s)、2.32(3H,s)、2.73(4
H,m)、4.08(1H,t)、4.16(4H,m)、6.06(1H,br)、7.19(2
H,m)、7.48(2H,m)、8.43-8.45(4H,m)
【0040】実施例43 (化合物43) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(N-ベンジル-N-メ
チルアミノ)エチル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロ
ピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 2-(N-ベンジル-N-メチルアミノ)エチ
ルエステル カプロンアルデヒド NMR:0.82(3H,t)、1.19-1.33(8H,m)、1.97(2H,m)、2.25
(3H,s)、2.29(3H,s)、2.30(3H,s)、2.68-2.74(4H,m)、
3.55(2H,s)、3.98(1H,t)、4.06-4.19(2H,m)、4.27(2H,
m)、5.76(1H,br)、7.18-7.31(6H,m)、7.48(1H,m)、8.44
-8.45(2H,m) 実施例44 (化合物44) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[3-(1-メチル-1,2,5,6
-テトラヒドロ)ピリジルメチル]エステル、5-[3-(3-ピ
リジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(1-メチル-1,2,5,6-テトラヒドロ)ピリジ
ルメチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル カプロンアルデヒド NMR:0.83(3H,t)、1.21-1.34(8H,m)、2.01(2H,m)、2.18
(2H,m)、2.30(6H,d)、2.33(3H,s)、2.45(2H,t)、2.74(2
H,m)、2.92(2H,br)、3.97(2H,t)、4.15(2H,m)、4.55(2
H,br)、5.80(1H,br)、6.06(1H,br)、7.22(1H,m)、7.52
(1H,m)、8.45-8.46(2H,m)
【0041】実施例45 (化合物45) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(3-インドリル)エ
チル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステル 原料 アセト酢酸 2-(3-インドリル)エチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル カプロンアルデヒド NMR:0.81(3H,t)、1.17-1.30(8H,m)、2.00(2H,m)、2.26
(3H,s)、2.29(3H,s)、2.72(2H,t)、3.14(2H,t)、4.00(1
H,t)、4.10(1H,m)、4.19(1H,m)、4.44(2H,m)、5.78(1H,
br)、7.06-7.22(4H,m)、7.33(1H,d)、7.50(1H,m)、7.61
(1H,d)、8.40(1H,br)、8.44-8.46(2H,m) 実施例46 (化合物46) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(1-アジリジニル)
エチル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]エステ
ル 原料 アセト酢酸 2-(1-アジリジニル)エチルエステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル カプロンアルデヒド NMR:0.83(3H,t)、1.19-1.34(10H,m)、1.94(1H,m)、2.0
2(2H,m)、2.30(3H,s)、2.31(3H,s)、2.50(2H,m)、2.74
(2H,t)、4.00(1H,t)、4.16(2H,m)、4.31(2H,m)、5.81(1
H,br)、7.22(1H,m)、7.52(1H,m)、8.45-8.47(2H,m)
【0042】実施例47 (化合物47) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[3-(4-メチルピペラジ
ン-1-イル)プロピル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロ
ピル]エステル 原料 アセト酢酸 3-(4-メチルピペラジン-1-イル)プロピルエ
ステル アミノクロトン酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル カプロンアルデヒド NMR:0.83(3H,t)、1.20-1.32(8H,m)、1.86(2H,m)、1.97
-2.76(23H,m)、3.59(1H,t)、4.09-4.21(4H,m)、5.78(1
H,br)、7.23(1H,m)、7.52(1H,m)、8.44-8.46(2H,m) 実施例48 (化合物48) 2,6-ジメチル-4-n-ペンチル-1,4-ジヒド
ロピリジン-3,5-ジカルボン酸 3-[2-(4-メチル-5-チア
ゾリル)エチル]エステル、5-[3-(3-ピリジル)プロピル]
エステル 原料 アセト酢酸 3-(3-ピリジル)プロピルエステル アミノクロトン酸 2-(4-メチル-5-チアゾリル)エチルエ
ステル カプロンアルデヒド NMR:0.83(3H,t)、1.17-1.29(8H,m)、2.02(2H,m)、2.26
(3H,s)、2.30(3H,s)、2.41(3H,s)、2.73(2H,t)、3.14(2
H,t)、3.96(1H,t)、4.16(2H,m)、4.31(2H,m)、5.85(1H,
br)、7.22(1H,m)、7.51(1H,m)、8.44-8.47(2H,m)、8.54
(1H,s)
【0043】(製剤例) 実施例49(錠剤の調製) 本発明化合物(化合物1) 250g 乳糖 620g コーンスターチ 400g ヒドロキシプロピルセルロース 20g ステアリン酸マグネシウム 10g 上記の本発明化合物、乳糖及びコーンスターチを均一に
なるまで混合した後、ヒドロキシプロピルセルロースの
5W/V%エタノール溶液を加えて練合、顆粒化する。16メ
ッシュの篩に通し整粒した後、常法により打錠し、1錠
当たりの重量130mg、直径 7mm、主薬含量25mgの錠剤と
した。
【0044】(試験例) 試験例1 PAF拮抗作用試験 日本白色ウサギ(2.5-3.0kg、クリーン実験動物センタ
ー)を用い、頸動脈よりベントバルビタール麻酔下に3.8
%クエン酸ナトリウム1容に対し9容を採血し、1000rp
m、室温で10分間遠心分離した上層を多血小板血しょう
(PRP)とし、下層をさらに3000rpm、室温で10分間遠
心分離して乏血小板血しょう(PPP)を得た。被験化合
物はPRP90μlに対して5μlを加え、37℃で3分間イン
キュベーション後、血小板活性化因子(PAF,最終濃
度30nM)を加え凝集を惹起させ、凝集反応をアグリゴメ
ーター(MCメディカル、PAT-606)を用いて5分間測定し
た。試験結果を表1に示した。
【0045】試験例2 TxA2合成阻害作用試験 ヒト血小板ミクロソーム(50μg protein/ml)と被験化合
物(最終濃度10-7M)とを含む緩衝液(20mM Tris-HCl buff
er、1mM EDTA、PH 7.5)1mlを攪拌後、0℃で30分間イン
キュベーションした。これにプロスタグランジンH2(10
0ng/2μl)を加え、23℃で3分間インキュベーションを行
い反応させた。次いで1M塩酸を加え、酸性にして反応を
停止させた後、1M Tris-Baseで中和し、3000rpmで20分
間遠心分離し、その上清中のTxB2量をEIA法(Ca
yman社製キット)により測定した。試験結果を表1
に示した。
【0046】
【表1】
【0047】試験例1及び試験例2で用いた本発明化合
物を表2−1に対照化合物を表2−2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】試験例3(急性毒性) 使用動物:ICR系雄性マウス(日本チャールスリバー)
7−8週齢、3匹を用いた。 試験方法:各薬物を0.1% Tween80を含む0.5% CMC-Na
に懸濁し、2000mgから公比1/2で125mg/kgまで、125mg/
kgからは公比1/ルート2で31.3mg/kgまで1群3匹で死
亡例がみられなくなるまで、マウスの復腔内に10ml/kg
で投与し、7日間生死を観察し、LD50値を算出した。 試験結果:以下に示す。
【0051】
【発明の効果】本発明化合物はPAF拮抗作用およびT
xA2合成阻害作用を併有し、アレルギー症および炎症
などに対する改善作用を示す。また、本発明化合物の毒
性は低く、経口及び非経口投与のどちらにおいても効果
を示すことから、人に使用するための医療用薬剤として
も有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/14 211 405/14 211 417/14 211 //(C07D 401/12 211:90 213:16) (C07D 401/14 211:90 213:16) (C07D 405/14 211:90 213:16 307:36) (C07D 417/14 211:90 213:16 277:22)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) 【化1】 (式中、R1は水素原子、またはフェニル基若しくは低級
    アルコキシカルボニル基が置換していてもよい低級アル
    キル基、またはフェニル基を表わし;R2は−COO−
    A−(3−ピリジル)を表し、Aは中間に酸素原子または
    ピペラジンが1個介在していてもよいC3〜C6の直鎖状
    アルキレン基またはアルケニレン基を表し;R3はC2
    10のアルキル基、アルケニル基、またはアルキニル
    基;置換基を有する低級アルキル基または低級アルケニ
    ル基;または置換基を有していてもよいシクロアルキル
    基を表し;R4はR2と同一の基または−CO−B−R5
    を表し、Bは酸素原子または−NH−を表し、R5は置
    換基を有していてもよい低級アルキル基を表す。)で表
    される1,4−ジヒドロピリジン類。
  2. 【請求項2】R1が水素原子、メチル基、エチル基、フ
    ェニル基、ベンジル基またはエトキシカルボニルメチル
    基である請求項1記載の1,4−ジヒドロピリジン類。
  3. 【請求項3】R2のAがトリメチレン基、テトラメチレ
    ン基、プロペニレン基、−(CH2)2OCH2−または中
    間にピペラジンが1個介在しているC3〜C4の直鎖状ア
    ルキレン基である請求項1または請求項2記載の1,4
    −ジヒドロピリジン類。
  4. 【請求項4】R4がR2と同一の基である請求項1ないし
    請求項3記載の1,4−ジヒドロピリジン類。
  5. 【請求項5】R4が−CO−B−R5を表し、Bが酸素原
    子を表し、R5がシアノ基、(置換)アミノ基、フェニ
    ル基または窒素原子を有する複素環基を有していてもよ
    い低級アルキル基である請求項1記載の1,4−ジヒド
    ロピリジン類。
  6. 【請求項6】R4が−CO−B−R5を表し、Bが酸素原
    子を表し、R5がシアノ基、N−メチル−N−ベンジル
    アミノ基、フェニル基、フェニルチオ基、ピリジル基、
    ピリジルオキシ基、置換ピペラジノ基、インドリル基、
    アジリジニル基、及びテトラヒドロピリジル基、からな
    る群から選ばれる基によって置換されていてもよい低級
    アルキル基である請求項1記載の1,4−ジヒドロピリ
    ジン類。
  7. 【請求項7】R4が−CO−B−R5を表し、Bが−NH
    −を表し、R5がピリジル基または低級アルコキシカル
    ボニル基が置換していてもよい低級アルキル基である請
    求項1記載の1,4−ジヒドロピリジン類。
  8. 【請求項8】R3がC3〜C9のアルキル基、アルケニル
    基またはアルキニル基;フェニル基、フリル基またはシ
    クロアルキル基が置換した低級アルキル基または低級ア
    ルケニル基;またはシクロアルキル基である請求項1な
    いし請求項7記載の1,4−ジヒドロピリジン類。
  9. 【請求項9】R3がn−プロピル基、イソプロピル基、
    n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−
    ヘプチル基、n−オクチル基、1−メチルプロピル基、
    2−メチルプロピル基、1−メチルブチル基、1−エチ
    ルプロピル基、1−エチルペンチル基、2,2−ジメチ
    ルプロピル基、2,4,4−トリメチルペンチル基、2
    −メチル−1−プロペニル基、2,6−ジメチル−5−
    ヘプテニル基、1−ヘプチニル基、3,3−ジメチルシ
    クロへキシルメチル基、ベンジル基またはシクロヘキシ
    ル基である請求項8記載の1,4−ジヒドロピリジン
    類。
  10. 【請求項10】R3がイソプロピル基、n−プロピル
    基、2,2−ジメチルプロピル基、1−メチルブチル
    基、またはシクロヘキシル基である請求項8記載の1,
    4−ジヒドロピリジン類。
  11. 【請求項11】請求項1ないし請求項10記載の1,4
    −ジヒドロピリジン類またはその薬理学上許容しうる塩
    を有効成分とする抗アレルギー剤または抗炎症剤。
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