JPH0891016A - ブロックパターン空気入りタイヤ - Google Patents
ブロックパターン空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH0891016A JPH0891016A JP6226589A JP22658994A JPH0891016A JP H0891016 A JPH0891016 A JP H0891016A JP 6226589 A JP6226589 A JP 6226589A JP 22658994 A JP22658994 A JP 22658994A JP H0891016 A JPH0891016 A JP H0891016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- tread
- traveling
- lawn
- block pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 芝地走行で芝生を傷めず、舗装路走行でブロ
ックモゲを起し難いゴルフ場作業又は運搬車用空気入り
タイヤを提案すること。 【構成】 ネガティブ比３０〜６０％でクラウンＲの大
きいラウンドショルダ型のブロックパターン空気入りタ
イヤにして、ブロックのトレッド円周に沿う幅の溝深さ
に対する比の値が2.0 以上でトレッド接地領域内を占め
るブロック数が３０〜９０個であるもの。
ックモゲを起し難いゴルフ場作業又は運搬車用空気入り
タイヤを提案すること。 【構成】 ネガティブ比３０〜６０％でクラウンＲの大
きいラウンドショルダ型のブロックパターン空気入りタ
イヤにして、ブロックのトレッド円周に沿う幅の溝深さ
に対する比の値が2.0 以上でトレッド接地領域内を占め
るブロック数が３０〜９０個であるもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】ブロックパターン空気入りタイヤ
に関して芝地での走行の際に芝生を傷める度合が低く、
しかも舗装路上の走行ではブロック損傷を受け難い、主
としてゴルフ場向けの作業車ないしは運搬車用空気入り
タイヤを提案しようとするものである。
に関して芝地での走行の際に芝生を傷める度合が低く、
しかも舗装路上の走行ではブロック損傷を受け難い、主
としてゴルフ場向けの作業車ないしは運搬車用空気入り
タイヤを提案しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に農業機械としての芝刈り機の自走
用に供されて来た、柔軟なブロックパターンを有する空
気入りタイヤは殆ど芝生に損傷を与えるうれいはなかっ
たのであるが、舗装路での走行を強いたときにブロック
がもげ易い不具合があった。
用に供されて来た、柔軟なブロックパターンを有する空
気入りタイヤは殆ど芝生に損傷を与えるうれいはなかっ
たのであるが、舗装路での走行を強いたときにブロック
がもげ易い不具合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、舗装路を
走行した際にブロックのもげを起し難くてしかも芝地上
での作業のための走行にあっても芝生を傷めるうれいの
少ないブロックパターン空気入りタイヤを提案しようと
するものである。
走行した際にブロックのもげを起し難くてしかも芝地上
での作業のための走行にあっても芝生を傷めるうれいの
少ないブロックパターン空気入りタイヤを提案しようと
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明はネガティブ比
３０〜６０％のブロックパターンを有し、クラウンＲの
大きな、ラウンドショルダ型のトレッドを有する空気入
りタイヤにおいて、ブロックパターンを形成するトレッ
ド周上のブロックが、トレッドの円周に沿う幅をａブロ
ックを区切る溝の深さをｄであらわして、ａ／ｄは2.0
以上であり、タイヤに正規荷重、正規内圧が作用する条
件下にてトレッドの接地面内のブロック数は３０〜９０
個であり、クラウンＲの大きさは１５００mm以上、ラウ
ンドショルダのショルダＲの大きさは９０〜１５０mmで
あることを特徴とするブロックパターン空気入りタイヤ
である。
３０〜６０％のブロックパターンを有し、クラウンＲの
大きな、ラウンドショルダ型のトレッドを有する空気入
りタイヤにおいて、ブロックパターンを形成するトレッ
ド周上のブロックが、トレッドの円周に沿う幅をａブロ
ックを区切る溝の深さをｄであらわして、ａ／ｄは2.0
以上であり、タイヤに正規荷重、正規内圧が作用する条
件下にてトレッドの接地面内のブロック数は３０〜９０
個であり、クラウンＲの大きさは１５００mm以上、ラウ
ンドショルダのショルダＲの大きさは９０〜１５０mmで
あることを特徴とするブロックパターン空気入りタイヤ
である。
【０００５】図１にこの発明に従うブロックパターン空
気入りタイヤの一実施例についてのトレッド接地形状を
示し、図中１はブロック、２はブロック１をトレッドの
まわりに区切る周溝、３はトレッドの幅に沿って区切る
横溝で、周溝２及び横溝３は何れもブロックの縁辺を連
ねて、周溝２は真直ぐに、しかし横溝３は谷形と山形と
の交互迂曲のもと、周溝２と交差してのびる。
気入りタイヤの一実施例についてのトレッド接地形状を
示し、図中１はブロック、２はブロック１をトレッドの
まわりに区切る周溝、３はトレッドの幅に沿って区切る
横溝で、周溝２及び横溝３は何れもブロックの縁辺を連
ねて、周溝２は真直ぐに、しかし横溝３は谷形と山形と
の交互迂曲のもと、周溝２と交差してのびる。
【０００６】周溝２及び横溝３のトレッド上における総
開口面積の、これも含めたトレッド全表面積に対する割
合いであらわされるネガティブ比を３０〜６０％とする
ブロックパターン配列の基本については在来の慣例に従
うものとする。
開口面積の、これも含めたトレッド全表面積に対する割
合いであらわされるネガティブ比を３０〜６０％とする
ブロックパターン配列の基本については在来の慣例に従
うものとする。
【０００７】ブロック１はトレッドの円周に沿う幅をａ
であらわし、周溝２及び横溝３の深さをｄであらわしａ
／ｄを2.0 以上とし、このブロック１は、図１に示した
トレッドの接地形状の領域内で３０〜９０個の分布とす
る。
であらわし、周溝２及び横溝３の深さをｄであらわしａ
／ｄを2.0 以上とし、このブロック１は、図１に示した
トレッドの接地形状の領域内で３０〜９０個の分布とす
る。
【０００８】このタイヤの横断面の左半のみを図２に示
すようにトレッドのクラウンＲが大きいラウンドショル
ダ型のトレッドを有するものとし、クラウンＲについて
は１５００mm以上ショルダＲについては９０〜１５０mm
とする。
すようにトレッドのクラウンＲが大きいラウンドショル
ダ型のトレッドを有するものとし、クラウンＲについて
は１５００mm以上ショルダＲについては９０〜１５０mm
とする。
【０００９】
【作用】この発明に従うブロックパターン空気入りタイ
ヤは、ネガティブ比３０〜６０％とするが、３０％未満
では適正なトラクションが得られ難くてスリップを起し
易い一方、６０％をこえると接地圧が過大になって芝を
傷める心配がある。
ヤは、ネガティブ比３０〜６０％とするが、３０％未満
では適正なトラクションが得られ難くてスリップを起し
易い一方、６０％をこえると接地圧が過大になって芝を
傷める心配がある。
【００１０】次にクラウンＲについては、芝を傷めぬた
めには踏込みから蹴出しに至る接地長さにわたって均斉
な接地分布が得られるように１５００mm以上を必要とす
る。
めには踏込みから蹴出しに至る接地長さにわたって均斉
な接地分布が得られるように１５００mm以上を必要とす
る。
【００１１】またショルダＲについては９０mmよりも小
さいとタイヤの旋回運行に際して芝を痛める心配がある
一方１５０mmをこえると相対的にタイヤの接地幅が短か
くなり平均接地圧があがって芝を傷めることがある。
さいとタイヤの旋回運行に際して芝を痛める心配がある
一方１５０mmをこえると相対的にタイヤの接地幅が短か
くなり平均接地圧があがって芝を傷めることがある。
【００１２】この発明は芝地走行のみならず舗装路上で
の走行を目指しているので図１に示した接地形状の領域
内を占めるブロックの個数が９０をこえるとブロックが
小さすぎて舗装路走行中にブロックもげが発生するうれ
いがあり一方３０未満ではブロック剛性が大きく芝をい
ためる。
の走行を目指しているので図１に示した接地形状の領域
内を占めるブロックの個数が９０をこえるとブロックが
小さすぎて舗装路走行中にブロックもげが発生するうれ
いがあり一方３０未満ではブロック剛性が大きく芝をい
ためる。
【００１３】ブロックの大きさはａ／ｄが2.0 未満だと
舗装路上走行の際にモゲが発生することから、摩擦寿命
を勘案して幅ａに比しなるべく丈の低いものとする。 タイヤサイズ：３８×27.00 −17.5にて図１に接地形状
を図２に横断面をそして図３にタイヤイメージを示す。
舗装路上走行の際にモゲが発生することから、摩擦寿命
を勘案して幅ａに比しなるべく丈の低いものとする。 タイヤサイズ：３８×27.00 −17.5にて図１に接地形状
を図２に横断面をそして図３にタイヤイメージを示す。
【００１４】この発明のタイヤを次の諸元寸法にて試作
した。 ネガティブ比 ５５％ 接地領域内のブロック数 ６２個 （ただし使用リム23.00 にて垂直荷重２５７０Kg、空気
圧1.6 kg／cm2 の接地時。なお接地幅は５５cm、接地長
27.3cm、有効接地面積1366.4cm2 であった。） クラウンＲ ２０００mm ショルダＲ １００mm 周方向巾（ａ） 26.7mm 溝深さ（ｄ） 13.3 ａ／ｄ＝2.34
した。 ネガティブ比 ５５％ 接地領域内のブロック数 ６２個 （ただし使用リム23.00 にて垂直荷重２５７０Kg、空気
圧1.6 kg／cm2 の接地時。なお接地幅は５５cm、接地長
27.3cm、有効接地面積1366.4cm2 であった。） クラウンＲ ２０００mm ショルダＲ １００mm 周方向巾（ａ） 26.7mm 溝深さ（ｄ） 13.3 ａ／ｄ＝2.34
【００１５】これに対しタイヤサイズ：13.6−１６（Ａ
ＧＳ）にてタイヤイメージが図４に示す従来タイヤは次
の諸元寸法をもつものであった。 ネガティブ比 ５１％ 接地領域内のブロック数 ５４個 クラウンＲ ４９０mm ショルダＲ ５０mm 周方向巾（ａ） 24.9mm 溝深さ（ｄ） １０mm ａ／ｄ＝2.49
ＧＳ）にてタイヤイメージが図４に示す従来タイヤは次
の諸元寸法をもつものであった。 ネガティブ比 ５１％ 接地領域内のブロック数 ５４個 クラウンＲ ４９０mm ショルダＲ ５０mm 周方向巾（ａ） 24.9mm 溝深さ（ｄ） １０mm ａ／ｄ＝2.49
【００１６】両タイヤをゴルフ場の目土散布機にそれぞ
れ装着した際の実車モニターテスト結果は次表のとおり
であった。
れ装着した際の実車モニターテスト結果は次表のとおり
であった。
【００１７】
【表１】
【００１８】
【発明の効果】この発明によれば芝地での走行に伴う芝
生傷みが少ない上に舗装路上の走行によってもトレッド
モゲを生じるうれいなくゴルフ場などでの作業や運搬に
有利である。
生傷みが少ない上に舗装路上の走行によってもトレッド
モゲを生じるうれいなくゴルフ場などでの作業や運搬に
有利である。
【図１】この発明のタイヤのトレッド接地形状を示すフ
ットプリント図である。
ットプリント図である。
【図２】断面図である。
【図３】外観斜視図である。
【図４】外観斜視図である。
１ ブロック ２ 円周溝 ３ 横溝
Claims (1)
- 【請求項１】 ネガティブ比３０〜６０％のブロックパ
ターンを有し、クラウンＲの大きな、ラウンドショルダ
型のトレッドを有する空気入りタイヤにおいて、 ブロックパターンを形成するトレッド周上のブロック
が、トレッドの円周に沿う幅をａブロックを区切る溝の
深さをｄであらわして、ａ／ｄは2.0 以上であり、 タイヤに正規荷重、正規内圧が作用する条件下にてトレ
ッドの接地面内のブロック数は３０〜９０個であり、 クラウンＲの大きさは１５００mm以上、 ラウンドショルダのショルダＲの大きさは９０〜１５０
mmであることを特徴とするブロックパターン空気入りタ
イヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6226589A JPH0891016A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | ブロックパターン空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6226589A JPH0891016A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | ブロックパターン空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891016A true JPH0891016A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16847552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6226589A Pending JPH0891016A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | ブロックパターン空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891016A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1142911A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-16 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
| JP2001018616A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 草地走行用空気入りタイヤ |
| JP2010070105A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2010076657A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2010126125A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2011148361A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP6226589A patent/JPH0891016A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1142911A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-16 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
| JP2001018616A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 草地走行用空気入りタイヤ |
| JP2010070105A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2010076657A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2010126125A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2011148361A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
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