JPH0890986A - 筆記具 - Google Patents
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- JPH0890986A JPH0890986A JP6258774A JP25877494A JPH0890986A JP H0890986 A JPH0890986 A JP H0890986A JP 6258774 A JP6258774 A JP 6258774A JP 25877494 A JP25877494 A JP 25877494A JP H0890986 A JPH0890986 A JP H0890986A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】電池を用いないでも筆記先端部が照明できる筆
記具、電池を用いることなく装飾光や音響効果が得られ
る筆記具の提供。 【構成】筆記具を、軸筒２と、軸筒の先端より筆記部を
出没させる筆記部材４と、軸筒内を移動自在で筆記部を
押圧する移動部材５と、圧電素子１４と、電気装置を備
え、圧電素子の一部又は圧電素子を固着した弾性部材１
３の一部に接触子１５を設け、移動部材に接触子と摺接
する凹凸部８を設け、移動部材の移動により凹凸部と摺
接する接触子を振動させ、その振動で圧電素子に変位を
与えて電圧を得、その電圧を電気装置に供給し、軸筒
と、軸筒の先端より筆記部を出没させる筆記部材と、軸
筒内を移動自在で筆記部を押圧する移動部材と、圧電素
子と、電気装置を備え、圧電素子の一部又は圧電素子を
固着した弾性部材の一部に接触子を設け、接触子を筆記
部材に接触させ、移動部材の押圧・解除により発生する
筆記部材の振動を接触子で拾って、圧電素子を振動させ
変位を与えて電圧を得て、その電圧を電気装置に供給す
る。
記具、電池を用いることなく装飾光や音響効果が得られ
る筆記具の提供。 【構成】筆記具を、軸筒２と、軸筒の先端より筆記部を
出没させる筆記部材４と、軸筒内を移動自在で筆記部を
押圧する移動部材５と、圧電素子１４と、電気装置を備
え、圧電素子の一部又は圧電素子を固着した弾性部材１
３の一部に接触子１５を設け、移動部材に接触子と摺接
する凹凸部８を設け、移動部材の移動により凹凸部と摺
接する接触子を振動させ、その振動で圧電素子に変位を
与えて電圧を得、その電圧を電気装置に供給し、軸筒
と、軸筒の先端より筆記部を出没させる筆記部材と、軸
筒内を移動自在で筆記部を押圧する移動部材と、圧電素
子と、電気装置を備え、圧電素子の一部又は圧電素子を
固着した弾性部材の一部に接触子を設け、接触子を筆記
部材に接触させ、移動部材の押圧・解除により発生する
筆記部材の振動を接触子で拾って、圧電素子を振動させ
変位を与えて電圧を得て、その電圧を電気装置に供給す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は照明、装飾光、音響等の
電気装置を付加した筆記具に関するものである。
電気装置を付加した筆記具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近来、ボ−ルペンやシャ−プペンシル等
の筆記具を暗い場所（例えばスライドやＯＨＰを使って
の説明会や発表会等）で使う機会が多くなってきたが、
その対策のほとんどは電池式の照明機能付き筆記具であ
った（例えば、特開平2-11399、実開昭60-67983、実開
昭63-194786 ）。また、筆記具に様々な装飾光や音響効
果を付加したものもあるが、やはり電池式筆記具がほと
んどであった。しかし、これら従来の電池式筆記具は、
電池切れによる不便さがあった。
の筆記具を暗い場所（例えばスライドやＯＨＰを使って
の説明会や発表会等）で使う機会が多くなってきたが、
その対策のほとんどは電池式の照明機能付き筆記具であ
った（例えば、特開平2-11399、実開昭60-67983、実開
昭63-194786 ）。また、筆記具に様々な装飾光や音響効
果を付加したものもあるが、やはり電池式筆記具がほと
んどであった。しかし、これら従来の電池式筆記具は、
電池切れによる不便さがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電池
を用いないでも筆記先端部が照明できる筆記具を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、電池を用いること
なく装飾光や音響効果が得られる筆記具を提供すること
にある。
を用いないでも筆記先端部が照明できる筆記具を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、電池を用いること
なく装飾光や音響効果が得られる筆記具を提供すること
にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、筆記具を、軸筒と、軸筒の先端より筆記部
を出没させる筆記部材と、軸筒内を移動自在で筆記部を
押圧する移動部材と、圧電素子と、電気装置を備え、圧
電素子の一部又は圧電素子を固着した弾性部材の一部に
接触子を設け、移動部材に接触子と摺接する凹凸部を設
け、移動部材の移動により凹凸部と摺接する接触子を振
動させ、その振動で圧電素子に変位を与えて電圧を得、
その電圧を電気装置に供給してなる構成。または、筆記
具を、軸筒と、軸筒の先端より筆記部を出没させる筆記
部材と、軸筒内を移動自在で筆記部を押圧する移動部材
と、圧電素子と、電気装置を備え、圧電素子の一部又は
圧電素子を固着した弾性部材の一部に接触子を設け、接
触子を筆記部材に接触させ、移動部材の押圧・解除によ
り発生する筆記部材の振動を接触子で拾って、圧電素子
を振動させ変位を与えて電圧を得、その電圧を電気装置
に供給してなる、構成とした。
成するため、筆記具を、軸筒と、軸筒の先端より筆記部
を出没させる筆記部材と、軸筒内を移動自在で筆記部を
押圧する移動部材と、圧電素子と、電気装置を備え、圧
電素子の一部又は圧電素子を固着した弾性部材の一部に
接触子を設け、移動部材に接触子と摺接する凹凸部を設
け、移動部材の移動により凹凸部と摺接する接触子を振
動させ、その振動で圧電素子に変位を与えて電圧を得、
その電圧を電気装置に供給してなる構成。または、筆記
具を、軸筒と、軸筒の先端より筆記部を出没させる筆記
部材と、軸筒内を移動自在で筆記部を押圧する移動部材
と、圧電素子と、電気装置を備え、圧電素子の一部又は
圧電素子を固着した弾性部材の一部に接触子を設け、接
触子を筆記部材に接触させ、移動部材の押圧・解除によ
り発生する筆記部材の振動を接触子で拾って、圧電素子
を振動させ変位を与えて電圧を得、その電圧を電気装置
に供給してなる、構成とした。
【０００５】本発明における筆記具は、ノック式ボ−ル
ペン、ノック式シャ−プペンシル、又は、重量体の慣性
を利用したシャ−プペンシル等に適用できる。本発明に
おける圧電素子は、バイモルフ型圧電素子を使用すると
電圧がより好適に得られるが、他の単板型、積層型、又
はユニモルフ型でもよい。素子の材料としてはセラミッ
クでも、圧電性有機物質（例えば二フッ化ポリビニル）
でもよい。圧電素子はそのまま使用して一部に接触子を
設けてもよいが、弾性部材に固着して弾性部材の一部に
接触子を設けてもよく、その場合、圧電素子は弾性部材
の長手方向全面に固着するとより好適な圧電効果が得ら
れるが、一端部又は両端部を残して固着しても圧電効果
を得ることができる。また、圧電素子は一端部固定で他
端部を自由端として接触子を設けるものがより好適であ
るが、両端部固定で中央部に接触子を設けるものも使用
できる。
ペン、ノック式シャ−プペンシル、又は、重量体の慣性
を利用したシャ−プペンシル等に適用できる。本発明に
おける圧電素子は、バイモルフ型圧電素子を使用すると
電圧がより好適に得られるが、他の単板型、積層型、又
はユニモルフ型でもよい。素子の材料としてはセラミッ
クでも、圧電性有機物質（例えば二フッ化ポリビニル）
でもよい。圧電素子はそのまま使用して一部に接触子を
設けてもよいが、弾性部材に固着して弾性部材の一部に
接触子を設けてもよく、その場合、圧電素子は弾性部材
の長手方向全面に固着するとより好適な圧電効果が得ら
れるが、一端部又は両端部を残して固着しても圧電効果
を得ることができる。また、圧電素子は一端部固定で他
端部を自由端として接触子を設けるものがより好適であ
るが、両端部固定で中央部に接触子を設けるものも使用
できる。
【０００６】また、移動子は、図１および図２のように
移動部材に設けた凹凸部に摺接させてもよいが、図３の
ように接触子を筆記部材に接触させて、移動部材の移動
で発生した振動を拾うようにしてもよい。なお、照明の
場合を図３とし、装飾光の場合を図１，２としてもよ
い。本発明における電気装置は、圧電素子で得られた交
流電圧を整流平滑化して直流電圧にするダイオ−ドとコ
ンデンサ、その直流電圧を充電する充電装置、必要なと
き発光させる発光ダイオ−ド等で形成して筆記先端部を
照らすもの、前記発光ダイオ−ドに複数の光ファイバの
基端部を対向させ、かつ光ファイバの先端部を軸筒外よ
り視認できるように配設して装飾光を得るもの、圧電素
子で得られた交流電圧をダイオ−ドおよびコンデンサで
直流電圧にした後、オルゴ−ルＩＣおよび圧電スピ−カ
により音響効果を得るもの等がある。
移動部材に設けた凹凸部に摺接させてもよいが、図３の
ように接触子を筆記部材に接触させて、移動部材の移動
で発生した振動を拾うようにしてもよい。なお、照明の
場合を図３とし、装飾光の場合を図１，２としてもよ
い。本発明における電気装置は、圧電素子で得られた交
流電圧を整流平滑化して直流電圧にするダイオ−ドとコ
ンデンサ、その直流電圧を充電する充電装置、必要なと
き発光させる発光ダイオ−ド等で形成して筆記先端部を
照らすもの、前記発光ダイオ−ドに複数の光ファイバの
基端部を対向させ、かつ光ファイバの先端部を軸筒外よ
り視認できるように配設して装飾光を得るもの、圧電素
子で得られた交流電圧をダイオ−ドおよびコンデンサで
直流電圧にした後、オルゴ−ルＩＣおよび圧電スピ−カ
により音響効果を得るもの等がある。
【０００７】
【作用】本発明に係わる筆記具は、ノック部をノックし
たり、筆記具全体を振ったりして移動部材を軸筒内で移
動させると、図１，２のように移動部材の凹凸部に摺接
している接触子が移動部材と直交方向の移動を繰り返す
ので、圧電素子が振動したり、図３のように移動部材の
押圧・解除により発生する筆記部材の振動を接触子で拾
って圧電素子を振動させたりする。その結果、圧電素子
に変位が与えられて交流電圧が発生し、それを電気装置
のダイオ−ドおよびコンデンサに供給して整流、平滑化
して直流電圧とする。
たり、筆記具全体を振ったりして移動部材を軸筒内で移
動させると、図１，２のように移動部材の凹凸部に摺接
している接触子が移動部材と直交方向の移動を繰り返す
ので、圧電素子が振動したり、図３のように移動部材の
押圧・解除により発生する筆記部材の振動を接触子で拾
って圧電素子を振動させたりする。その結果、圧電素子
に変位が与えられて交流電圧が発生し、それを電気装置
のダイオ−ドおよびコンデンサに供給して整流、平滑化
して直流電圧とする。
【０００８】この直流電圧を充電装置で充電しておき、
必要なときに発光ダイオ−ドで発光させると筆記先端部
の照明が可能となる。また、その発光ダイオ−ドに対向
させて光ファイバの基端部で受けた光を、軸筒外より視
認できる箇所に配設した光ファイバの先端部から出す
と、薄暗い中で筆記具をノックしたり振ったりすると蛍
のような仄かな光が得られ、独特の装飾光を持つ筆記具
となる。さらに、前記直流電圧をオルゴ−ルＩＣおよび
圧電スピ−カに接続させるとメロディが鳴る音響効果を
付加した筆記具ともなる。
必要なときに発光ダイオ−ドで発光させると筆記先端部
の照明が可能となる。また、その発光ダイオ−ドに対向
させて光ファイバの基端部で受けた光を、軸筒外より視
認できる箇所に配設した光ファイバの先端部から出す
と、薄暗い中で筆記具をノックしたり振ったりすると蛍
のような仄かな光が得られ、独特の装飾光を持つ筆記具
となる。さらに、前記直流電圧をオルゴ−ルＩＣおよび
圧電スピ−カに接続させるとメロディが鳴る音響効果を
付加した筆記具ともなる。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面により説明す
る。図１は本発明をノック式ボ−ルペンに適用した実施
例を、図２および図３は本発明をそれぞれシャ−プペン
シルに適用した他の実施例を、図４は図１〜３の実施例
における回路図を、図５は音響効果を得る実施例の回路
図を示す。
る。図１は本発明をノック式ボ−ルペンに適用した実施
例を、図２および図３は本発明をそれぞれシャ−プペン
シルに適用した他の実施例を、図４は図１〜３の実施例
における回路図を、図５は音響効果を得る実施例の回路
図を示す。
【００１０】図１および図４の実施例において、ノック
式ボ−ルペン１は両端開口の軸筒２、軸筒２の先端部に
固着するコ−ン状の先端部材３、軸筒２内を移動自在な
筆記部材４および移動部材５よりなる。移動部材５はク
リップ部６、ノック部７、および両者の連結部からな
り、クリップ部６を軸筒２の側面から、ノック部７を後
端からそれぞれ突出させるとともに、連結部に深さ約１
mmの凹凸部８を軸方向に連続して設けてある。
式ボ−ルペン１は両端開口の軸筒２、軸筒２の先端部に
固着するコ−ン状の先端部材３、軸筒２内を移動自在な
筆記部材４および移動部材５よりなる。移動部材５はク
リップ部６、ノック部７、および両者の連結部からな
り、クリップ部６を軸筒２の側面から、ノック部７を後
端からそれぞれ突出させるとともに、連結部に深さ約１
mmの凹凸部８を軸方向に連続して設けてある。
【００１１】筆記部材４は先端にペンチップ９を有し、
コイルばね10により常時後方に弾発させるとともに、移
動部材５を後方から押圧してペンチップ９を先端出没孔
より突出させるようにしてある。クリップ部６は移動部
材５とともに移動し、ペンチップ９が突出して筆記状態
になったとき、クリップ部６の先端係止部11が軸筒２側
面の係止孔12に係止するようにしてある。
コイルばね10により常時後方に弾発させるとともに、移
動部材５を後方から押圧してペンチップ９を先端出没孔
より突出させるようにしてある。クリップ部６は移動部
材５とともに移動し、ペンチップ９が突出して筆記状態
になったとき、クリップ部６の先端係止部11が軸筒２側
面の係止孔12に係止するようにしてある。
【００１２】板状の弾性部材13は、その一端部を軸筒２
の内面で移動部材５の凹凸部８に対向した箇所に固定
し、その表面に圧電素子14を固着し、その自由端部に先
端が凹凸部８とほぼ同一形状をなす接触子15を突設させ
て凹凸部８と摺接させる。圧電素子14は一般に使用され
ているバイモルフ型圧電セラミックスで角板形（40×10
×０.6）のものを用いた。その出力電圧は変位０.5mmで
14.68 Ｖであった。さらに、軸筒２の内面には、ダイオ
−ド16、コンデンサ17および充電装置18を設けて圧電素
子14と接続させ、かつ、先端部材３には発光ダイオ−ド
19を設けて充電装置18と接続させる。
の内面で移動部材５の凹凸部８に対向した箇所に固定
し、その表面に圧電素子14を固着し、その自由端部に先
端が凹凸部８とほぼ同一形状をなす接触子15を突設させ
て凹凸部８と摺接させる。圧電素子14は一般に使用され
ているバイモルフ型圧電セラミックスで角板形（40×10
×０.6）のものを用いた。その出力電圧は変位０.5mmで
14.68 Ｖであった。さらに、軸筒２の内面には、ダイオ
−ド16、コンデンサ17および充電装置18を設けて圧電素
子14と接続させ、かつ、先端部材３には発光ダイオ−ド
19を設けて充電装置18と接続させる。
【００１３】図４は本実施例および後述する図２、図３
の実施例における回路図である。
の実施例における回路図である。
【００１４】本実施例で移動部材５をノックすると凹凸
部８は軸方向に移動し、それに摺接している接触子15は
移動部材７と直交方向に往復動を繰り返すので、片持ち
状の弾性部材14は繰り返し揺動して圧電素子14に変位を
与え、交流電圧を発生した。この交流電圧はダイオ−ド
16およびコンデンサ17で整流、平滑化されて直流電圧と
なり、これを充電装置18に充電しておいた。照明が必要
となったとき、スイッチ20をＯＮして発光ダイオ−ド19
に直流電圧を供給すると発光し、筆記先端部を照明する
ことができた。
部８は軸方向に移動し、それに摺接している接触子15は
移動部材７と直交方向に往復動を繰り返すので、片持ち
状の弾性部材14は繰り返し揺動して圧電素子14に変位を
与え、交流電圧を発生した。この交流電圧はダイオ−ド
16およびコンデンサ17で整流、平滑化されて直流電圧と
なり、これを充電装置18に充電しておいた。照明が必要
となったとき、スイッチ20をＯＮして発光ダイオ−ド19
に直流電圧を供給すると発光し、筆記先端部を照明する
ことができた。
【００１５】図２の実施例は、本発明を重量体の慣性力
を利用して芯を繰り出すシャ−プペンシルに適用したも
のであって、円筒状をなす移動部材である重量体21を、
筆記部材4'の外周面に移動自在に遊嵌させ、その慣性力
によりチャック22を前進させて芯23を繰り出すものであ
る。重量体21の外周面には、深さ約１mmの凹凸部8'が軸
方向に連続して設けられ、この凹凸部8'に図１の実施例
と同じように接触子15を摺接させて振動させ、圧電素子
14に変位を与えて電圧を発生させ、その電圧を前記電気
装置に供給するものである。
を利用して芯を繰り出すシャ−プペンシルに適用したも
のであって、円筒状をなす移動部材である重量体21を、
筆記部材4'の外周面に移動自在に遊嵌させ、その慣性力
によりチャック22を前進させて芯23を繰り出すものであ
る。重量体21の外周面には、深さ約１mmの凹凸部8'が軸
方向に連続して設けられ、この凹凸部8'に図１の実施例
と同じように接触子15を摺接させて振動させ、圧電素子
14に変位を与えて電圧を発生させ、その電圧を前記電気
装置に供給するものである。
【００１６】図３の実施例は、接触子15を筆記部材4'の
一部に接触させて、移動部材21' の移動により発生した
筆記部材4'の振動を接触子15で拾うことにより圧電素子
14を振動させ変位を与えて電圧を得るものであり、か
つ、発光ダイオ−ド19に光フィバ24の基端部を対向さ
せ、光ファイバ24の先端部を軸筒外面部に配設して外部
から視認できるようにしたものである。ここでの圧電素
子14は一般的に使用されているバイモルフ型圧電セラミ
ックスの角板形のものを用いた。筆記具を振って移動部
材21' を移動させて筆記部材4'に衝撃を与えると、薄暗
い中で蛍のような仄かな光が灯った、この実施例の場合
は充電装置18を不要としてもよく、また、光ファイバ24
の先端部は筆記具の先端部でもよいが、軸筒の中央部又
は後端部（図示せず）に設けてもよい。
一部に接触させて、移動部材21' の移動により発生した
筆記部材4'の振動を接触子15で拾うことにより圧電素子
14を振動させ変位を与えて電圧を得るものであり、か
つ、発光ダイオ−ド19に光フィバ24の基端部を対向さ
せ、光ファイバ24の先端部を軸筒外面部に配設して外部
から視認できるようにしたものである。ここでの圧電素
子14は一般的に使用されているバイモルフ型圧電セラミ
ックスの角板形のものを用いた。筆記具を振って移動部
材21' を移動させて筆記部材4'に衝撃を与えると、薄暗
い中で蛍のような仄かな光が灯った、この実施例の場合
は充電装置18を不要としてもよく、また、光ファイバ24
の先端部は筆記具の先端部でもよいが、軸筒の中央部又
は後端部（図示せず）に設けてもよい。
【００１７】なお、本発明の電気装置は照明や装飾光の
ような光を出すものだけでなく、例えば図５の回路図に
示すような圧電素子14で得られた交流電圧をダイオ−ド
16およびコンデンサ17によって直流電圧にした後、オル
ゴ−ルＩＣ25および圧電スピ−カ26により音響効果が得
られる筆記具にしてもよい。
ような光を出すものだけでなく、例えば図５の回路図に
示すような圧電素子14で得られた交流電圧をダイオ−ド
16およびコンデンサ17によって直流電圧にした後、オル
ゴ−ルＩＣ25および圧電スピ−カ26により音響効果が得
られる筆記具にしてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明は以上のように、ノック部をノッ
クしたり筆記具全体を振ったりして軸筒内の移動部材を
移動させるだけで、電池を使用することなく筆記先端部
の照明が得られるようになった。また、筆記具をノック
したり振ったりすると、電池がなくとも薄暗い中で仄か
な蛍のような光が灯ったり、メロディが鳴ったりする筆
記具になる等の効果もある。
クしたり筆記具全体を振ったりして軸筒内の移動部材を
移動させるだけで、電池を使用することなく筆記先端部
の照明が得られるようになった。また、筆記具をノック
したり振ったりすると、電池がなくとも薄暗い中で仄か
な蛍のような光が灯ったり、メロディが鳴ったりする筆
記具になる等の効果もある。
【図１】本発明の実施例の縦断面図である。
【図２】本発明の他の実施例の縦断面図である。
【図３】本発明のさらに他の実施例の縦断面図である。
【図４】本発明の図１〜図３の実施例における回路図で
ある。
ある。
【図５】本発明の音響効果が得られる実施例における回
路図である。
路図である。
【符号の説明】 ２ 軸筒 ４ 筆記部材 ５ 移動部材 ８ 凹凸部 13 弾性部材 14 圧電素子 15 接触子 16 ダイオ−ド 17 コンデンサ 18 充電装置 19 発光ダイオ−ド 21 移動部材（重量体） 24 光ファイバ 25 オルゴ−ルＩＣ 26 圧電スピ−カ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２１Ｌ 11/00 Ｓ Ｇ１０Ｋ 15/04 ３０２ Ｆ
Claims (6)
- 【請求項１】軸筒と、軸筒の先端より筆記部を出没させ
る筆記部材と、軸筒内を移動自在で筆記部を押圧する移
動部材と、圧電素子と、電気装置を備え、 圧電素子の一部又は圧電素子を固着した弾性部材の一部
に接触子を設け、移動部材に接触子と摺接する凹凸部を
設け、移動部材の移動により凹凸部と摺接する接触子を
振動させ、その振動で圧電素子に変位を与えて電圧を
得、その電圧を電気装置に供給してなる、筆記具。 - 【請求項２】軸筒と、軸筒の先端より筆記部を出没させ
る筆記部材と、軸筒内を移動自在で筆記部を押圧する移
動部材と、圧電素子と、電気装置を備え、 圧電素子の一部又は圧電素子を固着した弾性部材の一部
に接触子を設け、接触子を筆記部材に接触させ、移動部
材の押圧・解除により発生する筆記部材の振動を接触子
で拾って、圧電素子を振動させ変位を与えて電圧を得、
その電圧を電気装置に供給してなる、筆記具。 - 【請求項３】前記圧電素子がバイモルフ型圧電素子であ
ることを特徴とする、請求項１又は２記載の筆記具。 - 【請求項４】前記電気装置が少なくともダイオ−ド、コ
ンデンサ、充電装置、および発光ダイオ−ドからなり、
発光ダイオ−ドで筆記先端部を照らし得るようにしたこ
とを特徴とする、請求項１，２又は３記載の筆記具。 - 【請求項５】前記電気装置が少なくともダイオ−ド、コ
ンデンサ、発光ダイオ−ド、および光ファイバからな
り、軸筒内に配設した発光ダイオ−ドに光ファイバの基
端部を対向させるとともに、光ファイバの先端部を軸筒
外より視認できるようにしたことを特徴とする、請求項
１，２，３又は４記載の筆記具。 - 【請求項６】前記電気装置が少なくともダイオ−ド、コ
ンデンサ、オルゴ−ルＩＣ、および圧電スピ−カからな
ることを特徴とする、請求項１，２又は３記載の筆記
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6258774A JPH0890986A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6258774A JPH0890986A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890986A true JPH0890986A (ja) | 1996-04-09 |
Family
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