JP2000156101A - 光ファイバ―のアクセサリ― - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型・軽量で自ら光を発し、髪や衣服や花束
等に組込み、装飾の世界をより拡大する光ファイバーの
アクセサリーである。 【構成】本発明は、導電性の中空体（１）の内部に発光
体（２）と電池（５）と光ファイバー（６）を組込み、
発光体（２）を光源とし光ファイバー（６）に光伝導さ
せ、下方より中空体（１）に螺着させるキャップ（７）
の開け締めにてスイッチの役目を果たす手段を備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、髪や衣服や花束等に取
付け組込む光ファイバーのアクセサリーに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来、衣服に取付けるアクセサリーに
は、複数個の発光ダイオードを配列し、光が上下左右に
移動する点光源のブローチがある。これはよく光が目立
つものの優雅さに欠ける共に髪や花束にごく自然に絡み
合わないという問題があり、また業務用光ファイバーシ
ステムは光源器もＡＣ電源でしかも大型でポータブル型
として個人が着用しての利用は不可能という問題があっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、光ファイバーを用いることにより、個体化してい
た発光ダイオードのブローチより数十個からなる点光源
の優雅さと糸状の光ファイバーの柔軟性と軽量コンパク
ト化により髪や衣服や花束等に光ファイバーのアクセサ
リーを提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、中空体（１）
の内部に小型軽量な発光体（２）と電池（５）を組込
み、その発光体（２）を光源とし、中空体（１）の上方
より挿入された光ファイバー（６）を光伝導させて発光
させる手段を備えたことである。

【０００５】

【発明の実施の形態】発光体（２）の外径がフィットす
る導電性の中空体（１）を用い、その下方内部にタップ
加工を施し、別途それに合うキャップ（７）を形成し、
中空体（１）の周胴に安全ピン（８）を配し構成される
ことが好ましい。導電性円盤（３）の中央に大きめの
穴、その横に小さめの穴加工を施し、発光体（２）の片
方の電極を挿入溶着させ、導電性円盤（３）の周胴とそ
の上方に出る位のサイズの絶縁性収縮チューブを用いて
包み、さらに導電性円盤（３）と同径の中央に穴加工を
施した弾性素材（４）をその底部に貼り合わせ、発光体
（２）のもう片方の電極をクランク型で外部に逃がし、
それらを一体化することが好ましい。数十本の長さを違
えて切断した光ファイバー（６）の片方を揃え、専用の
接着剤で丸棒状に固め、乾燥後、水平になるように切断
し、その切断面をペーパーで研磨することが好ましい。
中空体（１）内部に発光体（２）と光ファイバー（６）
と電池（５）を挿入し、キャップ（７）を螺着すること
により、片方の電極が電池（５）上方で接触、もう片方
が中空体（１）を通りキャップ（７）にて接触し通電状
態となり発光体（２）を発光させ光ファイバー（６）に
光伝導するように構成してある。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図１は本発明の完成状態を示す平面透視図であ
る。光ファイバー（６）の束の口径、発光体（２）の外
径と導電性円盤（３）と弾性素材（４）とキャップ
（７）のネジ山は中空体（１）の内径にフィットするサ
イズとし、電池（５）もピン型タイプの丸棒状のものを
用いて構成し、よりシンプルな形成とすることが好まし
い。

【０００７】ピン型タイプの電池（５）を中空体（１）
の下方より挿入し、弾性素材（４）の中央の穴、さらに
その上部の導電性円盤（３）の中央の大の穴に通し、キ
ャップ（７）を中空体（１）に螺着させることにより通
電状態となり、キャップ（７）を２〜３回逆回転させる
ことにより電池（５）が下がり、上方の電極に通電しな
くなってスイッチが切れるように構成してあり、弾性素
材（４）はその収縮性を利用し通電や遮電をより確実に
するものである。

【０００８】中空体（１）をシンプルな丸棒状とし、そ
の周胴とキャップ（７）や安全ピン（８）は艶消の黒塗
装とし、髪や衣服や花束等に組込んだ際、黒子的で目立
たぬように形成することが好ましい。

【０００９】

【発明の効果】以上説明したように、小型軽量でしかも
電池（５）を使用しているのでＡＣコードや光源器が不
要となり、本発明を装着した利用者に、より自由で、よ
り軽やかな動きと漸新な美を提供すると共に利用者それ
ぞれの感性により、より広範囲な装飾性をもたらす光フ
ァイバーのアクセサリーとなると考えられる

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の平面透視図である。

【符号の説明】

（１）中空体 （２）発光体 （３）導電性円盤 （４）弾性素材 （５）電池 （６）光ファイバー （７）キャップ （８）安全ピン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｂ４４Ｃ 5/08 Ｂ４４Ｃ 5/08 Ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 導電性円盤（３）に大小２ヶ所穴加工
   し、小穴に発光体（２）の片方の電極を通し溶着させ、
   導電性円盤（３）の外周を絶縁性収縮チューブで包み、
   中央に１ヶ所穴加工した同径の弾性素材（４）を導電性
   円盤（３）の底面と貼り合わせ発光体（２）のもう片方
   の電極をクランク状に曲げ外部に出した状態で発光体
   （２）と導電性円盤（３）と弾性素材（４）を一体化さ
   せ、導電性の中空体（１）の中央に挿入し、上方より別
   途切口を接着研磨した光ファイバー（６）を挿入し、下
   方より電池（５）を挿入し、あらかじめ下方にタップ加
   工を設した中空体（１）にキャップ（７）を螺着させ、
   発光体（２）を光源として光ファイバー（６）に光伝導
   させる手段を備えたことを特徴とする光ファイバーのア
   クセサリー。