JPH089048A - プログラマブルコントローラ用監視装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラ用監視装置

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JPH089048A
JPH089048A JP14133194A JP14133194A JPH089048A JP H089048 A JPH089048 A JP H089048A JP 14133194 A JP14133194 A JP 14133194A JP 14133194 A JP14133194 A JP 14133194A JP H089048 A JPH089048 A JP H089048A
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programmable controller
monitoring device
data
code
modem
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JP14133194A
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Inventor
Kimiaki Kato
公章 加藤
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラマブルコントローラと、これによって
制御されるシステムの状態を電話回線を介してポケット
ベルに表示させるプログラマブルコントローラ用監視装
置を提供する。 【構成】PCインターフェース15と通信用インターフェ
ース16とを備え、プログラマブルコントローラ2の状態
とシステムの状態を示すデータを格納する領域DSのデー
タをPCインターフェース15を介して転送する交信プロ
グラムP1と、領域DCに転送されたデータからプログラマ
ブルコントローラ2の状態とシステムの状態とを表す診
断符号DMC を生成する診断プログラムP2と、通信用イン
ターフェース16を介して電話番号D2を送信し、ポケット
ベル5を呼び出して診断符号DMC をポケットベルに送信
するプログラムP3とを、制御演算手段11によって実行さ
れる形式にして記憶手段12に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーケンス制御に使用
されるプログラマブルコントローラ(Programmable Con
troller 以下の説明ではPCと略記する)用の監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】シーケンス制御に使用されるPCは、P
Cの構成要素として使用されるマイクロコンピュータの
進歩にともなって高度な制御も可能となり、しかもPC
自体についても信頼度が向上し故障の発生も極く少なく
なってきた。しかしPCは、制御対象への操作信号や制
御対象の状態を検知するためのセンサが発信する信号を
入力し、これらの信号を条件として予め定められたプロ
グラムに従って、電動機や電磁バルブなどのアクチュエ
ータに制御信号を送り、システムを構成する制御対象を
制御する。従って大きいシステムや、個々の専用のPC
によって制御される自動機を多数設備した工場などで
は、PCの周辺に設置されるセンサやアクチュエータな
どの機器の数が膨大になるので、PC自体や機器個々の
信頼性が高くてもシステム全体としての故障発生の確率
が高くなることは避けがたい。特にシステムの運転の初
期などではシステム設計思想が制御対象やシステムを運
用する人と十分になじまないこともあり、支障を来すこ
とが往々にして発生する。支障が出ないことは勿論望ま
しいのであるが次善の方法として、支障が発生した場合
に速やかに支障の原因を究明して対策することが必要で
ある。
【0003】そこで従来は、PCに自己診断機能として
PC自体の構成要素の状態を検出する手段を備え、自己
診断機能による診断結果を記憶手段に記録し、またPC
の外部からの操作スイッチやセンサなどの入力信号とア
クチュエータへの出力信号とを記憶手段に記録する手段
を装備し、異常がある場合はPCの記憶手段に記録され
たPC自体の状態を示すデータと外部の機器との間で入
出力された信号を記録したデータとを、ローダと通称さ
れるPCへのシーケンス制御プログラムを格納する機能
を兼ね備えた監視装置を使用して読み出し、この読み出
されたデータを監視装置の表示装置に表示し、表示結果
から異常原因を究明する方法が採られている。
【0004】図6はPCと従来の監視装置の一例を示し
た図であり、図において1は監視機能とPCへのプログ
ラムの入力機能とを兼ねた監視装置、2はPCである。
図6の(b) はPC2の内部を示したブロック図であり、
PC2は、シーケンス制御プログラムを含むプログラム
やデータを格納する記憶手段22と、記憶手段22に格納さ
れているシーケンス制御プログラムやその他のプログラ
ムを読み出して実行する制御演算手段21と、外部に接続
された図外の操作機器やセンサなどの信号を入力する入
力回路23と、制御信号を外部の図外のアクチュエータ等
に出力する出力回路24と、制御演算手段21の制御のもと
に入出力されるデータを監視装置1との間で入出力する
ローダインターフェース25とからなる。図6の(c) は監
視装置1の内部を示すブロック図であって、監視装置1
は制御演算手段11と、記憶手段12と、入力手段13と、表
示手段14と、PC2との間でデータを入出力するPC用
インターフェース15とからなる。PCに記録されている
データを表示させる場合は、図6の(a) に示すとおりに
PC2と監視装置1とをPC2のローダ用インターフェ
ース25と監視装置1のPC用インターフェース15とを介
して接続し、監視装置1に入力手段13から診断のための
操作信号を入力する。この操作信号が入力されると監視
装置1はPC2に信号を送って、PC2の記憶手段21に
格納されている、PC2の状態と入出力した信号のを値
とを記録した図示外のデータの送信を促し、送信される
データを記憶手段12に格納する。さらに監視装置1は記
憶手段12に格納した内容から、表示すべきデータを制御
演算手段11の制御のもとに選択し、表示手段14に表示す
る。外部機器の異常や、PC自体を構成する部品の異常
やプログラム構成上の問題点などがこの表示された内容
によって解析される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前述のとおり
に、PCによって制御されるシステムに異常が生じた場
合は、PCへのシーケンス制御プログラムを格納する機
能を兼ね備えた監視装置をPCに接続し、PCの記憶手
段に格納されているPC自体の状態を示す記録やPCに
接続する機器との間の入出力信号の記録からなるシステ
ムの状態を読み出して表示させ、異常原因を解析て対策
している。しかし、異常原因を解析し処理する為には、
そのための知識を有する技術者を必要とするが、この様
な技術者をPCが設置されている場所全てに配属するこ
とは不可能であるから、通常は異常が発生すると、シス
テムが設備されている現場から、設備管理部門やPC製
造者のサービス部門を電話等で呼び出し、これらの部門
から技術者が出向き、監視装置をPCに接続し、システ
ムの状態を表示させて対策に当たっている。従って、異
常原因は現場に技術者が到着し、監視装置がPCに接続
され、システムの状態が表示されるまで分からない。
【0006】上述の事情に鑑み、本発明は、技術者が現
場に到着する以前に、PCで制御されるシステムに異常
が発見された場所から直接、技術者にシステムの異常を
解析するための情報を提供するプログラマブルコントロ
ーラ用監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明によれば、制御演算手段と記憶手段と入力
手段と表示手段とプログラマブルコントローラとの交信
手段とを有し、交信手段を介してプログラマブルコント
ローラに記録されたデータを記憶手段に転送し、該記憶
手段に転送されたデータから、プログラマブルコントロ
ーラの状態を示す第1のデータとプログラマブルコント
ローラの外部に接続する機器の状態を示す第2のデータ
とを選択して表示手段に表示するプログラマブルコント
ローラ用監視装置において、モデムを介して電話回線に
接続する通信用インターフェースを備え、ポケットベル
を呼び出すための電話番号と、第1のデータと第2のデ
ータとを表す診断符号を生成する第1のプログラムと、
電話番号を通信用インターフェースを介して送信し、ポ
ケットベルと通信用インターフェース間の通信回線接続
完了信号を受信後、診断符号をポケットベルに送信する
第2のプログラムとを、制御演算手段が実行できる形式
にして記憶手段に格納することを特徴とする。
【0008】また、監視装置は、モデムと複数のプログ
ラマブルコントローラとの設置位置を経由して配線され
た信号線の、複数個のプログラマブルコントローラのそ
れぞれの位置において分岐した、接続端子を介して、モ
デムに接続されるものにすると好適である。さらに、第
1のプログラムは、プログラマブルコントローラの設置
場所を表す設置場所コードと、プログラマブルコントロ
ーラの異常の有無と異常の種類を表すPC状態コード
と、プログラマブルコントローラに接続する外部機器の
接続位置を2進コードの桁の位置に対応させて示し、外
部機器の状態を外部機器に対応する桁の2値データで表
す外部機器状態コードとを作成するものにすると好適で
ある。
【0009】さらにまた、通信用インターフェースは無
線中継器を介してモデムに接続するものにすると好適で
ある。
【0010】
【作用】本発明のプログラマブルコントローラにおいて
は、制御演算手段と記憶手段と入力手段と表示手段とプ
ログラマブルコントローラとの交信手段とを有し、交信
手段を介してプログラマブルコントローラに記録された
データを記憶手段に転送し、該記憶手段に転送されたデ
ータからプログラマブルコントローラの状態を示す第1
のデータとプログラマブルコントローラの外部に接続す
る機器の状態を示す第2のデータとを表示手段に表示す
るプログラマブルコントローラ用監視装置において、制
御演算手段は第1プログラムを実行し、第1データと第
2データを表す診断符号を生成する。次いで、第2プロ
グラムを実行し電話番号を送信してポケットベルを呼び
出し、通信用インターフェースとポケットベルとの間の
通信回線が接続したことが通信回線接続完了信号の受信
によって確認されると、診断符号を送信してポケットベ
ルに表示させる。
【0011】また、複数個のプログラマブルコントロー
ラのうちの任意に選定された1台のプログラマブルコン
トローラの診断符号を送信する場合に、モデムから複数
のプログラマブルコントローラとの設置位置を経由して
配線された信号線の、選定されたプログラマブルコント
ローラの位置に、信号線に分岐して設けられた接続端子
にプログラマブルコントローラ用監視装置を接続するこ
とによって、そのプログラマブルコントローラの診断符
号がモデムを介して送信される。
【0012】さらに、診断符号に含まれる設置場所コー
ドはプログラマブルコントローラの設置場所を示し、P
C状態コードはプログラマブルコントローラの異常の有
無と異常がある場合は異常の種類とを示し、外部機器状
態コードはこのコードに対応する2進数コードによって
外部に接続されている機器を特定し、この桁の2値信号
の値によって特定した機器の状態とを示す。
【0013】さらにまた、通信用インターフェースが無
線中継器を介してモデムに接続する場合は、モデムと監
視装置の間の配線が省略された状態で、診断符号がポケ
ットベルに送信される。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1に請求項1の発明によるプログラマブ
ルコントローラ用監視装置の一実施例を示す。図1の
(a) は監視装置1と、監視動作に関係する周辺を示した
図であり、図において、2はプログラマブルコントロー
ラ(以下の説明ではPCと略称する)、1はPC2への
プログラムを格納する機能を併設したプログラマブルコ
ントローラ用監視装置(以下の説明では監視装置と略称
する)、3はモデム(変復調装置)、4は監視装置1に
モデム3と電話回線6を介して接続する通信サービス
網、5は通信サービス網4からの無線信号を受信するボ
ケットベルである。DSは、PCを構成する要素の状態を
示すPC状態データと、PC2に接続された図外の機器
からの入力信号や図外の機器への出力信号などからなる
システム状態データとを格納するPC2の内部に設けら
れた第1の記憶領域である。DCは、PC2の記憶領域DS
に格納されているデータを転送して格納する第2記憶領
域であり、DMS は第2記憶領域DCに格納されたデータか
ら生成されたPC2の状態を表す第1の符号とシステム
の状態を表す第2の符号とからなる診断符号DMC を格納
する第3記憶領域であり、第2記憶領域DCと第3記憶領
域DMS とはともに監視装置1の内部に設けられている。
【0015】図1の(b) は監視装置1の内部を示すブロ
ック図であり、11は制御演算手段、12は記憶手段、13は
操作信号を入力するための入力手段、14は表示手段、15
はPC2と交信する機能を有するPC用インターフェー
ス、16は通信用インターフェースである。通信用インタ
ーフェース16は、監視装置内部で使用される並列信号と
外部で使用される直列信号とを相互に変換する直並列変
換回路161 と直列信号をモデムの入出力信号として要求
される形式の電気信号に変換する変換回路162とからな
る。
【0016】図1の(c) は記憶手段12の内容の一部を示
し、第3記憶領域DMS と第2記憶領域DCとを含むデータ
領域DAが設けられ、ポケットベル5を呼び出すための電
話番号D2が格納され、PC2と監視装置1との間の交信
を制御する交信プログラムP1と、第2記憶領域DC内のデ
ータを解析してPC2自体の状態とシステムの状態とを
示す診断符号DMC を生成して第3記憶領域DMS に格納す
る診断プログラムP2と、電話番号D2を送信し、モデム3
と通信網4を介してポケットベル5との交信が可能とな
ったことを示す通信回線接続完了信号が入力されると第
3記憶領域DMSに格納されている符号をポケットベルに
送信する送信プログラムP3とが格納さている。
【0017】図1の(a) 〜(c) を参照して監視装置1の
動作を説明する。監視装置1がPC2とモデム3に接続
され、監視装置1の入力手段13を介して第3記憶領域DM
S 内のデータの送信を指示する送信指示信号が入力され
ると、交信プログラムP1が制御演算手段11により実行さ
れて、PC2の内部に設けられている第1データ領域DS
の内容が監視装置1の内部に設けられている第2記憶領
域DCに転送される。次いで制御演算手段11は診断プログ
ラムP2を実行し、第2記憶領域DCの内容から、PC2自
体とPC2によって制御されるシステムの状態とを符号
化し診断符号DMC を生成して第3の記憶領域DMS に格納
する。次いで制御演算手段11は、送信プログラムP3を実
行することにより、先ず電話番号D2を通信用インターフ
ェース16とモデム3を介して通信サービス網4に送信
し、ボケットベル5に回線が接続したことを示す通信回
線接続完了信号がモデム3を介して入力されると、第3
記憶領域DMS にある診断符号DMC を送信する。診断符号
DMC はポケットベル5に受信されてポケットベル5に表
示される。
【0018】図2は、ポケットベル5に表示される診断
符号DMC の一例を示した図である。図において、上位か
ら4桁で構成される設置場所コードU1はPCの設置場所
を表す。この例ではPCの設置場所が1234番にあること
が示されており、場所の表示に4桁を使用すると一万箇
所の異なる設置点を区別することができる。次の2桁で
構成される状態コードU2はPC自体の異常の有無と、異
常がある場合の異常箇所を表し、00ならば異常なし、01
〜99で99種類に類別して異常を表すことができる。残り
の6桁で構成される外部機器状態コードU3はPC2に接
続されている外部の機器のPC2の端子への接続位置
と、その端子に接続されている機器の2値信号の値で表
現された状態を表す。外部機器の接続位置は、外部機器
コードU3を8進数として扱いこの数を2進数のコードに
展開し、展開された2進数のコードの各ビットの位置
を、PC2の外部機器への接続端子の位置に対応させ
る。図2の(b) は外部機器コードの最小桁を2進数コー
ドに展開した場合を示す図であり、2進数コードの最小
ビットb1はPC2の端子1番に接続されている機器の状
態を表し、2番目のビットb2はPC2の端子2番に接続
されている機器の状態を表し、3番目のビットb3はPC
2の端子3番に接続されている機器の状態を表す。2進
数の各桁の数値は、そのビットに対応する機器の状態を
2進数で表した数値であり、例えばPC2の端子1番に
スイッチが接続されていて、スイッチが閉路の信号を端
子1に入力しているならば、この桁のデータは1に、開
路の信号を入力しているならばこの桁のデータは0にな
る。この方法によると、8進数1桁で2値信号の3個の
状態が表示できるから、6桁で開閉信号を出力するスイ
ッチや始動と停止の信号を入力とする電動機のような、
2値信号の1桁分の信号を入出力する機器18個の状態
を表すことができる。システムの状態を知る為にはPC
の外部に接続する機器全ての状態を表さなくても、シス
テムの制御上の要所を占める機器の状態を示す情報が得
られれば必要が満たされる場合が多いので、18個の機
器の状態を知ることができればかなり大きい範囲のシス
テムの状態を知ることができる。また複数台のPCの情
報を併用すればさらに大きい範囲のシステムの状態を知
ることができる。なお、アナログのデータの場合も量子
化して、2進数とし、診断符号DMC として送信すること
ができる。但しこの場合は複数のビットを一つの機器に
割り当てる。
【0019】図3は、図1の(a) に示した接続における
PC2の自己診断の結果がポケットベル5に表示される
までの経過を示すフローチャートである。図に示すとお
り、最初の処理S1においてPC2(図1を参照)が監視
装置1に接続され、処理S2において監視装置1からPC
2に指令信号C (図1の(a) 参照)が出力され、この信
号を受けてPC2の自己診断が実行されて自己診断の結
果を表すデータが第1記憶領域DS(図1の(a) 参照)に
格納され、処理S3において第1記憶領域DSにあるデータ
が第2記憶領域DCに転送され、処理S4において診断結果
符号DMC が作成されて第3の記憶領域DMS (図1の(a)
参照)に格納される。次いで処理S5において、ポケット
ベル5(図1の(a) 参照)を呼び出す電話番号が送信さ
れ、処理S6においてポケットベル5の回線の接続が確認
されたならば、処理S7において診断符号DMC がポケット
ベル5に送信され、処理S8において診断符号DMC がポケ
ットベル5に表示される。 (実施例2)図4は請求項3に対応する本発明のプログ
ラマブルコントローラ用監視装置の異なる実施例を示
す。図において、21〜23は、自己診断の機能と監視装置
1との交信の機能について図1に示したPC2と同一の
機能を有するPCであり、100はプログラマブルコント
ローラ用監視装置であり、3は図1に示したモデムと同
一のモデムであり、7はモデムと監視装置100 との間を
接続する信号線である。
【0020】信号線7は、PC2i(iは番号の2桁目を表
す番号)の設置箇所を経由して敷設され、PC2iが設置
されている箇所には信号線7を経由してモデム3と監視
装置1とを接続するコネクタの一方の電極CNi (iは番号
の2桁目を表す番号)が信号線7から分岐して設けられ
ている。監視装置100 のモデム3への接続端にはコネク
タの他方の極CNP が設けられていて、任意に選択された
PC2iの状態を知りたい場合は、その選択されたPC2i
に監視装置1のPC用インターフェース15(図1の(b)
参照)を接続し通信用インターフェース16(図1の(b)
参照)の端子CNP をこのPCの近傍にある信号線7のコ
ネクタCNi に接続する。以下、図3に示したフローチャ
ートと同一の経過によってポケットベル5(図1の(a)
参照)にPC2iの診断符号DMC が表示される。 (実施例3)図5に請求項4に対応する本発明のプログ
ラマブルコントローラ用監視装置の異なる実施例を示
す。図において、101 はプログラマブルコントローラ用
監視装置であり、31はモデムであって、他のものは図1
に示したものと同一であるので同一の符号を付して説明
を省略する。図5の(b) は監視装置100 の内部を表した
ブロック図である。図において、18はモデム31との間を
無線通信で連絡する通信用無線インターフェースであ
り、監視装置内部で使用される並列信号と外部で使用さ
れる直列信号とを相互に変換する直並列変換回路181 と
直列信号を無線の搬送波に乗せて送受信する送受信装置
182 とからなる。他のものは図1の(b) 示したものと同
一であり同一の符号を付して説明を省略する。31は通信
用無線インターフェース18との交信機能を有するモデム
である。
【0021】診断符号のポケットベル5への送信は、通
信用無線インターフェース18とモデム31を介して行われ
る点を除き、図1の(a) と図3のフローチャートによっ
て説明したところと同様にして行われる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明は、制御
演算手段と記憶手段と入力手段と表示手段とプログラマ
ブルコントローラとの交信手段とを有し、交信手段を介
してプログラマブルコントローラに記録されたデータを
記憶手段に転送し、該記憶手段に転送されたデータから
プログラマブルコントローラの状態を示す第1のデータ
とプログラマブルコントローラの外部に接続する機器の
状態を示す第2のデータとを表示手段に表示するプログ
ラマブルコントローラ用監視装置において、モデムを介
して電話回線に接続する通信用インターフェースを備
え、ポケットベルを呼び出すための電話番号と、第1の
データと第2のデータとを表す診断符号を生成する第1
のプログラムと、電話番号を通信用インターフェースを
介して送信し、ポケットベルと通信用インターフェース
間の通信回線接続完了信号を受信後、診断符号をポケッ
トベルに送信する第2のプログラムとを、制御演算手段
が実行できる形式にして記憶手段に格納するように構成
したことにより、PCが設置されている現場に専門の技
術者が配属されていなくても、PC、またはこのPCが
制御するシステムに異常が発生した場合に、単に監視装
置をそのPCとモデムの中間に接続するのみで、PCと
PCが制御するシステムの保守を契約している専門の技
術者をポケットベルで呼び出し、同時にそのPCとPC
が制御するシステムの状態をポケットベルに表示して、
迅速な対策を可能とさせるプログラマブルコントローラ
用監視装置が提供される。なお、この監視装置はPCが
実行するシーケンス制御プログラムを作成し、作成した
プログラムをPCに格納するためのローダに併設するこ
ともできる。
【0023】また、モデムと複数のプログラマブルコン
トローラとの設置位置を経由して配線された信号線の、
複数個のプログラマブルコントローラのそれぞれの位置
において分岐した接続端子を介して、モデムに接続する
ように構成することにより、設備されるPCの数が多数
に昇っても、1台分のPCに要する信号線の数と同一の
数の信号線でモデムに接続するプログラマブルコントロ
ーラ用監視装置が提供される。
【0024】さらに、第1のプログラムは、プログラマ
ブルコントローラの設置場所を表す設置場所コードと、
プログラマブルコントローラの異常の有無と異常の種類
を表すPC状態コードと、プログラマブルコントローラ
に接続する外部機器の接続位置を2進コードの桁の位置
に対応させて示し、外部機器の状態を外部機器に対応す
る桁の2値データで表す外部機器状態コードとを作成す
るように構成することにより、ポケットベルへの表示の
によって、PCの設置場所とそのPCの状態のみでな
く、そのPCに接続する機器の状態をもポケットベルに
表示するプログラマブルコントローラ用監視装置が提供
される。
【0025】さらにまた、通信用インターフェースは無
線中継器を介してモデムに接続することにより、モデム
との間の配線を不要とするプログラマブルコントローラ
用監視装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明のプログラマブルコントローラ
用監視装置の一実施例を示す図であり、(a) はプログラ
マブルコントローラ用監視装置と周辺を示す図、(b) は
プログラマブルコントローラ用監視装置のブロック図、
(c) はプログラマブルコントローラ用監視装置の記憶手
段の内容を示す図
【図2】図1のポケットベルに表示するコードの一実施
例を示す図であり、(a) はコードの説明図、(b) は外部
機器状態コードの一桁分を示す図
【図3】図1のプログラマブルコントローラ用監視装置
の一実施例の動作を表すフローチャート
【図4】請求項3に対応する異なる実施例を示す、プロ
グラマブルコントローラとプログラマブルコントローラ
用監視装置とモデム間の配線を示す図
【図5】請求項4に対応する異なる実施例を示す、プロ
グラマブルコントローラとプログラマブルコントローラ
用監視装置とモデム間の配線を示す図
【図6】従来のプログラマブルコントローラ用監視装置
の説明図であって、(a) はプログラマブルコントローラ
とプログラマブルコントローラ用監視装置との接続関係
を示す図、(b) はプログラマブルコントローラの内部を
表すブロック図、(c) はプログラマブルコントローラ用
監視装置の内部を表すブロック図
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ用監視装
置 11 制御演算手段 12 記憶手段 13 入力手段 14 表示手段 15 PCインターフェース 16 通信用インターフェース DA データ領域 P1 交信プログラム P2 診断プログラム P3 送信プログラム 2 プログラマブルコントローラ 3 モデム 4 電話サービス網 5 ポケットベル 6 電話回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御演算手段と記憶手段と入力手段と表示
    手段とプログラマブルコントローラとの交信手段とを有
    し、前記交信手段を介して前記プログラマブルコントロ
    ーラに記録されたデータを前記記憶手段に転送し、該記
    憶手段に転送されたデータから、前記プログラマブルコ
    ントローラの状態を示す第1のデータと前記プログラマ
    ブルコントローラの外部に接続する機器の状態を示す第
    2のデータとを選択して前記表示手段に表示するプログ
    ラマブルコントローラ用監視装置において、 モデムを介して電話回線に接続する通信用インターフェ
    ースを備え、ポケットベルを呼び出すための電話番号
    と、前記第1のデータと前記第2のデータとを表す診断
    符号を生成する第1のプログラムと、前記電話番号を前
    記通信用インターフェースを介して送信し、前記ポケッ
    トベルと前記通信用インターフェース間の通信回線接続
    完了信号を受信後、前記診断符号を前記ポケットベルに
    送信する第2のプログラムとを、前記制御演算手段が実
    行できる形式にして前記記憶手段に格納することを特徴
    とするプログラマブルコントローラ用監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ用監視装置において、監視装置は、モデムと複数の
    プログラマブルコントローラとの設置位置を経由して配
    線された信号線の、前記複数個のプログラマブルコント
    ローラのそれぞれの位置において分岐した、接続端子を
    介して、モデムに接続されるものであることを特徴とす
    るプログラマブルコントローラ用監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ用監視装置において、第1のプログラムは、プログ
    ラマブルコントローラの設置場所を表す設置場所コード
    と、前記プログラマブルコントローラの異常の有無と異
    常の種類を表すPC状態コードと、前記プログラマブル
    コントローラに接続する外部機器の接続位置を2進コー
    ドの桁の位置に対応させて示し、前記外部機器の状態を
    前記外部機器に対応する桁の2値データで表す外部機器
    状態コードとを作成するものであることを特徴とするプ
    ログラマブルコントローラ用監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の発明において、通信用イ
    ンターフェースは無線中継器を介してモデムに接続する
    ものであることを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ用監視装置。
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