JPH089033A - 加入者回線監視方法とその装置、並びに加入者回線試験監視装置 - Google Patents

加入者回線監視方法とその装置、並びに加入者回線試験監視装置

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JPH089033A
JPH089033A JP14042394A JP14042394A JPH089033A JP H089033 A JPH089033 A JP H089033A JP 14042394 A JP14042394 A JP 14042394A JP 14042394 A JP14042394 A JP 14042394A JP H089033 A JPH089033 A JP H089033A
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克美 南雲
Tatsuhiro Fukushige
辰博 福成
Junji Takayama
純二 高山
Soji Asami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加入者回線試験監視装置内で、実装スペ−ス
少なくして、かつ経済的にハウラ信号送出中での加入者
端末のオンフック状態への移行を検出すること。 【構成】 加入者回線試験監視装置内で、試験用加入者
回路512で検出された流入負荷電流がオン/オフフッ
ク状態監視回路10で監視処理される場合には、ハウラ
監視回路とそのための専用給電回路は不要とされ得、し
たがって、実装スペ−ス少なくして、しかも経済的に、
ハウラ信号発生回路511からのハウラ信号送出中での
加入者端末1のオンフック状態への移行が容易に検出さ
れ得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフフック状態にある
加入者端末に対し、給電状態にある加入者線を介しハウ
ラ信号が送出されている状態で、その加入者端末のオフ
フック状態からオンフック状態への状態遷移を検出する
ための加入者回線監視方法とその装置、更にはその加入
者回線監視装置を内部に含む加入者回線試験監視装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバケ−ブルによる通信網
のインフラストラクチャ整備の一環として、交換局舎か
らユ−ザビル等の遠隔地に加入者インタフェース装置が
分離設置された上、加入者端末各々は加入者線(メタリ
ック加入者線)を介し一旦その加入者インタフェース装
置に収容せしめられた上、更に光ファイバケ−ブルを介
し交換局舎に収容せしめられる形態が採られるようにな
っている。より詳細には、図6に示すように、加入者端
末1各々は端末接続端子2を介し加入者端末1対応の加
入者線3に接続せしめられた上、加入者接続端子4を介
し加入者端末1対応の加入者回路50を複数内部に含む
加入者インタフェ−ス装置5に一旦収容されており、更
に、加入者端末1各々に対し共通に設けられている光フ
ァイバケ−ブル12を介し交換局舎80に収容せしめら
れているものである。
【0003】ところで、加入者端末1各々が以上のよう
にして加入者インタフェ−ス装置5に収容されている場
合に、加入者線3と加入者端末1から構成される加入者
回線に対し各種項目について試験や測定、監視を行うに
は、その加入者線3は、対応加入者回路50内切替スイ
ッチを介し加入者回線試験監視装置51に引き込みされ
た状態で各種の試験や測定、監視が行われるものとなっ
ている。図示のように、加入者回線試験監視装置51に
は、加入者端末1各々での送受話器戻し忘れ状態(通話
終了後での長時間に亘るオフフック状態をいう)に対し
加入者へ警告を与えるべく、ハウラ信号(可聴音信号)
を送出するためのハウラ信号発生回路511や、ハウラ
信号送出中に加入者端末1各々での送受話器の戻し状態
(オンフック状態)への移行を検出するためのハウラ監
視回路510、ハウラ監視回路510によりオンフック
状態への移行が監視されるに際して、加入者線3を直流
給電するための給電回路513が設けられたものとなっ
ている。なお、上記以外にも加入者回線試験監視装置5
1内には、試験用加入者回路512を始めとして、各種
試験/測定回路が設けられているが、その試験用加入者
回路512は、特に線間容量や対地間容量、線間電圧等
が測定される際に、加入者線を直流給電するために設け
られたものとなっている。これら回路は中央制御処理装
置514によりその状態が監視制御されているものであ
る。
【0004】なお、この種の加入者回線試験監視技術に
係わる公知文献として、例えば特開昭63−31276
0号公報(名称:回線監視回路)には、その第4図に示
されているように、一例として、抵抗R1〜R5により加
入者線であるところのA線、B線各々での電位が分圧さ
れた上、分圧後の電位V1,V2が演算増幅器11で比較
されており、これら電位V1,V2間の大小関係から加入
者線の状態がループ状態にあるか、開放状態にあるかが
検出されたものとなっている。また、特開平4ー154
360号公報(名称:地絡・混触検出回路)では、A
線、B線各々には対応する給電回路より電流が流された
状態で、A線、B線各々に流れる電流が給電回路内で検
出された上、基準電圧と比較されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、交換局舎か
ら遠隔に設置される加入者インタフェ−ス装置への収容
加入者数は、今後、伝送路の光ファイバ化が進展するに
伴い減少する傾向にあるも、その反面、加入者回線試験
監視装置に要される1加入者当りのコストおよびスペ−
スはそれとは逆に増大するようになっている。即ち、加
入者インタフェ−ス装置に収容されている加入者回線各
々を試験、測定、監視するための加入者回線試験監視装
置としては、加入者インタフェ−ス装置を経済的に構成
する上で、今後、より一層その小型化、コスト低減化が
要請されているものである。特に、加入者端末のオフフ
ック状態からオンフック状態への移行を監視検出するた
めのハウラ監視回路とそのための給電回路はそのハード
ウェア規模が大きく、実装スペ−スが多く要されてお
り、その分、加入者線各々を試験/測定する上で多くの
コストが要されているのが実情である。
【0006】本発明の第1の目的は、オフフック状態に
ある加入者端末に対し、給電状態にある加入者線を介し
ハウラ信号が送出されている状態で、その加入者端末の
オフフック状態からオンフック状態への状態遷移を容易
に検出し得る加入者回線監視方法を供するにある。本発
明の第2の目的は、オフフック状態にある加入者端末に
対し、給電状態にある加入者線を介しハウラ信号が送出
されている状態で、その加入者端末のオフフック状態か
らオンフック状態への状態遷移を容易に検出し得る加入
者回線監視装置を供するにある。本発明の第3の目的
は、実装スペ−ス少なくして、しかも経済的にハウラ信
号送出中での加入者端末のオンフック状態への移行を容
易に検出し得る加入者回線試験監視装置を供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、基本
的には、オフフック状態にある加入者端末に対し、給電
状態にある加入者線を介し、その給電状態と直流的にア
イソレーションされた状態でハウラ信号が送出されてい
る状態で、その加入者線へのハウラ信号成分を含む流入
負荷電流を監視し、その流入負荷電流の低電流値状態へ
の状態遷移を以て、加入者端末のオフフック状態からオ
ンフック状態への状態遷移が検出されることで達成され
る。
【0008】上記第2の目的は、基本的には、加入者線
を給電し、かつその加入者線への流入負荷電流を検出す
るための給電回路と、その加入者線にハウラ信号を送出
するためのハウラ信号発生回路と、上記給電回路による
加入者線への給電の際に、上記ハウラ信号発生回路を直
流的にアイソレーションするための結合回路と、上記給
電回路からのハウラ信号成分を含む検出流入負荷電流を
監視し、その流入負荷電流の低電流値状態への状態遷移
を以て、加入者端末のオフフック状態からオンフック状
態への状態遷移を検出するためのオン/オフフック状態
監視回路とから構成されることで達成される。
【0009】上記第3の目的は、基本的には、少なくと
も加入者端末のオフフック状態からオンフック状態への
状態遷移を検出すべく、加入者線を給電し、かつその加
入者線への流入負荷電流を検出するための給電回路とし
ての試験用加入者回路と、その加入者線にハウラ信号を
送出するためのハウラ信号発生回路と、上記試験用加入
者回路による加入者線への給電の際に、上記ハウラ信号
発生回路を直流的にアイソレーションするための結合回
路と、上記試験用加入者回路からのハウラ信号成分を含
む検出流入負荷電流を監視し、その流入負荷電流の低電
流値状態への状態遷移を以て、加入者端末のオフフック
状態からオンフック状態への状態遷移を検出するための
オン/オフフック状態監視回路とを内部に含むべく構成
されることで達成される。
【0010】
【作用】加入者端末に対し、給電状態にある加入者線を
介し、その給電状態と直流的にアイソレーションされた
状態でハウラ信号が送出されている状態での給電側から
みた直流インピーダンスは、それがオンフック状態にあ
る場合は無限大であり、また、オフフック状態にある場
合には数百Ω程度であり、よって、オフフック状態での
直流負荷電流はオンフック状態でのそれに比し小さくな
る。したがって、給電側で加入者線へのハウラ信号成分
(交流電流成分)を含む流入負荷電流が検出された上、
所定に監視処理される場合には、流入負荷電流の低電流
値状態への状態遷移を以て、加入者端末のオフフック状
態からオンフック状態への状態遷移が容易に検出され得
るものである。特に、その際、加入者線を給電するため
の給電回路として、加入者回線試験監視装置内に既存の
ものとして設けられている試験用加入者回路を利用し、
これに加入者線への流入負荷電流検出機能を具備せしめ
た上、検出された流入負荷電流がオン/オフフック状態
監視回路で監視処理される場合には、加入者回線試験監
視装置内に既存のものとして設けられているハウラ監視
回路とそのための専用給電回路は不要とされ得、加入者
回線試験監視装置では、その分、ハードウェア規模が抑
えられ、したがって、実装スペ−ス少なくして、しかも
経済的にハウラ信号送出中での加入者端末のオンフック
状態への移行が容易に検出され得るものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明による加入者回線監視方法とそ
の装置、並びに加入者回線試験監視装置を図1から図5
により説明する。因みに、現状では、加入者回線の監視
は専ら加入者回線試験監視装置内で行われていることか
ら、加入者端末、加入者回線試験監視装置間に介在され
る加入者インタフェ−ス装置についてはその図示を省略
した上で、加入者回線試験監視装置内での加入者回線監
視として説明すれば以下のようである。即ち、図1は本
発明による加入者回線試験監視装置の要部概要ブロック
構成を、加入者端末および加入者線に関連せしめて示し
たものである。さて、加入者端末1各々が送受話器戻し
忘れ状態にある場合には、ハウラ音に促され加入者がそ
の加入者端末1をオンフック状態におくべく、その加入
者端末1は加入者インタフェ−ス装置を介し加入者回線
試験監視装置内に引出された上、図示のように、試験用
加入者回路(直流負荷電流検出機能を具備)512から
その加入者端末1に対しては、結合回路8、加入者線3
を介し直流負荷電流が供給されている一方では、ハウラ
信号発生回路511からその加入者端末1に対しては、
結合回路8、加入者線3を介しハウラ信号が送出される
ものとなっている。この場合、結合回路8は、ハウラ信
号発生回路511から側からみた場合、加入者端末1を
交流負荷として機能せしめ、また、試験用加入者回路5
12を交流的にアイソレーション状態におくべく機能し
ている一方、試験用加入者回路512からみた場合に
は、加入者端末1を直流負荷として機能せしめ、また、
ハウラ信号発生回路511を直流的にアイソレーション
状態におくべく機能したものとなっている。換言すれ
ば、本発明による加入者回線試験監視装置内には、従来
設けられていた専用のハウラ監視回路(510)と専用
給電回路(513)は不要とされており、これらに代る
ものとして、線間容量や対地間容量、線間電圧等を測定
するために設けられている既存の試験用加入者回路51
2が利用されているものである。試験用加入者回路51
2が利用可とされているのは、交換局舎80からの加入
者インタフェ−ス装置5の遠隔設置によって、加入者端
末1各々は加入者インタフェ−ス装置5に加入者線3の
線路長短くして収容されることになり、この加入者線3
の線路長の短縮化に伴い、その分、ハウラ信号の送出信
号レベルが低減可とされているからである。その試験用
加入者回路512ではまた、ハウラ信号成分を含む直流
負荷電流が検出されているが(直流負荷電流は実際には
電圧に変換された状態として検出)、検出された直流負
荷電流はオン/オフフック状態監視回路10で所定に監
視処理されることで、加入者端末1がオフフック状態か
らオンフック状態におかれた場合での状態遷移が検出さ
れているものであり、この状態遷移にもとづき中央制御
処理装置514による制御下に、ハウラ信号発生回路5
11から加入者線3へのハウラ信号の送出は停止されて
いるものである。
【0012】以上、本発明による加入者回線試験監視装
置の概要について説明した。次に、オン/オフフック状
態監視回路10での監視処理について説明する。既述の
ように、試験用加入者回路512では、ハウラ信号送出
中における加入者線3上での直流負荷電流が検出されて
おり、したがって、オン/オフフック状態監視回路10
では、試験用加入者回路512からの、ハウラ信号成分
が重畳されている直流負荷電流から、直流電流成分のみ
に着目の上、加入者端末1が現にオフフック状態にある
か、オンフック状態にあるかが検出されるものとなって
いる。図2にはそのオン/オフフック状態監視回路10
の一例での概要構成が示されているが、図3に示す動作
例を参照しつつ、その構成と動作について説明すれば以
下のようである。
【0013】即ち、オン/オフフック状態監視回路10
では、試験用加入者回路512からの、ハウラ信号成分
が重畳されている直流負荷電流90は、先ずサンプリン
グ部100で、以下の数式1として示す条件下で連続的
にサンプリングされるものとなっている。
【0014】
【数1】
【0015】サンプリング部100では、ハウラ信号周
期THOW よりも十分小さな周期Tsを以て直流負荷電流
90が連続的にサンプリングされているものであり、直
流負荷電流90に対するサンプリング結果は次段の計数
部101で高/低電流値状態別に計数されるものとなっ
ている。この場合、計数部101は外部からのリセット
信号Reset(−)により周期T(本例ではT=10
Tsに設定)的にリセットされていることから、結局、
計数部101からはハウラ信号周期THOW よりも十分大
とされた一定時間T毎に、その一定時間T内での高/低
電流値状態別の総サンプリング回数が得られるものであ
る。これら総サンプリング回数にもとづきオン/オフフ
ック状態判定部102では、一定時間T毎に高電流値状
態の総サンプリング回数と低電流値状態の総サンプリン
グ回数とが比較判定されることによって、一定時間T毎
にオン/オフフック状態が検出されており、その検出結
果110は中央制御処理装置514に通知されるものと
なっている。
【0016】より詳細に計数部101での計数動作につ
いて説明すれば、計数有効期間I での高電流値状態(オ
フフック状態、またはハウラ信号成分に相当)、低電流
値状態(オンフック状態に相当)それぞれの総サンプリ
ング回数をそれぞれN、nとすれば、N、nは以下の数
式2で示されるものとなっている。
【0017】
【数2】
【0018】また、同様にして、計数有効期間IIについ
ては、数式3として示されるものとなっている。
【0019】
【数3】
【0020】このようにして、周期T毎に計数された総
サンプリング回数N、nはその周期の最終時点でオン/
オフフック状態判定部102で比較されているものであ
るが、図3に示す例からすれば、計数有効期間I では、
N>nの比較結果から、オフフック状態にあると判定さ
れる一方では、計数有効期間IIでは、N<nの比較結果
から、オンフック状態にあると判定され得るものであ
る。
【0021】図4はまた、オン/オフフック状態監視回
路10の他の例での概要構成を示したものである。これ
による場合、試験用加入者回路512からの、ハウラ信
号成分が重畳されている直流負荷電流90は、オン/オ
フフック状態監視回路10内で、先ずローパスフィルタ
103により交流電流成分としてのハウラ信号成分が除
去されるものとなっている。ハウラ信号成分を除去する
ためには、ローパスフィルタ103でのカットオフ周波
数fc としては、ハウラ信号周波数fHOW との間で以下
の数式4として示す条件が満足されなければならないこ
とは明らかである。
【0022】
【数4】
【0023】ローパスフィルタ103によって、直流負
荷電流90からはハウラ信号周波数fHOW 以上の周波数
成分が除去され得るものである。ハウラ信号成分が除去
された直流負荷電流90は、その後、オン/オフフック
状態判定部(後述のように、具体的にはコンパレータと
して構成)104で、予め設定されたしきい値と比較さ
れることによって、オフフック状態にあるかオンフック
状態にあるかが検出されているものである。図5にはそ
のオン/オフフック状態監視回路104の具体的な構成
例が示されているが、これによる場合、ローパスフィル
タ103は抵抗RおよびコンデンサCからなるものとし
て、また、オン/オフフック状態監視回路104はコン
パレ−タ105として構成されたものとなっている。因
みに、ローパスフィルタ103が抵抗Rおよびコンデン
サCからなるものとした場合、既述の数式4は以下の数
式5として変形され得るものとなっている。
【0024】
【数5】
【0025】この関係式から、時定数CRの範囲が容易
に決定された上、その範囲内で抵抗R、コンデンサCの
値が定められればよいものである。さて、ハウラ信号成
分除去後の直流負荷電流90、即ち、ローパスフィルタ
103出力Vo は設定しきい値Vref とコンパレ−タ1
05で比較されるが、比較結果がVo >Vref である場
合には、オフフック状態である旨の検出結果110が、
また、比較結果がVo<Vref である場合は、オンフッ
ク状態である旨の検出結果110が得られた上、中央制
御処理装置514に通知されているものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1,4,7による
場合は、オフフック状態にある加入者端末に対し、給電
状態にある加入者線を介しハウラ信号が送出されている
状態で、その加入者端末のオフフック状態からオンフッ
ク状態への状態遷移が容易に検出され得る加入者回線監
視方法が、また、請求項2,5,8による場合には、オ
フフック状態にある加入者端末に対し、給電状態にある
加入者線を介しハウラ信号が送出されている状態で、そ
の加入者端末のオフフック状態からオンフック状態への
状態遷移を容易に検出し得る加入者回線監視装置が、更
に、請求項3,6,9による場合にはまた、実装スペ−
ス少なくして、しかも経済的にハウラ信号送出中での加
入者端末のオンフック状態への移行を容易に検出し得る
加入者回線試験監視装置がそれぞれ得られるものとなっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による加入者回線試験監視装置
の要部概要ブロック構成を、加入者端末および加入者線
に関連せしめて示す図
【図2】図2は、本発明に係るオン/オフフック状態監
視回路の一例での概要構成を示す図
【図3】図3は、そのオン/オフフック状態監視回路で
の一例での動作を示す図
【図4】図4は、本発明に係るオン/オフフック状態監
視回路の他の例での概要構成を示す図
【図5】図5は、その他の例でのオン/オフフック状態
監視回路の具体的な構成例を示す図
【図6】図6は、従来技術に係る加入者回線試験監視装
置のブロック構成を、加入者端末、加入者線、加入者イ
ンタフェース装置および交換局舎に関連せしめて示す図
【符号の説明】
1…加入者端末、3…加入者線、8…結合回路、10…
オン/オフフック状態監視回路、100…サンプリング
部、101…計数部、102…オン/オフフック状態判
定部、103…ローパスフィルタ、104…オン/オフ
フック状態判定部、105…コンパレ−タ、511…ハ
ウラ信号発生回路、512…試験用加入者回路、514
…中央制御処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 純二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 浅見 聡司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフフック状態にある加入者端末に対
    し、給電状態にある加入者線を介し、該給電状態と直流
    的にアイソレーションされた状態でハウラ信号が送出さ
    れている状態で、該加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するための加入者回線
    監視方法であって、加入者線へのハウラ信号成分を含む
    流入負荷電流を監視し、該流入負荷電流の低電流値状態
    への状態遷移を以て、加入者端末のオフフック状態から
    オンフック状態への状態遷移が検出されるようにした加
    入者回線監視方法。
  2. 【請求項2】 オフフック状態にある加入者端末に対
    し、給電状態にある加入者線を介し、該給電状態と直流
    的にアイソレーションされた状態でハウラ信号が送出さ
    れている状態で、該加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するための加入者回線
    監視装置であって、加入者線を給電し、かつ該加入者線
    への流入負荷電流を検出するための給電回路と、該加入
    者線にハウラ信号を送出するためのハウラ信号発生回路
    と、上記給電回路による加入者線への給電の際に、上記
    ハウラ信号発生回路を直流的にアイソレーションするた
    めの結合回路と、上記給電回路からのハウラ信号成分を
    含む検出流入負荷電流を監視し、該流入負荷電流の低電
    流値状態への状態遷移を以て、加入者端末のオフフック
    状態からオンフック状態への状態遷移を検出するための
    オン/オフフック状態監視回路と、からなる加入者回線
    監視装置。
  3. 【請求項3】 装置内に選択的に引き出された加入者端
    末対応の加入者線に対し、各種の試験および監視を行う
    ための加入者回線試験監視装置であって、少なくとも加
    入者端末のオフフック状態からオンフック状態への状態
    遷移を検出すべく、加入者線を給電し、かつ該加入者線
    への流入負荷電流を検出するための給電回路としての試
    験用加入者回路と、該加入者線にハウラ信号を送出する
    ためのハウラ信号発生回路と、上記試験用加入者回路に
    よる加入者線への給電の際に、上記ハウラ信号発生回路
    を直流的にアイソレーションするための結合回路と、上
    記試験用加入者回路からのハウラ信号成分を含む検出流
    入負荷電流を監視し、該流入負荷電流の低電流値状態へ
    の状態遷移を以て、加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するためのオン/オフ
    フック状態監視回路とを内部に含む加入者回線試験監視
    装置。
  4. 【請求項4】 オフフック状態にある加入者端末に対
    し、給電状態にある加入者線を介し、該給電状態と直流
    的にアイソレーションされた状態でハウラ信号が送出さ
    れている状態で、該加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するための加入者回線
    監視方法であって、加入者線へのハウラ信号成分を含む
    流入負荷電流をハウラ信号周期THOW よりも小さなサン
    プリング周期Tsを以てサンプリングした上、ハウラ信
    号周期THOW よりも大とされた一定時間T毎に、該一定
    時間T内での低電流値状態に係る総サンプリング回数が
    高電流値状態に係る総サンプリング回数よりも大である
    ことを以て、加入者端末のオフフック状態からオンフッ
    ク状態への状態遷移が検出されるようにした加入者回線
    監視方法。
  5. 【請求項5】 オフフック状態にある加入者端末に対
    し、給電状態にある加入者線を介し、該給電状態と直流
    的にアイソレーションされた状態でハウラ信号が送出さ
    れている状態で、該加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するための加入者回線
    監視装置であって、加入者線を給電し、かつ該加入者線
    への流入負荷電流を検出するための給電回路と、該加入
    者線にハウラ信号を送出するためのハウラ信号発生回路
    と、上記給電回路による加入者線への給電の際に、上記
    ハウラ信号発生回路を直流的にアイソレーションするた
    めの結合回路と、上記給電回路からのハウラ信号成分を
    含む検出流入負荷電流をハウラ信号周期THOW よりも小
    さなサンプリング周期Tsを以てサンプリングした上、
    ハウラ信号周期THOW よりも大とされた一定時間T毎
    に、該一定時間T内での低電流値状態に係る総サンプリ
    ング回数が高電流値状態に係る総サンプリング回数より
    も大であることを以て、加入者端末のオフフック状態か
    らオンフック状態への状態遷移を検出するためのオン/
    オフフック状態監視回路と、からなる加入者回線監視装
    置。
  6. 【請求項6】 装置内に選択的に引き出された加入者端
    末対応の加入者線に対し、各種の試験および監視を行う
    ための加入者回線試験監視装置であって、少なくとも加
    入者端末のオフフック状態からオンフック状態への状態
    遷移を検出すべく、加入者線を給電し、かつ該加入者線
    への流入負荷電流を検出するための給電回路としての試
    験用加入者回路と、該加入者線にハウラ信号を送出する
    ためのハウラ信号発生回路と、上記試験用加入者回路に
    よる加入者線への給電の際に、上記ハウラ信号発生回路
    を直流的にアイソレーションするための結合回路と、上
    記試験用加入者回路からのハウラ信号成分を含む検出流
    入負荷電流をハウラ信号周期THOW よりも小さなサンプ
    リング周期Tsを以てサンプリングした上、ハウラ信号
    周期THOW よりも大とされた一定時間T毎に、該一定時
    間T内での低電流値状態に係る総サンプリング回数が高
    電流値状態に係る総サンプリング回数よりも大であるこ
    とを以て、加入者端末のオフフック状態からオンフック
    状態への状態遷移を検出するためのオン/オフフック状
    態監視回路とを内部に含む加入者回線試験監視装置。
  7. 【請求項7】 オフフック状態にある加入者端末に対
    し、給電状態にある加入者線を介し、該給電状態と直流
    的にアイソレーションされた状態でハウラ信号が送出さ
    れている状態で、該加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するための加入者回線
    監視方法であって、加入者線への流入負荷電流を、該流
    入負荷電流に含まれているハウラ信号成分が除去された
    状態で一定しきい値と比較し、該流入負荷電流が一定し
    きい値以下であることを以て、加入者端末のオフフック
    状態からオンフック状態への状態遷移が検出されるよう
    にした加入者回線監視方法。
  8. 【請求項8】 オフフック状態にある加入者端末に対
    し、給電状態にある加入者線を介し、該給電状態と直流
    的にアイソレーションされた状態でハウラ信号が送出さ
    れている状態で、該加入者端末のオフフック状態からオ
    ンフック状態への状態遷移を検出するための加入者回線
    監視装置であって、加入者線を給電し、かつ該加入者線
    への流入負荷電流を検出するための給電回路と、該加入
    者線にハウラ信号を送出するためのハウラ信号発生回路
    と、上記給電回路による加入者線への給電の際に、上記
    ハウラ信号発生回路を直流的にアイソレーションするた
    めの結合回路と、上記給電回路からの検出流入負荷電流
    を、該流入負荷電流に含まれているハウラ信号成分が除
    去された状態で一定しきい値と比較し、該流入負荷電流
    が一定しきい値以下であることを以て、加入者端末のオ
    フフック状態からオンフック状態への状態遷移を検出す
    るためのオン/オフフック状態監視回路と、からなる加
    入者回線監視装置。
  9. 【請求項9】 装置内に選択的に引き出された加入者端
    末対応の加入者線に対し、各種の試験および監視を行う
    ための加入者回線試験監視装置であって、少なくとも加
    入者端末のオフフック状態からオンフック状態への状態
    遷移を検出すべく、加入者線を給電し、かつ該加入者線
    への流入負荷電流を検出するための給電回路としての試
    験用加入者回路と、該加入者線にハウラ信号を送出する
    ためのハウラ信号発生回路と、上記試験用加入者回路に
    よる加入者線への給電の際に、上記ハウラ信号発生回路
    を直流的にアイソレーションするための結合回路と、上
    記試験用加入者回路からの検出流入負荷電流を、該流入
    負荷電流に含まれているハウラ信号成分が除去された状
    態で一定しきい値と比較し、該流入負荷電流が一定しき
    い値以下であることを以て、加入者端末のオフフック状
    態からオンフック状態への状態遷移を検出するためのオ
    ン/オフフック状態監視回路とを内部に含む加入者回線
    試験監視装置。
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