JP2002505821A - 電話加入者線診断システムおよび方法 - Google Patents

電話加入者線診断システムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 通常動作中に電流を電話線に駆動するために指定された既存の回路の一部を用い、加入者線インターフェイスで漏れインピーダンス診断テストを行なうためのシステムおよび方法が提供される。診断装置を、通常動作中にチップ線の電流を駆動するためのチップ線電流モード増幅器(208)およびリング線の電流を駆動するためのリング線電流モード増幅器(210)を有する電話線駆動システムとともに用いる。制御信号発生器(212)は、所望の加入者ループ電圧特性に対応する電圧制御信号を発生する。電圧検知回路(222)は、電圧制御信号を、加入者ループの電流を駆動した結果生じた実際の加入者ループ電圧特性と比較する。加入者ループに駆動された電流はこのようにして調整される。プロセッサは、加入者ループに駆動された電流のレベルの表示を受け、電流レベルおよび電圧制御信号に応答して加入者ループの漏れインピーダンスを計算する。

Description

【発明の詳細な説明】 電話加入者線診断システムおよび方法 発明の分野 この発明は、包括的には電話加入者線診断法に関し、より特定的には電話加入 者線に望ましくない漏れ抵抗があるかどうかを判断しかつその大きさを求めるた めのシステムおよび方法に関する。 発明の背景 電話加入者ループは、電話局を加入者宅内装置(CPE)に接続する電気通信 回路の一部である。加入者ループはしばしばローカルループまたは「ラストマイ ル」と呼ばれ、典型的には電線、電柱、端末、管路およびこれ以外の外部設備部 材を含む。加入者ループ配線は2線式撚り対線ケーブルを含み、加入者と電話局 との間で全二重通信が行なわれる。 ローカルループは、現在の電気通信システム全体のうちでも最もコストが高く 、おそらくは技術的効果が最も低い部分である。加入者ループではまた伝送障害 が最も起こりやすく、その原因は主として、加入者ループがエンドユーザに到達 するまでに電柱に架け渡されていたり地下の管路に埋込まれているために種々の 要素に対し露出しているからである。不利な気象条件、ケーブル絶縁欠陥、湿っ たケーブル、および破損または切断が生じた埋込ケーブルは、通常の電話通信の 劣化または全体の故障につながり得る状況のうちいくつかを占めるにすぎない。 加入者ループで起こり得る主な故障のタイプのひとつに漏れ故障がある。たと えば、加入者ループにおいて撚り対線を含むチップリング線は、ある有限量のイ ンピーダンスを通して結合される可能性がある。リングおよび/またはチップ線 と接地との間の漏れもまた望ましくない状態である。この状態は、チップリング 線間の最適電圧差を劣化させる可能性があり、通信線に非常に望ましくない雑音 を導入する可能性もある。これはまた、まさに発生しようとしている線の故障の 初期の兆候を示し得る。 従来の電話加入者線テストは3つに分けられる。まず、ローカルテストデスク (LTD)を用い、電話局の交換システムを通してケーブル対にアクセスするこ とが行なわれている。LTDは手動システムであり、電話のベルを鳴らさずにL TDをラインに接続する交換システム内の回路を通してケーブル対にアクセスす る。このようなテストには電話局における専用テスト回路およびテストボードオ ペレータが必要である。 別の種類の電話加入者線テストとして、LTDテストのものと同様の交換シス テムを通してローカルループにアクセスする自動テスト設備がある。このような テストは、電話局において各電話線を通してラインテストを行なうライン絶縁テ スト(LIT)である。 自動テスト機器には、外部のラインにテストアクセスを行なうために各電話線 における継電器が必要である。一般にテスト機器は独立した別個のラックに収容 されており、かなり高価なものである。このコストは、中央局ではおそらく何千 ものラインが上記機器を共有するので適正である。 現在は、加入者ループへのインターフェイスを顧客により近い遠隔端末内に移 動させる傾向がある。この遠隔端末は続いて銅、光ファイバまたは無線でさえも 利用し得るデジタルリンクにより電話局の交換機器に接続される。遠隔端末を顧 客に近づけるほど含まれる電話線は少なくなり、最終的には顧客の家屋内に置か れて家屋内のわずか1つまたは2つの電話ループのためのものとなり得る。この プロセスによりテスト機器のコストの影響の及ぶラインの数はさらに少なくなる 。残念ながら、既存の加入者線回路はこれ以上小規模のテスト回路を含まない。 加入者線インターフェイス回路の1つに、本願の譲受人であるアドバンストマイ クロディバイシス(Advanced Micro Devices)により市 販されている改良加入者線インターフェイス回路(ASLIC)Am79212 /Am79C202がある。 しかしながら、上記の先行技術は、通常動作中に電話接続を駆動するのに設け られる既存の電流駆動回路を利用した加入者線診断テストに備えたものではない 。典型的には、先行技術は診断テストを行なうために独立した回路を含み、時に は診断ラックを含む。先行技術は加えて貴重な半導体領域を必要とする。この発 明は、先行技術の上記およびその他の欠点に対する解決策を提供し、加えて先行 技術に対するさらなる利点を提供する。発明の概要 この発明は包括的に、通常動作中に電話線の電流を駆動するために指定された 既存の回路の一部を利用して、電話線インターフェイスにおいて漏れインピーダ ンス診断テストを行なうためのシステムおよび方法に関する。 この発明のある実施例に従い、電話加入者ループの漏れインピーダンスを求め るための電話加入者ループ診断システムが提供される。制御信号発生ユニットは 、所望の加入者ループの電圧特性に対応する電圧制御信号を発生する。電流駆動 回路は、電圧制御信号に応答して電流を加入者ループに駆動する。電圧検知回路 は、電圧制御信号を、加入者ループの電流を駆動したことにより生じる実際の加 入者ループ電圧特性と比較する。加入者ループに駆動される電流はこれに応じて 調整される。処理ユニットは、加入者ループに駆動された電流のレベルの表示を 受け、電流レベルおよび電圧制御信号に応答して加入者ループの漏れインピーダ ンスを計算する。 この発明の他の実施例に従い、電流駆動の電圧検知加入者ループ診断装置が提 供される。この診断装置は、通常動作中にチップ線の電流を駆動するためのチッ プ線電流モード増幅器およびリング線の電流を駆動するためのリング線電流モー ド増幅器を有する電話線駆動システムとともに用いられる。制御信号発生器は、 所望の加入者ループ電圧特性に対応する電圧制御信号を発生する。電圧検知回路 は、電圧制御信号を、加入者ループの電流を駆動したことにより生じる実際の加 入者ループ電圧特性と比較する。加入者ループに駆動される電流はこのようにし て調整される。プロセッサは、加入者ループに駆動された電流の電流レベルの表 示を受け、電流レベルおよび電圧制御信号に応答して加入者ループの漏れインピ ーダンスを計算する。 この発明のさらに他の実施例に従い、A線およびB線を含む電話加入者ループ に対し漏れインピーダンス診断を行なうための方法が提供される。所望の電話線 信号レベルに対応する制御信号が発生される。それぞれの制御信号に比例する大 きさを有するAおよびB線各々に電流が駆動される。この加入者ループのAおよ びB線電圧はモニタされ、電流をAおよびB線に駆動した結果として生じるAお よびB線の電圧レベルを求める。電圧フィードバックにより、制御信号が調整さ れ、これに応じてAおよびB線に駆動された電流が調整される。制御信号ならび にAおよびB線に駆動された電流に基づいて、ラインインピーダンスを計算する ことができる。 この発明の上記概要は、この発明の各実施例またはすべての実現化例を説明す ることを意図したものではない。以下に続く図面および詳細な説明は、これらの 実施例をより具体的に示すものである。 図面の簡単な説明 添付の図面と関連付けてこの発明の種々の実施例についての以下の詳細な説明 について検討することによりこの発明の十分な理解が深まるであろう。 図1は、この発明に従う加入者ループおよび加入者線インターフェイス設備の ある実施例のブロック図である。 図2は、この発明に従う診断システムのある実施例のブロック図である。 図3は、この発明に従い漏れインピーダンスを求めるある態様のフロー図であ る。 図4は、この発明に従う電流駆動電圧検知加入者線診断回路のある実施例の概 略図である。 図5は、この発明に従う診断モニタシステムのある実施例を示すブロック図で ある。 この発明から種々の変形および代替形が生じるであろうが、その具体例につい ては図面において例示し以下において詳細に説明する。しかしながら、意図する ところはこの発明を説明した特定の実施例に限定することではないことが理解さ れるべきである。逆に、添付の請求の範囲において定められたこの発明の精神お よび範囲に含まれるすべての変形、等価物および代替形を包含することを意図し ている。 種々の実施例の詳細な説明 この発明は、包括的に、診断システムと加入者線インターフェイスの電話イン ターフェイス回路とを統合することにより、電話加入者ループに対しインピーダ ンス漏れ診断を行なうためのシステムおよび方法を提供する。このような診断テ ストは典型的には電話が使用されていないすなわち電話に受話器が置かれている 間に行なわれる。 図1は、この発明に従う加入者ループおよび加入者線インターフェイス設備1 00のある実施例のブロック図である。加入者線インターフェイス102は、ロ ーカル加入者ループ104と、市内の電話会社が提供する電話および交換回路と の間のインターフェイスである。ローカルループ104は典型的に、一般にはD Cバッテリリターンに結合されるA電話線(「チップ」線としても知られている )と、一般には電話局が提供するDCバッテリソースに結合されるB線(「リン グ」線としても知られている)とを含む銅の撚り対線ケーブルである。電話局、 または同等のサービスを提供するそれ以外の局は、2線ローカルループ104に 種々のDC電圧を供給する。アイドル状態では、DC電圧は典型的に−48(+/ −6)ボルトである。チップ106およびリング108線は、図1では電話11 0として表わされている加入者宅内装置(CPE)への通信および電力接続をも たらす。 加入者線インターフェイス102には、ローカルループ104を介して加入者 宅内装置にDC電圧を供給する電話インターフェイス回路112がある。線イン ターフェイス102は、電話会社の電話局に置かれていてもよいし、その代わり に近隣のまたは路傍の台座といった電話局からさらに離れた場所に置かれていて もよい。電話インターフェイス回路112は、電話局のDC電圧源を利用し、加 入者宅内装置を動作させるために求められるチップ106およびリング線108 の必要電流を駆動する。典型的には、電話インターフェイス回路112は、DC 電話局バッテリ電圧を受け、電話線を駆動し、電話のベルを鳴らすといったその 他の高電圧の任務を果たす。 ローカルループ104は、電気通信回路のうちでも伝送障害が最も起こりやす い部分である。このため、加入者ループ104に対して診断テストを行ない、通 信性能および保全性を劣化させる漏れコンダクタンスの存在を発見する。たとえ ば、不規則な電流が流れ得る有限インピーダンス値ZM114を通してチップ1 06およびリング108線間で電流の漏れが生じるかもしれない。ZM114は 、短絡、湿ったケーブルなどにより生じ得るチップ線106およびリング線10 8間の望ましくないコンダクタンスを表わす。チップ線106とリング線108 との間に流れる電流は金属電流と呼ばれる。 同様に、漏れ電流は、チップ線106と接地との間および/またはリング線1 08と接地との間に現われるかもしれない。チップ線106またはリング線10 8から接地へ流れる電流は、縦電流と呼ばれる。これらのコンダクタンスは、ZLA 116およびZLB118で示された有限インピーダンス値によって可能になり 、不本意にもローカルループ104を接地に結合する。これは、電話通信中に望 ましくない雑音源を導入する。金属電流および縦電流はどちらも、漏れ電流の存 在を定期的にモニタしたり、その代わりとして電話線で検出される抵抗故障また はACもしくはDC外部電圧の発生により促される治療用の診断テストにより発 見するといったような、予防的態様で検出することができる。このような抵抗故 障またはAC/DC外部電圧の連続的なモニタは、本明細書および本願の譲受人 に譲渡され本明細書にその内容を引用により援用する「プログラム可能な電話加 入者線テストのためのシステムおよび方法(System and Method for Programmab le Telephone Subscriber Line Test)」と題された同時係属中の米国特許出願 第08/879,986号に記載された態様で決定し得る。 上記の診断テストを行なうために、この発明は、この発明のある実施例では電 話インターフェイス回路112と統合される診断システム120を提供する。診 断テストにおいて電話線ドライバに共通の回路を用いることができるため、この 回路の統合によりコストが低下し回路の大きさが減少する。この発明のある実施 例において、診断システム回路120は、A(チップ)106およびB(リング )線108を駆動する電流増幅器といった電話インターフェイス回路112に共 通の回路を用いて実現される。 電話インターフェイス回路112に共通の診断回路を用いることの利点は、診 断に必要な回路の量が減少することである。しかしながら、A106およびB1 08線を駆動する電流モード増幅器といった回路を用いると、電流駆動に基づい た診断が必要になる。電流駆動は電話線を駆動するために利用することが多い。 なぜなら、電流が制限されることがしばしばあり、電話線の電圧を調整するより も電流を制限する方がより効果的なためである。加入者ループが、3マイルを超 えることもある長い加入者ループと比較して非常に短い場合、しばしば電流を制 限する必要が生じる。したがって、より短い撚り対線ラインの抵抗は相対的に小 さいために短い加入者ループはより高いコンダクタンスを有する。これにより、 通常の使用においては電話に電力を供給するラインインターフェイス回路に共通 の回路を利用する診断システムについては、この診断システムは電流駆動を基に して動作するように構成されていなければならない。 図2は、この発明に従う診断システム200のある実施例のブロック図である 。電流駆動回路202を用いて、A(チップ)204およびB(リング)206 線を含む加入者ループでの電話の通常動作のために必要な電流を電話線で駆動す る。電流駆動回路202は、電流モード増幅器であるA線ドライバ208および B線ドライバ210を含む。これらの増幅器はA204およびB206線の電流 を駆動する。この発明は、電流駆動回路202における既存の電流ドライバを利 用して加入者線診断テストを行なう。 A204およびB206線に電圧を印加するために、電圧制御回路212は線 214および線216それぞれにおいて金属電圧VLおよび縦電圧VRを発生する 。金属制御電圧VMはA線204およびB線206間の所望の差動電圧に比例し 、縦制御電圧VLはA線204およびB線206の電圧の所望の総和に比例する 。VMは抵抗を通して電流に変換され、次に差動の態様でA線ドライバ208お よびB線ドライバ210に与えられ、A線204の電流の増加がB線206の電 流の減少をもたらす。これは線218からA線ドライバ208およびB線ドライ バ210への矢印が反対方向であることによって示される。VLもまた抵抗を通 して電流に変換され、総和の態様でA線ドライバ208およびB線ドライバ21 0に与えられる。したがって、A線204の電流の増大は、B線206の電流の 減少と平行して起こる。これは、線220からAおよびB線ドライバ208およ び210への矢印が同じ方向であることによって示される。電流駆動制御につい てのより詳細な説明は、図4との関連で行なわれる。 電流がA線204およびB線206に与えられるとき、電圧検知回路222は ノードVA224およびVB226の電圧を検知するように構成される。この検知 された電圧は電圧検知回路222の差動増幅器228および加算増幅器230に 与えられる。差動増幅器228は、ノードVA224およびVB226の電圧間の 差に相当する信号をフィードバックブロック232に与える。線234のフィー ドバック信号および線216のVM信号間の差動電圧は次に、調整された電流と して電流駆動回路202に与えられ、これはA線204およびB線206に駆動 される電流の量を反対に調整する。同様に、加算増幅器230は、ノードVA2 24およびVB226の電圧の総和に相当する信号をフィードバックブロック2 36に与える。線238のフィードバック信号および線214のVA信号間の差 動電圧が調整された電流として電流駆動回路202に与えられ、対応してA線2 04およびB線206に駆動される電流の量を調整する。 これらの電流はA線204およびB線206に駆動されるときに、電流検知2 40は、A線ドライバ208およびB線ドライバ210により駆動されている電 流をモニタする。これは、線242および244でそれぞれ示されている縦電流 ILおよび金属電流IMによって表わされる。電流検知240が検知した電流値お よび電圧制御212が与えた電圧値を用いて、電話線の漏れインピーダンスを計 算することができる。 図3は、この発明に従い漏れインピーダンスを求めるためのある態様のフロー 図である。縦および金属電圧制御信号は、ノードVAおよびVBの電圧を制御する 信号として与えられる300。これらの信号を、プログラム可能な処理システム を用いて発生することができ、ここでは電圧値VLおよびVMがプログラム可能で ある。その代わりとして、電圧発生器を用いて電圧制御信号を与えてもよい。 これらの電圧制御信号は、図2においてA線ドライバ208およびB線ドライ バ210として示されている電流モード増幅器を駆動する電流に変換される。こ の電流は元の電圧制御信号に比例し、この電流を用いてA線ドライバ208およ びB線ドライバ210を駆動する302。A線ドライバ208およびB線ドライ バ210で結果として生じた電圧は検知され304、電圧フィードバックを行な って電話線の線AおよびBに対する電流駆動を修正する306。線で駆動されて いる電流は測定され308、与えられた電圧制御信号とともに電話加入者線の漏 れインピーダンスZM、ZLAおよびZLBを計算するのに用いられる310。 次に図4を参照して、この発明に従う電流駆動の電圧検知加入者線診断回路4 00のある実施例の概略図が示される。電圧制御信号VMおよびVLを線402お よび404で示すようにして診断回路400に与える。VMおよびVL電圧制御信 号の発生については図5と関連付けてより詳細に説明する。 回路の「金属」部分は、それぞれ線406および408で示される加入者ルー プのA線およびB線間の電圧差を検知する部分を含む。金属部分はシステムの接 地を含まないが、その代わりに撚り対線の電話線を含むフローティングワイヤル ープのみを含む。線402の金属電圧設定ポイントVMを差動増幅器410に与 える。VMは所望のVA−VB値に比例するように設定され、ここでVAはノード4 12の電圧であり、VBはノード414の電圧である。したがって、VM設定ポイ ントは、A線406およびB線408の電圧間の差が何に設定されるかを示す。 電話線のVA412およびVB414ノードの電圧はバッファ416および41 8に与えられる。これらの出力は次に、一方に反転入力を有し、一方に非反転入 力を有する差動増幅器420に導かれる。差動増幅器420の出力はAおよびB ノード電圧の差(VA−VB)に比例する。増幅された差を、差動増幅器410で VMのための電圧制御値(VA−VBに設定される)と比較し、実際のものと設定 されたVA−VBとの差を増幅器410の出力で与える。 差動増幅器410の出力を、電圧を抵抗422に与えることによって電流に変 換する。したがって、実際の電圧差がVM制御電圧未満であれば、AおよびB線 間の金属漏れを示し得る。この場合、電流は矢印424の方向で抵抗422を通 して流れ、これによって増幅器426からの出力電流は矢印428および430 の方向に流れる。増幅器426、432、434および456内の矢印は、予め 選択された電流方向についての取り決めを表わす。したがって、電流は矢印42 4の方向において増幅器426に駆動されるので、電流は矢印428の方向にお いて増幅器432に流れ込む。電流モード増幅器432および434の入力の電 流はしたがって反対方向を向いており、これによってノードVA412およびVB 414の電圧は線402からの制御電圧VMに近づく。しかしながら、増幅器4 32および434を通過する電流は、実際のVA−VBを表わす制御電圧VMおよ び差動増幅器420の出力間の差の結果として変化ずる。 増幅器432および434を通過する電流が変化するときに、電流検知回路4 40は、抵抗442および444をモニタすることによりA線406およびB線 408で駆動される実際の電流をモニタする。電流検知440は、抵抗442お よび444を通る電流間の差に比例する出力電流を線446で発生させる。この 線446の電流は任意的に、線446から接地への抵抗448を設けることによ り、分析の前に電圧に変換してもよく、こうすれば金属漏れ電流に比例する電圧 VIMTが得られる。図示のように、このようにして差動電圧を入力として与える ことができ、差動電流を(または差動電流に比例する電圧を)モニタ回路が分析 する出力として与えることができる。 回路の「縦」部分は、A線406および/またはB線408と接地との間の電 圧差を検知する部分を含む。先に示したように、電話通信はフローティングの撚 り対線のループで起こるものであり、接地接続を通して用いることを意図したも のではない。この理由は、接地接続を含んだ電話線においては高い雑音成分があ る可能性があるためである。したがってこの発明の診断システムは、「縦」イン ピーダンス計算を行なってA線および/またはB線と接地との間の電流の漏れの 存在を確かめる。 線404の縦電圧設定ポイントVLを差動増幅器450に与える。VLは、共通 モード電圧を表わす所望の(VA+VB)/2の値に比例するように設定され、こ こでVAはノード412の電圧でありVBはノード414の電圧である。したがっ て、VL設定ポイントは、A線406およびB線408の電圧について電圧平均 値または共通モード電圧が何に設定されるかを示す。 電話線のVA412およびVB414ノードにある電圧をバッファ416および 418に与え、これは加算増幅器452に与えられる。加算増幅器452は、そ の入力双方は非反転であり、1/2の利得を有して電話線の電圧の平均(VA− VB)/2を与えるので、差動増幅器ではない。この平均は、差動増幅器450 で(VA+VB)/2に設定されるVLについての電圧制御値と比較される。結果 として得られる、加算増幅器452により求められる実際の平均値と線404の VL制御電圧との差が、増幅器450の出力で与えられる。なお、小さな信号VL 制 御電圧は、増幅器450および残りの電流駆動回路への入力の前に増幅を必要と するかもしれない。 差動増幅器450の出力は、差動出力電圧を抵抗454に与えることによって 電流に変換される。実際の平均電圧がVL制御電圧から変化する場合、A線およ び/またはB線と接地との間の縦の漏れを示す可能性がある。この場合、電流は 抵抗454を通して流れ、これによって増幅器456の出力電流は同じ方向に流 れる。したがって、電流モード増幅器432および434の入力の電流は同じ方 向に流れ、これによってノードVA412およびVB414の電圧は互いに上昇ま たは低下する。しかしながら、増幅器432および434を通過する電流は、相 互の上昇または低下の結果として変化し、これをモニタすることができる。 増幅器432および434を通過する電流がともに増大または減少するとき、 電流検知回路440は再び、抵抗442および444を通してモニタすることに よりA406およびB408線で駆動される実際の電流をモニタする。電流検知 440は、抵抗442および444を通過する電流の総和に比例する出力電流を 線458で発生する。線458のこの電流を任意的に、線458から接地への抵 抗460を与えることによって分析の前に変換し、縦の漏れ電流に比例する電圧 VILGを与えることができる。 理想的には、A線406および/またはB線408と接地との間に縦の漏れ電 流がない場合、電話は適切にフローティングになり、縦電圧VLの印加により接 地へのまたは接地からのネット電流が発生することはない。したがって、フィー ドバックにより絶え間なく電圧制御ポイントVLにほぼ等しい共通モード電圧が 与えられる。しかしながら、A線406および/またはB線408いずれかから または双方から接地への電流の漏れがある場合、電流はその線と接地との間を流 れ、A線406および/またはB線408を流れる電流は等しくない。その原因 は、一方の線における接地への欠陥コンダクタンスであり、他方におけるもので はない。 図5は、この発明に従う診断システムモニタシステムのある実施例を示すブロ ック図である。電話加入者線の漏れインピーダンスを求めるのに使用するために 、モニタシステム500は、図4の電流検知ブロック440で検知された縦およ び 金属電流を受ける。この発明のある実施例では、図4の電流検知ブロック440 で検知される電流は、電流を抵抗を通して接地に流すことより電圧値に変換され る。この電圧は次に図5の入力アナログブロック502で検知される。しかしな がら、入力アナログブロック502をその代わりとしてアナログ電圧ではなくア ナログ電流を受けるように構成することができる。縦電流に対応する電圧は線5 04のVILGで示されており、金属電流に対応する電圧は線506のVIMTで示さ れる。AおよびB電話線間の差に対応する電圧は、線508のVAB信号として与 えられる。各電圧はアナログデジタル(A/D)変換器510、512および5 14に入る。測定選択516はその多重化機能によりA/D変換器510、51 2および514の出力の信号のうち1つを選択して所与のときに測定する。測定 選択回路516を、入力のうち1つを選択するように符号化された制御信号を有 するハードウェアで構成することができる(図示せず)。測定選択516の多重 化機能をその代わりに当業者には既知であるようにソフトウェアで構成すること ができる。 信号のうち選択されたもの、たとえば線504の縦電流VILGに対応する電圧 は、強力なローパスフィルタを提供してAC成分を除去するフィルタブロック5 18に入る。この信号はさらに、積分器520により処理される。積分器は、低 周波で非DC成分を有する信号に対しては、ある期間にわたり信号の平均値を求 めてそれがローパスフィルタ518を通るように構成されている。なお、実質的 にDC成分信号についてはフィルタ処理518および積分520は不要になる。 処理すべきデジタル電圧信号は、線524で示されているようにプロセッサ5 22に与えられる。このデジタル値はプロセッサ522で分析することができ、 プロセッサ522は直接このデジタル値をもともと与えられていた制御電圧と関 連付けて用い、あるインピーダンス値に到達するために電流増幅器を駆動するこ とができる。その代わりとして、このデジタル値を比較器526に与えてもよく 、比較器は、プロセッサ522により与えられるかまたは比較器526にハード コーディングされ得る線528のしきい値とこのデジタル値とを比較する。この ような場合、比較器は、デジタル電圧が線528のしきい値レベルを超えたこと を認識したのはいつなのかをプロセッサ522に表示する。このタイプのテスト に より、しきい値レベルを既知の故障レベルにプログラミングすることができ、こ れにより、しきい値を超過した際に直ちに故障の存在を示す。なお、その代わり として比較器526が、処理ユニット522内で利用できる回路およびソフトウ ェアによって機能するようにできる。 出力アナログブロック530は、デジタルアナログ(D/A)変換器532お よび534を提供する。出力アナログブロック530は、線536および538 それぞれでの制御可能な電圧レベルVMおよびVLのためのアナログ電圧設定ポイ ントを与える。プロセッサ522は、D/A変換器532および534のいずれ かにデジタル信号を与えて金属電圧設定ポイントVMおよび縦電圧設定ポイント VLを得るようにすることができる。その代わりとして、制御電圧信号発生器5 40を用いて、デジタル電圧信号を出力アナログブロック530に与えることが できる。いずれの場合も、既知の制御電圧が出力アナログブロック530に与え られて線536および538それぞれでVMおよびVL電圧を得る。 プロセッサ522は、与えられた制御電圧および電流検知回路440によって 測定された電流に従って電話加入者線の漏れインピーダンスを計算するようにプ ログラムされている。これは以下の式1を用いて計算可能である。 印加電圧は既知であり、図4の線402および404それぞれで示される制御 入力で印加される制御電圧VMまたはVLもまた既知である。インピーダンスはD C電流のみが含まれる場合抵抗性のものである。計算された抵抗が予め定められ た範囲外であればその抵抗が故障状態として検出される。 以下の表1は、金属漏れ抵抗および縦漏れ抵抗双方を計算するために適切な情 報を与える、6つの電流測定値をもたらす3つのテスト条件の例を示す。3つの テスト条件各々に対し加算および差動電流双方が記録される。 これらの測定値から、当業者であれば漏れインピーダンスを計算することがで きる。下記の説明を用いた以下の等式は、集められた加算および差動電流パラメ ータを用いて行なわれる計算の例を示している。 Ga= A線から接地VAGへのコンダクタンス Gb= B線から接地VBGへのコンダクタンス Gab= 線AおよびB間のコンダクタンス VL= 縦電圧制御信号 VM= 金属電圧制御信号 KM= 金属電流の検知信号への変換(ADC利得) EM= 金属ADC利得誤差 SM φ= 電流なしの信号オフセット KL= 縦電流の検知信号への変換(ADC利得) EL= 縦ADC利得誤差 SL φ= 電流なしの信号オフセット 金属電流検知信号 縦電流検知信号接地へのコンダクタンスの和 接地へのコンダクタンスの差 全金属コンダクタンス Aから接地への抵抗 Bから接地への抵抗 金属抵抗 上記のように、この発明は電話加入者線に漏れ抵抗が存在するかどうかを判断 し、その大きさを求めるためのシステムおよび方法を提供する。この発明が上記 のような特定の例に限定されると判断されてはならず、むしろ添付の請求の範囲 において明確に記載されたこの発明の局面すべてを包含するものと判断されるべ きである。種々の変形、等価プロセス、およびこの発明を適用できる多数の構造 が、この明細書について検討を行なえばこの発明が関連する分野の熟練者にとっ ては明らかであろう。請求の範囲はこのような変形および装置を包含することを 意図している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電話加入者ループの漏れインピーダンスを求めるための電話加入者ループ診 断システムであって、 所望の加入者ループ電圧特性に対応する電圧制御信号を発生する制御信号発生 ユニットと、 前記加入者ループおよび前記制御信号発生ユニットに結合され、前記電圧制御 信号に応答して電流を前記加入者ループに駆動する電流駆動回路と、 前記加入者ループに結合され、前記電圧制御信号を、電流を加入者ループに駆 動した結果生じた実際の加入者ループ電圧特性と比較し、これに応じて加入者ル ープに駆動される電流を調整する電圧検知回路と、 前記加入者ループに駆動された電流の電流レベルの表示を受けかつ前記電流レ ベルおよび前記電圧制御信号に応答して前記加入者ループの漏れインピーダンス を計算するように結合された処理ユニットとを含む、電話加入者ループ診断シス テム。 2.前記結合された電流駆動回路は、前記加入者ループに駆動された前記電流を 検知することにより前記電流レベルの表示を与える電流検知回路を含む、請求項 1に記載の電話加入者ループ診断システム。 3.(a) 前記電流駆動回路は、 (i) 前記加入者ループのチップ線に結合され、前記チップ線の第1の検知 抵抗を通して第1の電流を駆動する第1の電流モード増幅器と、 (ii) 前記加入者ループのリング線に結合され、前記リング線の第2の検知 抵抗を通して第2の電流を駆動する第2の電流モード増幅器とを含み、 (b) 前記電流検知回路は、 (i) 前記第1の検知抵抗による第1の電圧降下に応答して前記第1の電流 に比例する検知電流を発生する第1の電流発生抵抗と、 (ii) 前記第2の検知抵抗による第2の電圧降下に応答して前記第2の電流 に比例する検知電流を発生する第2の電流発生抵抗とを含む、請求項2に記載の 電話加入者ループ診断システム。 4.前記制御信号発生ユニットに結合され、ユーザによりプログラム可能な電圧 制御信号を入力するユーザ入力をさらに含む、請求項1に記載の電話加入者ルー プ診断システム。 5.前記電圧検知回路は、 前記加入者ループおよび前記制御信号発生ユニットに結合され、前記実際の加 入者ループ電圧特性と前記電圧制御信号との差を求める差動増幅器と、 前記加入者ループおよび前記制御信号発生ユニットに結合され、前記加入者ル ープの電圧の和に比例する値を求める加算増幅器とを含む、請求項1に記載の電 話加入者ループ診断システム。 6.前記加算増幅器は、約0.5の利得を与えて共通モード電圧の値をバイアス する、請求項5に記載の電話加入者ループ診断システム。 7.前記加入者ループは音声およびデータ通信を提供することが可能な2線接続 である、請求項1に記載の電話加入者ループ診断システム。 8.通常動作中にチップ線の電流を駆動するためのチップ線電流モード増幅器と リング線の電流を駆動するためのリング線電流モード増幅器とを有する電話線駆 動システムとともに用いるための電流駆動電圧検知加入者ループ診断装置であっ て、 所望の加入者ループ電圧特性に対応する電圧制御信号を発生する制御信号発生 ユニットと、 前記加入者ループに結合され、前記電圧制御信号を、前記加入者ループの電流 を駆動した結果生じた実際の加入者ループ電圧特性と比較し、これに応じて前記 加入者ループに駆動される電流を調整する電圧検知回路と、 前記加入者ループに駆動された電流の電流レベルの表示を受けかつ前記電流レ ベルおよび前記電圧制御信号に応答して前記加入者ループの漏れインピーダンス を計算するように結合された処理ユニットとを含む、加入者ループ診断装置。 9.前記電流レベルをデジタル電流レベルに変換するアナログデジタル変換器を さらに含む、請求項8に記載の加入者ループ診断装置。 10.前記制御信号発生ユニットは、前記電圧制御信号に対応する予め定められ たデジタル値を発生するプロセッサを含む、請求項8に記載の加入者ループ診断 装置。 11.前記予め定められたデジタル値を前記電圧制御信号に変換するデジタルア ナログ変換器をさらに含む、請求項10に記載の加入者ループ診断装置。 12.A線およびB線を含む電話加入者ループに対し漏れインピーダンス診断を 行なうための方法であって、 所望の電話線信号レベルに対応する制御信号を発生するステップと、 それぞれの制御信号に比例する大きさを有する前記AおよびB線に電流を駆動 するステップと、 前記電流を前記AおよびB線に駆動した結果として生じた前記加入者ループの 前記AおよびB線電圧を検知するステップと、 AおよびB線電圧フィードバックに基づいて前記制御信号を調整するステップ と、 調整された制御信号に応答してAおよびB線に駆動される電流を調整するステ ップと、 前記制御信号と前記AおよびB線に駆動された前記電流とに基づいてラインイ ンピーダンスを計算するステップとを含む、漏れインピーダンス診断を行なうた めの方法。 13.前記AおよびB線に駆動された前記電流を検知して前記線に駆動された前 記電流の方向および大きさを求めるステップをさらに含む、請求項12に記載の 方法。 14.前記電流を検知するステップは、前記AおよびB線に駆動された電流と直 列の抵抗による電圧降下を検知するステップを含む、請求項13に記載の方法。 15.前記電流を駆動するステップは、第1の電流ドライバを用いて前記A線の 第1の電流を駆動し、第2の電流ドライバを用いて前記B線の第2の電流を駆動 するステップを含む、請求項12に記載の方法。 16.チップ線およびリング線を有する電話加入者ループの縦漏れコンダクタン スを求めるための方法であって、 縦電圧制御信号を発生するステップと、 前記縦電圧制御信号に比例する電流を前記リング線およびチップ線に駆動する ステップと、 前記電流を前記リング線およびチップ線に駆動した結果生じた前記リング線お よびチップ線の線電圧を検知するステップと、 前記線電圧からの電圧フィードバックを与えて前記リング線およびチップ線に 駆動される前記電流の大きさを調整するステップと、 前記リング線およびチップ線に駆動される前記電流の大きさを検知するステッ プと、 前記縦電圧制御信号および前記電流の大きさを用いて前記縦漏れインピーダン スを計算するステップとを含む、縦漏れコンダクタンスを求めるための方法。 17.チップ線およびリング線を有する電話加入者ループの金属漏れコンダクタ ンスを求めるための方法であって、 金属電圧制御信号を発生するステップと、 前記金属電圧制御信号に比例する電流を前記リング線およびチップ線に駆動す るステップと、 前記電流を前記リング線およびチップ線に駆動した結果生じた前記リング線お よびチップ線の線電圧を検知するステップと、 前記線電圧からの電圧フィードバックを与えて前記リング線およびチップ線に 駆動される電流の大きさを調整するステップと、 前記リング線およびチップ線に駆動される前記電流の大きさを検知するステッ プと、 前記金属電圧制御信号および前記電流の大きさを用いて金属漏れインピーダン スを計算するステップとを含む、金属漏れコンダクタンスを求めるための方法。
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