JPH08902Y2 - 振れ止め具 - Google Patents
振れ止め具Info
- Publication number
- JPH08902Y2 JPH08902Y2 JP17699286U JP17699286U JPH08902Y2 JP H08902 Y2 JPH08902 Y2 JP H08902Y2 JP 17699286 U JP17699286 U JP 17699286U JP 17699286 U JP17699286 U JP 17699286U JP H08902 Y2 JPH08902 Y2 JP H08902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- steady rest
- vertical
- steady
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Display Racks (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ディスプレー等のブラケットの振れ止め具
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
従来の技術 従来(A)変芯形状からなるプラスチック物体をディ
スプレー等のブラケットの遊嵌部に差し込んで振れを止
める方式や、コ字形状の振れ止め具の片側からネジ止め
して振れを止める方式が知られている。
スプレー等のブラケットの遊嵌部に差し込んで振れを止
める方式や、コ字形状の振れ止め具の片側からネジ止め
して振れを止める方式が知られている。
考案が解決しようとする問題点 (A)方式の場合差し込んだ最初はブラケットが固定さ
れているが僅かの力がかかれば緩みを生じぐらついて実
用性に欠ける。更に高級品指向のディスプレー用ブラケ
ット止め具としてはデザイン性に欠け商品価値が低い。
れているが僅かの力がかかれば緩みを生じぐらついて実
用性に欠ける。更に高級品指向のディスプレー用ブラケ
ット止め具としてはデザイン性に欠け商品価値が低い。
(B)方式の場合A方式よりはデザイン性は向上するも
ブラケットの振れ止め固定力については僅かの向上は認
められるも数回の水平方向および垂直方向の振れの繰り
返し力が加わればネジが緩みぐらつきが発生し実用性に
耐え得ないという問題がある。
ブラケットの振れ止め固定力については僅かの向上は認
められるも数回の水平方向および垂直方向の振れの繰り
返し力が加わればネジが緩みぐらつきが発生し実用性に
耐え得ないという問題がある。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので
あって端面下側に切欠部を有し上面側に皿グリ部と該皿
グリ部のセンターから任意の距離だけずらした貫通孔を
設けた直方体部材を上下対称でかつ前記切欠部と垂直部
がつらいちになるように垂直部を設けてコ字形状に一体
としたことを特徴とするブラケット振れ止め具を提供す
るものである。
あって端面下側に切欠部を有し上面側に皿グリ部と該皿
グリ部のセンターから任意の距離だけずらした貫通孔を
設けた直方体部材を上下対称でかつ前記切欠部と垂直部
がつらいちになるように垂直部を設けてコ字形状に一体
としたことを特徴とするブラケット振れ止め具を提供す
るものである。
作用 次に本考案の作用について第4、5、6図を用いて説
明する。
明する。
振れ止め具(11)の幅(13)はブラケット(12)の厚
さ寸法(19)と略等しい寸法とし、垂直部(10)の厚さ
(18)はブラケット(12)の係止寸法(17)よりやや小
さい寸法とする(第4図、第6図(イ))。該振れ止め
具(11)にブラケット(12)を装着する。装着状態とし
てはブラケット(12)の係止寸法(17)個所に、振れ止
め具(11)の切欠部(2)と垂直部(10)がつらいちに
なるように設けられた垂直部(10)を遊嵌係合し、ブラ
ケット(12)の厚さ寸法(19)部が振れ止め具(11)の
上(7)下(8)直方体部材で構成された幅(13)部に
挟まれて挿嵌される。従ってブラケット(12)の水平方
向の振れは防止される。一方振れ止め具(11)の上
(7)下(8)直方体部材に設けられた貫通孔(6)を
センター(5)から任意の距離だけずらして設けたのは
ブラケット(12)の孔(21)をボルト(13′)が容易に
貫通して緩挿しやすくするためであり、該ボルト(1
3′)にナット(14)を装着する。(第6図(ロ)) 上記の如く振れ止め具(11)とブラケット(12)がボ
ルト(13′)およびナット(14)でセットされた状態で
ブラケット(12)の係止部(20)を固定支柱の係合部
(22)(図示せず)に係合させて振れ止め具(11)およ
びブラケット(12)と固定支柱を組み立てる。(第6図
(ハ)) 該組立状態でボルト(13′)とナット(14)を締め付
けることにより前記した振れ止め具(11)の垂直部(1
0)の厚さ(18)とブラケット(12)の係止寸法(17)
の差分の両体の垂直方向の緩みがまず固定されると同時
に更に振れ止め具(11)の端面(1)と固定支柱面(1
5)が接面して(第5図)締め付けられるためにブラケ
ット(12)の係止部(20)に係合する固定支柱の係合部
(22)の係合と相まってブラケット(12)および振れ止
め具(11)と固定支柱の三体の垂直方向の振れは完全に
固定される。更に振れ止め具(11)の皿グリ部(4)と
該皿グリ部(4)に合致すべき先端形状を有するナット
(14)の接触面積の広さによりボルト(13′)とナット
(14)の緩みは完全に防止される作用がある。
さ寸法(19)と略等しい寸法とし、垂直部(10)の厚さ
(18)はブラケット(12)の係止寸法(17)よりやや小
さい寸法とする(第4図、第6図(イ))。該振れ止め
具(11)にブラケット(12)を装着する。装着状態とし
てはブラケット(12)の係止寸法(17)個所に、振れ止
め具(11)の切欠部(2)と垂直部(10)がつらいちに
なるように設けられた垂直部(10)を遊嵌係合し、ブラ
ケット(12)の厚さ寸法(19)部が振れ止め具(11)の
上(7)下(8)直方体部材で構成された幅(13)部に
挟まれて挿嵌される。従ってブラケット(12)の水平方
向の振れは防止される。一方振れ止め具(11)の上
(7)下(8)直方体部材に設けられた貫通孔(6)を
センター(5)から任意の距離だけずらして設けたのは
ブラケット(12)の孔(21)をボルト(13′)が容易に
貫通して緩挿しやすくするためであり、該ボルト(1
3′)にナット(14)を装着する。(第6図(ロ)) 上記の如く振れ止め具(11)とブラケット(12)がボ
ルト(13′)およびナット(14)でセットされた状態で
ブラケット(12)の係止部(20)を固定支柱の係合部
(22)(図示せず)に係合させて振れ止め具(11)およ
びブラケット(12)と固定支柱を組み立てる。(第6図
(ハ)) 該組立状態でボルト(13′)とナット(14)を締め付
けることにより前記した振れ止め具(11)の垂直部(1
0)の厚さ(18)とブラケット(12)の係止寸法(17)
の差分の両体の垂直方向の緩みがまず固定されると同時
に更に振れ止め具(11)の端面(1)と固定支柱面(1
5)が接面して(第5図)締め付けられるためにブラケ
ット(12)の係止部(20)に係合する固定支柱の係合部
(22)の係合と相まってブラケット(12)および振れ止
め具(11)と固定支柱の三体の垂直方向の振れは完全に
固定される。更に振れ止め具(11)の皿グリ部(4)と
該皿グリ部(4)に合致すべき先端形状を有するナット
(14)の接触面積の広さによりボルト(13′)とナット
(14)の緩みは完全に防止される作用がある。
実施例 振れ止め具:コ字形状の外形寸法 上下直方体部材の横16mm高さ10mm厚さ各5mmで皿グリ7
φ ボルト孔径3φ幅(13)2mm 垂直部の厚さ(18)4
mm貫通孔(6)5mmの横長孔 ボルト:径3Mオネジ(P=0.5) 長さ12.5mm頭部は90°の皿グリに合致する形状とした。
φ ボルト孔径3φ幅(13)2mm 垂直部の厚さ(18)4
mm貫通孔(6)5mmの横長孔 ボルト:径3Mオネジ(P=0.5) 長さ12.5mm頭部は90°の皿グリに合致する形状とした。
ナット:表面にローレット加工を加えた。
内径3Mメネジ(P=0.5)長さ10.5mm先端に90°の皿グ
リに合致する形状とした。
リに合致する形状とした。
ブラケット:高さ33mm長さ400mm 厚さ寸法(19)1.9mm 係止寸法(17)8mm 孔(21)径3.5φ係止部(20)付 表面Crメッキ 上記振れ止め具をブラケットにボルト、ナットでセット
したのち断面形状が逆コ字で係合部(22)を有する固定
支柱にセット(第5図)し、50ケ所施行した。
したのち断面形状が逆コ字で係合部(22)を有する固定
支柱にセット(第5図)し、50ケ所施行した。
締付力:400kgで使用5ケ月後の全数チェックするも水平
方向および垂直方向の振れ緩み共全く皆無となった。
方向および垂直方向の振れ緩み共全く皆無となった。
更にこのシンプルな振れ止め具を装着したディスプレー
用ブラケットのデザイン性について顧客から高い評価を
得た。
用ブラケットのデザイン性について顧客から高い評価を
得た。
考案の効果 本考案は上記の構成であるからディスプレー用のブラ
ケットと固定支柱の振れ止め固定の締付力は130kgから4
00kgに向上し、緩み発生率は78%から皆無にと顕著な効
果が得られた。
ケットと固定支柱の振れ止め固定の締付力は130kgから4
00kgに向上し、緩み発生率は78%から皆無にと顕著な効
果が得られた。
更に本考案の如く小さな振れ止め具でこのような大き
な締付力が得られることからディスプレー用ブラケット
のデザイン性は更に向上する効果も得られた。
な締付力が得られることからディスプレー用ブラケット
のデザイン性は更に向上する効果も得られた。
第1図は本考案振れ止め具の側面図、第2図は同図の平
面図、第3図は同図の正面図である。第4図は同図の斜
視図、第5図は実施例を示す図、第6図(イ)(ロ)
(ハ)は組立工程図である。 図中 1……端面、2……切欠部 3……上面、4……皿グリ部 5……センター、6……貫通孔 7……上、8……下 9……つらいち、10……垂直部 11……振れ止め具、12……ブラケット 13……幅、13′……ボルト 14……ナット、15……固定支柱面 17……係止寸法、18……厚さ 19……厚さ寸法、20……係止部 21……孔、22……係合部
面図、第3図は同図の正面図である。第4図は同図の斜
視図、第5図は実施例を示す図、第6図(イ)(ロ)
(ハ)は組立工程図である。 図中 1……端面、2……切欠部 3……上面、4……皿グリ部 5……センター、6……貫通孔 7……上、8……下 9……つらいち、10……垂直部 11……振れ止め具、12……ブラケット 13……幅、13′……ボルト 14……ナット、15……固定支柱面 17……係止寸法、18……厚さ 19……厚さ寸法、20……係止部 21……孔、22……係合部
Claims (1)
- 【請求項1】端面(1)下側に切欠部(2)を有し上面
(3)側に皿グリ部(4)と該皿グリ部(4)のセンタ
ー(5)から任意の距離だけずらした貫通孔(6)を設
けた直方体部材を上(7)下(8)対称でかつ前記切欠
部(2)と垂直部(10)がつらいちになるように垂直部
(10)を設けてコ字形状に一体としたことを特徴とする
振れ止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17699286U JPH08902Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 振れ止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17699286U JPH08902Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 振れ止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383041U JPS6383041U (ja) | 1988-05-31 |
JPH08902Y2 true JPH08902Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31117771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17699286U Expired - Lifetime JPH08902Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 振れ止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08902Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU90487B1 (en) * | 1999-12-14 | 2001-06-15 | Luxembourg Patent Co | Linear spring-loaded actuator for a valve |
JP5966050B2 (ja) * | 2015-04-13 | 2016-08-10 | 株式会社ロイヤル | ハンガーパイプ装置 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP17699286U patent/JPH08902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383041U (ja) | 1988-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08902Y2 (ja) | 振れ止め具 | |
JPH062217Y2 (ja) | 鉛蓄電池の端子部 | |
JPS6419339U (ja) | ||
JPH026844Y2 (ja) | ||
JPH0317171U (ja) | ||
JPH01113606U (ja) | ||
JPH0211725Y2 (ja) | ||
JPH0322963Y2 (ja) | ||
JPS61188012U (ja) | ||
JPH0330027Y2 (ja) | ||
JPH0745336Y2 (ja) | プリンタの取り付け構造 | |
JPH0336265Y2 (ja) | ||
JPH071293Y2 (ja) | ウィンドレギュレータのガラス組付け構造 | |
JPH0178083U (ja) | ||
JPH0178084U (ja) | ||
JPS6337808U (ja) | ||
JPH0332209U (ja) | ||
JPH01100376U (ja) | ||
JPS6426564U (ja) | ||
JPH0359506U (ja) | ||
JPS6068229U (ja) | 笠木取付装置 | |
JPH02138881U (ja) | ||
JPH0427046U (ja) | ||
JPS61143440U (ja) | ||
JPS61133610U (ja) |