JPH0888889A - ヘッドホン - Google Patents
ヘッドホンInfo
- Publication number
- JPH0888889A JPH0888889A JP6248693A JP24869394A JPH0888889A JP H0888889 A JPH0888889 A JP H0888889A JP 6248693 A JP6248693 A JP 6248693A JP 24869394 A JP24869394 A JP 24869394A JP H0888889 A JPH0888889 A JP H0888889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air layer
- ear pad
- layer
- headphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人間の耳は形状・寸法に個人差があり、これ
に対しヘッドホンのイヤーパッドを耳に装着する場合、
イヤーパッド形状を変形し、より多くの耳介形状(大き
さ)に対応するようにする。 【構成】 イヤーパッド内に空気層を設け、この内圧を
空気ポンプによって変えることによりイヤーパッド寸法
を変化させ、個人個人の装着感を調節できるようにした
もので、ヘッドホンのバッフル板、イヤーパッド及び耳
介の作る空間の容積を変化させると再生レスポンスも特
に中・高域を中心に変化するので音質面も含めて個人の
好みで調節することができる。
に対しヘッドホンのイヤーパッドを耳に装着する場合、
イヤーパッド形状を変形し、より多くの耳介形状(大き
さ)に対応するようにする。 【構成】 イヤーパッド内に空気層を設け、この内圧を
空気ポンプによって変えることによりイヤーパッド寸法
を変化させ、個人個人の装着感を調節できるようにした
もので、ヘッドホンのバッフル板、イヤーパッド及び耳
介の作る空間の容積を変化させると再生レスポンスも特
に中・高域を中心に変化するので音質面も含めて個人の
好みで調節することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドホンに関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】人間の耳の形状・寸法には個人差があ
る。ヘッドバンド等を具備し、頭部へ装着する形式(バ
ンド式)のヘッドホンは個人により装着感が異なるとい
う問題を抱えている。これに対しハウジングを大型化し
て装着時に耳に当たらない寸法としたり、イヤーパッド
前面の耳に当接する面に対してドライバーユニットを耳
介と頭部表面のなす角度に相当する角度を持たせて配置
し、より多くの人に対して良好な装着感を得るヘッドホ
ンがあった。
る。ヘッドバンド等を具備し、頭部へ装着する形式(バ
ンド式)のヘッドホンは個人により装着感が異なるとい
う問題を抱えている。これに対しハウジングを大型化し
て装着時に耳に当たらない寸法としたり、イヤーパッド
前面の耳に当接する面に対してドライバーユニットを耳
介と頭部表面のなす角度に相当する角度を持たせて配置
し、より多くの人に対して良好な装着感を得るヘッドホ
ンがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような装
着感の向上に関して、使用者が簡便に調節して各自良好
な装着感及び音質感が得られるヘッドホンを提供するこ
とにある。
着感の向上に関して、使用者が簡便に調節して各自良好
な装着感及び音質感が得られるヘッドホンを提供するこ
とにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッドバンド
の両側にイヤーパッド付ドライバーユニットを有するヘ
ッドホンにおいて、イヤーパッドの内部に設けた空気層
と、空気層に空気を供給及び排出するバルブを具備する
ヘッドホンである。また本発明は、ヘッドバンドの両側
にイヤーパッド付ドライバーユニットを有するヘッドホ
ンにおいて、イヤーパッドの内部に設けた空気層と、空
気層に空気を供給する指圧ポンプと、空気層から空気を
抜くバルブを具備するヘッドホンである。また本発明
は、ヘッドバンドの両側にイヤーパッド付ドライバーユ
ニットを有するヘッドホンにおいて、イヤーパッドの内
部に設けた空気層の空気を連通するパイプを有するヘッ
ドバンドと、空気層に空気を供給するポンプと、空気層
から空気を抜くバルブを具備するヘッドホンである。
の両側にイヤーパッド付ドライバーユニットを有するヘ
ッドホンにおいて、イヤーパッドの内部に設けた空気層
と、空気層に空気を供給及び排出するバルブを具備する
ヘッドホンである。また本発明は、ヘッドバンドの両側
にイヤーパッド付ドライバーユニットを有するヘッドホ
ンにおいて、イヤーパッドの内部に設けた空気層と、空
気層に空気を供給する指圧ポンプと、空気層から空気を
抜くバルブを具備するヘッドホンである。また本発明
は、ヘッドバンドの両側にイヤーパッド付ドライバーユ
ニットを有するヘッドホンにおいて、イヤーパッドの内
部に設けた空気層の空気を連通するパイプを有するヘッ
ドバンドと、空気層に空気を供給するポンプと、空気層
から空気を抜くバルブを具備するヘッドホンである。
【０００５】
【実施例】図１は本発明による一実施例を示すヘッドホ
ンのイヤーパツド、ハウジング、及びドライバーユニッ
トの断面図で、図２は本発明によるヘッドホンを装着し
たときの状態を示す図である。バッフル板３とイヤーパ
ッド４の間にイヤーパッド４と同縫されて弾性を有する
ゴム又は樹脂で形成された空気層６が円環状に設けられ
る。空気層６の作成は空気漏れがないよう高周波溶着等
によって作成される。空気層６にはこれに空気を供給し
加圧できるよう手動式の指ポンプ７と供給した空気を抜
き空気層６内の空気圧を調節するためのバルブ８を設け
る。
ンのイヤーパツド、ハウジング、及びドライバーユニッ
トの断面図で、図２は本発明によるヘッドホンを装着し
たときの状態を示す図である。バッフル板３とイヤーパ
ッド４の間にイヤーパッド４と同縫されて弾性を有する
ゴム又は樹脂で形成された空気層６が円環状に設けられ
る。空気層６の作成は空気漏れがないよう高周波溶着等
によって作成される。空気層６にはこれに空気を供給し
加圧できるよう手動式の指ポンプ７と供給した空気を抜
き空気層６内の空気圧を調節するためのバルブ８を設け
る。
【０００６】図２は、本発明による左右の両側にドライ
バーユニットを有するヘッドホンを装着し指ポンプ７を
動作させる斜視図である。指ポンプ７を押す回数によ
り、空気層６に供給される空気の量を調節し、ドライバ
ーユニット２前面からイヤーパッド前面４の距離ｄを調
節することができる。空気を抜く場合は、バルブ８を操
作し空気を抜く動作をさせると、空気層６の内圧および
ヘッドバンド１０の圧力により空気は外部へ放出され
る。距離ｄが調節できることで使用者の耳介の形状に合
わせたイヤーパッド寸法が、装着したままで選択するこ
とができる。
バーユニットを有するヘッドホンを装着し指ポンプ７を
動作させる斜視図である。指ポンプ７を押す回数によ
り、空気層６に供給される空気の量を調節し、ドライバ
ーユニット２前面からイヤーパッド前面４の距離ｄを調
節することができる。空気を抜く場合は、バルブ８を操
作し空気を抜く動作をさせると、空気層６の内圧および
ヘッドバンド１０の圧力により空気は外部へ放出され
る。距離ｄが調節できることで使用者の耳介の形状に合
わせたイヤーパッド寸法が、装着したままで選択するこ
とができる。
【０００７】さらに距離ｄ、およびイヤーパッド４、バ
ッフル板３と耳介の作る容積を変化させることにより、
図３に示す周波数特性のごとく中高域の特性を変化させ
音質を変化させることができる。この帯域はボーカル・
ソースなどの音質を決める主要帯域であることから、こ
のようなソースの場合には空気の量を少なくし中高域の
レスポンスを向上させたり、クラシックなどのアコース
ティック・ソースに対しては空気量を多くしてソフトな
低音が得られる音色とすることも可能になる。また左右
の空気層６をヘッドバンド１０に設けたパイプ１１で連
結することで両側の空気層６の圧力を等しく成すことが
できる。
ッフル板３と耳介の作る容積を変化させることにより、
図３に示す周波数特性のごとく中高域の特性を変化させ
音質を変化させることができる。この帯域はボーカル・
ソースなどの音質を決める主要帯域であることから、こ
のようなソースの場合には空気の量を少なくし中高域の
レスポンスを向上させたり、クラシックなどのアコース
ティック・ソースに対しては空気量を多くしてソフトな
低音が得られる音色とすることも可能になる。また左右
の空気層６をヘッドバンド１０に設けたパイプ１１で連
結することで両側の空気層６の圧力を等しく成すことが
できる。
【０００８】図４は空気層６をイヤーパッド４の内周側
に設けた一実施例である。この場合、先の距離ｄの変化
は無いがイヤーパッド内側の容積の変化が大きいことか
ら装着感の変化を少なく押さえながら周波数特性を変化
させることができる。指ポンプ７はイヤーパツド４と切
り離して、独立したポンプとして使用し、バルブ８から
空気を挿入するように形成することによりヘツドホンの
外観形状を大きくしなくてもすみ構成が簡単になる。
に設けた一実施例である。この場合、先の距離ｄの変化
は無いがイヤーパッド内側の容積の変化が大きいことか
ら装着感の変化を少なく押さえながら周波数特性を変化
させることができる。指ポンプ７はイヤーパツド４と切
り離して、独立したポンプとして使用し、バルブ８から
空気を挿入するように形成することによりヘツドホンの
外観形状を大きくしなくてもすみ構成が簡単になる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、使用者が空気圧を簡単
に調節し、良好な装着感及び好みの音質を得ることがで
きるヘッドホンを提供することができる。
に調節し、良好な装着感及び好みの音質を得ることがで
きるヘッドホンを提供することができる。
【図１】本発明によるヘッドホンのハウジングドライバ
ーユニツト及びイヤーパツドの断面図。
ーユニツト及びイヤーパツドの断面図。
【図２】本発明によるヘッドホンを装着しポンプを動作
させる状態を示す斜視図。
させる状態を示す斜視図。
【図３】本発明によるヘッドホンの周波数特性の変化を
示す特性図。
示す特性図。
【図４】本発明によるヘッドホンの実施例を示す断面
図。
図。
１ ハウジング ２ ドライバーユニット ３ バッフル板 ４ イヤーパッド ５ スポンジ ６ 空気層 ７ 指ポンプ ８ バルブ ９ ポンプ取付部 １０ ヘッドバンド １１ パイプ
Claims (5)
- 【請求項１】 ヘッドバンドの両側にイヤーパッド付ド
ライバーユニットを有するヘッドホンにおいて、上記イ
ヤーパッドの内部に設けた空気層と、上記空気層に空気
を供給及び排出するバルブを具備することを特徴とする
ヘッドホン。 - 【請求項２】 ヘッドバンドの両側にイヤーパッド付ド
ライバーユニットを有するヘッドホンにおいて、上記イ
ヤーパッドの内部に設けた空気層と、上記空気層に空気
を供給する指圧ポンプと、上記空気層から空気を抜くバ
ルブを具備することを特徴とするヘッドホン。 - 【請求項３】 ヘッドバンドの両側にイヤーパッド付ド
ライバーユニットを有するヘッドホンにおいて、上記イ
ヤーパッドの内部に設けた空気層の空気を連通するパイ
プを有するヘッドバンドと、上記空気層に空気を供給す
るポンプと、上記空気層から空気を抜くバルブを具備す
ることを特徴とするヘッドホン。 - 【請求項４】 ヘッドホンのドライバーユニットに設け
たバッフル板部とスポンジ状部材で弾性を有したイヤー
パッドと、上記イヤーパッドとバッフル板との間に設け
た空気層と、上記空気層の空気を抜くバルブを具備する
ことを特徴とするヘッドホン。 - 【請求項５】 ヘッドホンのドライバーユニットに設け
たスポンジ状部材で弾性を有したイヤーパッドと、上記
イヤーパッドが形成する内部空間の耳に当接する位置に
空気層部材を具備することを特徴とするヘッドホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6248693A JPH0888889A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | ヘッドホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6248693A JPH0888889A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | ヘッドホン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888889A true JPH0888889A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17181936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6248693A Withdrawn JPH0888889A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | ヘッドホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0888889A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010010984A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Audio Technica Corp | ヘッドホン用イヤパッドおよびヘッドホン |
| JP2016025546A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 株式会社オーディオテクニカ | イヤーパッド調整部材、及びイヤーパッド調整部材を用いたヘッドホン並びにイヤーマフ |
| EP3188494A1 (en) * | 2015-12-29 | 2017-07-05 | GN Netcom A/S | A headphone with two ear cushions of different hardness |
| WO2020110721A1 (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | ソニー株式会社 | 触覚提示装置、電子機器、装身具および保持装置 |
| JP2021044755A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社オーディオテクニカ | ヘッドホンとイヤーマフ |
| WO2021241326A1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | ソニーグループ株式会社 | イヤーパッド及びヘッドホン |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6248693A patent/JPH0888889A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010010984A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Audio Technica Corp | ヘッドホン用イヤパッドおよびヘッドホン |
| JP2016025546A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 株式会社オーディオテクニカ | イヤーパッド調整部材、及びイヤーパッド調整部材を用いたヘッドホン並びにイヤーマフ |
| EP3188494A1 (en) * | 2015-12-29 | 2017-07-05 | GN Netcom A/S | A headphone with two ear cushions of different hardness |
| WO2020110721A1 (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | ソニー株式会社 | 触覚提示装置、電子機器、装身具および保持装置 |
| CN113168223A (zh) * | 2018-11-28 | 2021-07-23 | 索尼集团公司 | 触觉提示设备、电子设备、配件和保持设备 |
| US20220004258A1 (en) * | 2018-11-28 | 2022-01-06 | Sony Group Corporation | Tactile sense presentation apparatus, electronic apparatus, accessory, and holding apparatus |
| US12069456B2 (en) | 2018-11-28 | 2024-08-20 | Sony Group Corporation | Tactile sense presentation apparatus, electronic apparatus, accessory, and holding apparatus |
| JP2021044755A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社オーディオテクニカ | ヘッドホンとイヤーマフ |
| WO2021241326A1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | ソニーグループ株式会社 | イヤーパッド及びヘッドホン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |