JPH0888823A - 工事映像管理方法 - Google Patents

工事映像管理方法

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Publication number
JPH0888823A
JPH0888823A JP6223754A JP22375494A JPH0888823A JP H0888823 A JPH0888823 A JP H0888823A JP 6223754 A JP6223754 A JP 6223754A JP 22375494 A JP22375494 A JP 22375494A JP H0888823 A JPH0888823 A JP H0888823A
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JP
Japan
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image
subject
memory
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Prior art date
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Pending
Application number
JP6223754A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shiokawa
孝 汐川
Kazunari Fukuda
一成 福田
Tomoya Kaneko
智弥 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Publication of JPH0888823A publication Critical patent/JPH0888823A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影した被写体の場所、あるいはそのものの
属する工事地区を画像情報とともに正確に記録できるよ
うにする。 【構成】 カメラ1と、GPS2と、光波距離計3と、
電子時計4及びこれらを統括制御するとともに、それぞ
れから得られたデータをメモリ5に記憶させるCPU6
と、メモリ5に記憶されたデータを類型別に編集する編
集装置7及びモニタテレビ8を備え、ユ―ザがシャッタ
を押すなどしてカメラ1の駆動系12が駆動されると、
CPU6はCCD11で電気信号変換された画像情報を
呼び出してメモリ5に記憶させるとともに、この画像情
報と対をなして各種管理情報、すなわちカメラの現在位
置、高度情報、被写体1の位置及び高度情報及び工事地
区情報、年月日,時刻情報を呼び出してメモリ5に記憶
させる。編集装置7はメモリ5内に対をなして記憶され
た画像情報及び管理情報を取込み、内蔵された編集プロ
グラムにしたがって各画像情報を各管理情報に応じて類
別し、その類別されたモニタテレビ8の画面に写し出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物建設過程で逐
次撮像される画像の編集作業に好適な工事映像管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】建設過程の建築物をカメラやビデオカメ
ラにより逐次撮影しこれの画像を記録しておくことは、
建設期間中においてはその一目瞭然性により工事の進捗
度合いを直ちに知ることができ、また建設後においては
その工事記録が後の建設作業における工法、費用、工期
等の参考になるばかりでなく、特に大規模な建設工事に
おいては壮大なノンフィクションドラマともなり、文化
的記録としての意義を持つ場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
この種の映像記録は、その撮られた日時、場所などがは
っきりと明示され、区別されていなければ資料価値は半
減し、また後の編集の際の混乱の原因ともなる。
【0004】この点において、比較的最新のカメラやビ
デオカメラには日付表示機能がついているが、撮影場所
については依然として撮影者の記録に頼っているため、
この種のデータは不完全となりがちとなる。
【0005】特に大規模建設現場において類似する複数
の建物が錯雑な状態で建設されており、撮影者自身もど
の地区のどの建物を写しているのかが判定できなかった
り、誤認混同する虞れも生ずる。
【0006】さらに同一の建物においても写す位置や、
距離、角度によってはその様相が全く異なるので、建物
をどの位置から撮影したかも記録しなければならない。
【0007】ところで、特開平5−207408号公報
には、撮影した光学像をディジタル画像映像に変換し、
メモリに記録する電子スチールカメラにおいて、撮影時
の位置を特定する機能を設けたカメラが開示されてい
る。これは、GPS(複数の人工衛星から発振した電波
を受けて受信地の緯度及び経度などの位置を知るシステ
ム)により撮影位置を特定し、その位置データを画像デ
ータとともにメモリに記録するものであり、場所別分
類、場所別検索が可能となり、編集に好適である。しか
しながら、この場合にはどこから撮ったかが分かるが、
どこを撮ったかは分からない。つまり、接近した被写体
を撮影した場合にはカメラと被写体の位置はほぼ同等と
見なせるが、広域場所を鳥瞰図的に撮影した場合、カメ
ラの場所と被写体の場所は相当離れており、カメラ位置
が被写体位置とほぼ同じとは言えず、特に大型建築物の
全容を撮影しようとする場合には相当離れ、全体を俯瞰
出来るような場所でなければ撮影ができないため、その
位置は正確でなくなる。
【0008】そこで、この発明は、以上の問題を解決す
るものであって、その目的とするところは、撮影した被
写体の場所、あるいはそのものの属する工事地区を画像
情報とともに正確に記録できるようにした工事映像管理
方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明方法は、建設中の建物等の被写体を撮像
し、記録媒体に記録させるための撮像装置と、撮像時に
おける前記撮像装置の位置情報を検出する手段と、前記
撮像装置に対する前記被写体の方位及び距離を検出する
手段とを備え、該各検出手段の検出結果から、前記記録
媒体に前記被写体の画像情報とともに画像の位置を固有
の管理情報の一つとして前記記録媒体に記録することを
特徴とする。
【0010】またこの発明方法では、前記撮像装置に対
する前記被写体の俯仰角を検出する手段を設け、該俯仰
角情報を管理情報の一つとして前記記録媒体に記録する
ことができる(請求項2)。
【0011】またこの発明方法では、工事区域を予め複
数の区域に分割するとともに、前記画像の位置情報から
画像いずれの分割区域に属すのかを管理情報の一つとし
て記録媒体に記録することができる(請求項3)。
【0012】さらにこの発明方法では、前記位置情報検
出手段の検出結果に基づき前記被写体の画像情報ととも
に、前記撮影時の撮像装置の位置を管理情報の一つとし
て前記記録媒体に記録することができる(請求項4)。
【0013】またさらにこの発明方法では、前記管理情
報の読取手段に読み取られた内容に基づき前記画像情報
を類型別に編集することができる(請求項5)。
【0014】
【作用】以上の請求項1の構成によれば、被写体の正確
な位置情報が画像情報とともに記録媒体に記録される。
【0015】請求項2の構成によれば、被写体の高さを
判別できる。
【0016】請求項3の構成によれば、該当する被写体
の位置に加え被写体の属する工事地区も記録媒体に記録
される。
【0017】請求項4の構成によれば、被写体のみなら
ず撮像装置の位置情報も管理情報として記録媒体に記録
され、どの位置から撮影した映像かも判別できる。
【0018】請求項5の構成によれば、時間別、場所
別、工事地区別、撮影位置別の編集プログラムに応じて
画像を順次検索、編集出来る。
【0019】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0020】図1はこの発明方法を適用する装置のシス
テムの概要を示すもので、このものは、カメラ1と、G
PS2と、光波距離計3と、電子時計4及びこれらを統
括制御するとともに、それぞれから得られたデータをメ
モリ5(記録媒体)に記憶させるCPU6と、メモリ5
に記憶されたデータを類型別に編集する編集装置7及び
モニタテレビ8などを備えたものである。
【0021】カメラ1はいわゆる電子スチルカメラであ
って、図示のごとく建築物などの被写体16に向けられ
るレンズ10などの光学系、及びこれの奥部に配置さ
れ、光学系から入力した被写体16の像の明暗及び色彩
に応じた電気信号を出力するCCD11、シャッタなど
の駆動系12を備えている。
【0022】GPS2は、カメラ1に内蔵されるか或い
はカメラ1の近傍に配置されるものであって、前述のご
とく複数の人工衛星から発振した電波を受けて受信地の
位置を知るシステムであり、受信アンテナ14と、アン
テナ14で受信した人工衛生からの信号を経度,緯度,
及び高度のデータに変換する位置計算回路15とを備え
ている。
【0023】光波距離計3はカメラ1の近傍にあってレ
ンズ10の筒先と平行に検出面を向けたものであって、
カメラ1から被写体までの距離を測定し、包囲系及び傾
斜系により、方位及び俯仰角を検出する。これらデータ
はGPS2によって得られたデータとともに被写体位置
演算回路17に入力される。演算回路17は現在のカメ
ラ1の位置,高度に対する被写体16の離間距離、方
位、俯仰角に応じて、被写体16の位置及び高度を演算
する。なお被写体の距離が近い場合にはカメラ1の焦点
距離情報を利用できる。
【0024】ところで、規模の大きい建設現場では図2
に示すように工事地区を境界線Lにより予めA,B…の
複数に分割してある。したがって各工事地区A,B…の
範囲を緯度及び経度を設定し、この設定値を演算プログ
ラム内容として演算回路17に記憶させ、前記演算結果
によりカメラ1の撮影した被写体16がどの工事地区の
中に含まれるかも同時に出力させることができる。
【0025】電子時計4は年月日及び時刻を刻々と刻む
ものであり、通常の日付表示機能に内蔵されたもの、メ
モリ5はカメラ1に内蔵された固定メモリ或いはメモリ
カードとしてカメラ1に着脱可能に装着されるものであ
る。
【0026】そして、ユ―ザがシャッタを押すなどして
駆動系12が駆動されると、CPU6はCCD11で電
気信号変換された画像情報を呼び出してメモリ5に記憶
させるとともに、この画像情報と対をなして各種管理情
報である位置計算回路15からの出力内容、すなわちカ
メラの現在位置、高度情報、及び演算回路17からの演
算内容、すなわち被写体1の位置及び高度情報及び工事
地区情報、年月日,時刻情報を呼び出してメモリ5に記
憶させる。
【0027】編集装置7及びこれに接続されるモニタテ
レビ8は前記各装置とは別の場所に設置されるものであ
る。編集装置7は例えばパソコン等からなるもので、メ
モリ5内に対をなして記憶された画像情報及び各種管理
情報を取込み、内蔵された編集プログラムにしたがって
各画像情報を各種管理情報に応じて類別し、その類別さ
れた情報をモニタテレビ8の画面に逐次写し出す。
【0028】そのプログラム内容としては、年月日,時
間別、撮影された画像の位置及び工事地区別、撮影位置
別編集等があり、例えばユ―ザが工事地区Aの画面を年
月日を順序を追って見たい場合には、その選択操作によ
って工事地区Aの画像情報のみが年月日順にモニタテレ
ビ8に写し出されることになるほか、その選択操作によ
って種々の類別により必要な画像情報の検索,編集を行
うことができる。
【0029】なお、実施例では撮像装置として電子スチ
ルカメラ1を用いたが、ビデオカメラを用いることもで
き、この場合、記録媒体として磁気テープが使用され
る。
【0030】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明による工事映像管理方法にあっては、建築
物などの被写体の正確な位置情報が画像情報とともに記
録媒体に記録されるため、どの場所を撮ったのかなどの
工事影像管理する場合に極めて重要な情報を撮影と同時
に取得することができる。
【0031】請求項2の構成によれば、被写体の高さも
判定でき、位置情報精度が向上する。
【0032】請求項3の構成によれば、該当する被写体
の位置に加え被写体の属する工事地区も記録媒体に記録
されるため、地区別管理に好適である。
【0033】請求項4の構成によれば、被写体のみなら
ず撮像装置の位置情報も管理情報として記録媒体に記録
され、どの位置から撮影した映像かも判別でき、同一建
物を異なった位置から撮影した場合の管理情報に好適で
ある。
【0034】請求項5の構成によれば、時間別、場所
別、工事地区別、撮影位置別の編集プログラムに応じて
画像を順次検索、編集出来るため、得たい画像情報のみ
を選択できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法に係る管理装置のシステム構成を
示す説明図である。
【図2】撮影地区を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ(撮像手段) 2 GPS(位置検出手段) 3 光波距離計(距離,方位,不仰角検出手段) 5 メモリ(記録媒体) 6 CPU 7 編集装置 8 モニタテレビ 16 被写体 17 被写体位置演算回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設中の建物等の被写体を撮像し、記録
    媒体に記録させるための撮像装置と、撮像時における前
    記撮像装置の位置情報を検出する手段と、前記撮像装置
    に対する前記被写体の方位及び距離を検出する手段とを
    備え、該各検出手段の検出結果から、前記記録媒体に前
    記被写体の画像情報とともに画像の位置を固有の管理情
    報の一つとして前記記録媒体に記録することを特徴とす
    る工事映像管理方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置に対する前記被写体の俯仰
    角を検出する手段を設け、該俯仰角情報を管理情報の一
    つとして前記記録媒体に記録することを特徴とする請求
    項1記載の工事映像管理方法。
  3. 【請求項3】 工事区域を予め複数の区域に分割すると
    ともに、前記画像の位置情報から画像いずれの分割区域
    に属すのかを管理情報の一つとして記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の工事映像管理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記位置情報検出手段の検出結果に基づ
    き前記被写体の画像情報とともに、前記撮影時の撮像装
    置の位置を管理情報の一つとして前記記録媒体に記録す
    ることを特徴とする請求項1ないし3に記載の工事映像
    管理方法。
  5. 【請求項5】 前記管理情報の読取手段に読み取られた
    内容に基づき前記画像情報を類型別に編集することを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の工事映像
    管理方法。
JP6223754A 1994-09-19 1994-09-19 工事映像管理方法 Pending JPH0888823A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101038918B1 (ko) * 2008-09-08 2011-06-03 주식회사 지티에스이엔씨건축사사무소 촬영대상의 벡터정보 생성 장치와 시스템 및 그 생성 방법
JP2012009072A (ja) * 2011-09-28 2012-01-12 Seiko Epson Corp 画像表示制御装置

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