JPH088857B2 - 酵素反応方法およびそれに使用する反応装置 - Google Patents

酵素反応方法およびそれに使用する反応装置

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JPH088857B2
JPH088857B2 JP63053019A JP5301988A JPH088857B2 JP H088857 B2 JPH088857 B2 JP H088857B2 JP 63053019 A JP63053019 A JP 63053019A JP 5301988 A JP5301988 A JP 5301988A JP H088857 B2 JPH088857 B2 JP H088857B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酵素反応方法、より詳細には雑菌の増殖を
著しく抑制せしめた新規な酵素反応方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
酵素反応は、従来の化学反応と比較して、温和な条件
下での優れた触媒活性、厳密な基質特異性、反応の一特
異性および立体特異性などの特徴を有しており、食品工
業、化学工業を中心に種々利用されている。
酵素反応の解決すべき重要課題の一つとして、反応液
および反応器の雑菌汚染が挙げられている。すなわち、
酵素反応は温和な条件下で反応を行うため、反応液が雑
菌により汚染されやすく、ひとたび雑菌で汚染されれ
ば、酵素の失活、反応液の腐敗、反応生成物の収率低下
等の問題があった。
従来、該問題を解決する手段として、加熱滅菌、濾
過除菌等の物理的手段(従来法1)、殺菌剤、静菌剤
の使用(従来法2)、雑菌の増殖できない酵素反応条
件の設定(従来法3)などが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来法1は、反応途中で反応液内に雑菌が混入した場
合の雑菌の増殖を抑制することが困難である。
従来法2は、食品工業において製品の安全性の点から
好ましくない場合があり、必ずしも満足できる方法では
ない。
従来法3は、耐熱性酵素、耐アルカリ性酵素、耐酸性
酵素等の特別な酵素を必要とし、これらの酵素の入手は
極めて困難である。
このように、従来法は必ずしも満足できる方法ではな
く、全ての産業分野に適用可能で、かつ簡便な操作によ
り雑菌の増殖を抑制することのできる方法の確立が切望
されていた。
すなわち、本発明は、雑菌の汚染および増殖を著しく
抑制せしめた新規な酵素反応方法の提供を目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、細菌(シュウドモナス・エルギノー
ザ)、酵母(キャンディダ・トロピカリス)、かび(ア
スペルギルス・ニガー)の高溶存酸素濃度下における生
育に関し研究を重ねた結果、いずれの微生物も約50〜90
ppmの溶存酸素濃度下では菌体の増殖が著しく抑制され
ることを発見した(J.Ferment.Technol.,62,71〜75(19
84)、Agric.Biol.Chem.,51,257〜258(1987)、醗酵工
学会誌、第65巻、第501〜506頁(1987)参照)。
この発見の実用面での応用、特に従来から雑菌汚染が
問題とされていた酵素反応への応用に関し種々研究を重
ねた結果、反応液中の溶存酸素濃度をある特定の濃度以
上に保存した条件下で酵素反応を行わせることにより、
酵素活性を低下させることなく、雑菌の増殖のみを抑制
することができることを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、反応液中の溶存酸素濃度を40pp
m以上に保存した条件下で酵素反応を行わせることを特
徴とする酵素反応方法に関するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本明細書において、以下の用語は次のような意味で用
いられる。
「培養物」とは、常法に従って培養して得られる培地
と培養菌体とが未分離の状態のものを意味する。
「生菌体」とは、微生物を培養して得られた培養物か
ら遠心分離、沈降分離、凝集分離などの通常の方法によ
り集菌して得られる分離菌体または該菌体を水、緩衝液
などで洗浄して得られる洗浄菌体などを意味する。
「菌体処理物」とは、生菌体に物理的処理(たとえ
ば、凍結融解処理、凍結乾燥処理、通風乾燥処理、酸性
ないしはアルカリ性下での加熱処理、磨砕処理、超音波
処理、浸透圧処理など)および/または化学的ないしは
生物学的処理(例えば、リゾチーム、細胞壁溶解酵素等
の酵素処理、トルエン、キシレン、アセトンなどの有機
溶媒処理など)を施して得られる乾燥菌体、細胞膜・壁
変性菌体、破砕菌体を意味する。
「酵素活性を有するタンパク質画分」とは、生菌体、
菌体処理物または培養後の培地の酵素の通常の抽出精製
手段(例えば、塩析処理、イオン交換クロマトグラフィ
ー、ゲル濾過、アフィニティクロマトグラフィー、電気
泳動など)を施すことによる得られる粗精製酵素、精製
酵素などを意味する。
本発明の酵素反応方法に用いることのできる酵素の種
類としては、転移酵素、加水分解酵素、脱離酵素、異性
化酵素、合成酵素などの基質として酸素を利用しない全
ての種類の酵素を例示することができる。
また、酵素反応を供する酵素の精製度合および使用態
様は特に制限されず、培養物、生菌体、菌体処理物、酵
素活性を有するタンパク質画分など目的の反応を触媒す
る1種もしくは2種以上の酵素を含有する酵素含有物で
あればいずれのものであっても本発明の酵素反応に使用
することができる。さらに、これらの酵素含有物は、固
定化酵素および固定化微生物の調製に常用されている担
体に固定化処理して得られる固定化物として反応に供し
てもよい。
固定化物の調製は、酵素または微生物の固定化処理と
して通常用いられる架橋法、担体結合法、包括法、吸着
法などの方法を採用すればよく、これらの方法の具体的
手段については成書〔たとえば、千畑一郎編集「固定化
酵素」第9頁〜第85頁(昭和50年3月、(株)講談社発
行)、「酵素工学」第153頁〜第202頁(昭和56年9月18
日、(株)東京化学同人発行)など〕を参照すればよ
い。
本発明の酵素反応方法は、反応液中の溶存酸素濃度を
40ppm以上、好ましくは60ppm以上に保持した条件下で酵
素反応を行わせることを特徴とするものである。溶存酸
素濃度が40ppm未満であると雑菌の増殖を抑制すること
が困難である。また、溶存酸素濃度の上限に特に制限は
ないが、操作上400ppm程度までが好ましい。
反応液中の溶存酸素濃度を上述の濃度に保持するため
の方法としては、酸素含有気体(たとえば空気、空気
より酸素分圧の高い気体、純酸素など)の常圧または加
圧条件下で反応液中に通気する方法、あらかじめ加圧
条件下で酸素を40ppm以上の溶存酸素濃度に溶解保持し
た基質溶液を用いる方法(該方法は特にカラムを用いた
連続法に有利な方法である。)、密閉可能な反応容器
の上部空間領域(反応液上面と反応容器上部内面との間
の空間部分)に酸素含有気体を常圧または加圧条件下で
充填する方法など反応液中の溶存酸素濃度を上述の濃度
に保持できる方法であればいずれの方法であっても本発
明の酵素反応方法に使用することができる。
本発明の酵素反応における溶存酸素濃度以外の反応条
件は、溶存酸素濃度が60ppm以上の場合には使用する酵
素において通常用いられる条件の範囲内より適宜選定す
ることができる。また、溶存酸素が40〜60ppmの場合に
は雑菌が増殖して反応液を汚染する可能性があり、溶存
酸素濃度以外の他の反応条件、例えばpH条件、温度条
件、塩濃度条件など適宜変更して反応を実施するのが好
ましい。具体的には、pH条件としてはpH5以下の酸性条
件もしくはpH9以上のアルカリ性条件、温度条件として
は40℃以上の高温条件、塩濃度条件としては5%濃度以
上の高塩濃度条件をそれぞれ用いることができ、これら
条件の1種以上と40〜60ppmの溶存酸素濃度条件との併
用により雑菌の増殖を十分に抑制せしめることができ
る。
本発明の酸素反応形式としては、回分法または連続法
のいずれの形式であってもよい。また、本発明の酵素反
応に使用する器具、基質溶液等は滅菌または除菌したも
のを使用するのが好ましく、このような器具、溶液を溶
いることにより、反応開始時の雑菌の菌数を著しく抑え
ることができる。
酵素反応終了後、生成物の単離精製が必要とされる場
合には、得られた生成物に通常用いられている方法によ
り単離精製すればよい。
次に、本発明の酵素反応方法を実施するために使用す
る反応装置としては、酵素反応を実施するための反応器
と反応液中の溶存酸素濃度を保存するための必要な装置
(以下、溶存酸素濃度保存装置と略称する。)の2つの
装置から構成されているものであれば、いずれの装置構
造、装置構成を有するものでも本発明の酵素反応に使用
することができる。
酵素反応を実施するための反応器としては、微生物ま
たは酵素を用いた反応に通常使用される管もしくは塔型
(カラム型)、槽型(攪拌槽型、流動槽型など)、膜も
しくはフィルム型のいずれの型の反応器であっても使用
することができ、特に加圧可能な反応器が使用に好適で
ある。
また、溶存酸素濃度保持装置としては、反応器内へ酸
素を通気するための通気装置または基質溶液へ酸素を溶
解させるための酸素溶解装置を利用することができる。
このような反応装置の具体的一例を第1図〜第3図に
示す。第1図の装置は、反応液中の溶存酸素濃度を反応
液内への通気により保持することができる。第2図の装
置は、反応液中の溶存酸素濃度を反応器内の空気領域に
加圧条件下で連続もしくは回分式に通気することにより
保持することができる。第3図は、基質溶液を酸素溶解
装置に通液して溶存酸素濃度の高い基質溶液を得、これ
を反応器内へ通液することにより反応液中の溶存酸素濃
度を保持することができる。
〔発明の効果〕 本発明方法は、反応液中の溶存酸素濃度を40ppm以
上、好ましくは60ppm以上を保持することにより雑菌の
増殖を抑制せしめ、雑菌の増殖による弊害の生じない新
規な酵素反応方法である。
このような本発明方法は、雑菌増殖防止法として反
応液中の溶存酸素濃度を40ppm以上に保持するという極
めて簡単な方法を採用している、たとえ反応液中に雑
菌が存在していてもその雑菌の増殖を抑えることが可能
であるため必ずしも無菌条件を必要としない、高価な
装置や特殊な装置を必要としない、食品衛生上も極め
て安全な方法である、溶存酸素濃度を高めても酵素活
性の低下がみられない、などの特徴を有しておりあらゆ
る分野に適用することができるきわめて有用な方法であ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1 固定化酵素および基質溶液の調製 0.02Mリン酸緩衝液(pH7.5)に酵素濃度1.25mg/mlに
なるように溶解させて調製したプロナーゼ(科研製薬
(株)製)溶液45mlにキトパールBCW−3510(富士紡績
(株)製)1.8gを加え、0℃で3時間攪拌してキトパー
ルにプロナーゼを吸着させた後、0.02Mリン酸緩衝液(p
H7.5)で洗浄(30ml×7)したものを固定化酵素として
使用した。また、0.02Mリン酸緩衝液(pH7.5)にカゼイ
ンを0.5%(W/V)になるように溶解させたものを基質溶
液として使用した。
尚、キトパール、リン酸緩衝液、基質溶液はすべて12
1℃、10分間の加圧滅菌したものを使用した。
固定化酵素を用いたカゼインの加水分解反応 固定化酵素1.8gと基質溶液350mlを第4図に示す反応
容器に入れ、反応器底部のガラスフィルター(スパージ
ャー)より酸素または空気を必要により通気(3ml/mi
n)して反応器内を一定の溶存酸素濃度〔190ppm(酸素
通気で5kg/cm2G加圧)、95ppm(酸素通気で2kg/cm2G加
圧)、65ppm(酸素通気で1kg/cm2G加圧)、7ppm(空気
通気で常圧)、2〜3ppm(通気なしで常圧)〕に保持
し、30℃で加水分解反応を行った。反応終了跡、反応液
のみを捨て、固定化酵素を残したまま反応器内をリン酸
緩衝液で洗浄し(80ml×3)、新しい基質溶液350mlを
反応器に加え、上述の加水分解反応を繰り返し行った。
反応液中のアミノ酸濃度は、反応液を適宜採取してそ
の5mlにタンパク沈殿試薬(0.11Mトリクロロ酢酸、0.22
M酢酸ナトリウム、0.33M酢酸含有)5mlを加えて30℃、3
0分間反応させてタンパク質を沈殿させた後反応液を濾
過し、濾液中のアミノ酸濃度をFolin呈色法(赤堀四郎
編「酵素研究法、第2巻」第237頁〜第246頁(昭和31年
5月30日、(株)朝倉書店発行))にて測定した。
反応液中の生菌数は、ブイヨン培地を用いて平板培養
法(微生物研究法懇談会編「微生物学実験法」第203頁
および第204頁(昭和50年12月15日、(株)講談社発
行))で測定した。また、固定化酵素に付着している生
菌数も、加水分解反応後、固定化酵素5粒を滅菌水9ml
に添加し、ガラス棒でよくすりつぶし、1分間攪拌して
から平板培養法で測定した。
生成アミノ酸濃度、反応液中の生菌数および固定化酵
素に付着している生菌数の変化を第5図(溶存酸素濃
度:190ppmおよび7ppm)、第6図(溶存酸素濃度:95ppm
および2〜3ppm)、および第7図(溶存酸素濃度:65ppm
および2〜3ppm)に示した。
第5〜7図より明らかなように、溶存酸素濃度を65pp
m以上に保持することにより雑菌の増殖を完全に抑制す
ることができ、固定化酵素表面上における雑菌の増殖も
全く認められなかった。さらに、190ppmという高溶存酸
素濃度下での反応であっても、酸化などによる酵素活性
の低下は見られなかった。
実施例 2 固定化酵素および基質溶液の調製 0.05Mリン酸緩衝液(pH7.5)に酵素濃度6mg/mlになる
ように溶解させて調製したプロナーゼ溶液100mlにキト
パールBCW−3530(富士紡績(株)製)34.1g(50ml)を
加え、0℃で3時間攪拌してキトパールにプロナーゼを
吸着させた後、前記緩衝液で洗浄(70ml×7)したもの
を固定化酵素として使用した。
また、0.05Mリン酸緩衝液(pH7.5)にカゼインを0.5
%(W/V)になるように溶解させたものを基質溶液とし
て使用した。
尚、キトパール、リン酸緩衝液、基質溶液はすべて12
1℃、10分間の条件で加圧滅菌したものを使用した。
固定化酵素を用いたカゼインの連続加水分解反応 第8図に示す反応装置を用いて連続加水分解反応を行
った。反応器としては、前記の固定化ブロナーゼ50mlを
耐圧円筒管(直径2cm,長さ20cm)に充填したものを固定
床とするカラム型の反応器を用いた。基質溶液タンクの
底部に設置したスパージャーから酸素ガスの微細な気泡
を基質溶液中に連続的に供給し、タンク内の気相の空気
および基質溶液中に溶解した空気を除去した後、6atmに
加圧することにより基質溶液中の溶存酸素濃度を190ppm
(5kg/cm2G)に保持した。この様に溶存酸素濃度を190p
pmに保持した基質溶液を反応器の底部に導き、反応器頂
部の抜き取り口に設けた電磁弁をタイマーにより間欠的
に開閉することにより基質溶液の流量を15ml/時間に制
御してカゼインの加水分解を行った。
一方、固定化プロナーゼを充填した同様の反応器に、
常圧下で調製した基質溶液をプランジャーポンプで供給
(15ml/時間)し、常圧下においてカゼインの加水分解
反応を行い対照とした。対照の基質溶液の溶存酸素濃度
は2〜3ppmであった。
なお、本発明方法および対照方法の何れの場合も反応
温度は30℃に保ち、40日間反応を行った。また、反応装
置はすべて121℃、10分間の条件で加圧滅菌した後使用
した。
反応開始後、毎日反応液をサンプリングし、実施例1
と同様に反応液中の生菌数(雑菌数)と生成アミノ酸濃
度を測定した。その結果を第1表に示す。第1表の生菌
数から明らかなように本発明によって基質溶液中の溶存
酸素濃度を190ppmに保持した場合には40日の試験の全期
間を通じて雑菌の増殖は全く認められなかった。一方、
対照の方法では、反応開始の翌日から早くも雑菌汚染が
認められ、3日後には生菌数1.9×108個/mlという極め
て高い汚染度に達した。また、第1表の生成アミノ酸量
から明らかなように本発明の方法では40日の反応後にお
いても酵素活性の低下はほとんど認められず、雑菌汚染
による活性低下も酸化による活性低下も起こっていなか
った。
実施例 3 固定化プロナーゼの代りに固定化酸性プロテアーゼを
使用し、酸性条件下(pH3.0)で反応させたほかは実施
例1とほぼ同様の方法で同様の装置により、カゼインの
加水分解反応を繰返し回分反応により行った。
すなわち、酸性プロテアーゼとしてはプロテアーゼM
(天野製薬(株)製)を使用し、酸素濃度を3.5%(W/
V)となるように溶解した0.05M乳酸緩衝液(pH3.0)45m
lに2.0gのキトパールBCW−3510を加え、実施例1と同様
に操作して固定化酵素を調製した。基質溶液は、0.05M
乳酸緩衝液(pH3.0)にカゼインを0.05%(W/V)となる
ように溶解し、85℃、5分間という温和な条件で殺菌し
たものを用いた。
実施例1と同様に基質溶液に酸素を通気し、溶存酸素
濃度を50ppm(酸素通気で0.7kg/cm2G(1.7atm)に加
圧)に保持して繰り返し回分反応(4回、のべ100時
間)を行った。
なお、対照としては基質溶液の溶存酸素濃度2〜3ppm
(通気なし、常圧)のものを用いて同様に反応を行っ
た。
実施例1と同様に反応液中および固定化酵素上の生菌
数(雑菌数)と反応液中の生成アミノ酸量を測定した。
結果を第2表に示す。第2表の生菌数から明らかなよう
に、本発明方法においては4回の繰り返し反応後におい
ても、反応液および固定化担体の何れにも雑菌は全く認
められなかった。それに対し、対照の方法では繰り返し
2回目から雑菌の増殖が認められ、生菌数は次第に増加
し、4回の繰り返し反応終了時には2.6×106個/mlに達
した。
以上の結果から、pH3.0という酸性プロテアーゼの最
適条件下では基質溶液の溶存酸素濃度50ppmでも雑菌汚
染を十分に防止できることが明らかとなった。
実施例 4 酵素として実施例1と同じ担体に固定化したアルカリ
プロテアーゼ(プロテアーゼP(天野製薬(株)製)を
使用し、基質溶液の溶存酸素濃度を65ppm(酸素通気で1
kg/cm2G(2atm)に加圧)とし、pH9.0の基質溶液を使用
するほかは実施例3と同様の方法でカゼインの加水分解
を繰り返し回分反応を行った。実施例1と同様に反応液
中および固定化酵素上の生菌数と反応液中の生成アミノ
酸量を測定した。結果を第3表に示す。
その結果、4回の繰り返し反応後においても反応液中
における雑菌の増殖は認められなかった。
なお、同一のpHにおいて基質溶液の溶存酸素濃度を2
〜3ppmに保持して反応を行った場合には第3表に示すと
おり、繰り返し2回から雑菌による顕著な汚染が認めら
れた。
実施例 5 0.05Mリン酸緩衝液(pH6.0)45mlに酵素濃度5%(W/
V)になるようにα−アミラーゼ(アミセーゼAH(天野
製薬(株)製))を溶解させて調製した溶液にキトパー
ルBCW−3510(富士紡績(株)製)5.0g(湿重量)を加
え、0℃で3時間攪拌してキトパールにα−アミラーゼ
を吸着させた後、前記緩衝液で7回洗浄したものを固定
化酵素として使用した。
また、0.05Mリン酸緩衝液(pH6.0)に澱粉を10%(W/
V)になるように溶解させ、95℃、5分という温和な条
件で殺菌したものを基質溶液として使用した。
澱粉の加水分解反応は、温度を50℃に保ち、基質溶液
中の溶存酸素濃度を45ppm(酸素通気で2atmに加圧)と
1.5ppm(常圧)に保持した条件下で繰り返し回分反応に
より行った。実施例1と同様の方法で反応液中および固
定化酵素上の生菌数を測定した。その結果を第4表に示
す。第4表の生菌数から明らかなように本発明によって
基質溶液中の溶存酸素濃度を45ppmに保持した反応系で
は4回の繰り返し反応終了後においても、反応液と固定
化担体のいずれにも雑菌の増殖は全く認められなかっ
た。一方、対照の常圧下の反応では繰り返し3回目以降
に雑菌汚染が認められ、4回の繰り返し反応終了後には
反応液中の生菌数は3.3×103個/mlに達し、固定化担体
に付着した雑菌の生菌数も8.5×10個/mlに達した。な
お、反応温度50℃において本発明方法および対照方法と
も繰り返し反応終了時の酵素活性は若干低下していた。
実施例 6 実施例5と同様の反応系において、反応温度を40℃と
し、本発明方法では溶存酸素濃度を90ppm、対照方法で
は2.0ppmに保持して反応を行った。その結果を第5表に
示す。
本発明の方法では4回の繰り返し反応終了時において
も反応液と固定化担体のいずれからも雑菌は検出され
ず、酵素活性も全く低下していなかった。
実施例 7 酵素源および基質溶液の調製 ブレビバクテリウム・アセチリカムAT−6−7(微工
研菌寄第6305号)を米国特許第4614719号の実施例15に
記載された方法に従って培養し、集菌し、これをアセト
ン乾燥してヌクレオシドホスホリラーゼ源として以下に
示す反応に供した。
基質溶液としては、40mMの1,2,4−トリアゾール−3
−カルボキサミドおよび60mMのウリジンを8mMりん酸一
カリウム溶液(pH7.0)に溶解した溶液を用いた。
リバビリン生成反応 培養液20mlより得られたアセトン乾燥菌体と基質溶液
20mlを第4図に示す反応器に入れた。酸素通気によって
基質溶液の溶存酸素濃度を110ppmに保持し、40℃で24時
間反応させ、リバビリンを生成させた。反応後、菌体を
反応液から遠心分離し、次回の反応に繰り返し使用し
た。
対照は、常圧下で反応を行うほかは上記と同一の条件
で反応を行った。反応終了時において反応液中の40℃で
生育する細菌の生菌数とリバビリンの生成率(生成した
リバビリンのモル数/反応開始時の基質溶液中の1,2,4
−トリアゾール−3−カルボキサミドのモル数×100
(%))を測定した(第6表)。その結果、本発明方法
においては各回とも反応液中に雑菌の増殖は認められな
かった。
上記の方法においてアセトン乾燥菌体の代りにブレビ
バクテリウム・アセチリカムAT−6−7の生菌体をアル
ギン酸カルシウム・ゲルで包括固定化した固定化微生物
を使用し、同様に反応を行ったところ、第6表とほぼ同
様の結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の酵素反応方法を実施する装置の具
体例を示す概略図であり、図中の記号は下記の構成要素
を意味する。 A:反応器、B:通気装置、C:酸素溶解装置 第4図は、実施例1、3、4、5、6および7で使用し
た装置の概略図であり、図中の記号は下記の構成要素を
意味する。 1:反応器、2:攪拌機、3:溶存酸素濃度測定用電極、4:溶
存酸素濃度計、5:記録計、6:抜取り口、7:加湿器、8:流
量調節器、9:エアーフィルター、 第5〜7図は、加水分解反応におけるアミノ酸濃度(−
○−、−●−)および生菌数〔反応液中の生菌数(−□
−、−■−)、固定化酵素上の生菌数(−△−、−▲
−)〕の変化を示したものである。第5図中の−○−、
−□−、−△−は溶存酵素濃度190ppm、−●−、−■
−、−▲−は溶存酸素濃度7ppmの各条件下で反応させた
時の測定値である。第6図中の−○−、−□−、−△−
は、溶存酸素濃度95ppm、−●−、−■−、−▲−は溶
存酸素濃度2〜3ppmの各条件下で反応させた時の測定値
である。第7図中の−○−、−□−、−△−は溶存酸素
濃度65ppm、−●−、−■−、−▲−は溶存酸素濃度2
〜3ppmの各条件下で反応させた時の測定値である。 第8図は、実施例2で使用した連続酵素反応装置の概略
図であり、図中の記号は、下記の構成要素を意味する。 1:反応器、6:抜取り口(反応液出口)、9:エアーフィル
ター、10:基質溶液貯槽、11:スパージャー、12:圧力
計、13:タイマー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応液中の溶存酸素濃度を40ppm以上に保
    持した条件下で酵素反応(ただし、酸化還元反応を除
    く。)を行わせることを特徴とする酵素反応方法。
  2. 【請求項2】溶存酸素濃度が60ppm以上である請求項1
    記載の酵素反応方法。
  3. 【請求項3】反応に使用する酵素が、転移酵素、加水分
    解酵素、脱離酵素、異性化酵素、合成酵素よりなる群よ
    り選ばれた酵素である請求項1記載の酵素反応方法。
  4. 【請求項4】反応に使用する酵素が、培養液、生菌体、
    菌体処理物または酵素活性を有するタンパク質画分より
    なる群より選ばれた酵素含有物である請求項1記載の酵
    素反応方法。
  5. 【請求項5】反応に使用する酵素が、固定化処理を施し
    た固定化物である請求項1記載の酵素反応方法。
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