JPH088829B2 - 麺受取装置 - Google Patents
麺受取装置Info
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- JPH088829B2 JPH088829B2 JP16118393A JP16118393A JPH088829B2 JP H088829 B2 JPH088829 B2 JP H088829B2 JP 16118393 A JP16118393 A JP 16118393A JP 16118393 A JP16118393 A JP 16118393A JP H088829 B2 JPH088829 B2 JP H088829B2
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Description
ようにコンベアライン1の各1本の受取アーム2にいわ
ゆる島田掛けにて順次吊架される。麺は必要に応じて乾
燥や熟成工程を経てから受取アーム2から外され、玉
状、つまり麺玉に形成されたり、2つ折りにしてトレー
等の容器に収容されたりする。従来上記受取アーム2か
ら麺を外すには、吊架されている麺の隙間に指を入れ、
指にて麺を引っかけながら外すようにしている。
の製造までは自動化されていたが、それ以後、すなわ
ち、裁断された麺を自動的にトレー等の容器に収納した
り、麺玉に形成するのは人手によるしかなく、甚だ作業
効率に劣るという問題点があった。このことは定形性の
ない食品一般にいえることであったが、特にそば麺等の
麺は細くて長いという特色を持ち、取扱いにくいという
事情によるものと考えられる。
なされたものであり、その目的とするところは、裁断さ
れた麺の包装の完全自動化を図ることのできる麺受取装
置を提供するにある。
するため次の構成を備える。すなわち、鉛直面内で回転
する無端チェーンと、該無端チェーンに一定の間隔をお
いて取付金具により取り付けられ、無端チェーンによる
搬送方向と直交する方向に平行に延設された一対の受取
アームを有し、所定長に切断されて製麺機から供給され
る多数本の麺を、前記一対の受取アームで形成される面
が水平面に対して斜めに位置する位置で橋渡し状態に受
け取る多数組のアーム装置を具備することを特徴として
いる。前記アーム装置を、前記一対の受取アームが前記
取付金具に回動自在になるよう取り付け、該一対の受取
アームが無端チェーンにより水平面内を走行するとき一
対の受取アームで形成する面が水平面内に位置するよう
規制する規制部材を設け、製麺機からの前記麺の供給位
置にて、前記一対の受取アームを水平面に対して一対の
受取アームで形成する面が斜めになるようガイドするガ
イド機構を設けると好適である。さらに、前記麺が受け
取られる一対の受取アーム間の間隔内に進退して受取ア
ームに受け取られている麺を再度受け取って所要個所に
搬入する移載ハンドを有する移載装置を設けると好適で
ある。
アームにて対応する麺の中央部分を、一対の受取アーム
の作る面が水平面に対して斜めに位置した状態のとき
に、橋渡し状態にして受け取るので、両アーム間の麺の
たるみを防止でき、受取アームの間隔内に指等を入れて
容易に受取アームから麺を外すことができ、容器等に収
容したり、麺玉に形成する作業を効率よく行うことがで
きる。また受取アームの間隔内に進退して受取アームか
ら麺を受け取る移載ハンドを有する移載装置を設けるこ
とにより、麺を容器に収容する作業の自動化を図ること
ができる。
づいて詳細に説明する。図1は全体装置の平面図を示
す。全体符号3は製麺機、4は搬送コンベア、5は移載
装置、6は整列部を示す。製麺機3は公知の装置であ
り、多数本の麺を所定長に切断して搬送コンベア4上に
供給する。搬送コンベア4は無端のチェーン7により形
成されている。無端チェーン7はスプロケット8、8に
掛け渡されて図示しない駆動モータにより回転される。
無端チェーン7には、無端チェーン7の進行方向に対し
て直角に延びる受取アーム9が多数本取付金具10によ
り固定されている。隣接する各一対の受取アーム9によ
りアーム装置11を構成する。図示しないが受取アーム
9は一対の無端チェーンに両持ち支持するようにしても
よい。製麺機3から供給される麺23はそのほぼ中央部
で、一対の受取アーム9上に橋渡し状態で受け取られ
る。この場合に本実施例では図2(a)に示すように、
製麺機3から麺23を受け取る位置を、アーム装置11
がスプロケット8近傍に位置して、一対の受取アーム9
で形成する面が水平面に対して斜めになる図のX位置で
受け取るようにするのである。面23が滑り落ちないよ
うに、受取アーム9の傾斜角度を設定される。また面2
3が滑り落ちないように、麺23との間の摩擦力を大き
くするため、受取アーム23の表面に摩擦材を貼設した
り、あるいは表面を若干荒らしたりするようにするとよ
い。
では一対の受取アーム9の基端部を連結桿12により連
結すると共に、取付金具10に対して回動軸13を中心
に水平面内で回動自在に設けている。回動軸13は取付
金具10を挿通して外方に突出されると共に、先端部が
クランク状に曲折され、この曲折部13aに回転コロ1
4が回転自在に取り付けられている。取付金具10から
はストッパ片15が延出され、このストッパ片15と曲
折部13aとの間にコイルスプリング16が張設され
て、曲折部13aがストッパ片15に当接され、常時は
一対の受取アーム9をその作る面が水平になるようにし
ている。17は上下に一対平行に設けられたガイドであ
り、回転コロ14の移動経路上に設けられている。ガイ
ド17は図2(c)に明確なように、中途部が山形状に
形成されている。したがって回転コロ14がガイド17
の山形状部に進入した際には、回転軸13がコイルスプ
リング16の付勢力に抗して回動され、一対の受取アー
ム9はその作る面が水平面に対して斜めになる。この一
対の受取アーム9が斜めになった位置で製麺機3から麺
が供給されるのである。
り出すようにしてもよいが、本実施例では受取アーム9
上からの取出しも移載装置5により自動で行えるように
している。移載装置5はガイドレール25、25にガイ
ドされて搬送コンベア4の搬送方向に往復動可能な移動
ブロック26、26を有する。27はその駆動用の正逆
モータで、該正逆モータ27により回転されるネジ桿2
8が移動ブロック26に螺合され、これにより移動ブロ
ック26、26が駆動される。なお両移動ブロック2
6、26は図示しない連結桿により連結されて一斉駆動
される。
ベア4と直交する方向に伸びる支持アーム29、29が
固定され、該支持アーム29、29にロッドレスシリン
ダ30が固定されている。31はロッドレスシリンダ3
0により駆動される移動体で、該移動体31には移動体
31の移動方向と直交する方向に伸びるアーム32が固
定され、該アーム32には、そのロッドが上下方向に駆
動されるエアシリンダ33が固定されている。エアシリ
ンダ33は各アーム32、32に4基ずつ配設されてお
り、各エアシリンダ33は搬送コンベア4の各2本ずつ
の受取アーム9にそれぞれ対応して配設されている。各
エアシリンダ33のロッド下端には、所定の間隔をおい
て2本の移載ハンド34が固定されている。そしてこの
2本の移載ハンド34は対応する各2本の受取アーム9
間に進退可能に設けられている。
ア4と同期して移動しつつ、図3においてエアシリンダ
33により移載ハンド34を下降させ、かつロッドレス
シリンダ30により移動体31を前進させることによ
り、各2本の受取アーム9上に支持されている8列の麺
23が一斉に各移載ハンド34上に幅寄せされつつ移載
が可能となる。エアシリンダ33のロッドが前進されつ
つ上昇されることにより麺23が移載ハンド34上に受
け取られ、受取アーム9上方に引き上げ可能となる。上
記のように2本の移載ハンド34により、受取アーム9
上に支持されている麺23のやはり中央部分を受け取る
ので、麺23は移載ハンド34からもすべり落ちること
がない。
まず図1において36は仕分けシュータ部、38はトレ
ー搬送用の搬送コンベアである。39は搬送コンベア3
8上にトレーを1個宛て順次供給するトレー供給部であ
る。仕分けシュータ部36は図1に明確なように、各移
載ハンド34前方に対応して8個の断面コ字状のシュー
タ40を有する。各シュータ40は、ガイド板(図4)
41に設けたZ字形状のガイド溝42にガイドされて移
動可能に設けられている。すなわち、シュータ40は図
3上紙面に垂直方向に伸びるガイドアーム43にスライ
ドガイド44を介して紙面に垂直な方向にスライド可能
に載置され、またシュータ40下面にネジ止めされた支
持体45下端に設けられたローラ46が前記ガイド溝4
2内に位置するよう取り付けられている。上記ガイドア
ーム43には4個のシュータ40が載置され(他の4個
のシュータ40はもう1つのガイドアーム43(図1)
上に載置されている)、各ガイドアーム43は、ロッド
レスシリンダ48により図3上左右方向に往復動される
移動体49に固定されている。
移動されることにより、シュータ40はガイドアーム4
3にガイドされつつガイド溝42にしたがって、移動す
ることになる。その際隣接する各1対のシュータ40は
トレーの搬送コンベア38方向に移動された際に互いに
接近するよう前記ガイド溝42が形成されている。図3
において、50はエアシリンダ51のロッド端に取り付
けられたピンであり、シュータ40が図3上右方(搬送
コンベア4方向)に移動している状態において、ガイド
板41に設けた透孔を挿通して上方に突出可能に設けら
れており、その際さらにシュータ40先端側に設けた切
欠52を挿通してシュータ40内底面上に突出可能にな
っている。53はガイド板41の支柱である。
6)について図5、図6により説明する。図5、図6
は、シュータ40がトレーの搬送コンベア38の上方に
まで移動した状態の図面である。55は搬送コンベア3
8上を搬送されるトレーである。56はストッパシリン
ダであり、各一対のシュータ40の直下にトレー55が
対応位置するようトレー55を搬送コンベア38上で停
止させる。57は上記一対のシュータ40に対応して各
1基設けられた規制シリンダであり、そのロッドに連結
桿58を介して2本のピン59が固定されている。該2
本のピン59は対応する一対のシュータ40の前記切欠
52に上方から進入可能になっている。60は搬送コン
ベア38の両側方に設けられたガイドでトレー55をガ
イドする。該ガイド60間には前記各一対のシュータ4
0の両側方を覆う覆い板61が設けられている。
うに製麺機3で所定長に裁断された麺23は、水平面に
対して斜めに位置する一対の受取アーム9上にそのほぼ
中央部で供給される。これにより、図2(a)に示すよ
うに、麺23は上側の受取アーム9により鋭角的に曲げ
られて受け取られると共に、両受取アーム9間の部位は
斜めになり、麺の長さ方向にも重力が作用するから、た
るむことなく伸長状態で受け取られる。このようにして
麺が受取アーム9上にうけとられた後、受取アーム9が
水平状態に戻る。一対の受取アーム9が水平状態のと
き、麺23を供給するようにしてもよいが、特にそば麺
のときは麺が空気中の水分を吸収して吸湿状態にあるこ
とから、両受取アーム9間の麺がたるみやすくなり、前
記した移載ハンド34による受け取りを困難にすること
があるのである。上記のようにして一対の受取アーム9
で受け取った麺23を人手により取り出すようにしても
よいが、本実施例では前記したように移載ハンド34上
に受け取る。移載ハンド34に両端側が側方に垂れ下が
るようにして受け取られた麺23は、移動体31が前進
することにより対応する各シュータ40上に搬入され
る。シュータ40内において各麺23は中央部で折り曲
げられた形態をなしている。ここでエアシリンダ51が
駆動されてピン50が切欠52を通過して、麺23の折
り曲げ部の内側に突出する。この場合、移載ハンド34
は前記のごとく所定の間隔をおいて各2本設けられてい
て、ピン50は該移載ハンド間に進入する。ここで移載
ハンド34は移動体31が後退することにより初期の位
置まで後退する。移載ハンド34が後退しても麺23の
折り曲げ部の内側にピン50が進入していることから、
麺23は移載ハンド34に引きずられて後退することが
なく、シュータ40内に確実に残される。
リンダ48により移動体49が前進され、これにより前
記したように各シュータ40は麺23を乗せたまま搬送
コンベア38の直上まで前進する。その際隣接する各一
対のシュータ40はガイド溝42にガイドされて前進
し、前進位置で互いに接近した状態になる。このように
各一対のシュータ40を初期の状態において所定の間隔
をもたせて配置してあるのは、対応する移載ハンド34
の間隔に合わせるためであり、搬送コンベア38直上に
移動した際互いに接近させるのは、各トレー55に2食
分の麺を収納する場合に2食分(シュータ2個分)の麺
を各トレー55の幅内に収めるように位置させるためで
ある。
9が下降され、ピン59が各シュータ40内の麺23の
折り曲げ部内側に進入し、かつ切欠52を挿通して下方
に突出する。ここでロッドレスシリンダ48が駆動さ
れ、各シュータ40は待機位置まで後退する。その際ピ
ン59が麺23の折り曲げ部の内側に位置しているの
で、麺23はシュータ40と共に後退することはなく、
覆い板61にガイドされて中央部で折れ曲がった2列状
態で各トレー55内に収容されることになる。次いでピ
ン59が上昇されると共に、ストッパシリンダ56が後
退され、麺23が入ったトレー55は搬送コンベア38
上を所定位置に搬送され、図示しないシール機によりシ
ールされて包装される。次回包装用のトレー55が8個
前記のごとくして搬送コンベア38の所定個所に搬入さ
れてワンサイクルが終了するのである。
所定の速度で運転され、移載装置5では搬送コンベア4
と同期して移載ハンド34が移動しつつ麺23を受け取
る。このようにして8食分の麺23が各2食分ずつトレ
ー55内に一斉に整列して収容される。8食分の麺23
が搬送、搬入されている間に次の8食分の麺23が搬送
コンベア4上を搬送されており、この間に移載ハンド3
4は待機位置まで復帰して、次回の搬送、搬入に備え
る。なお、搬送コンベア4は8食分ずつ間欠的に運転し
てもよい。また一度に搬送、搬入する麺23は8食分に
限られないことはもちろんである。さらに上記実施例で
は移載ハンド34を2本で1基のものに構成したが、3
本以上の複数本で構成してもよく、場合によっては1本
の幅広のものでも対応できる。また上記実施例では、移
載装置5により麺23を受け取ってシュータ40を介し
てトレー55内に麺23を搬入するようにしたが、移載
装置5から直接トレー55内に麺23を搬入させるよう
にすることもできる。
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
の受取アームにて対応する麺の中央部分を、一対の受取
アームの作る面が水平面に対して斜めに位置した状態の
ときに、橋渡し状態にして受け取るので、両アーム間の
麺のたるみを防止でき、受取アームの間隔内に指等を入
れて容易に受取アームから麺を外すことができ、容器等
に収容したり、麺玉に形成する作業を効率よく行うこと
ができる。また受取アームの間隔内に進退して受取アー
ムから麺を受け取る移載ハンドを有する移載装置を設け
ることにより、麺を容器に収容する作業の自動化を図る
ことができる。
平面図である。
図である。
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 鉛直面内で回転する無端チェーンと、 該無端チェーンに一定の間隔をおいて取付金具により取
り付けられ、無端チェーンによる搬送方向と直交する方
向に平行に延設された一対の受取アームを有し、所定長
に切断されて製麺機から供給される多数本の麺を、前記
一対の受取アームで形成される面が水平面に対して斜め
に位置する位置で橋渡し状態に受け取る多数組のアーム
装置を具備することを特徴とする麺受取装置。 - 【請求項2】 前記アーム装置は、前記一対の受取アー
ムが前記取付金具に回動自在に取り付けられ、 該一対の受取アームが無端チェーンにより水平面内を走
行するとき一対の受取アームで形成する面が水平面内に
位置するよう規制する規制部材を設け、 製麺機からの前記麺の供給位置にて、前記一対の受取ア
ームを水平面に対して一対の受取アームで形成する面が
斜めになるようガイドするガイド機構を設けたことを特
徴とする請求項1記載の麺受取装置。 - 【請求項3】 前記麺が受け取られる一対の受取アーム
間の間隔内に進退して受取アームに受け取られている麺
を再度受け取って所要個所に搬入する移載ハンドを有す
る移載装置を具備することを特徴とする請求項1または
2記載の麺受取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118393A JPH088829B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 麺受取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118393A JPH088829B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 麺受取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716045A JPH0716045A (ja) | 1995-01-20 |
JPH088829B2 true JPH088829B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=15730170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16118393A Expired - Lifetime JPH088829B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 麺受取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088829B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113405355B (zh) * | 2021-06-28 | 2022-05-17 | 安徽到家营养食品有限公司 | 一种挂面生产烘干辅助装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16118393A patent/JPH088829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716045A (ja) | 1995-01-20 |
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Legal Events
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