JPH0887731A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0887731A
JPH0887731A JP6220092A JP22009294A JPH0887731A JP H0887731 A JPH0887731 A JP H0887731A JP 6220092 A JP6220092 A JP 6220092A JP 22009294 A JP22009294 A JP 22009294A JP H0887731 A JPH0887731 A JP H0887731A
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JP
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head
signal
recording
magnetic
recording medium
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Application number
JP6220092A
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English (en)
Inventor
Yusuke Ohinata
祐介 大日向
Yoichiro Tanaka
陽一郎 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的はヘッド荷重又はスペーシングを
制御する磁気記録再生装置において、記録再生における
分解能を高め高密度記録を可能にし、且つMRヘッド方
式や接触記録方式を用いても信頼性を確保した同装置を
提供すること。 【構成】本発明は、記録媒体1と、記録媒体1に信号を
記録再生する磁気ヘッド2とを有する磁気記録再生装置
において、ヘッド荷重又はヘッド媒体間スペーシングを
変える駆動素子5と、駆動素子5に駆動信号を与える駆
動回路11と、予め駆動回路11に駆動信号を与える条
件又は駆動目標を記録するメモリー8と、ヘッド媒体間
相対位置、装置動作状態、又はヘッド記録媒体間相対移
動に障害となる情報を検出し検出信号を発生すセンサー
3,4と、メモリー8の駆動条件又は駆動目標と検出信
号とを比較して駆動回路11に信号発生の指示を行う比
較器9及び制御回路10とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハードディスク
装置などの磁気記録再生装置に係わり、特に高密度記録
と信頼性の向上に適した磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置などの磁気記
録再生装置は、コンピュータ分野においてランダムアク
セス可能な大容量の外部記録再生装置として利用が盛ん
である。そして、利用の拡大に伴い、記憶容量の大容量
化および高記録密度化に対する要求がますます高まって
いる。そこで、そのような要求に応えるべく多方面から
研究開発がなされている。
【0003】一般にハードディスク装置としては、非磁
性基板上に磁性層を設けてなる磁気ディスクの複数枚が
一本の回転軸に積み重ねて取り付けられ、記録再生用の
ヘッドはアームに取り付けられて各ディスク面に配置さ
れ、アームはアクチュエータにより動かされてヘッドの
位置決めを行うようにした構造のものが知られている。
このような構造のハードディスク装置によって信号の記
録再生を行う際に、ヘッドは、高速で回転するディスク
面には直接接触せず、わずかに浮上した状態でディスク
面の所望の位置にアクセスするように配置されている。
そして、ディスク面の同心円状のトラックに対して、ヘ
ッドによって信号が記録され、あるいは再生される。
【0004】このようなハードディスク装置において、
記憶容量の大容量化の要求に応えるためには、例えばデ
ィスクの線記録密度、すなわちトラック長さ方向の密度
を高めることにより記録密度を向上させたり、あるいは
トラック幅を狭めトラック密度を高めることにより記録
密度を向上させようとする試みなどが、これまでにもな
されている。近年、さらに記録密度を高めるため、ヘッ
ドを極端に低浮上させたり、あるいは記録媒体にほぼ接
触させて信号を記録再生する接触記録の研究開発も勢力
的に行われている。
【0005】一方、信号再生の感度を高めるために、磁
気抵抗効果を利用したMRヘッド(磁気抵抗効果型ヘッ
ド)などの能動型ヘッドの開発も盛んに行われている。
MRヘッドは、パーマロイなどの軟磁性体の電気抵抗が
外部磁界により変化する性質を利用したもので、記録媒
体からの磁束を電気信号に変換するヘッドである。この
ヘッドは、抵抗変化を電圧変化として検出するため、そ
の再生感度は軟磁性体に流すセンス電流の大きさに比例
する。したがって、ヘッドとディスク間の相対速度が小
さい場合でも、大きな出力が得られる優位性がある。
【0006】また、以下の文献に示されているように、
静電容量変位計を用いてヘッドとディスクとのスペーシ
ングを測定することによって、ディスクの撓み等による
ヘッド浮上量の変動を抑制して安定化を図ったり、記録
や再生動作に合わせ浮上量を適当に変化させる提案がな
されている。さらに、ヘッド素子周辺に設けた圧力セン
サーを用いて、ディスク媒体の撓みによるヘッドの接触
荷重の変動を安定化する提案もされている。
【0007】文献1:USP 3,632,900 "Magnetic transducer displacement control system"
F.Kurzwell,Jr., P.I.Prentky, C.E.Hasty; IBM 文献2:USP 3,732,552 "Floating magnetic head system with variable curva
ture shoe"A.Walraven; US Phelips 文献3:USP 4,605,977 "Air bearing head dislacement sensor and positione
r"H.B.Matthews; Sperry Corp. 文献4:USP 4,669,011 "Slider assembly with dynamically positionable tra
nsducer"J.U.Lemke; Eastman Kodak 文献5:USP 4,931,887 "Capacitive measurement and control od the fly hei
ght of a recording head"S.G.Hegde, R.Al.Scranton,
E.J.Yarmchuk; IBM
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスク面か
らヘッドが浮上する浮上型ヘッドを用いた磁気記録再生
装置において、ヘッドとディスクとの間のスペーシング
を測定する場合に、再生ヘッドとは別にスペーシング測
定用の専用素子、例えば静電容量変位計素子などをヘッ
ドスライダーに追加装備させる必要があり、ヘッド部分
を小型化することが困難になるばかりでなく、ヘッドス
ライダーから導くケーブル数が増加して外力が加わり、
ヘッドアクチュエーターのシーク精度を確保することが
困難になり、高TPIに適しないという問題点があっ
た。
【0009】また、MRヘッドを再生ヘッドとして用い
た場合に、記録または再生時のみディスクにMRヘッド
を接触させる方法を用いると、浮上時に帯電が生じ、接
触時にそれが放電するという放電現象が顕著となり、M
Rヘッドを損傷してデータ再生が不可能になるという欠
点があった。さらに、信号の記録または再生が十分行わ
れる範囲で、接触荷重が一定となるようにヘッド荷重を
制御する方法も提案されているが、ヘッドに外部からの
振動が存在する一般的な状況では、ヘッド先端の摺動子
の摩耗が大きく、耐久性や信頼性が十分確保できないと
いう問題点があった。
【0010】本発明は、上述した事情に基づきなされた
もので、ヘッド荷重とヘッドスペーシングの少なくとも
一方を制御する磁気記録再生装置において、記録再生に
おける分解能を高め高密度記録を可能にし、且つMRヘ
ッド方式や接触記録方式を用いた場合であっても信頼性
を確保した磁気記録再生装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の問題
を解決するために、次のような手段を講じた。本発明
は、記録媒体と、前記記録媒体に信号を記録し再生する
磁気ヘッドとを有する磁気記録再生装置において、ヘッ
ド荷重と、前記磁気ヘッドと前記記録媒体との間のスペ
ーシングとの少なくとも一方を変える駆動手段と、前記
駆動手段に駆動信号を与える駆動信号発生手段と、予め
前記駆動信号発生手段に駆動信号を与える条件と駆動目
標との少なくとも一方を設定する駆動条件設定手段と、
前記磁気ヘッドと前記記録媒体との間の相対位置関係
と、前記磁気記録再生装置の動作状態と、ヘッド記録媒
体間の相対移動に障害となる情報との少なくとも一つを
検出し、検出信号を発生させる検出手段と、前記駆動条
件設定手段によって決められた駆動条件と駆動目標との
少なくとも一方と、前記検出信号とを比較して前記駆動
信号発生手段に信号発生の指示を行う制御手段とを具備
することを特徴とする。
【0012】前記駆動条件設定手段が、トラック位置、
トラック半径、媒体欠陥位置、ヘッドシーク動作状態、
記録再生動作状態、磁気記録再生装置のアイドル状態の
有無、磁気記録再生装置に対するデータアクセス頻度、
磁気記録再生装置の振動状態の少なくとも一つに応じ
て、予め決められたデータテーブルまたは関数によって
駆動条件と駆動目標との少なくとも一方を設定するよう
構成されていることを特徴とする。
【0013】前記検出手段は、衝撃センサー、加速度セ
ンサー、ヘッド周辺に設けられた荷重センサー、歪セン
サーの少なくとも1つであることを特徴とする。前記磁
気ヘッドは、記録媒体上を浮上しながら信号を再生する
ものであり、前記検出手段は、記録媒体上に記録された
トラッキングサーボ信号、浮上量コントロール信号の強
度、高調波成分の強度の一つに基づき検出信号を発生す
ることを特徴とする。
【0014】前記駆動手段と、前記駆動信号発生手段
と、前記制御手段と、前記検出手段とが全体として閉ル
ープからなる制御回路を構成していることを特徴とす
る。前記磁気ヘッドはMR素子から構成される再生ヘッ
ドであることを特徴とする。
【0015】前記駆動手段は、圧電素子、磁歪素子、静
電駆動素子、磁気駆動素子のいずれかであり、ヘッドス
ライダー、ヘッド摺動子、ヘッドアクチュエーターのい
ずれかに設けられることを特徴とする。
【0016】前記磁気ヘッドは前記記録媒体に接触して
信号の記録と再生の少なくとも一方を行い、前記検出手
段は前記磁気ヘッドの周辺に設けられたヘッド荷重セン
サーであることを特徴とする。さらに、この駆動条件設
定手段が、2種以上の接触荷重を選択的に設定すること
を特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、磁気ヘッドの位置するトラッ
クアドレスやトラック半径によって、磁気ヘッドと記録
媒体との間の相対速度が変化する状況では、磁気ヘッド
と記録媒体との間のスペーシングを設定値に合わせるよ
う駆動手段を働かせることによって、常に望ましいスペ
ーシングを維持することが可能となる。すなわち、磁気
ヘッドがデータトラックをまたいでシークしていく場合
に、外周ほど磁気ヘッドと記録媒体との間の相対速度が
大きくなり、空気流量の増大に伴ってヘッド浮上量が大
きくなる。これまで、これを防ぐために、ヘッドスライ
ダー長さ方向と、ディスク回転の周方向との間にスキュ
ー角度を持たせ、トラック半径に応じてその角度が変化
するように、トラック半径の変化に伴う磁気ヘッドと記
録媒体との間の相対速度の変化を抑制して、外周側での
浮上量増加を抑える工夫がなされている。しかし、MR
ヘッドのように、記録ヘッドと再生ヘッドを分離して積
層した構造の場合には、スキュー角による記録・再生ト
ラックずれが顕著となり、トラッキングサーボに支障を
きたしていた。本発明では、ヘッドスライダーのスキュ
ー角を小さくしても、磁気ヘッドと記録媒体との間のス
ペーシングを磁気ヘッドの位置によらず制御できるた
め、MRヘッドなどの記録再生分離型ヘッドを用いて
も、精度の高いトラッキングサーボが可能となる。
【0018】また、磁気記録再生装置に設けられた振動
センサーや加速度センサーからの信号に応じて、予め決
められた大きいスペーシングや小さいヘッド荷重に設定
することにより、外部からの衝撃による磁気ヘッドと記
録媒体との間の衝突を防止することができ、信頼性を向
上させることができる。また、ヘッドシーク状態や磁気
記録再生装置に対するデータアクセス頻度が小さい場
合、または装置がアイドル状態である場合に、同様にス
ペーシングを大きくしたり、ヘッド荷重を小さくするこ
とによって、磁気ヘッド記録媒体間干渉の程度を軽減し
たり、摩擦摩耗を軽減したりすることが可能となる。
【0019】さらに、記録媒体上に記録されたサーボ信
号の再生信号の強度や位相を用いることにより、スペー
シング測定のための専用素子を磁気ヘッドに設けること
なく、スペーシングを求め、スペーシングやヘッド荷重
制御を行うことが可能となる。すなわち、一般的な千鳥
パターンのサーボ信号を用いる場合には、トラック左右
に位置するA信号とB信号の信号振幅比を用いてトラッ
キングを行うが、同時にA信号とB信号の再生電力合計
値を用いることによって、磁気ヘッドの位置によらずス
ペーシングを求めることが可能となる。
【0020】また、磁気ヘッドにMRヘッドを再生ヘッ
ドとして持つ場合、記録または再生時のみスペーシング
を低下させるためにヘッド・媒体を接触させると、浮上
中に帯電した磁気ヘッドから、接触時に放電が生じ、M
Rヘッドを破壊してしまう問題点がある。そこで、磁気
ヘッドと記録媒体を接触させたまま、記録・再生時のみ
ヘッド接触荷重を大きくして安定な接触状態とし、それ
以外はヘッド接触荷重を小さくして不必要な磁気ヘッド
摩耗を防止することにより、MRヘッドを用いた接触記
録であっても信頼性と耐久性を高めることができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明による磁気
記録再生装置の一実施例を説明する。 (第1実施例)図1に第1実施例に係わる磁気記録再生
装置の要部構成を示す。図1において記録媒体1は例え
ばハードディスクであり、磁気ヘッド2は、記録媒体1
上の記録情報を再生するための再生ヘッドとしてMR素
子(磁気抵抗効果型素子)から構成されており、図示し
ない記録ヘッドと一体的に用いられることもある。セン
サー3は、例えば加速度を検出とするセンサー、速度を
検出とするセンサー、変位を検出するセンサー(これら
3種類のセンサーをまとめて衝撃振動センサーと総称す
る)のいずれかであり、磁気記録再生装置内または装置
に接続して設けられている。センサー4は荷重変化を検
出する荷重センサー、歪変化を検出する歪センサー、衝
撃振動センサーのいずれかであり、ヘッドスライダー内
の磁気ヘッド2に近接した記録媒体対向面に組み込まれ
ている。
【0022】磁気ヘッド2およびセンサー4は、記録媒
体1の回転時において浮上している。駆動素子5は、例
えば、圧電素子、磁歪素子、静電駆動素子、磁気駆動素
子の少なくとも1つからなり、これがヘッドスライダ
ー、ヘッド摺動子、ヘッドサスペンション、ヘッドキャ
リッジのいずれかに設けられ、この駆動素子5の伸縮に
伴い、磁気ヘッド2と記録媒体間相対位置や、センサー
4と記録媒体間相対位置が変化する。磁気ヘッド2、セ
ンサー3、センサー4、駆動素子5には通電回路50が
接続されている。通電回路50は、駆動条件設定のため
に必要な磁気記録再生装置の動作状態を知らせるシステ
ムコントローラー6と、磁気ヘッド2からの再生信号1
2を増幅するためのアンプ7と、センサー3からの検出
信号13、センサー4からの検出信号14、システムコ
ントローラー6からの情報信号15、増幅された磁気ヘ
ッド2の再生信号がそれぞれ独立して入力される比較器
9と、駆動条件設定のためのデータテーブルと関数のい
ずれか一方を保持し、比較器9への出力となるメモリー
8と、比較器9の出力により、駆動条件のパラメータを
設定する制御回路10と、制御回路10からの信号に基
づいて駆動信号を発生する駆動回路11とから構成され
る。駆動回路11の出力信号16により、駆動素子5が
伸縮する。磁気ヘッド2と、センサー3と、センサー4
と、駆動素子5と、比較器9と、制御回路10と、駆動
回路11とは全体として閉ループの制御回路を構成して
おり、精度の高い制御が可能となっている。
【0023】次に第1実施例に係わる磁気記録再生装置
の各部の動作について具体的に説明する。まず、磁気ヘ
ッド2と記録媒体1との間の相対位置を検出する動作に
ついて説明する。検出信号として記録媒体1上を浮上し
ながら記録信号を再生する磁気ヘッド2が、記録媒体1
上に記録されたサーボ信号20、またはサーボ信号20
に併設されたコントロール信号29を再生したときの基
本波または高調波の信号振幅値を用いて、磁気ヘッド2
と記録媒体1との間の相対位置を検出する。
【0024】つまり、例えば図2のようなバーストパタ
ーンのサーボ信号29を用いる場合には、トラック左右
に位置するバーストA22とバーストB23の信号振幅
比が等しくなるようにトラッキングを行う。一般に再生
トラック幅よりも、サーボトラック幅は広く取られるた
め、オントラック時にはバーストC24もしくはD25
の信号振幅は一定となる。従って再生信号12は、磁気
ヘッド2と記録媒体1との間の相対位置のみに依存して
振幅変化する。
【0025】また、バーストA22とバーストB23の
再生電力合計値を用いることによって、再生信号12
は、ヘッドのトラック方向の位置によらず磁気ヘッド2
と記録媒体間の相対位置のみによって変化する。この場
合はバーストパターンがバーストA22とバーストB2
3の2つのみで構成されている場合においても作用は同
じである。
【0026】なお、サーボパターンにはバーストの他に
ダイビット、トライビットパターン等があるがいずれを
用いても同様の効果を得ることができる。また図3のよ
うに1トラックのうちの少なくとも1つのサーボセクタ
28内に少なくとも1つの、最外周トラック26から最
内周トラック27に渡って所定の周波数で記録されたコ
ントロール信号29の振幅情報を用いることによって、
再生信号12は磁気ヘッド2のトラック方向の位置によ
らず、磁気ヘッド2と記録媒体1との間の相対位置関係
のみによって変化する。
【0027】上記再生信号12はアンプ7で増幅され、
比較器9に入る。メモリー8には予め所定の浮上量にお
ける基準振幅の情報が記録されており、この基準振幅と
再生信号12の差信号15が制御回路10を介して、駆
動回路11に入る。さらに駆動回路11の出力信号16
により、駆動素子5が伸縮することにより、磁気ヘッド
2と記録媒体1との間の相対位置や、センサー4と記録
媒体1との間の相対位置を所定量にコントロールするこ
とができる。
【0028】ここで検出信号に高調波を用いることによ
り、浮上量による再生信号12の振幅の変化量を大きく
することができ、これにより、さらに精度の高い検出が
可能となる。
【0029】次に磁気ヘッド2と記録媒体1との間の相
対距離(スペーシング)を変化させるトリガとして、セ
ンサー3またはセンサー4からの出力を用いる場合につ
いて説明する。センサー4として例えば衝撃振動センサ
ーを用いる場合、センサー4に対し外力が加わった場
合、その検出信号14とメモリー8にあらかじめ設定さ
れた所定のしきい値との差信号15が制御回路10を通
り駆動回路11に入る。さらに駆動回路11の出力信号
16により、駆動素子5が伸縮することにより、磁気ヘ
ッド2及びセンサー4と、記録媒体1とが接触しないよ
うな十分大きな相対距離にコントロールすることができ
る。
【0030】衝撃振動センサーとしてのセンサー4に
は、それぞれあるしきい値を超えた時点で信号を発生す
るものと、連続的に信号を発生するものの2種類がある
が、両者の特性を備えた検出ダイナミックレンジの広い
センサーを作ることは難しく現実的ではない。従って2
種類の衝撃振動センサーを1ケ所に組み合わせて使用す
ることにより検出特性を向上させることができる。
【0031】また、衝撃振動センサーとしてのセンサー
4のように必ずしも磁気ヘッド2に近接した記録媒体1
の対向面に組み込まれている必要はなく、センサー3と
して、磁気記録再生装置内またはこの装置に接続して少
なくとも1ケ所設けられていれば良い。製造工程数およ
び複雑な工程を削減できコストを下げる効果がある。
【0032】さらに、1種類の衝撃振動センサーをセン
サー3、センサー4に少なくとも1つずつそれぞれ設け
たり、上述した2種類の衝撃振動センサーの一方をセン
サー3に組み込み、上述した2種類の衝撃振動センサー
の他方をセンサー4に組み込んでも良い。
【0033】センサー4として例えば荷重センサー、歪
センサーを用いる場合、外部からの衝撃振動により記録
媒体1との接触、あるいは記録媒体上の塵、突起等との
接触時に、センサー4から検出信号14が発生する。こ
のあとの各部の動作は上述の衝撃振動センサーの場合と
同様であり省略する。
【0034】センサー4に荷重センサーもしくは歪セン
サーを組み込み、さらにセンサー3に衝撃振動センサー
を組み込んでも良いし、センサー4のみに荷重センサー
もしくは歪センサーと衝撃振動センサーを一体的に設け
ても良い。従ってセンサーの組み合わせ方は表1の通り
となる。
【0035】
【表1】
【0036】さらに磁気ヘッド2と記録媒体1との間の
相対距離(スペーシング)を変化させるトリガとして、
センサー出力を利用する代わりに磁気記録再生装置の動
作状態をパラメーターとして利用しても良い。動作状態
のパラメーターはシステムコントローラー6が発生す
る。動作状態として例えばトラックアドレス、トラック
半径値をパラメーターとした場合、メモリー8にパラメ
ーター毎に設定されている駆動条件に従って駆動素子5
をコントロールすることにより、磁気ヘッド2と記録媒
体1との間の相対距離を望ましい値に維持することが可
能になる。すなわち磁気ヘッド2がデータトラックをま
たいでシークしていく場合に、外周ほど磁気ヘッド2と
記録媒体1との間の相対速度が大きくなり、ヘッド浮上
量が大きくなる性質があるため、従来はこれを防ぐため
にヘッドスライダー長さ方向と、ディスク回転の周方向
との間にスキュー角度を持たせ、トラック半径によりそ
の角度が変化することにより、外周側での浮上量増加を
抑える工夫がなされている。しかしMRヘッドのように
記録ヘッドと再生ヘッドを分離して積層した場合には、
スキュー角による記録・再生トラックずれが顕著とな
り、トラッキングサーボに支障をきたすという問題があ
った。本発明によればヘッドスライダーのスキュー角を
小さくしても、ヘッド位置に応じて磁気ヘッド2と記録
媒体2との間の相対距離を設定した値にコントロール
(調整、変動)できるため、MRヘッドなどの記録再生
分離型ヘッドを用いても、精度の高いトラッキングサー
ボが可能となる。
【0037】これらの他に動作状態のパラメーターとし
てメモリー8に媒体欠陥位置を登録しておくことによ
り、当該トラックアドレスもしくはトラック半径値にお
いて駆動素子5をコントロールし、十分な浮上量を確保
し、ヘッド、媒体の損傷を防ぐことができる。
【0038】また動作状態のパラメーターとしてヘッド
シーク動作状態(シーク/トラッキング)、記録再生動
作状態(記録再生中かそうでないか)、磁気記録再生装
置のアイドル状態の有無、リトラクト情報の少なくとも
1つに対応して、駆動素子5をコントロールし、記録再
生時以外では十分な浮上量を確保し、記録再生時のみ所
定の浮上量にコントロールすることができる。これによ
り、ヘッドクラッシュ、媒体クラッシュ等の損傷を防ぐ
ことができる。このときメモリー8は記録再生時か否か
により制御のON/OFF信号を送出すれば良い。制御
回路10および駆動回路11はこの信号をもとに駆動素
子5をコントロールし十分な浮上量を確保する。
【0039】さらに、磁気記録再生装置に対するデータ
アクセス頻度を取り、メモリー8に設定された一定時間
以上のアクセスがない場合は、駆動信号16を発生させ
て、十分な浮上量を確保するような制御を行うことも可
能である。
【0040】なおこれらの磁気ヘッド2と記録媒体1と
の間の相対距離を変化させるような制御を行うときは、
常時もしくは必要に応じて相対位置を検出しフィードバ
ック制御を行うことで、迅速かつ精度の高い位置決めを
することができる。 (第2実施例)図4に本発明の第2実施例に係わる磁気
記録再生装置の要部構成を示す。本実施例においては磁
気ヘッド2およびセンサー4が記録媒体1と接触状態を
維持する。その他の要部構成は図1と同一であるので説
明は省略する。センサー3とセンサー4の組み合わせの
種類は表1の通りとなり、いずれかを選択的に適用すれ
ばよい。
【0041】衝撃振動センサーの場合は、センサー4は
記録媒体1の対向する磁気ヘッド2の近接した記録媒体
1対向面位置にある必要はなく、磁気記録再生装置内ま
たは接続されている装置に設けられていても良い。また
センサー3およびセンサー4の両者が具備されていても
良い。この場合、センサー3は、少なくとも1つの衝撃
振動センサーとなり、センサー4は、少なくとも1つの
衝撃振動センサー、荷重センサー、歪センサーになる。
【0042】次に本発明の第2実施例に係わる磁気記録
再生装置の各部の動作について具体的に説明する。ま
ず、センサー4が荷重センサーもしくは歪センサーの場
合、記録再生時には磁気ヘッド2が接触荷重を検出し、
あらかじめメモリー8に設定された基準接触荷重との差
信号15により駆動素子5をコントロールすることによ
り安定な接触荷重で接触状態を維持することができる。
各部の動作については第1実施例と同一であるので省略
する。
【0043】一方、記録再生時以外では、システムコン
トローラー6からの情報信号に基づき、あらかじめメモ
リー8に設定された基準接触荷重に基づく駆動を行い、
記録媒体1に対する磁気ヘッド2の接触状態を維持する
最低限の荷重となるようにコントロールすることによ
り、磁気ヘッド2と記録媒体1との間の干渉の程度を軽
減したり、摩耗摩擦を軽減したりすることが可能とな
る。システムコントローラー6の発生する情報信号の種
類および各部の動作については第1実施例と同一である
ので省略する。
【0044】次にセンサー4が衝撃振動センサーの場
合、センサー4からの出力に応じて、あらかじめメモリ
ー8に設定された値との差信号15に基づいて、駆動素
子5をコントロールし、接触荷重を小さく設定すること
により、外部からの衝撃による磁気ヘッド2と記録媒体
1との間の損傷を防止することができ、信頼性を向上さ
せることができる。
【0045】従来、磁気ヘッド2の再生ヘッドがMRヘ
ッド(磁気抵抗効果型ヘッド)である場合、記録または
再生時のみスペーシングを低下させるために磁気ヘッド
2と記録媒体1とを接触させると、浮上中に帯電したヘ
ッドから、接触時に放電が生じ、MRヘッドを破壊して
しまう問題点があったが、本発明によれば、磁気ヘッド
2と記録媒体1を接触させたまま、記録再生時のみヘッ
ド接触荷重を大きくして安定な接触状態とし、記録再生
時以外(例えばシーク時)はヘッド接触荷重を小さくし
て、不必要なヘッド摩耗を防止することにより、つまり
2つ以上の接触荷重設定を行うことにより、MRヘッド
を用いた接触記録であっても信頼性と耐久性を高める効
果がある。
【0046】なお、上述した第1実施例及び第2実施例
において、駆動素子5は、圧電素子、磁歪素子、静電駆
動素子、磁気駆動素子の少なくとも1つからなり、ヘッ
ドスライダー、ヘッド摺動子、ヘッドサスペンション、
ヘッドキャリッジのいずれかに設けられる。図5は駆動
素子5をヘッドスライダー31中に設けたときの一例を
示す側面図である。駆動素子5が伸縮することにより、
磁気ヘッド2ならびにセンサー3のヘッドスライダー3
1に対する位置関係が変化し、ヘッドスライダー31が
記録媒体1に対し浮上しているときは、磁気ヘッド2と
記録媒体1との間の相対距離が変化し、接触時には、磁
気ヘッド媒体間接触荷重が変化する。なお、図中のセン
サー4がない場合もある。
【0047】図6(a),(b)は駆動素子5がヘッド
摺動子32の支持部材33上に設けられたときの例を示
す側面図である。駆動素子5が伸縮することにより支持
部材33にたわみが生じ、磁気ヘッド2と記録媒体1と
の間の荷重が変化する。
【0048】図7は駆動素子5がキャリッジ35に取り
付けられたヘッドアクチュエーター34上に設けられた
ときの例を示す側面図である。駆動素子5が伸縮するこ
とによりヘッドアクチュエーター34にたわみが生じ、
ヘッドスライダー31が記録媒体1に対し浮上している
ときは、磁気ヘッド2と記録媒体1との間の相対距離が
変化し、接触時には、磁気ヘッド2と記録媒体1との間
の接触荷重が変化する。なお、図中のセンサー3がない
場合もある。 (第3実施例)図8に本発明の第3実施例に係わる磁気
記録再生装置の要部構成を示し、図1と同じ部分には同
符号を付している。通電回路50に入力される信号とし
ては、磁気ヘッド2からの再生出力12、センサー3か
らの検出信号13(センサー3はない場合もある)、セ
ンサー4からの検出信号14であり、通電回路50から
出力される信号としては、駆動回路11からの出力信号
16である。通電回路外の記録媒体1、磁気ヘッド2、
センサー3、センサー4は第1および第2実施例にと同
様のものが適用される。通電回路50にはシステムコン
トローラー6、アンプ7、メモリー8、比較器9、制御
回路10、駆動回路11およびスイッチ制御回路17か
ら構成される。システムコントローラー6からの情報信
号、センサー3,4からの検出信号、アンプ7からの再
生信号が、スイッチ制御回路17に入力される。通常の
記録再生時においてはアンプ7からの再生信号が選択さ
れている。センサー3,4からの入力、もしくは記録再
生時以外においてシステムコントローラー6から入力が
あった場合は、直ちに入力側に切り替える。このように
して選択された信号が比較器9へ信号として出力され
る。この実施例においては、磁気ヘッド2の再生信号に
よる磁気ヘッド2と記録媒体1との相対位置の常時検出
は不可能であるが、センサー3,4もしくはシステムコ
ントローラー6からの入力があるときには、同時に再生
信号を検出する必要がないため、実質的には影響がな
い。また、信号経路が単純化されるため、高速性、コス
ト面で有利である。本発明は上述した実施例に限定され
ず種々変形して実施可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、浮上型ヘッドの場合、
特別な素子を必要とせずに磁気ヘッドと記録媒体との間
の相対距離を測定することができ、記録再生時において
所望の磁気ヘッドと記録媒体との間の相対距離を設定す
ることができるため、スキュー角の小さなヘッドスライ
ダーを用いることができる。このため、MRヘッドのよ
うな記録再生分離型のヘッドにおいても精度の高いトラ
ッキングサーボが可能となり、記録再生における分解能
を高め、高密度記録を可能にすることができる。
【0050】また浮上型ヘッド、接触型ヘッド両者にお
いて、磁気記録再生装置に外部からの衝撃が加わった場
合は、予め決められた大きな磁気ヘッド媒体間相対距離
もしくは小さいヘッド荷重に設定されることにより、磁
気ヘッド媒体間の損傷を防止することができる。また記
録再生時以外において、磁気ヘッド媒体間相対距離を大
きくしたり、ヘッド荷重を小さくすることにより、磁気
ヘッド媒体間の干渉の程度を軽減したり、摩擦摩耗を軽
減したりすることが可能となる。さらに接触型ヘッドに
おいて、安定な接触状態を保つことで、放電によるMR
ヘッドの破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる磁気記録再生装置
の構成図。
【図2】サーボトラックの要部構成を説明するための
図。
【図3】サーボトラックの別の要部構成を説明するため
の図。
【図4】本発明の第2実施例に係わる磁気記録再生装置
の構成図。
【図5】駆動素子をヘッドスライダー中に設けた場合の
一例を示す側面図。
【図6】駆動素子をヘッド摺動子の支持部材上に設けた
場合の一例を示す側面図。
【図7】駆動素子をヘッドアクチュエーター上に設けた
場合の一例を示す側面図。
【図8】本発明の第3実施例に係わる磁気記録再生装置
の構成図。
【符号の説明】 1…記録媒体、 2…磁気ヘッ
ド、3,4…センサー、 5…駆動
素子、6…システムコントローラー、 7…ア
ンプ、8…メモリー、 9…比
較器、10…制御回路、 11…
駆動回路、12…再生信号、 1
3,14…検出信号、15…制御信号、
16…出力信号、20…サーボ信号、
21…バーストトラック幅、22,23,
24,25…バースト、 26…最外周トラック、2
7…最内周トラック、 28…サーボセ
クタ、29…コントロール信号、 31…
ヘッドスライダー、32…ヘッド摺動子、
33…支持部材、34…ヘッドアクチュエータ
ー、 35…キャリッジ、50…通電回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体と、前記記録媒体に信号を記録
    し再生する磁気ヘッドとを有する磁気記録再生装置にお
    いて、 ヘッド荷重と、前記磁気ヘッドと前記記録媒体との間の
    スペーシングとの少なくとも一方を変える駆動手段と、 前記駆動手段に駆動信号を与える駆動信号発生手段と、 予め前記駆動信号発生手段に駆動信号を与える条件と駆
    動目標との少なくとも一方を設定する駆動条件設定手段
    と、 前記磁気ヘッドと前記記録媒体との間の相対位置関係
    と、前記磁気記録再生装置の動作状態と、ヘッド記録媒
    体間の相対移動に障害となる情報との少なくとも一つを
    検出し、検出信号を発生させる検出手段と、 前記駆動条件設定手段によって決められた駆動条件と駆
    動目標との少なくとも一方と、前記検出信号とを比較し
    て前記駆動信号発生手段に信号発生の指示を行う制御手
    段とを具備することを特徴とする磁気記録再生装置。
JP6220092A 1994-09-14 1994-09-14 磁気記録再生装置 Pending JPH0887731A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003036624A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Fuji Electric Co Ltd 記録動作評価装置
JP2007184023A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ及びその制御方法
US8169734B2 (en) 2010-02-26 2012-05-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for controlling head flying height in a disk drive
US8358572B2 (en) * 2005-06-07 2013-01-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Data storage device

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