JPH088757Y2 - 手持ち式回転調理具 - Google Patents

手持ち式回転調理具

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JPH088757Y2
JPH088757Y2 JP1992038987U JP3898792U JPH088757Y2 JP H088757 Y2 JPH088757 Y2 JP H088757Y2 JP 1992038987 U JP1992038987 U JP 1992038987U JP 3898792 U JP3898792 U JP 3898792U JP H088757 Y2 JPH088757 Y2 JP H088757Y2
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JP
Japan
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shaft
tip
rotary
cooking
main body
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JP1992038987U
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JPH0621552U (ja
Inventor
紀夫 八木沼
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紀夫 八木沼
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洗米具や撹拌具或いはお
ろし具等として使用することができる手持ち式回転調理
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動式の回転調理具には例えばハンドミ
キサーがあり、米とぎ具も同様の機能を有するというこ
とができる。この種の先願考案は実開昭53−1175
93号、或いは実開平2−106155号に見るように
回転する調理部材の部分を直接、器内に挿し入れて回転
させる構造を有する。
【0003】しかし従来の回転調理具は、洗米具やミキ
サーとしての機能のみを備えた単能機であり、洗米具を
ミキサーとして使うことは勿論、ミキサーをおろし具等
に転用することも不可能である。そのため器具の種類が
多くなり、一般家庭で使用するのに不経済かつ不便であ
るという問題があった。
【0004】また、回転調理具を構造的に見た場合、高
速回転により撹拌等するため、一般に深い容器を使用す
る必要があり、そうしないと被撹拌物を容器から勢い良
くあふれ出させることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は、単能機ではなく何
種かの回転調理部材を使い分けることができるようにす
ることにある。また洗米具や撹拌具として使用する場合
に被撹拌物を飛散させず、浅い容器でも回転調理が行な
えるようにすることも本考案の課題の一つである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、片手で持つことができる大きさ、形状を有
し、先端部に筒状に突出した接続筒部1を設けた本体2
と、本体内に内蔵されたモータ3の回転軸4に接続され
る、交換可能な複数の軸体5−1、5−2…と、洗米
用、撹拌用或いはおろし用等の用途に供される回転子6
−1、6−2…を前記複数の軸体の先端部に夫々設けた
調理部材7−1、7−2…とをそなえており、前記回転
軸4と軸体5−1、5−2…とを接続するために、回転
軸4によって回転する接続軸8を接続筒部1内に設け、
各軸体5−1、5−2…の基端に設けた外方へ突出する
突部9と回転方向に係合可能な係合溝10を接続軸8に
形成し、軸体5−1、5−2…の挿し込みにより突部9
と係合し、かつ引き抜きにより突部9を離脱させる係合
部材11を設け、さらに前記調理部材7−1、7−2…
の外周を囲む内径と長さを有し、かつ米粒等の固型物や
水等の液休を出入りさせる開口14を複数、先端部に有
するフード12を用意するとともに、このフード12を
本体2の接続筒部1に基部13で着脱可能に固定した
のである。
【0007】また前記の調理部材7−1、7−2…をお
おう、特定のフード12を併用することにより被撹拌物
の飛散が防止される。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して説明する。例示の回転調
理具は片手で持ち、扱うのに適した太さの角筒型に形成
された本体2を有し、その長手方向の先端部に筒状に突
出した接続筒部1が一体に設けられている。
【0009】この本体1は中空構造を有し、先端側にモ
ータ3を内蔵し、他部分は電源16である電池の収容室
となっている。電源16としては通常の非充電型或いは
充電型の電池を使用するのが良い。しかし電池を使用す
ることなく、交流電源をアダプタを介して利用しても良
い。
【0010】本体1の適当な位置、例えば図4に示すよ
うに後側から片手で挟み持った時に、人指し指で操作し
易い位置に、スイッチ17が設けられる。この位置は本
体2の端を掴んだ場合にもスイッチ操作がし易いように
撰択される。なお、スイッチはゴムカバー等により防水
可能におおわれる。
【0011】前記モータ3は、電子ガバナを内蔵した高
トルク型のものが使用されており、実施例の場合その回
転軸4を直接本体2の先端部より先端方向へ突出させて
いる。18はその回転軸4を軸承する軸受けで回転軸4
の先端には、後述の調理部材を着脱するチャック手段の
接続軸8が取り付けられている。19は接続軸8を回転
軸4に締結したピンを示す。
【0012】前述の調理部材7−1、7−2…は、共通
の構造を有する軸体5−1、5−2…を備えており、各
軸体5−1…の基部には半径方向外方へ突出する突部9
が2箇所180度離れた箇所に設けられている。この軸
体5−1…を受け入れる軸方向の軸穴20と、前記突部
9を回転方向に係合させる係合溝10とが前記接続軸8
の先端部に形成されている。さらに、軸体5−1、5−
2…の挿し込みにより突部9と係合し、引き抜きにより
突部9を離脱させるために、ばね鋼等よりなる係合部材
11が前記ピン19により接続軸8に取り付けられてい
る。これらは調理部材7−1、7−2…のチャック手段
を構成する。
【0013】調理部材7−1、7−2…は、第1の調理
部材7−1として洗米具6−1、第2の調理部材7−2
として汎用ビーター6−2、第3の調理部材7−3とし
ておろし具6−3を軸体5−1、5−2、5−3の先端
に夫々設けたものが用意されている(図3)。
【0014】第1の調理部材7−1はステンレス鋼線等
を素材とした数本の回転枝を束ねたものからなるが、米
粒の保護のため、シリコンゴムその他の柔軟材によって
形成されたシース状の保護片15を取り付けてある。汎
用ビーター2も同様のしかし細目の鋼線からなるが、そ
れは先端を開放せずに交差部21を設けておく。
【0015】第1、第2調理部材7−1、7−2と共に
使用するように、その外側を囲むフード12が用意され
ている。このフード12は、本体2の接続筒部1に基部
13を嵌合して取り付けられ、その取り付け状態で先端
部が第1、第2調理部材7−1、7−2の先端よりも僅
かに突出した長さを有する。そのフード先端には、先端
方向に向かって開いた開口14が複数箇所等間隔で形成
されており、被撹拌物はここから出入り可能である。ま
た空気孔22も、使用時上位となる箇所に開口され、水
の吸い上げを防止している。
【0016】第3の調理部材7−3は、先端に半径方向
のおろし歯23を有する回転子6−3を設けたもので、
これもチャック手段により接続し、おろしに使うことが
できる。
【0017】このように構成された回転調理具は、各調
理部材7−1、7−2…を接続筒部1の先端の挿し込み
孔24よりチャック手段へ向けて挿し込み、取り付けて
使用する。軸体5−1、5−2…の基部は突部9が係合
溝10に係合するように接続軸8に挿し込まれ、さらに
押し込んで突部9が係合部材11を一旦押しのけるとこ
ろまで係合させる。第1、第2調理部材7−1、7−2
を使用するときは予めフード12を先に取り付けてお
く。
【0018】スイッチ17を押すと各調理部材7−1、
7−2…を回転させることができるが、洗米を例にとる
と、米をひたした器の水の中に第1調理部材7−1の先
端を挿し入れたとき(図4)、高速回転する回転子6−
1の回転作用によりフード外周の米が複数の開口14か
ら水とともに最初フード内に導入されるときは低速で、
フード内に入ると、高速に加速されてとがれたのち、再
び開口14または端部開口25より流速を失って放出さ
れることになる。
【0019】第2調理部材7−2を用いるときもフード
12を用いるが(図5)、このようにフード12を用い
ることにより、渦流を外部へ飛散させることなく、開口
14から適度に被撹拌物を出入りさせ、撹拌することが
できるので、作業性が非常に良い。
【0020】第3調理部材7−3を用いるときは、フー
ド12を外し、回転子6−3のおろし歯を大根その他の
被加工物に推し当てるだけで良い。以上のような各作業
は調理部材7−1、7−2…を交換し、フード12を必
要により着脱するだけで良く、チャック手段は接続筒部
1内に収まっているから、直接、液体等をかぶることが
ない。
【0021】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、何種かの調理部材7−1、7−2
…を使い分けられるので、単能機を各種取り揃える必要
がなく、様々な撹拌等の作業が能率良く、かつ手軽に行
なえまた洗米具や撹拌具として使用するときフード
12により被撹拌物を飛散させずに済むので、浅い容器
を利用することができ、従来のように深い容器で一旦撹
拌したのち、他の鍋等に移し変える作業が不要になるの
で作業性著しく向上させることができるという効果を
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る調理具の一部破断側面
図。
【図2】図1の正面図。
【図3】本考案に係る調理具の分解斜視図。
【図4】使用状態の斜視図。
【図5】使用状態の斜視図。
【図6】使用状態の斜視図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で持つことができる大きさ、形状を
    有し、先端部に筒状に突出した接続筒部1を設けた本体
    2と、本体内に内蔵されたモータ3の回転軸4に接続さ
    れる、交換可能な複数の軸体5−1、5−2…と、洗米
    用、撹拌用或いはおろし用等の用途に供される回転子6
    −1、6−2…を前記複数の軸体の先端部に夫々設けた
    調理部材7−1、7−2…とをそなえており、前記回転
    軸4と軸体5−1、5−2…とを接続するために、回転
    軸4によって回転する接続軸8を接続筒部1内に設け、
    各軸体5−1、5−2…の基端に設けた外方へ突出する
    突部9と回転方向に係合可能な係合溝10を接続軸8に
    形成し、軸体5−1、5−2…の挿し込みにより突部9
    と係合し、かつ引き抜きにより突部9を離脱させる係合
    部材11を設け、さらに前記調理部材7−1、7−2…
    の外周を囲む内径と長さを有し、かつ米粒等の固型物や
    水等の液体を出入りさせる開口14を複数、先端部に有
    するフード12を用意するとともに、このフード12
    本体2の接続筒部1に基部13で着脱可能に固定したこ
    とを特徴とする手持ち式回転調理具。
  2. 【請求項2】第1の調理部材7−1は洗米具であり、第
    1の軸体5−1を中心に均等に設けられた回転枝の先端
    に柔軟材よりなる保護片15が設けられている請求項第
    1項記載の手持ち式回転調理具。
JP1992038987U 1992-05-14 1992-05-14 手持ち式回転調理具 Expired - Lifetime JPH088757Y2 (ja)

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JP1992038987U JPH088757Y2 (ja) 1992-05-14 1992-05-14 手持ち式回転調理具

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JP1992038987U JPH088757Y2 (ja) 1992-05-14 1992-05-14 手持ち式回転調理具

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Publication Number Publication Date
JPH0621552U JPH0621552U (ja) 1994-03-22
JPH088757Y2 true JPH088757Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=12540499

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JPH0621552U (ja) 1994-03-22

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