JPH0886969A - マイクロ機械装置の部品の粘着を防止する方法 - Google Patents
マイクロ機械装置の部品の粘着を防止する方法Info
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- JPH0886969A JPH0886969A JP7154932A JP15493295A JPH0886969A JP H0886969 A JPH0886969 A JP H0886969A JP 7154932 A JP7154932 A JP 7154932A JP 15493295 A JP15493295 A JP 15493295A JP H0886969 A JPH0886969 A JP H0886969A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置に損傷を与えることなく、マイクロ機械
装置の接触する素子の粘着を防止する方法を提供する。 【構成】 液体の入っている容器の中に装置が配置さ
れ、そしてこの装置の中で接触する素子が、界面活性剤
を含有する表面張力の小さな液体の中に浸される。次
に、容器が閉じられ、そして表面張力の小さな前記液体
とその蒸気相との間に圧力平衡が事実上保持される方式
で、この装置の乾燥が行われる。表面張力の小さなこの
液体は、過フッ化アルカンのような過フッ化炭化水素の
液体であることができる。または、表面張力の小さな液
体の代わりに、接触する素子を臨界超過流体にさらして
処理を行うことができる。
装置の接触する素子の粘着を防止する方法を提供する。 【構成】 液体の入っている容器の中に装置が配置さ
れ、そしてこの装置の中で接触する素子が、界面活性剤
を含有する表面張力の小さな液体の中に浸される。次
に、容器が閉じられ、そして表面張力の小さな前記液体
とその蒸気相との間に圧力平衡が事実上保持される方式
で、この装置の乾燥が行われる。表面張力の小さなこの
液体は、過フッ化アルカンのような過フッ化炭化水素の
液体であることができる。または、表面張力の小さな液
体の代わりに、接触する素子を臨界超過流体にさらして
処理を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ機械装置に関
する。さらに詳細にいえば、本発明は、接触する部品が
粘着しないように装置に対して処理を行う方法に関す
る。
する。さらに詳細にいえば、本発明は、接触する部品が
粘着しないように装置に対して処理を行う方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】電気機械の分野におけ
る最近の進歩により、種々の機械装置が小型化する傾向
にある。これらの小型化した機械装置である「マイクロ
機械」装置は、集積回路技術を用いて製造することがで
きる。このような装置の典型的な例は、医療などに応用
される小型電動機である。これらの装置を駆動するエネ
ルギ源は電気であることが多いが、太陽エネルギを利用
した装置、または重力エネルギを利用した装置、または
他のエネルギを利用した装置であることができる。
る最近の進歩により、種々の機械装置が小型化する傾向
にある。これらの小型化した機械装置である「マイクロ
機械」装置は、集積回路技術を用いて製造することがで
きる。このような装置の典型的な例は、医療などに応用
される小型電動機である。これらの装置を駆動するエネ
ルギ源は電気であることが多いが、太陽エネルギを利用
した装置、または重力エネルギを利用した装置、または
他のエネルギを利用した装置であることができる。
【0003】マイクロ機械装置の場合、装置の信頼性を
得ることは困難である。装置の信頼性に関する1つの通
常の問題点は、装置の可動部分が装置の他の表面に接触
した時に起こる粘着の問題である。可動素子が他の表面
に接触する時、その表面に素子が粘着することが原因で
装置が正しく動作しなくなることがある。それに関連す
る問題点としては、素子の間で接触が繰り返されること
により、それらの表面が消耗するという問題がある。
得ることは困難である。装置の信頼性に関する1つの通
常の問題点は、装置の可動部分が装置の他の表面に接触
した時に起こる粘着の問題である。可動素子が他の表面
に接触する時、その表面に素子が粘着することが原因で
装置が正しく動作しなくなることがある。それに関連す
る問題点としては、素子の間で接触が繰り返されること
により、それらの表面が消耗するという問題がある。
【0004】マイクロ機械装置の寸法が小さいために、
粘着が起こる原因と、この粘着の問題点を解決するため
の種々の努力の成果と、を識別することが困難である。
粘着の問題点を解決するための多くの努力は、潤滑剤の
ような種々の材料で接触する表面を製造期間中に被覆す
ることにより、考えられる粘着力を小さくする方向で行
われている。けれども、これらの技術は修復技術という
よりはむしろ予防技術であり、いったん粘着した接触素
子の粘着を解除するという問題が起きた時、その解決と
はならない。
粘着が起こる原因と、この粘着の問題点を解決するため
の種々の努力の成果と、を識別することが困難である。
粘着の問題点を解決するための多くの努力は、潤滑剤の
ような種々の材料で接触する表面を製造期間中に被覆す
ることにより、考えられる粘着力を小さくする方向で行
われている。けれども、これらの技術は修復技術という
よりはむしろ予防技術であり、いったん粘着した接触素
子の粘着を解除するという問題が起きた時、その解決と
はならない。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明の1つの特徴
は、マイクロ機械装置の接触する素子の粘着が防止され
る方法が得られることである。この装置が液体の入って
いる容器の中に配置され、そしてこの装置の中の接触す
る素子が界面活性座を含有する表面張力の小さな液体の
中に浸される。それから、容器が閉じられ、そして表面
張力の小さな前記液体とその蒸気相との間に圧力平衡が
事実上保持される方式で、この装置に乾燥が行われる。
表面張力の小さなこの液体は、過フッ化アルカンのよう
な過フッ化炭化水素の液体であることができる。また
は、接触する素子を、表面張力の小さな液体の代わり
に、臨界超過流体にさらして処理を行うことができる。
は、マイクロ機械装置の接触する素子の粘着が防止され
る方法が得られることである。この装置が液体の入って
いる容器の中に配置され、そしてこの装置の中の接触す
る素子が界面活性座を含有する表面張力の小さな液体の
中に浸される。それから、容器が閉じられ、そして表面
張力の小さな前記液体とその蒸気相との間に圧力平衡が
事実上保持される方式で、この装置に乾燥が行われる。
表面張力の小さなこの液体は、過フッ化アルカンのよう
な過フッ化炭化水素の液体であることができる。また
は、接触する素子を、表面張力の小さな液体の代わり
に、臨界超過流体にさらして処理を行うことができる。
【0006】本発明の技術上の1つの利点は、接触する
素子に損傷を与えることなく、それらの粘着を防止する
ことができることである。本発明の種々の実施例によ
り、粘着の原因となる可能性のある残留物が除去され、
したがって、繰り返し使用する間に粘着が再発すること
を防止することができる。この方法は、装置に対して
「バック・エンド」製造段階として実施することができ
る、すなわち、装置が完成した後、およびそれが動作し
た後、この方法を装置に対して実施することができる。
素子に損傷を与えることなく、それらの粘着を防止する
ことができることである。本発明の種々の実施例によ
り、粘着の原因となる可能性のある残留物が除去され、
したがって、繰り返し使用する間に粘着が再発すること
を防止することができる。この方法は、装置に対して
「バック・エンド」製造段階として実施することができ
る、すなわち、装置が完成した後、およびそれが動作し
た後、この方法を装置に対して実施することができる。
【0007】
【実施例】本発明の1つの実施例を示す目的で、画像作
成の応用に用いられる特定の形式のマイクロ機械装置、
すなわち、ディジタル・マイクロミラー装置(DMD)
を下記で説明する。この形式の装置は、小さなミラーが
傾斜し、そしてこの傾斜したミラーに光が当たって反射
し、この反射した光が画像面に向かって進む。これらの
ミラーがアレイに配置されることにより、画像が作成さ
れる。DMDの場合、本発明の方法により、ミラーが傾
斜した時に接触する「着地パッド」にミラーが粘着する
ことが防止される。DMDにより作成される画像を用い
て、表示装置を作成することができ、または非打撃印刷
装置に応用することができる。DMDが画像作成以外に
応用されるまた別の例としては、光学操縦装置、光学ス
イッチング装置、および加速度計などがある。これらの
応用のあるものでは、「ミラー」は必ずしも光を反射す
る素子である必要はなく、場合によっては可動「ビー
ム」と呼ばれる素子であることができる。また別の応用
では、DMDは必ずしもディジタル・モードで動作する
必要はない。「DMD」という用語は、ここでは通常、
アドレス電極に加えられる電圧に応答して着地表面に接
触する少なくとも1つの偏向ビーム素子を有する、任意
の形式のマイクロ機械装置を意味するものとして用いら
れる。
成の応用に用いられる特定の形式のマイクロ機械装置、
すなわち、ディジタル・マイクロミラー装置(DMD)
を下記で説明する。この形式の装置は、小さなミラーが
傾斜し、そしてこの傾斜したミラーに光が当たって反射
し、この反射した光が画像面に向かって進む。これらの
ミラーがアレイに配置されることにより、画像が作成さ
れる。DMDの場合、本発明の方法により、ミラーが傾
斜した時に接触する「着地パッド」にミラーが粘着する
ことが防止される。DMDにより作成される画像を用い
て、表示装置を作成することができ、または非打撃印刷
装置に応用することができる。DMDが画像作成以外に
応用されるまた別の例としては、光学操縦装置、光学ス
イッチング装置、および加速度計などがある。これらの
応用のあるものでは、「ミラー」は必ずしも光を反射す
る素子である必要はなく、場合によっては可動「ビー
ム」と呼ばれる素子であることができる。また別の応用
では、DMDは必ずしもディジタル・モードで動作する
必要はない。「DMD」という用語は、ここでは通常、
アドレス電極に加えられる電圧に応答して着地表面に接
触する少なくとも1つの偏向ビーム素子を有する、任意
の形式のマイクロ機械装置を意味するものとして用いら
れる。
【0008】本発明は、接触する素子を有する他の形式
のマイクロ機械装置に対して用いることができる。DM
Dのミラーと同じように、他のマイクロ機械装置は小さ
な回転子、レバー、または他の可動部品を有することが
できる。これらの部品が移動して他の表面に接触し、そ
してそこに粘着することがある。
のマイクロ機械装置に対して用いることができる。DM
Dのミラーと同じように、他のマイクロ機械装置は小さ
な回転子、レバー、または他の可動部品を有することが
できる。これらの部品が移動して他の表面に接触し、そ
してそこに粘着することがある。
【0009】図1および図2は、DMDの1個のビーム
素子10を示した図である。図1では、ミラー素子10
は平坦な(偏向していない)状態にあり、一方図2で
は、ビーム素子10は偏向した状態にある。典型的な1
つのDMDは、このようなミラー素子10を数百個また
は数千個集まったアレイを有する。
素子10を示した図である。図1では、ミラー素子10
は平坦な(偏向していない)状態にあり、一方図2で
は、ビーム素子10は偏向した状態にある。典型的な1
つのDMDは、このようなミラー素子10を数百個また
は数千個集まったアレイを有する。
【0010】図1および図2のミラー素子10は、「捩
じりビーム」素子と呼ばれている。片持ち梁形式のビー
ム素子、および「隠れたヒンジ」形式のビーム素子のよ
うな、他の形式のビーム素子10を作成することもでき
る。この「隠れたヒンジ」形式のビーム素子は、図1お
よび図2に示された捩じりビーム形式の素子の1つの変
更実施例である。種々の形式のDMDおよびその他の装
置は、名称「空間光変調器とその方法(Spatial
Light Modulator andMetho
d)」の米国特許第4,662,746号と、名称「空
間光変調器(Spatial Light Modul
ator)」の米国特許第4,956,610号と、名
称「空間光変調器とその方法(Spatial Lig
htModulator and Method)」の
米国特許第5,061,049号と、名称「多重レベル
に変形可能なミラー装置(Multi−levelDe
formable Mirror Device)」の
米国特許第5,083,857号に開示されている。こ
れらの特許のおのおのは、テキサス・インスツルメンツ
・インコーポレーテッドに譲渡されており、そしてそれ
らの内容は参考として本発明の中に取り込まれている。
じりビーム」素子と呼ばれている。片持ち梁形式のビー
ム素子、および「隠れたヒンジ」形式のビーム素子のよ
うな、他の形式のビーム素子10を作成することもでき
る。この「隠れたヒンジ」形式のビーム素子は、図1お
よび図2に示された捩じりビーム形式の素子の1つの変
更実施例である。種々の形式のDMDおよびその他の装
置は、名称「空間光変調器とその方法(Spatial
Light Modulator andMetho
d)」の米国特許第4,662,746号と、名称「空
間光変調器(Spatial Light Modul
ator)」の米国特許第4,956,610号と、名
称「空間光変調器とその方法(Spatial Lig
htModulator and Method)」の
米国特許第5,061,049号と、名称「多重レベル
に変形可能なミラー装置(Multi−levelDe
formable Mirror Device)」の
米国特許第5,083,857号に開示されている。こ
れらの特許のおのおのは、テキサス・インスツルメンツ
・インコーポレーテッドに譲渡されており、そしてそれ
らの内容は参考として本発明の中に取り込まれている。
【0011】画像表示装置に応用されて動作する場合、
光源から白色の可視光線がDMDの表面を照射する。コ
ンデンサ・レンズ(図示されていない)を用いて、ビー
ム素子10のアレイの寸法にほぼ適合するように光の形
状が整形され、そしてこの整形された光をビーム素子1
0の反射表面に向けて進めることができる。ビーム素子
10のおのおのは、支持ポスト13に取り付けられた捩
じりヒンジ12により保持された、傾斜することが可能
なミラー11を有する。このミラー11は、シリコン基
板15の上に作成されたアドレス/メモリ回路14の上
に配置される。アドレス/メモリ回路14のメモリ・セ
ルの中のデータに基づいて発生する静電気力により、ミ
ラー11のおのおのが+10度(オン状態)または−1
0度(オフ状態)のいずれかに傾斜することができ、そ
してそれにより、DMDの表面に入射する光を変調する
ことができる。オン状態のミラー11から反射された光
は、種々の表示光学装置(図示せず)を通って観察者に
向かって進み、画像を形成する。オフ状態にあるミラー
11から反射された光は、観察者とは異なる方向に向か
って進む。おのおのの画像フレームの期間中、ミラー1
1がオン状態にとどまっている時間の比率により、灰色
の濃さの程度を決定することができる。カラー・ホイー
ルまたは3個のDMD装置(図示されていない)を付加
して用いることにより、カラーを表示することができ
る。
光源から白色の可視光線がDMDの表面を照射する。コ
ンデンサ・レンズ(図示されていない)を用いて、ビー
ム素子10のアレイの寸法にほぼ適合するように光の形
状が整形され、そしてこの整形された光をビーム素子1
0の反射表面に向けて進めることができる。ビーム素子
10のおのおのは、支持ポスト13に取り付けられた捩
じりヒンジ12により保持された、傾斜することが可能
なミラー11を有する。このミラー11は、シリコン基
板15の上に作成されたアドレス/メモリ回路14の上
に配置される。アドレス/メモリ回路14のメモリ・セ
ルの中のデータに基づいて発生する静電気力により、ミ
ラー11のおのおのが+10度(オン状態)または−1
0度(オフ状態)のいずれかに傾斜することができ、そ
してそれにより、DMDの表面に入射する光を変調する
ことができる。オン状態のミラー11から反射された光
は、種々の表示光学装置(図示せず)を通って観察者に
向かって進み、画像を形成する。オフ状態にあるミラー
11から反射された光は、観察者とは異なる方向に向か
って進む。おのおのの画像フレームの期間中、ミラー1
1がオン状態にとどまっている時間の比率により、灰色
の濃さの程度を決定することができる。カラー・ホイー
ルまたは3個のDMD装置(図示されていない)を付加
して用いることにより、カラーを表示することができ
る。
【0012】アドレス/メモリ回路14は、ビーム素子
10のおのおのに付随する1個のメモリ・セルと、2個
のアドレス電極16と、2個の着地電極17とを有す
る。ミラー11は3個の状態を有する。ミラー11がヒ
ンジ12の周りに、1つの方向または他の方向に10度
傾斜した状態であり、ミラー11は2安定モードで動作
する。第3の状態は平坦な位置であって、表示装置が動
作していない時、ミラー11が戻ってくる位置である。
10のおのおのに付随する1個のメモリ・セルと、2個
のアドレス電極16と、2個の着地電極17とを有す
る。ミラー11は3個の状態を有する。ミラー11がヒ
ンジ12の周りに、1つの方向または他の方向に10度
傾斜した状態であり、ミラー11は2安定モードで動作
する。第3の状態は平坦な位置であって、表示装置が動
作していない時、ミラー11が戻ってくる位置である。
【0013】ミラー11とアドレス電極16は、実質的
にコンデンサを構成する。+5ボルト(ディジタル値
1)が1つのアドレス電極16に加えられる時、他のア
ドレス電極16に0ボルト(ディジタル値0)が加えら
れ、そしてミラー11に負バイアスが加えられる。この
時発生する静電荷により、ミラー11は、+5ボルト電
極16に向かって傾斜するような力を受ける。アドレス
電極16に加えられ電圧は、ミラー11に傾斜する運動
を開始させ、そして自分自身の運動量により、ミラー1
1は電極17に衝突するまでこの運動を継続する。
にコンデンサを構成する。+5ボルト(ディジタル値
1)が1つのアドレス電極16に加えられる時、他のア
ドレス電極16に0ボルト(ディジタル値0)が加えら
れ、そしてミラー11に負バイアスが加えられる。この
時発生する静電荷により、ミラー11は、+5ボルト電
極16に向かって傾斜するような力を受ける。アドレス
電極16に加えられ電圧は、ミラー11に傾斜する運動
を開始させ、そして自分自身の運動量により、ミラー1
1は電極17に衝突するまでこの運動を継続する。
【0014】ミラー11がいずれかの方向にいったん傾
斜すると、ミラー11はその状態に電気機械的にラッチ
されたままである。アドレス電極16の状態を単に変え
るだけでは、ミラーに運動を起こさせることはできない
であろう。ミラーにその傾斜していない位置に戻るよう
な運動を起こさせるには、それぞれのミラー11のバイ
アスを除去しなければならない。このバイアスが再び加
えられる時、ミラー11はそれらの新しいアドレス状態
に応じて傾斜する。けれども、もしミラー11が着地電
極に粘着するならば、どのような再設定力を加えても、
それはこの粘着力に十分に打ち勝つことはできないであ
ろう。
斜すると、ミラー11はその状態に電気機械的にラッチ
されたままである。アドレス電極16の状態を単に変え
るだけでは、ミラーに運動を起こさせることはできない
であろう。ミラーにその傾斜していない位置に戻るよう
な運動を起こさせるには、それぞれのミラー11のバイ
アスを除去しなければならない。このバイアスが再び加
えられる時、ミラー11はそれらの新しいアドレス状態
に応じて傾斜する。けれども、もしミラー11が着地電
極に粘着するならば、どのような再設定力を加えても、
それはこの粘着力に十分に打ち勝つことはできないであ
ろう。
【0015】図3〜図5は、接触する素子が粘着するマ
イクロ機械装置を、本発明に従い表面張力の小さな液体
を用いて処理する1つの方法を示した図である。図6
は、表面張力の小さな液体を用いるよりはむしろ臨界超
過液体を用いて行われる、図3に示された段階とは異な
るまた別の処理方法を示した図である。
イクロ機械装置を、本発明に従い表面張力の小さな液体
を用いて処理する1つの方法を示した図である。図6
は、表面張力の小さな液体を用いるよりはむしろ臨界超
過液体を用いて行われる、図3に示された段階とは異な
るまた別の処理方法を示した図である。
【0016】前記で説明したように例示の目的で、DM
Dマイクロ機械装置の場合について説明されたけれど
も、同じ処理工程を他の任意のマイクロ機械装置に対し
て実施することができる。この方法は、少なくとも事実
上「完成している」装置に対して実施することができ
る。この方法は、そのマイクロ機械部品が以前の製造段
階の期間中に粘着した装置に対して、「バック・エン
ド」製造段階として実行することができる。例えば、お
のおのがDMDアレイを有するチップに最終的に分離さ
れるべきウエハの製造の期間中に、この方法を実行する
ことができる。この方法はこの方式の大量生産に十分に
適しており、そしてDMDまたはマイクロ機械装置の製
造工程の流れの中に容易に組み込むことができる。また
は、一定の時間の間すでに動作している装置に対する保
守工程として、この方法を実施することができる。
Dマイクロ機械装置の場合について説明されたけれど
も、同じ処理工程を他の任意のマイクロ機械装置に対し
て実施することができる。この方法は、少なくとも事実
上「完成している」装置に対して実施することができ
る。この方法は、そのマイクロ機械部品が以前の製造段
階の期間中に粘着した装置に対して、「バック・エン
ド」製造段階として実行することができる。例えば、お
のおのがDMDアレイを有するチップに最終的に分離さ
れるべきウエハの製造の期間中に、この方法を実行する
ことができる。この方法はこの方式の大量生産に十分に
適しており、そしてDMDまたはマイクロ機械装置の製
造工程の流れの中に容易に組み込むことができる。また
は、一定の時間の間すでに動作している装置に対する保
守工程として、この方法を実施することができる。
【0017】図3に示されているDMD30は、それぞ
れのビーム素子の着地電極17と、アドレス電極16
と、ミラー11とは、少なくとも事実上製造が終わって
いる。これらの部品の製造は、典型的には、一時的なス
ペーサ材料を用いて行われる。図3では、これらの一時
的スペーサ材料の除去はすでに終わっている。前記で説
明したように、少なくともいくつかのビーム素子10
は、偏向した位置で粘着している。
れのビーム素子の着地電極17と、アドレス電極16
と、ミラー11とは、少なくとも事実上製造が終わって
いる。これらの部品の製造は、典型的には、一時的なス
ペーサ材料を用いて行われる。図3では、これらの一時
的スペーサ材料の除去はすでに終わっている。前記で説
明したように、少なくともいくつかのビーム素子10
は、偏向した位置で粘着している。
【0018】DMD30が、液体を入れることができる
容器31の中に入れられる。そして、表面活性剤(界面
活性剤)の入っている表面張力の小さい液体の中に、D
MD30が浸される。表面張力の小さい適切な液体の例
は、過フッ化炭化水素の液体、特に、過フッ化アルカン
である。このような適切な液体の例を挙げれば、3Mコ
ーポレーションから市販されている過フッ化アルカンの
混合体である「FC−77」である。界面活性剤の入っ
ている適切な液体の例は、パーフロロ−n−メチル・モ
ルホリンの中に0.2%の非イオン化界面活性剤の入っ
ている液体である。3Mコーポレーションから「PF−
5052」として市販されている、界面活性剤の入って
いる過フッ化アルカンの液体を使用することにより、良
好な結果が得られた。
容器31の中に入れられる。そして、表面活性剤(界面
活性剤)の入っている表面張力の小さい液体の中に、D
MD30が浸される。表面張力の小さい適切な液体の例
は、過フッ化炭化水素の液体、特に、過フッ化アルカン
である。このような適切な液体の例を挙げれば、3Mコ
ーポレーションから市販されている過フッ化アルカンの
混合体である「FC−77」である。界面活性剤の入っ
ている適切な液体の例は、パーフロロ−n−メチル・モ
ルホリンの中に0.2%の非イオン化界面活性剤の入っ
ている液体である。3Mコーポレーションから「PF−
5052」として市販されている、界面活性剤の入って
いる過フッ化アルカンの液体を使用することにより、良
好な結果が得られた。
【0019】図4は、図3の浸漬段階の後に実行される
乾燥段階の図である。図4の例では、この乾燥段階は真
空段階である。容器31の上にカバー41が配置され
る、または容器31が封止されて閉じられる。それによ
り、装置30が直接に真空に触れるよりはむしろ、液体
が乾燥する時、液体32から生ずる蒸気32′が保持さ
れる。液体が容器31から引き抜かれる時、液体32が
その蒸気32′と圧力平衡にあるように、真空が制御さ
れる。
乾燥段階の図である。図4の例では、この乾燥段階は真
空段階である。容器31の上にカバー41が配置され
る、または容器31が封止されて閉じられる。それによ
り、装置30が直接に真空に触れるよりはむしろ、液体
が乾燥する時、液体32から生ずる蒸気32′が保持さ
れる。液体が容器31から引き抜かれる時、液体32が
その蒸気32′と圧力平衡にあるように、真空が制御さ
れる。
【0020】図5は、図3および図4の浸漬段階および
乾燥段階の後に実行することができる、第3段階を示し
た図である。図5において、その表面に残っていること
があるすべての界面活性剤を除去するために、装置30
に処理が行われる。図5の清浄化段階は、多くの異なる
方法で実行することができる。図5に示されている段階
は、すべての残留物が溶解されるように、添加物を含む
または含まない臨界超過流体51に装置をさらすことに
より行われる。例えば、臨界超過状態にある二酸化炭素
/アセトンの2元流体は、満足な流体であることが実験
的に分かっている。界面活性剤を除去するためのまた別
の適切な処理工程は、熱処理工程であろう。この熱処理
工程は、雰囲気温度よりも高いがしかし装置に損傷を与
える温度よりは低い温度で揮発するような界面活性剤に
対して、適切な処理工程であるであろう。この加熱段階
に付随して、残留物の除去を助ける「乾燥段階」が伴わ
れるであろう。
乾燥段階の後に実行することができる、第3段階を示し
た図である。図5において、その表面に残っていること
があるすべての界面活性剤を除去するために、装置30
に処理が行われる。図5の清浄化段階は、多くの異なる
方法で実行することができる。図5に示されている段階
は、すべての残留物が溶解されるように、添加物を含む
または含まない臨界超過流体51に装置をさらすことに
より行われる。例えば、臨界超過状態にある二酸化炭素
/アセトンの2元流体は、満足な流体であることが実験
的に分かっている。界面活性剤を除去するためのまた別
の適切な処理工程は、熱処理工程であろう。この熱処理
工程は、雰囲気温度よりも高いがしかし装置に損傷を与
える温度よりは低い温度で揮発するような界面活性剤に
対して、適切な処理工程であるであろう。この加熱段階
に付随して、残留物の除去を助ける「乾燥段階」が伴わ
れるであろう。
【0021】図6は、図3の浸漬段階を実行するための
また別の装置を示した図である。図6において、界面活
性剤を含むことができるまたは含むことができない臨界
超過流体62の中に、DMDがさらされる。適切である
臨界超過流体62の例は、二酸化炭素である。界面活性
剤を含む適切な臨界超過流体62の例は、PF−505
2の中に含まれているような非イオン性界面活性剤と二
酸化炭素とで構成される流体である。
また別の装置を示した図である。図6において、界面活
性剤を含むことができるまたは含むことができない臨界
超過流体62の中に、DMDがさらされる。適切である
臨界超過流体62の例は、二酸化炭素である。界面活性
剤を含む適切な臨界超過流体62の例は、PF−505
2の中に含まれているような非イオン性界面活性剤と二
酸化炭素とで構成される流体である。
【0022】図6に示されているように、臨界超過流体
の拡散特性が気体の拡散特性に似ているために、緩衝流
入ポートおよび緩衝流出ポート52aを有する容器52
の中に、DMD30が配置される。流体62が流入およ
び流出する時、気体の流れの乱れの結果として起こるこ
とがある画素素子の損傷は、これらのポート52aによ
りすべて防止される。適切な緩衝ポート52aの1つの
例は、密に詰められたビーズ玉で作成された層である。
けれども、種々の他の拡散性の材料を用いることもでき
る。容器52の残りの部分は、高圧流体を内部に入れる
のに適したステンレス・スチールのような材料で作成さ
れる。
の拡散特性が気体の拡散特性に似ているために、緩衝流
入ポートおよび緩衝流出ポート52aを有する容器52
の中に、DMD30が配置される。流体62が流入およ
び流出する時、気体の流れの乱れの結果として起こるこ
とがある画素素子の損傷は、これらのポート52aによ
りすべて防止される。適切な緩衝ポート52aの1つの
例は、密に詰められたビーズ玉で作成された層である。
けれども、種々の他の拡散性の材料を用いることもでき
る。容器52の残りの部分は、高圧流体を内部に入れる
のに適したステンレス・スチールのような材料で作成さ
れる。
【0023】最良の結果が得られるように、圧力、温
度、および流体の流量などの条件を定めることができ
る。DMD装置30を用いて行われた実験的な試験で
は、摂氏35度ないし摂氏80度の範囲内で500気圧
の圧力にある二酸化炭素の臨界超過流体62が400s
ccmの流速である時に、最良の結果が得られることが
分かった。流体の雰囲気圧力までへの排気が時間を超過
して行われるように圧力の解除が制御されることによ
り、装置に損傷を与えることを避けることができる。
度、および流体の流量などの条件を定めることができ
る。DMD装置30を用いて行われた実験的な試験で
は、摂氏35度ないし摂氏80度の範囲内で500気圧
の圧力にある二酸化炭素の臨界超過流体62が400s
ccmの流速である時に、最良の結果が得られることが
分かった。流体の雰囲気圧力までへの排気が時間を超過
して行われるように圧力の解除が制御されることによ
り、装置に損傷を与えることを避けることができる。
【0024】もし臨界超過流体62の中に界面活性剤が
含まれているならば、この界面活性剤を除去するため
に、図4に関連して前記で説明したように、DMD30
に対してさらに処理を行うことができる。
含まれているならば、この界面活性剤を除去するため
に、図4に関連して前記で説明したように、DMD30
に対してさらに処理を行うことができる。
【0025】前記で説明した方法により、DMD30の
粘着しないミラー素子10が得られる。さらに全体的に
いえば、マイクロ機械装置の粘着しない接触素子が得ら
れる。これとは異なって、マイクロ機械装置の接触する
素子の粘着を防止するために、清浄化工程および処理工
程の一部分として臨界超過流体を用いることは、名称
「物体の表面の清浄化および処理のための方法(A M
ethod for Cleaning and Tr
eating the Surface ofan O
bject)」の米国特許シリアル番号第 号
(代理人整理番号第TI−18702)に開示されてい
る。この特許は、テキサス・インスツルメンツ・インコ
ーポレーテッドに譲渡されている。
粘着しないミラー素子10が得られる。さらに全体的に
いえば、マイクロ機械装置の粘着しない接触素子が得ら
れる。これとは異なって、マイクロ機械装置の接触する
素子の粘着を防止するために、清浄化工程および処理工
程の一部分として臨界超過流体を用いることは、名称
「物体の表面の清浄化および処理のための方法(A M
ethod for Cleaning and Tr
eating the Surface ofan O
bject)」の米国特許シリアル番号第 号
(代理人整理番号第TI−18702)に開示されてい
る。この特許は、テキサス・インスツルメンツ・インコ
ーポレーテッドに譲渡されている。
【0026】他の実施例 本発明が特定の実施例について説明されたけれども、こ
の説明は、本発明の範囲がこれらの実施例に限定される
ことを意味するものではない。開示された実施例を種々
に変更した実施例、およびまた別の実施例の可能である
ことは、当業者にはすぐに分かるであろう。したがっ
て、このような変更実施例はすべて本発明の範囲内に包
含されるものと理解されなければならない。
の説明は、本発明の範囲がこれらの実施例に限定される
ことを意味するものではない。開示された実施例を種々
に変更した実施例、およびまた別の実施例の可能である
ことは、当業者にはすぐに分かるであろう。したがっ
て、このような変更実施例はすべて本発明の範囲内に包
含されるものと理解されなければならない。
【0027】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) マイクロ機械装置の接触素子の粘着を防止する
方法であって、液体を入れるのに適切である容器の中に
前記装置を配置する段階と、界面活性剤を含有する表面
張力の小さな液体の中に前記接触素子を浸す段階と、前
記容器を閉じる段階と、表面張力の小さな前記液体とそ
の蒸気相との間に圧力平衡を事実上保持する方式で、前
記閉じた容器の中で前記装置を乾燥する段階と、を有す
る前記方法。 (2) 第1項記載の方法において、表面張力の小さい
前記液体が過フッ化炭化水素の液体である、前記方法。 (3) 第2項記載の方法において、前記過フッ化炭化
水素液体が過フッ化アルカンである、前記方法。 (4) 第1項記載の方法において、表面張力の小さい
前記液体がパーフロロ−n−メチル・モルホリンであ
る、前記方法。 (5) 第1項記載の方法において、前記界面活性剤が
非イオン性界面活性剤である、前記方法。 (6) 第1項記載の方法において、前記乾燥段階が真
空乾燥段階である、前記方法。 (7) 第1項記載の方法において、前記界面活性剤の
残留物を除去する段階をさらに有する、前記方法。 (8) 第7項記載の方法において、前記残留物が溶解
されるような臨界超過流体を用いて前記除去段階が実行
される、前記方法。 (9) 第8項記載の方法において、前記臨界超過流体
が二酸化炭素/アセトンの二元流体である、前記方法。 (10) 第8項記載の方法において、前記残留物が揮
発するような熱処理を行うことにより前記除去段階が実
行される、前記方法。
る。 (1) マイクロ機械装置の接触素子の粘着を防止する
方法であって、液体を入れるのに適切である容器の中に
前記装置を配置する段階と、界面活性剤を含有する表面
張力の小さな液体の中に前記接触素子を浸す段階と、前
記容器を閉じる段階と、表面張力の小さな前記液体とそ
の蒸気相との間に圧力平衡を事実上保持する方式で、前
記閉じた容器の中で前記装置を乾燥する段階と、を有す
る前記方法。 (2) 第1項記載の方法において、表面張力の小さい
前記液体が過フッ化炭化水素の液体である、前記方法。 (3) 第2項記載の方法において、前記過フッ化炭化
水素液体が過フッ化アルカンである、前記方法。 (4) 第1項記載の方法において、表面張力の小さい
前記液体がパーフロロ−n−メチル・モルホリンであ
る、前記方法。 (5) 第1項記載の方法において、前記界面活性剤が
非イオン性界面活性剤である、前記方法。 (6) 第1項記載の方法において、前記乾燥段階が真
空乾燥段階である、前記方法。 (7) 第1項記載の方法において、前記界面活性剤の
残留物を除去する段階をさらに有する、前記方法。 (8) 第7項記載の方法において、前記残留物が溶解
されるような臨界超過流体を用いて前記除去段階が実行
される、前記方法。 (9) 第8項記載の方法において、前記臨界超過流体
が二酸化炭素/アセトンの二元流体である、前記方法。 (10) 第8項記載の方法において、前記残留物が揮
発するような熱処理を行うことにより前記除去段階が実
行される、前記方法。
【0028】(11) マイクロ機械装置の接触素子の
粘着を防止する方法であって、緩衝された入口ポートと
緩衝された出口ポートとを有する容器の中に前記装置を
配置する段階と、前記入口ポートを通して流入する臨界
超過流体に前記接触素子をさらす段階と、を有する前記
方法。 (12) 第11項記載の方法において、前記臨界超過
流体が二酸化炭素である、前記方法。 (13) 第12項記載の方法において、前記さらす段
階が摂氏約80度でかつ約500気圧の圧力で実行され
る、前記方法。 (14) 第11項記載の方法において、前記臨界超過
流体が界面活性剤を含有する、前記方法。 (15) 第11項記載の方法において、前記さらす段
階が高い圧力状態の下で実行される、前記方法。 (16) 第11項記載の方法において、前記臨界超過
流体が界面活性剤を含有し、かつ前記界面活性剤を除去
する段階をさらに有する、前記方法。
粘着を防止する方法であって、緩衝された入口ポートと
緩衝された出口ポートとを有する容器の中に前記装置を
配置する段階と、前記入口ポートを通して流入する臨界
超過流体に前記接触素子をさらす段階と、を有する前記
方法。 (12) 第11項記載の方法において、前記臨界超過
流体が二酸化炭素である、前記方法。 (13) 第12項記載の方法において、前記さらす段
階が摂氏約80度でかつ約500気圧の圧力で実行され
る、前記方法。 (14) 第11項記載の方法において、前記臨界超過
流体が界面活性剤を含有する、前記方法。 (15) 第11項記載の方法において、前記さらす段
階が高い圧力状態の下で実行される、前記方法。 (16) 第11項記載の方法において、前記臨界超過
流体が界面活性剤を含有し、かつ前記界面活性剤を除去
する段階をさらに有する、前記方法。
【0029】(17) マイクロ機械装置30の接触す
る素子11、17の粘着を防止する方法が得られる。前
記装置30の壊れやすい部品に損傷を与えることを防止
するために、前記装置は、界面活性剤32を含有する表
面張力の小さな流体または臨界超過流体62のいずれか
にさらされる。このさらされる条件は、前記装置に損傷
を与えないで最良の結果が得られるように制御される。
る素子11、17の粘着を防止する方法が得られる。前
記装置30の壊れやすい部品に損傷を与えることを防止
するために、前記装置は、界面活性剤32を含有する表
面張力の小さな流体または臨界超過流体62のいずれか
にさらされる。このさらされる条件は、前記装置に損傷
を与えないで最良の結果が得られるように制御される。
【図1】1つの形式のマイクロ機械装置、例えば、接触
する素子を有するディジタル・マイクロミラー装置(D
MD)、の偏向していない状態にあるミラー素子の図。
する素子を有するディジタル・マイクロミラー装置(D
MD)、の偏向していない状態にあるミラー素子の図。
【図2】図1のディジタル・マイクロミラー装置におい
て、偏向している状態にあるミラー素子の図。
て、偏向している状態にあるミラー素子の図。
【図3】本発明によるマイクロ機械装置の粘着する部品
を処理する方法の最初の段階の図。
を処理する方法の最初の段階の図。
【図4】本発明によるマイクロ機械装置の粘着する部品
を処理する方法を示した図であって、図3の次の段階で
あるカバーで蓋がされて乾燥が行われる段階の図。
を処理する方法を示した図であって、図3の次の段階で
あるカバーで蓋がされて乾燥が行われる段階の図。
【図5】本発明によるマイクロ機械装置の粘着する部品
を処理する方法を示した図であって、臨界超過流体を用
いて処理が行われる図。
を処理する方法を示した図であって、臨界超過流体を用
いて処理が行われる図。
【図6】図3の段階に代わるまた別の方法の図。
11、17 接触する素子 11 ミラー 17 着地電極 30 マイクロ機械装置 31 容器 32 界面活性剤 52a 緩衝された入口ポートおよび出口ポート 62 臨界超過流体
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロ機械装置の接触する素子の粘着
を防止する方法であって、 液体を入れるのに適切である容器の中に前記装置を配置
する段階と、 界面活性剤を含有する表面張力の小さな液体の中に前記
接触素子を浸す段階と、 前記容器を閉じる段階と、 表面張力の小さな前記液体とその蒸気相との間に圧力平
衡を実質的に保持する方式で、前記閉じた容器の中で前
記装置を乾燥する段階と、を有する前記方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US263292 | 1994-06-21 | ||
US08/263,292 US5482564A (en) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | Method of unsticking components of micro-mechanical devices |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886969A true JPH0886969A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=23001153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7154932A Pending JPH0886969A (ja) | 1994-06-21 | 1995-06-21 | マイクロ機械装置の部品の粘着を防止する方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5482564A (ja) |
EP (1) | EP0689076B1 (ja) |
JP (1) | JPH0886969A (ja) |
KR (1) | KR100351077B1 (ja) |
CN (1) | CN1149190A (ja) |
CA (1) | CA2149934A1 (ja) |
DE (1) | DE69524815T2 (ja) |
TW (2) | TW302554B (ja) |
Families Citing this family (103)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6101036A (en) | 1998-06-23 | 2000-08-08 | Silicon Light Machines | Embossed diffraction grating alone and in combination with changeable image display |
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